JP2010165093A - 歯科診療ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のコンピュータ端末をネットワーク制御し、医師等がコンピュータ端末の操作に要する作業を省力化し、本来の歯科診療業務を効率よく行うことができるようにすること。
【解決手段】受付カウンタに設置された受付用コンピュータ端末と、患者を診療するための複数の歯科用のチェアユニットと、チェアユニットごとに設置されたチェア用コンピュータ端末とを備え、受付用コンピュータ端末の表示画面には、チェア番号ごとに設定されたチェア用コンピュータ端末の起動ボタン及び停止ボタン48と、チェア番号ごとに設定されたチェア用コンピュータ端末の起動状態及び停止状態47とが表示され、起動ボタン及び停止ボタン48を押すことで、チェア番号に対応するチェア用コンピュータ端末が起動及び停止して、チェア用コンピュータ端末の起動状態及び停止状態が受付用コンピュータ端末の表示画面に表示される。
【選択図】図2

Description

本発明は、歯科診療のために使用される複数のコンピュータ端末をネットワーク制御する歯科診療ネットワークシステムに関する。
歯科診療を行う医院では、歯科医師が複数の患者を診療するための複数のチェアユニットが設置されている(例えば、特許文献1参照)。近年患者に診療状況・診療方法等を説明し了解を得るためのインフォームド・コンセントが重要視されており、各チェアユニットごとに、チェア用コンピュータ端末が設置され、その表示画面に患者のX線画像やカルテ等を表示して、患者に診療状況・診療方法等を説明するために使用される。そのため、一般的に患者を診療する際には、チェア用コンピュータ端末を起動及び停止する必要がある。
しかし、医師やスタッフがチェアユニットに行った際にチェア用コンピュータ端末を起動していては、完全に起動するまで患者を待たすことになる。また、最近では、コンピュータ端末の本体部は患者に威圧感を与えないように、カバーボックス等で覆って見え難く隠しておき、患者の説明の際に使用する画像表示用のモニター(表示画面)と操作用のタッチペンだけを見えやすい場所に設置しているので、端末本体部に設けられた起動・停止ボタンを押すには非常に手間が掛かる。そのため、歯科医師が行う本来の歯科診療業務の効率が下がるという問題があった。
特開2007−244494号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、複数のコンピュータ端末をネットワーク制御し、医師等がコンピュータ端末の操作に要する作業を省力化し、本来の歯科診療業務を効率よく行うことができる歯科診療ネットワークシステムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る歯科診療ネットワークシステムは、
歯科診療のために使用される複数のコンピュータ端末をネットワーク制御する歯科診療ネットワークシステムであって、
受付カウンタに設置された受付用コンピュータ端末と、患者を診療するための複数の歯科用のチェアユニットと、チェアユニットごとに設置されたチェア用コンピュータ端末とを備え、
受付用コンピュータ端末の表示画面には、受付用患者選択画面が表示され、
前記受付用患者選択画面には、チェアユニットごとに設定されたチェア番号からなるチェア番号表示部と、チェア番号ごとに設定されたチェア用コンピュータ端末の起動ボタン及び停止ボタンと、チェア番号ごとに設定されたチェア用コンピュータ端末の起動状態及び停止状態とが表示され、
起動ボタン及び停止ボタンを押すことで、チェア番号に対応するチェア用コンピュータ端末が起動及び停止して、チェア用コンピュータ端末の起動状態及び停止状態が受付用コンピュータ端末の表示画面に表示される。
好ましくは、
予め登録された患者ごとの診療データを記憶する記憶装置を備え、
受付用患者選択画面には、予め登録された患者の氏名からなる患者リスト表示部と、チェア番号ごとに設定されたチェア番号選択ボタンと、チェア番号ごとに選択患者の氏名が表示される選択患者表示部と、チェア番号ごとに設定された選択解除ボタンとが表示され、
