JPH0648703A - ハロンまたはハロン−含有フルオロカーボンまたはクロロフルオロカーボンの処理方法 - Google Patents
ハロンまたはハロン−含有フルオロカーボンまたはクロロフルオロカーボンの処理方法Info
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- JPH0648703A JPH0648703A JP5068859A JP6885993A JPH0648703A JP H0648703 A JPH0648703 A JP H0648703A JP 5068859 A JP5068859 A JP 5068859A JP 6885993 A JP6885993 A JP 6885993A JP H0648703 A JPH0648703 A JP H0648703A
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/74—General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/46—Removing components of defined structure
- B01D53/68—Halogens or halogen compounds
- B01D53/70—Organic halogen compounds
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハロンの処理と同時に再利用可能な生成物、
例えば市販可能な弗化水素酸および臭素原子または濃縮
臭素−含有塩水を得る。 【構成】 ハロンまたはハロン−含有FCまたはハロン
−含有CFCを例えば酸化水素炎により熱分裂させ、得
られたガス流を冷却し、分裂において生成した臭化水素
を過剰の塩素元素を該ガス流に供給することによって酸
化し、臭化水素酸または塩化水素酸の回収しつつ該ガス
流から得られたHFまたはHClを吸収し、そして最後
に蒸留または還元と両方により臭素元素および塩素を各
々分離して塩とする。
例えば市販可能な弗化水素酸および臭素原子または濃縮
臭素−含有塩水を得る。 【構成】 ハロンまたはハロン−含有FCまたはハロン
−含有CFCを例えば酸化水素炎により熱分裂させ、得
られたガス流を冷却し、分裂において生成した臭化水素
を過剰の塩素元素を該ガス流に供給することによって酸
化し、臭化水素酸または塩化水素酸の回収しつつ該ガス
流から得られたHFまたはHClを吸収し、そして最後
に蒸留または還元と両方により臭素元素および塩素を各
々分離して塩とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロモフルオロカーボ
ンまたはブロモクロロフルオロカーボン(以下、ハロン
と言う)またはこれらとフルオロカーボン(FC)また
はクロロフルオロカーボン(CFC)との混合物の処理
方法に関する。
ンまたはブロモクロロフルオロカーボン(以下、ハロン
と言う)またはこれらとフルオロカーボン(FC)また
はクロロフルオロカーボン(CFC)との混合物の処理
方法に関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】本発明
の目的は、ハロンの処理と同時に再利用可能な生成物、
例えば市販可能な弗化水素酸および臭素原子または濃縮
臭素−含有塩水を得ることである。処理の緊急事態がハ
ロン−含有消炎剤の製造者から生じていても、これらの
要求に合致し、そして例えばハロンの熱分裂から生じた
極めて腐蝕性の生成物から分離する問題を解決する方法
は従来開示されていない。
の目的は、ハロンの処理と同時に再利用可能な生成物、
例えば市販可能な弗化水素酸および臭素原子または濃縮
臭素−含有塩水を得ることである。処理の緊急事態がハ
