JP2597326Y2 - 歯科の患者用椅子 - Google Patents

歯科の患者用椅子

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JP2597326Y2
JP2597326Y2 JP1993051767U JP5176793U JP2597326Y2 JP 2597326 Y2 JP2597326 Y2 JP 2597326Y2 JP 1993051767 U JP1993051767 U JP 1993051767U JP 5176793 U JP5176793 U JP 5176793U JP 2597326 Y2 JP2597326 Y2 JP 2597326Y2
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シュテックル クラウス
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ジロナ デンタール システムス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G15/00Operating chairs; Dental chairs; Accessories specially adapted therefor, e.g. work stands
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    • AHUMAN NECESSITIES
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は歯科の患者用椅子、それ
も、少なくとも高さを調節可能の上方部分と、少なくと
も傾斜度を変更可能の背もたれと、背もたれに対して調
節可能のヘッドレストとを有しており、更に、前記椅子
の各部分を調節する、制御可能の駆動装置を有する調節
装置を備え、更にまた、操作部材により選択可能な多数
のプログラムを有する制御装置を備えており、これらの
プログラムが、調節可能の椅子部分に関して種々異なる
椅子位置に対応しており、しかも、これらプログラム
が、上顎及び下顎の歯の特定処置面が特定椅子位置に配
属されている横臥システムを包含している形式のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の患者用椅子は、たとえばヨーロ
ッパ特許出願第0491085号により公知である。こ
の出願には、実績のある複数研究所が、人間工学的に適
切な作業を可能にするために、歯科医と協働して患者の
横臥姿勢ないしは処置者の姿勢について、いくつかの勧
告を行なったことが指摘されている。公知の、科学的に
確かめられた横臥システムが、ダルムシュタット工科大
学労働科学研究所により開発されている。この横臥シス
テムの場合、個々の被処置歯面に対して患者の特定の横
臥姿勢が、したがってまた処置者の特定の姿勢が配属さ
れている。上顎及び下顎の処置のためには、少なくとも
16の追加プログラムが可能である。しかし、こうした
プログラムの拡張は、必ず処置者にほとんど処置できな
いほどの調節及びプログラミング作業を課すことになろ
う。別の重要な問題点は、そうした多様なプログラムが
可能な結果、どちらかと言えば煩雑な操作を行なわねば
ならなくなる点である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】請求項1に記載の本考
案の根底をなす課題は、従来型式に比して特に操作を簡
単化することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、横臥姿
勢システムの処置位置が統合され、ヘッドレストと背も
たれとに関しては椅子の調節が等しく、もしくはほぼ等
しくされる。こうすることにより、処置位置ないし椅子
位置の数を、処置者が比較的簡単に見渡すことができ、
したがってまた操作し易い少数の位置に減らすことがで
きる。
【0005】有利には各区分が歯列図式のセグメントで
あり、これらセグメントは操作ユニットの操作面上に表
