JPH08116719A - ステアリング装置 - Google Patents

ステアリング装置

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Publication number
JPH08116719A
JPH08116719A JP26276594A JP26276594A JPH08116719A JP H08116719 A JPH08116719 A JP H08116719A JP 26276594 A JP26276594 A JP 26276594A JP 26276594 A JP26276594 A JP 26276594A JP H08116719 A JPH08116719 A JP H08116719A
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JP
Japan
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control lever
operated
steering
input means
turning
Prior art date
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Pending
Application number
JP26276594A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Ono
弘喜 小野
Junichi Oshita
淳一 大下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前後左右の十字方向へ操作可能な入力手段を
備えたトラクタに於いて、オペーレータの操作感と機体
の旋回動作とを一致させ、作業性及び安全性を向上す
る。 【構成】 運転席の近傍に十字方向へ操作可能なコント
ロールレバー14を設ける。該コントロールレバー14
を左右方向(矢印LまたはR方向)へ操作したときは、
軸26を回動中心にコントロールレバー14が傾倒し、
左右方向の操作量がポテンショメータ29によって検出
される。該コントロールレバーの基端部14aには捩り
バネ27を係止してあり、該コントロールレバー14の
傾倒操作量が増加するのに伴い、捩りバネ27の反発力
によって傾倒操作力が増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステアリング装置に関す
るものであり、特にトラクタに装着されるステアリング
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種トラクタは、オペレータが手
動操作によりステアリングホイールを回転している。ま
た、作業機の昇降もコントロールレバーの手動操作によ
って行う。依って、作業機の昇降と機体の旋回とを並行
して行う場合は、オペレータがコントロールレバーを操
作しながらステアリングホイールを回転しなければなら
ず、同時操作が困難であった。
【0003】この不具合を克服するために、運転席の近
傍に前後左右の十字方向へ操作可能なレバー等の入力手
段を設け、該入力手段を前後方向へ操作したときに作業
機を昇降させるとともに、該入力手段を左右方向へ操作
したときは機体を旋回させるような手段を備えたトラク
タも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した十字方向へ操
作可能な入力手段を備えたトラクタは、作業機の昇降と
機体の旋回を同時に行うことができるが、該入力手段の
操作量が適切でない場合はオペーレータの予測を外れて
急激な作動を起こす虞がある。特に、機体の走行速度が
高いときや作業機がまだ地面から離反しない状態で急旋
回したときには、圃場を荒らすとともに転倒等の危険が
発生することになる。
【0005】そこで、十字方向へ操作可能な入力手段を
備えたトラクタに於いて、オペーレータの操作感と機体
の旋回動作とを一致させ、作業性及び安全性を向上する
ために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本
発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、前後左右の十字方向
へ操作可能な入力手段と、該入力手段を前後方向へ操作
したときに作業機を昇降させる手段と、該入力手段を左
右方向へ操作したときに機体を旋回させる手段とを備え
