JPH0613599U - シート装置 - Google Patents

シート装置

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JPH0613599U
JPH0613599U JP6402792U JP6402792U JPH0613599U JP H0613599 U JPH0613599 U JP H0613599U JP 6402792 U JP6402792 U JP 6402792U JP 6402792 U JP6402792 U JP 6402792U JP H0613599 U JPH0613599 U JP H0613599U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
cushion
gap
lifter
seat back
Prior art date
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Pending
Application number
JP6402792U
Other languages
English (en)
Inventor
和郎 曽我
了 磯村
Original Assignee
池田物産株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
Priority to JP6402792U priority Critical patent/JPH0613599U/ja
Publication of JPH0613599U publication Critical patent/JPH0613599U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートクッション下降操作時、これとシート
バックとの間に間隙の発生がなく、外観品質の悪化、品
質感の欠乏及び間隙から物が落ちるという不具合を解消
することができるシート装置を提供することである。 【構成】 シートクッション13を、人の尻部が直接に
接する前側クッション部13aとシートバック7の真下
に位置する後側クッション部13bとに分割し、前側ク
ッション部13aのみをリフター機構Aにより昇降させ
て、後側クッション部13bを昇降動しないようにし
て、シートバック7の下端部とシートクッション13の
後部上面との間に間隙が生じるないようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リフターによってシートクッションの前側クッション部のみが昇降 するシート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
視点の高さを調整するために、図7に示すようにシートクッションaをシート バックbに対して昇降させるリフター付シート装置が知られている。この種のシ ート装置においては、シートバックbは固定され、シートクッションaのみがリ フターによって昇降される。そのために、シートクッションaの最大昇降距離( ストローク)だけシートバックbから離反した位置に、シートクッションaの下 方位置が設定される。
【0003】 そして、シートバックbとシートクッションaとの間隙c、詳細にいえば、シ ートバックbの下端とシートクッションaの後端上面との間隙cの大きさはシー トクッションaの昇降に応じて変動する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、シートバックbとシートクッションaとの間に おける間隙cの存在は、外観品質を悪化させると共に、品質感に乏しい。また、 間隙cから物が落ちるという問題点があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、シートクッション下降操作時、これとシートバックとの間に間隙の発生 がなく、外観品質の悪化、品質感の欠乏及び間隙から物が落ちるという不具合を 解消することができるシート装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、本考案は、シートクッションを、人の尻部が直 接に接する前側クッション部とシートバックの真下に位置する後側クッション部 とに分割し、前側クッション部のみを昇降させるリフター機構を備えたことを特 徴とする。
【0007】
【作用】
かかる構成により、リフター機構を操作することにより前部クッション部を昇 降させても後側クッション部は昇降動しないので、シートバックの下端部とシー トクッションの後部上面との間に間隙が生じることはない。
【0008】 このために、外観品質の悪化、品質感の欠乏及び間隙から物が落ちるという不 具合を解消することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わるシ ート装置の斜視図、図2は同シート装置の骨格部分の分解斜視図、図3は同シー ト装置の前部クッション部及びリフター機構の斜視図である。
【0010】 図中1、1は左右のスライド機構であり、これらのスライド機構1、1は床面 に固定された下側スライド部材2とこの下側スライド部材2に対して前後方向に 摺動する上側スライド部材3とより構成されている。
【0011】 左右のスライド機構1、1の上側スライド部材3にはベース部材4が固着して ある。左右のベース部材4の後部にはデバイスのアッパーツース5が、支軸6に より前後方向に傾動可能に取り付けてあり、左右のアッパーツース5には、シー トバック7のバックフレーム7aの左右のサイドブラケット7bにねじ部材6a により取り付けてある。また、左のベース部材4にはデバイス(図示せず)が取 り付けてあり、このデバイスによりアッパーツース5を介してシートバック7が 前後方向に傾動されるものである。