示されているか、又は表示可能である。これらセグメン
トは、有利には操作手段を有するようにすることができ
る。すなわち、セグメントは、たとえばいわば操作パネ
ルキーとして構成しておく。別の、有利な構成の操作ユ
ニットでは、操作面上の歯列図式の両側に各3つのキー
セットが上下に配置されている。これらのうち、両側の
上の2つのキーは、上顎の、相応のセグメントに、また
両側の下の1つは下顎の、相応のセグメントに、更に中
間の2つは上顎と下顎に処置面を有するセグメントに、
それぞれ配属されている。
【0006】
【実施例】以下で本考案の実施例について、その他の効
果を説明する。
【0007】図1には、歯科用の処置椅子が著しく簡単
化された側面図で示されている。この処置用椅子には、
定置ベース部分1のところに、普通、椅子上方部分2が
高さ調節可能に配置されている。ベース部分1は台座1
aと、これに対して高さ調節可能なベース上部1bとを
有している。椅子上方部分2は、ベース上部1bに沿っ
て調節可能な保持体3を有し、この保持体3には、シー
ト4と背もたれ5とが傾倒可能に(矢印9及び12)に
保持されている。背もたれ5には、加えて、ヘッドレス
ト6が縦方向移動可能かつ傾倒可能に(矢印10及び1
1)保持されている。椅子上方部分2の高さ及び椅子の
縦方向での位置を(矢印7及び8)調節するためには、
相応の制御可能な駆動装置A1,A2が備えられてい
る。同じことは背もたれ5とヘッドレスト6についても
当てはまる。これらの部分5,6の傾斜姿勢は制御可能
な駆動装置A3,A4,A5により矢印9,10,11
の方向に変更できる。調節用のこれら駆動装置の配置自
体は公知であるから、詳しい説明は省略する。これらの
駆動装置は液圧式でも空気式でもよいが、特に電気式で
あるのが有利であることだけを指摘しておく。
【0008】調節可能の椅子部分には、位置センサG1
〜G6が配属されている。水平及び鉛直の基準平面に対
する椅子の各部分のその時々の実際位置は、これらの位
置センサによって検出される。センサG1,G2,G4
は線形距離センサであり、センサG3,G5,G6は角
度センサである。センサG4,G5により、背もたれに
対するヘッドレストの位置が検出される。調節手段A
4,A5は手動式でよいが、この場合も同じように電気
式の調節用駆動装置を用いることも考えられ、かつ有利
である。矢印10の方向でのヘッドレスト6の調節のた
めには、たとえば背もたれ5の内部に調節モータを配置
しておき、このモータがラックその他を介してヘッドレ
スト保持体14(ブレース)を調節する。
【0009】xy座標系に対する椅子部分2〜6の位置
は位置センサによって明確に確認できる。この座標系の
x軸は水平基準平面、有利には床平面に位置し、y軸は
鉛直基準平面、有利にはベース部分1から一定の間隔を
有する室壁の平面内に位置している。かくして、たとえ
ば背もたれ5の位置は、背もたれに沿って延びる直線上
の2点の座標及び又は基準平面に対する傾斜角度によっ
て決定される。
【0010】符号Mは、略示した“標準的な患者の頭
部”(H)の“口腔点”を示している。この位置は
M,yMの座標により座標内に確定されている。この場
合、窩洞形成個所に相応する基準点をなす“口腔点”
は、患者の開けた口の上顎と下顎との間の角度を2分す
る線上に、かつまた“口腔深さ”の2分の1の位置に来
るようにするのが有利である。この“口腔点”から、前
記の2つの点P1とP2とを通って延びる、背もたれ5
の平面までの垂直間隔(b)が生じる。“口腔点”M
は、したがって、経験的に把握された平均的な患者の頭
部(標準的な患者頭部)の寸法を基礎にしてxy座標系
内で明確に決定できる。
【0011】“口腔点”Mはy方向に個々に変更可能で
ある。たとえば位置yM1へ移動可能である。この変更に
より処置者の身長に合わせることができる。処置者が、
処置位置を、たとえば腰掛け位置から立ち位置に変えよ
うとして、“口腔点”Mをy方向に変更する場合、背も
たれ及び又はヘッドレストの傾斜位置をどのように変更
しても、新たな“口腔点”(y1)は引続き維持でき
る。
【0012】背もたれに沿って矢印10の方向に調節可
