JPS5829926B2 - 塩化水素の回収法 - Google Patents

塩化水素の回収法

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JPS5829926B2
JPS5829926B2 JP52038023A JP3802377A JPS5829926B2 JP S5829926 B2 JPS5829926 B2 JP S5829926B2 JP 52038023 A JP52038023 A JP 52038023A JP 3802377 A JP3802377 A JP 3802377A JP S5829926 B2 JPS5829926 B2 JP S5829926B2
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gas
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water vapor
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/38Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B7/00Halogens; Halogen acids
    • C01B7/01Chlorine; Hydrogen chloride

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩化水素の回収法にかかり、さらに詳しくはオ
キシクロリネーション反応から回収されるガスからの塩
化水素の回収法に関するものである。
本発明はまた塩素化炭化水素の製造法での塩化水素の回
収に関するものである。
塩化水素と酸素を用いるオキシクロリネーション反応は
当業分野で衆知である。
オキシクロリネーション法から抜き出される流出ガスに
は塩化水素および水蒸気が含まれ多くの場合、オキシク
ロリネーション法の全体的な経済性はかかる塩化水素の
有効な回収いかんにかかつている。
一般にこの塩化水素はかかる流出ガスから稀薄塩化水素
水溶液として回収され、かかる塩化水素の有効利用のた
めには多くの場合回収塩化水素水を濃縮せねばならない
従って、回収される塩化水素水の濃縮を行うための別の
工程を必要とせずに、オキシクロリネーション流出ガス
から塩化水素を有効に回収する必要がある。
本発明方法の利点の一つはオキシクロリネーション反応
流出ガスからより濃厚な塩化水素水を回収することにあ
る。
本発明に従えば、オキシクロリネーション反応器から抜
き出される塩化水素と水蒸気を含むガスが約2501”
〜約170’Fの温度に1〜約20気圧の圧力で冷却さ
れる塩化水素の回収法が提供せられる。
この冷却ガスは次に水と接触させガスから塩化水素を吸
収させるが、水は塩化水素濃度10〜20重量%の塩化
水素吸収水溶液が得られる量で導入せられる。
この吸収はガスからの水の凝縮を最小限のものとするた
め170’F〜250Tの温度で行われ、これによりオ
キシクロリネーション反応で作られる水分がガス状でシ
ステムから排気されるようにする。
本発明の別の例では塩化水素と水蒸気を含むガスは吸収
に先だって、本発明方法の別の部分で得られる稀薄塩化
水素水との直接接触で冷却され、該稀薄塩化水素水の部
分蒸発が行われより濃厚な塩化水素水が回収される。
より詳しく述べると、塩化水素と水蒸気を含む、オキシ
クロリネーション反応から抜き出される流出ガスは前述
の如く1〜20気圧、好ましくは2〜5気圧の圧力で2
50’F〜170″F1好ましくは220’F〜170
’Fの温度に冷却される。
この冷却は好ましくは直接接触急冷により、通常は塩化
水素水溶液を用いての急冷により行われるが、他の手段
例えば間接的冷却法により行うことも可能であることが
理解さるべきである。
既に述べた如く一般に所要冷却の1部を本発明方法の別
の部分で回収される稀薄塩化水素水により行うことがで
きこの場合にはより濃厚な塩化水素水を有効に回収する
という別の利点が得られる。
塩化水素と水蒸気+>凝縮により8重量%より犬ならざ
る濃度の塩化水素を含む、一般には1〜6重量%の塩化
水素を含む塩化水素水溶液が得られる量で冷却流出ガス
中に存在している。
本発明に従えば、塩化水素は流出ガスから高温で吸収さ
せより濃厚な塩化水素水溶液を得る方法で回収され、プ
ロセス中で作られる水はガス状で排気される。
すなわち冷却流出ガスは吸収装置に導入されそこでガス
流中に存在する塩化水素が吸収材として用いられる水と
の直接接触により吸収される。
この吸収は塩化水素濃度10〜20重量%の塩化水素吸
収流が得られるような方法で行われる。
この方法にお゛、・て流出ガス中に存在する水蒸気の大
部分は吸収装置からガスとして抜き出され、かくしてオ
キシクロリネーション反応に循環される濃度のより大き
い塩化水素吸収流が得られるとともに水はガス状でこの
システムから排気されるのである。
一般に吸収装置はガス出口温度170’F〜250’F
1好ましくは175下〜225下でまた1〜20気圧、
好ましくは2〜5気圧の圧力で操作される。
水は既に述べた如(回収塩化水素水中に所望の塩化水素
濃度を与える量で加えられる。
一般に水は塩化水素10〜20重量%の塩化水素溶液が
得られる量で加えられる。
吸収装置から抜き出されるガス流は塩化水素濃度が0.
