JP3026496B1 - 背上げ機構を有するベッド - Google Patents

背上げ機構を有するベッド

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JP3026496B1 JP11010310A JP1031099A JP3026496B1 JP 3026496 B1 JP3026496 B1 JP 3026496B1 JP 11010310 A JP11010310 A JP 11010310A JP 1031099 A JP1031099 A JP 1031099A JP 3026496 B1 JP3026496 B1 JP 3026496B1
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正幸 市地
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Abstract

【要約】 【課題】 上半身を安定的に支えて、背上げ下げ操作が
できるようにする。 【解決手段】 背ボトム3を、ボトム長手方向に、中央
の中央背ボトム3aと、中央背ボトム3a両側に屈曲可
能に連結した、第1、第2の脇背ボトム3b,3cとに
よって構成する。かかる構成の背ボトム3に対し、背上
げ機構を構成する回動軸13に突設した背上げリンク1
4a〜14cを、それぞれ先端のローラ15a〜15c
を介して、中央背ボトム3a、第1、第2脇背ボトム3
b,3cの裏面側の受け枠7、8、9に当接するように
する。その場合、背上げリンク14b,14cを、背上
げリンク14aに対して、所定の仰角(例えば略15
゜)を持って構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が上半身を
支えることが困難な重傷病者、寝たきり患者、老人であ
っても、上半身を安定的に支えて、背上げ下げ操作がで
きるようにした、背上げ機構を有するベッドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、床部起伏機構を備えたベッド
が広範に採用されており、使用者の傷病状況により、ま
た使用者の要求に即して姿勢調節が可能であるので、床
部起伏機構はベッドにはなくてはならない不可欠なもの
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
が上半身な不自由な患者、寝たきりの患者、老人等であ
る場合、背上げを行うと、上半身が左右にずれて使用者
の身体が側方に倒れ込んでしまい、最悪の場合は、床部
上から転げ落ちるというようなことが懸念されるので、
マットレス両側面側を中央側に比較してマットレス上面
側に突出させるなどの対策を講じてきた。本発明は、以
上のような背景から提案されたものであって、使用者が
上半身を支えることが困難な重傷病者、寝たきり患者、
老人であっても、上半身を安定的に支えて、背上げ下げ
操作を安心して行えるようにした、背上げ機構を有する
ベッドを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、背上げ機構を有するベッドにおい
て、背に対応する背ボトムを、ボトム長手方向に、中央
の中央背ボトムと、中央背ボトム両側に屈曲可能に連結
した、第1、第2の脇背ボトムとに分割して、これら第
1、第2脇背ボトムを中央背ボトムに対し、平坦状から
ボトム上面方向の範囲で屈曲可能に連結し、前記背上げ
機構は、第1、第2脇背ボトムおよび中央背ボトムに対
し、先端をそれぞれ移動可能に当接させるようにした背
上げリンクを有し、これら背上げリンクのうち、前記第
1、第2脇背ボトムに当接する背上げリンクを、中央背
ボトムに当接する背上げリンクに比較して、所定の仰角
を持たせるようにし、前記背上げ機構を起動すること
で、前記第1、第2脇背ボトムを中央背ボトムに対して
傾斜させた状態で背ボトムを背上げ調節するようにし
た。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる背上げ機構
を有するベッドについて、一つの実施の形態を示し、添
付の図面に基づいて以下説明する。
【0006】前記中央背ボトム3a並びに第1、第2脇
背ボトム3b,3cとは、パイプ状の枠部材4によって
形作られ、所定間隔毎に線状部材5を格子状に張設して
構成している。これら中央背ボトム3a、第1、第2脇
背ボトム3b,3cのうち、中央背ボトム3aを腰ボト
ム6に回動可能に連結する一方、第1、第2脇背ボトム
3b,3cを中央背ボトム3aに対し、平坦状からボト
ム上面方向の範囲で屈曲可能に連結している。また、中
央背ボトム3a、第1、第2脇背ボトム3b,3cの裏
面側には、後述する背上げ機構の背上げリンクを受ける
受け枠7、8、9がそれぞれボトム長手方向に沿って設
けられている。そして、これら中央背ボトム3a並びに
第1、第2脇背ボトム3b,3cとに支えられるマット
レスMは、中央背ボトム3a並びに第1、第2脇背ボト
ム3b,3cの動きに追随可能とするべく、長手方向両
側部側を、中央部側に対してマットレスM上方側に隆起
して折れ曲がるように構成している。
【0007】かかる構成の背ボトム3は、中床10に突
設された上床受け11、12によって支えられていると
共に、中床10に回動自在に取り付けられた背上げ機構
を構成する回動軸13に突設した背上げリンク14a,
