JPH0536741Y2 - - Google Patents

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JPH0536741Y2
JPH0536741Y2 JP1987148308U JP14830887U JPH0536741Y2 JP H0536741 Y2 JPH0536741 Y2 JP H0536741Y2 JP 1987148308 U JP1987148308 U JP 1987148308U JP 14830887 U JP14830887 U JP 14830887U JP H0536741 Y2 JPH0536741 Y2 JP H0536741Y2
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seat
seat cushion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用シートリフターの改良に関す
る。
〔従来の技術と本考案が解決しようとする問題点〕
従来の車両用シートリフターとしては、例えば
実開昭61−57045号公報に示すようなものがある。
ところで、このような従来の車両用シートリフ
ターにあつては、シートフレームはリンク機構を
構成する駆動リンクと従動リンクとにより、シー
ト前後方向において移動することなくシート上下
方向において平行に移動するように構成されてい
る。このため、該車両用シートリフターを使用し
てシートクツシヨンを上昇させた際には、第7図
に示すように、シートクツシヨン25はシート前
後方向において移動することなく、シート上下方
向において平行に上昇するため、シートクツシヨ
ン25の座面中央部よりもシート上方へ膨出して
形成されたシートクツシヨン25の前端部27
が、より上方位置において運転者78の脚部80
を支持することとなる。従つて、運転者が背が低
くかつ足の短い体型の人間であつた場合は、脚部
80のひざ関節裏面部64や、ふくらはぎ65が
シートクツシヨン25の前端部27に当接してし
まい、脚部に圧迫感や違和感を覚え、快適に運転
することができないおそれがあつた。また、シー
トクツシヨン25の前端部27のみを上昇下降す
るように構成されたシートリフターや、前後独立
二軸式のシートリフターであつて、シートクツシ
ヨン前端部及び後端部を独立して上昇又は下降さ
せることができるように構成されたものにおいて
も、シートクツシヨン25の前端部27の位置は
シート前後方向において変化しないため、上記と
同様の事情が存していた。尚、79はシートバツ
クである。
そこで本考案の技術的課題は、背が低くかつ足
の短い体型の運転者が良好な運転姿勢を得るべく
シートクツシヨンを上昇させシート着座位置を調
整した場合に、シートクツシヨン前端部が、運転
者のひざ関節裏面部やふくらはぎに当接して違和
感を覚えることがなく、快適に運転することが可
能な車両用シートリフターを提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
このような技術的課題解決のため本考案にあつ
ては、車両のフロアパネルに並設されたロアレー
ル及び、シートクツシヨンの裏面に固定され該各
ロアレールに対して摺動自在なると共に立設した
ベース部を有するアツパレールを備えたスライド
レールと、該ベース部の一方のシート前方内側面
部に回動可能に取付られた駆動部と、シートクツ
シヨンの前後方向に延在するように配置され、該
駆動部の回動により前後動するステーと、該ステ
ーに設けられ、シートクツシヨン後端部を昇降動
させるリンク機構とを有し、該リンク機構は、シ
ートクツシヨン後端部に上端部が固定されると共
にその下端部が下方且つ前方に伸びるブラケツト
と、上記ステーに上端部が軸着されると共に、該
ブラケツト下端部に他端部が軸着され、且つ、両
端部の中間部位において上記ベース部に回動可能
に取付けられ、上記ステーの前進動により上記ブ
ラケツトを回動させてシートクツシヨンの後端部
を後方且つ上方に移動させるリンク部材とから車
両用シートリフターを構成したものである。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基づき本考案を
詳細に説明する。
第1図に示すように、本実施例に係る車両用シ
ートリフター28は、車両のフロアパネル29に
