JP2874039B1 - 頭部を支えるボトムの連動変位機能を有するベッドにおける背上げ機構 - Google Patents

頭部を支えるボトムの連動変位機能を有するベッドにおける背上げ機構

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Abstract

【要約】 【課題】 補助具を使うことなく、頭部を起こし、楽に
保持できるようにした、頭部を支えるボトムの連動変位
機能を有するベッドにおける背上げ機構を提供する。 【解決手段】 背上げ機構2における直動駆動機構を起
動することにより、第1、第2リンク5、6を連動起立
させて、背ボトムフレーム3を迫り上がるように起床さ
せると共に、背ボトムフレーム3が所定角度まで起床す
るまで前記第2リンク6に連なる連動杆9を介して前記
頭部側ボトム1aを連動変位させ、前記所定角度を超え
て起床させることで、再び頭部側ボトム1aを背ボトム
フレーム3に倒伏復帰させていき、頭部側ボトム1aと
背側ボトム1bとが平坦な状態で背ボトムフレーム3を
起床限界角度まで起床させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補助具を使うこと
なく、頭部を起こし、楽に保持できるようにした、頭部
を支えるボトムの連動変位機能を有するベッドにおける
背上げ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボトムの姿勢支持状態を調節
する起伏機構を備えたベッド(ギャッチベッド)が種々
商品化されている。かかるギャッチベッドにおいては、
図示は省略するが、例えばボトムを背ボトム、膝ボト
ム、足ボトムに分割して、それぞれ順次屈曲可能なよう
に連結して、背上げ機構によって背ボトムを傾斜させる
他、膝上げ機構によって膝ボトムと足ボトムとの連結箇
所を上方に変位させ、膝上げ状態とするという機能を有
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記ベッドの
背上げ機構においては、背ボトムの傾斜により腰部から
背中、肩に至る上半身を起こすだけであり、頭部は上半
身に対する関係は背ボトム平坦時と変わらず、上半身を
起こした状態から、頭部をさらに起こして、読書、テレ
ビをみるというようなときは、自力で頭を起こすか、頭
部の下にパット等を差し込んでもらうしかなかった。本
発明は、以上のような背景から提案されたものであっ
て、補助具を使うことなく、頭部を起こし、楽に保持で
きるようにした、頭部を支えるボトムの連動変位機能を
有するベッドにおける背上げ機構を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、背上げ機構を備えたベッドにおい
て、背に対応するボトムを、背ボトムフレームに載置さ
れる、使用者頭部に対応する頭部側ボトムと、使用者背
中に対応する背側ボトムとによって構成し、この背側ボ
トムを背ボトムフレームに固定する一方、頭部側ボトム
を前記背側ボトムと回動可能に連結し、前記背ボトムフ
レームを、背ボトムフレームのメインフレーム中央側に
位置する端部近傍において、第1のリンク、この第1リ
ンクに比較して長尺な第2のリンクにより、メインフレ
ームに回動自在に支持する一方、背ボトムフレームに突
設した背上げ腕に起動手段を連結し、前記頭部側ボトム
における背側ボトムとの連結軸寄りの端部側に頭部側ボ
トム起動腕を突設し、前記第2リンクの中間部に一端部
を回動自在に連動杆を連結すると共に、この連動杆の中
間部から他端部側に指向して長穴を形成して、この長穴
に前記頭部側ボトム起動腕の先端部を摺動自在に連結
し、前記起動手段を起動して、第1、第2リンクを連動
傾斜させて背ボトムフレームを起床させると共に、背ボ
トムフレームが所定角度まで起床するまで前記第2リン
クに連なる連動杆を介して前記頭部側ボトムを連動変位
させ、前記所定角度を超えて起床限界角度まで起床させ
ることで、再び頭部側ボトムを背ボトムフレームに倒伏
復帰させるようにした。前述の構成において、前記第2
リンクの中間部と頭部側ボトムとは、頭部側ボトム調節
