JPH0648592Y2 - 磁気テ−プ装置 - Google Patents

磁気テ−プ装置

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JPH0648592Y2
JPH0648592Y2 JP7472787U JP7472787U JPH0648592Y2 JP H0648592 Y2 JPH0648592 Y2 JP H0648592Y2 JP 7472787 U JP7472787 U JP 7472787U JP 7472787 U JP7472787 U JP 7472787U JP H0648592 Y2 JPH0648592 Y2 JP H0648592Y2
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勝治 中村
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ティアツク株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、磁気記録及び/又は再生を行うための磁気テ
ープ装置に関し、更に詳細には、テンシヨンセンサによ
つてテープテンシヨンを検出してテンシヨン制御を行う
ことができる磁気テープ装置に関する。
〔従来の技術〕
オープンリール型テープデツキにおいて、テンシヨンセ
ンサを設け、ここから得られる信号と設定電圧(設定テ
ンシヨン)とを比較し、巻取り及びバツクテンシヨンを
一定にするようにリールモータを制御することは既に行
われている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、テンシヨンを設定する場合には、走行中の磁
気テープにテンシヨン測定器〔例えばテンテロ・メータ
(商標)〕を当ててテープテンシヨンを測定し、この測
定値が所望値になるようにテンシヨン設定電圧を調整し
なければならない。しかし、早送りモード、巻戻しモー
ド等の高速送りモードでのテンシヨン測定には困難を伴
なつた。
そこで、本考案の目的は、早送りモード及び巻戻しモー
ドに適合するテンシヨン調整を容易に達成することがで
きる磁気テープ装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決し、上記目的を達成するための本考案
は、実施例を示す図面の符号を参照して説明すると、磁
気テープ5を走行させるための第1及び第2のリール
1、2を駆動する第1及び第2のリールモータ3、4
と、前記第1及び第2のリール1、2に対応するように
配置された第1及び第2のテンシヨンアーム9、10と、
前記第1及び第2のテンシヨンアーム9、10に関連付け
られている第1及び第2のテンシヨンセンサ9a、10a
と、前記第1のテンシヨンセンサ9aに結合された一方の
入力端子と設定電圧を与えるための他方の入力端子と前
記第1のリールモータ3を駆動する信号を出力する出力
端子とを有するテンシヨンサーボ用の第1の誤差増幅器
14と、前記第2のテンシヨンセンサ10aに結合された一
方の入力端子と設定電圧を与えるための他方の入力端子
と前記第2のリールモータ4を駆動する信号を出力する
出力端子とを有するテンシヨンサーボ用の第2の誤差増
幅器15と、前記磁気テープ5を前記第1のリール1から
前記第2のリール2に向つて早送りモードで走行させる
時に前記磁気テープ5にバツクテンシヨンを与えるため
の早送りモードバツクテンシヨン設定用可変抵抗17と、
前記第1の誤差増幅器14の前記他方の入力端子に前記早
送りモードバツクテンシヨン設定用可変抵抗17に対応す
るテンシヨン設定電圧を選択的に与えるための早送りモ
ードバツクテンシヨン設定用スイツチ20と、前記磁気テ
ープ5を前記第2のリール2から前記第1のリール1に
向つて高速巻戻しモードで走行させる時に前記磁気テー
プ5に巻取りテンシヨンを与えるための巻戻しモード巻
取りテンシヨン設定用可変抵抗18と、前記第1の誤差増
幅器14の前記他方の入力端子に前記巻戻しモード巻取り
テンシヨン設定用可変抵抗18に対応するテンシヨン設定