たトラクタに於いて、前記入力手段は左右方向への操作
量を増加するのに伴って操作力が増大するように形成さ
れたステアリング装置を提供するものである。
【0007】
【作用】本発明は前後左右の十字方向へ操作可能な入力
手段を有している。該入力手段を左右方向へ操作したと
きは、例えば電動モータや油圧モータ等の機体を旋回さ
せる手段が作動し、前輪が左右何れかの方向へ回向す
る。
【0008】そして、該入力手段の左右方向への操作量
を増加するのに伴って操作力が増大していくので、オペ
ーレータは操作力に応じて機体の旋回量が大になってい
くことを確実に把握できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1はトラクタ11を示したものであり、該トラ
クタ11の後方にロータリ等の作業機12を連結してあ
る。トラクタ11の後部位置に運転席13が設置され、
該運転席13の右側部にコントロールレバー14をはじ
めとする操作部15を設ける。
【0010】一方、該運転席13の前方にステアリング
コラム16を立設し、その内部に挿通されたステアリン
グシャフト17の上端にステアリングホイール18を取
り付ける。図示は省略するが、ステアリングシャフト1
7の下端にはボールネジユニットが設けられており、ピ
ットマンアームを介してドラッグリンクへ接続されてい
る。従って、オペレータが手動操作にて前記ステアリン
グホイール18を回転すれば、前輪19,19が左右何
れかへ回向するように形成されている。
【0011】また、ステアリングシャフト17には減速
ギヤユニット20を装着してあり、該減速ギヤユニット
20に電磁クラッチ21を介して電動モータ22を連結
する。之等減速ギヤユニット20、電磁クラッチ21、
電動モータ22にて機体を旋回させる手段が構成され
る。
【0012】従って、電動モータ22を駆動するととも
に電磁クラッチ21をオンにすれば、該電動モータ22
の駆動力が減速ギヤユニット20を介して前記ステアリ
ングシャフト17へ伝達され、ステアリングホイール1
8を操作せずして前記ステアリングシャフト17が回転
する。尚、減速ギヤユニット20にポテンショメータ2
3を装着し、ステアリングシャフト17の回転量を検出
して後述するコントローラへ検出信号を送るようにして
ある。
【0013】図2は運転席13を示し、前述したよう
に、運転席13の右側部にコントロールレバー14をは
じめとする操作部15が設けられている。該コントロー
ルレバー14は前後左右の十字方向へ操作自在に形成さ
れ、該コントロールレバー14の基端部はスライドガイ
ド24,24にて被蔽されている。
【0014】図3は前記コントロールレバー14の構成
を示し、コントロールレバーの基端部14aはボス25
に枢着されて軸26を中心に回動自在であり、且つ、捩
りバネ27により左右方向(矢印LまたはR方向)の中
立位置を保持するように付勢されている。前記ボス25
に枢着された軸26には略U字形のプレート28を固着
してあり、該プレート28にポテンショメータ29のセ
ンサアーム29aを係止する。
【0015】また、前記ボス25の下部にはアーム30
が垂設され、該アーム30の下端は軸31に枢着したボ
ス32に固設されている。更に、該アーム30の側面に
ピン33を突設し、このピン33にポテンショメータ3
4のセンサアーム34aを係止する。
【0016】図4は制御系のブロック図であり、前記コ
ントロールレバー14のポテンショメータ29は、コン
トローラを介して電磁クラッチ21と電動モータ22の
左回転リレー並びに右回転リレーに接続されており、ポ
テンショメータ34はコントローラを介して上昇比例弁
と下降比例弁に接続されている。また、ステアリングコ
ラム16のポテンショメータ23は、ステアリングシャ
フト17の回転量を検出してコントローラへ送り、該検
出値に基づきコントローラにて前輪19,19の操舵角
を演算する。
【0017】而して、図3に於てオペレータが前記コン
トロールレバー14を前後方向へ操作した場合は、軸3
1を回動中心として前記コントロールレバー14及びア
ーム30が回動する。このとき、ピン33に係合したセ
ンサアーム34aが回動し、前記コントロールレバー1
4の前後方向の操作量がポテンショメータ34により検
出されて、昇降用比例弁やリフトシリンダ等の作業機を
昇降させる手段が作動する。
【0018】例えば、前記コントロールレバー14を前
下方(矢印D方向)へ操作したときは、コントローラか