切換機構を介して連結し、この頭部側ボトム調節切換機
構は、前記第2リンクの中間部に一端部を回動自在に連
結した連動杆において、中間部から他端部側に指向して
形成される長穴に、頭部側ボトムにおける横軸に回動自
在に設けた連結腕先端を、摺動自在に係合し、前記連結
腕を頭部側ボトムにおける頭部側ボトム起動腕に特定方
向回りに拘束したり、解除したりする拘束手段を有し、
この拘束手段により、頭部側ボトムの、背側ボトムとの
連結軸寄りに設けた横軸に固設した頭部側ボトム起動腕
に対し、背上げ動作によって変位する第2リンクの動作
を連動杆を介して伝達/遮断する構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる頭部を支え
るボトムの連動変位機能を有するベッドにおける背上げ
機構について、一つの実施の形態を示し、添付の図面に
基づいて以下説明する。図1に、ベッド等(病院用ベッ
ド、在宅用ベッド、移送用ベッド等)におけるボトムの
うち、背ボトム1を示し、この背ボトム1は、背上げ機
構2によって背上げ下げ動作を行うように構成されてい
る。前記背ボトム1は、頭部を支える頭部側ボトム1a
と、背中、すなわち上半身を支える背側ボトム1bとに
よって構成し、背側ボトム1bを背ボトムフレーム3に
固定する一方、頭部側ボトム1aを背ボトムフレーム3
に対して起伏可能に、背側ボトム1bとヒンジ連結して
いる。
【0006】前記背ボトムフレーム3は、背ボトムフレ
ーム3におけるメインフレーム(図示省略)中央側寄り
の端部近傍においてボトム幅方向に固設した横軸4に、
一端を回動自在に取り付けた第1のリンク5、この第1
リンク5に近接した箇所に回動自在に取り付けた、第1
リンク5に比較して長尺な第2のリンク6により、メイ
ンフレームに回動自在に支持されている。また、前記背
ボトムフレーム3の横軸4に突設した背上げ腕7に起動
手段、例えば直動駆動機構(図示所略)を連結してい
る。かかる構成によって、直動駆動機構を起動すること
により、前記背ボトムフレーム3は、長さの異なる第
1、第2リンク5、6と背ボトムフレーム3との軸止め
箇所を支点として、第1、第2リンク5、6がそれぞれ
異なった角度、方向にて変位することにより、傾斜する
構造となっている。
【0007】そして、前記頭部側ボトム1aにおける背
側ボトム1bとの連結軸寄りの端部側に頭部側ボトム起
動腕8を突設する一方、前記第2リンク6の中間部の突
部6aに一端部を回動自在に連動杆9を連結すると共
に、この連動杆9の中間部から他端部側に指向して長穴
10を形成して、この長穴10に前記頭部側ボトム起動
腕8の先端部をピン部材11を介して摺動自在に係合し
ている。以上のような構造において、背上げ機構2にお
ける直動駆動機構を起動することにより、第1、第2リ
ンク5、6を連動起立させて、背ボトムフレーム3を迫
り上がるように起床させると共に、背ボトムフレーム3
が所定角度まで起床するまで前記第2リンク6に連なる
連動杆9を介して前記頭部側ボトム1aを連動変位さ
せ、前記所定角度を超えて起床させることで、再び頭部
側ボトム1aを背ボトムフレーム3に倒伏復帰させてい
き、頭部側ボトム1aと背側ボトム1bとが平坦な状態
で背ボトムフレーム3を起床限界角度まで起床させるよ
うにしている。
【0008】本発明にかかる頭部を支えるボトムの連動
変位機能を有するベッドにおける背上げ機構2は以上の
ように構成されるものであり、次にその作用を説明す
る。背上げ機構2における直動駆動機構を起動して、背
上げ腕7を図中時計回りに変位させていくと、第1、第
2リンク5、6が互いに異なる角度で連動起立してい
き、第1、第2リンク5、6と背ボトムフレーム3との
軸止め箇所が図中、左方にずれていくため、背ボトムフ
レーム3は、若干ベッドの頭側にずれるように起床して
いく(図2参照)。すると、第2リンク6中間部の突部
6aに連結した連動杆9は、連動して若干左方に変位し
ていき、これがため、頭部側ボトム1aにおける頭部側
ボトム起動腕8が、連動杆9における長穴10の端部に
当接する頭部側ボトム起動腕8先端部のピン部材11を
介して押圧されて変位し、頭部側ボトム1aは背ボトム
