JP3046170B2 - Ccdラインセンサ駆動装置 - Google Patents

Ccdラインセンサ駆動装置

Info

Publication number
JP3046170B2
JP3046170B2 JP5039372A JP3937293A JP3046170B2 JP 3046170 B2 JP3046170 B2 JP 3046170B2 JP 5039372 A JP5039372 A JP 5039372A JP 3937293 A JP3937293 A JP 3937293A JP 3046170 B2 JP3046170 B2 JP 3046170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
section
transfer
line sensor
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5039372A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06233054A (ja
Inventor
成憲 藤原
圭吾 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd, Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP5039372A priority Critical patent/JP3046170B2/ja
Publication of JPH06233054A publication Critical patent/JPH06233054A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3046170B2 publication Critical patent/JP3046170B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD(電荷結合素
子)を用いたCCDラインセンサの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDラインセンサは、1列に配列され
た多数の光電変換・受光素子(フォトセル)から成る受
光部、各受光素子毎に設けられたシフトレジスタから成
る転送部、それに、受光部と転送部との間に設けられた
ゲート部から成る。受光部の各受光素子は受光量に応じ
た電荷を生成し、生成された電荷は時間の経過に応じて
そこに蓄積されてゆく。所定の時間(電荷蓄積時間)が
経過した後にゲート信号によりゲートが開かれた時点
で、蓄積された電荷は全て対応するシフトレジスタに移
送される。転送部の各シフトレジスタに移送された電荷
は、各シフトレジスタに順次印加される転送信号によ
り、順次隣接シフトレジスタ間を転送されてゆき、出力
端からシリアルな信号として出力される。
【0003】一方、製版装置等で用いられる画像読取装
置では、原稿を一方向に移動させつつ、それに垂直な方
向に受光素子を配設したCCDラインセンサを用いて原
稿の像を読み取るという方法が一般的に行なわれる。こ
こで、入力した画像データを受ける装置(例えば、画像
処理装置や製版出力装置等)の処理能力等により、画像
読取装置における読取速度を適宜変化させる必要が生じ
る。しかし、このために原稿の移動速度を変化させる
と、ラインセンサの電荷蓄積時間も変化し、CCDライ
ンセンサから出力される信号も変化する。さらに、移動
速度を遅くした場合には、受光部において生成された電
荷が蓄積可能上限値を超え、オーバーフローしてしま
う。逆に、移動速度を速くした場合には、電荷蓄積量が
非常に少なくなり、感度が低くなるとともに、S/N比
が悪くなる。
【0004】これらを避けるため、読取速度に拘らず受
光部の電荷蓄積時間を一定とし、原稿の移動速度に応じ
て原稿の読取ラインを間引く、等の対策が考えられる。
しかし、このような方法では、所定の読取速度の整数分
の1の速度でしか読み取りを行なうことができず、任意
の読取速度に設定することができないという不都合があ
る。
【0005】このような問題に対し、特公平1−227
93号公報では、次のような技術が提案されている。図
6に示すように、読取周期に応じてパルス信号を発生す
る読取信号よりも十分高速なクロック信号を用い、読取
信号の直後からクロックパルス数をカウントして、その
所定個数毎にゲート信号を生成する。ゲート信号により
CCDのゲートが開かれ、受光部に蓄積された電荷がシ
フトレジスタに移送される。移送された電荷は次のゲー
ト信号が発生するまでの間にシフトレジスタを順次転送
されてゆき、出力端から画像信号として出力される。こ
のゲート信号の周期(すなわち、電荷蓄積時間)は、最
も高速で原稿を読み取るときの(すなわち、読取信号の
周期が最も短くなるときの)読取信号の周期の1/2以
下となるように設定されており、読取信号に隣接する区
間(図6では区間A)ではない1完全区間(区間B)に
出力される信号のみを正規の画像信号として用いる。こ
れにより、読取信号を任意に変更しても、一定の電荷蓄
積時間により得られた画像信号を出力することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、読取速度を任意に定めた場合、一般的には読取パル
スの周期が電荷蓄積周期の整数倍とはならないため、図