01モル%より犬ではなく一般にこの塩化水素濃度は0
.0025〜0.005モル%である。
かかるガス流中に存在する塩化水素は高温でガス状にお
いて中和され、ガスの1部は高温で大気に排気され、オ
キシクロリネーションで作られた水分は凝縮することな
く排気される。
既に述べた如く、本発明の一具体例においてはオキシク
ロリネーション反応からの流出ガスを冷却するための急
冷液として稀薄塩化水素水を含む流れを用いることによ
り稀薄塩化水素水が濃縮せられる。
一般にこの稀薄塩化水素水の塩化水素濃度は8重量%よ
り犬ではなく最も一般的には1〜6重量%である。
この塩化水素水は通常1501′″〜200’Fである
この稀薄塩化水素水は流出ガススとの接触の結果部分的
に蒸発しより濃い塩化水素液、一般には塩化水素10〜
20重量%の溶液が得られる。
塩化水素と水蒸気を含む流出ガスは非常に広範なオキシ
クロリネーション反応の任意の反応から回収され、こう
いったオキシクロリネーションの代表例としては(1)
分子酸素、塩化水素および高原子価ならびに低原子価Q
形の多価金属クロライドの塩混合物の反応で混合物の高
原子価金属クロライド含量を犬にすること、(2)分子
酸素、塩化水素および炭化水素あるいは部分塩素化水素
、通常は低級(1〜4炭素原子)脂肪族炭化水素あるい
は部分塩素化脂肪族炭化水素の反応で塩素化炭化水素の
製造、(3)塩化水素と酸素の反応での塩素の製造(一
般にデアコン反応と呼ばれているが本発明目的において
、この反応はオキシクロリネーションと考えられる)、
(4)多価金属のオキシクロライドと塩化水素の反応で
の高原子価金属クロライドの製造、(5)多価金属のオ
キシクロライド、塩化水素および炭化水素あるいは部分
塩素水炭化水素の反応による塩素化炭化水素の製造があ
げられる。
本発明は特に高原子価および低原子価状態で多価金属ク
ロライドを含む溶融塩、通常はマンガン、鉄、銅、コバ
ルトあるいはクロム(好ましくは銅)のクロライド含有
溶融塩を用いる塩素化炭化水素の製造法に適用可能であ
る。
かかる方法において多価金属クロライドは分子酸素と塩
化水素(通常はその水性溶液としておよび/またはガス
状塩化水素として)と接触せしめられ溶融塩混合物の高
原子価金属クロライド含量を犬にしまたオキシクロライ
ドを作る。
オキシクロライドおよび高原子価ならびに低原子価金属
クロライドを含む溶融塩は次で塩素化炭化水素の製造に
用いられる。
本発明方法はオキシクロライドを作る工程から抜き出さ
れるガスから塩化水素を回収するために用いられる。
本発明の好ましい具体例において、酸化装置からのガス
を急冷するのに用いられて濃縮せられる稀薄塩化水素水
は塩素化反応器からの流出物から得られる。
以下添付図を参照して本発明を説明する。
この添付図は溶融塩を用いて塩素化炭化水素を製造する
方法に本発明方法を適用した具体例の単純化したフロー
シートである。
図面を参照して、塩化カリウム、塩化第2銅および塩化
第1銅の混合物の如き溶融クロライド塩はライン10に
より酸化反応器11の頂部に導入せられる。
圧縮酸素ガスはライン12により、後述の如くにして得
られる塩化水素の水溶液はライン13により、また後述
の如くにして得られる塩素および/または塩化水素なら
びにカーボンオキサイド、水蒸気、窒素ならびに多分未
反応酸素を含む副生物の燃焼流出ガスはライン14によ
り反応器11中に導入せられる。
反応器11は約600T〜約900下の温度および約1
〜20気圧の圧力で操作される。
各種供給原料と下降溶融塩混合物の間の向流的接触の結
果として、塩は酸化されて銅オキシクロライドになり、
燃焼流出物と共に導入された塩化水素および/または塩
素と塩化水素水として導入された塩化水素は溶融塩によ
り吸収され塩化第2銅を作る。
また塩化水素水と共に導入された水は蒸発せしめられる
水蒸気、窒素、カーボンオキサイドおよび吸収されなか
った塩化水素および幾分かの塩素を含む流出ガスは容器
11の頂部にたまり、ここで後述の如くライン15によ
り導入される上昇ガスと混合せられる。
混合ガスは容器11の頂部において、ライン16を通じ