能なヘッドレスト6により、“口腔点”(M)を種々の
患者身長に適応させることができる。すなわち、身長の
異なる患者のためにヘッドレスト位置を変更するには−
身長の、より低い患者の場合が、図1には破線で示した
位置H′で示されている−定められている通り、椅子の
上方部分を寸法ΔxとΔyだけ修正することにより、
“口腔点”Mが維持されるようにする。これによって、
処置者は、その処置姿勢及び処置者に配属されている器
具や設備をも動かす必要がない。
【0013】図2のブロック回路図により本考案による
椅子の作用形式とその他の効果を説明する。
【0014】既述のように、この実施形式の椅子は制御
可能な駆動装置A1〜A6を有している。これらは電動
式であるのが好ましい。これらの駆動装置は、出力最終
段20とA/Dコンバータ21を介して中央ユニット2
2(CPU)により起動される。互いに対して調節可能な
椅子部分の間、つまり台座とベース上方部分との間、ま
たベース上方部分と保持体との間、更にはシートと背も
たれとヘッドレストとの間には、相応のセンサG1〜G
6が、たとえばポテンショメータの形式で備えられてい
る。これらのセンサは、その相対位置に応じて、調節距
離に応じた信号を中央ユニット22へ送る。用いられて
いる駆動装置に応じてスイッチS1〜S3が備えられ、
これらのスイッチにより椅子の各部分の個別調節、たと
えば椅子上方部分の高さ調節又は縦移動、もしくは背も
たれの傾斜が生ぜしめられる。
【0015】駆動装置A1〜A6の起動は、第1の直列
インターフェース23を介して、同じく中央ユニット2
2によって行なわれる。
【0016】プログラム選択キーP1〜Pnにより、直
列インターフェース23と中央ユニット22とを介して
プログラム記憶装置24から種々のプログラムを呼出す
ことができる。これらのプログラムには、各個に入力可
能で変更可能なプログラムと、横臥システムから成る、
メーカー側で予め固定投入した椅子プログラムとが含ま
れる。この横臥システムの場合、人間工学的観点から作
成された図式に従って決められた歯の各処置に対して、
それぞれ特定の椅子位置が配属されている。プログラム
記憶装置24は、それゆえ固定記憶装置24aと可変記
憶装置24bとを有している。
【0017】記憶装置Mには“口腔点”のx/y値を目
標値として記憶させることができる。この記憶目標値
は、±の入力ユニット26により直列インターフェース
23を介して中央ユニット22内で、処置者の身長に適
応させるさい説明したように修正される。すなわち、y
値が、平均身長に相当する平均値から上方又は下方へ変
更される。この修正値が表示器27に示され、プログラ
ム選択キーP1〜Pnを介して椅子プログラムを呼出す
さいに自動的に計算に入れられる。
【0018】選択キー28,29を介して選択的に、一
方では腰掛位置での処置用の、他方では起立位置での処
置用の個別プログラムが呼出される。したがって、選択
的に起立位置での処置用と、腰掛位置での処置用とに全
体的な横臥システムを切換えることができる。また、別
の選択が、2つの選択キー30,31により可能であ
る。右側のキー30を操作すれば、メーカーにより予め
設定済みのプログラムが、固定記憶装置24aから読出
され、左側のキー31を操作すれば、処置者が個々に調
節したプログラムが利用できる。
【0019】第3の選択可能性は、3個の別のキー3
2,33,34により与えられる。これらのキーによっ
て、場合により同じ患者用椅子で交互に別の処置者が処
置を行なうような場合に、各処置者への適応が行なわれ
る。全横臥システムは、その場合、入力値、たとえば処
置者の身長に適応せしめられる。この適応は、相応の目
標値又は修正値を固定記憶装置24aから読出すことに
よって行なうことができる。
【0020】制御プログラム、つまりプログラム記憶装
置24内では人体測定表が考慮に入れられるようにする
のが有利である。この表によって、処置者の身長に相応
する“口腔点”が、腰掛位置又は起立位置の各位値につ
いて定められるようにする。このソフトウエア式の設定
値は、しかし、固定値ではなく、有利には処置者個人の
必要に応じて修正されるようにする。
