JPH0648232A - シート装置 - Google Patents
シート装置Info
- Publication number
- JPH0648232A JPH0648232A JP21846792A JP21846792A JPH0648232A JP H0648232 A JPH0648232 A JP H0648232A JP 21846792 A JP21846792 A JP 21846792A JP 21846792 A JP21846792 A JP 21846792A JP H0648232 A JPH0648232 A JP H0648232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat cushion
- lifter
- pad
- cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シートクッション下降操作時、これとシート
バックとの間に間隙の発生がなく、外観品質の悪化、品
質感の欠乏及び間隙から物が落ちるという不具合を解消
することができるシート装置を提供することである。 【構成】 リフター機構Aを操作してシートクッション
13を下降させると、このリフター機構Aに連動してパ
ッド押上機構Bが働き、これがパッド33の後側部分3
3aを押し上げてシートクッション13の後部を持ち上
げて、この後部がシートバック7の下端部に当接してこ
の間に間隙を作らない。
バックとの間に間隙の発生がなく、外観品質の悪化、品
質感の欠乏及び間隙から物が落ちるという不具合を解消
することができるシート装置を提供することである。 【構成】 リフター機構Aを操作してシートクッション
13を下降させると、このリフター機構Aに連動してパ
ッド押上機構Bが働き、これがパッド33の後側部分3
3aを押し上げてシートクッション13の後部を持ち上
げて、この後部がシートバック7の下端部に当接してこ
の間に間隙を作らない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リフターによってシー
トクッションのみが昇降するシート装置に関するもので
ある。
トクッションのみが昇降するシート装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】視点の高さを調整するために、図5に示
すようにシートクッションaをシートバックbに対して
昇降させるリフター付シート装置が知られている。この
種のシート装置においては、シートバックbは固定さ
れ、シートクッションaのみがリフターによって昇降さ
れる。そのために、シートクッションaの最大昇降距離
(ストローク)だけシートバックbから離反した位置
に、シートクッションaの下方位置が設定される。
すようにシートクッションaをシートバックbに対して
昇降させるリフター付シート装置が知られている。この
種のシート装置においては、シートバックbは固定さ
れ、シートクッションaのみがリフターによって昇降さ
れる。そのために、シートクッションaの最大昇降距離
(ストローク)だけシートバックbから離反した位置
に、シートクッションaの下方位置が設定される。
【0003】そして、シートバックbとシートクッショ
ンaとの間隙c、詳細にいえば、シートバックbの下端
とシートクッションaの後端上面との間隙cの大きさは
シートクッションaの昇降に応じて変動する。
ンaとの間隙c、詳細にいえば、シートバックbの下端
とシートクッションaの後端上面との間隙cの大きさは
シートクッションaの昇降に応じて変動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、シートバックbとシートクッションaとの間に
おける間隙cの存在は、外観品質を悪化させると共に、
品質感に乏しい。また、間隙cから物が落ちるという問
題点があった。
ように、シートバックbとシートクッションaとの間に
おける間隙cの存在は、外観品質を悪化させると共に、
品質感に乏しい。また、間隙cから物が落ちるという問
題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、シートクッ
ション下降操作時、これとシートバックとの間に間隙の
発生がなく、外観品質の悪化、品質感の欠乏及び間隙か
ら物が落ちるという不具合を解消することができるシー
ト装置を提供することにある。
たものであって、その目的とするところは、シートクッ
ション下降操作時、これとシートバックとの間に間隙の
発生がなく、外観品質の悪化、品質感の欠乏及び間隙か
ら物が落ちるという不具合を解消することができるシー
ト装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、リフター機構の操作によってシートク