患者リスト表示部から診療を受ける患者の氏名を選択して、チェア番号選択ボタンを選択して押すことで、チェア番号に対応する選択患者表示部に、選択患者の氏名が表示されると共に、選択患者の診療データがチェア番号に対応するチェア用コンピュータ端末へ送られ、
選択解除ボタンを押すことで、チェア番号に対応する選択患者表示部から選択患者の氏名が消去されると共に、選択患者の診療データがチェア番号に対応するチェア用コンピュータ端末から消去されて記憶装置へ送られる。
好ましくは、
患者を撮影するためのX線撮影装置と、X線撮影装置を制御する撮影用コンピュータ端末とを備え、
受付用患者選択画面には、チェア番号ごとに設定された撮影オーダー起動ボタンが表示され、
撮影オーダー起動ボタンを押すことで、X線撮影装置で撮影する際の撮影条件を設定する撮影条件設定画面が表示され、撮影条件設定画面で設定した撮影条件が撮影用コンピュータへ送られ、チェア番号に対応する選択患者の撮影オーダーとして処理される。
好ましくは、
予め登録された患者には年齢及び性別に関するデータが登録されており、
撮影条件設定画面は、撮影オーダー起動ボタンが押されたチェア番号における患者の年齢又は性別の双方又は一方に基づいて、撮影条件が予め初期設定される。
本発明に係る歯科診療ネットワークシステムは、受付カウンタ等に設置された受付用コンピュータ端末の表示画面に、チェアユニットのチェア番号に対応するチェア用コンピュータ端末の起動ボタン及び停止ボタンが表示され、この起動ボタン及び停止ボタンを押すことで、チェア番号に対応するチェア用コンピュータ端末が起動及び停止するようになっている。
これにより、医師やスタッフがチェアユニットに行ってチェア用コンピュータ端末を起動等する必要がない。即ち、来訪患者の診療スケジュールを管理する受付係等が、診療スケジュールや来訪時間に沿って適切なチェア用コンピュータ端末を起動及び停止できるので、医師はチェアユニットに行った際に直ちに患者の診療を行うことができ、本来の歯科診療業務を効率よく行うことができる。
歯科診療ネットワークシステムを示す全体図である。 受付用患者選択画面を示す図である。 受付用撮影条件設定画面を示す図である。 撮影オーダー一覧画面を示す図である。 医師用撮影条件設定画面を示す図である。 画像保存画面を示す図である。 受付係が撮影条件を設定する際のフローチャート図を示す。 医師が撮影条件を設定する際のフローチャート図を示す。
以下、添付図面に基づいて、本発明に係る歯科診療ネットワークシステムの実施形態について説明する。
図1は、歯科診療ネットワークシステムを示す全体図である。図2は、受付用患者選択画面を示す図である。図3は、受付用撮影条件設定画面を示す図である。図4は、撮影オーダー一覧画面を示す図である。図5は、医師用撮影条件設定画面を示す図である。図6は、画像保存画面を示す図である。
図1の通り、歯科診療ネットワークシステムは、来訪患者を受付ける受付スペース12に、受付用コンピュータ端末1(以下、「受付用PC」という)が設置されている。受付用PC1は、主に受付担当者や歯科衛生士等が操作して、来訪した患者の管理・整理等を行う。
さらに、歯科診療ネットワークシステムは、診療室21に、複数のチェアユニット22を備える。チェアユニット22は、歯科診療のための診療椅子、照明装置、うがいスタンド、診療器具等を載置するためのテーブル等を備える。そして、各チェアユニット22ごとに、チェア用コンピュータ端末2(以下、「チェア用PC」という)が設置されている。チェア用PC2は、患者の電子カルテやX線画像等を表示画面(モニター)20に表示して、歯科医師が操作して診療状況・診療方法等を患者に説明する。それぞれのチェアユニット22には、受付係や歯科医師等が識別・管理できるように、例えば1番チェア、2番チェア、3番チェア、・・・のようにチェア番号23が設定されている。
また、歯科診療ネットワークシステムは、レントゲン室36に、X線撮影装置35及び撮影用コンピュータ端末3(以下、「撮影用PC」という)が設置されている。撮影用PC3は、撮影条件を設定したり、X線撮影装置35で撮影したX線画像を患者ごとに管理・整理する。さらに、歯科診療ネットワークシステムは、記憶装置11を備えており、記憶装置11には、患者ごとの電子カルテやX線画像等が記憶される。なお、記憶装置11は、受付用PC1等に搭載してもよい。