フレーム3に対して時計回りに起床していくのである。
以上のような動作は、背ボトムフレーム3が背上げ角度
14度に至るまでなされ、前記頭部側ボトム1aは最大
で背ボトムフレーム3に対し、略12度まで起床する。
かかる起床状態では、背上げ角度が小さく、使用者にと
って起床した感覚は捉え難いが、頭部側ボトム1aに限
れば、実質的に26度隆起したことになり、使用者は前
記のような少ない背上げ角度においても、たとえば足側
に配置されているテレビなどを容易にみることができ、
起きあがった感覚が得られ、使用者にとってはすこぶる
使い心地のよいものであるといえる。
【0009】そして、さらに背ボトムフレーム3を起床
させていくと、今度は、短い方の第1リンク5はそのま
ま起立していき、逆に長い方の第2リンク6は、背ボト
ムフレーム3の傾斜角度が急になることで、第2リンク
6と背ボトムフレーム3との軸止め箇所は、上方に持ち
上がり、さらには、頭部側ボトム起動腕8先端部のピン
部材11の位置が上昇し、前記ピン部材11と第2リン
ク6中間部の突部6aとの間隔が拡大する。そのため、
頭部側ボトム1aの起動腕8は、連動杆9によって押圧
されなくなり、逆に反時計回りに回転して、ついには背
上げ角度が23度となったときに、前記頭部側ボトム1
aは、背ボトムフレーム3に完全に倒伏復帰した状態と
なる(図3参照)。すなわち、背上げ角度が23度ぐら
いまで起床すると、使用者は明確に上半身が起きあがっ
ていると、実感することができ、頭側をさらに特別に持
ち上げる必要はなく、従って、頭部側ボトム1aは背ボ
トムフレーム3に対して平坦な状態とすることが使用者
にとっては使いやすいものであるいうことができる。
【0010】そして、背上げが限界角度までなされるま
で、頭部側ボトム起動腕8先端部のピン部材11が連動
杆9における長穴10を移動して、第2リンク6に対し
ては、自由に動く状態であるので、頭部側ボトム1aは
背ボトムフレーム3と共に起床することができる(図4
参照)。
【0011】本発明にかかる頭部を支えるボトムの連動
変位機能を有するベッドにおける背上げ機構は、図5に
示すように構成することもできる。この場合の背ボトム
1、背上げ機構2、並びに背ボトムフレーム3は前述の
実施態様と同様の構造であり、さらに、前記背ボトムフ
レーム3は、第1リンク5、第1リンク5に比較して長
尺な第2リンク6により、メインフレームに回動自在に
支持され、背ボトムフレーム3の横軸4に突設した背上
げ腕7に、直動駆動機構(図示所略)を連結して、直動
駆動機構を起動することにより、迫り上がるように傾斜
する構造としている。
【0012】そして、前記第2リンク6の中間部の突部
6aと、頭部側ボトム1aとは、頭部側ボトム調節切換
機構20を介して連結している。すなわち、頭部側ボト
ム調節切換機構20は、頭部側ボトム1aの、背側ボト
ム1bとの連結軸寄りに設けた横軸21に固設した頭部
側ボトム起動腕22に対し、背上げ動作によって変位す
る第2リンク6の動作を連動杆9を介して伝達/遮断す
る構成としたもので、前記第2リンク6の中間部の突部
6aに一端部を回動自在に連結した連動杆9において、
中間部から他端部側に指向して形成される長穴10に、
頭部側ボトム1aにおける横軸21に回動自在に設けた
連結腕23先端を、ピン部材24を介して摺動自在に係
合している。そして、この連結腕23を前記頭部側ボト
ム1aにおける頭部側ボトム起動腕22に図中、時計回
りの方向に拘束したり、解除したりするように、頭部側
ボトム起動腕22先端に、拘束ピン25を挿通して、連
結腕23が図中、時計回りに復帰しないようにしたり、
自在に回動可能にするようにしている。
【0013】以上のような構造において、先ず、背上げ
に伴って頭部側ボトム1aを連動させるときは、頭部側
ボトム1aに回動自在な連結腕23を、頭部側ボトム起
動腕22に時計回りの方向に変位しないように、頭部側
ボトム起動腕22先端に、拘束ピン25を挿通して拘束
した状態で直動駆動機構を起動するようにする。する
と、第1、第2リンク5、6が互いに異なる角度で連動
起立していき、第1、第2リンク5、6と背ボトムフレ
ーム3との軸止め箇所が図中、左方にずれていくため、