ッションを昇降できるシート装置において、リフター機
構のシートクッション下降操作時に、このリフター機構
に連動してパッドの後側部分を押し上げてシートクッシ
ョンの後部を持ち上げるパッド押上機構を備えたことを
特徴とする。
めに、本発明は、リフター機構の操作によってシートク
ッションを昇降できるシート装置において、リフター機
構のシートクッション下降操作時に、このリフター機構
に連動してパッドの後側部分を押し上げてシートクッシ
ョンの後部を持ち上げるパッド押上機構を備えたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】かかる構成により、リフター機構を操作してシ
ートクッションを下降させると、このリフター機構に連
動してパッド押上機構が働き、これがパッドの後側部分
を押し上げてシートクッションの後部を持ち上げてシー
トクッションの後部を持ち上げ、この後部がシートバッ
クの下端部に当接してこの間に間隙を作らない。
ートクッションを下降させると、このリフター機構に連
動してパッド押上機構が働き、これがパッドの後側部分
を押し上げてシートクッションの後部を持ち上げてシー
トクッションの後部を持ち上げ、この後部がシートバッ
クの下端部に当接してこの間に間隙を作らない。
【0008】このために、外観品質を悪化、品質感の欠
乏及び間隙から物が落ちるという不具合を解消すること
ができる。
乏及び間隙から物が落ちるという不具合を解消すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係わるシート装置の斜視図、図
2は同シート装置の骨格部分の分解斜視図、図3は同シ
ート装置のシートクッション、リフター及びパッド押上
機構の斜視図、図4は同シート装置の作動説明図であ
る。
明する。図1は本発明に係わるシート装置の斜視図、図
2は同シート装置の骨格部分の分解斜視図、図3は同シ
ート装置のシートクッション、リフター及びパッド押上
機構の斜視図、図4は同シート装置の作動説明図であ
る。
【0010】図中1、1は左右のスライド機構であり、
これらのスライド機構1、1は床面に固定された下側ス
ライド部材2とこの下側スライド部材2に対して前後方
向に摺動する上側スライド部材3とより構成されてい
る。
これらのスライド機構1、1は床面に固定された下側ス
ライド部材2とこの下側スライド部材2に対して前後方
向に摺動する上側スライド部材3とより構成されてい
る。
【0011】左右のスライド機構1、1の上側スライド
部材3にはベース部材4が固着してある。左右のベース
部材4の後部にはデバイスのアッパーツース5が軸ピン
6により前後方向に傾動可能に取り付けてあり、左右の
アッパーツース5には、シートバック7のバックフレー
ム7aの左右のサイドブラケット7bにねじ部材6aに
より取り付けてある。また、左のベース部材4にはデバ
イス(図示せず)が取り付けてあり、このデバイスによ
りアッパーツース5を介してシートバック7が前後方向
に傾動されるものである。
部材3にはベース部材4が固着してある。左右のベース
部材4の後部にはデバイスのアッパーツース5が軸ピン
6により前後方向に傾動可能に取り付けてあり、左右の
アッパーツース5には、シートバック7のバックフレー
ム7aの左右のサイドブラケット7bにねじ部材6aに
より取り付けてある。また、左のベース部材4にはデバ
イス(図示せず)が取り付けてあり、このデバイスによ
りアッパーツース5を介してシートバック7が前後方向
に傾動されるものである。
【0012】左右のベース部材4の前部には前側リフタ
ー軸8が、後部には後側リフター軸9がそれぞれ回転可
能に取り付けてあり、前側リフター軸8の左右にはブラ
ケット10が固着してあり、後側リフター軸9の左右、
中間及び右側にはアーム11、12、22が固着してあ
る。
ー軸8が、後部には後側リフター軸9がそれぞれ回転可
能に取り付けてあり、前側リフター軸8の左右にはブラ
ケット10が固着してあり、後側リフター軸9の左右、
中間及び右側にはアーム11、12、22が固着してあ
る。
【0013】また、シートクッション13はフレーム1
4にパッド33を沿わせその表面をトリム34で覆って
構成されており、パッド33の後側部分33aは上下に
動く得るように薄くしてある。
4にパッド33を沿わせその表面をトリム34で覆って
構成されており、パッド33の後側部分33aは上下に
動く得るように薄くしてある。
【0014】シートクッション13のフレーム14の
左、右側の前後にはブラケット15、16が設けてあ
り、前側のブラケット15は前側リフター軸8の左右の
ブラケット10にピン部材(図示せず)により回動可能
に連結してあり、後側のブラケット16は後側リフター
軸9の左右のアーム11にピン部材17で回動可能に連
結してある。
左、右側の前後にはブラケット15、16が設けてあ