歯科診療ネットワークシステムにおいて、受付用PC1、チェア用PC2、撮影用PC3及び記憶装置11は、LAN(Local Area Network)に接続されている。そして、このLANを介して、各PC1〜3及び記憶装置11は、それぞれの所定の信号及びデータ等を送受信できるようになっている。
図2の通り、受付用PC1の表示画面10には、受付用患者選択画面4が表示される。受付用患者選択画面4には、患者リスト表示部40が表示される。患者リスト表示部40には、来訪予定の患者や過去に来訪した患者等が入力・記憶(データベース化)されておりリストアップされる。また、患者リスト表示部40には、それぞれの患者ごとに患者ID、氏名、読みカナ、性別、生年月日(年齢)等のデータが入力・記憶されて表示される。
受付用患者選択画面4には、チェア番号選択ボタン41が表示される。チェア番号選択ボタン41は、チェアユニット22ごとに設定されたチェア番号23の数に対応して表示され、本実施形態では、診療室21に設置された5つのチェアユニット22に対応して、5つのチェア番号選択ボタン41が表示されている。
受付用患者選択画面4には、チェアユニット22のチェア番号23に対応して配置されたチェア番号表示部42が表示される。そして、それぞれのチェア番号表示部42に対応して、本実施形態では横並びに、選択患者表示部43、選択解除ボタン44、オーダー表示部45、撮影オーダー起動ボタン46、PC状態表示部47、PC起動・停止ボタン48が表示される。
受付用患者選択画面4は、受付係が各種ボタン41等をタッチペン等で画面をタッチしたり、マウスを使ってマウスポインタでクリックして操作する。次に、受付用患者選択画面4の操作方法について説明する。
チェア番号表示部42に対応するPC起動・停止ボタン48を押すことで、受付用PC1からそれぞれのチェア用PC2へ指示信号を送り、それぞれ対応するチェア用PC2を起動及び停止することができる。そして、チェア番号表示部42に対応する各チェア用PC2の起動状態及び停止状態が、PC状態表示部47に表示される。
例えば、チェア番号表示部42が「4」に対応するPC起動・停止ボタン48の「ON」ボタンを押すと、チェア番号「4」に対応するチェア用PC2が起動して、PC状態表示部47に「起動中」と表示される。そして、それのPC起動・停止ボタン48の「OFF」ボタンを押すと、それに対応するチェア用PC2が停止して、PC状態表示部47に「未起動」と表示される。なお、上記実施形態では、PC起動・停止ボタン48は、「ON」及び「OFF」のボタンを有しているが、これらを有しておらずに、ボタン48を押すごとに起動と停止を切り換えるようにしてもよい。
これにより、受付係は、移動することなくそれぞれのチェア用PC2を起動・停止することができ、その状態を画面で確認することができる。そして、患者が来訪した際に、患者リスト表示部40から来訪患者を選択し、所定のチェア番号選択ボタン41を押す。すると、そのチェア番号に対応するチェア番号表示部42の選択患者表示部43に、選択患者の氏名が表示される。さらに、そのチェア番号に対応するチェア用PC2には、記憶装置11から選択患者の診療データ(電子カルテ・X線画像等)が送信されて、チェア用PC2の表示画面20に診療データが表示される。
例えば、チェア番号「4」が空いて、次に診療する患者が「朝日太郎」の場合、患者リスト表示部40に表示された「朝日太郎」を押して選択し(選択したときに、どの患者を選択したか受付係が判別できるように、白色等から赤色等の目立つ色に反転するようになっている)、チェア番号選択ボタン41の「4」を押すことで、チェア番号表示部42の「4」に対応する選択患者表示部43に「朝日太郎」の氏名が表示される。そして、チェア番号「4」のチェア用PC2に、「朝日太郎」の診療データが記憶装置11から送信されて、チェア用PC2の表示画面20に「朝日太郎」の診療データが表示される。