ら下降用比例弁へ信号が出力され、リフトシリンダが収
縮してリフトアーム35が下方へ回動し、前記コントロ
ールレバー14の操作量に応じて作業機12が下降す
る。
【0019】一方、前記コントロールレバー14を後上
方(矢印U方向)へ操作したときは、コントローラから
上昇用比例弁へ信号が出力され、リフトシリンダが伸長
してリフトアーム35が上方へ回動し、コントロールレ
バー14の操作量に応じて作業機12が上昇するように
制御される。
【0020】そして、作業機の高さはリフトアームセン
サ36によって検出する。尚、前記ポテンショメータ3
4に代えてスイッチ(図示せず)を設け、コントロール
レバー14の前後方向の操作を該スイッチにより検出し
て作業機12を昇降させるようにしてもよい。然るとき
は、前記操作部15にポジションダイヤルを設けてお
き、該ポジションダイヤルにて作業機12の昇降位置を
設定する。
【0021】ここで、図3に於いて前記コントロールレ
バー14を左右方向(矢印LまたはR方向)へ操作した
場合は、軸26を回動中心として前記コントロールレバ
ー14が回動する。このとき、プレート28に係合した
センサアーム29aが回動し、前記コントロールレバー
14の左右方向の操作量がポテンショメータ29によっ
て検出される。
【0022】例えば、前記コントロールレバー14を左
方(矢印L方向)へ操作したときは、コントローラから
電動モータ22の左回転リレーへ信号が出力されるとと
もに電磁クラッチ21がオンとなり、コントロールレバ
ー14の操作量に応じて前輪19,19が左方向へ回向
し、トラクタ11が左旋回する。
【0023】一方、前記コントロールレバー14を右方
(矢印R方向)へ操作したときは、コントローラから電
動モータ22の右回転リレーへ信号が出力されるととも
に電磁クラッチ21がオンとなり、コントロールレバー
14の操作量に応じて前輪19,19が右方向へ回向
し、トラクタ11が右旋回する。
【0024】ここで、前記コントロールレバーの基端部
14aには捩りバネ27を係止してあり、該捩りバネ2
7の付勢により前記コントロールレバー14を中立位置
に保持するとともに、前記コントロールレバー14を左
右方向へ傾倒したときには、傾倒操作量が増加するのに
伴い、該捩りバネ27の反発力によって傾倒操作力が増
大するように形成されている。
【0025】図5は前記コントロールレバー14による
ステアリング制御のフローチャートであり、先ずポテン
ショメータ23,29,34をはじめ各センサ類の検出
値をコントローラへ読み込む(ステップ101)。次
に、前記ポテンショメータ29にて検出したコントロー
ルレバー14の左右方向への操作量を基準に指示操舵角
を演算し、該指示操舵角と前記ポテンショメータ23に
て検出した前輪19,19の実操舵角との差を算出する
(ステップ102)。
【0026】このとき、前記コントロールレバー14に
て作業機12を上昇操作中であるときや、既に作業機1
2が上昇している場合には(ステップ103)、前記実
操舵角との差に一定の補正値α(α>1)を乗算して
(ステップ104)からステップ105へ進み、作業機
12が上昇していない場合にはステップ103から10
5へジャンプする。
【0027】即ち、作業機12を上昇操作中や作業機1
2が既に上昇しているときは、コントロールレバー14
の左右方向への操作量に対する電動モータの回転時間の
比率を大にしている。
【0028】そして、ステップ105に於いて前記実操
舵角との差或いは補正された差が零であるか否かを判別
する。該差が零であるときは前記コントロールレバー1
4の操作量と前輪19,19の操舵角が一致しており、
電動モータ22の左回転リレー及び右回転リレーへ信号
を出力しない(ステップ105→106)。
【0029】一方、前記差が左旋回側に不足していると
きは前記コントロールレバー14の操作量に対して前輪
19,19の操舵角が右方向へ過多となっており、前輪
19,19を左方向へ修正すべく電動モータ22の左回
転リレーをオンする(ステップ105→107)。
【0030】また、前記差が右旋回側に不足していると
きは前記コントロールレバー14の操作量に対して前輪
19,19の操舵角が左方向へ過多となっており、前輪
19,19を右方向へ修正すべく電動モータ22の右回
転リレーをオンする(ステップ105→108)。
【0031】そして、速度センサの検出値に基づきトラ
クタ11が高速走行中か否かを判別し(ステップ10
9)、高速走行中でない場合は電磁クラッチ21がオン
となり(ステップ109→110)、前記電動モータ2