り、前側のブラケット15は前側リフター軸8の左右の
ブラケット10にピン部材(図示せず)により回動可能
に連結してあり、後側のブラケット16は後側リフター
軸9の左右のアーム11にピン部材17で回動可能に連
結してある。
【0015】また、後側リフター軸9の中間のアーム1
2には支持杆19の下端部がピン部材20で揺動可能に
取り付けてあり、支持杆19の上端部には鉄板もしくは
樹脂板より成る押しプレート21が揺動可能に取り付け
てある。この押しプレート21は前記パッド33の後側
部分33aの下面部に当接している。
2には支持杆19の下端部がピン部材20で揺動可能に
取り付けてあり、支持杆19の上端部には鉄板もしくは
樹脂板より成る押しプレート21が揺動可能に取り付け
てある。この押しプレート21は前記パッド33の後側
部分33aの下面部に当接している。
【0016】また、右側の前記ベース部材4の前部には
扇形ギヤ23が軸ピン24により上下揺動可能に取り付
けてあり、この扇形ギヤ23の面部には連結杆25の前
端部がピン部材26により連結してあり、この連結杆2
5の後端部は前記後側リフター軸9の右側のアーム22
にピン部材27により連結してある。また、右側の前記
ベース部材4の前部には、摩擦ブレーキ機構(図示せ
ず)を備えた操作軸28が回転可能に取り付けてあり、
この操作軸28にはリフターダイヤル29とギヤ30と
が固着してあって、このギヤ30が前記扇形ギヤ23に
噛み合っている。
扇形ギヤ23が軸ピン24により上下揺動可能に取り付
けてあり、この扇形ギヤ23の面部には連結杆25の前
端部がピン部材26により連結してあり、この連結杆2
5の後端部は前記後側リフター軸9の右側のアーム22
にピン部材27により連結してある。また、右側の前記
ベース部材4の前部には、摩擦ブレーキ機構(図示せ
ず)を備えた操作軸28が回転可能に取り付けてあり、
この操作軸28にはリフターダイヤル29とギヤ30と
が固着してあって、このギヤ30が前記扇形ギヤ23に
噛み合っている。
【0017】そして、リフターダイヤル29とギヤ30
と操作軸28と連結杆25と後側リフター軸9とでリフ
ター機構Aを構成しており、また、後側リフター軸9と
アーム12と支持杆19と押しプレート21とでパッド
押上機構Bを構成してある。
と操作軸28と連結杆25と後側リフター軸9とでリフ
ター機構Aを構成しており、また、後側リフター軸9と
アーム12と支持杆19と押しプレート21とでパッド
押上機構Bを構成してある。
【0018】次に、上記実施例の動作を説明する。視点
の高さを調整するために前記リフター機構Aを操作して
シートクッション13を下降させる、すなわち、リフタ
ーダイヤル29を回転させて操作軸28を介してギヤ3
0を回転し、扇形ギヤ23を回動して連結杆25を後方
に移動させることにより、後側リフター軸9を図2にお
いて時計回り方向に回転させてアーム11を介してシー
トクッション13の後部を下降させると、前記パッド押
上機構Bが作動して、すなわち、後側リフター軸9の時
計回り方向の回転によりアーム22を介して支持杆19
が上昇して押しプレート21でパッド33の後側部分3
3aを押し上げてシートクッション13の後部13aを
持ち上げ、この後部13aがシートバック7の下端部7
aに当接しこの間に間隙を作らない。
の高さを調整するために前記リフター機構Aを操作して
シートクッション13を下降させる、すなわち、リフタ
ーダイヤル29を回転させて操作軸28を介してギヤ3
0を回転し、扇形ギヤ23を回動して連結杆25を後方
に移動させることにより、後側リフター軸9を図2にお
いて時計回り方向に回転させてアーム11を介してシー
トクッション13の後部を下降させると、前記パッド押
上機構Bが作動して、すなわち、後側リフター軸9の時
計回り方向の回転によりアーム22を介して支持杆19
が上昇して押しプレート21でパッド33の後側部分3
3aを押し上げてシートクッション13の後部13aを
持ち上げ、この後部13aがシートバック7の下端部7
aに当接しこの間に間隙を作らない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート装
置にあっては、リフター機構を操作してシートクッショ
ンを下降させると、このリフター機構に連動してパッド
押上機構が働き、これがパッドの後側部分を押し上げて
シートクッションの後部を持ち上げてシートクッション
の後部を持ち上げ、この後部がシートバックの下端部に
当接してこの間に間隙を作らない。このために、外観品
質を悪化、品質感の欠乏及び間隙から物が落ちるという
不具合を解消することができる。
置にあっては、リフター機構を操作してシートクッショ
ンを下降させると、このリフター機構に連動してパッド
押上機構が働き、これがパッドの後側部分を押し上げて