電圧を選択的に与えるための巻戻しモード巻取りテンシ
ヨン設定用スイツチ21と、前記磁気テープ5を前記第1
のリール1から前記第2のリール2に向つて早送りモー
ドで走行させる時に前記磁気テープ5に巻き取りテンシ
ヨンを与えるための早送りモード巻取りテンシヨン設定
用可変抵抗24と、前記第2の誤差増幅器15の前記他方の
入力端子に前記早送りモード巻取りテンシヨン設定用可
変抵抗24に対応するテンシヨン設定電圧を選択的に与え
るための早送りモード巻取りテンシヨン設定用スイツチ
27と、前記磁気テープ5を前記第2のリール2から前記
第1のリール1に高速巻戻しモードで走行させる時に前
記磁気テープ5にバツクテンシヨンを与えるための巻戻
しモードバツクテンシヨン設定用可変抵抗25と、前記第
2の誤差増幅器15の前記他方の入力端子に前記巻戻しモ
ードバツクテンシヨン設定用可変抵抗25に対応するテン
シヨン設定電圧を選択的に与えるための巻戻しモードバ
ツクテンシヨン設定用スイツチ28と、前記早送りモード
のテープ巻取りテンシヨン及び前記巻戻しモードのテー
プ巻取りテンシヨンを調整するときに操作する第1のテ
ンシヨン調整スイツチ44と、前記早送りモードのバツク
テンシヨン及び前記巻戻しモードのバツクテンシヨンを
調整するときに操作する第2のテンシヨン調整スイツチ
45と、前記第1のテンシヨン調整スイツチ44の操作に応
答して前記早送りモード巻取りテンシヨン設定用スイツ
チ27及び前記巻戻しモード巻取りテンシヨン設定用スイ
ツチ21をオン状態に制御し、前記第2のテンシヨン調整
スイツチ45の操作に応答して前記早送りモードバツクテ
ンシヨン設定用スイツチ20及び前記巻戻しモードバツク
テンシヨン設定用スイツチ28をオン状態に制御するスイ
ツチ制御回路39とを備えた磁気テープ装置に係わるもの
である。
〔作用〕
本考案において、第1のテンション調整スイッチ44をオ
ン状態とすると、早送りモード巻取りテンション設定用
スイッチ27がオンになって第2のリールモータ4が早送
りモードの巻取りテンション(テイク・アップ・テンシ
ョン)を得るように駆動される。この時、もし、従来の
方式に従って第1のリールモータ3が単にバックテンシ
ョンを与えるように駆動されると、当然磁気テープ5は
早送り走行を開始する。しかし、本発明ではこの時に巻
戻しモード巻取りテンション設定用スイッチ21がオンに
なって第1のリールモータ3が巻戻しモードの巻取りテ
ンションを得るように駆動され、第1のリールモータ3
によって磁気テープ5が巻戻し方向に引張られるので、
磁気テープ5は走行しないか又はゆっくり走行する。こ
の時、第1の誤差増幅器14には巻戻しモード巻取りテン
ション設定用可変抵抗18に基づく電圧が入力し、第2の
誤差増幅器15には早送りモード巻取りテンション設定用
可変抵抗24に基づく電圧が入力するので、第1及び第2
の誤差増幅器14、15による第1及び第2のリールモータ
3、4の制御は磁気テープ5が実際に高速巻戻し走行及
び早送り走行している時と同様に行われる。この結果、
磁気テープ5が停止しているか又はゆっくり走行してい
る状態であるにも拘らず磁気テープ5のテンションが制
御されている状態が得られる。この様に磁気テープ5の
走行が停止しているか又はゆっくりの場合にはテンショ
ン測定器47を磁気テープ5に容易に当接してテンション
を正確に測定し、調整することができる。同様に、早送
りモードバックテンションと巻戻しモードバックテンシ
ョンの測定及び調整も磁気テープ5の走行を停止又はゆ
っくりにして行うことができる。
[考案の効果] 本考案においては、第1のテンション調整スイッチ44の
操作によって、早送りモード巻取りテンション設定用ス
イッチ27及び巻戻しモード巻取りテンション設定用スイ
ッチ21がオンになるので、磁気テープ5の走行が停止又
はゆっくりの状態であるにも拘らず実際に早送り又は巻
戻しをしている時の巻取りテンション状態と同等な状態
を簡単な操作によって得ることができる。
同様に第2のテンション調整スイッチ45の操作によっ
て、早送りモードバックテンション設定用スイッチ20及