ロン−含有消炎剤の製造者から生じていても、これらの
要求に合致し、そして例えばハロンの熱分裂から生じた
極めて腐蝕性の生成物から分離する問題を解決する方法
は従来開示されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】驚くべきことに、上記
目的がハロンまたはハロン−含有FCまたはハロン−含
有CFCを例えば酸化水素炎により熱分裂させ、得られ
たガス流を冷却し、分裂において生成した臭化水素を過
剰の塩素元素を該ガス流に供給することによって酸化
し、臭化水素酸または塩化水素酸の回収しつつ該ガス流
から得られたHFまたはHClを吸収し、そして最後に
蒸留または還元と両方により臭素元素および塩素を各々
分離して塩とすることによって達成できるということを
見出した。
目的がハロンまたはハロン−含有FCまたはハロン−含
有CFCを例えば酸化水素炎により熱分裂させ、得られ
たガス流を冷却し、分裂において生成した臭化水素を過
剰の塩素元素を該ガス流に供給することによって酸化
し、臭化水素酸または塩化水素酸の回収しつつ該ガス流
から得られたHFまたはHClを吸収し、そして最後に
蒸留または還元と両方により臭素元素および塩素を各々
分離して塩とすることによって達成できるということを
見出した。
【0004】従って、本発明は、ハロン(ブロモフルオ
ロカーボンまたはブロモクロロフルオロカーボン)また
はこれらとフルオロカーボン(FC)またはクロロフル
オロカーボン(CFC)との混合物の処理方法であっ
て、 a) ハロンまたはこれらとFCまたはCFCとの混合
物を水素源の存在下に熱的にまたは光化学的に分裂さ
せ、 b) 段階a)で生成したHF−およびHBr−含有ガ
スを5〜50℃に冷却し、そしてこれをHBr1モル当
り少なくとも1モルのCl2 と反応させ、 c) 水または塩化水素酸を使用して吸収塔中でHF、
HCl、Br2 および過剰のCl2 を含有している段階
b)で生成したガスからHFを除去して、弗化水素酸を
塔の底部で得る一方実質的にHFのないHCl−、Br
2 −およびCl2−含有ガスが塔の頂部を得、 d) 段階c)で生じた弗化水素酸を、ストリッピング
塔において、圧縮空気または水蒸気を使用して随伴され
た臭素から遊離させ、次いで弗化水素酸を用いて塔の底
部で排出させる一方、空気または水蒸気を用いて臭素を
混合物の形で取り出し、 e) 段階c)で生成した実質的にHFのないガスか
ら、吸収塔中で水を使用してHClを抜取って、塩化水
素酸を塔の底部で得る一方、実質的ににHFのないBr
2 −およびCl2 −含有含有を塔の頂部で得、 f) 段階e)で生成した塩化水素酸を、ストリッピン
グ塔において圧縮空気または水蒸気を使用して随伴臭素
から遊離させ、次いで塔の底部で塩化水素酸を排出させ
る一方、空気または水蒸気を用いて臭素を混合物の形で
取り出し、 g) 各々の場合段階d)〜f)で塔頂から取り出され
た臭素または臭素−および塩素−含有ガスを一緒に圧縮
して、その結果これらを部分的に凝縮させ、 h) 段階g)で生成した凝縮Br2 /Cl2 混合物を
塔で蒸留し、Cl2 を塔の頂部で取り出す一方、Br2
を塔の底部で取り出し、 i) 残留臭素および塩素を含有する段階g)で凝集し
なかったガス留分に還元抜取を施す ことを含んでなる方法に関する。
ロカーボンまたはブロモクロロフルオロカーボン)また
はこれらとフルオロカーボン(FC)またはクロロフル
オロカーボン(CFC)との混合物の処理方法であっ
て、 a) ハロンまたはこれらとFCまたはCFCとの混合
物を水素源の存在下に熱的にまたは光化学的に分裂さ
せ、 b) 段階a)で生成したHF−およびHBr−含有ガ
スを5〜50℃に冷却し、そしてこれをHBr1モル当
り少なくとも1モルのCl2 と反応させ、 c) 水または塩化水素酸を使用して吸収塔中でHF、
HCl、Br2 および過剰のCl2 を含有している段階
