JPH09322919A - 医科歯科用治療装置 - Google Patents

医科歯科用治療装置

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JPH09322919A
JPH09322919A JP8144671A JP14467196A JPH09322919A JP H09322919 A JPH09322919 A JP H09322919A JP 8144671 A JP8144671 A JP 8144671A JP 14467196 A JP14467196 A JP 14467196A JP H09322919 A JPH09322919 A JP H09322919A
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JP
Japan
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pedal
foot
medical
computer
dental treatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP8144671A
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English (en)
Inventor
Shigeru Nakamura
滋 中村
Kunitoshi Noguchi
国寿 野口
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Morita Tokyo Manufacturing Corp
Original Assignee
Morita Tokyo Manufacturing Corp
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Publication date
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Publication of JPH09322919A publication Critical patent/JPH09322919A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】医科歯科治療装置の構成機器の操作の応用範囲
が廣く、効率よく作業を進めることができ、施療の作業
効率の向上に大いに貢献することができる医科歯科用治
療装置の提供。 【解決手段】医科歯科用治療椅子と、その制御用コンピ
ュータ及びコンピュータディスプレイ装置とを備えた医
科歯科用治療装置において、1個又は複数個の足操作用
電気的スイッチと、該足操作用電気的スイッチと連動す
る前記コンピュータディスプレイ装置の表示画面切替器
と、前記コンピュータディスプレイ装置と連動する足操
作用ポインティング・デバイス及び選択された画面の実
行手段を備えたフット操作器を付設し、さらに、前記制
御用コンピュータと連動する手動操作用キーボードを備
えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータディス
プレイ装置の表示画面の選択と、その選択項目の実行を
足で操作するフット操作器及び、手動操作用キーボード
によって併用操作される医科歯科用治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来は、
医科歯科用治療装置においては、表面に区分された項目
の絵又は記号の書かれたシートを重ねたキーボードによ
り、固定された項目を選択指定して機器を作動させてお
り、また、連続操作は別途設けられたフットスイッチに
よって行っていた。従って、キーボードの指定範囲は限
定され、他のデータ等を切替えて表示することはでき
ず、またフットスイッチの操作項目の範囲も少なく限定
されおりそして、キーボードは手で操作し、フットスイ
ッチは足で別々に操作していた。例えば歯科の治療の際
にみられるように施術者は、患者の履歴や、各種の検査
データを見たい場合は、別途ハードコピーされたものを
離れた場所から持ってきて見なければならず、またはコ
ンピュータにストアーされている記録をディスプレイす
るには、別室でキーボード操作による等、操作が面倒で
あった。また、治療の際の歯科治療椅子の操作には最適
治療姿勢を実現するための椅子上昇、下降、背凭れの起
立、傾斜や、ハンドピースの回転速度の増減、注水等の
操作を必要とするが、施術者と治療椅子のタッチパネル
間及びタッチパネルとフットスイッチの間の距離は一定
ではなく、さらに、施術者の施療姿勢は立位、又は座
位、あるいは立位座位の双方であり、加えて施術中は手
にはインスツルーメント等の治療器具を持っていたり、
あるいは施療用の手袋をはめていたりするので、手はそ
のままで、空いている足で諸操作ができることが作業効
率の向上のために望まれていた。 従って、施術者が立
位又は座位において、1つのフット操作器により所要の
データー表示及び機器の操作が安定した姿勢で容易にで
きるようにすることが課題であった。そしてさらに、前
記課題と平行して特に主施術者の指示により補助操者が
治療用椅子及び治療器具等の制御を行う場合、主施術者
と位置的に重なることなく、前記のフット操作器と併用
しキーボードによっても制御できることが課題であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする手段】本発明者は、上記に鑑
み鋭意研究の結果、上記の課題を、下記の手段によって
解決した。 (1)医科歯科用治療椅子と、その制御用コンピュータ
及びコンピュータディスプレイ装置とを備えた医科歯科
用治療装置において、1個又は複数個の足操作用電気的
スイッチと、該足操作用電気的スイッチと連動する前記
コンピュータディスプレイ装置の表示画面切替器と、前
記コンピュータディスプレイ装置と連動する足操作用ポ
インティング・デバイス及び選択された画面の実行手段
を備えたフット操作器を付設し、さらに、前記制御用コ
ンピュータと連動する手動操作用キーボードを備えてな
ることを特徴とする医科歯科用治療装置。 (2)医科歯科用治療椅子と、うがい用スタンドと、治
療用照明装置と、ブラケットテーブルと、それらの各種
制御用コンピュータ及びコンピュータディスプレイ装置
とを備えた医科歯科用治療装置において、1個又は複数
個の足操作用電気的スイッチと、該足操作用電気的スイ
ッチと連動する前記コンピュータディスプレイ装置の表
示画面切替器と、前記コンピュータディスプレイ装置と
連動する足操作用ポインティング・デバイス及び選択さ
れた画面の実行手段を備えてなるフット操作器を付設
し、さらに、前記制御用コンピュータと連動する手動操
作用キーボードを備えてなることを特徴とする医科歯科
用治療装置。 (3)医科歯科用治療椅子と、うがい用スタンドと、治
療用照明装置と、ブラケットテーブルと、それらの各種
制御用コンピュータ及びコンピュータディスプレイ装置
と、治療用各種データを供給する外部コンピュータとの
接続回線を備えた医科歯科用治療装置において、1個又
は複数個の足操作用電気的スイッチと、該足操作用電気
的スイッチと連動する前記コンピュータディスプレイ装
置の表示画面切替器と、前記コンピュータディスプレイ
装置と連動する足操作用ポインティング・デバイス及び
選択された画面の実行手段を備えてなるフット操作器を
付設し、さらに、前記制御用コンピュータと連動する手
動操作用キーボードを備えてなることを特徴とする医科
歯科用治療装置。 (4)フット操作器が、施術者が安定した立位又は座位
