JPH0421329Y2 - - Google Patents

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JPH0421329Y2
JPH0421329Y2 JP10752586U JP10752586U JPH0421329Y2 JP H0421329 Y2 JPH0421329 Y2 JP H0421329Y2 JP 10752586 U JP10752586 U JP 10752586U JP 10752586 U JP10752586 U JP 10752586U JP H0421329 Y2 JPH0421329 Y2 JP H0421329Y2
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JP
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main body
link
slave
floor
driving
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JP10752586U
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JPS6313061U (ja
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  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は寝台に於ける背上げ機構に関するもの
である。
(従来の技術およびその問題点) 背上げベツドに仰臥している人を、背部床の回
動上昇により、背上げの姿勢で支持するに際し
て、背部は例えば最大70度〜75度の傾斜角度で支
持する場合でも、頭部はそれよりも起こした状態
にした方が楽な姿勢となり、かかる状態で頭部を
支持し得るようにするのが好ましい。しかしなが
ら従来の背上げベツドでは、背部床で頭部をこの
ように支持することはできない。枕をヘツドレス
トとして使用すれば背上げの姿勢に於いても頭部
を楽な姿勢に支持することができるが、枕の使用
は、それが動いたり、落下したりして煩わしい。
本考案は背部床自体の部分をヘツドレストとし
て使用し得るようにすると共に、その使用は背部
床の回動上昇に連動して行なえるようにすること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案を、実施例に対応する第1図、第2図に
基づいて説明すると、本考案は、一側aを床支持
フレーム1に回動自在に支持した背部床主体2の
他側bに背部床従体3を屈曲自在に連結し、前記
床支持フレーム1に、前記主体2の回動支点cよ
りも従体3側下方を支点dとし、該従体3方向に
突出した押上杆4を回動自在に設けると共に、前
記主体2の下部に該押上杆4に当接するローラー
5を設け、前記従体3の下部に突設した押上部6
に作動リンク7の一側を連結すると共に、該作動
リンク7の他側fは、てこリンク8の一側に連結
し、該てこリンク8は、中間部eを前記主体2の
下部に突設した支持部9に回動自在に固定すると
共に、該てこリンク8の他側は駆動リンク10を
介して駆動杆11の移動部材12に連結し、更に
該移動部材12には前記押上杆4駆動用の駆動腕
13の一側を連結したものである。
(作用) しかして、第1図aに示すように主体2が水平
状態にある時には、従体3も水平状態に、即ち主
体と同一平面上に支持されており、こうして従来
の背部床と同様な態様で使用することができる。
かかる第1図aの状態に於いて、駆動杆11を
作動して移動部材12を図中左方向に移動する
と、駆動腕13によつて押上杆4が支点dに於い
て時計回りに回動し、該押上杆4はローラー5を
押し上げ、従つて主体2は第1図aからb,cで
示すように回動上昇する。
移動部材12は、このようにして主体2を回動
上昇させると同時に駆動リンク10の一側gを図
中左方向に移動する。いま駆動リンク10の一側
gのかかる移動を無視し、第1図aの状態に於い
て固定されていると仮定すると、主体2が回動上
昇して、支持部9によりてこリンク8が引き上げ
られると、駆動リンク10の一側gとてこリンク
8の一側f間の間隔が次第に広がるので、該てこ
リンク8は中間部eを支点として支持部9に対し
て相対的に反時計回りに回動して所定のてこ比に
より作動リンク7を左方向に移動させ、従つて押
上部6を介して従体3を主体2に対して回動上昇
させる。このように駆動リンク10の一側gの移
動を無視して考えると、従体3は主体2の回動上
昇と共に次第に該主体2に対して回動上昇してい
くのである。ところが実際には駆動リンク10の
一側gは主体2の回動上昇と共に図中左方向に移
動するのであり、この方向への駆動リンク10の
移動は前記2点g,f間の間隔を次第に狭めて、
てこリンク8を前述と逆の時計回りに回動させる
ように作用するので、前述した反時計回りの回動
を減殺し、従体3の主体2に対しての回動量はこ
れらの差となる。そして駆動リンク10の移動量
に対しての前記2点g,f間の間隔の変化率は、
主体2の傾斜が緩い程大きく、急になる程小さく
なる。従つて従体3は、主体2の回動上昇に際し
て、この主体2の傾斜が緩いうちは余り回動上昇
せず、ある角度(例えば約45度)を過ぎてから次
第に回動上昇をし始め、そして急傾斜となるにつ
れて回動上昇が顕著になる。
このようにして本考案は例えば第1図cに示す
ように主体2が70〜75度程度の傾斜角度となつた
時に従体3が略垂直状態となり、ヘツドレストと
して使用者の頭部を支持することができる。そし
て従体3は前述したように、主体2の傾斜が緩い
うち、即ちヘツドレストが不要のうちは余り回動
上昇しないので使用者に違和感を与えない。
(考案の効果) 本考案は以上の通り、背部床を、床支持フレー
ムに回動自在に支持した背部床主体と、該主体に
屈曲自在に連結した従体とから構成し、該従体を
主体の回動上昇に連動させて、該主体に対して回
動上昇させるように構成したので、主体を背上げ
の状態とした場合には自動的に従体が更に急傾斜
となつてヘツドレストとして機能し、従つて枕を
使用する場合のような煩わしさがなく、使用者に
安楽な姿勢に支持し得るという効果がある。殊に
本考案は、主体の傾斜が緩く、ヘツドレストが不
要なうちは従体が余り回動上昇しないので、使用
者に違和感を抱かせることもないという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは本考案の機構の実施例に対
応する構成及び動作を示す模式的説明図、第2図
a,bは本考案の機構の実施例に対応する構成及
び動作を示す、夫々斜視図、要部拡大斜視図であ
る。 符号、1……床支持フレーム、2……背部床主
体、3……背部床従体、4……押上杆、5ローラ
ー、6……押上部、7……作動リンク、8……て
こリンク、9……支持部、10……駆動リンク、
11……駆動杆、12……移動部材、13……駆
動腕。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側を床支持フレームに回動自在に支持した背
    部床主体の他側に背部床従体を屈曲自在に連結
    し、前記床支持フレームに、前記主体の回動支点
    よりも従体側下方を支点とし、該従体方向に突出
    した押上杆を回動自在に設けると共に、前記主体
    の下部に該押上杆に当接するローラーを設け、前
    記従体の下部に突設した押上部に作動リンクの一
    側を連結すると共に、該作動リンクの他側は、て
    こリンクの一側に連結し、該てこリンクは、中間
    部を前記主体の下部に突設した支持部に回動自在
    に固定すると共に、該てこリンクの他側は駆動リ
    ンクを介して駆動杆の移動部材に連結し、更に該
    移動部材には前記押上杆駆動用の駆動腕の一側を
    連結したことを特徴とする寝台に於ける背上げ機
    構。
JP10752586U 1986-07-14 1986-07-14 Expired JPH0421329Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10752586U JPH0421329Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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JP10752586U JPH0421329Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6313061U JPS6313061U (ja) 1988-01-28
JPH0421329Y2 true JPH0421329Y2 (ja) 1992-05-15

Family

ID=30983886

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JP10752586U Expired JPH0421329Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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JPS6313061U (ja) 1988-01-28

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