び巻戻しモードバックテンション設定用スイッチ28がオ
ンになるので、磁気テープ5の走行が停止又はゆっくり
であるにも拘らず実際に早送り又は巻戻しをしている時
のバックテンション状態と同等の状態を簡単な操作によ
って得ることができる。
従って、磁気テープ5の走行が停止又はゆっくりの状態
で早送りモードバックテンション設定用可変抵抗17、巻
戻しモード巻取りテンション設定用可変抵抗18、早送り
モード巻取りテンション設定用可変抵抗24、巻戻しモー
ドバックテンション設定用可変抵抗25を調整して各モー
ドのテンション調整を容易に行うことが可能になる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例に係わるオープンリール型磁気テ
ープ装置を第1図及び第2図によつて説明する。第1図
の第1及び第2のリール1、2には直流モータから成る
第1及び第2のリールモータ3、4が結合されている。
一対のリール1、2の間の磁気テープ5の走行路に沿つ
て磁気ヘツド6、キヤプスタン7、ピンチローラ8、第
1及び第2のテンシヨンアーム9、10が配置され、キヤ
プスタン7にはキヤプスタンモータ11が結合されてい
る。
一対のリールモータ3、4は正逆転可能なように駆動増
幅器12、13に接続されている。各駆動増幅器12、13の前
段にはモータサーボのための一対の比較回路即ち第1及
び第2の誤差増幅器14、15が設けられ、一方の入力端子
がそれぞれのテンシヨンセンサ9a、10aに接続され、他
方の入力端子が各モードのテンシヨン設定電圧(基準電
圧)を与える回路に接続されている。
テンシヨン設定電圧を与える回路を詳しく説明すると、
第1の誤差増幅器14の反転入力端子とグランドとの間に
は、プレイモードバツクテンシヨン設定用可変抵抗16、
早送りモードバツクテンシヨン設定用可変抵抗17、及び
巻戻しモード巻取りテンシヨン設定用可変抵抗18がトラ
ンジスタから成るプレイモードバツクテンシヨン設定用
スイツチ19、早送りモードバツクテンシヨン設定用スイ
ツチ20及び巻戻しモード巻取りテンシヨン設定用スイツ
チ21を介してそれぞれ接続されている。また、第1の誤
差増幅器14の反転入力端子は抵抗22を介して正の電源端
子に接続されている。
第2の誤差増幅器15の非反転入力端子とグランドとの間
にも、プレイモード巻取りテンシヨン設定用可変抵抗2
3、早送りモード巻取りテンシヨン設定用可変抵抗24及
び巻戻しモードバツクテンシヨン設定用可変抵抗25がト
ランジスタから成るプレイモード巻取りテンシヨン設定
用スイツチ26、早送りモード巻取りテンシヨン設定用ス
イツチ27及び巻戻しモードバツクテンシヨン設定用スイ
ツチ28を介してそれぞれ接続されている。また、この非
反転入力端子は抵抗29を介して正の電源端子に接続され
ている。
第1の誤差増幅器14の非反転入力端子は第1のリール1
側の第1のテンシヨンセンサ9aに接続されている。第1
のリールモータ3は正電圧に基づいて反時計方向に回転
し、負電圧に基づいて時計方向に回転するように駆動増
幅器12に接続されているので、第1の誤差増幅器14の反
転入力端子のテンシヨン設定電圧が非反転入力端子のテ
ンシヨン検出電圧よりも高い時に負電圧が第1のリール
モータ3に付与され、第1のリールモータ3は時計方向
に回転するように付勢される。逆に、第1の誤差増幅器
14の反転入力端子のテンシヨン設定電圧がテンシヨン検
出電圧よりも低い値に設定されると、正電圧が第1のリ
ールモータ3に与えられ、第1のリールモータ3は反時
計方向に回転するように付勢される。
第2の誤差増幅器15の反転入力端子にはテンシヨンセン
サ10aが接続されている。第2のリールモータ4も正電
圧で反時計方向、負電圧で時計方向に回転するように駆
動増幅器13に接続されている。従つて、第2の誤差増幅
器15の非反転入力端子のテンシヨン設定電圧がテンシヨ
ン検出電圧よりも高く設定されている場合に、第2のリ
ールモータ4に正電圧が印加され、第2のリールモータ
4は反時計方向に回転するように付勢され、テンシヨン
設定電圧がテンシヨン検出電圧よりも低く設定されてい
