JPH0648647U - 歯科の患者用椅子 - Google Patents

歯科の患者用椅子

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JPH0648647U
JPH0648647U JP051767U JP5176793U JPH0648647U JP H0648647 U JPH0648647 U JP H0648647U JP 051767 U JP051767 U JP 051767U JP 5176793 U JP5176793 U JP 5176793U JP H0648647 U JPH0648647 U JP H0648647U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 公知型式に比して特に操作を簡単化するこ
と。 【構成】 歯列図式42を複数区分43〜48に分け、
これら区分が処置歯面を表わすようにし、これらの歯面
43〜48と、これら歯面の処置に要する椅子位置を選
択するキーとに、同じカラーないし模様付けをすること
で、操作を簡単化する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は歯科の患者用椅子、それも、少なくとも高さを調節可能の上方部分と 、少なくとも傾斜度を変更可能の背もたれと、背もたれに対して調節可能のヘッ ドレストとを有しており、更に、前記椅子の各部分を調節する、制御可能の駆動 装置を有する調節装置を備え、更にまた、操作部材により選択可能な多数のプロ グラムを有する制御装置を備えており、これらのプログラムが、調節可能の椅子 部分に関して種々異なる椅子位置に対応しており、しかも、これらプログラムが 、上顎及び下顎の歯の特定処置面が特定椅子位置に配属されている横臥システム を包含している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の患者用椅子は、たとえばヨーロッパ特許出願第0491085号によ り公知である。この出願には、実績のある複数研究所が、人間工学的に適切な作 業を可能にするために、歯科医と協働して患者の横臥姿勢ないしは処置者の姿勢 について、いくつかの勧告を行なったことが指摘されている。公知の、科学的に 確かめられた横臥システムが、ダルムシュタット工科大学労働科学研究所により 開発されている。この横臥システムの場合、個々の被処置歯面に対して患者の特 定の横臥姿勢が、したがってまた処置者の特定の姿勢が配属されている。上顎及 び下顎の処置のためには、少なくとも16の追加プログラムが可能である。しか し、こうしたプログラムの拡張は、必ず処置者にほとんど処置できないほどの調 節及びプログラミング作業を課すことになろう。別の重要な問題点は、そうした 多様なプログラムが可能な結果、どちらかと言えば煩雑な操作を行なわねばなら なくなる点である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
請求項1に記載の本考案の根底をなす課題は、従来型式に比して特に操作を簡 単化することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、横臥姿勢システムの処置位置が統合され、ヘッドレストと背 もたれとに関しては椅子の調節が等しく、もしくはほぼ等しくされる。こうする ことにより、処置位置ないし椅子位置の数を、処置者が比較的簡単に見渡すこと ができ、したがってまた操作し易い少数の位置に減らすことができる。
【0005】 有利には各区分が歯列図式のセグメントであり、これらセグメントは操作ユニ ットの操作面上に表示されているか、又は表示可能である。これらセグメントは 、有利には操作手段を有するようにすることができる。すなわち、セグメントは 、たとえばいわば操作パネルキーとして構成しておく。別の、有利な構成の操作 ユニットでは、操作面上の歯列図式の両側に各3つのキーセットが上下に配置さ れている。これらのうち、両側の上の2つのキーは、上顎の、相応のセグメント に、また両側の下の1つは下顎の、相応のセグメントに、更に中間の2つは上顎 と下顎に処置面を有するセグメントに、それぞれ配属されている。
【0006】
【実施例】
以下で本考案の実施例について、その他の効果を説明する。