そして、それぞれのチェア番号表示部42に対応する選択解除ボタン44を押すことで、選択患者表示部43に表示された氏名が消去されると共に、チェア用PC2から診療データが記憶装置11へ送られ、表示画面20の診療データが消去され、記憶装置11に新たな診療データとして記憶(更新)される。
例えば、チェア番号「4」の選択患者表示部43に「朝日太郎」の氏名が表示されているときに、それに対応する選択解除ボタン44を押すと、選択患者表示部43の「朝日太郎」の氏名が消去され、チェア用PC2で書き換えられた診療データが記憶装置11へ送られて再記憶(更新)され、チェア用PCの表示画面20からその診療データが消去される。チェア用PCの表示画面20から診療データが消去されることにより、他の関係のない患者等に診療データを見られることがなく、個人情報が保護される。
また、それぞれのチェア番号表示部42に対応する撮影オーダー起動ボタン46を押すことで、図3に示す受付用撮影条件設定画面5が表示されて、受付係が撮影条件を設定できるようになっている。そして、オーダー表示部45には、撮影オーダーの有無が表示される。
例えば、チェア番号「4」の選択患者表示部43に「朝日太郎」の氏名が表示されているときに、それに対応する撮影オーダー起動ボタン46を押すことで、受付用撮影条件設定画面5(図3)が表示されて、受付係がその患者に適した撮影条件を設定する。これにより、オーダー表示部45に、「オーダー有り」と表示され、氏名や設定した撮影条件等が撮影用PC3に送られて、選択患者「朝日太郎」の撮影オーダーとして記録される。なお、撮影オーダー起動ボタン46を押す前は、オーダー表示部45には「オーダー無し」と表示されている。
図3の通り、受付用撮影条件設定画面5には、選択患者表示部50が表示される。前記した通り、受付用撮影条件設定画面5は、受付用患者選択画面4の撮影オーダー起動ボタン46を押すと表示される。選択患者表示部50には、撮影条件を設定する選択患者の氏名、性別、年齢等が表示される。例えば、チェア番号「4」の選択患者表示部43に「朝日太郎」の氏名が表示されているときに、それに対応する撮影オーダー起動ボタン46を押すと、選択患者表示部50に「朝日太郎」、M(男)、30歳5ヶ月等が表示される。
受付用撮影条件設定画面5には、管電圧設定部51、管電流設定部52、パノラマ撮影ボタン53、顎関節撮影ボタン54、上顎洞撮影ボタン57、セファロ撮影ボタン58、患者サイズ選択ボタン55が表示されている。管電圧設定部51及び管電流設定部52で、設定ダイヤル部を操作等することで管電圧及び管電流を設定できる。また、パノラマ撮影ボタン53、顎関節撮影ボタン54、上顎洞撮影ボタン57、セファロ撮影ボタン58のいずれかを押すことで、撮影種別を設定できる。また、患者サイズ選択ボタン55を押して、大人・子供等の被写体のサイズを設定できる。
前記したように撮影条件を設定した後、受付用撮影条件設定画面5に表示されたオーダー実行ボタン56を押すことで、設定された撮影条件と共に撮影オーダーが撮影用PC3に送られる。これにより、受付用患者選択画面4のオーダー表示部45には、「撮影オーダー有り」と表示される。
上記実施形態では、受付係が、選択患者の年齢や性別等に基づいて、撮影条件(管電圧、管電流等)を設定したが、別の実施形態では、受付用PC1が、選択患者の年齢及び性別の双方又は一方のデータの初期設定表(マップ)に基づいて、撮影種別ごとに撮影条件がプリセット(初期設定)されている(下記表1〜5)。そして、受付係は、プリセットされた撮影条件から、再度撮影条件を設定し直して、撮影オーダーを実行することができる。これにより、受付係が、撮影条件の設定による入力ミスや入力手間を大幅に減少することができる。
上記の初期設定表(マップ)を表1〜5に示す。表1は、パノラマ撮影の場合における、設定表を示し、性別及び年齢に基づいて、撮影条件(管電圧、管電流等)がプリセットされる。表2は顎関節正面・側面撮影の場合、表3は上顎洞撮影の場合、表4はセファロ側面・正面撮影の場合、表5はセファロ手根骨撮影の場合における、設定表を示す。