る場合には、第2のリールモータ4に負電圧が印加さ
れ、第2のリールモータ4は時計方向に回転するように
付勢される。
常開接点構成のプレイスイツチ30、早送りスイツチ31、
巻戻しスイツチ32及び停止スイツチ33はマイクロコンピ
ユータ34にそれぞれ接続されている。マイクロコンピユ
ータ34は各スイツチ30〜33の操作に応答してここに接続
されている各モード設定用のスイツチ19〜21、26〜28を
制御し、更にキヤプスタンモータ11に接続されているモ
ータ駆動回路35を制御する。
ところで、マイクロコンピユータ34から導出されている
プレイ制御信号ライン36はプレイモードテンシヨン設定
用の2つのスイツチ19、26に制御回路39を介さずに接続
されているが、早送り制御信号ライン37及び巻戻し制御
信号ライン38は制御回路39を介して接続されている。制
御回路39は第1、第2、第3及び第4のORゲート40、4
1、42、43から成る。早送り制御信号ライン37は第1及
び第3のORゲート40、42を介してスイツチ27、20に接続
され、巻戻し制御信号ライン38を第2及び第4のORゲー
ト41、43を介してスイツチ21、28に接続されている。
44、45は本考案に従つて設けられた第1及び第2のテン
シヨン調整スイツチであり、一端が電源端子46に接続さ
れているので、オン期間に高レベル信号を送出する。第
1のテンシヨン調整スイツチ44は第1及び第2のORゲー
ト40、41を介してスイツチ27、21に接続され、第2のテ
ンシヨン調整スイツチ45は第3及び第4のORゲート42、
43を介してスイツチ20、28に接続されている。
第2図は第1図のテープ5の走行経路を詳しく示すもの
である。テープ5のテンシヨン測定は、A点とB点にテ
ンテロ・メータ(商標)と呼ばれているテンシヨン測定
器47を配置して行う。このテンシヨン測定器47はテープ
5のテンシヨンを示す値を表示するように構成されてい
る。
〔テンシヨン調整方法〕
第1図及び第2図に示す磁気テープ装置で早送りモード
巻取りテンシヨン(テイク・アツプ・テンシヨン)及び
巻戻しモード巻取りテンシヨン(テイク・アツプ・テン
シヨン)を測定し、調整する場合には、第1のテンシヨ
ン調整スイツチ44をオン状態に操作する。これにより、
巻戻しモード巻取りテンシヨン設定用スイツチ21と早送
りモード巻取りテンシヨン設定用スイツチ27とがオンに
なり、可変抵抗18、24に対応するテンシヨン設定電圧が
第1及び第2の誤差増幅器14、15に与えられる。テンシ
ヨンアーム9が適当な位置にあれば、第1の誤差増幅器
14においては、反転入力端子の巻戻しモード巻取りテン
シヨン設定電圧VRTが非反転入力端子のテンシヨン検出
電圧よりも高いので、誤差増幅器14の出力は負になり、
第1のリールモータ3は時計方向に回転するように付勢
される。一方、テンシヨンアーム10が適当な位置にあれ
ば、第2の誤差増幅器15の非反転入力端子の早送りモー
ド巻取りテンシヨン設定電圧VFTが反転入力端子のテン
シヨン検出電圧よりも高いので、誤差増幅器15の出力は
正になり、第2のリールモータ4は反時計方向に回転す
るように付勢される。巻戻しモード巻取りテンシヨン設
定用可変抵抗18の値と早送りモード巻取りテンシヨン設
定用可変抵抗24の値は等しいか又は互いに近い値を有す
るので、テープ5が高速走行を開始せず、停止状態又は
いずれか一方の方向にゆつくり走行する。従つて、第2
図のテンシヨン測定器47をテープ5に安定的に接触させ
ることができる。テンシヨン測定器47で測定した値は、
実際にテープ5を早送りモード又は巻戻しモードで走行
させている場合における巻取り(テイク・アツプ)テン
シヨンと大幅に相違しないので、早送り又は巻戻しモー
ドの巻取りテンシヨン(テイク・アツプ・テンシヨン)
として使用することができる。テンシヨン測定器47の値
が所望テンシヨン値と異なる場合には、可変抵抗21、29
を調整する。
早送りモードバツクテンシヨン及び巻戻しモードバツク
テンシヨンを測定し、調整する場合には、第2のテンシ
ヨン調整スイツチ45をオン状態に操作する。これによ
り、早送りモードバツクテンシヨン設定用スイツチ20と