【0007】 図1には、歯科用の処置椅子が著しく簡単化された側面図で示されている。こ の処置用椅子には、定置ベース部分1のところに、普通、椅子上方部分2が高さ 調節可能に配置されている。ベース部分1は台座1aと、これに対して高さ調節 可能なベース上部1bとを有している。椅子上方部分2は、ベース上部1bに沿 って調節可能な保持体3を有し、この保持体3には、シート4と背もたれ5とが 傾倒可能に(矢印9及び12)に保持されている。背もたれ5には、加えて、ヘ ッドレスト6が縦方向移動可能かつ傾倒可能に(矢印10及び11)保持されて いる。椅子上方部分2の高さ及び椅子の縦方向での位置を(矢印7及び8)調節 するためには、相応の制御可能な駆動装置A1,A2が備えられている。同じこ とは背もたれ5とヘッドレスト6についても当てはまる。これらの部分5,6の 傾斜姿勢は制御可能な駆動装置A3,A4,A5により矢印9,10,11の方 向に変更できる。調節用のこれら駆動装置の配置自体は公知であるから、詳しい 説明は省略する。これらの駆動装置は液圧式でも空気式でもよいが、特に電気式 であるのが有利であることだけを指摘しておく。
【0008】 調節可能の椅子部分には、位置センサG1〜G6が配属されている。水平及び 鉛直の基準平面に対する椅子の各部分のその時々の実際位置は、これらの位置セ ンサによって検出される。センサG1,G2,G4は線形距離センサであり、セ ンサG3,G5,G6は角度センサである。センサG4,G5により、背もたれ に対するヘッドレストの位置が検出される。調節手段A4,A5は手動式でよい が、この場合も同じように電気式の調節用駆動装置を用いることも考えられ、か つ有利である。矢印10の方向でのヘッドレスト6の調節のためには、たとえば 背もたれ5の内部に調節モータを配置しておき、このモータがラックその他を介 してヘッドレスト保持体14(ブレース)を調節する。
【0009】 xy座標系に対する椅子部分2〜6の位置は位置センサによって明確に確認で きる。この座標系のx軸は水平基準平面、有利には床平面に位置し、y軸は鉛直 基準平面、有利にはベース部分1から一定の間隔を有する室壁の平面内に位置し ている。かくして、たとえば背もたれ5の位置は、背もたれに沿って延びる直線 上の2点の座標及び又は基準平面に対する傾斜角度によって決定される。
【0010】 符号Mは、略示した“標準的な患者の頭部”(H)の“口腔点”を示している 。この位置はxM,yMの座標により座標内に確定されている。この場合、窩洞形 成個所に相応する基準点をなす“口腔点”は、患者の開けた口の上顎と下顎との 間の角度を2分する線上に、かつまた“口腔深さ”の2分の1の位置に来るよう にするのが有利である。この“口腔点”から、前記の2つの点P1とP2とを通 って延びる、背もたれ5の平面までの垂直間隔(b)が生じる。“口腔点”Mは 、したがって、経験的に把握された平均的な患者の頭部(標準的な患者頭部)の 寸法を基礎にしてxy座標系内で明確に決定できる。
【0011】 “口腔点”Mはy方向に個々に変更可能である。たとえば位置yM1へ移動可能 である。この変更により処置者の身長に合わせることができる。処置者が、処置 位置を、たとえば腰掛け位置から立ち位置に変えようとして、“口腔点”Mをy 方向に変更する場合、背もたれ及び又はヘッドレストの傾斜位置をどのように変 更しても、新たな“口腔点”(y1)は引続き維持できる。
【0012】 背もたれに沿って矢印10の方向に調節可能なヘッドレスト6により、“口腔 点”(M)を種々の患者身長に適応させることができる。すなわち、身長の異な る患者のためにヘッドレスト位置を変更するには−身長の、より低い患者の場合 が、図1には破線で示した位置H′で示されている−定められている通り、椅子 の上方部分を寸法ΔxとΔyだけ修正することにより、“口腔点”Mが維持され るようにする。これによって、処置者は、その処置姿勢及び処置者に配属されて いる器具や設備をも動かす必要がない。
【0013】 図2のブロック回路図により本考案による椅子の作用形式とその他の効果を説 明する。
【0014】 既述のように、この実施形式の椅子は制御可能な駆動装置A1〜A6を有して いる。これらは電動式であるのが好ましい。これらの駆動装置は、出力最終段2 0とA/Dコンバータ21を介して中央ユニット22(CPU)により起動される 。互いに対して調節可能な椅子部分の間、つまり台座とベース上方部分との間、 またベース上方部分と保持体との間、更にはシートと背もたれとヘッドレストと の間には、相応のセンサG1〜G6が、たとえばポテンショメータの形式で備え られている。これらのセンサは、その相対位置に応じて、調節距離に応じた信号 を中央ユニット22へ送る。用いられている駆動装置に応じてスイッチS1〜S 3が備えられ、これらのスイッチにより椅子の各部分の個別調節、たとえば椅子 上方部分の高さ調節又は縦移動、もしくは背もたれの傾斜が生ぜしめられる。
【0015】 駆動装置A1〜A6の起動は、第1の直列インターフェース23を介して、同 じく中央ユニット22によって行なわれる。
