JP7095315B2 - 乗物用シート - Google Patents

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本発明は、乗物用シートに関する。
二人掛け用の乗物用シートのシートバックが2つに分割されて、一方に対して他方を連結してシートクッションに対して起立した位置とする状態と、一方に対して他方を分離して他方をシートクッションに重ね合わせた状態と、に切り換え可能なものが知られている。下記特許文献1に開示されている自動車用シートのシートバックにおいては、上記一方に相当する車体側に設けられたストライカに対して、上記他方に相当するシートバックの上端部における車幅方向端部に切欠き部が設けられてそこに軸支されたロック部材が係合可能とされている。そして、ロック部材がストライカに係合することにより、シートバックをシートクッションに対して起立した位置とする状態にすることができる。
特許第5477730号公報
特許文献1に開示された技術においては、ストライカが車体側に設けられておりストライカの取付部周縁に凹み等がないので問題はないが、ストライカをシートバックの一方に取付けた場合にはストライカの取付部周縁に凹みが生じそこに異物が入る可能性があるという問題があった。すなわち、シートバックの一方にストライカを取付けようとした場合、クッション材であるバックパッドに設けた孔を通してストライカをシートバックの外部に露出させなければならないので、ストライカの周縁に孔の一部が位置してバックパッドの表面を覆う表皮材であるバックカバーの支持が不十分になる。これによって、孔を覆うバックカバーが孔方向に変形して異物が入る可能性が生ずる。
このような問題に鑑み本発明の課題は、分割タイプのシートバックを備えた乗物用シートにおいて、一方のシートバックに設けられたストライカ周縁に異物が入り込むのを簡潔な構造で抑制した乗物用シートを提供することにある。
本発明の第1発明は、乗物用シートであって、シートクッションとシートバックとを備え、前記シートバックはシート幅方向に複数に分割されており、分割された前記シートバックの内の一つである第1シートバックは前記シートクッションに対して起立した起立状態とされることができ、前記第1シートバックに隣接する第2シートバックは前記シートクッションの後部と前記第2シートバックの下部との間に設けられた回動軸を中心として前記シートクッションに対して前後方向に回動可能であって前記起立状態の前記第1シートバックに連結されて前記起立状態とされることができ、前記第1シートバックは、骨格であるフレームと、該フレームを覆うクッション材であるパッドと、該パッドを覆う表皮材であるカバーと、を備え、前記フレームには前記第2シートバックの方向に突出するストライカが取付けられ、前記パッドには前記ストライカを通す貫通孔が設けられ、前記パッドと前記カバーとの間には前記貫通孔を覆って前記カバーが変形して異物が前記貫通孔の中に入るのを抑制する樹脂板部材が配設されており、前記第2シートバックには前記ストライカと係合して前記第1シートバックに対して前記第2シートバックを連結するロック機構が配設されていることを特徴とする。
第1発明によれば、ストライカのフレームへの取付部とカバー表面との間に空間部を設けてもパッドとカバーとの間には貫通孔を覆ってカバーが変形して異物が貫通孔の中に入るのを抑制する樹脂板部材が配設されているので貫通孔への異物の進入を抑止できる。すなわち、カバーが変形して異物が貫通孔の中に入らないようにカバーを支持するためにフレームに延設部を設けなくてもよい。これによって、フレームの構造を簡潔化できるとともに重量の増加を抑制できる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記ストライカの前記第2シートバックの側は、シート幅方向に平行に延びる一対の棒状部材を前記第2シートバック側で連結した前記フレームの方向に開口する略U字状に形成されており、前記樹脂板部材には前記一対の棒状部材を通すための平行に延びる一対の係止孔が設けられていることを特徴とする。
第2発明によれば、ストライカの一対の棒状部材の間における貫通孔は、樹脂板部材の一対の係止孔の間部分によって覆われる。これによって、略U字状に形成されたストライカを採用しても一対の棒状部材の間における貫通孔内に異物が侵入するのを抑制できる。