【0021】中央ユニット22の作業プログラムは符号
35で示されている。
【0022】椅子のメーカー側で、すでに特定の処置及
び処置者の身長に合わせて異なる“口腔点”を前設定
し、相応のプログラムに組込んでおくのが有利である。
この前設定値を、処置者は必要に応じてプログラムに加
えることができる。
【0023】処置者が“口腔点”の目標値自体を調節し
ようと思う場合には、次のようにする:患者を椅子に着
け、処置者はキーS1〜S6を操作して椅子を処置に適
し位置へもたらす。その場合、“口腔点”、すなわち窩
洞形成個所の中心が処置者に好都合な処置姿勢に対応す
る位置に来るようにする。この位置が決定されてから、
相応のレリース過程の後で記憶装置入力キー39を介し
てx/y値を目標値として記憶装置25へ投入する。そ
のさい、中央ユニット22は、相応のセンサG1〜G6
により検出された値を検知する。その場合の角度値が中
央ユニットの計算機内で相応に処理される。
【0024】処置者が自分の処置位置を、たとえば腰掛
位置から起立位置へ変える場合、又は別の身長の処置者
が同じ患者用椅子で処置する場合、入力ユニット26を
介して意図的に“口腔点”のy値を変更することができ
る。この変更により、プログラム記憶装置24内に記憶
されているすべてのプログラムが、変更された“口腔
点”に合わせて修正される。
【0025】位置センサG4は、既述のように、ヘッド
レスト6が背もたれに続いており、背もたれに沿って押
しずらし可能にされている場合には、適当な感圧センサ
により構成できる。これらのセンサが、患者の頭部がヘ
ッドレスト6に及ぼす接触圧に応じて位置相応の値を中
央ユニットに発信するようにする。
【0026】位置36は別の直列インターフェース37
を介してCPUに接続可能のデータ処理装置を示してい
る。この装置のキーボード36aを介して、被処置歯を
入力することができる。そのようにして得られた情報は
CPUのコンピュータへ更に送られる。コンピュータ
は、横臥システムのプログラムが記憶されている固定記
憶装置24aの記憶値と比較して、その歯の処置にはど
の椅子位置が必要かを決定し、起動信号を受けたのち、
相応のプログラムを起動する。
【0027】特定プログラムを横臥システムの記憶プロ
グラムから選択する別の可能性は、後述するように、特
に有利に構成された操作面が操作パネルに備えられてい
る場合である。図2に全体が符号40で示されている操
作パネルは、たとえば“タッチ・スクリーン”形式の操
作面41を有している。図3には、この操作面が拡大し
て示されている。キーP43〜P48を備えた後述する
2つのキー列の間には、歯列図式42が示されている。
この図式では、上顎(OK)と下顎(UK)が複数区分
(セグメント)43〜48に分けられている。この区分
は、既述の横臥システムと関連して、かつまた横臥状態
の患者の口腔内を直接に見た場合の窩洞形成を単一の面
で示したものにもとづいてなされている。また、この区
分は、処置される個々の歯面に対して、特定の患者横臥
位置及び処置者の姿勢を配属するという考え方で行なわ
れる。そのさい、この配属は、処置者にとって操作が簡
単に行ないうる程度まで減少させてある。
【0028】図3に示した形式の場合、上下顎が、それ
ぞれ8つのセグメントに区分されている。この場合、こ
れらのセグメントは、処置面に関しては3群又は3区域
に分けることができる。すなわち、口腔側処置面を有す
る第1群、頬側処置面を有する第2群、咬頭側処置面を
有する第3群である。その場合、左右の歯列域では3群
であるが、前歯区域では口腔側及び頬側の処置面のみで
ある。各セグメントには、特定の椅子位置が配属されて
いる。このことは、1つの歯の特定面(口腔側、頬側、
咬頭側)の処置には、患者の特定の姿勢位置及び患者の
椅子の位置が配属されていることを意味する。
【0029】特定の複数歯面を患者の横臥位置を変更す
ることなく処置できることが、いまや判明した。たとえ
ば、上顎の左右口腔側歯面と臼歯区域の右頬側歯面とは
同じ患者姿勢位置で処置できる。同じことは前歯区域の
口腔側歯面と臼歯区域の咬頭側歯面についても妥当す
る。
【0030】したがって、図示の実施例では、同一の患