【0016】 プログラム選択キーP1〜Pnにより、直列インターフェース23と中央ユニ ット22とを介してプログラム記憶装置24から種々のプログラムを呼出すこと ができる。これらのプログラムには、各個に入力可能で変更可能なプログラムと 、横臥システムから成る、メーカー側で予め固定投入した椅子プログラムとが含 まれる。この横臥システムの場合、人間工学的観点から作成された図式に従って 決められた歯の各処置に対して、それぞれ特定の椅子位置が配属されている。プ ログラム記憶装置24は、それゆえ固定記憶装置24aと可変記憶装置24bと を有している。
【0017】 記憶装置Mには“口腔点”のx/y値を目標値として記憶させることができる 。この記憶目標値は、±の入力ユニット26により直列インターフェース23を 介して中央ユニット22内で、処置者の身長に適応させるさい説明したように修 正される。すなわち、y値が、平均身長に相当する平均値から上方又は下方へ変 更される。この修正値が表示器27に示され、プログラム選択キーP1〜Pnを 介して椅子プログラムを呼出すさいに自動的に計算に入れられる。
【0018】 選択キー28,29を介して選択的に、一方では腰掛位置での処置用の、他方 では起立位置での処置用の個別プログラムが呼出される。したがって、選択的に 起立位置での処置用と、腰掛位置での処置用とに全体的な横臥システムを切換え ることができる。また、別の選択が、2つの選択キー30,31により可能であ る。右側のキー30を操作すれば、メーカーにより予め設定済みのプログラムが 、固定記憶装置24aから読出され、左側のキー31を操作すれば、処置者が個 々に調節したプログラムが利用できる。
【0019】 第3の選択可能性は、3個の別のキー32,33,34により与えられる。こ れらのキーによって、場合により同じ患者用椅子で交互に別の処置者が処置を行 なうような場合に、各処置者への適応が行なわれる。全横臥システムは、その場 合、入力値、たとえば処置者の身長に適応せしめられる。この適応は、相応の目 標値又は修正値を固定記憶装置24aから読出すことによって行なうことができ る。
【0020】 制御プログラム、つまりプログラム記憶装置24内では人体測定表が考慮に入 れられるようにするのが有利である。この表によって、処置者の身長に相応する “口腔点”が、腰掛位置又は起立位置の各位値について定められるようにする。 このソフトウエア式の設定値は、しかし、固定値ではなく、有利には処置者個人 の必要に応じて修正されるようにする。
【0021】 中央ユニット22の作業プログラムは符号35で示されている。
【0022】 椅子のメーカー側で、すでに特定の処置及び処置者の身長に合わせて異なる“ 口腔点”を前設定し、相応のプログラムに組込んでおくのが有利である。この前 設定値を、処置者は必要に応じてプログラムに加えることができる。
【0023】 処置者が“口腔点”の目標値自体を調節しようと思う場合には、次のようにす る: 患者を椅子に着け、処置者はキーS1〜S6を操作して椅子を処置に適し位置 へもたらす。その場合、“口腔点”、すなわち窩洞形成個所の中心が処置者に好 都合な処置姿勢に対応する位置に来るようにする。この位置が決定されてから、 相応のレリース過程の後で記憶装置入力キー39を介してx/y値を目標値とし て記憶装置25へ投入する。そのさい、中央ユニット22は、相応のセンサG1 〜G6により検出された値を検知する。その場合の角度値が中央ユニットの計算 機内で相応に処理される。
【0024】 処置者が自分の処置位置を、たとえば腰掛位置から起立位置へ変える場合、又 は別の身長の処置者が同じ患者用椅子で処置する場合、入力ユニット26を介し て意図的に“口腔点”のy値を変更することができる。この変更により、プログ ラム記憶装置24内に記憶されているすべてのプログラムが、変更された“口腔 点”に合わせて修正される。
【0025】 位置センサG4は、既述のように、ヘッドレスト6が背もたれに続いており、 背もたれに沿って押しずらし可能にされている場合には、適当な感圧センサによ り構成できる。これらのセンサが、患者の頭部がヘッドレスト6に及ぼす接触圧 に応じて位置相応の値を中央ユニットに発信するようにする。
【0026】 位置36は別の直列インターフェース37を介してCPUに接続可能のデータ 処理装置を示している。この装置のキーボード36aを介して、被処置歯を入力 することができる。そのようにして得られた情報はCPUのコンピュータへ更に 送られる。コンピュータは、横臥システムのプログラムが記憶されている固定記 憶装置24aの記憶値と比較して、その歯の処置にはどの椅子位置が必要かを決 定し、起動信号を受けたのち、相応のプログラムを起動する。
