JPH0648128Y2 - エンジンの速度制御装置 - Google Patents

エンジンの速度制御装置

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JPH0648128Y2
JPH0648128Y2 JP1987060925U JP6092587U JPH0648128Y2 JP H0648128 Y2 JPH0648128 Y2 JP H0648128Y2 JP 1987060925 U JP1987060925 U JP 1987060925U JP 6092587 U JP6092587 U JP 6092587U JP H0648128 Y2 JPH0648128 Y2 JP H0648128Y2
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JP
Japan
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engine
signal
operating means
storage unit
switch
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JP1987060925U
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秀彦 小原
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンの速度制御装置に関するものであ
る。
(従来の技術) トラクタ等に搭載のエンジンにおいては、アクセルレバ
ー、アクセルペダル等の操作手段を操作して、エンジン
の回転速度を加減速制御するのが一般的である。
一方、トラクタの場合、エンジンの回転速度をある一定
値に設定して作業することが多く、従来は、アクセルレ
バーの基部に摩擦機構を設け、この摩擦機構の摩擦抵抗
によりアクセルレバーを所定の操作位置で機械的に保持
するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来は圃場端部で旋回する場合や、作業機に不
都合が起った場合には、アクセルレバーを低速側に操作
しなければならず、従って、その都度、アクセルレバー
を操作する必要があり、操作が煩雑であると共に、エン
ジンの回転速度が操作の都度、微妙に変化しバラツキが
生じるという欠点がある。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、エンジンの
回転速度を設定しておけば、常にその速度を維持でき、
しかも操作手段を操作した時には、操作手段側からの制
御が優先し、また操作手段の操作後、簡単な動作で設定
速度に復帰できるようにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、そのための手段として、操作手段16によりエ
ンジン2の回転速度を加減速制御するようにしたものに
おいて、操作手段16の操作量に応じた信号を記憶スイッ
チ28の作動を介して記憶するための記憶部27と、この記
憶部27に記憶された信号でエンジン2の回転速度を制御
するように、該記憶部27からの信号をエンジン2側に与
えるための作動スイッチ35と、操作手段16の操作時に記
憶部27からエンジン2への信号を断ち操作手段16の操作
を優先する優先手段37とを設けたものである。
(作用) 操作手段16を操作して記憶スイッチ28をオンすると、ポ
テンショメータ26からの信号を記憶部27が記憶する。次
に作動スイッチ35をオンすると、記憶部27からの信号が
ガバナ装置13に与えられ、エンジン2が設定速度で回転
する。
操作手段16を操作すると、優先手段37が働き、記憶部27
からガバナ装置13への信号を断ち、操作手段16の操作に
連動してエンジン2を制御する。
(実施例) 以下、図示の実施例について本考案を詳述すると、第2
図において、1はトラクタ車体、2はエンジン、3はボ
ンネット、4はハンドルである。5は前車軸、6は前
輪、7は後輪、8は後輪フエンダー、9は床カバー、10
は運転席、11はステップ、12はキャビンである。
エンジン2は第3図に示すように電子制御及び機械制御
可能なガバナ装置13を有し、その速度調節レバー14はア
クセルロッド15等を介して操作手段16に連動する。操作
手段16はアクセルペダル17とアクセルレバー18とを有す
る。アクセルペダル17はステップ11に枢軸19により枢支
されると共に、リンク20、ロッド21を介してL字状の中
継レバー22に連結されている。中継レバー22はボンネッ
ト3の後部に枢軸23で枢支され、かつアクセルロッド15
に連結されている。アクセルレバー18は枢軸23の上方近
傍の枢軸24により枢支されており、このアクセルレバー
18の基部には中継レバー22を下方に押すためのリンク25
が固設されている。枢軸23には操作手段16の加減速操作
に連動するようにポテンショメータ26が設けられてい
る。
第1図において、27はサンプルホールド回路等から成る
記憶部で、記憶スイッチ28をオンした時に、ポテンショ
メータ26から操作手段16の操作量に応じた信号を読込ん
で記憶するようになっている。そして、記憶部27は接点
29を介してガバナ装置13に接続され、その記憶する信号
に比例してエンジン2の回転速度を制御するようになっ
ている。30は操作手段16の復帰を判別する判別部で、ポ
テンショメータ26からの信号と抵抗31,32で設定された
基準値とを比較し、前記記号が基準値と略一致した時
に、操作手段16の復帰と判別して、アナログスイッチ33
をオンするように構成されている。アナログスイッチ33
はリレー34及び作動スイッチ35に直列に接続されてい
る。リレー34は作動スイッチ35に並列の接点36と、前記
接点29とを有し、作動スイッチ35をオンさせた時に、リ
レー34が励磁して接点29,36がオンするようになってい
る。ここにおいて図示の実施例では、判別部30及びアナ
ログスイッチ33によって、操作手段16の操作時に記憶部
27からエンジン2への信号を断って、操作手段16の操作
を優先する優先手段37が構成されている。38はリセット
スイッチである。
ハンドル4を支持するハンドル軸39の基部には、第4図