固定されたロアレール30,30及び、シートク
ツシヨン(図示せず)の裏面においてシートフレ
ーム31に固定され該ロアレール30に対して摺
動自在なると共に立設した左右対称のベースプレ
ート32,32′を有するアツパレール33,3
3′を備え、シートフレーム31の左右両側に設
けられた一対のスライドレール34,56と、該
一方のスライドレール34を構成するアツパレー
ル33に立設されたベースプレート32のシート
前方内側面部に回動可能に取付けられた駆動部3
5と、シートクツシヨンの前後方向に延在するよ
うに配置され、該駆動部35の回動により前後動
するステー36と、該ステー36に設けられたシ
ートクツシヨン後端部を昇降動させるリンク機構
37とを有している。
上記ベースプレート32の内側面前方部には側
面L字状の支持部38が設けられており、上記駆
動部35は、ベースプレート32を貫通して設け
られると共に一端部が該支持部38に回動可能に
固定された軸39と、該軸39に挿通固定されて
該支持部38とベースプレート32との間に配置
されたピニオンギア40と、ベースプレート32
の外側面部において、該軸39の他端部に取付け
られたダイヤル58とから成り、該ダイヤル58
を回動させることにより、上記ピニオンギア40
も連動して同一の回転方向へ回動するように構成
されている。
また、第1図及び第2図に示すように上記ステ
ー36の前端部上面には、該ピニオンギア40と
噛合するラツク部41が形成されており、該ステ
ー36の前端部下面には、該ラツク部41の全長
と略同一の長さ寸法に形成された凹部42が設け
られている。そして、上記ベースプレート32に
設けられたピニオンギア40の下方部位には、ス
トツパピン43がシートフレーム31の内方へ突
設されており、該ストツパピン43は上記ステー
36の凹部42内に配置されるものである。該ス
テー36の後端部には孔部44が開設されてお
り、該孔部44には軸45の一端部が回動可能に
挿通固定され、該軸45の他端部は上記リンク機
構37を構成するリンク部材47の一端部に固定
されている。
該リンク機構37は、シートクツシヨンのシー
トフレーム31の右側後端裏面部76に上端部が
固定されたブラケツト46と、該ブラケツト46
に軸着されたリンク部材47とを備えている。第
2図に示すように、該ブラケツト46は側面略J
字状に形成され、その下端部が下方且つ前方に伸
び、第1図に示すように、上端部は折曲されて取
付部48が設けられ、該取付部48には孔部49
が開設されている。そして、シートクツシヨンの
シートフレーム31の右側後端裏面部76には固
定片50がシートフレーム31の内方へ向けて突
設されており、該固定片50にはネジ孔54が開
設されている。そして、ボルト52を、上記ブラ
ケツト46の取付部48に設けられた孔部49を
介して該ネジ孔54に螺入することにより、ブラ
ケツト46の上端部はシートフレーム31の固定
片50にボルト52により締付固定されている。
そして、上記リンク部材47は略「く」字状の板
状に形成され、一端部は上述のように、軸45に
よりステー36の後端部に開設された孔部44に
回動可能に固定されており、また、該リンク部材
47の他端部はピン51により上記ブラケツト4
6の下端部に回動可能に接続されている。そし
て、さらに該リンク部材47は、上記軸45の固
定孔82とピン51の取付孔83との略中間部位
において貫通して設けられた軸53に固定されて
おり、該軸53により、左右のベースプレート3
2,32′に回動可能に取付けられている。即ち、
第1図に示すように、該軸53は一端部が右側の
スライドレール34のベースプレート32の後端
部に開設された孔部57に回動可能に固定される
と共に、他端部が左側のスライドレール56に設
けられたベースプレート32′の後端部に設けら
れた孔部57′に回動可能に固定されることによ
り、該軸53は、シートフレーム31の両側に設
けられたスライドレール34,56の間におい
て、右側のスライドレール34のベースプレート
32の内方側に上記リンク機構37及びステー3
6を支持するものである。
尚、図示されてはいないが、該シートフレーム
31の左側に配設されたスライドレール56のベ
ースプレート32′の内方側にも上記リンク機構
37と略同様の構成のリンク機構が左右一対に設
けられ、右側のリンク機構37とは、軸53を介
して連結されている。即ち、左側のリンク機構
は、シートフレーム31の左側に配設されたブラ