巻戻しモードバツクテンシヨン設定用スイツチ28とがオ
ンになり、可変抵抗17、25に対応するテンシヨン設定電
圧が第1及び第2の誤差増幅器14、15に与えられる。テ
ンシヨンアーム9が適当な位置にあれば、第1の誤差増
幅器14においては、反転入力端子の早送りモードバツク
テンシヨン設定電圧VFBが非反転入力端子テンシヨン検
出電圧よりも高いので、誤差増幅器14の出力は負にな
り、第1のリールモータ3は時計方向に回転するように
付勢される。一方、テンシヨンアーム10が適当な位置に
あれば、第2の誤差増幅器15の非反転入力端子の巻戻し
モードバツクテンシヨン設定電圧VRBが反転入力端子の
テンシヨン検出電圧よりも高いので、誤差増幅器15の出
力は正になり、第2のリールモータ4は反時計方向に回
転するように付勢される。早送りモードバツクテンシヨ
ン設定用可変抵抗17の値と巻戻しモードバツクテンシヨ
ン設定用可変抵抗25の値は等しいか又は互いに近い値を
有するので、テープ5が高速走行を開始せず、停止状態
又はいずれか一方の方向にゆつくり走行する。従つて、
第2図のテンシヨン測定器47をテープ5に安定的に接触
させることができる。テンシヨン測定器47で測定した値
は、実際にテープ5を早送り又は巻戻しモードで走行さ
せている場合におけるバツクテンシヨンと大幅に相違し
ないので、早送り又は巻戻しモードのバツクテンシヨン
として使用することができる。テンシヨン測定器47の値
が所望テンシヨン値と異なる場合には、可変抵抗17、25
を調整する。
テープ5を実際に早送りモード又は巻戻しモードで走行
させる場合には、調整スイツチ44、45をオフにし、早送
りスイツチ31又は巻戻しスイツチ32をオン操作する。早
送りモード時にはライン37に高レベル信号が得られ、ス
イツチ20、27がオンになる。巻戻しモード時にはライン
38に高レベル信号が得られ、スイツチ21、28がオンにな
る。
〔変形例〕
本考案は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。
(1)マイクロコンピユータ34から負論理で制御信号を
出力させ、スイツチ44、45からも負論理で制御信号が出
力するようにしてもよい。この場合には、ORゲート40〜
43をNANDゲートに変更する。
(2)可変抵抗16〜18、23〜25を誤差増幅器14、15の入
力端子と正又は負の電源端子との間に接続するような回
路構成にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わる磁気テープ装置を示す
ブロツク図、 第2図は第1図のテープ走行系を詳しく示す平面図であ
る。 1,2……リール、3,4……リールモータ、5……磁気テー
プ、9……テンシヨンアーム、9a……テンシヨンセン
サ、10……テンシヨンアーム、10a……テンシヨンセン
サ、14……第1の誤差増幅器、15……第2の誤差増幅
器、17……早送りバツクテンシヨン設定用可変抵抗、18
……巻戻し巻取りテンシヨン設定用可変抵抗、20……早
送りバツクテンシヨン設定用スイツチ、21……巻戻し巻
取りテンシヨン設定用スイツチ、24……早送り巻取りテ
ンシヨン設定用可変抵抗、25……巻戻しバツクテンシヨ
ン設定用可変抵抗、27……早送り巻取りテンシヨン設定
用スイツチ、28……巻戻しバツクテンシヨン設定用可変
抵抗、39……制御回路、44……第1のテンシヨン調整ス
イツチ、45……第2のテンシヨン調整スイツチ、47……
テンシヨン測定器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープ(5)を走行させるための第1
    及び第2のリール(1)(2)を駆動する第1及び第2
    のリールモータ(3)(4)と、 前記第1及び第2のリール(1)(2)に対応するよう
    に配置された第1及び第2のテンシヨンアーム(9)
    (10)と、 前記第1及び第2のテンシヨンアーム(9)(10)に関
    連付けられている第1及び第2のテンシヨンセンサ(9