導入せられる塩化水素冷却水溶液のスプレーと直接接触
し、混合ガスが冷却され、蒸発されガスに運ばれてくる
塩をそこから除去する。
流出ガスは溶融塩が反応器11に流れもどされるよう依
然溶融状態の形であるような温度に冷却される。
ライン17を通じ反応器11から抜き出される幾分冷却
されたガス流は後述の如くにして得られるライン18を
通じて導入される塩化水素水およびライン19を通じて
導入される塩化水素水により直接急冷され、前述の如く
約170’F〜約250下まで冷却せられる。
かかる接触の結果、ライン18中の塩化水素水は部分的
蒸発によりより濃厚な塩化水素水になる。
ライン21中の混合流は塩化水素水を残りのガスから分
離するため22で示された蒸気−液体分離器中に導入せ
られる。
容器22からライン23により抜き出される塩化水素水
は冷却器24で冷却され、ライン25中の冷却液はライ
ン16および19により前述の如く急冷のために送られ
る。
分離器22から回収される塩化水素水の大部分はライン
103により反応器11に導入せられる。
容器22からライン26により抜き出される残りのガス
は通常反応器11から抜き出される流出ガス中に存在す
る実質的に全量の塩化水素を含み、反応器101中に導
入されこの反応器には活性炭素床がもうけられ、ここで
ガス中に存在する塩素が塩化水素に変えられる。
別法として、このガスは直接塩化水素回収のため吸収塔
に送ることができ、その場合排気ガスには塩素が含まれ
る。
ライン30中のガスは27で示されている塩化水素吸収
塔に導入せられ、ここでガスはライン28により導入さ
れる水と直接接触し、ガス中に存在する塩化水素の吸収
が行われる。
前述せる如く、この吸収塔27はガス出口温度約170
”F〜約250下の温度および約1〜約20気圧の圧力
で操作され、ライン28により導入される水は塩化水素
を有効に吸収し、塩化水素濃度約10〜約20重量%の
塩化水素水ができる量で導入される。
また吸収装置から抜き出されるガスの塩化水素含量は約
0.01モル%より多くはない。
さらにまたかかる塩化水素の吸収はガス供給物から水蒸
気が殆ど凝縮することなく行われる。
というのは不活性ガスが高温高濃度であるからである。
吸収塔27から抜き出される塩化水素水はライン13に
より酸化装置に循環されその塩素物の回収に用いられる
ガス流は吸収塔27からライン31により抜き出され、
ガス中に存在する塩化水素外はライン32を通じての適
当な塩基の添加により中和される。
本発明の好ましい具体例では、ライン32により供給さ
れる塩基はオキシクロリネーションおよび/またはクロ
リネーション反応器からの流出物の回収部で廃水として
得られる重炭酸ソーダを含む廃水流である。
この中和はガスの温度低下および水蒸気凝縮を最小限に
するように行われ、酸化装置で作られた水分はガスとし
て大気に排気せられる。
ライン33中の中和された流れは後述の如くライン34
中に水があればそれと混合され、この混合流はライン3
5で水流を残りのガスから分離するため蒸気−液体分離
器36中に導入せられる。
分離された液は廃液としてライン37を通じ抜き出され
る。
ガス流は分離器36よりライン38により抜き出されそ
の一部はライン39により大気中に排気される。
本発明の好ましい具体例では反応器11で作られる実質
量の水ならびに稀薄塩化水素水18から蒸発された水は
ガスとして大気に排気され、これにより廃水処理が低減
せられる。
ライン41中のガス流の残りは冷却装置42が冷却され
、ガスを上昇ガスとして最終的に用いるためコンプレッ
サーに循環するに先だちそれから水分を分離する。
ライン43中の冷却流は蒸気液体分離装置44に導入せ
られる。
分離された水は容器44からライン45により抜き出さ
れライン28で適当な量が塩化水素吸収のために用いら
れる。
容器44からライン45により抜き出され吸収に必要な
量より過剰分の水はライン34により循環されライン3
7によりこのプロセスから最終的に除去される。
容器44からライン46により抜き出されるガスはコン
プレッサー47で圧縮され、後述の如く溶融塩を運送す
るリフトガスとして用いるため、ライン49および51