に示すように、シンクロ発振機40が取付けられると共
に、ハンドル軸39に所定の回動抵抗を与えるための摩擦
式、流体式等の抵抗装置41が取付けられている。またシ
ンクロ発振機40に配線42,43を介して接続されるシンク
ロ受信機44は、キャビン12の外部でトラクタ車体1側に
設けられた操向用油圧制御弁装置45に取付けられ、これ
で制御弁装置45を操作するようになっている。制御弁装
置45は前輪6の操向用油圧シリンダ46を制御するための
ものである。47は油圧ポンプである。
左側のステップ11上には、後輪フエンダー8と床カバー
9との角部にフットレスト48が着脱自在に設けられてい
る。このフットレスト48は、トラクタ車体1の左右方向
への傾斜時に、運転車が足を乗せるためのものであっ
て、第5図乃至第7図に示すように構成されている。即
ち、フットレスト48はステップ面49を有する磁性材製の
本体50内に、磁石51を埋込んだ非磁性材製のホルダー52
を回動自在に設け、磁石51を上下方向に向けた時に、そ
の吸着力によってフットレスト48を鉄板製のステップ11
に固定でき、左右方向に回動させたときに取外し得るよ
うにしている。なお、ホルダー52の一端には、回動用の
つまみ部53が設けられている。磁石51は第7図での上下
に磁極ができるようになっている。
上記構成において、エンジン2の回転速度を設定する際
には、例えばアクセルペダル17を所定位置まで踏込み、
記憶スイッチ28をオンさせる。即ち、アクセルペダル17
を踏込むと、それに連動してポテンショメータ26が動作
し、記憶スイッチ28をオンさせた時に、その時のポテン
ショメータ26の信号を記憶部27が読込んで記憶する。次
にアクセルペダル17の踏込みを解除し、アクセルペダル
17が復帰位置まで戻ると、判別部30からの信号でアナロ
グスイッチ33がオンするので、その後に作動スイッチ35
をオンさせる。すると、リレー34が励磁し、接点36が自
己保持すると共に、接点29がオンし、記憶部27に記憶さ
れた信号をガバナ装置13に送る。従って、この信号によ
ってガバナ装置13が働き、エンジン2の固定速度が所定
速度となるように制御する。
圃場端部等でアクセルペダル17を踏込むと、判別部30か
らの信号によってアナログスイッチ33がオフするため、
リレー34が消磁し、接点29,36がオフするので、記憶部2
7からガバナ装置13への信号が断たれる。従って、エン
ジン2はアクセルペダル17の操作量に応じて制御され、
圃場端部等での旋回を容易にできる。
旋回後、アクセルペダル17が復帰位置に戻った後、作動
スイッチ35をオンさせれば、再度、接点がオンし、エン
ジン2を記憶部27からの信号によって制御できる。
操向時にハンドル4を操作すると、ハンドル軸39を介し
てシンクロ発振機40が働き、シンクロ受信機44を介して
制御弁装置45が作動し、ハンドル39の操作角に応じて油
圧シリンダ46が左右に作動し、前輪6がキングピン廻り
に操向動作をする。このように構成すれば、配線42,43
を外すだけでキャビン12をトラクタ車体1から分離で
き、またトラクタ車体1からキャビン12への振動の伝播
を防止できる。また制御弁装置45を油圧シリンダ46近く
に配置して、両者間の配管を短かくできる。
プラウ作業等でトラクタ車体1が左右に傾斜する時、例
えばトラクタ車体1の左側が低くなる時には、運転者は
左足をフットレスト48のステップ面49に乗せておけば、
安定した姿勢で運転できる。このフットレスト48は180
度反転させれば、左右の何れのステップ11にも兼用でき
る。
(考案の効果) 本考案によれば、操作手段16の操作量に応じた信号を記
憶スイッチ28を介して記憶部27に記憶させておき、作動
スイッチ35を操作することにより、記憶部27に記憶され
た信号でエンジン2の回転速度を制御でき、従って、所
定速度に保っての運転が容易に行える。また操作手段16
を操作した時には、記憶部27からの信号を断ち、優先手
段37によって優先的に操作手段16によりエンジン2の回
転速度を制御することができる。更に操作手段16の操作
後、作業スイッチ35を操作することにより、エンジン2
を記憶部27からの信号で制御できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はエンジ
ン制御系の回路図、第2図はトラクタの平面図、第3図
はエンジンの操作手段の構成図、第4図は操向系の構成
図、第5図はフットレストの断面図、第6図は同正面
図、第7図は第5図のA-A矢視図である。 2……エンジン、13……ガバナ装置、16……操作手段、
26……ポテンショメータ、27……記憶部、28……記憶ス
イッチ、35……作動スイッチ、37……優先手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作手段(16)によりエンジン(2)の回
    転速度を加減速制御するようにしたものにおいて、操作
    手段(16)の操作量に応じた信号を記憶スイッチ(28)
    の作動を介して記憶するための記憶部(27)と、この記
    憶部(27)に記憶された信号でエンジン(2)の回転速
    度を制御するように、該記憶部(27)からの信号をエン
    ジン(2)側に与えるための作動スイッチ(35)と、操
    作手段(16)の操作時に記憶部(27)からエンジン
    (2)への信号を断ち操作手段(16)の操作を優先する
    ための優先手段(37)とを設けたことを特徴とするエン
    ジンの速度制御装置。
JP1987060925U 1987-04-22 1987-04-22 エンジンの速度制御装置 Expired - Lifetime JPH0648128Y2 (ja)

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JPS63168240U JPS63168240U (ja) 1988-11-01
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JPH0674757B2 (ja) * 1985-01-23 1994-09-21 住友重機械工業株式会社 産業車両のエンジン回転数制御装置

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