の姿勢で足で容易に操作できるように構成したことを特
徴とする(1)項ないし(3)項のいずれかに記載の医
科歯科用治療装置。 (5)ブラケットテーブルの近傍に制御用コンピュータ
を備え、また、該ブラケットテーブルの後端部近傍にコ
ンピュータディスプレイ装置の表示画面を備え、また、
医科歯科用治椅子近傍の前方あるいは側方の床上に、フ
ット操作器を移動自在に付設し、さらに、前記ブラケッ
トテーブルの前方又は側方部近傍に手動操作用キーボー
ドを備えてなることを特徴とする(1)項ないし(4)
項のいずれかに記載の医科歯科用治療装置。 (6)受付用のコンピユータでデータ管理される、患者
の受付けの記録並びに、診療室内のコンピュータで管理
される、患者のカルテデータ、X線像等の画像信号処理
計測データを含む各種検査データは、接続回線により1
個又は複数個の医科歯科用治療装置の制御用コンピュー
タに接続され、また、歯科治療椅子の操作項目の制御及
び操作データは前記制御用コンピュータにストアーさ
れ、施術者は各個の医科歯科用治療装置側から呼び出し
のモードにより随時呼び出してコンピュータディスプレ
イ装置の表示画面に表示できるとともに、治療装置側の
使用状況等のデータは、前記受付並びに診療室内データ
管理用のコンピュータに出力され相互にデータ交換がで
きる、ように構成したことを特徴とする(1)項ないし
(5)項のいずれかに記載の医科歯科用治療装置。 (7)他所に設備されたホストコンピュータとの間で、
通信回線を経由して、データ交換を行うように構成した
ことを特徴とする(6)項に記載の医科歯科用治療装
置。
【0004】(8)フット操作器が、ペダル前方台と、
後部に隣接して設けられたペダル部台とからなり、前記
ペダル前方台には、その上面に設けられた1個又は複数
個のコンピュータディスプレイ装置の表示画面のモード
画面を切り替る足操作用電気的スイッチと、内部に設け
られた切替回路及び、外部に延出するための信号ケーブ
ルを備え、また、前記ペダル部台とペダルには、ペダル
操作により発信される電気信号回路を備え、また、前記
ペダルは、その前方を踵を中心として上下左右に移動さ
せて、マーカーをコンピュータディスプレイ装置の表示
パネルの目的の所に合わせた後、踵をずらせながら足を
前後させてクリックを行うポインティング・デバイス及
び選択された画面モードの実行手段、とを備えて構成し
たことを特徴とする(1)項ないし(7)項のいずれか
に記載の医科歯科用治療装置。 (9)フット操作器が、ペダル部台と、その中央部分
に、踵乗せ台と一体又は足先部分が離れた形式で設けら
れた2つのペダルと、外部に延出する信号ケーブルとか
らなり、前記ペダル部台には、その前方側面に、1個又
は複数個のモード画面を切り替える足操作用電気的スイ
ッチと、また内部に設けられた切替回路及び、外部に延
出する信号ケーブルを備え、また、前記ペダル部台及び
ペダルには、ペダル操作により発信される電気信号回路
を有し、また、前記ペダルは、施術者の踵を中心にして
足先で上下に移動させて、マーカーをコンピュータディ
スプレイ装置の表示画面の目的の所に合わせた後、ペダ
ルの側面に設けられたクリックスイッチを踵を中心とし
て足先を左右に移動させてクリックを行うポインティン
グ・デバイス及び選択された画面モードの実行手段とを
備えて構成したことを特徴とする(1)項ないし(7)
項のいずれかに記載の医科歯科用治療装置。 (10)フット操作器が、ペダル前方台と、後部に隣接
して設けられたペダル部台とペダルとからなり、ペダル
前方台には、その上面に設けられた1個又は複数個コン
ピュータディスプレイ装置のモード画面を切り替える足
操作用電気的スイッチと、内部に設けられた切替回路及
び、外部に延出する信号ケーブルを備え、また、前記ペ
ダル部台とペダルには、ペダル操作により発信される電
気信号回路を有し、また、前記ペダルは、前記ペダル台
の中央部に、踵乗せ台と一体又は離れた形式の扇型のペ
ダルであり、また、前記ペダルは、該ペダル両側面にス
ライドスイッチを備え、施術者の踵を中心にして足先を
左右に動かして前記スライドスイッチを摺動させて、マ
ーカーをコンピュータディスプレイ装置の表示画面の目
的の所に合わせた後、ペダルの下方に設けられたクリッ
クスイッチを、ペダルの前方を施術者の踵を中心にして
足先を上下させてクリックを行うポインティング・デバ
イス及び選択された画面モードの実行手段、とを備えて
構成したことを特徴とする(1)項ないし(7)項のい
ずれかに記載の医科歯科用治療装置。 (11)フット操作器がペダル前方の上下左右の移動量
を検出し信号を出力するセンサーを備え、該センサー
は、ペダル側に投光器を有し、また、それに対向した固
定台側に受光素子を複数個連接させてなるアレイを備え
てなり、ペダルの移動量を非接触でかつ、デジタル信号
で取り出すようにしたことを特徴とする(1)項ないし
(10)項のいずれかに記載の医科歯科用治療装置。 (12)フット操作器が、ペダル前方の上下左右の移動
量を検出し信号を出力するセンサーを備え、該センサー
は、ペダル側に移動に比例して機械的に動くデバイスを
有し、また、それに対向した固定台側にその動きを受け
て回転又は摺動するデバイスを備えて、ペダルの移動量
をアナログ信号で検出し、あるいは、前記ペダルの上下
左右の偏角の度合いを検出する角度センサーを備えて移
動量をアナログ信号で検出し、前記各移動量をアナログ
信号で取り出すことを特徴とする(1)項ないし(1
0)項のいずれかに記載の医科歯科用治療装置。 (13)フット操作器が、ペダル前方の上下左右の移動
量を検出し信号を出力するセンサーを備え、該センサー
は、ペダル側に投光器をまた、それに対向した固定台側
に受光素子を複数個連接させてなるアレイを有する受光
器を備えてなり、移動量を非接触でかつ、デジタル信号
で検出し、あるいは、前記ペダルの上下左右の移動を検
出し信号を出力するセンサーとしてペダル側に移動に比
例して機械的に動くデバイスを有し、またそれに対向す
る固定台側にその動きを受けて回転又は摺動するデバイ
スを備えてペダルの移動量を検出し、また、前記ペダル
の上下左右の偏角の度合いを検出する角度センサーを備
えて移動量をアナログ信号で検出し、前記の各移動量を
デジタル信号とアナログ信号とを併用して取り出すこと
を特徴とする(1)項ないし(10)項のいずれかに記
載の医科歯科用治療装置。 (14)手動操作用キーボードが、医科歯科用治療椅子
及び治療器具の制御項目の絵又は記号等が割り当てられ
たキーを、一定の規則に従って配列してなり、また、前
記キーボードは、医科歯科用治療椅子及び治療器具を制
御する前記フット操作器によるコンピューターの制御系
と平行した制御系を有し、時系列的には前記コンピュー
タの制御によるフット操作器に優先して作動するように
構成し、ワンタッチによって即時作動を開始させる手段
を備えてなるように構成したことを特徴とする(1)項
ないし(7)項のいずれかに記載の医科歯科用治療装
置。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に発明の実施の形態を図に基
づいて説明する。図1に歯科診療における各機器の配置
と接続を示す。図において、100は歯科用治療装置、
101は歯科用治療椅子、102はうがいスタンド、1
03は治療用照明装置、104はブラケットテーブル、
105は専用コントローラー(コンピュータ)、106
は表示パネル、107はフット操作器、108はキーボ
ード、110は受付データ管理用コンピュータ、111
はキーボード、112は外部メモリー、113は外部コ