【0027】 特定プログラムを横臥システムの記憶プログラムから選択する別の可能性は、 後述するように、特に有利に構成された操作面が操作パネルに備えられている場 合である。図2に全体が符号40で示されている操作パネルは、たとえば“タッ チ・スクリーン”形式の操作面41を有している。図3には、この操作面が拡大 して示されている。キーP43〜P48を備えた後述する2つのキー列の間には 、歯列図式42が示されている。この図式では、上顎(OK)と下顎(UK)が 複数区分(セグメント)43〜48に分けられている。この区分は、既述の横臥 システムと関連して、かつまた横臥状態の患者の口腔内を直接に見た場合の窩洞 形成を単一の面で示したものにもとづいてなされている。また、この区分は、処 置される個々の歯面に対して、特定の患者横臥位置及び処置者の姿勢を配属する という考え方で行なわれる。そのさい、この配属は、処置者にとって操作が簡単 に行ないうる程度まで減少させてある。
【0028】 図3に示した形式の場合、上下顎が、それぞれ8つのセグメントに区分されて いる。この場合、これらのセグメントは、処置面に関しては3群又は3区域に分 けることができる。すなわち、口腔側処置面を有する第1群、頬側処置面を有す る第2群、咬頭側処置面を有する第3群である。その場合、左右の歯列域では3 群であるが、前歯区域では口腔側及び頬側の処置面のみである。各セグメントに は、特定の椅子位置が配属されている。このことは、1つの歯の特定面(口腔側 、頬側、咬頭側)の処置には、患者の特定の姿勢位置及び患者の椅子の位置が配 属されていることを意味する。
【0029】 特定の複数歯面を患者の横臥位置を変更することなく処置できることが、いま や判明した。たとえば、上顎の左右口腔側歯面と臼歯区域の右頬側歯面とは同じ 患者姿勢位置で処置できる。同じことは前歯区域の口腔側歯面と臼歯区域の咬頭 側歯面についても妥当する。
【0030】 したがって、図示の実施例では、同一の患者位置で処置可能なセグメントには 同じマーキングないし模様付けがなされている。これらのセグメントには、相応 の操作手段が操作キーP43〜P48の形式で配属されている。これらの操作キ ーは歯列図式42の両側にキーセットとして操作面に配置されている。
【0031】 これら6個だけの操作手段をもって横臥システムの6つのプログラムを選択で きる。この配属関係はカラーで表示するのが有利であるが、添付図面の場合のよ うに白黒でしか表面構成ができない場合には、表面を相応に構成ないし模様付け を、たとえば図3及び図4のように行なうことも可能である。
【0032】 図示の実施例の有利な変化形として、操作手段をセグメント内に組込むか、な いしはセグメント自体を操作手段として構成することもできる。こうすることに より、選択可能な機能をキー面に直接に配属でき、それによって一層見易さが改 善される。
【0033】 図4に示した形式の場合、歯列図式52も、同じように上下顎がそれぞれ8個 のセグメントを有してはいるが、図3の形式の場合には6個の異なる模様付けの キー(有利にはカラーにより区別する)が設けられているのに対し、この場合は 、4個の白黒の模様付けされたキー(白色、縦線、横線、交叉斜線の各キー)が 設けられているだけである。両側の上方のキーP54,P55は上顎に、下方の 2つのキーP57,P58は下顎に、中間の2つのキーP53,P56は各歯列 の同じ模様の歯面に配属されている。
【0034】 図5に示されている別の実施形式の場合、歯列図式62も、既述の実施例同様 に8つに区分されている。この場合、選択キーP63〜P68が、直接に各処置 歯面(口腔側、頬側、咬頭側)の近くに、つまり各歯面に空間的に配属されてい る。キーは、有利には相応の発光手段と接続され、キーの1つが押されれば点灯 し、処置者は、それによって選択した位置プログラムについて視覚的なフィード バックを得ることができる。
【0035】 このフィードバックは、既述の実施例の場合にも有利であり、その場合には、 たとえば操作手段又は相応のセグメントに相応の発光手段を備えておくようにす る。
【0036】 同じく本考案の枠内の別の有利な実施例の場合には、歯を表わす自体公知の数 字図式を基礎として、歯ないし数字を処置面を特定するマーキングと組合せるこ とにより、区分を確定するようにされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による患者用椅子の一実施例の略示側面
図。
【図2】制御・計算ユニットのブロック回路図。
【図3】操作面を有する操作ユニットの第一実施例の
図。
【図4】操作面の変化形を示した図。
【図5】操作面の更に別の変化形を示した図。
【符号の説明】
1 ベース部分、 2 椅子上方部分、 3 保持体、
4 シート、 5背もたれ、 6 ヘッドレスト、
20 出力最終段、 21 A/Dコンバータ、 22
中央ユニット、 23,37 直列インターフェー
ス、 24 プログラム記憶装置、 24a 固定記憶
装置、 24b 可変記憶装置、 26入力ユニット、
27 表示器、 28〜34 選択キー、 40 操