b)で生成したガスからHFを除去して、弗化水素酸を
塔の底部で得る一方実質的にHFのないHCl−、Br
2 −およびCl2−含有ガスが塔の頂部を得、 d) 段階c)で生じた弗化水素酸を、ストリッピング
塔において、圧縮空気または水蒸気を使用して随伴され
た臭素から遊離させ、次いで弗化水素酸を用いて塔の底
部で排出させる一方、空気または水蒸気を用いて臭素を
混合物の形で取り出し、 e) 段階c)で生成した実質的にHFのないガスか
ら、吸収塔中で水を使用してHClを抜取って、塩化水
素酸を塔の底部で得る一方、実質的ににHFのないBr
2 −およびCl2 −含有含有を塔の頂部で得、 f) 段階e)で生成した塩化水素酸を、ストリッピン
グ塔において圧縮空気または水蒸気を使用して随伴臭素
から遊離させ、次いで塔の底部で塩化水素酸を排出させ
る一方、空気または水蒸気を用いて臭素を混合物の形で
取り出し、 g) 各々の場合段階d)〜f)で塔頂から取り出され
た臭素または臭素−および塩素−含有ガスを一緒に圧縮
して、その結果これらを部分的に凝縮させ、 h) 段階g)で生成した凝縮Br2 /Cl2 混合物を
塔で蒸留し、Cl2 を塔の頂部で取り出す一方、Br2
を塔の底部で取り出し、 i) 残留臭素および塩素を含有する段階g)で凝集し
なかったガス留分に還元抜取を施す ことを含んでなる方法に関する。
【0005】しかしながら、臭素の一部および過剰の塩
素の一部を凝集させそしてこの部分を蒸留により分離す
る代わりに、各々段階d)〜f)で塔頂で引き抜かれた
全ての臭素および塩素を還元抜取りにより臭素および塩
素に転化することができる。
素の一部を凝集させそしてこの部分を蒸留により分離す
る代わりに、各々段階d)〜f)で塔頂で引き抜かれた
全ての臭素および塩素を還元抜取りにより臭素および塩
素に転化することができる。
【0006】従って、本発明は更に、ハロン(ブロモフ
ルオロカーボンまたはブロモクロロフルオロカーボン)
またはこれらとフルオロカーボン(FC)またはクロロ
フルオロカーボン(CFC)との混合物の処理方法であ
って、 a) ハロンまたはこれらとFCまたはCFCとの混合
物を水素源の存在下に熱的にまたは光化学的に分裂さ
せ、 b) 段階a)で生成したHF−およびHBr−含有ガ
スを5〜50℃に冷却し、そしてこれをHBr1モル当
り少なくとも1モルのCl2 と反応させ、 c) 水または塩化水素酸を使用して吸収塔中でHF、
HCl、Br2 および過剰のCl2 を含有している段階
b)で生成したガスからHFを除去して、弗化水素酸を
塔の底部で得る一方実質的にHFのないHCl−、Br
2 −およびCl2−含有ガスが塔の頂部を得、 d) 段階c)で生じた弗化水素酸を、ストリッピング
塔において、圧縮空気または水蒸気を使用して随伴され
た臭素から遊離させ、次いで弗化水素酸を用いて塔の底
部で排出させる一方、空気または水蒸気を用いて臭素を
混合物の形で取り出し、 e) 段階c)で生成した実質的にHFのないガスか
ら、吸収塔中で水を使用してHClを抜取って、塩化水
素酸を塔の底部で得る一方、実質的ににHFのないBr
2 −およびCl2 −含有含有を塔の頂部で得、 f) 段階e)で生成した塩化水素酸を、ストリッピン
グ塔において圧縮空気または水蒸気を使用して随伴臭素
から遊離させ、次いで塔の底部で塩化水素酸を排出させ
る一方、空気または水蒸気を用いて臭素を混合物の形で
取り出し、 g’) 各々の場合段階d)〜f)で塔頂あら取り出さ
れた臭素−または臭素−および塩素−含有ガスに還元抜
取りを施す ことを含んでなる方法に関する。
ルオロカーボンまたはブロモクロロフルオロカーボン)
またはこれらとフルオロカーボン(FC)またはクロロ
フルオロカーボン(CFC)との混合物の処理方法であ
って、 a) ハロンまたはこれらとFCまたはCFCとの混合
物を水素源の存在下に熱的にまたは光化学的に分裂さ
