JP2000116711A - 立ち上がり補助機能付きシート - Google Patents

立ち上がり補助機能付きシート

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JP2000116711A
JP2000116711A JP10288484A JP28848498A JP2000116711A JP 2000116711 A JP2000116711 A JP 2000116711A JP 10288484 A JP10288484 A JP 10288484A JP 28848498 A JP28848498 A JP 28848498A JP 2000116711 A JP2000116711 A JP 2000116711A
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Hirobumi Mikami
博文 三上
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Marutaka Co Ltd
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    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/022Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
    • A47C1/024Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination
    • A47C1/025Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination by means of a rack-and-pinion or like gearing mechanism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
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    • A47C3/02Rocking chairs
    • A47C3/025Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame
    • A47C3/0255Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame pivotally mounted in the base frame, e.g. swings
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな動力で立ち上がり補助ができ、シート
の小型化及び軽量化を図ることができる立ち上がり補助
機能付きシートを提供する。 【解決手段】 シート本体4を若干前側へ移動させるだ
けで、補助座部14が座部2から持ち上がった前傾状態
となるため、従来のように、シート本体4全体を大きく
前側へ回動させる場合に比べて、動力が小さくて済み、
シート1の小型化及び軽量化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立ち上がり補助
機能付きシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なシートは、座者の腰部をのせる
座部と、背中を支持する背もたれ部とから形成されてい
る。そして、シート上に座っている人が立ち上がる場合
には、まず上半身を大きく前側へ曲げて立ち上がること
になるが、病気などで体が弱っている人などは、その動
作が苦痛で、立ち上がりに苦労する。そこで、そのよう
な人のために、例えば、特開平9−294791号公報
のように、シート本体を電動シリンダ等の動力手段を用
いて大きく前側へ回動するように支持し、座者の立ち上
がりを補助するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシートにあっては、シート本体全体を前側へ
回動させる構造のため、大きな動力手段を必要とし、シ
ートの大型化及び重量増を招いてしまう。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、小さな動力で立ち上がりの補
助ができ、シートの小型化及び軽量化を図ることができ
る立ち上がり補助機能付きシートを提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
座部及び背もたれ部を一体的に備えたシート本体と、該
シート本体を支持手段により前後移動自在に支持する台
座と、該座部の上に設けられた補助座部と、シート本体
を中立位置から前側へ移動させることで補助座部の後部
を持ち上げて前傾状態にするリンク機構を備えたもので
ある。
【0006】請求項1記載の発明によれば、シート本体
を若干前側へ移動させるだけで、補助座部が座部から持
ち上がった前傾状態となるため、従来のように、シート
本体全体を大きく前側へ回動させる場合に比べて、動力
が小さくて済み、シートの小型化及び軽量化を図ること
ができる。
【0007】請求項2記載の発明は、補助座部の前部が
座部に対して軸支され且つリンク機構が、シート本体の
下部に前端が軸支されると共に後端に台座の前縁に沿っ
て上昇可能な滑車を設けた第1リンクと、第1リンクの
後端と補助座部の後部とを連結する第2リンクとから形
成されている。