ンピュータ、114は通信回線、115はX線室、11
6は画像信号及び計測データ処理ユニット、117は診
療室内データ管理用コンピュータ、118はキーボー
ド、119はデータ分配用送受端末器、120は各種検
査データ検出処理及び送出装置、121、122、12
3、124、125は信号ケーブル、126はデータ回
線、127はフット操作器信号ケーブル、128は信号
ケーブル、131はX線画像、132は口腔検査機と口
腔カメラ像、133は根管長測定機と計測データ、13
4は歯髄診断機と診断データ、135は顎運動測定器と
計測データ、136は顕微鏡検査機と顕微鏡像、140
は診療室内、141は受付室である。
【0006】以下図1に基づいて各機器の動作とフロー
を説明する。先ず、受付室141において、患者来院の
日時、氏名、回数等を受付データ管理用コンピュータ1
10に記録する。また、患者のカルテデータ及びX線検
査機131の画像信号並びに各種検査データ検出処理及
び送出装置120からの口腔カメラ像132、根管長測
定機の計測データ133、歯髄診断機の診断データ13
4、顎運動測定器の診断データ135、顕微鏡検査機の
顕微鏡像136等の画像信号及び計測データは、画像信
号及び計測データ処理ユニット116においてコンピュ
ータ送出信号に変換されて、診療室内データ管理用コン
ピュータ117に送出されて管理される。そして、デー
タ分配用送受端末機119を介してデータ回線126に
より複数個の歯科治療装置100の専用コントローラー
105に接続されており、施術者は各個の歯科治療装置
100側のフット操作器107からの呼び出しモードに
より随時呼び出して表示パネル106に表示することが
できる。また、複数の治療装置100側の使用状況のデ
ータは、前記データ分配用送受端末器119を介して前
記受付データ管理用コンピュータ110及び診療室内デ
ータ管理用コンピュータ117に出力され、相互のデー
タ交換により整理される。歯科用治療椅子101の操作
項目の制御及び操作データは、前記専用コントローラー
105に内蔵されておりフット操作器107によって制
御されるとともに、キーボード108によっても併用し
て制御することができる。上記キーボード108は手動
によるワンタッチ入力により行われ、即時作動し、同時
に操作された場合は、優先回路により前記フット操作器
による制御に優先する。以上述べたように受付た患者の
データ、カルテデータ、各種検査データ、歯科治療椅子
の制御等は全てフット操作器107によって操作が可能
でありかつ、歯科治療椅子及び治療用インスツルメント
の制御はキーボード108によっても操作することが可
能である。
【0007】次に、上記における操作の事例を以下に説
明する。図2は、フット操作器用の前記歯科治療椅子の
操作指定画面のモードの事例である。図中の線画と記号
は、椅子の姿勢や、器具の操作を表している。図におい
て、1は治療椅子操作の表示画面、2は椅子の背凭れの
起立と傾斜、3は椅子の上昇と下降、4はポインティン
グのマーカー、70はオートセット1、71はオートセ
ット2、で共に診療時患者の姿勢位置の記憶と設定用で
ある。72はうがいの位置、73は診療前及び終了時の
位置、74はソフトメモリーで調整姿勢位置の再現用、
75はライトのON/OFF、76はオートセット用の
メモリー、77はハンドピースモーターの正逆回転の切
替、78はハンドピース注水の切替、79はハンドピー
スライトのON/OFF、80、81、82は回転制
御、調光等の3段階調節を示す。図3は、キーボード1
08の事例である。図中の記号は図2と同じである。図
4は、各種の検査データの指定画面モードの事例であ
る。図において、90は検査データの表示画面、91は
X線像、92は口腔カメラ像、93は根管長測定デー
タ、94は歯髄診断データ、95は顎運動測定データ、
96は顕微鏡像を示す。図5は、患者の受付ナンバー、
氏名等の分類画面で、150は患者の受付ナンバー、氏
名等の分類画面で、受付にてストアーされまた、カルテ
及び前記検査データ取出しの際に、患者を選択指定する
ために使用される。図において151ないし155はそ
れぞれ3桁のナンバーと、それに対応する患者の氏名を
表す。図6は、図5の患者の受付ナンバー、氏名等の分
類より指定した患者に対応した前記図4の検査データ表
示画面90の中からX線像91を選択指定し表示した画
面160である。図7は、前記指定した患者のカルテを
表示した画面170である。
【0008】次に前記歯科治療椅子の操作用のコンピュ
ータディスプレイ装置の表示パネルの[モード表示画面
の切替え」作用を説明する。後記の(図8、図9)に示
すように、足の踵又は足指の基部下方に重心におき、操
作器の台上に設置されたモード切替えスイッチを足で押
圧操作してコンピュータディスプレイ装置の表示パネル
のモード表示画面を切替える。また、前記画面の表示区
分事項の選択と、前記選択事項による機器の操作につい
て説明すると、後記のフット操作器(図8ないし13)
のペダルの上下左右の移動操作によるポインティング・
デバイスとして作用させるには、X軸、Y軸の各ポジシ
ョンを、前記図2の「背凭れの起立と傾斜」2の区分項
目をマーカー4にて示すように指定し、クリックして項
目を決定するとともに記憶させる。その後はダブルクリ
ック動作あるいはソフトウエアにより、前記ポインティ
ングの作用を解除し、操作器をフットスイッチの作用に
切替えて、前記ペダルの上下左右の移動操作により椅子
の「背凭れの起立と傾斜」2の作動を連続的に行う。切
替えモードをいくつか設定しておけば、前述した患者の
各種検査データ区分、検査データの詳細、患者のカルテ
等の表示パネルへの表示を、フット操作器を操作するこ
とによって行うことができる。
【0009】次に前記図1に示す表示パネル106(図
2の表示画面1)と併用されるキーボード108の作用
を説明する。図3に事例を示したように、キーボード1
08は歯科用治療椅子101の姿勢制御及びブラケット
テーブル104のインスツルメントの操作に関する項目
がキーボード上に表示されており、指先で所要項目にタ
ッチすることにより、その項目が即時作動する。また、
キーボード108は前記歯科用治療椅子及び治療器具を
制御する前記フット操作器107によるコンピューター
の制御系と平行した制御系を有し、時系列的には前記コ
ンピュータの制御によるフット操作器107に優先して
作動するように構成されている。
【0010】次に上記の操作を行うための各種のフット
スイッチの構造と作用について説明する。周知のように
足による操作は,人間工学よりみた操作姿勢(立位及び
座位)において安定度があり、かつ容易でなければなら
ない。従って、 体重の重心(立位)、足の重心(座
位)を置く場所がないと安定しないため 片足は足
裏の全面を固定し 他の片足は踵に重心を置き、足
先の動きは、踵を中心にして上下、左右とする動作と
足裏の前の部分(指の後方)に重心をおき、足先
(指の部分)を上下する動作と 踵を前方にずら
せて足先を少し前に移動し、また元の位置に戻す前後す
る動作、の各動作が操作の範囲であり、上記以外の動き
をすると不安定な姿勢となり、細かい動作は困難とな
る。上記の事項を基本として以下に各種のフット操作器
について記述する。
【0011】図9は動作説明用の操作器の外観斜視図で
あり、図8は操作時の足の重心の位置を示す説明図であ
る。基本操作がペダル方式で、ペダルを足の踵を中心に
して上下左右に動かす主動作と、踵をずらせながら足先
を少し前に動かすスイッチ動作と、ペダル前方の台上に
足裏の前の部分(足指の基部)に重心をおき足先(指の
部分)を上下させるスイッチ動作とを組合わせたもので