者位置で処置可能なセグメントには同じマーキングない
し模様付けがなされている。これらのセグメントには、
相応の操作手段が操作キーP43〜P48の形式で配属
されている。これらの操作キーは歯列図式42の両側に
キーセットとして操作面に配置されている。
【0031】これら6個だけの操作手段をもって横臥シ
ステムの6つのプログラムを選択できる。この配属関係
はカラーで表示するのが有利であるが、添付図面の場合
のように白黒でしか表面構成ができない場合には、表面
を相応に構成ないし模様付けを、たとえば図3及び図4
のように行なうことも可能である。
【0032】図示の実施例の有利な変化形として、操作
手段をセグメント内に組込むか、ないしはセグメント自
体を操作手段として構成することもできる。こうするこ
とにより、選択可能な機能をキー面に直接に配属でき、
それによって一層見易さが改善される。
【0033】図4に示した形式の場合、歯列図式52
も、同じように上下顎がそれぞれ8個のセグメントを有
してはいるが、図3の形式の場合には6個の異なる模様
付けのキー(有利にはカラーにより区別する)が設けら
れているのに対し、この場合は、4個の白黒の模様付け
されたキー(白色、縦線、横線、交叉斜線の各キー)が
設けられているだけである。両側の上方のキーP54,
P55は上顎に、下方の2つのキーP57,P58は下
顎に、中間の2つのキーP53,P56は各歯列の同じ
模様の歯面に配属されている。
【0034】図5に示されている別の実施形式の場合、
歯列図式62も、既述の実施例同様に8つに区分されて
いる。この場合、選択キーP63〜P68が、直接に各
処置歯面(口腔側、頬側、咬頭側)の近くに、つまり各
歯面に空間的に配属されている。キーは、有利には相応
の発光手段と接続され、キーの1つが押されれば点灯
し、処置者は、それによって選択した位置プログラムに
ついて視覚的なフィードバックを得ることができる。
【0035】このフィードバックは、既述の実施例の場
合にも有利であり、その場合には、たとえば操作手段又
は相応のセグメントに相応の発光手段を備えておくよう
にする。
【0036】同じく本考案の枠内の別の有利な実施例の
場合には、歯を表わす自体公知の数字図式を基礎とし
て、歯ないし数字を処置面を特定するマーキングと組合
せることにより、区分を確定するようにされている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による患者用椅子の一実施例の略示側面
図。
【図2】制御・計算ユニットのブロック回路図。
【図3】操作面を有する操作ユニットの第一実施例の
図。
【図4】操作面の変化形を示した図。
【図5】操作面の更に別の変化形を示した図。
【符号の説明】
1 ベース部分、 2 椅子上方部分、 3 保持体、
4 シート、 5背もたれ、 6 ヘッドレスト、
20 出力最終段、 21 A/Dコンバータ、 22
中央ユニット、 23,37 直列インターフェー
ス、 24 プログラム記憶装置、 24a 固定記憶
装置、 24b 可変記憶装置、 26入力ユニット、
27 表示器、 28〜34 選択キー、 40 操
作パネル、 41 操作面、 42,52,62 歯列
図式、 43〜48 セグメント、 A1〜A6 駆動
装置、 G1〜G6 センサ、 M 口腔点、 P1〜
Pn プログラム選択キー、 S1〜S6 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特表 平7−506507(JP,A) 欧州特許出願公開491085(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61G 15/00 - 15/12

Claims (9)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科の患者用椅子において、少なくとも
    高さ調節可能な椅子上方部分(2)と、少なくとも傾斜
    度を変更可能な背もたれ(5)と、背もたれに対して調
    節可能なヘッドレスト(6)と、制御可能な駆動装置