【0008】請求項2記載の発明によれば、シート本体
を前側へ移動させることにより、第1リンク後端の滑車
が台座に沿って上昇し、且つ第1リンクに連結されてい
る第2リンクで補助座部の後部を持ち上げるため、補助
座部が前傾状態となり、座者の立ち上がり補助を行うこ
とができる。
【0009】請求項3記載の発明は、補助座部の前部と
座部とが短い補助リンクを介して連結され、且つ該補助
リンクの後端と第1リンクの途中部分とを第3リンクを
介して連結した。
【0010】請求項3記載の発明によれば、補助座部の
前部も短い補助リンクの分だけ持ち上がるため、補助座
部自体は上方へ十分に持ち上がりながら、補助座部の前
傾角度がきつくなり過ぎず、座者が立ち上がり易くな
る。
【0011】請求項4記載の発明は、リンク機構が、前
寄り位置に交差軸を有するX型リンクで、該X型リンク
の上下の前端を、それぞれシート本体の座部と補助座部
の前部に軸支すると共に、上下の後端を座部及び補助座
部に沿って移動自在に支持し、シート本体を前側に移動
させた際に、X型リンクの下側の後端が台座に当接する
ことにより、X型リンクを引き起こして補助座部を持ち
上げた前傾状態にするものである。
【0012】請求項4記載の発明によれば、リンク機構
を前寄り位置に交差軸を有するX型リンクで形成したた
め、部品点数の低減を図ることができる。
【0013】請求項5記載の発明は、シート本体の下部
に座部よりも上方位置に支点をもつ円弧状の移動フレー
ムを固定し、移動フレームを上下で挟み込みでその移動
フレームをシート本体ごと移動フレームに沿った円弧軌
跡で前後動自在に支持する支持手段を設け、移動フレー
ムと同じ支点をもつ円弧状のラック歯を備えたラックを
設け、ラック歯に係合可能なピニオンギアを備えた動力
手段を設けたものである。
【0014】請求項5記載の発明によれば、シート本体
が移動フレームの円弧軌跡に沿って前後動するため、シ
ート本体の背もたれ部を後側へ傾けた場合、背もたれ部
の上端は後側へ移動するが、下端は前側へ移動する。す
なわち、背もたれ部が、上方の支点を中心にして、その
位置で回転するように倒れる。従って、背もたれ部の後
方への突出量が従来よりも小さくなり、シートの後方に
スペースがない場合にも、背もたれ部を十分にリクライ
ニングさせることができる。
【0015】請求項6記載の発明は、移動フレームに沿
ってラック歯を形成し、移動フレームとラックとを一体
化したものである。
【0016】請求項6記載の発明によれば、移動フレー
ムに沿ってラック歯を形成し、移動フレームとラックと
を一体化したため、部品点数の低減、軽量化、ラックの
取付作業及び補強作業の省略を図ることができる。
【0017】請求項7記載の発明は、シート本体が、少
なくとも背もたれ部に移動可能な施療子を有するマッサ
ージ機構を備えている。
【0018】請求項7記載の発明によれば、シート本体
がマッサージ機構を備えているため、座者に対してマッ
サージを行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0020】図1及び図2は、この発明の第1実施形態
を示す図である。
【0021】この実施形態のシート1は、マッサージ機
能を備えた、いわゆるマッサージシートである。このシ
ート1は、座者の腰部をのせる座部2と、背中を支持す
る背もたれ部3とを一体形成したシート本体4を備えて
いる。そして、背もたれ部3には、内部に設けられた図
示せぬレールに沿って上下動する施療子5が備えられて
おり、座者の背中に対してマッサージを施せるようにな
っている。
【0022】このシート本体4の下部には、座部2の下
方から背もたれ部3の下部にかけて円弧形状の移動フレ
ーム6が設けられている。この移動フレーム6は、シー
ト本体4の左右両側に各々設けられている。この移動フ
レーム6の円弧形状の支点Pは、座部2よりも上方位置
に設定されている。移動フレーム6がシート本体4の左
右両側に各々設けられているため、シート本体4の左右
方向での剛性が高い。
【0023】また、シート本体4の左右両側には、ベー
ス7を介してフロア上に設置された台座8が各々設けら
れている。この台座8の上部8aは、座部2よりも上側
に出ている。この台座8には、前記移動フレーム6を上
下で挟む「支持手段」としての上下一対のローラ9、1
0が前後に設けられており、移動フレーム6は、このロ
ーラ9、10により、シート本体4ごと移動フレーム6
に沿った円弧軌跡で前後に移動できるようになってい
る。移動フレーム6の支持手段として、上下で挟み込む
上下一対のローラ9、10を採用しているため、構造が
簡単で軽量である。
【0024】この移動フレーム6の内側には、上端から
一段低い位置にラック歯11が形成されている。ラック
歯11を有する別物の「ラック」を移動フレーム6に取
付けても良いが、この実施形態では、移動フレーム6が
「ラック」兼用になっているため、部品点数の低減、軽
量化、ラックの取付作業及び補強作業の省略を図ること
ができる。
【0025】このラック歯11には、それぞれピニオン
ギア12が係合状態で設けられている。このピニオンギ
ア12は、台座8の左右中央部に設けられた「動力手
段」としての電動モータ13により回転する図示せぬシ
ャフトの両端部に設けられており、電動モータ13によ
り正転・逆転方向に回転して、移動フレーム6を前後へ
送るようになっている。前記ローラ9、10及び電動モ
ータ13が、それぞれ台座8に支持されているため、移
動フレーム6のラック歯11に対する動力伝達が確実で
ある(ズレが生じにくい)。
【0026】また、このシート1には、座者の「立ち上
がり補助機構」が設けられている。すなわち、座部2の