背ボトムフレーム3は、若干ベッドの頭側にずれるよう
に起床していく(図6参照)。そのために、第2リンク
6中間部の突部6aに連結した連動杆9は、連動して若
干左方に変位していき、これがため、連結腕23がピン
部材24を介して連動杆9の長穴10の一端部を介して
左方に押し込められて時計回りに変位し、頭部側ボトム
1aにおける頭部側ボトム起動腕22は時計回りに連動
変位して、頭部側ボトム1aは背ボトムフレーム3に対
して時計回りに起床していくのである。かかる動作は、
背ボトムフレーム3が背上げ角度14度に至るまでなさ
れ、前記頭部側ボトム1aは最大で背ボトムフレーム3
に対し、略12度まで起床する。
【0014】さらに背ボトムフレーム3を起床させてい
くと、今度は、短い方の第1リンク5はそのまま起立し
ていき、逆に長い方の第2リンク6は、背ボトムフレー
ム3の傾斜角度が急になることで、第2リンク6と背ボ
トムフレーム3との軸止め箇所は、上方に持ち上がり、
さらには、頭部側ボトム起動腕22先端部の拘束ピン2
5の位置が上昇して、連結腕23のピン部材24と第2
リンク6中間部の突部6aとの間隔が拡大する。またそ
の際に、第2リンク6と背ボトムフレーム3との軸止め
箇所は左方に移動するのではなく、上昇していくので、
連動杆9の長穴端部は逆に右方に移動すると共に第2リ
ンク6中間部の突部6aを最下部として起立していくの
で、連動杆9の長穴10の一端部の位置が連結腕23の
ピン部材24から遠ざかるようになってその分、連結腕
23が反時計方向に復帰し、これによって頭部側ボトム
1aは、背ボトムフレーム3に対して倒伏していき、つ
いには背上げ角度が23度となったときに、前記頭部側
ボトム1aは、背ボトムフレーム3に完全に倒伏復帰し
た状態となるのである(図7参照)。
【0015】そして、背上げが限界角度までなされるま
で、連結腕23のピン部材24の位置が連動杆9におけ
る長穴10を移動して、長穴10の他端部に移ってい
き、頭部側ボトム1aは背ボトムフレーム3と共に起床
する(図8参照)。
【0016】次に、頭部側ボトム1aを動かないように
するときは、連動杆9における長穴10に、ピン部材2
4を介して摺動自在に係合した連結腕23を、頭部側ボ
トム1aにおける頭部側ボトム起動腕22に対して、時
計回りの動力的な連結状態を、頭部側ボトム起動腕22
先端から、拘束ピン25を抜き取ることで(図9参
照)、連結腕23は、背上げ動作によって連動杆9の拘
束下に、連動杆9における長穴10を、ピン部材24を
介して摺動自在に移動するだけで、前記頭部側ボトム起
動腕22に対して、何ら変位力を与えることはない(図
10参照)。このために、直動駆動機構を起動して背上
げしていっても、頭部側ボトム1aは、背ボトムフレー
ム3に対して変位することなく、背ボトムフレーム3と
共に、傾斜していくのである(図11、図12参照)。
このように、使用者の好みや、使い方状況によって、頭
部側ボトム1aを起伏させたり、背側ボトム1bと一体
的に動作させるのを、選択することができるので、従来
のギャッチ機構を生かした、使い勝手に優れたものとす
ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、単純な構造で、
使用者の好みや、使用状況に応じて、頭部側ボトムを背
上げ動作に連動させることができるので、補助具を使う
ことなく、頭部を起こし、楽に保持することができる。
また、さまざまな状況の患者に応ずることができ、汎用
性の高い、使い勝手の優れたベッドであるということが
できる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる頭部を支えるボトムの連動変位
機能を有するベッドにおける背上げ機構の一例を示す模
式的な構成説明図である。
【図2】図1に示す背上げ機構の作用の説明に供する模
式的な構成説明図である。
【図3】図1に示す背上げ機構の作用の説明に供する模
式的な構成説明図である。
【図4】図1に示す背上げ機構の限界動作時の模式的な
構成説明図である。
【図5】本発明にかかる頭部を支えるボトムの連動変位
機能を有するベッドにおける背上げ機構の別例を示す模
式的な構成説明図である。