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記一対の係止孔は、前記一対の棒状部材に対応する孔と該孔から前記樹脂板部材の外周端部まで延びるスリットから形成されていることを特徴とする。
第3発明によれば、ストライカの一対の棒状部材の間における貫通孔は、樹脂板部材の一対の係止孔の間部分によってほぼ隙間なく覆われるので、カバーが変形して異物が貫通孔の中に入るのをより効果的に抑制できる。
本発明の一実施形態である自動車用シートの斜視図である。 図1のII部分を拡大して示す図である。 図2のIII-III矢視線断面図である。 左側シートバックのバックフレームの正面図である。 図4のV-V矢視線断面図である。 図2に対応する部分のバックパッドを示す図である。 図2に対応する部分のバックフレームにバックパッドを被せた状態を示す図である。 図2に対応する部分のバックフレームにバックパッドを被せて樹脂板部材を取付けた状態を示す図である。 図2に対応する部分のバックフレームにバックパッドを被せて樹脂板部材を取付けその上にバックカバーを被せた状態を示す図である。 樹脂板部材の斜視図である。
図1~図10は、本発明の一実施形態の自動車用シート10に本発明を適用した例を示す。各図中、矢印により自動車用シート10を自動車のフロアFに取付けたときの自動車及び自動車用シート10の各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
図1に示すように、自動車用シート10は、いわゆる6:4分割タイプのリアシートの6側である。着座部となるシートクッション11と、背凭れとなるシートバック13と、を備えている。シートバック13は、その下端部がシートクッション11の後端部に取付けられている。ここで、自動車用シート10が、特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
シートクッション11は、骨格を成す金属製のクッションフレーム11Fと、クッションフレーム11Fの上に支持されるクッション材としてのクッションパッド11Pと、クッションパッド11Pに被せられる表皮材としてのクッションカバー11Cと、を備える。クッションフレーム11Fは、枠材、線材、板材等を使用した任意の形状のものを含む。
シートバック13は、左右方向において2つに分かれており、左側の左シートバック20と、右側かつ車両中央側の中シートバック30と、を有する。左シートバック20と中シートバック30は、それらの下端部側がシートクッション11の後端部上方において左右方向に延びて配設された回動軸Pによって前後方向に回動可能に軸支されている。図1において、左シートバック20は、シートクッション11に対して起立して乗員の着座が可能な起立状態にある。また、中シートバック30は、二点鎖線で示されるのがシートクッション11に対して起立して乗員の着座が可能な起立状態で、実線で示されるのがシートクッション11の上面に対して重ね合わせた折畳状態である。ここで、左シートバック20が、特許請求の範囲の「第1シートバック」に相当し、中シートバック30が、特許請求の範囲の「第2シートバック」に相当する。
左シートバック20は、骨格を成す金属製のバックフレーム21と、バックフレーム21の上に支持されるクッション材としてのバックパッド22と、バックパッド22に被せられる表皮材としてのバックカバー23と、を備える。図4及び図5に示すように、バックフレーム21は、上下方向に延びる左右一対のサイドフレーム21aと、各サイドフレーム21aの上端部間を連結するアッパフレーム21bと、各サイドフレーム21aの下端部側間を連結するロアフレーム21cと、を備え、正面視で略矩形状に形成されている。アッパフレーム21bは、横断面が円形のパイプを正面視で下方向に開口した略U字状に曲げ加工して形成されている。ロアフレーム21cは、横断面が円形のパイプが左右方向に延びて形成されている。アッパフレーム21bの右端部側(中シートバック30の側)におけるサイドフレーム21aとの連結部の上部にはブラケット21dが溶接により取付けられて、ブラケット21dにはストライカ21eが溶接により取付けられている。ここで、バックフレーム21、バックパッド22、バックカバー23が、それぞれ、特許請求の範囲の「フレーム」、「パッド」、「カバー」に相当する。