上には、補助座部14が設けられおり、該補助座部14
の前部と、座部2の前端とは、短い補助リンク15にて
連結されている。座部2の下部には、下向きのブラケッ
ト16が固定されており、該ブラケット16には、後端
に滑車17を設けた第1リンク18の前端が軸支されて
いる。この第1リンク18の後端の滑車17は、台座8
の上部8aの前縁に接している。第1リンク18の後端
と、補助座部14の後部とは、第2リンク19により連
結されている。更に、第1リンク18の途中部分と、補
助リンク15の後端とは、第3リンク20にて連結され
ている。以上の、補助リンク15、第1リンク18、第
2リンク19、第3リンク20により、本実施形態の
「リンク機構」が形成されている。
【0027】次に、この実施形態の作用を説明する。ま
ず最初に、リクライニング機構について説明する。図1
の状態が中立位置で、この位置から背もたれ部3を後側
(図1中A方向)に倒してリクライニング状態を得るた
めには、まず電動モータ13を駆動させてピニオンギア
12を回転させ、移動フレーム6(ラック歯11)を前
側を送る。すると、シート本体4が、座部2の上方にあ
る支点Pを中心に後側へ回転し、リクライニング状態が
得られる。シート本体4を後側に回転させる際、背もた
れ部3の上端は後側に移動すると共に、背もたれ部3の
下端は逆に前側に移動する。つまり、背もたれ部3は、
上方の支点Pを中心にして、その位置で回転するように
後傾状態になる。従って、同じ角度のリクライニング状
態を得るにしても、背もたれ部3の後方への突出量が従
来よりも小さくなる。そのため、シート1の後方にスペ
ースがない場合にも、背もたれ部3を十分にリクライニ
ングさせることができる。
【0028】次に、立ち上がり補助機能について説明す
る。シート1上の座者の立ち上がりを補助するために
は、まず電動モータ13を駆動させてピニオンギア12
を先とは逆方向に回転させ、移動フレーム6(ラック歯
11)を後側を送る。すると、シート本体4が、座部2
の上方にある支点Pを中心に前側(図1中B方向)へ回
転し、座者の背中が背もたれ部3により前側に押し出さ
れる。また、それと同時、第1リンク18の後端の滑車
17が台座8の上部8aに沿って上昇し、第1リンク1
8の後端が持ち上がった状態になる。そのため、第2リ
ンク19も押し上げられ、補助座部14の後部が持ち上
がる。また、それと同時に、第1リンク18の途中部分
に設けられた第3リンク20が、補助リンク15の後端
を持ち上げるため、補助座部14の前部も、補助リンク
15の分だけ僅かに持ち上がる。従って、補助座部14
が前傾した状態となり、座者の立ち上がりを助ける。特
に、補助座部14の前部も補助リンク15の分だけ若干
持ち上がるため、補助座部14自体は上方へ十分に持ち
上がりながら、補助座部14の前傾角度がきつくなり過
ぎず、座者が立ち上がり易くなる。このように、この実
施形態によれば、シート本体4をわずかに前側へ回転さ
せるだけで、補助座部14を立ち上がりに好適な前傾状
態にさせることができるため、シート本体4全体を前側
へ大きく回動させる必要がなく、立ち上がり補助機構に
要する動力が少なくて済む。従って、シート1の小型化
及び軽量化を図ることができる。
【0029】図3は、この発明の第2実施形態を示す図
である。尚、第1実施形態と共通する部分には同一符号
を付し、重複する説明は省略する。この第2実施形態で
は、台座21の高さがシート本体4よりも低く形成され
ている。また、「リンク機構」として、前寄り位置に交
差軸22aを有するX型リンク22を用いた。そして、
このX型リンク22の上下の前端23、24を、それぞ
れシート本体4の座部2と補助座部14の前部に軸支す
ると共に、上下の後端25、26を、座部2及び補助座
部14に沿って移動自在に支持した。従って、シート本
体4を前側に移動させた際に、X型リンク22の下側の
後端25が台座21に当接することにより、X型リンク
22を引き起こして、補助座部14を前傾状態で持ち上
げることができる。この第2実施形態によれば、X型リ
ンク22の構造が簡単で、部品点数の低減を図ることが
できる。
【0030】尚、以上の実施形態では、「駆動手段」と
して、電動モータ13を例にしたが、手動でピニオンギ
ア12を回転できる機構にしても良い。また、ガスダン
パー、オイルダンパー、トーションバーのように、ダン
パー効果を有する動力機構にしても良い。このようにす
れば、背中で背もたれ部3を押してシート本体4を後側
へ倒した後に、押すのを止めるだけで、シート本体4が
自動的に元の位置に戻ることになる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、シート本
体を若干前側へ移動させるだけで、補助座部が座部から
持ち上がった前傾状態となるため、従来のように、シー
ト本体全体を大きく前側へ回動させる場合に比べて、動
力が小さくて済み、シートの小型化及び軽量化を図るこ
とができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、シート本体
を前側へ移動させることにより、第1リンク後端の滑車
が台座に沿って上昇し、且つ第1リンクに連結されてい
る第2リンクで補助座部の後部を持ち上げるため、補助
座部が前傾状態となり、座者の立ち上がり補助を行うこ
とができる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、補助座部の
前部も短い補助リンクの分だけ持ち上がるため、補助座
部自体は上方へ十分に持ち上がりながら、補助座部の前
傾角度がきつくなり過ぎず、座者が立ち上がり易くな