ある。図8及び図9において、5はペダル、6は踵乗せ
台、7は足の側面壁、8は踵外周壁、9は上下の移動方
向、10は左右の移動方向、11はペダル前方台、12
はモード切替えスイッチ、13はクリック穴、16は信
号ケーブル、17はフット操作器、18はスイッチの上
下方向、19は踵の重心、20は足指基部の重心、21
は足裏である。図10は図9のペダル5とペダル部15
の内部の構造図で(イ)は平面図、(ロ)は右側面図、
(ハ)は背面図である。図において、22は左右投光
器、23は左右受光器、24は上下受光器、25は上下
投光機、26はクリック投光器、27はペダル台座、2
8は戻りバネ、29はクリック受光器、201は基部旋
回台、202は踵旋回中心部、203は蝶番、204は
旋回台スライド溝である。図11の(イ)図及び(ロ)
図はクリック機構の説明図である。図において、30は
透明板を示す。
【0012】以下、フット操作器の構造と作用を説明す
る。先ず、モードの表示切替えの作用を述べる。図8及
び図9に示したように、施術者は操作器の上に足を乗せ
て操作するが図に示したように、ペダル前方台11の上
に足裏21の前の部分を置き、足指の基部20に重心を
おき足先を上下させてモード切替えスイッチ12を切替
える。このモード切替えスイッチ12には、ロータリ型
切替器あるいは、単なるプッシュON、OFFスイッチ
を設けてそのアベレージを送出して、コンピュータ側の
AND回路の片方に入力させ、またコンピュータのアベ
レージ対応モードを、前記AND回路の他の片方に入力
させて、一致したときの画像信号を表示パネルに表示し
てもよい(図示せず) 次に、ポインティング・デバイスとしての作用を述べ
る。前記ディスプレイ画面の位置の選択指示は所要X軸
及びY軸の交点であるから、フット操作器ペダルの上
下、左右の移動によって上記の交点を求める。操作上の
組み合わせは複数通りあるが、例えば図10において、
ポインティングのX軸の選択は、ペダル5を右左の移動
方向10のように移動することにより行う。この場合X
軸の始めの画面上の位置をきめておけば、ペダル5のセ
ンターを中心にして左右に移動、又はセンターより右方
向の動きの増減、のいずれでもよい。Y軸の選択はY軸
の始めの位置をきめて、ペダルを上下して行う。ペダル
には戻りバネ28がついており、踏み込みにより設定が
できる。上記の作用によって、実際の動作として例え
ば、踵を中心として、足先でペダル5を右に動かし、か
つ下に踏み込めば上記のX軸・Y軸の位置選択指定の動
作を同時に行うことができ、従来の手動によるポインテ
ィング・デバイスである通称マウスやトラックボール等
と同様な働きをする。
【0013】上記の状態でクリックを行うには、画面の
所要項目の区分の所にマーカーが移動していることを確
認の上、足の踵をずらせながら少し足先を前進させ足裏
21により、図10及び図11の(イ)、(ロ)にその
詳細を示したように、クリック用穴13を塞ぐことによ
って、その下方に設置されているクリック投光器26と
透明板30を介してその反射光を受けて作用するクリッ
ク受光器の29の変化を検出し、信号を出す図(イ)、
あるいは、クリック受光器29のみを前記クリック用穴
13の下に設置し、上方からの光を足先で遮ることによ
り信号を出してもよい図(ロ)。そしてその後、足を後
ろに引き元の位置に戻せばクリック受光器27の受光量
も元に戻る。上記の動作を繰り返せばダブルクリックも
行うことができる。
【0014】前記のポインティングの動作を行うための
事例として、図10に光学的に移動量を検出し、電気信
号として送出する機構を示した。図10において、ペダ
ル5を足先によりセンターから左右移動方向10のよう
に左、右に移動させるとペダル5の前方裏側にも設けら
れた左右投光器22からの光の通路に沿って、固定台で
ある台座27に設置された受光素子を複数個連接させた
アレイ(左右受光器23)によって、移動量に比例した
信号を非接触でかつ、デジタルで取り出すことができ
る。またペダル5を足先により上下移動方向9のように
上下に移動させると、図に示すようにペダル5の先端の
中心部に設けられた上下投光器25からの光の通路に沿
って、ペダル5と共に左右に動きかつ、その基部はペダ
ルの上下に対し固定されている機構(ペダル台座27と
踵旋回中心部202を中心として蝶番203により上下
する機構と、同じく踵旋回中心部202を中心として基
部旋回台201の前部が、旋回台スライド溝204に沿
ってスライイドする)の上に設置された受光素子を複数
個連接させたアレイ(上下受光器24)によって、移動
量に比例した信号を非接触でかつ、デジタルで取り出す
ことができる。これらの信号は前記図9に示した信号ケ
ーブル16によって、前記図1に示した専用コントロー
ラー105に出力され、また、ここから受付データ管理
用コンピュータ110及び診療室内データ管理用コンピ
ュータ117に送出される。
【0015】次に上記のフット操作器17(図9)をフ
ットスイッチとして使用する時の作用を述べる。前述し
たポインティング・デバイスとして使用した後、ダブル
クリック動作あるいはソフトウエアにより、ポインティ
ングの作用は解除され、操作器はフットスイッチの作用
に切替わる。信号検出回路もこの時点で、連続動作への
出力に切替わるように設定しておく。事例として、項目
を図2に示す「椅子の背凭れの起立と傾斜」2を選択
し、前記ペダル5の上下左右の移動操作により作動を連
続的に行う場合の作用を説明する。椅子の背凭れの動作
は、起立と傾斜の2つの各連続動作であるから、例えば
前記ペダルの左右の移動を該当させればよい。この場合
図10で前述したようにペダル5を足先によりセンター
から左右移動方向10のように左、右に移動させると、
ペダル5の前方裏側にも設けられた左右投光器22から
の光の通路に沿って、固定台である台座27に設置され
た受光素子を複数個連接させたアレイ(左右受光器2
3)によって、移動量に比例した信号を非接触でかつ、
デジタル信号で取り出すようことができる。従って、例
えば、ペダル5の左側への移動を「背凭れの起立」、右
側への移動を「背凭れの傾斜」、と決めておけば、容易
に姿勢制御の操作を行うことができる。また、クリック
せず、姿勢制御が一旦終了した以降も続行して操作する
こともできる。設定が終わった時点で前記のようにクリ
ックすれば、次の操作項目に移行する。なお、前記移動
量のセンサーは、ペダルに接触し回転するローターと、
ローター軸に接続されたロータリエンコーダー、ポテン
ショメーター等あるいは、上下左右の偏角を検出する角
度センサー等のメカ機構であってもよい。上記のように
してポインティング・デバイス及びフットスイッチとし
ての作用を兼用したフット操作器を安定した姿勢で容易
に操作することができる。
【0016】図12は、2ペダル方式でペダルの上下の
移動を主としたフット操作器の平面図(イ)及び右側面
図(ロ)である。図において、31は第1ペダル、32
は第2ペダル、33は左クリックスイッチ、34は右ク
リックスイッチ、35はモード切替えスイッチ、36は
足裏の形、37は上下移動検出受光素子、38は投光
器、39は上下移動方向、40は左側移動巾、41は右
側移動巾、42は踵乗せ台、43は戻りバネ、44は信
号ケーブル、97はフット操作器である。図12に基づ
いて構造と作用を説明する。目的は前記図8ないし図1
1に示したフット操作器と同様であるから、周辺機器の
説明は省略する。本器はモード切替スイッチ35をフッ
ト操作器97の前面左側に設けている。また、固定され
た踵乗せ台42から離れた第1ペダル31と、第2ペダ
ル32の2つのペダルを有し、前記各ペダルは踵を中心