せ、 b) 段階a)で生成したHF−およびHBr−含有ガ
スを5〜50℃に冷却し、そしてこれをHBr1モル当
り少なくとも1モルのCl2 と反応させ、 c) 水または塩化水素酸を使用して吸収塔中でHF、
HCl、Br2 および過剰のCl2 を含有している段階
b)で生成したガスからHFを除去して、弗化水素酸を
塔の底部で得る一方実質的にHFのないHCl−、Br
2 −およびCl2−含有ガスが塔の頂部を得、 d) 段階c)で生じた弗化水素酸を、ストリッピング
塔において、圧縮空気または水蒸気を使用して随伴され
た臭素から遊離させ、次いで弗化水素酸を用いて塔の底
部で排出させる一方、空気または水蒸気を用いて臭素を
混合物の形で取り出し、 e) 段階c)で生成した実質的にHFのないガスか
ら、吸収塔中で水を使用してHClを抜取って、塩化水
素酸を塔の底部で得る一方、実質的ににHFのないBr
2 −およびCl2 −含有含有を塔の頂部で得、 f) 段階e)で生成した塩化水素酸を、ストリッピン
グ塔において圧縮空気または水蒸気を使用して随伴臭素
から遊離させ、次いで塔の底部で塩化水素酸を排出させ
る一方、空気または水蒸気を用いて臭素を混合物の形で
取り出し、 g’) 各々の場合段階d)〜f)で塔頂あら取り出さ
れた臭素−または臭素−および塩素−含有ガスに還元抜
取りを施す ことを含んでなる方法に関する。
【0007】本発明に従って処理されるハロン(ブロモ
フルオロカーボンまたはブロモクロロフルオロカーボ
ン)は、一般に1ないし3個の炭素原子を有している。
これらは、完全にまたは部分的にハロゲン化されてい
る。
フルオロカーボンまたはブロモクロロフルオロカーボ
ン)は、一般に1ないし3個の炭素原子を有している。
これらは、完全にまたは部分的にハロゲン化されてい
る。
【0008】ハロンは、単独で生じるあるいはFCまた
はCFCあるいは両者と一緒に混合されている。FCお
よびCFCは1ないし6個の炭素原子を有しており、そ
して完全にまたは部分的にハロゲン化されている。
はCFCあるいは両者と一緒に混合されている。FCお
よびCFCは1ないし6個の炭素原子を有しており、そ
して完全にまたは部分的にハロゲン化されている。
【0009】段階a)において、使用する水素源は、水
素それ自体または炭化水素であることが好ましい。熱分
裂は、ヨーロッパ特許出願第0212410号明細書に
記載の通りの分裂反応器中で行うのが好ましい。
素それ自体または炭化水素であることが好ましい。熱分
裂は、ヨーロッパ特許出願第0212410号明細書に
記載の通りの分裂反応器中で行うのが好ましい。
【0010】段階b)において、段階a)で生成したH
F−およびHBr−含有ガスを、5〜50℃、好ましく
は5〜25℃に冷却し、次いで混合室中でHBr1モル
当り少なくとも1モルのCl2 、好ましくは1ないし1
0モルのCl2 と反応させる。
F−およびHBr−含有ガスを、5〜50℃、好ましく
は5〜25℃に冷却し、次いで混合室中でHBr1モル
当り少なくとも1モルのCl2 、好ましくは1ないし1
0モルのCl2 と反応させる。
【0011】段階c)において、HFを水または塩化水
素酸、好ましくは30%濃度塩化水素酸で抜取ることに
よって除去し、その際に臭化水素酸が生成する。約50
%濃度の臭化水素酸を製造が製造されるように十分な水
または塩化水素酸を抜取りに使用するのが好ましい。
素酸、好ましくは30%濃度塩化水素酸で抜取ることに
よって除去し、その際に臭化水素酸が生成する。約50
%濃度の臭化水素酸を製造が製造されるように十分な水
または塩化水素酸を抜取りに使用するのが好ましい。
【0012】段階e)において、HClを等圧で操作す
るのが好ましい吸収塔中で水で抜き取ることによって除
去し、その際に塩化水素酸が生成する。約30%濃度の
塩化水素酸が生成するように十分な水を抜き取りに使用
