JPH064752Y2 - 椅子における背もたれシェル - Google Patents

椅子における背もたれシェル

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JPH064752Y2
JPH064752Y2 JP5461590U JP5461590U JPH064752Y2 JP H064752 Y2 JPH064752 Y2 JP H064752Y2 JP 5461590 U JP5461590 U JP 5461590U JP 5461590 U JP5461590 U JP 5461590U JP H064752 Y2 JPH064752 Y2 JP H064752Y2
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JP
Japan
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shell
backrest
chair
backrest shell
mounting portion
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JP5461590U
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保志 菊地
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、椅子における背もたれシェルに関する。
〔従来の技術〕
従来の椅子における背もたれシェルは、通常、硬質プラ
スチックからなり、正面視においてほぼ方形を呈してい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
座者の背中による荷重に応じて、背もたれの上部が、前
後方向に曲がったり、左右方向に捩ったりすることがで
きることは望ましいが、正面視において方形を呈してい
る従来の背もたれシェルにおいては、このようなこと
は、実質的に不可能であった。
そのため、例えば、特公昭61-253010号公報、特開昭58-
159707号公報、特開昭60-60813号公報に示されているよ
うに、背もたれを座と別体に構成し、両者を、可撓性で
連結していた。
従って、部品点数および生産工数は増加し、またデザイ
ン上でも制約を受けていた。
〔課題を解決するための手段〕 本考案によると、上記課題は、両側縁適所に、内方へ向
かう切込みを設けたことにより解決される。
〔作用〕
背もたれシェルの上部に荷重がかかると、背もたれシェ
ルの上部は、前後に若干回動したり、左右に捩れたりす
ることができる。
〔実施例〕
実施例においては、背もたれシェル(1)は、硬質プラス
チックからなり、インナーシェル(2)の背面にアウター
シェル(3)を重合して構成され、座シェル(4)と連続的に
一体をなしている。
インナーシェル(2)の背面のほぼ中央部には、取付用の
左右のねじ孔(5)(5)があけられており、アウターシェル
(3)の対応部分には、通孔(6)(6)があけられている。
インナーシェル(2)およびアウターシェル(3)におけるね
じ孔(5)(5)および通孔(6)(6)のやや上方における両側縁
から、各孔(5)(6)の方向に向かって、比較的狭幅の凹入
切込み(7)(7)が設けられている。
インナーシェル(2)の背面におけるねじ孔(5)(5)の周囲
には、荷重をできるだけ広く分散させるために、上下、
左右並びに斜方向を向く多数のリブ(8)(8)が突設されて
いる。
座シェル(4)(4)の両側縁前部適所にも、内方を向く凹入
切込み(9)が設けられている。
インナーシェル(2)とアウターシェル(3)を重合した背も
たれシェル(1)(したがって座シェル(4)も)は、そのま
まで、あるいは適宜クッション材および表皮材で被覆し
た後、フレームに取付けられる。
第1図における(10)はフレームで、平面視前向U形をな
す台杆(11)の左右前端より、後向 形の縦杆(12)(12)を立設し、縦杆(12)(12)の後端同士
を、横杆(13)をもって連結するとともに、横杆(13)の中
央部に、左右一対の孔(14)(14)を有する取付ブラケット
(15)を固着し、かつ左右の縦杆(12)(12)の垂直部の要所
同士を、受杆(16)をもって連結したものである。
座シェル(4)の切込み(9)よりやや後方を、受杆(16)上に
載置して適宜固定するとともに、背もたれシェル(1)
を、横杆(13)の前側に位置させ、ボルト(17)を、取付ブ
ラケット(15)の孔(14)および通孔(6)を経て、ねじ孔(5)
へ螺合する。
なお、アウターシェル(3)を省略して実施することもあ
る。
〔考案の効果〕
(a)背もたれシェルにおける切込みの上方部分は、座者
の荷重を受けると、前後に回動したり、左右に捩れたり
するので、座り心地はよい。
(b)背面のほぼ中央部にフレームに対する取付部を設
け、かつ切込みをこの取付部の方へ向けると、前記回動
および捩れは、より良好となる。
(c)背もたれシェルにおける取付用ねじ孔の周囲に荷重
分散用のリブを設けてあるので、応力の集中は防止さ
れ、強度的に有利である。
(d)構造が単純で生産性にすぐれ、安価に製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の背もたれシェルの一実施例を備える
椅子の後方斜視図、 第2図は、同じくインナーシェルの後方斜視図、 第3図は、背もたれシェルの要部横断面図である。 (1)背もたれシェル、(2)インナーシェル (3)アウターシェル、(4)座シェル (5)ねじ孔、(6)通孔 (7)切込み、(8)リブ (9)切込み、(10)フレーム (11)台杆、(12)縦杆 (13)横杆、(14)孔 (15)取付ブラケット、(16)受杆 (17)ボルト

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側縁適所に、内方へ向かう切込みを設け
    てなる椅子における背もたれシェル。
  2. 【請求項2】背面のほぼ中央部に、フレームに対する取
    付部を備え、かつ切込みが、この取付部の方を向いてい
    る請求項(1)記載の椅子における背もたれシェル。
  3. 【請求項3】取付部の周囲に、荷重分散用のリブを設け
    てなる請求項(2)記載の椅子における背もたれシェル。
  4. 【請求項4】座シェルと一体をなしている請求項(1)〜
    (3)のいずれかに記載の椅子における背もたれシェル。
JP5461590U 1990-05-28 1990-05-28 椅子における背もたれシェル Expired - Lifetime JPH064752Y2 (ja)

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JPH0415461U JPH0415461U (ja) 1992-02-07
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JP4948975B2 (ja) * 2006-11-10 2012-06-06 株式会社岡村製作所 椅子の背凭れ装置
JP6684114B2 (ja) * 2016-03-10 2020-04-22 タカノ株式会社 椅子の背もたれ

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JPH0415461U (ja) 1992-02-07

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