にして上下に移動させ、かつクリックはペダルの左側面
に左クリックスイッチ33及び、右側面に右クリックス
イッチ34を設け、前記踵を中心として各々足先を左右
に移動させて操作する。操作は、先ず、モード切替スイ
ッチ35を踏んでモードを選択する。その後のポインテ
ィング・デバイスとしての操作は、第1ペダル31を上
下させて、前述図1の画面上のX軸の位置を選択し、そ
の位置で足先を左側移動巾40のように左に移動させて
左クリックスイッチ33をONにしクリックする。次に
足を第2ペダル32に踏替え上下させてY軸の位置を選
択し、その位置で足先を右側移動巾41のように右に移
動させて右クリックスイッチ34をONにしクリックす
ると、マーカー4はX軸、Y軸の交点を指示し、選択項
目が指定できる。
【0017】前記のポインティングの動作を行うための
事例として、図12では光学的な移動量の検出と、メカ
的に検出する方法の両者を併用している。図において、
第1ペダル31又は第2ペダル32を足先により上下移
動方向39のように上下に移動させると、図に示すよう
に第1ペダル31又は第2ペダル32の先端の中心部に
設けられた上下投光器38からの光の通路に沿って、そ
の基部がペダルの上下に対し固定し設置された受光素子
を複数個連接させたアレイ(上下位置検出素子37)に
よって、移動量に比例した信号を非接触でかつ、デジタ
ル信号で取り出すようにすることができる。また、クリ
ックは左クリックスイッチ33、及び右クリックスイッ
チ34を前記のようにON、OFFさせて行いその信号
を取出している。
【0018】次にフットスイッチとしての作用を述べ
る。前述したポインティング・デバイスとして使用した
後、ダブルクリック動作あるいはソフトウエアにより、
ポインティングの作用は解除され、フット操作器97は
フットスイッチの作用に切替わる。事例として、項目を
椅子の図2に示す背凭れの起立と傾斜2を選択し、前記
第1ペダル31及び第2ペダル32の上下の移動操作に
より作動を連続的に行う場合の作用を説明する。椅子の
背凭れの動作は、起立と傾斜の2つの各連続動作である
から、例えば前記第1ペダル31の上下の移動を起立
に、また第2ペダル32の上下の移動を傾斜に該当させ
ればよい。この場合の信号の取り出しは、検出回路をフ
ットスイッチ用に切替えるようにすれば、図12に示す
ように、第1ペダル31又は第2ペダル32を足先によ
り上下移動方向39のように上下に移動させると、図に
示すように第1ペダル31又は第2ペダル32の先端の
中心部に設けられた上下投光器38からの光の通路に沿
って、その基部がペダルの上下に対し固定して設置され
た受光素子を複数個連接させたアレイ(上下位置検出素
子37)によって、移動量に比例した信号を非接触でか
つ、デジタル信号で取り出すようにすることができる。
以上の操作は、足の踵を踵乗せ台42につけたまま、足
先の移動のみで行うことができるので安定した姿勢で操
作が容易である。
【0019】図13は、扇型のペダル方式でペダルの上
下の移動と足先の左右の移動による操作のフット操作器
の平面図及び右側面図である。図において、50はフッ
ト操作器、51はペダル、52は踵乗せ台、53はペダ
ルの上下移動方向、54はクリックスイッチ、55はモ
ード切替えスイッチ、56は足裏の位置、57は上下移
動検出受光素子、58は投光器、59は左スライドスイ
ッチ、60は右スライドスイッチ、61は左側スライド
巾、62は右側スライド巾、63は戻りバネ、64は信
号ケーブル、65は操作器前面ボックスである。図13
に基づいて構造と作用を説明する。目的は前記図8ない
し図12に示したフット操作器と同様であるから、周辺
機器の説明は省略する。本器は、操作器前面台65にモ
ード切替スイッチが設けられており、また、固定された
踵乗せ台52から離れた扇型のペダル51を有する。該
ペダル51は踵を中心にしてペダルの上下移動方向53
のように上下に移動し、かつペダルの両側面に左側スラ
イドスイッチ59及び右側スライドスイッチ60を設
け、踵を中心にして足先をスライド移動方向61及び6
2のように左右に動かして前記スライドスイッチ59、
60を摺動させ、またクリックスイッチ54をペダルの
下に設けてペダルを踏んでクリックさせる。作用は、先
ず、操作器前面台65にあるモード切替スイッチ55を
踏んでモードを選択する。このモード切替えスイッチ5
5には、ロータリー型切替器あるいは、単なるプッシュ
ON、OFFスイッチを設けてそのアベレージを送出し
て、コンピュータ側のAND回路の片方に入力させ、ま
たコンピュータのアベレージ対応モードを、前記AND
回路の他の片方に入力させて、一致したときの画像信号
を表示パネルに表示してもよい(図示せず) その後のポインティング・デバイスとしての動作は、ペ
ダル51の上に置かれた足先を踵乗せ台52を中心とし
てセンターより左に移動させて左スライドスイッチ59
をスライド方向61のように摺動し、また、足先を右に
移動させて右スライドスイッチ60をスライド方向62
のように摺動する。なお、前記スライドスイッチ59、
60は足の側面による押圧をなくすと、戻りバネ(図示
せず)により、元の位置に戻る。スライドスイッチ59
及び60を摺動抵抗あるいは、ポテンショメータとして
作用させ、その後A/D変換を行い信号を取り出し、信
号ケーブル64によってディスプレイ制御用コンピュー
タ(図示せず)に送出すれば画面での選択を行うことが
できる。上記において、例えば左スライドスイッチ59
による出力信号を、前述図2の画面上のX軸の位置に、
右スライドスイッチ60による出力信号を同様にY軸の
位置と対比させて、先ずX軸の位置を選択し、ペダル5
1を踏んでクリックスイッチ54をONにしてクリック
し、次いでY軸の位置を選択し、ペダル51を踏んでク
リックスイッチ54をONにしクリックすると、マーカ
ー4(図2)はX軸、Y軸の交点を指示し、選択項目が
指定できる。
【0020】前述したポインティング・デバイスとして
使用した後、ダブルクリック動作あるいはソフトウエア
によりって、ポインティングの作用は解除され、操作器
はフットスイッチの作用に切替わる。事例として、項目
を図2に示す椅子の背凭れの起立と傾斜2を選択し、前
記ペダル51の上下左右の移動操作により作動を連続的
に行う場合の作用を説明する。椅子の背凭れの動作は、
起立と傾斜の2つの各連続動作であるから、例えば前記
スライドスイッチ59及び60の移動を該当させればよ
い。この場合の信号の取り出しは、検出回路をフットス
イッチ用に切替えるようにすれば、図13に示すよう
に、ペダル51の上に置かれた足先を踵乗せ台52を中
心としてセンターより左に移動させて左スライドスイッ
チ59をスライド方向61のように摺動し、また、足先
を右に移動させて右スライドスイッチ60をスライド方
向62のように摺動することによって行われる。スライ
ドスイッチ59及び60を摺動抵抗あるいは、ポテンシ
ョメータとして作用させ、信号ケーブル64により信号
を送出し、その後A/D変換して姿勢制御用コンピュー
タ(図示せず)に送出すれば姿勢制御が行われる。な
お、この動作は、左右に移動する投光器とそれを受ける
受光素子が連接されたアレイによる受光器により、デジ
タル信号で取出すともできる(図示せず)。従って、例
えば、左スライドスイッチの移動61を背凭れの起立、
右スライドスイッチの移動62を背凭れの傾斜、と決め
ておけば、容易に姿勢制御の操作が可能である。また、
クリックしなければ姿勢制御が一旦終了した以降も続行
して操作することができる。設定が終わった時点で前記