図4の通り、撮影用PC3の表示画面30には、撮影オーダー一覧画面6が表示される。撮影オーダー一覧画面6は、選択患者表示部60、撮影種別表示部61、指示PC表示部62、連続撮影ボタン63が表示される。受付用患者選択画面4の撮影オーダー起動ボタン46を押すことで、その選択した患者の撮影オーダーとして一覧表示され、その際に、選択患者の氏名が選択患者表示部60に表示され、受付用撮影条件設定画面5で設定したパノラマ撮影等の撮影種別が撮影種別表示部61に表示され、それに対応するチェア番号が指示PC表示部62に表示される。
そして、歯科医師がX線撮影を行う際に、選択患者表示部60からX線撮影を行う患者を選択して押すと、医師用撮影条件設定画面5’(図5)が表示されて、歯科医師が管電圧等の撮影条件を再確認・再設定できるようになっている。なお、この医師用撮影条件設定画面5’は、上記した受付用撮影条件設定画面5(図3)と略同一となっており、管電圧設定部51’、管電流設定部52’等が表示されている。
上記の他に、医師用撮影条件設定画面5’は、レディボタン(撮影実行ボタン)500を備える。そして、上記の通り、医師が撮影条件を再確認・再設定した後、レディボタン500を押して、X線撮影装置35でX線撮影を行う。
X線撮影ごとに、撮影用PC3の表示画面30に、画像保存画面7(図6)が表示される。画像保存画面7は、撮影画像表示部70、再撮影ボタン71、保存ボタン72、画像編集部73が表示される。撮影したX線画像が、撮影画像表示部70に表示され、医師が、画像編集部73を操作して、画像を拡大・縮小する等して適切な画像か否かを確認する。適切でない場合は、再撮影ボタン71を押して、再撮影を行う。適切な場合は、保存ボタン72を押す。
これにより、撮影したX線画像が、選択患者の診療データとして記憶装置11に記憶され、チェア用PC2に送られる。また、選択患者表示部60で患者を選択した後に、連続撮影ボタン63を押すことで、同一患者が撮影オーダーされている場合に、撮影終了後、いちいち撮影オーダー一覧画面6が表示されることなく、医師用撮影条件設定画面5’が表示されるようになっている(これについては、次に詳細説明する)。
次に、受付係及び医師が、撮影条件を設定する際の操作について説明する。図7及び図8は、撮影条件を設定する際のフローチャート図を示す。
図7の通り、受付係は、受付用患者選択画面4から撮影オーダーする患者を選択する(ステップS10)。そして、その選択患者に対応する撮影オーダー起動ボタン46を押す(ステップS11)。これにより、受付用撮影条件設定画面5が表示される(ステップS12)。
受付用撮影条件設定画面5には、選択患者の性別、年齢、撮影種別に基づいて、撮影条件(管電圧、管電流等)がプリセット(初期設定)されている(ステップS13)。そして、受付係は、プリセットされた撮影条件を確認・再設定する(ステップS14)。確認後、オーダー実行ボタン56を押す(ステップS15)。これにより、選択患者ごとの撮影オーダーが、撮影オーダー一覧画面6に表示される(ステップS16)。
図8の通り、X線撮影の際、医師は、撮影オーダー一覧画面6を確認して(ステップS20)、患者を選択する(ステップS21)。これにより、選択患者の医師用撮影条件設定画面5’が表示される(ステップS22)。このとき、医師用撮影条件設定画面5’には、受付係が設定した撮影条件が設定されている(ステップS23)。そして、医師が撮影条件を確認して再設定する(ステップS24)。
その後、レディボタン500を押して(ステップS25)、X線撮影を行う(ステップS26)。そして、画像保存画面7が表示されて確認し(ステップS27)、保存ボタン62を押す(ステップS28)。これにより、撮影したX線画像が、選択患者の診療データとして保存される(ステップS29)。
そして、上記ステップ20の際に、連続撮影ボタン63が押されていない場合(ステップS30)、撮影オーダー一覧画面6に戻る(ステップS20)。ここで、上記ステップ20の際に、連続撮影ボタン63が押されて患者が選択されている場合(ステップS30)、撮影オーダーに選択患者と同一患者の撮影オーダーがあるか否か判断される(ステップS31)。
