JPH06233072A - 読み取り装置 - Google Patents

読み取り装置

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JPH06233072A
JPH06233072A JP5017468A JP1746893A JPH06233072A JP H06233072 A JPH06233072 A JP H06233072A JP 5017468 A JP5017468 A JP 5017468A JP 1746893 A JP1746893 A JP 1746893A JP H06233072 A JPH06233072 A JP H06233072A
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JP
Japan
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Application number
JP5017468A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Sato
龍也 佐藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH06233072A publication Critical patent/JPH06233072A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ18への駆動パルスをカウントし原稿
を1ライン送ったことを検出して、1ライン原稿を送る
毎に1ライン原稿を読み取ることにより、スルーアップ
期間中であっても読み取りライン数と、原稿の送りライ
ン数とを一致させる。 【構成】 イメージスキャナ10は、原稿に対応した読
み取りアナログ信号を出力し、そのアナログ信号はA/
D変換回路14によって読み取りデジタルデ−タに変換
され、メモリ16に順次送られる。メモリ16は、1ラ
イン単位で指定されたラインの読み取りデジタルデータ
を記憶していく。原稿送りモータ18は、4ステップに
て1ライン原稿を送ると共に、読み取り制御回路12内
のパルスカウント回路121により、モータ18への駆
動パルスをカウントすることによって原稿を何ライン分
送ったかを検知している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリの読み取
り部等に用いられる読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリの読み取り部等に用
いられる読み取り装置では、原稿を移動させながら、イ
メージスキャナにて、原稿の情報を光電変換して電気的
に読み取っていく装置が提案されている。
【0003】従来この種の読み取り装置では、原稿を送
る駆動系はステッピングモータを用いて構成されてお
り、原稿送りスタートから一定のスピードで駆動され
る。またイメージスキャナによる原稿読み取りも一定の
スピードで行われる為、読み取り1ライン分の距離原稿
が送られる時間と、原稿の1ライン分情報をイメージス
キャナが読み取る時間とを同期させることができてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
この種の読み取り装置では、読み取りスピードのより一
層の高速化が要求されている。その要求に応える為に
は、イメージスキャナの読み取りスピードの高速化と共
に、原稿送りモータの高速駆動が必要とされるが、イメ
ージスキャナの読み取りスピードを高速化することは、
従来から実現されているのに対し、モータを高速駆動さ
せる為には、モータが脱調しないようにその駆動スター
ト時に低速駆動させ、徐々にスピードを上げていくスル
ーアップ駆動が必要となる。
【0005】その場合、スルーアップ期間中、一定のス
ピードで行われる原稿の1ライン読み取りスピードと、
1ライン分の距離を原稿が送られるスピードとの同期が
取れず、その結果読み取ったライン数が、原稿の送られ
たライン数より多くなってしまい、例えば読み取ったデ
−タを記録装置に転送し記録出力する場合、原稿の長さ
に対し、記録された出力結果は、スルーアップ時に読み
取ったエリアだけ、原稿の送られる方向に伸びた画像に
なってしまうという問題があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、原稿送りモータの駆動信号をカ
ウントすることにより、スルーアップ期間中の読み取り
ライン数と、原稿の送りライン数とを一致させることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の読み取り装置においては、図1に示すよう
に、駆動手段により原稿とイメージスキャナとを相対的
に移動させながら、該原稿をイメージスキャナにより光
電変換して読み取る読み取り装置に於て、該駆動手段へ
駆動信号を送る制御手段と、該制御手段からの駆動信号
をカウントすることにより読み取り1ラインの原稿移動
を検出する検出手段と、該検出手段からの1ライン原稿
移動検出信号に応じて、該イメージスキャナにより読み
取られた読み取り信号から1ライン分の読み取りデ−タ
のみを処理するデ−タ処理手段とを備えている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の読み取り装置にお