14b,14cを、それぞれ先端のローラ15a,15
b,15cを介して、中央背ボトム3a、第1、第2脇
背ボトム3b,3cの裏面側の受け枠7、8、9に当接
するようにしている。その場合、第1、第2脇背ボトム
3b,3cに当接する背上げリンク14b,14cを、
中央背ボトム3aに当接する背上げリンク14aに比較
して、所定の仰角(例えば略15゜)を持って構成する
ようにしている。なお、前記背上げ機構は、図示しない
が、回動軸13に突設した起動腕16に直動軸を連結し
て、直動軸を進退作動することで、前記第1、第2脇背
ボトム3b,3cを中央背ボトム3aに対して傾斜させ
た状態で背ボトム3を背上げ調節するようにしている。
【0008】本発明にかかる背上げ機構を有するベッド
は、以上のように構成されるものであり、次に、その作
用を説明する。当初、背ボトム3が平坦状態にあるとき
は、図4に示すように、中床10に突設された上床受け
11、12によって支えられている。その際、第1、第
2脇背ボトム3b,3cの裏面側の受け枠8、9に背上
げリンク14b,14cがローラ15b,15cを介し
て当接している。ここで、背上げ動作を行うべく背上げ
機構を起動すると、当初、第1、第2脇背ボトム3b,
3cが背上げリンク14b,14cが変位する。この場
合、中央背ボトム3aには、背上げリンク14aのロー
ラ15aが当接しただけで、中央背ボトム3aは上床受
け12上にあって、当初の位置に保持された状態にある
からである(図5参照)。そしてさらに背上げ機構を起
動して背上げリンク14a,14b,14cを傾斜させ
ていくと、背上げリンク14aと,背上げリンク14
b,14cとは、当初の角度差の状態で、それぞれ中央
背ボトム3a、第1、第2脇背ボトム3b,3cの裏面
側の受け枠7、8、9にローラ15a〜15cを介して
当接しながら、中央背ボトム3a、第1、第2脇背ボト
ム3b,3cを傾斜させていくことができ、これら背ボ
トム3上のマットレスMも背ボトム3に追従して、長手
方向両側部側を、中央部側に対して傾斜した状態で起床
していくのである(図6、図1参照)。このため、使用
者の身体は、背上げによって、側方に傾いても、第1、
第2脇背ボトム3b,3cによって支えられるので、少
なくともボトム側方に倒れ込むのを防止することができ
る。
【0009】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、使用者が
上半身を支えることが困難な重傷病者、寝たきり患者、
老人であっても、上半身を安定的に支えて倒れ込み、落
下などの事故を防止することができ、背上げ下げ操作を
安心して行えるようになり、使用者が倒れることによる
介護者の負担を軽減することができる。なお、上半身が
不自由でなくとも、第1または第2脇背ボトムに寄りか
かった楽な姿勢を維持することができる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる背上げ機構を有するベッドの背
上げ状態を示した、模式的な要部斜視説明図である。
【図2】図1に示すベッドにおける背ボトムの構成を示
す、斜視説明図である。
【図3】図1に示すベッドにおける背ボトムを背上げす
るための背上げ機構を構成する、背上げリンクの取り付
け構成を示した、斜視説明図である。
【図4】図1に示すベッドにおいて、平坦状態における
背ボトムと背上げ機構を構成する背上げリンクとの関係
を示した、模式的説明図である。
【図5】図1に示すベッドにおいて、背上げ機構を起動
して、背ボトムのうち、第1、第2脇背ボトムを傾斜さ
せた状態における、模式的説明図である。
【図6】図1に示すベッドにおいて、背上げ機構を起動
して、背上げした際の中央背ボトムと第1、第2脇背ボ
トムとの関係を示した、模式的説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 床部 3 背ボトム 3a 中央背ボトム 3b 第1脇背ボトム 3c 第2脇背ボトム 4 枠部材 5 線状部材 6 腰ボトム 7〜9 受け枠 10 中床 11、12 上床受け 13 回動軸 14a,14b,14c 背上げリンク 15a,15b,15c ローラ 16 起動腕 M マットレス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背上げ機構を有するベッドにおいて、
    背に対応する背ボトムを、ボトム長手方向に、中央の中
    央背ボトムと、中央背ボトム両側に屈曲可能に連結し
    た、第1、第2の脇背ボトムとに分割して、これら第
    1、第2脇背ボトムを中央背ボトムに対し、平坦状から
    ボトム上面方向の範囲で屈曲可能に連結し、前記背上げ
    機構は、第1、第2脇背ボトムおよび中央背ボトムに対
    し、先端をそれぞれ移動可能に当接させるようにした背
    上げリンクを有し、これら背上げリンクのうち、前記第
    1、第2脇背ボトムに当接する背上げリンクを、中央背
    ボトムに当接する背上げリンクに比較して、所定の仰角
    を持たせるようにし、前記背上げ機構を起動すること
    で、前記第1、第2脇背ボトムを中央背ボトムに対して
    傾斜させた状態で背ボトムを背上げ調節するようにした
    ことを特徴とする背上げ機構を有するベッド
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