図4及び図5に示すように、ブラケット21dは、横断面が左方向に開口した略U字状で上下方向に延びる形状に形成されている。そして、開口端部側がアッパフレーム21bの外周部に嵌め込まれて上下方向の中央部に溶接部Wが設けられて連結されている。ブラケット21dは、アッパフレーム21bに連結された状態で、前面部21d1、後面部21d2、右面部21d3を有する。ストライカ21eは、断面が円形の丸棒が折り曲げ加工を施されて形成されている。ストライカ21eは、上面視で前棒部21e1と、後棒部21e2と、前棒部21e1と後棒部21e2の右端部を連結する右棒部21e3と、を有する。前棒部21e1は、右端部から左方向に向かって延びる第1前棒部21e11と、左端部から上方向に向かって延びる第2前棒部21e12と、第1前棒部21e11の左端部と第2前棒部21e12の上端部とを連結する第3前棒部21e13と、を有する。第2前棒部21e12は、横断面が長軸を前後方向とする楕円形に形成されており、第2前棒部21e12の上端部は、第1前棒部21e11より前方かつ下方に配置されている。後棒部21e2は、右端部から左方向に向かって延びる第1後棒部21e21と、左端部から上方向に向かって延びる第2後棒部21e22と、第1後棒部21e21の左端部と第2後棒部21e22の上端部とを連結する第3後棒部21e23と、を有する。第2後棒部21e22は、横断面が長軸を左右方向とする楕円形に形成されており、第2後棒部21e22の上端部は、第1後棒部21e21より前方かつ下方に配置されている。第1前棒部21e11と第1後棒部21e21の左右方向の長さはほぼ同一とされており、第1前棒部21e11と第1後棒部21e21と右棒部21e3は同一面上にあって、上面視で左方向に開口した略U字状をしている。第2前棒部21e12の左面側は、ブラケット21dの右面部21d3の右側面に当接した状態で溶接により連結されている。第2後棒部21e22の前側面は、ブラケット21dの後面部21d2の後側面に当接した状態で溶接により連結されている。これによって、ストライカ21eは、右端部側がアッパフレーム21bから右方向に突出した状態で連結されている。ここで、第1前棒部21e11と第2前棒部21e12が、特許請求の範囲の「一対の棒状部材」に相当する。
図2、図3及び図6に示すように、バックパッド22は、発泡ウレタン樹脂のモールド成形品で、バックフレーム21の前面側を覆う前壁部22aと、後面側を覆う後壁部22bと、側面側を覆う側面部22cと、を有する。側面部22cの上部には、ストライカ21eを通すためのストライカ21eに沿って左右方向に延びる貫通孔22c1が形成されている。貫通孔22c1の右側の開口部は、長軸を前後方向として長軸方向の前後方向長さが、第1前棒部21e11の前端部と第2前棒部21e12の後端部との長さにほぼ等しい略矩形状に形成されている。
図2~図5及び図10に示すように、樹脂板部材24は、可撓性のある樹脂の板状部材でバックパッド22の貫通孔22c1の右側の開口部より若干大きい略矩形状をしている。樹脂板部材24の上下方向の略中央部には、ストライカ21eの第1前棒部21e11と第2前棒部21e12に対応して、前後方向に並ぶ前係止孔24aと後係止孔24bが形成されている。前係止孔24aと後係止孔24bの直径は、ストライカ21eの第1前棒部21e11と第2前棒部21e12の直径よりわずかに大きく形成されている。樹脂板部材24の前係止孔24aと後係止孔24bには、それぞれ、下端部と連結する上下方向に延びるスリット24a1とスリット24b1が形成されている。これによって、樹脂板部材24は、ストライカ21eの第1前棒部21e11と第2前棒部21e12に対して上方から下端部側を押しつけていくと、第1前棒部21e11と第2前棒部21e12がそれぞれスリット24a1とスリット24b1を通って、前係止孔24aと後係止孔24bに係合する。図2及び図8に、樹脂板部材24がストライカ21eに係合した状態を示す。このとき、樹脂板部材24の上下前後の端縁部は、バックパッド22の貫通孔22c1における右側の開口部の上下前後の外周縁部に当接して右側の開口部を覆う。ここで、前係止孔24a及びスリット24a1と、後係止孔24b及びスリット24b1と、が特許請求の範囲の「一対の係止孔」に相当する。また、前係止孔24aと後係止孔24bが、それぞれ、特許請求の範囲の「孔」に相当する。