2の駆動力を減速ギヤユニット20へ伝達する。然ると
きは、ステアリングシャフト17が電動モータ22の駆
動によって回転し、前記コントロールレバー14の左右
方向への操作量に応じて前輪19,19が左右何かの方
向へ自動的に回向する。
【0032】一方、高速走行中である場合は電磁クラッ
チ21がオンとならず(ステップ109→111)、前
記電動モータ22の駆動力は減速ギヤユニット20へ伝
達されない。従って、前記コントロールレバー14の左
右方向への操作に対して前輪19,19は自動的に回向
せず、高速走行時に前記コントロールレバー14の不慮
操作による急旋回を防止できる。
【0033】尚、本実施例に於いては機体を旋回させる
手段として、前記電動モータ22の駆動力を電磁クラッ
チ21を介してステアリングシャフト17へ伝達してい
るが、電動モータ22に代えて油圧モータ(図示せず)
によってステアリングシャフト17を回転するように構
成してもよい。然るときは、電磁弁を切り替えて油圧モ
ータの回転を制御する。
【0034】図6は前記コントロールレバー14による
左右ブレーキ制御のフローチャートであり、前記ポテン
ショメータ29の検出信号をコントローラを介して左右
ブレーキ比例弁へ送るように構成してある。
【0035】従って、前記コントロールレバー14を左
右方向へ操作した場合には、その操作量をポテンショメ
ータ29によって検出し、その操作量に応じたブレーキ
圧をセットする(ステップ207または209)。そし
て、該セット値に応じたデューティ比にて左右何れかの
ブレーキ比例弁を駆動し(ステップ208または21
0)、トラクタ11が旋回する内側後輪を制動して旋回
を容易にする。
【0036】また、ステアリング制御と同様にして左右
ブレーキ制御の場合にも、作業機12を上昇操作中や作
業機12が既に上昇しているときは、コントロールレバ
ー14の左右方向への操作量に対するブレーキの駆動量
の比率を大にしている(ステップ203〜204)。
【0037】このとき、フルターンスイッチが入の状態
であれば、前輪増速ソレノイドをオンにして前輪の回転
速度を増速し、旋回時間を短縮するように制御する(ス
テップ211→212)。
【0038】尚、前記コントロールレバー14を左右方
向へ操作したときは、その操作量に応じて左右ブレーキ
の制動力が変化するように制御される。また、前述した
ステアリング制御と左右ブレーキ制御とを複合作動させ
てもよい。然るときは、旋回性能が著しく向上する。
【0039】図7は前記コントロールレバー14のノブ
14bに押ボタンスイッチを設けた例を示し、同図
(a)は該ノブ14bの上面部に左ブレーキスイッチ3
7と右ブレーキスイッチ38を左右方向へ並設してあ
る。従って、コントロールレバー14を左右方向へ操作
してステアリング制御を行いつつ、左ブレーキスイッチ
37または右ブレーキスイッチ38を押下して左右ブレ
ーキ制御を行うことにより、オペレータの感覚に合った
操作を為すことができる。
【0040】このとき、左ブレーキスイッチ37及び右
ブレーキスイッチ38の操作力を検出するセンサを設け
ておけば、夫々のスイッチの操作力に応じて左右ブレー
キの制動力が変化するように制御できる。また、フルタ
ーンスイッチが入の状態であれば、ステアリング操作と
左右ブレーキング操作と前輪増速操作が略同時に行わ
れ、機体の旋回半径及び旋回時間を著しく小にできる。
【0041】図7(b)は前記ノブ14bの上面部に作
業機の昇降スイッチ39を配設した例を示し、前記コン
トロールレバー14にて旋回操作する場合に、該昇降ス
イッチ39を押下すれば作業機12が最高位置まで上昇
する。また、旋回が終了したときに該昇降スイッチ39
を押下すれば、作業機12が下降してポジション設定さ
れた位置で停止する。
【0042】また、図7(c)は前記ノブ14bの上面
部に左ブレーキスイッチ37と右ブレーキスイッチ38
並びに昇降スイッチ39を配設した例を示し、該ノブ1
4bを把持した状態で前述した左右ブレーキ制御と作業
機昇降作動とを行うことができる。更に、図7(d)は
前記ノブ14bの上面部に作業機上昇スイッチ40と作
業機下降スイッチ41とを配設した例を示し、これらの
スイッチを押下することにより上昇比例弁或いは下降比
例弁が作動し、作業機12が上昇または下降する。
【0043】ここで、図2にて前述したように、前記コ
ントロールレバー14の基端部はスライドガイド24,
24にて被蔽されているが、このスライドガイド24,