に送られるまでに熱交換器48中でその温度が調整され
る。
さて銅オキシクロライドを含み塩化第2銅に富む溶融塩
は容器11の底部からライン52により抜き出され、ラ
イン51中のリフトガスにより分離容器53中にリフト
され、この分離容器53はクロリネーションおよび/ま
たはオキシクロリネーション反応器54の頂部に隣接し
て位置せしめられる。
分離器53中で溶融塩はリフトガスから分離され、この
溶融塩はライン55により反応器54の頂部に導入せら
れる。
リフトガスは容器53からライン56により抜き出され
、酸化反応器11へ塩を送るために用いられるリフトガ
スと混合されライン15により反応器11の急冷部分へ
導入せられる。
新しい原料塩素および/または塩化水素はライン61に
より反応器54中に導入され、また新しい炭化水素原料
例えばメタンはライン62により導入せられる。
未反応メタンおよび塩素化メタン中間物の如き循環成分
はライン63により反応器54中に導入せられる。
反応器54は約600’F〜約900下の温度ならびに
約1〜20気圧の圧力で操作される。
溶融塩混合物と原料物質が向流的に接触する結果、メタ
ンは塩素化および/またはオキシクロル化され塩素化メ
タンになる。
流出ガスは反応器54からライン64により抜き出され
、この流出ガスは未反応メタン、クロロメタン類、不活
性ガス例えば窒素および一酸化炭素、水蒸気、二酸化炭
素および塩化水素を含む。
この流出ガスはその各成分を分離回収するため65で示
されている回収部に導入せられる。
塩素化メタン生成物は回収部65からライン66により
抜き出され、循環成分は反応器54に導入するためライ
ン63により抜き出される。
回収部65において、塩化水素はガス状流出物から塩化
水素水流として回収される。
一般にこの塩化水素は流出ガスを冷却しそれから塩化水
素水を凝縮させることにより回収され、この塩化水素水
は通常塩化水素濃度が8%より大きくはなく、通常1〜
6%である。
凝縮された塩化水素水は回収部65からライン18によ
り抜き出され、前述の如くライン17中の流出ガスの急
冷に用いられる。
その結果、塩化水素水は蒸発せしめられ塩化水素は前述
の如く最終的には回収されこのプロセスに利用せられる
こうして塩化水素弁は別途に塩化水素水濃縮工程を要す
ることなくオキシクロリネーター流出物から回収せられ
る。
反応生成物として回収されずおよび/または中間体とし
て循環されない塩素化炭化水素は回収部65からライン
67により抜き出され燃焼帯68に導入されそこで塩素
化炭化水素はライン69により導入せられる分子酸素と
共に燃焼せしめられる。
燃焼流出ガスは燃焼帯68からライン14により抜き出
され、反応器11に導入され前述の如くその塩素分が回
収せられる。
溶融塩は反応器54からライン71により抜き出され、
ライン49中のリフトガスにより分離容器72中へとリ
フトされる。
分離器72中で溶融塩はリフトガスから分離され、ライ
ン10により反応器11中へ導入される。
リフトガスは分離器72よりライン73により抜き出さ
れ、ライン56中のリフトガスと混合されライン15に
より反応器11の頂部に導入せられる。
上述の具体例の多数の改変が本発明の範囲内で可能であ
る。
例えばライン17中の酸化装置流出ガスの冷却は直接接
触急冷以外の方法で行うことができる。
またオキシクロリネーター流出物から回収される塩化水
素水を急冷液として必ずしも用いる必要はない。
また上述の具体例はまた他の塩素化炭化水素の製造に適
用可能であることが理解さるべきである。
特にこの具体例は新しい供給原料としてエタンおよび/
またはエチレンを用いるC2塩素化炭化水素の製造に適
用可能である。
以下実施例により本発明を説明する。
実施例 2500000001b / hrジクロロタンプラン
トにおいて塩素化セクションから得られるライン18中
のストリップされた稀HCI溶液は9001b / h
rのHClを含む166001b / hrの液量にな
った。
この稀HCI溶液(5,4重量%)を分離器22への急
冷ライン21中の急冷液の1部として用い、分離器22
でそれを約14重量%に濃縮し、この濃縮HC1溶液を