【0012】 左右のベース部材4の前部には前側リフター軸8が、後部には後側リフター軸 9がそれぞれ回転可能に取り付けてあり、前側リフター軸8の左右にはブラケッ ト10が固着してあり、後側リフター軸9の左右及び右端部にはアーム11、2 2が固着してある。
【0013】 また、シートクッション13は人の尻部が直接に接する前側クッション部13 aと前記シートバック7の真下に位置する後側クッション部13bとに分割され ており、前側クッション部13aはフレーム14にパッド33を沿わせその表面 をトリム34で覆って構成されている。
【0014】 前側クッション部13aのフレーム14の左、右側の前後にはブラケット15 、16が設けてあり、前側のブラケット15は前側リフター軸8の左右のブラケ ット10にピン部材(図示せず)により回動可能に連結してあり、後側のブラケ ット16は後側リフター軸9の左右のアーム11にピン部材17で回動可能に連 結してある。
【0015】 また、右側の前記ベース部材4の前部には扇形ギヤ23が軸ピン24により上 下揺動可能に取り付けてあり、この扇形ギヤ23の面部には連結杆25の前端部 がピン部材26により連結してあり、この連結杆25の後端部は前記後側リフタ ー軸9の右側のアーム22にピン部材27により連結してある。また、右側の前 記ベース部材4の前部には、摩擦ブレーキ機構(図示せず)を備えた操作軸28 が回転可能に取り付けてあり、この操作軸28にはリフターダイヤル29とギヤ 30とが固着してあって、このギヤ30が前記扇形ギヤ23に噛み合っている。
【0016】 そして、リフターダイヤル29とギヤ30と操作軸28と連結杆25と後側リ フター軸9とでリフター機構Aを構成している。
【0017】 前記後側クッション部13bは、後部フレーム14a上にパッド33aを沿わ せその表面をトリム34bで覆って構成されており、後部フレーム14aの左、 右端部は左右のベース部材4に固定してある。
【0018】 次に、上記実施例の動作を説明する。視点の高さを調整するために前記リフタ ー機構Aを操作して前側クッション部13aを下降させる、すなわち、リフター ダイヤル29を回転させて操作軸28を介してギヤ30を回転し、扇形ギヤ23 を回動して連結杆25を後方に移動させることにより、後側リフター軸9を図3 において時計回り方向に回転させてアーム11を介して前側クッション部13a の後部を図6(1)のように下降させる。
【0019】 また、上記とは逆の手順により、前側クッション部13aの後部を図6(2) のように上昇させる。
【0020】 いずれの場合も、前記後側クッション部13bは昇降動しないので、シートバ ック7の下端部とシートクッション13の後部上面との間に間隙が生じることは ない。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のシート装置にあっては、リフター機構を操作す ることにより前部クッション部を昇降させても後側クッション部は昇降動しない ので、シートバックの下端部とシートクッションの後部上面との間に間隙が生じ ることはない。このために、外観品質の悪化、品質感の欠乏及び間隙から物が落 ちるという不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるシート装置の斜視図である。
【図2】同シート装置の骨格部分の分解斜視図である。
【図3】同シート装置の前部クッション部及びリフター
機構の斜視図である。
【図4】同シート装置の一部省略した側面図である。
【図5】図5B−B線に沿う断面図である。
【図6】(1)は同シート装置における前部クッション
部の下降時の説明図である。(2)は同シート装置にお
ける前部クッション部の上昇時の説明図である。
【図7】従来のシート装置におけるシートクッション下
降時の説明図である。
【符号の説明】
7 シートバック 13 シートクッション 13a 前部クッション部 13b 後部クッション部 A リフター機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションを、人の尻部が直接に
    接する前側クッション部とシートバックの真下に位置す
    る後側クッション部とに分割し、前側クッション部のみ
    を昇降させるリフター機構を備えたことを特徴とするシ
    ート装置。
JP6402792U 1992-07-29 1992-07-29 シート装置 Pending JPH0613599U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6402792U JPH0613599U (ja) 1992-07-29 1992-07-29 シート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6402792U JPH0613599U (ja) 1992-07-29 1992-07-29 シート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0613599U true JPH0613599U (ja) 1994-02-22

Family

ID=13246249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6402792U Pending JPH0613599U (ja) 1992-07-29 1992-07-29 シート装置

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Country Link
JP (1) JPH0613599U (ja)

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