するのが好ましい。
るのが好ましい吸収塔中で水で抜き取ることによって除
去し、その際に塩化水素酸が生成する。約30%濃度の
塩化水素酸が生成するように十分な水を抜き取りに使用
するのが好ましい。
【0013】段階d)およびf)における抜取り塔は、
減圧、常圧または過圧下に操作することができる。段階
g)において、各々段階d)〜f)で塔の頂部で得られ
たガスを、1ないし10バール、好ましくは1ないし6
バールの圧力に圧縮するのが好ましく、その結果部分的
に液化される。好ましくは10ないし60℃、特に15
ないし40℃の温度が確立される。
減圧、常圧または過圧下に操作することができる。段階
g)において、各々段階d)〜f)で塔の頂部で得られ
たガスを、1ないし10バール、好ましくは1ないし6
バールの圧力に圧縮するのが好ましく、その結果部分的
に液化される。好ましくは10ないし60℃、特に15
ないし40℃の温度が確立される。
【0014】段階h)において、Cl2 が塔の頂部で抜
き取られるが、これを段階b)に戻すのが好ましい。排
ガスの精製の役割を果たす段階i)およびg’)で使用
する還元抜取りをSO2 /H2 O、ビスルファイト水溶
液、蟻酸または蟻酸ナトリウム水溶液を使用して操作す
るのが好ましい。
き取られるが、これを段階b)に戻すのが好ましい。排
ガスの精製の役割を果たす段階i)およびg’)で使用
する還元抜取りをSO2 /H2 O、ビスルファイト水溶
液、蟻酸または蟻酸ナトリウム水溶液を使用して操作す
るのが好ましい。
【0015】
【実施例】以下、実施例および図面により本発明をさら
に詳しく説明する。 実施例 段階a)における分裂を電気発火装置を有するバーナー
ノズル(2)を頂上の端部に搭載されているDiabo
n管(1)(商標名)(長さ=800mm、直径:48
mm)中で行った。100g/hのハロン−含有CFC
混合物(40重量%のジクロロジフルオロメタンR1
2、50重量部のトリクロロフルオロメタンR12B
1)を酸化水素ガス(35リットル/hのH2 、10.
5リットル/hのO2 )により分裂させた。Diabo
n製の板状の熱交換器(3)(長さ=400mm)をD
iabon管(1)の底部に搭載し、この熱交換器にお
いて分裂の結果生じた熱ガスを室温に冷却しそして部分
的に液化した。熱交換器(3)の下流で、ライン(4)
を介して塩素を連続的に添加し(1リットル/h)、次
いでこの混合物を混合セクションの役割を果たしそして
ニッケル金網(直径=14mm)が付されたニッケル管
(5)(長さ=200mm、直径=20mm)に通過さ
せた。次いで、この混合物をライン(6)を介してHF
吸収塔(7)(長さ=1,500mm、直径=30m
m;側部供給部分および頂部冷却器およびパッキンとし
て4mm直径のPP Raschig環を有するPTF
E−配管スチール塔)に導通させた。300ml/hの
30%濃度塩化水素酸を塔頂部においてライン(8)を
介して連続的に供給した。部分流(約50ml/h)を
ライン(9)を介して塔(7)の底端部から排出された
水性HF(約200ml/h)から流れを分離し、そし
て側供給部(10)にポンプで移動させた。なおも臭素
を含有している水性HFの主要部分を、ライン(11)
を介してHFストリッピング塔(12)(長さ=1,5
00mm、直径=30mm;側部供給部分および頂部冷
却器およびパッキンとして4mm直径のPP Rasc
hig環を有するPTFE−配管スチール塔)にライン
(13)を介して導入された0.6m3 /hの空気を流
すことによって通過させた。ライン(14)を介する塔
底部において排出する水性HFは、10〜500ppm
の残留臭素含有量をなおも示していた。塔(12)で分
離したガス(約20℃に冷却されている)を、ライン
(15)を介して冷却器(16)に導通させた。HF吸
収塔(7)の頂部を離れたガス混合物をライン(17)