24のガイド枠42の左右開口幅は、後上方部に比して
中間部から前下方部になるのに伴って狭小となるように
形成されている。
【0044】従って、前記コントロールレバー14が後
上方部に位置しているときは、該コントロールレバー1
4を左右方向に大きく操作でき、図5に於ける電動モー
タの回転時間を長くしてステアリング操作量を大に設定
できるとともに、図6に於けるブレーキ駆動量も大に設
定できる。
【0045】これに対して、前記コントロールレバー1
4が前下方部に位置しているときは、該コントロールレ
バー14を左右方向に大きく操作できない。即ち、作業
機12が地面からあまり浮上していない状態ではステア
リング操作量及びブレーキング駆動量を小に設定し、機
体を急激に旋回できないように規制して作業機12の引
き擦りを防止している。
【0046】尚、本実施例に於いては、前後左右の十字
方向へ操作可能な入力手段としてコントロールレバー1
4を使用しているが、このほかに十字型キーやスイッチ
を入力手段として使用することもできる。斯かる場合に
も、前記コントロールレバー14と同様の作用効果を有
するものである。
【0047】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0048】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、十字方向へ操作可能な入力手段にて作業機の昇降と
機体の旋回を制御でき、且つ、左右方向への操作量を増
加するのに伴って操作力が増大していく。
【0049】従って、オペーレータは該入力手段を左右
方向へ操作したときに、その操作力に応じて機体の旋回
量が大となっていくことを確実に把握でき、操作感が著
しく良好となって作業性並びに安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、トラクタの側面図。
【図2】運転席の斜視図。
【図3】コントロールレバーの構成を示す斜視図。
【図4】制御系のブロック図。
【図5】ステアリング制御のフローチャート。
【図6】左右ブレーキ制御のフローチャート。
【図7】(a)(b)(c)(d)は、夫々コントロー
ルレバーのノブに押ボタンスイッチを設けた例を示す斜
視図。
【符号の説明】
14 コントロールレバー 17 ステアリングシャフト 21 電磁クラッチ 22 電動モータ 23 ポテンショメータ 27 捩りコイルバネ 29,34 ポテンショメータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後左右の十字方向へ操作可能な入力手
    段と、該入力手段を前後方向へ操作したときに作業機を
    昇降させる手段と、該入力手段を左右方向へ操作したと
    きに機体を旋回させる手段とを備えたトラクタに於い
    て、前記入力手段は左右方向への操作量を増加するのに
    伴って操作力が増大するように形成されたことを特徴と
    するステアリング装置。
JP26276594A 1994-10-26 1994-10-26 ステアリング装置 Pending JPH08116719A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26276594A JPH08116719A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 ステアリング装置

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JP26276594A JPH08116719A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 ステアリング装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004074883A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Kubota Corp 作業機の操向構造
JP2021185781A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 井関農機株式会社 作業車両
WO2022163294A1 (ja) * 2021-01-27 2022-08-04 株式会社クボタ 操縦機構及び作業機

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