JPH0648024U - キーボード装置 - Google Patents

キーボード装置

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JPH0648024U
JPH0648024U JP8555092U JP8555092U JPH0648024U JP H0648024 U JPH0648024 U JP H0648024U JP 8555092 U JP8555092 U JP 8555092U JP 8555092 U JP8555092 U JP 8555092U JP H0648024 U JPH0648024 U JP H0648024U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、接続ケーブルとしてストレートコー
ドを使用すると共に、該ストレートケーブルが簡単な構
成により、容易に収容され得るようにして、低コストで
構成され得るようにした、キーボード装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】実質的に平坦に形成されたケース11と、該ケ
ースの上面に、頭部がそれぞれ突出するように配設され
た複数個の操作キー12と、該ケース内に内蔵されたキ
ーボード制御回路と、該キーボード制御回路から、上記
ケースの外部に引き出された接続ケーブル13とを含ん
でいる、キーボード装置10において、該接続ケーブル
が、ストレートコードから構成されていると共に、該ケ
ースの表面のいずれかに、少なくとも二つ以上のフック
部15と、該接続ケーブルの外部への引出し部分を固定
するための保持部17が、備えられており、該接続ケー
ブルが、該フック部に巻回された後、該保持部に固定さ
れるように、キーボード装置10を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等の本体に接続され、 データ等の入力に使用されるキーボートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなキーボード装置は、実質的に平坦に形成されたケースと、該 ケースの上面に、頭部が突出するように配設された複数個の操作キーと、該ケー ス内に内蔵されたキーボード制御回路と、該キーボード制御回路から、上記ケー スの外部に引き出された接続ケーブルとから構成されている。
【0003】 このような構成のキーボード装置によれば、該接続ケーブルの先端に備えられ たプラグ部を、パーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等の本体に設けられ たキーボード接続用コネクタに対して挿入することにより、該本体に接続される ことになる。かくして、該キーボード装置の各操作キーを押下することにより、 適宜のデータ等の入力等が行なわれ得ることになる。
【0004】 ここで、上記キーボード装置の接続ケーブルは、通常カールコードが使用され ている。これにより、該接続ケーブルは、伸縮自在であり、使用位置に応じて、 該カールコードが伸縮することにより、該接続ケーブルが邪魔にならないように 、構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成のキーボード装置においては、以下のような問 題がある。
【0006】 即ち、接続コードとして、カールコードを使用した、キーボード装置の場合に は、製造の際に、カールコードの巻癖を付与するための工程が必要であり、また ケーブルのシース材として、巻癖を付与し易い材料を使用する必要がある。従っ て、カールコード自体が、比較的高価になってしまい、キーボード装置のコスト が高くなってしまうという問題があった。
【0007】 さらに、カールコードは、その全長に比較して、伸縮可能な長さが比較的短く 、キーボード装置と本体との間の距離が比較的長い場合には、プラグ部に張力が かかることになり、接続不良が発生することがあった。このような場合、延長コ ードを使用すれば、確実に接続され得るようになるが、延長コードも、同様にカ ールコードから構成されているために、比較的高価であり、コストが高くなって しまうことになる。
【0008】 また、接続コード自体が、比較的長いカールコードで構成されるようした場合 には、さらに高価になると共に、該キーボード装置と本体との間の距離が比較的 短いと、カールコードは、最短の長さが決まっているために、あまったコードの 処理が問題になってしまう。
【0009】 本考案は、以上の点に鑑み、接続ケーブルとしてストレートコードを使用する と共に、該ストレートケーブルが簡単な構成により、その繰り出し長さを広範囲 に調節可能とし、容易に収容され得るようにして、低コストで構成され得るよう にした、キーボード装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案によれば、実質的に平坦に形成されたケースと、該ケース の上面に、頭部がそれぞれ突出するように配設された複数個の操作キーと、該ケ ース内に内蔵されたキーボード制御回路と、該キーボード制御回路から、上記ケ ースの外部に引き出された接続ケーブルとを含んでいる、キーボード装置におい て、該接続ケーブルが、ストレートコードから構成されていると共に、該ケース の表面のいずれかに、少なくとも二つ以上のフック部と、該接続ケーブルの外部 への引出し部分を固定するための保持部とが備えられており、該接続ケーブルが 、該フック部に巻回された後、該保持部に固定されるようにしたことを特徴とす る、キーボード装置により、達成される。