図7~図9に基づいて、左シートバック20の組立て工程について説明する。まず、図7に示すようにバックフレーム21に対してバックパッド22を被せつけ、ストライカ21eを貫通孔22c1に通して先端部を右方に突出させる。このとき、第1前棒部21e11の前端部と第2前棒部21e12の後端部は、貫通孔22c1の外周縁部である前端縁部と後端縁部に当接しているが、第1前棒部21e11及び第2前棒部21e12の上端縁部と下端縁部は、貫通孔22c1の外周縁部である上端縁部と下端縁部には当接していない。次に、図8に示すように、樹脂板部材24の下端部側を、ストライカ21eの第1前棒部21e11と第2前棒部21e12に対して上方から押しつけていき、第1前棒部21e11と第2前棒部21e12がそれぞれスリット24a1とスリット24b1を通って、前係止孔24aと後係止孔24bに係合するようにする。樹脂板部材24がストライカ21eに係合した状態で、樹脂板部材24の左側面をバックパッド22の側面部22cの左側面に当接させる。これによって、貫通孔22c1の右側の開口部は樹脂板部材24によって覆われ塞がれた状態となる。最後に、図9に示すように、樹脂板部材24が取付けられたバックパッド22に対してバックカバー23を被せ、バックカバー23におけるストライカ21eに対応する部位に形成した長孔23aからストライカ21eを外側へ突出させることによって左シートバック20を完成させる。
図1に示すように、中シートバック30は、骨格を成す金属製のバックフレーム31と、バックフレーム31の上に支持されるクッション材としてのバックパッド32と、バックパッド32に被せられる表皮材としてのバックカバー33と、を備える。中シートバック30の起立状態において、バックフレーム31の左側(左シートバック20の側)の上端部側には、ストライカ21eに対してロック又はアンロックが可能なロック機構31aが配設されている。図1において、中シートバック30を実線で示す折畳状態から前端部側を上後方に回動させて起立状態とすると、ロック機構31aはストライカ21eに対してロック状態となり左シートバック20に対して連結される。中シートバック30の上方に突出した操作ベルト31bを牽引すると、ロック機構31aのストライカ21eに対するロックが解除されてアンロック状態となる。
以上のように構成される実施形態は、以下のような作用効果を奏する。ストライカ21eのブラケット21dへの取付部とバックカバー23との間に貫通孔22c1を設けても、バックパッド32とバックカバー33との間には貫通孔22c1の開口を覆ってバックカバー33が変形して異物が貫通孔22c1の中に入るのを抑制する樹脂板部材24が配設されている。これによって、貫通孔22c1の中への異物の進入を抑止できる。すなわち、バックカバー33が変形して異物が貫通孔22c1の中に入らないようにバックカバー33を支持するためにブラケット21dの右面部21d3をバックカバー33の左面部近傍までもってくるようにブラケット21dを大型化する必要がなく重量の増加を抑制できる。
また、ストライカ21eは、左右方向に平行に延びる第1前棒部21e11と第2前棒部21e12が右棒部21e3で連結されて上面視で左方向に開口する略U字状に形成されている。そして、樹脂板部材24には、第1前棒部21e11を通すための前係止孔24a及びスリット24a1と、第2前棒部21e12を通すための後係止孔24b及びスリット24b1が設けられている。これによって、ストライカ21eの第1前棒部21e11と第2前棒部21e12の間における貫通孔22c1は、樹脂板部材24の、前係止孔24a及びスリット24a1と、係止孔24b及びスリット24b1と、の間部分によって覆われるので、略U字状に形成されたストライカ21eを採用しても第1前棒部21e11と第2前棒部21e12の間における貫通孔22c1内に異物が侵入するのを抑制できる。
