JPH064872U - 自動販売機の商品取出口 - Google Patents

自動販売機の商品取出口

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JPH064872U
JPH064872U JP4382192U JP4382192U JPH064872U JP H064872 U JPH064872 U JP H064872U JP 4382192 U JP4382192 U JP 4382192U JP 4382192 U JP4382192 U JP 4382192U JP H064872 U JPH064872 U JP H064872U
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JP
Japan
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product
product outlet
vending machine
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receiving box
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Pending
Application number
JP4382192U
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English (en)
Inventor
重則 源
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は自動販売機の商品取出口において搬
出された商品が何処に出たのか、購入者に一目で確認で
きることと、異物を置かれた場合購入者に気づかせるこ
とを目的としたものである。 【構成】 透視部材からなる商品取出口の枠体15に商
品を受ける受け箱10と、取出口枠13とを備えた商品
取出口。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動販売機の商品取出口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動販売機は非常に普及し、町のいたるところに配置されている。そし て、商品購入者は、硬貨等を投入して商品の選択ボタンを押し、下の受け箱に落 ちた商品を商品取出口から取り出す。
【0003】 このような公知の自動販売機の商品取出口およびその周辺は、次の様な構造に なっている。
【0004】 図3,4,5は公知の自動販売機の商品取出口を説明するものである。 図3において、1は、断熱箱からなる自動販売機の本体であり前面に扉Dが設 けられている。扉Dの下約3分の1の部分には、その全面にわたる面積の商品取 出口枠14が設けられている。そして、商品取出口枠14の中央部には開口が設 けられ、その開口に扉取付枠13が装着されている。さらに扉取付枠13には取 出口蓋9がその上端部を軸支され開閉可能に固定されている。
【0005】 商品取出口枠14の内側には、受け箱10が配置されている(図5)。受け箱 10は、シュート7から排出された商品を受ける物であり、底のある箱であって 、底が扉取付枠13の最下部よりも更に下に位置する様に配置されている。12 は、防塁板であり、取出口蓋9と平行し上端を受け箱10の天井面に軸支されて おり、商品の盗難やいたずらを防止するものである。
【0006】 また2は、自動販売機の本体内部の商品貯蔵室である。そして、商品貯蔵室2 には、蒸発器3及びその冷気を循環させ、商品を冷却するファン4と商品を収納 して放出するコラムCが設けられている(図4)。5は断熱扉であり下部にコラ ムCより放出された商品によって開かれる小扉が設けられている。7はシュート であり、前記コラムCより放出された商品を小扉へ案内するものである。
【0007】 以上述べた公知の自動販売機の商品取出口およびその周辺の構成において、従 来、透明な部材は、唯一取出口蓋9のみであった。従来の自動販売機では、商品 取出口枠14は鋼材で作られており、不透明であった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで近年、自動販売機において、大きさの異なった色々な種類の商品や、 販売の種数が増えると共に、大型化となり、商品取出口数も増え、商品購入者か どこの位置に搬出されたか、立ったままの目視ですぐ確認できない問題が生じて 来た。また近年、自動販売機に対して、前もって毒入飲料容器等が商品取出口に 置いていたずらされることがあり、容易に外から商品取出口の中が確認できる構 造にする要望が年々増えてきている。
【0009】 しかしながら上記のような構成では透明な部材が取出口蓋9のみであるから、 商品11が受け箱10内の端などに出た場合、商品11が商品購入者より取出口 蓋9等を通して見えにくいことや、防塁板12により視界が制限されることがあ る。特に大型機となれば、何処の取出口8に出たのか、本当に取出口8に出たの かといった商品購入者へ不信感や戸惑いを与えるという課題を有していた。
【0010】 本考案は上記の課題を解決するもので搬出された商品が何処から出たのか、何 処に出たのか、すぐに商品の確認ができる自動販売機の商品取出口を提供するも のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案は、扉の前面に設けられた商品取出口枠と、 商品取出口枠に設けられた蓋取付枠と、蓋取付枠に開閉可能に取り付けられた取 出口蓋と、商品取出口枠体の内側に配置された受け箱より構成され、前記商品取 出口枠は透視部材からなる部分を有することを特徴とする自動販売機の商品取出 口である。
【0012】 また同じく本考案は、前記商品取出口枠は前記受け箱の前面に相当する部分が 透視可能である構成もある。
【0013】
【作用】
上記構成により、商品取出口枠の透視性により、商品が何処に出たのか、目視 で確認できる。
【0014】 また、商品取出口枠の受け箱の前面に相当する部分を透視可能とすれば、受け 箱の内の商品は確認することができる。従って本体内部の蒸発器3やコラムCそ の他、商品購入者に見せたくない機器の前面は不透明として目かくししても差し つかえない。
【0015】
【実施例】
本考案の第1の実施例について図1から図3により説明する。
【0016】 図1において、本実施例が先に図3,4,5で説明した従来例と異なる点は、 従来不透明であった図3,4,5の商品取出口枠14の素材を、透視性のあるも のに変更したものである。以下混乱を防止するために、本実施例で採用する商品 取出口枠の番号を15とする。その他は変わらないので、従来例と同じ構成部分 には同一符号を付してその説明を省略する。
【0017】 商品取出口8は常時閉塞する開閉自在な取出口蓋9が上端を軸支して取出口枠 13に取り付けられ、更に商品取出口枠15に取り付けている。受け箱10,防 塁板12のいずれも商品取出口枠15に取り付けられている。
【0018】 ここで、本実施例で採用する商品取出口枠15は、図1に示すように、高さ方 向には自動販売機本体1の高さの約3分の1の長さがあり、幅方向には自動販売 機本体1と同一の長さがある。また下端部は、図1のように内側へ折り返されて いる。
【0019】 そして、本実施例で採用する商品取出口枠15の特記すべき点は、その材質が ガラスや、アクリル樹脂,ポリエチレン樹脂等であって透視性のある部材で成形 されていることである。商品取出口枠の透視性は、必ずしも全くの透明である必 要はなく、青や赤,黒等に着色されたものでもよく、要は中が透けて見えるもの であればよい。また、どの方向から見ても透明である必要はなく、ある特定の方 向、例えば消費者が立つ位置のみから中が透けて見えるものでも充分に本発明の 効果を発揮することができる。
【0020】 さらに商品取出口枠15はその全ての部分が透視性を有するものである必要は ない。例えば透明なガラスで作られていて、部分的にマスキングが施されていた り、逆に骨組み部分は鋼材で作られて、部分的にガラスがはめ込まれている構成 も考えられる。
【0021】 なお本実施例では取出口蓋9も透視性を有するものが採用されている。 以上のように構成された自動販売機の商品取出口について、その動作について 説明する。
【0022】 コラムCより放出された商品11は、シュート7を通り小扉6を押し開き受け 箱10に落下する。購入者は商品取出口枠15が透視性を有することにより、一 目で何処に出たのか確認でき、取出口蓋9を開いて商品11を受け箱10より取 出す。
【0023】 図2は本考案の第2の実施例を示す自動販売機の商品取出口の要部断面図であ る。
【0024】 図2において、本実施例が図1に示した第1の実施例と異なる点は、図1の実 施例で採用した商品取出口枠は、その全体が透視性を有したものであったのに対 し、本実施例では透視性を有する部分を限定した部分にある。
【0025】 すなわち図2に示す商品取出口枠15aは、先の実施例と同様に透視性を有す る素材で成形されているが、不必要な部分には着色やマスキングが施されている 。
【0026】 本実施例で透視性を有する部分は、受け箱10の前面に相当する部分である。 これを言い換えれば、外から受け箱10の中を見るために邪魔になる部分である 。図2で透視性を有する部分を具体的に示すと、商品取出口枠15aの内、ハッ チングが施されていない15b部分である。当該部分以外の部分、すなわち上側 部分15cと下側部分15dは、いずれも不透明である。
【0027】 本実施例の構成によると、自動販売機の内部で、消費者が見えるのは、受け箱 10だけであり、他の時蒸発器3等は見えにくいので、消費者が不快感を持つこ とが少ない。
【0028】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、商品の受け箱等を取り付けている枠体を、透視 性を有する部材を用いて形成することにより、購入者がのぞき込まなくても受け 箱内の商品の有無や、搬出位置の確認ができる。かつ、受け箱が見えるため、受 け箱内に異物が置かれた場合でも、購入者に気づかせることができる。
【0029】 受け箱部を透視性に成形することで、販売される商品の搬出状態を見ることが できるため、購入意欲を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す自動販売機の商品
取出口要部断面図
【図2】本考案の第2実施例を示す自動販売機の商品取
出口要部断面図
【図3】本考案の第1,第2実施例および従来例を示す
自動販売機の正面図
【図4】同実施例の側面断面図
【図5】従来の商品取出口の要部断面図
【符号の説明】
2 商品貯蔵室 9 取出口蓋 10 受け箱 11 商品 13 取出口枠 15 商品取出口枠 15a 商品取出口枠 D 扉