【0011】 本考案によるキーボード装置は、好ましくは、上記フック部の中間位置にて、 接続ケーブルを整列した状態で保持するための中間保持部が、該ケースの表面に 備えられている。
【0012】
【作用】
上記構成によれば、ストレートコードから成る接続ケーブルは、キーボードの 底面,側面等の表面に備えられたフック部の間を巻回されることにより、該表面 に沿って引き回されることにより、巻回された部分が、該表面に収納されること になり、その後、接続ケーブルを保持部に固定することにより、余った接続ケー ブルの部分が、該キーボート装置の外部に延びることとなる。
【0013】 従って、上記フック部に巻回される部分の長さを適宜に調整することよって、 使用しない場合には、該接続ケーブルのほぼ全体が、該表面に収納され得ると共 に、使用する場合には、使用位置に合わせて、適宜の長さだけ、該接続ケーブル を該フック部に巻回することにより、該ケースから外部に延びる接続ケーブルの 長さが、パーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等の本体と本キーボート装 置との間の距離に対応した長さに、調整され得ることになる。
【0014】 かくして、接続ケーブルとして、ストレートケーブルを使用しているので、巻 癖を付与する必要がないことから、工程が簡単であると共に、安価なシース材料 を使用することができるために、該接続ケーブルのコストが低減され得ることに なる。
【0015】 また、ケースの底面,側面,背面等の表面に、フック部及び保持部を設けるだ けの簡単な構成によって、接続ケーブルの収納が行なわれ得ることから、接続ケ ーブル収納のためのコストが、低減され得ることになる。
【0016】 さらに、上記フック部の中間位置にて、接続ケーブルを整列した状態で保持す るための中間保持部が、該ケースの表面に備えられている場合には、フック部が 互いに離れている場合であっても、フック部から次のフック部までの接続ケーブ ルが、その中間位置にて、中間保持部によって、整列・保持され得るので、フッ ク部の間で、接続ケーブルが弛んでしまうようなことがなく、整列した状態で、 確実に収納され得ることとなる。
【0017】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1乃至図3は、本考案によるキーボード装置の一実施例を示しており、キー ボード装置10は、実質的に平坦に形成されたケース11と、該ケースの上面に 、頭部が突出するように配設された複数個の操作キー12と、該ケース11内に 内蔵されたキーボード制御回路(図示せず)と、該キーボード制御回路から上記 ケース12の底面にて、図3に示すように、外部に引き出された接続ケーブル1 3とから構成されている。
【0018】 以上の構成は、従来のキーボード装置1と同様の構成であるが、本考案による キーボード装置10においては、該接続ケーブル13は、ストレートコードから 構成されており、その長さは、比較的長く選定されている。
【0019】 さらに、該ケース11の底面には、接続ケーブル13を収納すべき凹部14が 設けられており、該凹部14の図面にて左右の両端付近には、それぞれ3個の接 続ケーブル13が巻回されるべきフック部15が設けられていると共に、該ケー ス11の底面の中央付近には、フック部15に巻回された接続ケーブル13の中 間部分を整列・保持するための中間保持部16が設けられており、さらに凹部1 4の両端付近の背面側には、接続ケーブル13外部への引出し部を固定保持する ための保持部17が設けられている。
【0020】 また、凹部14の表面上に設けられたフック部15,中間保持部16、及び保 持部17の高さは、凹部14の高さ以下に設定され、デスク上へのキーボード装 置1の載置に支障を与えないようになっている。
【0021】 ここで、上記中間保持部16は、図4に示すように、それぞれ接続ケーブル1 3に当接し、該ケーブル13の長手方向に沿って比較的長く形成されたU字状溝 部16aと、該U字状溝部16aの中央部に突出形成され、先端がそれぞれ内側 に膨出形成され、該接続ケーブル13を両側から挟持する一対の挟持片16bと から構成されている。
【0022】 また、上記保持部17は、図5に示すように、それぞれ接続ケーブル13に当 接する両端のU字状支持部17aと、該U字状支部17aの間に設けられ、先端 がそれぞれ内側に膨出形成され、該接続ケーブル13を両側から挟持する一対の 挟持部17bとから構成されている。
【0023】 保持部17は、凹部14の開放された背面側端部の適宜箇所に複数設けること により、接続テーブル13が巻掛けられる最終フック部15の位置に応じて、保 持部を選択でき、弛むことなくケーブル13を保持することができる。
【0024】 さらに、上記フック部15は、図6に示すように接続ケーブル13が巻掛けら れる軸部15bと、軸部15b先端に形成されるケーブル脱落防止用の突出片1 5aとから構成されている。
【0025】 本考案によるキーボード装置10は、以上のように構成されており、接続ケー ブル13は、ケース11の底面から、該ケース11の底面に設けられた凹部14 内に導かれており、図3に示すように、該凹部14内にてフック部15に巻回さ れると共に、該フック部15の中間にて、中間保持部16によって、整列した状 態で、保持されることになる。これにより、該接続ケーブル13は、該凹部14 内に、整列して、収納され得る。
【0026】 このようにして該凹部14内に収容された接続ケーブル13は、その自由端側 が、保持部17によって固定保持されることにより、余った部分が、該保持部1 7からケース11の外方に延びることになる(図3参照)。