ケツト46と同一形状であつて、上端部がシート
フレーム31の左側後端裏面部71に固定される
ブラケツトと、上端部が上記軸53に固定される
と共に下端部が該ブラケツトの下端部に回動可能
に軸着されたリンク部材とを備えている。
また、同様に図示されていないが、シートフレ
ーム31の前端両側裏面部70と、左右両側のス
ライドレール34,56のアツパレール33,3
3′の上面部55,55′との間には、上記車両用
シートリフター28を作動させた際に、リンク機
構37の動きに追随してシートフレーム31をシ
ート前後方向に摺動させることが可能に構成され
たスライド機構が設けられている。
そして、第2図に示すように、本実施例に係る
車両用シートリフター28にあつては、シートが
下降位置にある状態においては、上記ステー36
に形成されたラツク部41の前端部72にピニオ
ンギア40が噛合した状態となつていると共に、
ストツパピン43は凹部42の前端部77に位置
している。次に本実施例に係る車両用シートリフ
ター28を用いてシートクツシヨンを上昇させる
場合には、右側のスライドレール34のベースプ
レート32に設けられたダイヤル58を、第2図
中矢印Aで示すように時計方向へ回転させる。そ
の結果、ダイヤル58と軸39を介して連動する
ピニオンギア40も時計方向へ回動し、該ピニオ
ンギア40と噛合するラツク部41を有するステ
ー36はシート前方(第2図中左方)へ移動す
る。この場合、該ステー36と軸45を介して接
続されたリンク部材47は、軸53を中心として
反時計方向(第2図中矢印Bにより示す方向)へ
回動し、該リンク部材47は、該リンク部材47
の下端部においてピン51により回動可能に接続
されたブラケツト46を反時計方向へ回動させつ
つ、シート上方へ押し上げる。この場合、ブラケ
ツト46のリンク部材47との接続部59は、上
記軸53を中心として反時計方向(第2図中矢印
Cにより示す方向)へ回動すると共に、該ブラケ
ツト46の固定部60はシートフレーム31の後
端部61を、徐々に、シート後方であつて、かつ
斜め上方の方向へ持ち上げる。この場合、第1図
に示すシートフレーム31の前端部70は、上述
したスライド機構によりスライドレール34,5
6上を、シートの下降状態におけるシートフレー
ム31の前端両側裏面部70の高さ位置と同一の
高さ位置において、シート後方へ摺動する。
そして、第3図に示すように、ピニオンギア4
0の回動によりステー36がシート前方へ移動
し、ラツク部41の後端部62がピニオンギア4
0と噛合する位置にまで至つた際には、該ステー
36の凹部42の後端部63がストツパピン43
に当接するため、ダイヤル58の回転は不可能と
なり、ピニオンギア40の回動は停止し、シート
フレーム31の上昇も停止する。そして、この作
動は、上述したようなブラケツトとリンク部材と
から構成したリンク機構で行われるから、ダイヤ
ルをそれほど大きく動かさなくとも、ブラケツト
先端、シートフレームの動きは拡大され、シート
の移動を大きなストロークで迅速に行うことがで
きる。
従つて、本実施例に係る車両用シートリフター
28にあつては、ダイヤル58を回転させること
により、シートフレーム31の前端部は上昇させ
ることなく後端部61のみを上昇させることがで
きる。従つて、第4図に示すように、本実施例に
係る車両用シートリフター28を用いてシートク
ツシヨンの後端部73を上昇させた場合には、シ
ートクツシヨン25はシート後方へ移動しつつ、
シートクツシヨン25の後端部73が上昇するよ
うに構成されているため、シートクツシヨン25
を移動させない状態における、運転者78のヒツ
プポイントHpとシートクツシヨン25の前端部
27との間隔寸法lよりも、シートクツシヨン2
5を移動させた状態における、運転者78のヒツ
プポイントHpとシートクツシヨン25の前端部
27との間隔寸法l1の方が短くなり、シートクツ
シヨン25は、後端部73がシートバツク79の
下方へもぐり込むように移動する。その結果、移
動したシートクツシヨン25の前端部27と、運
転者のひざ関節裏面部64やふくらはぎ65との
間に空隙74が形成されるため、従来のように、
運転者78が脚部80に圧迫感や違和感を覚える
ことはない。
また、本実施例にあつては、シートフレーム3
1の後端部61のみを上昇させることができるよ
うに構成されているが、前記スライド機構の代り
にリンク機構37と略同様の構成から成るリンク