る。
【0034】請求項4記載の発明によれば、リンク機構
を前寄り位置に交差軸を有するX型リンクで形成したた
め、部品点数の低減を図ることができる。
【0035】請求項5記載の発明によれば、シート本体
が移動フレームの円弧軌跡に沿って前後動するため、シ
ート本体の背もたれ部を後側へ傾けた場合、背もたれ部
の上端は後側へ移動するが、下端は前側へ移動する。す
なわち、背もたれ部が、上方の支点を中心にして、その
位置で回転するように倒れる。従って、背もたれ部の後
方への突出量が従来よりも小さくなり、シートの後方に
スペースがない場合にも、背もたれ部を十分にリクライ
ニングさせることができる。
【0036】請求項6記載の発明によれば、移動フレー
ムに沿ってラック歯を形成し、移動フレームとラックと
を一体化したため、部品点数の低減、軽量化、ラックの
取付作業及び補強作業の省略を図ることができる。
【0037】請求項7記載の発明によれば、シート本体
がマッサージ機構を備えているため、座者に対してマッ
サージを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るシートの中立状
態を示す概略側面図。
【図2】シートを中立位置から前側へ移動させた状態の
概略側面図。
【図3】第2実施形態に係るシートを中立位置から前側
へ移動させた状態の概略側面図。
【符号の説明】
1 シート 2 座部 3 背もたれ部 4 シート本体 5 施療子 6 移動フレーム 8、21 台座 9、10 ローラ(支持手段) 11 ラック歯 12 ピニオンギア 13 電動モータ(動力手段) 14 補助座部 15 補助リンク 17 滑車 18 第1リンク 19 第2リンク 20 第3リンク 22 X型リンク 22a 交差軸 A 後側 B 前側 P 支点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61H 15/00 350 A61G 15/00 C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座部及び背もたれ部を一体的に備えたシ
    ート本体と、該シート本体を支持手段により前後移動自
    在に支持する台座と、該座部の上に設けられた補助座部
    と、シート本体を中立位置から前側へ移動させることで
    補助座部の後部を持ち上げて前傾状態にするリンク機構
    を備えたことを特徴とする立ち上がり補助機能付きシー
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の立ち上がり補助機能付き
    シートであって、 補助座部の前部が座部に対して軸支され且つリンク機構
    が、シート本体の下部に前端が軸支されると共に後端に
    台座の前縁に沿って上昇可能な滑車を設けた第1リンク
    と、第1リンクの後端及び補助座部の後部を連結する第
    2リンクとから形成されていることを特徴とする立ち上
    がり補助機能付きシート。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の立ち上がり補助機能付き
    シートであって、 補助座部の前部と座部とが短い補助リンクを介して連結
    され、且つ該補助リンクの後端と第1リンクの途中部分
    とを第3リンクを介して連結したことを特徴とする立ち
    上がり補助機能付きシート。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の立ち上がり補助機能付き
    シートであって、 リンク機構が、前寄り位置に交差軸を有するX型リンク
    で、該X型リンクの上下の前端を、それぞれシート本体
    の座部と補助座部の前部とに軸支すると共に、上下の後
    端を、座部及び補助座部に沿って移動自在に支持し、 シート本体を前側に移動させた際に、X型リンクの下側
    の後端が台座に当接することにより、X型リンクを引き
    起こして補助座部を持ち上げた前傾状態にすることを特
    徴とする立ち上がり補助機能付きシート。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の立
    ち上がり補助機能付きシートであって、 シート本体の下部に座部よりも上方位置に支点をもつ円
    弧状の移動フレームを固定し、移動フレームを上下で挟
    み込みでその移動フレームをシート本体ごと移動フレー
    ムに沿った円弧軌跡で前後動自在に支持する支持手段を
    設け、移動フレームと同じ支点をもつ円弧状のラック歯
    を備えたラックを設け、ラック歯に係合可能なピニオン
    ギアを備えた動力手段を設けたことを特徴とする立ち上
    がり補助機能付きシート。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の立ち上がり補助機能付き
    シートであって、 移動フレームに沿ってラック歯を形成し、移動フレーム
    とラックとを一体化したことを特徴とする立ち上がり補
    助機能付きシート。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の立
    ち上がり補助機能付きシートであって、 シート本体が、少なくとも背もたれ部に移動可能な施療
    子を有するマッサージ機構を備えていることを特徴とす
    る立ち上がり補助機能付きシート。
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