図4の通り、同一患者で撮影種別が異なる撮影オーダーがある場合(「朝日太郎」でパノラマ撮影と顎関節撮影のオーダーがある場合)、いちいち撮影オーダー一覧画面6に戻ることなく、医師用撮影条件設定画面5’に戻って確認・再設定できる。これにより、同一患者を何度も選択する必要がなく、撮影をより迅速に行うと共に、撮影ミスを減少することができる。
1 受付用コンピュータ端末
10 受付用コンピュータ端末の表示画面
11 記憶装置
2 チェア用コンピュータ端末
20 チェア用コンピュータ端末の表示画面
22 チェアユニット
23 チェア番号
3 撮影用コンピュータ端末
30 撮影用コンピュータ端末の表示画面
35 X線撮影装置
4 受付用患者選択画面
40 患者リスト表示部
41 チェア番号選択ボタン
42 チェア番号表示部
45 オーダー表示部
46 撮影オーダー起動ボタン
47 PC状態表示部
48 PC起動・停止ボタン
5 受付用撮影条件設定画面
51 管電圧設定部
52 管電流設定部
5’ 医師用撮影条件設定画面
6 撮影オーダー一覧画面
7 画像保存画面

Claims (4)

  1. 歯科診療のために使用される複数のコンピュータ端末をネットワーク制御する歯科診療ネットワークシステムであって、
    受付カウンタに設置された受付用コンピュータ端末と、患者を診療するための複数の歯科用のチェアユニットと、前記チェアユニットごとに設置されたチェア用コンピュータ端末とを備え、
    前記受付用コンピュータ端末の表示画面には、受付用患者選択画面が表示され、
    前記受付用患者選択画面には、前記チェアユニットごとに設定されたチェア番号からなるチェア番号表示部と、前記チェア番号ごとに設定された前記チェア用コンピュータ端末の起動ボタン及び停止ボタンと、前記チェア番号ごとに設定された前記チェア用コンピュータ端末の起動状態及び停止状態とが表示され、
    前記起動ボタン及び停止ボタンを押すことで、前記チェア番号に対応する前記チェア用コンピュータ端末が起動及び停止して、前記チェア用コンピュータ端末の起動状態及び停止状態が前記受付用コンピュータ端末の表示画面に表示されることを特徴とする歯科診療ネットワークシステム。
  2. 予め登録された患者ごとの診療データを記憶する記憶装置を備え、
    前記受付用患者選択画面には、予め登録された患者の氏名からなる患者リスト表示部と、前記チェア番号ごとに設定されたチェア番号選択ボタンと、前記チェア番号ごとに選択患者の氏名が表示される選択患者表示部と、前記チェア番号ごとに設定された選択解除ボタンとが表示され、
    前記患者リスト表示部から診療を受ける患者の氏名を選択して、前記チェア番号選択ボタンを選択して押すことで、前記チェア番号に対応する前記選択患者表示部に、前記選択患者の氏名が表示されると共に、前記選択患者の前記診療データが前記チェア番号に対応する前記チェア用コンピュータ端末へ送られ、
    前記選択解除ボタンを押すことで、前記チェア番号に対応する前記選択患者表示部から前記選択患者の氏名が消去されると共に、前記選択患者の前記診療データが前記チェア番号に対応する前記チェア用コンピュータ端末から消去されて前記記憶装置へ送られることを特徴とする請求項1に記載の歯科診療ネットワークシステム。
  3. 患者を撮影するためのX線撮影装置と、前記X線撮影装置を制御する撮影用コンピュータ端末とを備え、
    前記受付用患者選択画面には、前記チェア番号ごとに設定された撮影オーダー起動ボタンが表示され、
    前記撮影オーダー起動ボタンを押すことで、前記X線撮影装置で撮影する際の撮影条件を設定する撮影条件設定画面が表示され、前記撮影条件設定画面で設定した撮影条件が前記撮影用コンピュータへ送られ、前記チェア番号に対応する前記選択患者の撮影オーダーとして処理されることを特徴とする請求項2に記載の歯科診療ネットワークシステム。
  4. 予め登録された患者には年齢及び性別に関するデータが登録されており、
    前記撮影条件設定画面は、前記撮影オーダー起動ボタンが押された前記チェア番号における患者の年齢及び性別の双方又は一方に基づいて、前記撮影条件が予め初期設定されることを特徴とする請求項3に記載の歯科診療ネットワークシステム。
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