【0027】 このような状態から、キーボード装置10を使用する場合には、先づ接続ケー ブル13を、保持部17から外し、さらにフック部15及び中間保持部16から 外すことにより、適宜な長さを繰り出した後、再び該接続ケーブル13の自由端 側を、保持部17により固定保持することにより、所望の長さの接続ケーブル1 3が、ケース11の背面から、外方に向かって延びることになる。このようにし て、適宜の長さの接続ケーブル13が得られることになる。
【0028】 このようにして、適宜の長さに調整された接続ケーブル13は、その先端に備 えられたプラグ部13aを、パーソナルコンピュータ,ワードプロセッサ等の本 体に設けられたキーボード接続用コネクタに対して挿入することにより、該本体 に接続されることになる。かくして、該キーボード装置10の各操作キー12を 押下することにより、適宜のデータ等の入力等が行なわれ得ることになる。
【0029】 ここで、ケース11から外部に延びている接続ケーブル13の長さを調整した い場合には、再び、接続ケーブル13を保持部17から外して、フック部15及 び中間保持部16から外し、または該フック部15に巻回し且つ中間保持部16 に保持させることにより、所望の長さに調整され得ることになり、再び該接続ケ ーブル13の自由端側を保持部17に固定保持することより、調整作業が完了す ることになる。
【0030】 図7は、本考案によるキーボード装置の他の実施例を示しており、キーボード 装置20は、そのケース21の底面に、二つだけのフック部22と、保持部23 が備えられていることにより、接続ケーブル24は、該フック部22に対して、 螺旋状に巻回された後、保持部23によって固定保持されることにより、外部に 引き出されるようになっている点で、図1の実施例とは異なる構成であるが、そ の作用は同様である。また、中間保持部を設けるとさらに有効である。
【0031】 また、図8は、本考案によるキーボード装置のさらに他の実施例を示しており 、キーボード装置30は、ケース31の底面に設けられた凹部32内にて、フッ ク部33が、該凹部の長手方向に沿って、二列に配設されており、接続ケーブル 35は、該フック部33に対して、螺旋状に巻回された後、保持部34によって 固定保持されることにより、外部に引き出されるようになっている点で、図1の 実施例とは異なる構成である。この場合、二列のフック部33が互いに接近して 配設されていることから、中間保持部は不要である。
【0032】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、接続ケーブルとしてストレートコードを 使用すると共に、該ストレートケーブルが簡単な構成により、容易に収容され得 るようにして、低コストで構成され得るようにした、キーボード装置が提供され 得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるキーボード装置の一実施例の平面
図である。
【図2】図1のキーボード装置の背面図である。
【図3】図1のキーボード装置の底面図である。
【図4】図1のキーボード装置の中間保持部の部分拡大
断面図である。
【図5】図1のキーボード装置の保持部の拡大斜視図で
ある。
【図6】図1のキーボード装置のフック部の部分拡大断
面図である。
【図7】本考案によるキーボード装置の他の実施例を示
すフック部周辺のみを示す部分底面図である。
【図8】本考案によるキーボード装置のさらに他の実施
例を示す部分底面図である。
【符号の説明】
10,20,30 キーボード装置 11,21,31 ケース 12 操作キー 13,24,35 接続ケーブル 13a プラグ部 14,32 凹部 15,22,33 フック部 15a 突出片 15b 軸部 16 中間保持部 16a U字状溝部 16b,17b 挟持部 17,23,34 保持部 17a U字状支持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に平坦に形成されたケースと、該
    ケースの上面に、頭部がそれぞれ突出するように配設さ
    れた複数個の操作キーと、該ケース内に内蔵されたキー
    ボード制御回路と、該キーボード制御回路から、上記ケ
    ースの外部に引き出された接続ケーブルとを含んでい
    る、キーボード装置において、 該接続ケーブルが、ストレートコードから構成されてい
    ると共に、該ケースの表面のいずれかに、少なくとも二
    つ以上のフック部と、該接続ケーブルの外部への引出し
    部分を固定するための保持部が、備えられており、該接
    続ケーブルが、該フック部に巻回された後、該保持部に
    固定されるようにしたことを特徴とする、キーボード装
    置。 【請求項1】 上記フック部の中間位置にて、接続ケー
    ブルを整列した状態で保持するための中間保持部が、該
    ケースの表面に備えられていることを特徴とする、請求
    項1に記載のキーボード装置。
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JPH11490A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Brother Ind Ltd ミシン用コントローラ
JP2018147099A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 東芝テック株式会社 キーボード
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