6の区間Cのように、通常の電荷蓄積時間よりも短い区
間が生ずる。この区間Cの終了時点t0では、転送部に
おいて転送が途中で打ち切られるため、図7(a)に示
すように、電荷72が転送部のシフトレジスタの一部に
残留してしまう。時点t0でゲートが開き、受光部に蓄
積された電荷71がシフトレジスタに移送されても、シ
フトレジスタに収容できる電荷量には限界79があるた
め、一部73が受光部に逆流してしまう(図7
(b))。逆流した電荷73は、ゲートが閉じられた
後、次の区間Aで蓄積される電荷74に上乗せされる
(図7(c))ため、区間Bに出力される電荷量75
(図7(d))は受光量に応じた値ではなくなる。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、CCD
の電荷蓄積時間を一定としつつ原稿の読取速度を任意に
変えることができ、しかも、受光量に応じた画像信号を
正しく出力させることができるCCDラインセンサ駆動
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係るCCDラインセンサ駆動装置
は、複数の受光素子からなる受光部と、ゲート部及び複
数のレジスタからなる転送部とで構成されるCCDライ
ンセンサと、読取周期を連続する複数の基準区間と該基
準区間よりも短いダミー区間に分割するようにゲート信
号を発生し、該ゲート信号を前記ゲート部に与えるゲー
ト信号発生手段と、前記転送部の電荷を順次画像信号と
して出力するために転送信号を前記転送部に与える転送
信号発生手段と、連続する基準区間のうち後者の区間に
おいて前記転送部から出力された画像信号を抽出する抽
出手段と、を備えたCCDラインセンサ駆動装置におい
て、前記転送信号発生手段は、前記各区間において少な
くとも前記レジスタ数に相当するパルス数を前記転送信
号として発生させるように各区間の長さに応じて前記転
送信号の周波数を切り換えることを特徴とする。
【0009】
【作用】ゲート信号発生手段が、CCDラインセンサの
ゲート部にゲート信号を与えることにより、CCDライ
ンセンサの受光部に蓄積された電荷を転送部に移送す
る。ゲート信号は、読取周期に応じて発生するもので、
読取周期を基準区間複数個と、この基準区間よりも短い
ダミー区間とに分割するようなパルス信号である。な
お、この基準区間の長さは読取周期に拘らず一定であ
る。転送部に移送された電荷は、転送信号発生手段が生
成する転送信号に同期して転送部のシフトレジスタ内を
転送されてゆき、順次画像信号として出力される。ただ
し、各区間毎に、転送部の電荷あふれを防止するため、
シフトレジスタ内の全ての電荷を掃き出す必要がある。
このため、各区間において、シフトレジスタのレジスタ
数に相当するパルス数の転送信号を転送部に与えてい
る。なお、ダミー区間は基準区間よりも短いため、転送
信号発生手段はダミー区間では転送信号を基準区間より
も高い周波数に切り換える。そして、抽出手段は、1つ
の基準区間に蓄積され、その直後の基準区間で転送され
てきた画像信号を有効画像信号として出力する。
【0010】従って、転送部において電荷が残留するこ
とがないため、転送部での電荷あふれにより発生する受
光部への電荷の逆流を防止することができ、受光部では
画像の濃度に正しく対応した電荷を蓄積することができ
る。また、読取周期に拘らず、常に一定の長さの基準区
間において蓄積された電荷を有効画像信号として出力す
るため、常に安定した画像信号を正確に出力することが
できる。
【0011】
【実施例】本発明に係るCCDラインセンサ駆動装置を
用いた画像読取装置を図1〜図5により説明する。本実
施例の画像読取装置では、図2に示すように、原稿12
を原稿台11に載置し、下方から線光源15により原稿
12を照射する。原稿12の表面で反射された光は、反
射鏡16、レンズ17等を通ってCCDラインセンサ1
8に入射する。これにより、原稿12の一直線状の部分
の像がCCDラインセンサ18により読み取られ、電気
信号に変換される。原稿台11をCCDラインセンサ1
8の配置方向(これをX方向とする)に対して直角方向
(Y方向)に移動させることにより、原稿12の2次元
像がCCDラインセンサ18よりシリアルな電気信号と
して得られる。原稿台11の移動はモータ14により行
なわれる。CCDラインセンサ18から出力される電気
信号は、A/D変換器22によりデジタルデータに変換
され、抽出回路28で有効な画像信号のみが抽出された
後、画像処理部24により各種データ処理(例えば、色
補正処理、輪郭強調処理等)が施される。
【0012】CCDラインセンサ18は、受光部、ゲー
ト部及び転送部より構成されている。受光部は複数の受
光素子からなり、また、転送部は受光部の受光素子の数
に相当する個数のレジスタより構成されるシフトレジス
タである。ゲート部にパルス信号を与えると、受光部に
蓄積されている電荷が転送部に移送される。また、転送
部に転送信号を与えると、その転送信号に同期して、各
レジスタに移送された電荷はシフトレジスタをシフト
し、順次画像信号として出力される。
【0013】本画像読取装置の全体の動作は、制御部2
3により制御される。制御部23はまず、指定された読
取速度で原稿台11が移動するようにモータ駆動回路2
0に速度信号を送る。これにより、モータ14が原稿台
11をY方向に移動すると、原稿12の像に対応した画
像信号がCCDラインセンサ18から(A/D変換器2