機構をベースプレート32,32′の前方部位に
設け、当該リンク機構と後方のリンク機構37と
をコネクテイングリンクにより接合することによ
り、シートクツシヨン25の前端部27及び後端
部73を平行に上昇又は下降させるともできる。
即ち、第1図に示すベースプレート32,32′
のシート前方部位において、本実施例における軸
53と同様の軸をベースプレート32,32′の
間に設ける。そして、上端部が該軸53に固定さ
れると共に、下端部には、本実施例に係るブラケ
ツト46と同様の形状のブラケツトの下端部が軸
着されたリンク部材を設ける一方、該ブラケツト
の上端部をシートフレーム31の前方部位に固定
する。そしてシート後方のリンク機構37を構成
するリンク部材47と前方のリンク機構を構成す
るリンク部材とを連動しうるようにコネクテイン
グリンクにより接続した際には、後方のリンク部
材47の動きに連動させて前方のリンク部材を回
動させることができ、その結果、シートフレーム
31を平行に上昇又は下降させることができる。
また、第5図及び第6図においては、シート前
後方向をY軸として表わすと共にシート高さ方向
をZ軸として表わし、シートクツシヨン25の各
状態位置でのSAEマネキンにおける90%タイル
の観念的なヒツプポイントHpをY軸及びZ軸か
ら成る座標軸上に表わし、従来の車両用シートリ
フターによる場合を第5図に、本実施例に係る車
両用シートリフター28による場合を第6図に示
して比較したものである。尚、Y軸のマイナス方
向はシート前方を示し、Z軸のプラス方向はシー
ト上方を示す。
即ち、第5図及び第6図において、図中符号D
はシートクツシヨン下降位置における上記ヒツプ
ポイントを示し、同Eはシートクツシヨン後端部
のみを上昇させた場合の上記ヒツプポイントを示
し、同Fはシートクツシヨンの前端部及び後端部
を平行に上昇させた場合の上記ヒツプポイントを
示し、同Gはシートクツシヨンの前端部のみを上
昇させた場合の上記ヒツプポイントを示す。これ
によると、第5図に示すように、従来の車両用シ
ートリフターにおける場合には、シートクツシヨ
ン後端部のみを上昇させた場合のヒツプポイント
Eは、シートクツシヨン下降位置におけるヒツプ
ポイントDよりもシート前方に位置すると共に、
シートクツシヨン前端部及び後端部を平行に上昇
させた場合のヒツプポイントFは、シートクツシ
ヨン下降位置におけるヒツプポイントDとシート
前後方向において同位置となつているが、第6図
に示すように、上記実施例に係る車両用シートリ
フターにおける場合には、シートクツシヨン後端
部のみを上昇させた場合のヒツプポイントE及び
シートクツシヨン前端部及び後端部を平行に上昇
させた場合のヒツプポイントF共に、シートクツ
シヨン下降位置におけるヒツプポイントDより
も、よりシート後方に位置することとなる。従つ
て、上記実施例に係る車両用シートリフターにあ
つては、シートクツシヨン後端部のみを上昇させ
た場合、及び、シートクツシヨン前端部及び後端
部を平行に上昇させた場合のいずれの場合にも、
ヒツプポイントが、シートクツシヨン下降位置に
おけるヒツプポイントよりも車室内後方へ移動
し、該ヒツプポイントがあたかもシートバツク内
に位置するかのようにシートクツシヨンが上昇す
る。
その結果、上記いずれかの場合にも、シートク
ツシヨン前端部と着座した運転者の実際のヒツプ
ポイントとの間の長さ寸法は、シートクツシヨン
が下降した状態におけるシートクツシヨン前端部
と着座した運転者の実際のヒツプポイントとの間
の長さ寸法よりも短くなるため、運転者の脚部の
ひざ関節裏面部やふくらはぎとシートクツシヨン
前端部との間には空隙が形成されるものである。
尚、上記実施例にあつては、ダイヤル58を運
転者が手動操作することにより、ピニオンギア4
0を回動させ、シートクツシヨンを上昇又は下降
させる場合を例に説明したが、上記実施例に限定
されず、電気モータ等の手段により自動的にピニ
オンギア40を回動させてシートクツシヨンを上
昇又は下降させるように構成されていても良い。
また、上記実施例にあつては、該ピニオンギア4
0の回転運動をラツク部41を介してステー36
の前後方向の直線運動へと変換する機構を例に説
明したが、回転運動を直線運動へと変換する機構
であれば良く、上記実施例に限定されない。
〔考案の効果〕
本考案にあつては、以上のように、運転者が良
好な運転姿勢を得るべくシートクツシヨンを上昇