いては、イメージスキャナにより原稿が光電変換されて
読み取られると共に、制御手段により駆動手段に駆動信
号が送られ原稿とイメージスキャナとが相対的に移動さ
れる。そして、検出手段により該制御手段からの駆動信
号がカウントされて読み取り1ラインの原稿移動が検出
され、該検出手段からの1ライン原稿移動検出信号に応
じて、デ−タ処理手段によりイメージスキャナによって
読み取られた読み取り信号から1ライン分の読み取りデ
−タのみを処理する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】図2は、本読み取り装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【0011】イメージスキャナ10は、A4サイズの読
み取り原稿1ラインに相当する、1728画素の読み取
り画素を持つ一次元のイメージセンサで、読み取り制御
回路12からの駆動パルスにより駆動され、主走査方向
に原稿を画素単位に光電変換しながら読み取っていく。
イメージスキャナ10の読み取り速度は、1ライン(1
走査)当り5msecであり、連続的に原稿画像に対応
した読み取りアナログ信号を出力していく。
【0012】イメージスキャナ10はA/D変換回路1
4を介してメモリ16に接続されており、そのイメージ
スキャナ10から出力された読み取りアナログ信号は、
A/D変換回路14によって読み取りデジタルデ−タに
変換され、メモリ16に順次送られて記憶される。
【0013】そのメモリ16は、読み取り制御回路12
に接続されており、設定された原稿枚数分の読み取りデ
ジタルデ−タを全て記憶できる容量を有している。そし
て読み取り制御回路12からの命令に従い、指定された
ラインの読み取りデジタルデータを1ライン単位でメモ
リ16に記憶していく。
【0014】最終的に、メモリ16に記憶されているデ
−タが原稿に対応する読み取りデ−タとなり、このデ−
タに基づいて、例えば記録装置を用いて用紙に記録する
ことにより原稿の再現(コピ−モ−ド)を行ったり、送
信装置を用いて該データを送信したりすることができ
る。
【0015】前記読み取り制御回路12には、4相のス
テッピングモータで構成される原稿送りモータ18が接
続されており、読み取り制御回路12からの駆動パルス
によって駆動制御される。その制御方式は2−2相励磁
方式で、4ステップにて1ライン原稿を送ることができ
る。また、該読み取り制御回路12は、内部にパルスカ
ウント回路121を備えており、モータ18への駆動パ
ルスをカウントすることにより、原稿を何ライン分送っ
たかを検知することができる。
【0016】図3は本読み取り装置に於ける、イメージ
スキャナ10からA/D変換回路14を介して読み取ら
れる読み取りデジタルデ−タと、原稿送りモータ18の
A,B,C,D4相の駆動パルスとの、読み取り動作開
始からの動作タイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【0017】イメージスキャナ10は、一定の周期TS
(5ms)で、原稿を読み取りデータDLnとして1ライ
ンずつ読み取っていく。それに対してモータ18は2−
2相励磁方式で駆動され、原稿を周期twnで1ステップ
送る。よって原稿は、4ステップに相当する周期Twnで
1ライン送られることになる。また、時間TLnは原稿送
り開始から第nラインまで送られる時間を示している。
【0018】原稿の送りスピードは、原稿読み取り開始
から時間TL4までが、モータ18に対するスルーアップ
期間であり、低速駆動から段階的に原稿の送りスピード
を上げていく。
【0019】原稿読み取り開始0から時間TL2までは、
原稿を1ライン10ms(TW1)で送り、時間TL2から
時間TL4までは、原稿を1ライン7.5ms(TW2)で
送っていく。また、時間TL4以降は原稿を送り終るまで
等速に1ラインを5ms(TW3)で送っていく。
【0020】よって原稿読み取り開始から時間TL2まで
は、イメージスキャナ10から原稿1ラインを送る時間
内に2ライン分の読み取りデ−タが発生し、時間TL2か
ら時間TL4までは、原稿1ラインを送る時間内に1.5
ライン分の読み取りデ−タが発生する。また時間TL4以
降は1ラインの原稿送り時間と、原稿読み取り時間とが
一致している。
【0021】図4は本読み取り装置に於ける、読み取り
動作開始からの、読み取り制御回路12が、メモリ16
に対して出す命令動作を示すフローチャートである。
【0022】以下図4に従い、A/D変換回路14から
の読み取りデジタルデータから、読み取りデ−タを選択
的にメモリ16に記憶していく動作を説明する。
【0023】読み取り制御回路12からの命令により読
み取り動作が開始されると、読み取りライン及び原稿送
りラインに相当するnに1を設定し(s100)、イメ
ージスキャナ10により読み取られた読み取りデータを
A/D変換回路14から出力される第1画素から1ライ
ン分の読み取りデジタルデ−タを、第1ラインの読み取
りデ−タDL1としてメモリ16に記憶する(s10
1)。この後、イメージスキャナ10からは前記一定周
期で読み取りがなされ、A/D変換回路14にデータが
送られるが、メモリ16に記憶されることはない。即
ち、図3に示された読み取りデータの内xで示される読