酸化装置11に導入した。
酸化装置11の頂部流出ガスはまた14重量%HC1を
含む4400001b / hrに相当する量U の冷却循環流19によっても急冷した。
分離器22かものオーバーヘッド蒸気は下記の組成であ
った。
戒 分 1b / hr非非線縮分
223400 塩 素 380 HCI 780 水 29120 53680 ノ 上記流れは通常活性炭床を通過させ流れに含まれる塩素
をHCIに変える。
コンバーターを出たガス流30中の全HC1は1170
1b/hrであった。
このガス流30をHC1吸収塔27に供給し、この吸収
塔は250下、60psiaで操作され、ライン28か
ら凝縮水を70001b / hrの割合で導入した。
吸収塔27の頂部から出るHClの量は151b /
hrより少なかった。
吸収塔の底部からの水流13は1155 lb/hrの
HCIを含む82501b / hrであった。
この流れを酸化装置11に送りそこでHCIを金属クロ
ライドに変えた。
本実施例は酸化装置11からの流出ガス流17中115
51b / hrのHCIが回収されまた約10000
1b / hrの水が加熱により稀HC1水流18から
蒸発せしめられることを示している。
蒸発した水はライン39により大気に排気されるので約
9000000Btu/hrの冷却が不要となる。
本発明は溶融塩酸化装置からの流出ガスから塩化水素が
塩化水素水として回収され濃縮することなく酸化装置に
循環される点で特に有利である。
またオキシクロリネーション装置の流出物から回収され
る塩化水素水を酸化装置の急冷セクションに循環するた
めの別個に塩化水素濃縮装置をもうける必要がない。
さらに別の利点として、フロセス中で作られる水蒸気の
大部分がガスとして大気中に放出されるので全体の冷却
量およびプラントの廃水処理が低減せしめられる。
これらならびに他の利点は本願明細書の記載から当業者
には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法が溶融塩を用いての塩素化炭化水素
製造に適用される場合の全処理工程を示すフローシート
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)オキシクロリネーション反応帯で塩化水素水お
    よびガス状分子酸素を、高原子価状態および低原子価状
    態での多価金属クロライドからなる塩混合物と接触させ
    て高原子価金属クロライド濃度を犬にした塩混合物を作
    り、 (b) オキシクロリネーション反応帯から塩化水素
    および水蒸気を含有するガスを取り出し、(e) 上
    記ガスから塩化水素水を凝縮させることなく1〜20気
    圧の圧力で170T〜250下の温度に上記ガスを冷却
    し、 (d) 凝縮したとき塩化水素を8重量%より大きく
    なく含有する塩化水素水溶液を与える量で塩化水素およ
    び水蒸気を有する工程(c)からのガスを水と接触させ
    て塩化水素を吸収させ、0.01モル%より大きくない
    塩化水素濃度を有する残ガスを得、上記接触はガスから
    水蒸気の凝縮をさせることなく1〜20気圧の圧力で1
    70”F〜250下のガス出口温度で行ない、上記水は
    10〜20重量%の塩化水素濃度を有する吸収した塩化
    水素水溶液を与える量で導入し、(e) 吸収した塩
    化水素水溶液をオキシクロリネーション反応帯に通し、 (f)1〜20気圧の圧力で170下〜250下の温度
    で残ガスを中和し、 (g)170’F〜2501″′の温度で、中和した残
    ガスの一部を排気し、これによってガス中に存在する水
    およびオキシクロリネーション反応帯中で生成する水を
    水蒸気として排気する ことを特徴とする塩化水素を回収する方法。
JP52038023A 1976-04-02 1977-04-01 塩化水素の回収法 Expired JPS5829926B2 (ja)

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