2及び)抽出回路28を介して画像処理部24に送られ
る。制御部23は、CCDラインセンサ18が原稿12
の読取速度に拘らず常に最適の状態で動作するように、
CCD駆動回路21に対して必要な各種タイミング信号
を与えるとともに、CCDラインセンサ18からの画像
信号を受ける抽出回路28に対しても、読取速度に拘ら
ず一定の基本電荷蓄積時間TLで蓄積された電荷を有効
画像信号として抽出するように、必要なタイミング信号
を与える。以下、本実施例の画像読取装置におけるCC
Dラインセンサ18を駆動する部分の動作を説明する。
【0014】図3に示すように、制御部23には、発振
器231、分周回路232、タイミング発生回路233
及びCPU234が備えられている。分周回路232は
発振器231からの高速のクロック信号を分周・逓減し
て、CCD駆動回路21の動作基準となる基準クロック
信号ACLK(例えば、10MHz程度の)を生成し、
CCD駆動回路21に供給する。タイミング発生回路2
33は制御部23のCPU234から基本同期信号AS
YNC及び読取速度信号VRを受け、CCDスタート信
号ASTRT及びダミー信号ADUMMYを生成してC
CD駆動回路21に供給する。
【0015】基本同期信号ASYNCは、本画像読取装
置が出力する画像データをリアルタイムに利用する他の
装置との間で同期を取るための信号であり、本画像読取
装置自体が生成してもよいし(この場合には、本画像読
取装置から他の装置へ基本同期信号ASYNCが供給さ
れる)、他の装置から供給を受けてもよい。基本同期信
号ASYNCは上記基準クロック信号ACLKよりは遙
かに低速で良く、例えば、200Hz程度としても十分
である。読取速度信号VRは、設定された読取速度を示
す信号であり、画像処理部24の処理能力に応じて決定
されるものである。従って、接続する画像処理部24を
変更する場合は、読取速度信号VRはその処理速度に応
じて変更される。
【0016】このようにタイミング発生回路233は、
基本同期信号ASYNC及び読取速度信号VRを受け
て、CCDスタート信号ASTRT、ダミー信号ADU
MMY及び読取信号AREADを生成している。このタ
イミング発生回路233の動作を図1(a)に示す出力
信号波形を参照しながら説明する。
【0017】CCDスタート信号ASTRTは、読取速
度信号VRより得られる1走査ラインを読み取るのに必
要な時間(以下、読取周期Tという)を、連続する複数
(基準電荷蓄積時間Tを時間TLで割った商の値に相当
する個数m)の基準電荷蓄積時間TLで分割し、さらに
その残余の時間TRを時間TLよりも短い時間tで分割す
るようにパルス信号を発生しているものである。なお、
基準電荷蓄積時間TL、時間tに相当する区間をそれぞ
れ基準区間Ri、ダミー区間Diとすると、基準区間Ri
(但し、i=1、2、…、mである)が連続して複数
(m)個あり、その後ダミー区間Di(i=1、2、
…、n。但し、nは1以上の整数である。)が続き、こ
れらが順次繰り返される。
【0018】従って、CCDスタート信号ASTRTに
応じて発生するゲート信号をCCDラインセンサ18の
ゲート部に与えて駆動すると、ある区間で受光部に蓄積
された電荷は、その直後の区間で出力されることとな
る。つまり、CCDラインセンサ18からは、区間R
1、R2、…、Rm、D1、D2、…、Dnで蓄積された電荷
は、それぞれ区間R2、R3、…、D1、D2、…、R1に
おいて転送部から出力される。
【0019】また、ダミー信号ADUMMYは、CCD
ラインセンサ18のゲート部に与えられる転送信号の周
波数(周期)を切り換えるための信号であり、ダミー区
間Diに”HIGH”となる信号である。また、読取信
号AREADは、連続する複数の基準区間Riでの2個
目の区間R2が開始する前にパルス信号を発生するもの
である。この信号は、1読取周期Tの各区間のうち、ど
の区間に出力された画像信号を有効にするのかを示す信
号で、基準区間R1で電荷蓄積され、基準区間R2で転送
部から出力される画像信号を抽出回路28で取り出すた
めに利用される。
【0020】図1(b)に、タイミング発生回路233
から出力する信号波形の具体的な例を示す。例えば、基
本電荷蓄積時間TLを20(msec)、読取速度を5
0(msec/走査ライン)基本同期信号の周期を5
(msec)と仮定する。この場合、CCDスタート信
号は、読取周期Tを、2個の20msecの基準区間R
1、R2と、残りの区間(10msec)を2個の5ms
ecのダミー区間D1、D2とに分割するパルス信号であ
る。また、ダミー信号ADUMMYは、区間R2に”H
IGH”となる信号を出力している。また、読取信号A
READは、区間R2の開始時にパルス信号を出力して
いる。
【0021】また、図3に示すように、CCD駆動回路
21は、2相駆動方式のCCDラインセンサ18を駆動
するためのもので、ゲート信号SH及び転送信号φ1、
φ2をそれぞれCCDラインセンサ18のゲート部及び
転送部に与えるものである。ゲート信号SHは、CCD
スタート信号ASTRTが発生した直後に発生されるパ
ルス信号である。ゲート信号SHがゲート部に与えられ
ると、受光部に蓄積されていた電荷は転送部に移送され
る。また、転送信号φ1、φ2は、ダミー信号ADUMM
Yに基づいて周波数が切り替わるもので、ダミー信号A
DUMMYが”HIGH”のときは、”LOW”のとき
に比べて高い周波数と成るように設定されている。具体