を介して周囲温度で操作し、300g/hの水をライン
(19)を介して連続的に供給するHCl吸収塔(1
8)(長さ=1,500mm、直径=30mm;側部供
給部分および頂部冷却器およびパッキンとして4mm直
径のPP Raschig環を有するPTFE−配管ス
チール塔)に通過させた。塔(18)の頂部を離れるガ
スをライン(15)に通過させ、そしてこれを介して冷
却器(16)に導通させた。なおも臭素を含有している
水性HClを塔(18)の底部から取り出し、そしてラ
イン(22)から導入された約0.6m3 /hの空気を
流すことによってHClストリッピング塔(21)(長
さ=1,500mm、直径=30mm;側部供給部分お
よび頂部冷却器およびパッキンとして4mm直径のPP
Raschig環を有するPTFE−配管スチール
塔)にライン(20)を介して通過させた。ライン(2
3)を介して塔(21)の底部で排出する水性HCl
は、5〜100ppmの残留臭素含有量をなおも示して
いた。ライン(24)を介して塔頂部を離れるガス(約
20℃に冷却されている)ライン(24)および(2
5)を介して塔(26)(長さ=2,000mm、直径
=30mm;側部供給部分および頂部冷却器およびパッ
キンとして4mm直径のPP Raschig環を有す
るPTFE−配管スチール塔)に導通させた。塩素をラ
イン(27)を介して冷却された塔頂部において液体
(−78℃)として取り出し、そして混合セクション
(5)に戻した。臭素元素を塔(26)の底部で回収
し、そしてライン(28)を介して取り出した。凝縮し
ない排ガスを500ml/hの20%濃度ビスルフィッ
トをライン(31)を介して連続的に添加するビスルフ
ィットスクラバー(30)(長さ=2,000mm、直
径=30mm;側部供給部分および頂部冷却器およびパ
ッキンとして4mm直径のPP Raschig環を有
するPTFE−配管スチール塔)にライン(29)を介
して通過させた。ほんの痕跡量のハロン(全量5ppm
未満)がライン(32)を配して分離されているスクラ
バー(30)の排ガス中に検出された。スクラバー(3
0)からの流出液をライン(33)を介して取り出した
が、この流出液は残留臭素および塩素により精製した臭
素および塩素が含有していた。
に詳しく説明する。 実施例 段階a)における分裂を電気発火装置を有するバーナー
ノズル(2)を頂上の端部に搭載されているDiabo
n管(1)(商標名)(長さ=800mm、直径:48
mm)中で行った。100g/hのハロン−含有CFC
混合物(40重量%のジクロロジフルオロメタンR1
2、50重量部のトリクロロフルオロメタンR12B
1)を酸化水素ガス(35リットル/hのH2 、10.
5リットル/hのO2 )により分裂させた。Diabo
n製の板状の熱交換器(3)(長さ=400mm)をD
iabon管(1)の底部に搭載し、この熱交換器にお
いて分裂の結果生じた熱ガスを室温に冷却しそして部分
的に液化した。熱交換器(3)の下流で、ライン(4)
を介して塩素を連続的に添加し(1リットル/h)、次
いでこの混合物を混合セクションの役割を果たしそして
ニッケル金網(直径=14mm)が付されたニッケル管
(5)(長さ=200mm、直径=20mm)に通過さ
せた。次いで、この混合物をライン(6)を介してHF
吸収塔(7)(長さ=1,500mm、直径=30m
m;側部供給部分および頂部冷却器およびパッキンとし
て4mm直径のPP Raschig環を有するPTF
E−配管スチール塔)に導通させた。300ml/hの
30%濃度塩化水素酸を塔頂部においてライン(8)を
介して連続的に供給した。部分流(約50ml/h)を
ライン(9)を介して塔(7)の底端部から排出された
水性HF(約200ml/h)から流れを分離し、そし
て側供給部(10)にポンプで移動させた。なおも臭素