み取りデータはメモリ16に記憶されることなく捨てら
れる。
【0024】次に、パルスカウント回路121が、モー
タ18への駆動パルスをカウントすることにより1ライ
ン送ったことを検出すると(s102)、nの値を更新
してn=n+1とする(s103)。次に、A/D変換
回路14からメモリ16に送られる次の読み取りデジタ
ルデ−タが第1画素目か否かを判断し(s104)、第
2ラインの読み取りデ−タDL2として1ライン分メモリ
16に記憶する(s105)。
【0025】以下読み取り終了まで(s106)、パル
スカウント回路121が1ライン原稿を送ったことを検
知した次の第1画素からの読み取りデジタルデ−タを第
nラインの読み取りデ−タDLnとして順次記憶してい
く。
【0026】以上説明したように、本実施例の読み取り
装置ではnをライン数として、読み取りデ−タDLnと原
稿送り時間TLnとが対応する。つまりメモリ16に記憶
された読み取りデ−タのライン数と、原稿が送られたラ
イン数が共にnで一致することになる。
【0027】これにより、例えば記録装置を用いて、メ
モリ16に記憶された読み取りデータに従い1ライン毎
に用紙に記録していく場合に於いても、スルーアップ期
間中に読みとったエリアに対しても、記録するデ−タの
ライン数と、記録用紙を送るライン数が一致しているた
め、伸びの無い原稿の再現が可能である。
【0028】尚、本実施例においては、イメージスキャ
ナ10により読み取られた読み取りデータはA/D変換
回路14を介してメモリ16に記憶しているが、メモリ
16に記憶することなく直接記録装置や送信装置などに
出力してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の読み取り装置では、駆動手段の駆動信号をカウン
トして、1ライン原稿を送る毎に1ライン原稿を読み取
ることにより、スルーアップ期間中であっても読み取り
ライン数と、原稿の送りライン数とを一致させることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の電気的構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 イメージスキャナ 12 読み取り制御回路 14 A/D変換回路 16 メモリ 18 モータ 121 パルスカウント回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段により原稿とイメージスキャナ
    とを相対的に移動させながら、該原稿をイメージスキャ
    ナにより光電変換して読み取る読み取り装置に於て、 該駆動手段へ駆動信号を送る制御手段と、 該制御手段からの駆動信号をカウントすることにより読
    み取り1ラインの原稿移動を検出する検出手段と、 該検出手段からの1ライン原稿移動検出信号に応じて、
    該イメージスキャナにより読み取られた読み取り信号か
    ら1ライン分の読み取りデ−タのみを処理するデ−タ処
    理手段とを備えたことを特徴とする読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記データ処理手段は、前記1ライン分
    の読み取りデータをメモリに記憶することを特徴とする
    請求項1に記載の読み取り装置。
JP5017468A 1993-02-04 1993-02-04 読み取り装置 Pending JPH06233072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5017468A JPH06233072A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5017468A JPH06233072A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06233072A true JPH06233072A (ja) 1994-08-19

Family

ID=11944856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5017468A Pending JPH06233072A (ja) 1993-02-04 1993-02-04 読み取り装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06233072A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963004A (en) * 1996-07-09 1999-10-05 Brother Kogyo Kabshiki Kaisha Stepper motor controller used in a document reading device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5963004A (en) * 1996-07-09 1999-10-05 Brother Kogyo Kabshiki Kaisha Stepper motor controller used in a document reading device

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