的には、この周波数は、各区間当たりの転送部のレジス
タ数以上のパルス数に相当するもので、長さが短いダミ
ー区間tのときの方が長い基準区間TLの時よりも高
い。従って、このような転送信号φ1、φ2が転送部に与
えられると、転送部に蓄積されている電荷は、どの区間
においても全て、その区間内に掃き出される。このよう
にして、各区間の長さに応じて転送信号φ1、φ2の周波
数が切り換えられることにより、どの区間においても、
ゲート部が開いたとき、電荷があふれることなく、受光
部に逆流することもない。
【0022】図4及び図5に、図1(b)に示す場合
の、それぞれ基準区間R1、ダミー区間D1においてCC
D駆動回路21から出力される信号波形を示す。このよ
うに、基準区間R1とダミー区間D1の両者とも、CCD
スタート信号ASTRTが発生した直後にゲート信号S
Hが発生するが、転送信号φ1、φ2については、ダミー
区間D1は基準区間R1の約4分の1の長さであるため、
ダミー区間D1における周波数は基準区間R1におけるそ
れの約4倍の周波数となっている。なお、他の基準区間
R2、ダミー区間D2における出力信号波形も、それぞれ
区間R1、D1と同じである。
【0023】また、図3に示すように、CCDラインセ
ンサ18からは、各区間Ri、Diの画像信号が順次出力
されて、アナログ/デジタル変換器22でデジタルの画
像信号に変換される。この変換された画像信号は、抽出
回路28において、タイミング発生回路233からの信
号AREADに基づいて有効な画像信号を抽出するもの
で、基準区間R2において出力された画像信号のみを選
択出力する。この抽出された画像信号は、区間R1にお
いて、電荷蓄積時間TLで蓄積された電荷に対応するも
のであるため、読取速度に拘らず、正確な画像信号とな
っている。このようにして抽出回路28からは、読取周
期Tに1走査ライン分の画像信号が画像処理部24に出
力され、そこで輪郭強調、階調修正等の画像処理が行な
われる。従って、抽出回路28からは、読取周期に応じ
た速度の画像信号が出力されるため、異なる処理能力を
有する画像処理部に変更した場合、その処理能力に応じ
た読取速度に変更することができ、しかも常に正確な画
像信号が出力される。
【0024】なお、上記実施例では抽出回路28におい
て抽出される画像信号を基準区間R2において出力され
るものとしたが、基準区間R1が3個連続する場合に
は、基準区間R3において出力されるものを抽出しても
よく、また、基準区間R1が4個連続する場合には、基
準区間R3、R4のいずれかの区間において出力されるも
のを抽出してもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明に係るCCDラインセンサ駆動装
置では、電荷蓄積の各区間において、CCDラインセン
サの転送部に蓄積されている電荷を全て掃き出すため
に、転送信号を各区間の長さに応じて切り換えているた
め、基準区間よりも短いダミー区間においても、転送部
に蓄積されている電荷を全て掃き出すことができる。
【0026】従って、転送部において電荷が残留するこ
とがないため、転送部での電荷あふれにより発生する受
光部への電荷の逆流を防止することができ、受光部では
画像の濃度に応じた量の電荷を正確に蓄積することがで
きる。また、読取周期(読取速度)に拘らず、常に安定
した画像信号を正確に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である画像読取装置のCC
Dラインセンサ駆動装置で用いられる各種信号のタイミ
ングチャート。
【図2】 実施例の画像読取装置の概略構成図。
【図3】 実施例のCCDラインセンサ駆動部分の制御
ブロック図。
【図4】 基準区間における各種CCD駆動信号のタイ
ミングチャート。
【図5】 ダミー区間における各種CCD駆動信号のタ
イミングチャート。
【図6】 従来のCCDラインセンサ駆動装置で用いら
れている各種信号のタイミングチャート。
【図7】 従来のCCDラインセンサ駆動装置における
電荷蓄積及び転送の状況を説明するための説明図。
【符号の説明】
11…原稿台 12…原稿 14…モータ 15…線光源 16…反射鏡 17…レンズ 18…CCDラインセンサ 20…モータ駆
動回路 21…CCD駆動回路 22…A/D変
換器 23…制御部 231…発振器 232…分周回路 233…タイミング発生回路 234…CPU 24…画像処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−320148(JP,A) 特開 平4−53344(JP,A) 特開 昭60−19369(JP,A) 特開 平5−316280(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/028

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受光素子からなる受光部と、ゲー
    ト部及び複数のレジスタからなる転送部とで構成される
    CCDラインセンサと、 読取周期を連続する複数の基準区間と該基準区間よりも
    短いダミー区間に分割するようにゲート信号を発生し、
    該ゲート信号を前記ゲート部に与えるゲート信号発生手
    段と、 前記転送部の電荷を順次画像信号として出力するために
    転送信号を前記転送部に与える転送信号発生手段と、 連続する基準区間のうち後者の区間において前記転送部