シートクッションの後部を持ち上げてシートクッション
の後部を持ち上げ、この後部がシートバックの下端部に
当接してこの間に間隙を作らない。このために、外観品
質を悪化、品質感の欠乏及び間隙から物が落ちるという
不具合を解消することができる。
【図1】本発明に係わるシート装置の斜視図である。
【図2】同シート装置の骨格部分の分解斜視図である。
【図3】同シート装置のシートクッション、リフター機
構及びパッド押上機構の斜視図である。
構及びパッド押上機構の斜視図である。
【図4】同シート装置の作動説明図である。
【図5】従来のシート装置におけるシートクッション下
降時の説明図である。
降時の説明図である。
7 シートバック 13 シートクッション 33 パッド A リフター機構 B パッド押上機構
Claims (1)
- 【請求項1】 リフター機構の操作によってシートクッ
ションを昇降できるシート装置において、リフター機構
のシートクッション下降操作時に、このリフター機構に
連動してパッドの後側部分を押し上げてシートクッショ
ンの後部を持ち上げるパッド押上機構を備えたことを特
徴とするシート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4218467A JP2627123B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | シート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4218467A JP2627123B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | シート装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648232A true JPH0648232A (ja) | 1994-02-22 |
JP2627123B2 JP2627123B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=16720377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4218467A Expired - Lifetime JP2627123B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | シート装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2627123B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP4218467A patent/JP2627123B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2627123B2 (ja) | 1997-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0235793A2 (en) | Seat for motor vehicles | |
US4589696A (en) | Adjustment/engagement device in a vehicle seat | |
US4871137A (en) | Seat lifting apparatus | |
JPH0648232A (ja) | シート装置 | |
JPS646346Y2 (ja) | ||
JPH0648233A (ja) | シート装置 | |
JPH0534449Y2 (ja) | ||
JPH0613600U (ja) | シート装置 | |
JPH0613599U (ja) | シート装置 | |
JP2587637B2 (ja) | 傾動する座板を備えた椅子 | |
JPS6328030Y2 (ja) | ||
JPH11216020A (ja) | 机の天板昇降装置 | |
JPS6351895B2 (ja) | ||
JPH0439720Y2 (ja) | ||
JPH0613597U (ja) | シート装置 | |
JPH0722449Y2 (ja) | 舞台における前後方向床傾斜装置 | |
JPH0648234A (ja) | シート装置 | |
JPH0613694U (ja) | シート装置 | |
JPH0666405U (ja) | 床部昇降機構を備えた寝台 | |
JPH0780028A (ja) | ベッド | |
JP2523291Y2 (ja) | 椅子の座盤降下装置 | |
JPH054118Y2 (ja) | ||
JPH057516A (ja) | シートボトム上昇機構 | |
JPH0446599Y2 (ja) | ||
JPH0421329Y2 (ja) |