のようにクリックすれば、次の操作項目に移行すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の、フット
操作器を付設し、及びさらにキーボードを備えた医科歯
科用治療装置は次のような効果を発揮する。 1,本願の請求項1ないし請求項3の発明によれば、コ
ンピュータディスプレイ装置と連動する、表示画面切替
器と、足操作用ポインティング・デバイスと、選択され
た画面モードの実行手段を備えたフット操作器を付設
し、さらに併用して制御用コンピュータと連動する手動
操作用キーボードを備えたため、操作の応用範囲が廣
く、作業効率の向上に寄与する。 2、請求項4の発明によれば、医科歯科用治療装置に付
設されるフット操作器は、施術者が安定した立位又は座
位の姿勢で足で容易に操作できるので、効率よく作業を
進めることができる。 3、請求項5の発明によれば、ブラケットテーブルの近
傍に制御用コンピュータを備え、また、該ブラケットテ
ーブルの後端部近傍にコンピュータディスプレイ装置の
表示画面を備え、医科歯科用治椅子近傍の前方あるいは
側方の床上に、フット操作器を移動自在に付設し、さら
に、前記ブラケットテーブルの前方又は側方部近傍に手
動操作用キーボードを備えたことにより、施術者は、効
率よく作業を進めることができる。 4、請求項6の発明によれば、受付用のコンピユータで
データ管理される患者の受付けの記録及び、診療室内の
コンピュータで管理される患者のカルテデータ、X線像
等の画像信号処理計測データを含む各種検査データは、
回線により1個又は複数個の医科歯科用治療装置の制御
用コンピュータに接続され、施術者は各個の医科歯科用
治療装置側から呼び出しのモードにより随時呼び出して
表示画面にに表示できるとともに、治療装置側の使用状
況等のデータは、前記受付並びに診療室内データ管理用
のコンピュータに出力され相互にデータ交換ができま
た、歯科治療椅子の操作項目の制御及び操作データは前
記制御用コンピュータにストアーされているように構成
されているので、同一の治療室で、施療者はそれらのデ
ーターを随時見ることができ、かつ装置の制御操作も行
うことができるので、効率よく施療を行うことができ
る。 6、請求項7の発明によれば、他所に設備されたホスト
コンピュータとの間で、データ交換を行うことができる
ので、患者の治療に関する諸データーを関係の診療所等
と送受することができる。 7、請求項8の発明によれば、フット操作器が、ペダル
前方台と、その後部に隣接してペダルを設けられたペダ
ル部台とペダルとからなり、前記ペダル前方台には、1
個又は複数個のコンピュータディスプレイ装置の表示画
面のモード切替器と、また、前記ペダル部台のペダル
は、その前方を施術者の踵を中心として上下左右に移動
させて、マーカーをコンピュータディスプレイ装置の表
示画面の目的の所に合わせた後、踵をずらせながら足を
前後させてクリックを行うポインティング・デバイス及
び選択された画面モードの実行手段するように構成した
ため、医科歯科用治療装置の操作を足で容易に行うこと
ができる。 8、請求項9の発明によれば、フット操作器が、ペダル
台部と、中央部に踵乗せ台と一体又は足先部分が離れた
形式の2つのペダルと、その前方側面に1個又は複数個
のコンピュータディスプレイ装置の表示画面の目的の所
に合わせた後、ペダル側面に備えたクリックスイッチを
足先を左右に移動させてクリックを行うポインティング
・デバイスとし、かつ、選択された画面モードの実行手
段とを有するように構成されており、医科歯科用治療装
置の操作を足で容易に行うことができる。 9、請求項10の発明によれば、フット操作器が、ペダ
ル前方台と、その後部に隣接して設けられた、ペダル部
台とペダルとからなり、前記ペダル前方台には、1個又
は複数個のコンピュータディスプレイ装置の表示画面の
モードの切替器を備えまた、前記ペダル部台には、その
中央部、踵乗せ台と一体又は足先部分が離れた形式の扇
型のペダルを有し、該ペダルは、その両側面にスライド
スイッチを有し、施術者の踵を中心として足先を左右に
動かして摺動させてマーカーを、コンピュータディスプ
レイ装置の表示画面の目的の所に合わせた後、ペダルの
下方にクリックスイッチを備えて、ペダルの前方を上下
させてクリックを行うポインティング・デバイスとしか
つ、選択された画面モードの実行手段を有するように構
成されており、医科歯科用治療装置の全ての操作を足で
容易に行うことができる。 10、請求項11の発明によれば、フット操作器が、ペ
ダルの移動量を検出するセンサーを備え、該センサーに
は、投受光素子を採用し、非接触でかつ、デジタル信号
で取り出すように構成されており、簡単な構造で効率の
良いセンサーが得られ、医科歯科用治療装置の操作を足
で効率良く容易に行うことができる。 11、請求項12の発明によれば、フット操作器が、ペ
ダルの移動量を検出するセンサーを備え、該センサーに
は移動量を機械的に検出するデバイスを採用し、アナロ
グ信号で検出するように構成されており、メカ的に堅牢
な構造とし、医科歯科用治療装置の操作を足で安定して
行うことができる。
【0022】12、請求項13の発明によれば、フット
操作器が 、ペダルの移動量を検出するセンサーを備
え、該センサーには、投受光素子を採用し、非接触でか
つ、デジタル信号で検出すること及び、また、前記セン
サーにペダルの移動量を機械的に検出するデバイスを採
用し、アナログ信号で取り出し、各移動量をデジタル信
号とアナログ信号とを併用して取り出すようにし、両者
の長所を組み合わせて構成したことにより医科歯科用治
療装置の全ての操作で効率良くかつ、安定して行うこと
ができる。 13、請求項14の発明によれば、手動操作用キーボー
ドが、医科歯科用治療椅子及び治療器具の制御項目の絵
又は記号等が割り当てられたキーを、一定の規則に従っ
て配列してなり、また、前記キーボードは、医科歯科用
治療椅子及び治療器具を制御する前記フット操作器によ
るコンピューターの制御系と平行した制御系を有し、時
系列的には前記コンピュータの制御によるフット操作器
に優先して作動するように構成し、ワンタッチ動作によ
って即時作動を開始させる手段を備えてなるように構成
したため、単独操作ができるとともに、フット操作器と
併用した場合、 特に主施術者の指示により補助操者が
治療用椅子及び治療用インスツルメンとの制御を行う際
に、主施術者と位置的に重なることなく、手動により同
様な制御を即時実施することができる。以上の各項目に
述べたように本発明のフット操作器を付設し、及び手動
式タッチパネルを備えた医科歯科治療装置は、施療の作
業効率の向上に大いに貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の歯科用治療装置における各機器
の配置と接続関係図。
【図2】歯科治療椅子の操作指定画面のモードの事例
図。
【図3】歯科治療椅子の操作指定キーボードの事例図。
【図4】各種の検査データの指定画面モードの事例図。
【図5】患者の受付ナンバー、氏名等の分類画面図。
【図6】患者の受付ナンバー、氏名等の分類より指定し
た患者に対応した検査データ表示画面の中からX線像を
選択指定し表示した画面図。
【図7】指定した患者のカルテを表示した画面図。
【図8】操作時の足の重心の位置を示す説明図図。
【図9】動作説明用の操作器の外観斜視図。
【図10】図9のペダルとペダル部の内部の説明図。
【図11】フット操作器のクリック操作の構造説明図。
【図12】2ペダル方式フット操作器の平面図及び右側
面図。
【図13】扇型ペダル方式フット操作器の平面図及び右
側面図。
【符号の説明】
1:歯科用治療椅子の操作指定画面モード 2:椅子の
