JPH0612757Y2 - 医療用椅子 - Google Patents

医療用椅子

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JPH0612757Y2
JPH0612757Y2 JP539490U JP539490U JPH0612757Y2 JP H0612757 Y2 JPH0612757 Y2 JP H0612757Y2 JP 539490 U JP539490 U JP 539490U JP 539490 U JP539490 U JP 539490U JP H0612757 Y2 JPH0612757 Y2 JP H0612757Y2
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JP
Japan
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armrest
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medical chair
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JP539490U
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JPH0396824U (ja
Inventor
己喜雄 小川
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J Morita Manufaturing Corp
Original Assignee
J Morita Manufaturing Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、特に歯科に於ける術者或いは衛生士等が使用
する医療用椅子に関する。
(従来の技術) 歯科の治療に於いては、術者及び衛生士が治療ベッドの
近傍に配置された椅子に着座して治療がなされる。斯か
る術者或いは衛生士用の椅子としては、座板のみのも
の、座板及び背板から成るもの、更には一側方に肘掛を
具備したものがあるが、最近では着座した時の安定感等
から肘掛を具備した椅子が広く用いられるようになっ
た。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記肘掛付の椅子の場合、一般に肘掛が座板
に固定されている為、術者或いは衛生士の個体差(例え
ば、右利き或いは左利きの差)によって使い勝手が悪い
場合があり、また治療内容によっては肘掛が邪魔になる
こともある。このような時には、肘掛付椅子は寧ろ不便
になることがある。
本考案は、上記に鑑みなされたものであり、肘掛を、術
者等の個体差に適合した位置に、或いは治療の邪魔にな
らない位置に、角度変換可能とした新規な医療用椅子を
提供せんとするものである。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する本考案の医療用椅子を添付図面に基
づき説明する。第1図は本考案の医療用椅子の一例を示
す正面図、第2図は同側面図、第3図は同平面図、第4
図は第1図IV線部の拡大縦断面図、第5図は第4図のV
−V線断面図、第6図は別の実施例の正面図、第7図は
同側面図、第8図は同平面図である。
即ち、本考案の医療用椅子は、垂直支柱1と、該支柱1
上に設置された座板2と、該座板2の後部に連設された
背板3と、肘掛4とより成り、該肘掛4が上記支柱1の
軸心の廻りに回動可能に取着されていることを特徴とす
るものである。
上記肘掛4が、支柱1に着脱自在に取着されていること
が望ましく、また、該肘掛4を、上記支柱1に水平旋回
可能に取着された旋回アーム41と、該旋回アーム41
の先端に軸回転可能に立設された縦支杆42と、該支杆
42の上端に固設された肘掛本体43とより構成するこ
とも可能である。
(作用) 上記構成の医療用椅子に於いて、肘掛4は支柱1の軸心
の廻りに回動可能に取着されているから、第3図或いは
第8図の実線及び破線の如く、当該椅子に着座する人が
右利きか左利きかに応じて肘掛4を適宜回転しその使い
勝手に適した位置に設置することが出来る。また、治療
内容によって肘掛4が邪魔になる時は、第3図或いは第
8図の一点鎖線で示す如く背板3の背後に退避させるこ
とも出来る。更に、第3図或いは第8図の二点鎖線で示
す如く椅子の正面に肘掛4を配置した時は、精密作業時
の肘部支持台としての活用も可能となる。
(実施例) 次に実施例について述べる。
(実施例−1) 第1図乃至第5図に於いて、支柱1は複数の放射状支脚
11…上に固設され、更に各支脚11…の先端にはキャ
スター12…が取設され、該キャスター12…によって
床面上を移動可能とされている。支柱1は、上下伸縮可
能とされ、着座者の操作(操作手段は不図示)により座
板2の上下位置調整が可能とされている。
座板2は、上記支柱1の上端に前後傾動調節可能に固設
され、その後端部には背板3の連結板30が固着されて
いる。そして、該連結板30の他端には背板3が固設さ
れている。背板3は、下板31と上板32とが前後弾性
屈曲可能に上下に連結されて成り、着座者の体位変動に
応じ適宜変形するようになされている。また、該下板3
1には本出願人が実願平1−89736号で提案したよ
うなランバーサポート機構が内蔵され、連結板30の背
後に付設されたレバー33の操作により下板31の腰椎
部クッション高さを調整するようになされている。
肘掛4は、上記支柱1に水平旋回可能に取着された旋回
アーム41と、該旋回アーム41の先端に軸回転可能に
立設された縦支杆42と、該支杆42の上端に固設され
た肘掛本体43とより成る。上記支柱1の上端には軸受