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の前面に設けられた商品取出口枠と、
    商品取出口枠に設けられた蓋取付枠と、蓋取付枠に開閉
    可能に取り付けられた取出口蓋と、商品取出口枠体の内
    側に配置された受け箱より構成され、前記商品取出口枠
    は透視部材からなる部分を有することを特徴とする自動
    販売機の商品取出口。
  2. 【請求項2】 扉の前面に設けられた商品取出口枠と、
    商品取出口枠に設けられた蓋取付枠と、蓋取付枠に開閉
    可能に取り付けられた取出口蓋と、商品取出口枠体の内
    側に配置された受け箱より構成され、前記商品取出口枠
    は前記受け箱の前面に相当する部分が透視可能であるこ
    とを特徴とする自動販売機の商品取出口。
JP4382192U 1992-06-24 1992-06-24 自動販売機の商品取出口 Pending JPH064872U (ja)

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JP4382192U JPH064872U (ja) 1992-06-24 1992-06-24 自動販売機の商品取出口

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JPH064872U true JPH064872U (ja) 1994-01-21

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ID=12674418

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0210486A (ja) * 1988-06-28 1990-01-16 Matsushita Refrig Co Ltd 自動販売機の商品取出口

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0210486A (ja) * 1988-06-28 1990-01-16 Matsushita Refrig Co Ltd 自動販売機の商品取出口

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