作パネル、 41 操作面、 42,52,62 歯列
図式、 43〜48 セグメント、 A1〜A6 駆動
装置、 G1〜G6 センサ、 M 口腔点、 P1〜
Pn プログラム選択キー、 S1〜S6 スイッチ

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科の患者用椅子において、少なくとも
    高さ調節可能な椅子上方部分(2)と、少なくとも傾斜
    度を変更可能な背もたれ(5)と、背もたれに対して調
    節可能なヘッドレスト(6)と、制御可能な駆動装置
    (A1〜A6)を有する椅子部材(2〜6)調節手段
    と、操作部材(P1〜Pn)により選択可能な多数のプ
    ログラムを有する制御装置(22)と、操作面(41)
    を有する操作ユニット(40)とを有しており、前記プ
    ログラムが、調節可能な椅子部分の種々の位置に対応し
    ており、しかもこれらのプログラムが、上顎(OK)及
    び下顎(UK)の歯の特定の処置面に配属されている横
    臥システムを含んでおり、また、前記操作面(41)上
    には上顎及び下顎の歯列が図式として表示されている
    か、又は表示可能であり、しかもこの歯の図式が複数区
    分(43〜48,53〜58,63〜68)に分割さ
    れ、これらの区分が、処置時に等しい又はほぼ等しい椅
    子位置を必要とする歯の処置面を表わし、かつまた、こ
    れら区分が操作面(41)に視覚的に表示可能であり、
    更に、前記区分に操作手段(P43〜P48,P53〜
    P58,P63〜P68)が配属され、これら操作手段
    を操作することにより調節手段(A1〜A6)が椅子部
    分の調節方向で当該の選択椅子位置へ起動され、そのさ
    い前記区分への操作手段の配属が操作手段の配置によっ
    て決められているか、又はカラーもしくは模様によって
    決められているかすることを特徴とする、歯科の患者用
    椅子。
  2. 【請求項2】 前記区分(43〜48,53〜58,6
    3〜68)が歯列図式(42,52,62)のセグメン
    トであることを特徴とする請求項1記載の患者用椅子。
  3. 【請求項3】 処置面を口腔側、頬側、咬頭側の各処置
    面に分割することに関連して、自体公知の歯の数字図式
    を組合せることによって、前記区分が形成されているこ
    とを特徴とする、請求項1記載の歯科の患者用椅子。
  4. 【請求項4】 前記区分(43〜48,53〜58,6
    3〜68)が操作手段(P43〜P48,P53〜P5
    8,P63〜P68)を有しているか、又は操作手段と
    して構成されていることを特徴とする、請求項1記載の
    歯科の患者用椅子。
  5. 【請求項5】 前記区分(43〜48,53〜58,6
    3〜68)が操作キーセットとして構成されていること
    を特徴とする、請求項4記載の歯科の患者用椅子。
  6. 【請求項6】 等しい、もしくはほぼ等しい椅子位置が
    配属されている区分には、等しいカラーが与えられてい
    ることを特徴とする、請求項1記載の歯科の患者用椅
    子。
  7. 【請求項7】 等しい、もしくはほぼ等しい椅子の位置
    が配属されている区分には、等しい表面構成ないし表面
    模様が与えられていることを特徴とする、請求項1記載
    の歯科の患者用椅子。
  8. 【請求項8】 歯列図式(52)両側に少なくとも各3
    つのキーボード(P58,P53,P54;P57,P
    56,P55)が上下に配置され、これらのうちの最上
    部の2つのキー(P54,P55)が上顎OKのセグメ
    ントに、下部の2つのキー(P57,P58)が下顎U
    Kのセグメントに、また真中の2つのキー(P53,P
    56)が上顎と下顎の処置面で等しい、もしくはほぼ等
    しい椅子位置を有するセグメントに、それぞれ配属され
    ていることを特徴とする、請求項2記載の歯科の患者用
    椅子。
  9. 【請求項9】 制御装置がEDP装置(36)に接続さ
    れており、このEDP装置(36)に、処置される歯、
    又は、処置される歯が含まれている歯列図式(42,5
    2,62)の区分がキーセットを介して入力され、しか
    もこの情報が制御装置(22)へ伝えられ、更に起動信
    号が発せられると、椅子部材が当該の歯ないし区分に配
    属された椅子位置へもたらされることを特徴とする、請
    求項1記載の歯科の患者用椅子。
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