背凭れの起立と傾斜 3:椅子の上昇と下降 4:ポイン
ティングマーカー 5:ペダル 6:踵乗せ
台 7:足の側面壁 8:踵外周
壁 9:上下の移動方向 10:左右の
移動方向 11:ペダル前方台 12:モー
ド切替えスイッチ 13:クリックスイッチ穴 15:ペダ
ル部台 16:信号ケーブル 17:フッ
ト操作器 18:スイッチの上下方向 19:踵の
重心 20:足指基部の重心 21:足裏 22:左右投光器 23:左右
受光器 24:上下受光器 25:上下
投光器 26:クリック投光器 27:ペダ
ル台座 28:戻りバネ 29:クリ
ック受光器 30:透明板 31:第1
ペダル 32:第2ペダル 33:左ク
リックスイッチ 34:右クリックスイッチ 35:モー
ド切替えスイッチ 36:足裏の形 37:上下
移動検出受光素子 38:投光器 39:上下
移動方向 40:左側移動巾 41:右側
移動巾 42:踵乗せ台 43:戻り
バネ 44:信号ケーブル 50:フッ
ト操作器 51:ペダル 52:踵乗
せ台 53:ペダルの上下移動方向 54:クリ
ックスイッチ 55:モード切替えスイッチ 56:足裏
の位置 57:上下移動検出受光素子 58:投光
器 59:左スライドスイッチ 60:右ス
ライドスイッチ 61:左側スライド巾 62:右側
スライド巾 63:戻りバネ 64:信号
ケーブル 65:操作器前面台 66:ペダ
ル部台 70:オートセット1 71:オーセット2 72:うが
いの位置 73:診療終了時の位置 74:ソフ
トメモリー 75:ライトのON/OFF 76:オー
トセット用のメモリー 77:ハンドピースモーターの正逆回転の切替 78:ハンドピース注水の切替 79:ハン
ドピースライトのON/OFF 80、81、82:回転制御、調光等の3段階調節 90:検査データの表示画面 91:X線
像 92:口腔カメラ像 93:根管長測定データ 94:歯髄
診断データ 95:顎運動測定データ 96:顕微
鏡像 97:フット操作器 98:ペダ
ル部台 100:歯科用治療装置 101:歯科
用治療椅子 102:うがいスタンド 103:治療
用照明装置 104:ブラケットテーブル 105:専用
コントローラー 106:表示パネル 107:フッ
ト操作器 108:キーボード 110:受付データ管理用コンピュータ 111:キー
ボード 112:外部メモリー 113:外部
コンピュータ 114:通信回線 115:X線
室 116:画像信号及び計測データ処理ユニット 117:診療室内データ管理用コンピュータ 118:キーボード 119:データ
分配用送受端末器 120:各種検査データ検出処理及び送出装置 121、122、123、124、125:信号ケーブ
ル 126:データ回線 127:フット
操作器信号ケーブル 128:信号ケーブル 131:X線画
像 132:口腔検査機と口腔カメラ像 133:根管長
測定機と計測データ 134:歯髄診断機と診断データ 135:顎運動
測定器と計測データ 136:顕微鏡検査機と顕微鏡像 140:診療室
内 141:受付室 150:患者の
受付ナンバー、氏名等の分類画面 151、152、153、154、155:3桁のナン
バーと、それに対応する氏名表示画面 160:指定X線像画面 170:患者カ
ルテ画面

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医科歯科用治療椅子と、その制御用コンピ
    ュータ及びコンピュータディスプレイ装置とを備えた医
    科歯科用治療装置において、1個又は複数個の足操作用
    電気的スイッチと、該足操作用電気的スイッチと連動す
    る前記コンピュータディスプレイ装置の表示画面切替器
    と、前記コンピュータディスプレイ装置と連動する足操
    作用ポインティング・デバイス及び選択された画面の実
    行手段を備えたフット操作器を付設し、さらに、前記制
    御用コンピュータと連動する手動操作用キーボードを備
    えてなることを特徴とする医科歯科用治療装置。
  2. 【請求項2】医科歯科用治療椅子と、うがい用スタンド
    と、治療用照明装置と、ブラケットテーブルと、それら
    の各種制御用コンピュータ及びコンピュータディスプレ
    イ装置とを備えた医科歯科用治療装置において、1個又
    は複数個の足操作用電気的スイッチと、該足操作用電気
    的スイッチと連動する前記コンピュータディスプレイ装
    置の表示画面切替器と、前記コンピュータディスプレイ
    装置と連動する足操作用ポインティング・デバイス及び
    選択された画面の実行手段を備えてなるフット操作器を
    付設し、さらに、前記制御用コンピュータと連動する手
    動操作用キーボードを備えてなることを特徴とする医科
    歯科用治療装置。
  3. 【請求項3】医科歯科用治療椅子と、うがい用スタンド
    と、治療用照明装置と、ブラケットテーブルと、それら
    の各種制御用コンピュータ及びコンピュータディスプレ
    イ装置と、治療用各種データを供給する外部コンピュー
    タとの接続回線を備えた医科歯科用治療装置において、
    1個又は複数個の足操作用電気的スイッチと、該足操作
    用電気的スイッチと連動する前記コンピュータディスプ
    レイ装置の表示画面切替器と、前記コンピュータディス
    プレイ装置と連動する足操作用ポインティング・デバイ
    ス及び選択された画面の実行手段を備えてなるフット操
    作器を付設し、さらに、前記制御用コンピュータと連動
    する手動操作用キーボードを備えてなることを特徴とす
    る医科歯科用治療装置。
  4. 【請求項4】フット操作器が、施術者が安定した立位又
    は座位の姿勢で足で容易に操作できるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の医
    科歯科用治療装置。
  5. 【請求項5】ブラケットテーブルの近傍に各種制御用コ
    ンピュータを備え、 また、該ブラケットテーブルの後端部近傍にコンピュー
    タディスプレイ装置の表示画面を備え、また、医科歯科
    用治椅子近傍の前方あるいは側方の床上に、フット操作
    器を移動自在に付設し、 さらに、前記ブラケットテーブルの前方又は側方部近傍
    に手動操作用キーボードを備えてなることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の医科歯科用治療装
    置。
  6. 【請求項6】受付用のコンピユータでデータ管理され
    る、患者の受付けの記録並びに、診療室内のコンピュー
    タで管理される、患者のカルテデータ、X線像等の画像
    信号処理計測データを含む各種検査データは、接続回線
    により1個又は複数個の医科歯科用治療装置の制御用コ
    ンピュータに接続され、 また、歯科治療椅子の操作項目の制御及び操作データは
    前記制御用コンピュータにストアーされ、施術者は各個
    の医科歯科用治療装置側から呼び出しのモードにより随
    時呼び出してコンピュータディスプレイ装置の表示画面
    に表示できるとともに、治療装置側の使用状況等のデー
    タは、前記受付並びに診療室内データ管理用のコンピュ
    ータに出力され相互にデータ交換ができる、ように構成
    したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
    載の医科歯科用治療装置。
  7. 【請求項7】他所に設備されたホストコンピュータとの