    a)(10a)と、 前記第1のテンシヨンセンサ(9a)に結合された一方の
    入力端子と設定電圧を与えるための他方の入力端子と前
    記第1のリールモータ(3)を駆動する信号を出力する
    出力端子とを有するテンシヨンサーボ用の第1の誤差増
    幅器(14)と、 前記第2のテンシヨンセンサ(10a)に結合された一方
    の入力端子と設定電圧を与えるための他方の入力端子と
    前記第2のリールモータ(4)を駆動する信号を出力す
    る出力端子とを有するテンシヨンサーボ用の第2の誤差
    増幅器(15)と、 前記磁気テープ(5)を前記第1のリール(1)から前
    記第2のリール(2)に向つて早送りモードで走行させ
    る時に前記磁気テープ(5)にバツクテンシヨンを与え
    るための早送りモードバツクテンシヨン設定用可変抵抗
    (17)と、 前記第1の誤差増幅器(14)の前記他方の入力端子に前
    記早送りモードバツクテンシヨン設定用可変抵抗(17)
    に対応するテンシヨン設定電圧を選択的に与えるための
    早送りモードバツクテンシヨン設定用スイツチ(20)
    と、 前記磁気テープ(5)を前記第2のリール(2)から前
    記第1のリール(1)に向つて高速巻戻しモードで走行
    させる時に前記磁気テープ(5)に巻取りテンシヨンを
    与えるための巻戻しモード巻取りテンシヨン設定用可変
    抵抗(18)と、 前記第1の誤差増幅器(14)の前記他方の入力端子に前
    記巻戻しモード巻取りテンシヨン設定用可変抵抗(18)
    に対応するテンシヨン設定電圧を選択的に与えるための
    巻戻しモード巻取りテンシヨン設定用スイツチ(21)
    と、 前記磁気テープ(5)を前記第1のリール(1)から前
    記第2のリール(2)に向つて早送りモードで走行させ
    る時に前記磁気テープ(5)に巻き取りテンシヨンを与
    えるための早送りモード巻取りテンシヨン設定用可変抵
    抗(24)と、 前記第2の誤差増幅器(15)の前記他方の入力端子に前
    記早送りモード巻取りテンシヨン設定用可変抵抗(24)
    に対応するテンシヨン設定電圧を選択的に与えるための
    早送りモード巻取りテンシヨン設定用スイツチ(27)
    と、 前記磁気テープ(5)を前記第2のリール(2)から前
    記第1のリール(1)に高速巻戻しモードで走行させる
    時に前記磁気テープ(5)にバツクテンシヨンを与える
    ための巻戻しモードバツクテンシヨン設定用可変抵抗
    (25)と、 前記第2の誤差増幅器(15)の前記他方の入力端子に前
    記巻戻しモードバツクテンシヨン設定用可変抵抗(25)
    に対応するテンシヨン設定電圧を選択的に与えるための
    巻戻しモードバツクテンシヨン設定用スイツチ(28)
    と、 前記早送りモードのテープ巻取りテンシヨン及び前記巻
    戻しモードのテープ巻取りテンシヨンを調整するときに
    操作する第1のテンシヨン調整スイツチ(44)と、 前記早送りモードのバツクテンシヨン及び前記巻戻しモ
    ードのバツクテンシヨンを調整するときに操作する第2
    のテンシヨン調整スイツチ(45)と、 前記第1のテンシヨン調整スイツチ(44)の操作に応答
    して前記早送りモード巻取りテンシヨン設定用スイツチ
    (27)及び前記巻戻しモード巻取りテンシヨン設定用ス
    イツチ(21)をオン状態に制御し、前記第2のテンシヨ
    ン調整スイツチ(45)の操作に応答して前記早送りモー
    ドバツクテンシヨン設定用スイツチ(20)及び前記巻戻
    しモードバツクテンシヨン設定用スイツチ(28)をオン
    状態に制御するスイツチ制御回路(39)と を備えた磁気テープ装置。
JP7472787U 1987-05-19 1987-05-19 磁気テ−プ装置 Expired - Lifetime JPH0648592Y2 (ja)

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