させてシート着座位置を調整した場合には、シー
トクツシヨンはシート後方へ移動しつつ上昇する
ように構成されているため、シートクツシヨン前
端部と運転者のひざ関節裏面部やふくらはぎとの
間に空隙が形成される。その結果、運転者が背が
低くかつ足の短い体型であつた場合であつても、
シートクツシヨン前端部は運転者のひざ関節裏面
部やふくらはぎに当接せず、脚部に圧迫感や違和
感を覚えることが無く、快適に運転をすることが
可能となる。そして、このシートの上昇作動は、
リンク機構で行われるから、駆動部をそれほど大
きく動かさなくても、その動きは拡大され、シー
トの移動を大きなストロークで迅速に行うことが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用シートリフターの
一実施例を示す分解斜視図、第2図は本考案に係
る車両用シートリフターの一実施例を示し、シー
トクツシヨンが下降している場合の駆動部、ステ
ー、及びリンク機構の状態を示す図、第3図は本
考案に係る車両用シートリフターの一実施例を示
し、シートクツシヨンを上昇させた場合の駆動
部、ステー及びリンク機構の状態を示す図、第4
図は本考案に係る車両用シートリフターを用いて
シートクツシヨン後端部のみを上昇させた場合に
おけるシートと運転者との関係を示す模式図、第
5図及び第6図はシートクツシヨンの各状態位置
でのSAEマネキンによる90%タイルにおけるヒ
ツプポイントを示すグラフであつて、第5図は従
来の車両用シートリフターを使用した場合のグラ
フ、第6図は本考案に係る車両用シートリフター
を使用した場合のグラフ、第7図は従来の車両用
シートリフターを使用してシートクツシヨンを平
行に上昇させた場合におけるシートと運転者との
関係を示す模式図である。 25……シートクツシヨン、28,75……車
両用シートリフター、29……フロアパネル、3
0……ロアレール、32……ベース部(ベースプ
レート)、33……アツパレール、34,56…
…スライドレール、35……駆動部、36……ス
テー、37……リンク機構、46……ブラケツ
ト、47……リンク部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両のフロアパネルに並設されたロアレール及
    び、シートクツシヨン裏面に固定され該各ロアレ
    ールに対して摺動自在なると共に立設したベース
    部を有するアツパレールを備えたスライドレール
    と、 該ベース部の一方のシート前方内側面部に回動
    可能に取付られた駆動部と、 シートクツシヨンの前後方向に延在するように
    配置され、該駆動部の回動により前後動するステ
    ーと、 該ステーに設けられ、シートクツシヨン後端部
    を昇降動させるリンク機構とを有し、 該リンク機構は、シートクツシヨン後端部に上
    端部が固定されると共にその下端部が下方且つ前
    方に伸びるブラケツトと、 上記ステーに一端部が軸着されると共に、該ブ
    ラケツト下端部に他端部が軸着され、且つ、両端
    部の中間部位において上記ベース部に回動可能に
    取付けられ、上記ステーの前進動により上記ブラ
    ケツトを回動させてシートクツシヨンの後端部を
    後方且つ上方に移動させるリンク部材とから 成ることを特徴とする車両用シートリフター。
JP1987148308U 1987-09-30 1987-09-30 Expired - Lifetime JPH0536741Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56157634A (en) * 1980-04-14 1981-12-04 Toyo Sheet:Kk Seat

Family Cites Families (1)

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JPS6235625Y2 (ja) * 1981-05-14 1987-09-10

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JPS56157634A (en) * 1980-04-14 1981-12-04 Toyo Sheet:Kk Seat

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