    から出力された画像信号を抽出する抽出手段と、 を備えたCCDラインセンサ駆動装置において、 前記転送信号発生手段は、前記各区間において少なくと
    も前記レジスタ数に相当するパルス数を前記転送信号と
    して発生させるように各区間の長さに応じて前記転送信
    号の周波数を切り換えることを特徴とするCCDライン
    センサ駆動装置。
JP5039372A 1993-02-02 1993-02-02 Ccdラインセンサ駆動装置 Expired - Fee Related JP3046170B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5039372A JP3046170B2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 Ccdラインセンサ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5039372A JP3046170B2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 Ccdラインセンサ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06233054A JPH06233054A (ja) 1994-08-19
JP3046170B2 true JP3046170B2 (ja) 2000-05-29

Family

ID=12551224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5039372A Expired - Fee Related JP3046170B2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 Ccdラインセンサ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3046170B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002044373A (ja) 2000-07-28 2002-02-08 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体
JP2007158500A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Seiko Epson Corp Ccdカラーイメージセンサを備えた画像入力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06233054A (ja) 1994-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4691114A (en) Original reader with variable magnification and time delay
GB2175170A (en) Image reading device
EP0195270B1 (en) Video camera apparatus
JP3165731B2 (ja) 画像読取装置
CN1328900C (zh) 图像读取装置
US4663672A (en) Image reading apparatus
JP3046170B2 (ja) Ccdラインセンサ駆動装置
US5047875A (en) Recording system which can record signals from two fields for the composition of one picture
CA2037121C (en) Read-out apparatus for solid state imaging device and image scanner using the same
US4745480A (en) Solid-state image pick-up device having an arrangement to avoid adverse effects on the waveform of picture elements signal by the read-out start pulse
JP2589416B2 (ja) 画像入力装置
JPH06253091A (ja) 読取り装置
JP3467610B2 (ja) Ccd駆動方式及び方法
JPH05326919A (ja) 画像読取装置
JP3377558B2 (ja) 画像読取装置
JP2830028B2 (ja) フアクシミリ装置の読み取り回路
JP2602355B2 (ja) 固体撮像素子の駆動回路
JP2669642B2 (ja) 画像読取装置
JPH0828792B2 (ja) 画像読取り装置
JPH0363113B2 (ja)
SU561979A1 (ru) Устройство дл считывани графической информации
JPH08289080A (ja) 画像読取装置
JPH0312827B2 (ja)
JPH0748830B2 (ja) 固体撮像装置
JPH0646764B2 (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees