JPH0646764B2 - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JPH0646764B2 JPH0646764B2 JP9986085A JP9986085A JPH0646764B2 JP H0646764 B2 JPH0646764 B2 JP H0646764B2 JP 9986085 A JP9986085 A JP 9986085A JP 9986085 A JP9986085 A JP 9986085A JP H0646764 B2 JPH0646764 B2 JP H0646764B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- read
- image sensor
- line
- image
- line memory
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電荷蓄積型イメージセンサを用いて、文字や画
像等の原稿を、副走査速度の変化に拘らず安定に光学的
に読み取る画像読取装置に関するものである。
像等の原稿を、副走査速度の変化に拘らず安定に光学的
に読み取る画像読取装置に関するものである。
従来の技術 一般に電荷蓄積型イメージセンサで読み取った画情報を
外部装置(たとえばプリンタや画像処理を行うコンピュ
ータ等)を転送する場合、イメージセンサの読取速度が
外部装置の処理速度よりも速い。従って、イメージセン
サからの読み取り画信号を1ページ分メモリに記憶さ
せ、外部装置の処理速度に合わして転送する方法や、読
み取り速度を外部装置の処理速度を合わして可変する方
法等があったが、前者の場合、大容量のメモリを有し、
後者の場合、読み取り速度の変化により電荷蓄積時間が
変化し、画信号の出力レベルが安定しないという欠点が
あった。
外部装置(たとえばプリンタや画像処理を行うコンピュ
ータ等)を転送する場合、イメージセンサの読取速度が
外部装置の処理速度よりも速い。従って、イメージセン
サからの読み取り画信号を1ページ分メモリに記憶さ
せ、外部装置の処理速度に合わして転送する方法や、読
み取り速度を外部装置の処理速度を合わして可変する方
法等があったが、前者の場合、大容量のメモリを有し、
後者の場合、読み取り速度の変化により電荷蓄積時間が
変化し、画信号の出力レベルが安定しないという欠点が
あった。
これらの問題点を解決する手段として、電荷蓄積型イメ
ージセンサの出力画信号を第1および第2のメモリに1
ライン毎交互に書き込み、且つこれらの書込まれた画信
号を所定の走査速度で1ライン毎交互に読み出す構成
で、可変設定される読出時間の最短時間以内に、前記イ
メージセンサによる一定時間の電荷蓄積とその蓄積電荷
によって示される1ラインの画信号をメモリに書き込む
動作とを完了するようにした方法がある(特開昭59−
105763号公報)。
ージセンサの出力画信号を第1および第2のメモリに1
ライン毎交互に書き込み、且つこれらの書込まれた画信
号を所定の走査速度で1ライン毎交互に読み出す構成
で、可変設定される読出時間の最短時間以内に、前記イ
メージセンサによる一定時間の電荷蓄積とその蓄積電荷
によって示される1ラインの画信号をメモリに書き込む
動作とを完了するようにした方法がある(特開昭59−
105763号公報)。
第3図はこの従来例の動作原理を説明するための図であ
る。外部装置の処理速度、つまりメモリからの読出し速
度に同期して定められた走査スタート信号STの最短周
期、つまりメモリの読出し時間の最短時間の1/2以下の
周期のサンプル信号SHで前記イメージセンサを駆動す
る。このように構成して、読出し時間の最短時間の1/2
以下に定められた一定時間に電荷の蓄積され、同じ時間
をかけて、この蓄積した画信号が読出される。これに要
する時間は常に前記読出し時間の最短時間以内となる。
この1ライン毎の一定時間の電荷の蓄積により得られた
画信号を、第3図に示すように第1および第2のメモリ
に交互に書込み、1ライン遅延させて、書込まれた画信
号を外部装置の処理速度に応じて読み出す。
る。外部装置の処理速度、つまりメモリからの読出し速
度に同期して定められた走査スタート信号STの最短周
期、つまりメモリの読出し時間の最短時間の1/2以下の
周期のサンプル信号SHで前記イメージセンサを駆動す
る。このように構成して、読出し時間の最短時間の1/2
以下に定められた一定時間に電荷の蓄積され、同じ時間
をかけて、この蓄積した画信号が読出される。これに要
する時間は常に前記読出し時間の最短時間以内となる。
この1ライン毎の一定時間の電荷の蓄積により得られた
画信号を、第3図に示すように第1および第2のメモリ
に交互に書込み、1ライン遅延させて、書込まれた画信
号を外部装置の処理速度に応じて読み出す。
発明が解決しようとする問題点 上記した構成によると、メモリの読出し時間に同期した
1ラインの走査スタート信号と、イメージセンサの読取
りスタート信号とを同期させているために、イメージセ
ンサの読取りスタート信号を発生させるためのイメージ
センサ駆動回路が、一定の周期の読取りスタート信号を
発生させるためのイメージセンサ駆動回路に比べて複雑
になるという問題点が生じる。
1ラインの走査スタート信号と、イメージセンサの読取
りスタート信号とを同期させているために、イメージセ
ンサの読取りスタート信号を発生させるためのイメージ
センサ駆動回路が、一定の周期の読取りスタート信号を
発生させるためのイメージセンサ駆動回路に比べて複雑
になるという問題点が生じる。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、読出しおよび書
込み動作を交互に行う少なくとも2個のラインメモリ
と、読出し動作状態のメモリからの読出し終了を示す信
号により書込むラインメモリと読出すラインメモリとを
切換える手段と、イメージセンサの読取周期を読出し状
態にあるラインメモリの読出し時間の最短時間の1/2以
下とし、常に一定でイメージセンサを駆動するイメージ
センサ駆動回路とを備えるものである。
込み動作を交互に行う少なくとも2個のラインメモリ
と、読出し動作状態のメモリからの読出し終了を示す信
号により書込むラインメモリと読出すラインメモリとを
切換える手段と、イメージセンサの読取周期を読出し状
態にあるラインメモリの読出し時間の最短時間の1/2以
下とし、常に一定でイメージセンサを駆動するイメージ
センサ駆動回路とを備えるものである。
作 用 本発明は上記した構成により電荷蓄積型イメージセンサ
の電荷蓄積時間が常に一定となるので、安定した画信号
を得ることができる。
の電荷蓄積時間が常に一定となるので、安定した画信号
を得ることができる。
実施例 本発明の実施例の構成図を第1図に、実施例の動作原理
を示すタイミング図を第2図に示す。第1図において、
1は電荷蓄積型ラインイメージセンサ、2は前記ライン
イメージセンサ1のアナログ画信号出力を増幅する増幅
器、3は前記増幅器2で増幅されたアナログ画信号をデ
ジタル画信号に変換するA/D変換器、4,5は交互に
読み出し、書き込み動作を行うラインメモリ、6は前記
A/D変換器3の出力を書き込み動作状態にある前記ラ
インメモリ4,5に選択入力させる第1のマルチプレク
サ、7は読み出し動作状態にある前記ラインメモリ4,
5のデータを外部装置へ転送させる第2のマルチプレク
サ、8は前記ラインイメージセンサ1の駆動パルスを発
生させるイメージセンサ駆動回路、9は外部装置へ画信
号の転送終了を示す信号により、前記マルチプレクサ
6,7の切換を制御する切換制御回路、10は前記転送
終了信号により副走査送りの移動手段の駆動を行う駆動
制御回路である。
を示すタイミング図を第2図に示す。第1図において、
1は電荷蓄積型ラインイメージセンサ、2は前記ライン
イメージセンサ1のアナログ画信号出力を増幅する増幅
器、3は前記増幅器2で増幅されたアナログ画信号をデ
ジタル画信号に変換するA/D変換器、4,5は交互に
読み出し、書き込み動作を行うラインメモリ、6は前記
A/D変換器3の出力を書き込み動作状態にある前記ラ
インメモリ4,5に選択入力させる第1のマルチプレク
サ、7は読み出し動作状態にある前記ラインメモリ4,
5のデータを外部装置へ転送させる第2のマルチプレク
サ、8は前記ラインイメージセンサ1の駆動パルスを発
生させるイメージセンサ駆動回路、9は外部装置へ画信
号の転送終了を示す信号により、前記マルチプレクサ
6,7の切換を制御する切換制御回路、10は前記転送
終了信号により副走査送りの移動手段の駆動を行う駆動
制御回路である。
本発明の実施例について第1図および第2図を用いて説
明する。
明する。
電荷蓄積型ラインイメージセンサの読取周期Tiをライン
メモリから読み出しに必要な最短時間の1/2以下とし
て、前記ラインイメージセンサを駆動する。つまり前記
ラインイメージセンサの電荷蓄積時間をTiとし、蓄積時
間Tiで蓄積された電荷を時間Ti+1で読み出す。第2図を
使って説明すると、例えば前記ラインイメージセンサの
スタートパルスが周期Tiであり、時間T2で蓄積され次
の時間T3で読み出され画信号D(T2)を得ると同時
に、書き込み状態にある第1のラインメモリに書き込ま
れる。時間T3で、同時に蓄積され、次の時間T4で読
み出され画信号D(T3)を得る。しかし、第2のメモ
リが前のラインの画信号を外部装置の処理に応じて読み
出しているので、先程と同じように第1のメモリに書き
込まれる。次に、時間T4で蓄積され、時間T5で読み
出された画信号D(T4)の場合も同様である。さらに
次の時間T5で蓄積され、時間T6で読出された画信号
D(T5)について考えてみると、蓄積時間T5内で読
み出し動作状態にあった第2のラインメモリから外部装
置への転送が終了し、転送終了を示す転送終了信号が切
換制御部9に送出されてくるので、画信号D(T4)の
書き込み動作状態の第1ラインメモリへの書き込みが終
了すると切換制御部9から切換信号を発生し、マルチプ
レクサ6,7は第1および第2のラインメモリの読み出
し動作と書き込み動作を切換える。切換えにより、画信
号D(T5)は書き込み動作状態になった第2ラインメ
モリに書き込まれ、同時に読み出し状態の第1のライン
メモリからは、切換え直前に書き込まれた画信号D(T
4)が外部装置の処理速度に応じて読み出される。この
画信号D(T4)が有効画信号として2ライン目の有効
画信号となる。このように、順次この動作を繰り返し
て、1ライン毎の画信号を得る。
メモリから読み出しに必要な最短時間の1/2以下とし
て、前記ラインイメージセンサを駆動する。つまり前記
ラインイメージセンサの電荷蓄積時間をTiとし、蓄積時
間Tiで蓄積された電荷を時間Ti+1で読み出す。第2図を
使って説明すると、例えば前記ラインイメージセンサの
スタートパルスが周期Tiであり、時間T2で蓄積され次
の時間T3で読み出され画信号D(T2)を得ると同時
に、書き込み状態にある第1のラインメモリに書き込ま
れる。時間T3で、同時に蓄積され、次の時間T4で読
み出され画信号D(T3)を得る。しかし、第2のメモ
リが前のラインの画信号を外部装置の処理に応じて読み
出しているので、先程と同じように第1のメモリに書き
込まれる。次に、時間T4で蓄積され、時間T5で読み
出された画信号D(T4)の場合も同様である。さらに
次の時間T5で蓄積され、時間T6で読出された画信号
D(T5)について考えてみると、蓄積時間T5内で読
み出し動作状態にあった第2のラインメモリから外部装
置への転送が終了し、転送終了を示す転送終了信号が切
換制御部9に送出されてくるので、画信号D(T4)の
書き込み動作状態の第1ラインメモリへの書き込みが終
了すると切換制御部9から切換信号を発生し、マルチプ
レクサ6,7は第1および第2のラインメモリの読み出
し動作と書き込み動作を切換える。切換えにより、画信
号D(T5)は書き込み動作状態になった第2ラインメ
モリに書き込まれ、同時に読み出し状態の第1のライン
メモリからは、切換え直前に書き込まれた画信号D(T
4)が外部装置の処理速度に応じて読み出される。この
画信号D(T4)が有効画信号として2ライン目の有効
画信号となる。このように、順次この動作を繰り返し
て、1ライン毎の画信号を得る。
また、副走査送りパルスは図2の(d)に示すように、前
記転送終了信号と前記スタートパルスとより駆動制御回
路10で前記スタートパルスに同期させて発生させてい
るが、転送終了信号によって副走査送りを行ってもよ
い。
記転送終了信号と前記スタートパルスとより駆動制御回
路10で前記スタートパルスに同期させて発生させてい
るが、転送終了信号によって副走査送りを行ってもよ
い。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、きわめて簡易
な構成により、副走査送り時間の変動に拘らず、常に安
定した画信号出力を得、実用的にきわめて有効である。
な構成により、副走査送り時間の変動に拘らず、常に安
定した画信号出力を得、実用的にきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における画像読取装置のブロ
ック図、第2図は同装置の動作を説明するための動作タ
イミング図、第3図は従来例における画像読取装置の動
作タイミング図である。 1……電荷蓄積型イメージセンサ、2……増幅器、3…
…A/D変換器、4,5……ラインメモリ、6,7……
マルチプレクサ、8……イメージセンサ駆動回路、9…
…マルチプレクサの切換制御部、10……副送査送り駆
動回路。
ック図、第2図は同装置の動作を説明するための動作タ
イミング図、第3図は従来例における画像読取装置の動
作タイミング図である。 1……電荷蓄積型イメージセンサ、2……増幅器、3…
…A/D変換器、4,5……ラインメモリ、6,7……
マルチプレクサ、8……イメージセンサ駆動回路、9…
…マルチプレクサの切換制御部、10……副送査送り駆
動回路。
Claims (1)
- 【請求項1】電荷蓄積型イメージセンサと、原稿像を前
記イメージセンサ上に結像させる光学系と、原稿と前記
光学系とを副走査方向に相対的に移動させる手段と、前
記イメージセンサの出力を増幅する増幅器と、前記増幅
器の出力をアナログデジタル変換するA/D変換器と、
読出しおよび書込み動作を交互に行う少なくとも2個の
ラインメモリと、前記A/D変換器の出力を書込み動作
可能な状態にある前記ラインメモリに選択入力させる第
1の切換手段と、読出し動作可能な状態にある前記ライ
ンメモリを選択するための第2の切換手段と、前記第1
および第2の切換手段を前記読出し動作中のラインメモ
リからの読出し終了信号により制御する切換制御手段
と、前記読出し終了信号により前記移動手段の駆動を行
う駆動制御手段と、前記イメージセンサの読取周期を前
記読出し状態にあるラインメモリの読出し時間の最短時
間の1/2以下とし、かつ常に一定で前記イメージセンサ
を駆動するイメージセンサ駆動回路とを備えたことを特
徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9986085A JPH0646764B2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9986085A JPH0646764B2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61257066A JPS61257066A (ja) | 1986-11-14 |
JPH0646764B2 true JPH0646764B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=14258554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9986085A Expired - Lifetime JPH0646764B2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646764B2 (ja) |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP9986085A patent/JPH0646764B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61257066A (ja) | 1986-11-14 |
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