を含有している水性HFの主要部分を、ライン(11)
を介してHFストリッピング塔(12)(長さ=1,5
00mm、直径=30mm;側部供給部分および頂部冷
却器およびパッキンとして4mm直径のPP Rasc
hig環を有するPTFE−配管スチール塔)にライン
(13)を介して導入された0.6m3 /hの空気を流
すことによって通過させた。ライン(14)を介する塔
底部において排出する水性HFは、10〜500ppm
の残留臭素含有量をなおも示していた。塔(12)で分
離したガス(約20℃に冷却されている)を、ライン
(15)を介して冷却器(16)に導通させた。HF吸
収塔(7)の頂部を離れたガス混合物をライン(17)
を介して周囲温度で操作し、300g/hの水をライン
(19)を介して連続的に供給するHCl吸収塔(1
8)(長さ=1,500mm、直径=30mm;側部供
給部分および頂部冷却器およびパッキンとして4mm直
径のPP Raschig環を有するPTFE−配管ス
チール塔)に通過させた。塔(18)の頂部を離れるガ
スをライン(15)に通過させ、そしてこれを介して冷
却器(16)に導通させた。なおも臭素を含有している
水性HClを塔(18)の底部から取り出し、そしてラ
イン(22)から導入された約0.6m3 /hの空気を
流すことによってHClストリッピング塔(21)(長
さ=1,500mm、直径=30mm;側部供給部分お
よび頂部冷却器およびパッキンとして4mm直径のPP
Raschig環を有するPTFE−配管スチール
塔)にライン(20)を介して通過させた。ライン(2
3)を介して塔(21)の底部で排出する水性HCl
は、5〜100ppmの残留臭素含有量をなおも示して
いた。ライン(24)を介して塔頂部を離れるガス(約
20℃に冷却されている)ライン(24)および(2
5)を介して塔(26)(長さ=2,000mm、直径
=30mm;側部供給部分および頂部冷却器およびパッ
キンとして4mm直径のPP Raschig環を有す
るPTFE−配管スチール塔)に導通させた。塩素をラ
イン(27)を介して冷却された塔頂部において液体
(−78℃)として取り出し、そして混合セクション
(5)に戻した。臭素元素を塔(26)の底部で回収
し、そしてライン(28)を介して取り出した。凝縮し
ない排ガスを500ml/hの20%濃度ビスルフィッ
トをライン(31)を介して連続的に添加するビスルフ
ィットスクラバー(30)(長さ=2,000mm、直
径=30mm;側部供給部分および頂部冷却器およびパ
ッキンとして4mm直径のPP Raschig環を有
するPTFE−配管スチール塔)にライン(29)を介
して通過させた。ほんの痕跡量のハロン(全量5ppm
未満)がライン(32)を配して分離されているスクラ
バー(30)の排ガス中に検出された。スクラバー(3
0)からの流出液をライン(33)を介して取り出した
が、この流出液は残留臭素および塩素により精製した臭
素および塩素が含有していた。
【図1】本発明の方法を行う装置を示す図面である。
1 ...管 2 ...バーナーノズル 3 ...熱交換器 5 ...混合セクション 7 ...HF吸収塔 10 ...側供給部 12 ...HFストリッピング塔 16 ...冷却器 18 ...HCl吸収塔 21 ...HClストリッピング塔 26 ...塔 30 ...スクラバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−マツテイアス・デガー ドイツ連邦共和国、ホーフハイム/タウヌ ス、ヘルンプファド、10
Claims (5)
- 【請求項1】 ハロン(ブロモフルオロカーボンまたは
ブロモクロロフルオロカーボン)またはこれらとフルオ
ロカーボン(FC)またはクロロフルオロカーボン(C
FC)との混合物の処理方法であって、 a) ハロンまたはこれらとFCまたはCFCとの混合