【図6】図5に示す背上げ機構において、頭部を支える
ボトムの連動変位機能の説明に供する模式的な構成説明
図である。
【図7】図5に示す背上げ機構において、頭部を支える
ボトムの連動変位機能の説明に供する模式的な構成説明
図である。
【図8】図5に示す背上げ機構の限界動作時の模式的な
構成説明図である。
【図9】図5に示す背上げ機構において、頭部を支える
ボトムの連動変位機能を解除したときの模式的な構成説
明図である。
【図10】図5に示す背上げ機構において、頭部を支え
るボトムの連動変位機能を解除したときの作用説明に供
する模式的な構成説明図である。
【図11】図5に示す背上げ機構において、頭部を支え
るボトムの連動変位機能を解除したときの作用説明に供
する模式的な構成説明図である。
【図12】図5に示す背上げ機構において、頭部を支え
るボトムの連動変位機能を解除したときの作用説明に供
する模式的な構成説明図である。
【符号の説明】
1 背ボトム 1a 頭部側ボトム 1b 背側ボトム 2 背上げ機構 3 背ボトムフレーム 4 横軸 5 第1リンク 6 第2リンク 6a 突部 7 背上げ腕 8 頭部側ボトム起動腕 9 連動杆 10 長穴 11 ピン部材 20 頭部側ボトム調節切換
機構 21 横軸 22 頭部側ボトム起動腕 23 連結腕 24 ピン部材 25 拘束ピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背上げ機構を備えたベッドにおいて、
    背に対応するボトムを、背ボトムフレームに載置され
    る、使用者頭部に対応する頭部側ボトムと、使用者背中
    に対応する背側ボトムとによって構成し、この背側ボト
    ムを背ボトムフレームに固定する一方、頭部側ボトムを
    前記背側ボトムと回動可能に連結し、前記背ボトムフレ
    ームを、背ボトムフレームのメインフレーム中央側に位
    置する端部近傍において、第1のリンク、この第1リン
    クに比較して長尺な第2のリンクにより、メインフレー
    ムに回動自在に支持する一方、背ボトムフレームに突設
    した背上げ腕に起動手段を連結し、前記頭部側ボトムに
    おける背側ボトムとの連結軸寄りの端部側に頭部側ボト
    ム起動腕を突設し、前記第2リンクの中間部に一端部を
    回動自在に連動杆を連結すると共に、この連動杆の中間
    部から他端部側に指向して長穴を形成して、この長穴に
    前記頭部側ボトム起動腕の先端部を摺動自在に連結し、
    前記起動手段を起動して、第1、第2リンクを連動傾斜
    させて背ボトムフレームを起床させると共に、背ボトム
    フレームが所定角度まで起床するまで前記第2リンクに
    連なる連動杆を介して前記頭部側ボトムを連動変位さ
    せ、前記所定角度を超えて起床限界角度まで起床させる
    ことで、再び頭部側ボトムを背ボトムフレームに倒伏復
    帰させるようにしたことを特徴とする頭部を支えるボト
    ムの連動変位機能を有するベッドにおける背上げ機構。
  2. 【請求項2】 前記第2リンクの中間部と頭部側ボト
    ムとは、頭部側ボトム調節切換機構を介して連結し、こ
    の頭部側ボトム調節切換機構は、前記第2リンクの中間
    部に一端部を回動自在に連結した連動杆において、中間
    部から他端部側に指向して形成される長穴に、頭部側ボ
    トムにおける横軸に回動自在に設けた連結腕先端を、摺
    動自在に係合し、前記連結腕を頭部側ボトムにおける頭
    部側ボトム起動腕に特定方向回りに拘束したり、解除し
    たりする拘束手段を有し、この拘束手段により、頭部側
    ボトムの、背側ボトムとの連結軸寄りに設けた横軸に固
    設した頭部側ボトム起動腕に対し、背上げ動作によって
    変位する第2リンクの動作を連動杆を介して伝達/遮断
    する構成としたことを特徴とする請求項1記載の頭部を
    支えるボトムの連動変位機能を有するベッドにおける背
    上げ機構。
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