    (A1〜A6)を有する椅子部材(2〜6)調節手段
    と、操作部材(P1〜Pn)により選択可能な多数のプ
    ログラムを有する制御装置(22)と、操作面(41)
    を有する操作ユニット(40)とを有しており、前記プ
    ログラムが、調節可能な椅子部分の種々の位置に対応し
    ており、しかもこれらのプログラムが、上顎(OK)及
    び下顎(UK)の歯の特定の処置面に配属されている横
    臥システムを含んでおり、また、前記操作面(41)上
    には上顎及び下顎の歯列が図式として表示されている
    か、又は表示可能であり、しかもこの歯の図式が複数区
    分(43〜48,53〜58,63〜68)に分割さ
    れ、これらの区分が、処置時に等しい又はほぼ等しい椅
    子位置を必要とする歯の処置面を表わし、かつまた、こ
    れら区分が操作面(41)に視覚的に表示可能であり、
    更に、前記区分に操作手段(P43〜P48,P53〜
    P58,P63〜P68)が配属され、これら操作手段
    を操作することにより調節手段(A1〜A6)が椅子部
    分の調節方向で当該の選択椅子位置へ起動され、そのさ
    い前記区分への操作手段の配属が操作手段の配置によっ
    て決められているか、又はカラーもしくは模様によって
    決められているかすることを特徴とする、歯科の患者用
    椅子。
  2. 【請求項2】 前記区分(43〜48,53〜58,6
    3〜68)が歯列図式(42,52,62)のセグメン
    トであることを特徴とする請求項1記載の患者用椅子。
  3. 【請求項3】 処置面を口腔側、頬側、咬頭側の各処置
    面に分割することに関連して、自体公知の歯の数字図式
    を組合せることによって、前記区分が形成されているこ
    とを特徴とする、請求項1記載の歯科の患者用椅子。
  4. 【請求項4】 前記区分(43〜48,53〜58,6
    3〜68)が操作手段(P43〜P48,P53〜P5
    8,P63〜P68)を有しているか、又は操作手段と
    して構成されていることを特徴とする、請求項1記載の
    歯科の患者用椅子。
  5. 【請求項5】 前記区分(43〜48,53〜58,6
    3〜68)が操作キーセットとして構成されていること
    を特徴とする、請求項4記載の歯科の患者用椅子。
  6. 【請求項6】 等しい、もしくはほぼ等しい椅子位置が
    配属されている区分には、等しいカラーが与えられてい
    ることを特徴とする、請求項1記載の歯科の患者用椅
    子。
  7. 【請求項7】 等しい、もしくはほぼ等しい椅子の位置
    が配属されている区分には、等しい表面構成ないし表面
    模様が与えられていることを特徴とする、請求項1記載
    の歯科の患者用椅子。
  8. 【請求項8】 歯列図式(52)両側に少なくとも各3
    つのキーボード(P58,P53,P54;P57,P
    56,P55)が上下に配置され、これらのうちの最上
    部の2つのキー(P54,P55)が上顎OKのセグメ
    ントに、下部の2つのキー(P57,P58)が下顎U
    Kのセグメントに、また真中の2つのキー(P53,P
    56)が上顎と下顎の処置面で等しい、もしくはほぼ等
    しい椅子位置を有するセグメントに、それぞれ配属され
    ていることを特徴とする、請求項2記載の歯科の患者用
    椅子。
  9. 【請求項9】 制御装置がEDP装置(36)に接続さ
    れており、このEDP装置(36)に、処置される歯、
    又は、処置される歯が含まれている歯列図式(42,5
    2,62)の区分がキーセットを介して入力され、しか
    もこの情報が制御装置(22)へ伝えられ、更に起動信
    号が発せられると、椅子部材が当該の歯ないし区分に配
    属された椅子位置へもたらされることを特徴とする、請
    求項1記載の歯科の患者用椅子。
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