物を水素源の存在下に熱的にまたは光化学的に分裂さ
せ、 b) 段階a)で生成したHF−およびHBr−含有ガ
スを5〜50℃に冷却し、そしてこれをHBr1モル当
り少なくとも1モルのCl2 と反応させ、 c) 水または塩化水素酸を使用して吸収塔中でHF、
HCl、Br2 および過剰のCl2 を含有している段階
b)で生成したガスからHFを除去して、弗化水素酸を
塔の底部で得る一方実質的にHFのないHCl−、Br
2 −およびCl2−含有ガスが塔の頂部を得、 d) 段階c)で生じた弗化水素酸を、ストリッピング
塔において、圧縮空気または水蒸気を使用して随伴され
た臭素から遊離させ、次いで弗化水素酸を用いて塔の底
部で排出させる一方、空気または水蒸気を用いて臭素を
混合物の形で取り出し、 e) 段階c)で生成した実質的にHFのないガスか
ら、吸収塔中で水を使用してHClを抜取って、塩化水
素酸を塔の底部で得る一方、実質的ににHFのないBr
2 −およびCl2 −含有含有を塔の頂部で得、 f) 段階e)で生成した塩化水素酸を、ストリッピン
グ塔において圧縮空気または水蒸気を使用して随伴臭素
から遊離させ、次いで塔の底部で塩化水素酸を排出させ
る一方、空気または水蒸気を用いて臭素を混合物の形で
取り出し、 g) 各々の場合段階d)〜f)で塔頂から取り出され
た臭素または臭素−および塩素−含有ガスを一緒に圧縮
して、その結果これらを部分的に凝縮させ、 h) 段階g)で生成した凝縮Br2 /Cl2 混合物を
塔で蒸留し、Cl2 を塔の頂部で取り出す一方、Br2
を塔の底部で取り出し、 i) 残留臭素および塩素を含有する段階g)で凝集し
なかったガス留分に還元抜取を施す ことを含んでなる、上記方法。 - 【請求項2】 ハロン(ブロモフルオロカーボンまたは
ブロモクロロフルオロカーボン)またはこれらとフルオ
ロカーボン(FC)またはクロロフルオロカーボン(C
FC)との混合物の処理方法であって、 a) ハロンまたはこれらとFCまたはCFCとの混合
物を水素源の存在下に熱的にまたは光化学的に分裂さ
せ、 b) 段階a)で生成したHF−およびHBr−含有ガ
スを5〜50℃に冷却し、そしてこれをHBr1モル当
り少なくとも1モルのCl2 と反応させ、 c) 水または塩化水素酸を使用して吸収塔中でHF、
HCl、Br2 および過剰のCl2 を含有している段階
b)で生成したガスからHFを除去して、弗化水素酸を
塔の底部で得る一方実質的にHFのないHCl−、Br
2 −およびCl2−含有ガスが塔の頂部を得、 d) 段階c)で生じた弗化水素酸を、ストリッピング
塔において、圧縮空気または水蒸気を使用して随伴され
た臭素から遊離させ、次いで弗化水素酸を用いて塔の底
部で排出させる一方、空気または水蒸気を用いて臭素を
混合物の形で取り出し、 e) 段階c)で生成した実質的にHFのないガスか
ら、吸収塔中で水を使用してHClを抜取って、塩化水
素酸を塔の底部で得る一方、実質的ににHFのないBr
2 −およびCl2 −含有含有を塔の頂部で得、 f) 段階e)で生成した塩化水素酸を、ストリッピン
グ塔において圧縮空気または水蒸気を使用して随伴臭素
から遊離させ、次いで塔の底部で塩化水素酸を排出させ
る一方、空気または水蒸気を用いて臭素を混合物の形で
取り出し、 g’) 各々の場合段階d)〜f)で塔頂あら取り出さ
れた臭素−または臭素−および塩素−含有ガスに還元抜
取りを施す ことを含んでなる、上記方法。 - 【請求項3】 ハロンが1ないし3個の炭素原子を持つ
請求項1または2の方法。 - 【請求項4】 FCおよびCFCが1ないし6個の炭素
原子を持つ請求項1または2の方法。 - 【請求項5】 段階a)においてHBr1モル当り1な
いし5モルのCl2を使用する請求項1ないし4のいず
れか一つの方法。
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