13が装着され、該軸受13を介し旋回アーム41が着
脱自在に取着されている。即ち、該旋回アーム41の基
部41aは、取付キャップ41bを有し、該基部41a
とキャップ41bとを軸受13の周囲に環装し、取付ビ
ス41c、41cにより両者を締着一体とすれば、旋回
アーム41は支柱1の軸心の廻りに360°旋回可能に
取着される。従って、肘掛4が不要である場合は、ビス
41c、41cを緩めることによりその離脱が簡易にな
される。
また、旋回アーム41の先端には軸受部41dが形成さ
れ、縦支杆42がこの軸受部41dを介して垂直軸の廻
りに回動可能に連結されている。更に、該縦支杆42の
上端には肘掛本体43が固設されている。而して、第3
図の実線及び破線で示す位置間で、互いに反対側部に肘
掛4を変位させる際に、旋回アーム41の旋回と共に縦
支杆42も同時に軸回転させれば、旋回アーム41を座
板2の後方に向位させることが出来、縦支杆42が着座
の邪魔になることも少なくなる。また、通常の使用状態
で肘掛け本体43のみを一時的に治療の邪魔にならない
位置に振り向けることも出来る。
(実施例−2) 第6図乃至第8図は、旋回アーム41がL型に屈曲し、
該L型アーム41の水平部分の基部は上記同様支柱1に
着脱自在に取着され、一方その垂直部分の上端には肘掛
本体43が固設されている。この場合、旋回アーム41
と肘掛本体43が固定関係にあるから、肘掛4を旋回す
る場合は第8図に示すような関係で動作することにな
る。尚、肘掛本体43を、旋回アーム41の上端に軸回
転可能に装着することはもとより可能である。他の構成
は実施例−1と同様であるので図面上同一符号を付し、
その詳細な説明を割愛する。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案の医療用椅子は、肘掛が支柱の軸心
の廻りに回動可能に取着されているから、肘掛を座板の
右又は左に回転配置することにより右利き或いは左利き
等の如く使用者の個体差に適正な位置に変更できる。或
いは肘掛を座板の背後に配置することにより肘掛けを治
療作業の邪魔にならない位置に変更できる。更に、肘掛
を座板の正面前方に配置することにより肘掛を精密作業
時の肘部支持台としで活用できるように適宜位置変更す
ることが出来、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の医療用椅子の一例を示す正面図、第2
図は同側面図、第3図は同平面図、第4図は第1図IV線
部の拡大縦断面図、第5図は第4図のV−V線断面図、
第6図は別の実施例の正面図、第7図は同側面図、第8
図は同平面図である。 (符号の説明) 1……垂直支柱、2……座板、3……背板、4……肘
掛、41……旋回アーム、42……縦支杆、43……肘
掛本体。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直支柱(1)と、該支柱(1)上に設置された
    座板(2)と、該座板(2)の後部に連設された背板(3)と、
    肘掛(4)とより成り、該肘掛(4)が上記支柱(1)の軸心の
    廻りに回動可能に取着されていることを特徴とする医療
    用椅子。
  2. 【請求項2】上記肘掛(4)が、支柱(1)に着脱自在に取着
    されている請求項1記載の医療用椅子。
  3. 【請求項3】上記肘掛(4)が、上記支柱(1)に水平旋回可
    能に取着された旋回アーム(41)と、該旋回アーム(41)の
    先端に軸回転可能に立設された縦支杆(42)と、該支杆(4
    2)の上端に固設された肘掛本体(43)とより成る請求項1
    又は2記載の医療用椅子。
JP539490U 1990-01-23 1990-01-23 医療用椅子 Expired - Lifetime JPH0612757Y2 (ja)

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JP539490U JPH0612757Y2 (ja) 1990-01-23 1990-01-23 医療用椅子

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JP539490U JPH0612757Y2 (ja) 1990-01-23 1990-01-23 医療用椅子

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Publication Number Publication Date
JPH0396824U JPH0396824U (ja) 1991-10-03
JPH0612757Y2 true JPH0612757Y2 (ja) 1994-04-06

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ID=31509108

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JP539490U Expired - Lifetime JPH0612757Y2 (ja) 1990-01-23 1990-01-23 医療用椅子

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JP6178137B2 (ja) * 2013-07-05 2017-08-09 株式会社東洋工芸 椅子

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JPH0396824U (ja) 1991-10-03

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