さらに、第1前棒部21e11が前係止孔24aに係合し、第2前棒部21e12が後係止孔24bに係合したとき、樹脂板部材24のスリット24a1とスリット24b1が形成された部分は、スリット24a1とスリット24b1が閉じて貫通孔22c1の開口がほぼ隙間なく覆われる。これによって、バックカバー33が変形して異物が貫通孔22c1の中に入るのをより効果的に抑制できる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態では、左シートバック20と中シートバック30が、下端部側がシートクッション11の後端部上方において左右方向に延びて配設された回動軸によって前後方向に回動可能に軸支されているものとして構成した。しかし、これに限らず、左シートバック20は、シートクッション11に対して回動せず、起立状態に固定されているものであってもよい。また、左シートバック20と中シートバック30以外の他のシートバックを含むものであってもよい。
2.上記実施形態では、ストライカ21eは、第1前棒部21e11と第2前棒部21e12が右棒部21e3で連結されて上面視で左方向に開口する略U字状に形成されているものとして構成した。しかし、これに限らず、1本の棒体のみのストライカであってもよい。この場合、貫通孔は上記1本の棒体の周縁部に配設され、樹脂板部材はその開口部を覆って取付けられる。
3.上記実施形態では、本発明を自動車のシートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
10 自動車用シート(乗物用シート)
11 シートクッション
13 シートバック
20 左シートバック(第1シートバック)
21 バックフレーム(フレーム)
21e ストライカ
21e11 第1前棒部(一対の棒状部材)
21e12 第2前棒部(一対の棒状部材)
22 バックパッド(パッド)
22c1 貫通孔
23 バックカバー(カバー)
23a 長孔
24 樹脂板部材
24a 前係止孔(一対の係止孔、孔)
24a1 スリット(一対の係止孔)
24b 後係止孔(一対の係止孔、孔)
24b1 スリット(一対の係止孔)
30 中シートバック(第2シートバック)
31a ロック機構
F フロア
P 回動軸

Claims (1)

  1. 乗物用シートであって、
    シートクッションとシートバックとを備え、
    前記シートバックはシート幅方向に複数に分割されており、
    分割された前記シートバックの内の一つである第1シートバックは前記シートクッションに対して起立した起立状態とされることができ、
    前記第1シートバックに隣接する第2シートバックは前記シートクッションの後部と前記第2シートバックの下部との間に設けられた回動軸を中心として前記シートクッションに対して前後方向に回動可能であって前記起立状態の前記第1シートバックに連結されて前記起立状態とされることができ、
    前記第1シートバックは、骨格であるフレームと、該フレームを覆うクッション材であるパッドと、該パッドを覆う表皮材であるカバーと、を備え、
    前記フレームには前記第2シートバックの方向に突出するストライカが取付けられ、
    前記パッドには前記ストライカを通す貫通孔が設けられ、
    前記パッドと前記カバーとの間には前記貫通孔を覆って前記カバーが変形して異物が前記貫通孔の中に入るのを抑制する樹脂板部材が前記カバーと一体化されない状態で配設されており、
    前記第2シートバックには前記ストライカと係合して前記第1シートバックに対して前記第2シートバックを連結するロック機構が配設されており、
    前記ストライカの前記第2シートバックの側は、シート幅方向に平行に延びる一対の断面が円形の棒状部材を前記第2シートバック側で連結した前記フレームの方向に開口する略U字状に形成されており、前記樹脂板部材には前記棒状部材を通すための平行に延びる前記棒状部材の直径よりわずかに大きい直径の係止孔が一対設けられており、
    前記一対の係止孔は、前記一対の棒状部材に対応する孔と該孔から前記樹脂板部材の外周縁部まで延び前記一対の棒状部材を通して前記孔に導く線状のスリットから形成されている乗物用シート。

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