JPH0647846Y2 - 自動車搬送用台車 - Google Patents

自動車搬送用台車

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Publication number
JPH0647846Y2
JPH0647846Y2 JP1984143535U JP14353584U JPH0647846Y2 JP H0647846 Y2 JPH0647846 Y2 JP H0647846Y2 JP 1984143535 U JP1984143535 U JP 1984143535U JP 14353584 U JP14353584 U JP 14353584U JP H0647846 Y2 JPH0647846 Y2 JP H0647846Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sill
link
bogie
vehicle
carriage
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1984143535U
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English (en)
Other versions
JPS6158136U (ja
Inventor
正澄 村井
正弘 岡崎
義彦 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は自動車搬送用台車に関し、特に自動車シルを
支持する受具が台車上の格納位置と台車側方に突出する
シル支持位置との間に水平回動することができる自動車
搬送用台車に関する。
従来の技術 自動車工場において完成自動車を搬送する場合、従来は
オーバーヘッドコンベヤのハンガーアームで自動車両側
をシルにおいて把持する方式が多く用いられており、フ
ロアコンベヤでシルを受けて搬送するものはなかった。
考案が解決しようとする問題点 一般に重量物を搬送する場合はフロアコンベヤの方がオ
ーバーヘッドコンベヤよりも組立、保守に便利であり、
床上の他の設備との干渉が少ない点からもフロアコンベ
ヤの方が使用に便利である。本考案はかかる見地から完
成自動車のシルを受けて搬送するフロアコンベヤに好適
な台車としたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は被搬送自動車の車輪内側内面より小ない幅の台
車の前後両側に自動車シルが載る受具を先端に取付けた
前後2対のアームを水平回動可能に軸支し、各アームを
受具が台車上面に重なる格納位置と台車外側方に突出す
るシル支持位置との間に一斉回動するようリンクで連結
するとともに、該リンクを台車中央部の前後方向に直線
駆動されるスライド金具に取付けたV形リンクと連結
し、該V形リンクの前後方向の直線動によって夫々の受
具を一斉に前記格納位置又は前記シル支持位置に移動さ
せ、該各位置にアームをコイルばねの付勢力により急速
回動させて保持する保持手段を台車フレームに設けた自
動車搬送用台車である。
作用 本考案の台車は、床下を走行する駆動チェーンと係脱し
て床上を走行し、走行路上に自動車の載荷部及び脱荷部
が設けられており、載荷部及び脱荷部にはピット内に台
車昇降装置が設けられる。載荷部においては、下降位置
にある昇降装置上に床下通路を通って空台車が搬入され
る。このときシルは格納位置にあって、ピット幅は最小
に止められる。ついでに昇降装置は上昇し、受具が床上
に出ると昇降装置は一旦停止する。このとき載荷部には
完成自動車が搬入されており、そのシルと受具との間に
は間隙がある。この状態でピット内に設けたエアシリン
ダがスライド金具に取付けたV形リンクを台車中央部の
前後方向に直線動させて夫々の受具をシル支持位置へ回
動させる。ついで昇降装置が再上昇し、受具が車体シル
に当接して自動車を台車上に支持し、上昇限位置に達す
ると昇降装置上のフィーダが作動して台車を載荷部外へ
押し出す。台車はさらに駆動チェーンと係合して搬送さ
れる。脱荷部においては上記とほぼ逆の動作が行われ
る。
台車は自走形でもよく、或はレール上を走行する複数の
キャリヤの連結体の一部を台車が構成して先頭キャリヤ
が駆動チェーンと係合して前記連結体を搬送する形式の
ものでもよい。
実施例 第1図ないし第3図は、被搬送自動車の車輪内側間隔よ
り小なる幅を有する台車のフレーム1の前後に設けたピ
ン2が図示しない駆動チェーンに設けた孔に係入して自
在車輪3により床上を走行する台車を示す。長方形状の
台車フレーム1の前後両側の隅に固定したピン4,5によ
り夫々1対のアーム6,7が水平回動可能に軸止され、各
アーム6,7の先端に編目入りゴムよりなるシル受具8,9を
固定する。シル受具8,9はほぼ長方形状で、第1図では
1辺が台車フレーム1の側縁10と一致してフレーム1の
上面に重なる格納位置にある。
上記格納位置において、アーム6,7を軸支したピン4,5
に、夫々ピン4,5を中心として側縁10より内側へ45度の
角度をもって斜め前方及び斜め後方に突出するリンク1
1,12を固着し、リンク12の先端とアーム6上でピン4の
中心を通る長手方向の線上の特定の点Pとをリンク13に
て連結し、リンク13の長さを適当に選定して、リンク1
1,12が一斉に90度だけ夫々斜め後方及び斜め前方に連動
回転するように構成する。したがって、リンク11が前記
のように斜め後方の鎖線位置に90度回転すると、シル受
具8,9は第1図に鎖線で示す最も台車外側方に突出する
シル支持位置8a,9aへ回動する。台車フレーム1の中央
に前後方向に固定した縦棧14上に、両側に凹溝15を有す
る案内レール16を固着し、案内レール16を上方から囲む
スライド金具17の内側に凹溝15と相対する凹溝を設け、
両凹溝内にボールを嵌入させてスライド金具17を案内レ
ール16に沿って軽快に前後直線動できるように構成し、
スライド金具17に逆U形の駆動金具18とV形リンク19を
固定する。V形リンク19の前部両端にピン20を固着し、
リンク11の先端部分に設けた長孔21内に嵌入させる。
保持手段22はチューブ23内を摺動するロッド24をチュー
ブ内のコイルばねが押し出す構造を有し、台車フレーム
1のピン5の中心を通る台車巾方向の線上の点Qとリン