    間で、通信回線を経由して、データ交換を行うように構
    成したことを特徴とする請求項6に記載の医科歯科用治
    療装置。
  8. 【請求項8】フット操作器が、ペダル前方台と、後部に
    隣接して設けられたペダル部台とからなり、前記ペダル
    前方台には、その上面に設けられた1個又は複数個のコ
    ンピュータディスプレイ装置の表示画面のモード画面を
    切り替える足操作用電気的スイッチと、内部に設けられ
    た切替回路及び、外部に延出するための信号ケーブルを
    備え、また、前記ペダル部台とペダルには、ペダル操作
    により発信される電気信号回路を備え、また、前記ペダ
    ルは、その前方を踵を中心として上下左右に移動させ
    て、マーカーをコンピュータディスプレイ装置の表示パ
    ネルの目的の所に合わせた後、踵をずらせながら足を前
    後させてクリックを行うポインティング・デバイス及び
    選択された画面モードの実行手段、とを備えて構成した
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の
    医科歯科用治療装置。
  9. 【請求項9】フット操作器が、ペダル部台と、その中央
    部分に、踵乗せ台と一体又は足先部分が離れた形式で設
    けられた2つのペダルと、外部に延出する信号ケーブル
    とからなり、前記ペダル部台には、その前方側面に、1
    個又は複数個のモード画面を切り替える足操作用電気的
    スイッチと、また内部に設けられた切替回路及び、外部
    に延出する信号ケーブルを備え、 また、前記ペダル部台及びペダルには、ペダル操作によ
    り発信される電気信号回路を有し、また、前記ペダル
    は、施術者の踵を中心にして足先で上下に移動させて、
    マーカーをコンピュータディスプレイ装置の表示画面の
    目的の所に合わせた後、ペダルの側面に設けられたクリ
    ックスイッチを踵を中心として足先を左右に移動させて
    クリックを行うポインティング・デバイス及び選択され
    た画面モードの実行手段とを備えて構成したことを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれかに記載の医科歯科用
    治療装置。
  10. 【請求項10】フット操作器が、ペダル前方台と、後部
    に隣接して設けられたペダル部台とペダルとからなり、
    ペダル前方台には、その上面に設けられた1個又は複数
    個コンピュータディスプレイ装置のモード画面を切り替
    える足操作用電気的スイッチと、内部に設けられた切替
    回路及び、外部に延出する信号ケーブルを備え、 また、前記ペダル部台とペダルには、ペダル操作により
    発信される電気信号回路を有し、 また、前記ペダルは、前記ペダル台の中央部に、踵乗せ
    台と一体又は離れた形式の扇型のペダルであり、 また、前記ペダルは、該ペダル両側面にスライドスイッ
    チを備え、施術者の踵を中心にして足先を左右に動かし
    て前記スライドスイッチを摺動させて、マーカーをコン
    ピュータディスプレイ装置の表示画面の目的の所に合わ
    せた後、ペダルの下方に設けられたクリックスイッチ
    を、ペダルの前方を施術者の踵を中心にして足先を上下
    させてクリックを行うポインティング・デバイス及び選
    択された画面モードの実行手段、とを備えて構成したこ
    とを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の医
    科歯科用治療装置。
  11. 【請求項11】フット操作器がペダル前方の上下左右の
    移動量を検出し信号を出力するセンサーを備え、該セン
    サーは、ペダル側に投光器を有し、また、それに対向し
    た固定台側に受光素子を複数個連接させてなるアレイを
    備えてなり、ペダルの移動量を非接触でかつ、デジタル
    信号で取り出すようにしたことを特徴とする請求項1な
    いし10のいずれかに記載の医科歯科用治療装置。
  12. 【請求項12】フット操作器が、ペダル前方の上下左右
    の移動量を検出し信号を出力するセンサーを備え、該セ
    ンサーは、ペダル側に移動に比例して機械的に動くデバ
    イスを有し、また、それに対向した固定台側にその動き
    を受けて回転又は摺動するデバイスを備えて、ペダルの
    移動量をアナログ信号で検出し、あるいは、前記ペダル
    の上下左右の偏角の度合いを検出する角度センサーを備
    えて移動量をアナログ信号で検出し、前記各移動量をア
    ナログ信号で取り出すことを特徴とする請求項1ないし
    10のいずれかに記載の医科歯科用治療装置。
  13. 【請求項13】フット操作器が、ペダル前方の上下左右
    の移動量を検出し信号を出力するセンサーを備え、該セ
    ンサーは、ペダル側に投光器をまた、それに対向した固
    定台側に受光素子を複数個連接させてなるアレイを有す
    る受光器を備えてなり、移動量を非接触でかつ、デジタ
    ル信号で検出し、あるいは、前記ペダルの上下左右の移
    動を検出し信号を出力するセンサーとしてペダル側に移
    動に比例して機械的に動くデバイスを有し、またそれに
    対向する固定台側にその動きを受けて回転又は摺動する
    デバイスを備えてペダルの移動量を検出し、 また、前記ペダルの上下左右の偏角の度合いを検出する
    角度センサーを備えて移動量をアナログ信号で検出し、
    前記の各移動量をデジタル信号とアナログ信号とを併用
    して取り出すことを特徴とする請求項1ないし10のい
    ずれかに記載の医科歯科用治療装置。
  14. 【請求項14】手動操作用キーボードが、医科歯科用治
    療椅子及び治療器具の制御項目の絵又は記号等が割り当
    てられたキーを、一定の規則に従って配列してなり、ま
    た、前記キーボードは、医科歯科用治療椅子及び治療器
    具を制御する前記フット操作器によるコンピューターの
    制御系と平行した制御系を有し、時系列的には前記コン
    ピュータの制御によるフット操作器に優先して作動する
    ように構成し、ワンタッチ動作によって即時作動を開始
    させる手段を備えてなるように構成したことを特徴とす
    る請求項1ないし7のいずれかに記載の医科歯科用治療
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11318935A (ja) * 1998-05-19 1999-11-24 Olympus Optical Co Ltd 医療システムの制御装置
JP2010165093A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Asahi Roentgen Kogyo Kk 歯科診療ネットワークシステム
JP2017033489A (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 静岡県 足操作式マウス
JP2018198650A (ja) * 2017-05-25 2018-12-20 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線診断装置およびフットスイッチ

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