ク12の先端とに夫々チューブ23の基端とロッド24の先端
とを連結する。しかるとき保持手段22は、リンク12が前
記台車巾方向の線を通過したとき通過方向にリンク12を
急速回動させるようにリンク12をコイルばねの付勢力に
より加速し、アーム6,7を図示しないストッパに当接す
るまで回動してシル受具8,9を前記格納位置又はシル支
持位置に確実に保持する。
上記構造において、駆動金具18の垂下脚25の一方を載荷
部においてイからロの位置へ、また他方を脱荷部におい
てロからイの位置へエアシリンダ等により押動すれば、
V形リンク19のピン20が長孔21内を滑動しつつリンク11
を後方又は前方に回動し、シル受具8,9は一斉に連動し
て前記シル支持位置又は格納位置へ回動して、その位置
に保持される。
考案の効果 本考案は、夫々のシル受具が一斉に格納位置とシル支持
位置との間に回動するようリンクで連結されているの
で、該リンクを前後方向に直線駆動されるV形リンクに
連結するだけで夫々のシル受具の同期動作が確実に且つ
円滑に行われるとともに駆動手段も複雑でないから、台
車上での該駆動手段の占有空間も小さく被搬送自動車の
搭載に全く支障を与えるおそれはなく、また、シル受具
の格納位置およびシル支持位置への回動動作は、保持手
段のコイルばね付勢力により急速に行われ、しかも夫々
の位置にシル受具を保持することができるので、シル受
具の格納位置及びシル支持位置への移動が迅速に対応さ
れ、搬送効率の工場にすぐれた効果を有するものであ
り、さらに、シル支持位置における受具の側方突出寸法
を大にすることが容易であり、したがって、載荷部や脱
荷部に設ける自動車搬送用の片引きスラットコンベヤに
台車が干渉しないよう台車幅を小にすることができるほ
か、被搬送自動車は受具以外では台車に接触しないか
ら、被搬送自動車の中に大型車と小型車が混在しても支
障なく搬送することができる等の効果があり、またシル
受具を回転移動させるから構造が簡易でガタが少なく、
移載動作の寸法精度を容易に向上し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は平面図、第2
図は立面図、第3図は側面図である。 6,7……アーム、8,9……シル受具 11,12……リンク、22……保持手段 17……スライド金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 横井 義彦 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−143899(JP,A) 実開 昭59−12784(JP,U) 実開 昭55−167921(JP,U) 実開 昭59−112898(JP,U) 実開 昭47−18222(JP,U) 実公 昭46−27314(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被搬送自動車の車輪内側間隔より小なる幅
    の台車の前後両側に、自動車シルが載る受具を先端に取
    付けた前後2対のアームを水平回動可能に軸支し、各ア
    ームを受具が台車上面に重なる格納位置と台車外側方に
    突出するシル支持位置との間に一斉回動するようリンク
    で連結するとともに、該リンクを台車中央部の前後方向
    に直線駆動されるスライド金具に取付けたV形リンクと
    連結し、該V形リンクの前後方向の直線動によって夫々
    の受具を一斉に前記格納位置又は前記シル支持位置に移
    動させ、該各位置にアームをコイルばねの付勢力により
    急速回動させて保持する保持手段を台車フレームに設け
    たことを特徴とする自動車搬送用台車。
JP1984143535U 1984-09-25 1984-09-25 自動車搬送用台車 Expired - Lifetime JPH0647846Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984143535U JPH0647846Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25 自動車搬送用台車

Applications Claiming Priority (1)

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JP1984143535U JPH0647846Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25 自動車搬送用台車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6158136U JPS6158136U (ja) 1986-04-18
JPH0647846Y2 true JPH0647846Y2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=30701827

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984143535U Expired - Lifetime JPH0647846Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25 自動車搬送用台車

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55167921U (ja) * 1979-05-21 1980-12-03
JPS5912784U (ja) * 1982-07-17 1984-01-26 トヨタ自動車株式会社 車両搬送装置
JPS59112898U (ja) * 1983-01-19 1984-07-30 日本輸送機株式会社 低昇降型運搬車
JPS59143899A (ja) * 1983-02-04 1984-08-17 中西金属工業株式会社 天井コンベアと床面コンベア間の被搬送物移替用昇降装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6158136U (ja) 1986-04-18

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