JPH08102829A - 画像入力装置 - Google Patents
画像入力装置Info
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- JPH08102829A JPH08102829A JP6237629A JP23762994A JPH08102829A JP H08102829 A JPH08102829 A JP H08102829A JP 6237629 A JP6237629 A JP 6237629A JP 23762994 A JP23762994 A JP 23762994A JP H08102829 A JPH08102829 A JP H08102829A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿走査用の駆動源として用いられているス
テッピングモータの速度制御を、原稿の種類(文字部、
写真部等)に応じて自動的に適切に行うことができるよ
うにすること。 【構成】 この装置は、原稿走査用のステッピングモー
タ16と領域判別回路13とモータコントローラ15と
CPU14等を有する。領域判別回路はCCDイメージ
センサ9を介して得られた原稿の画像信号から文字部、
写真部等の領域を判別、分離する。CPUはその分離結
果に応じて原稿の種類を表すモード信号18を出力す
る。モータコントローラはモード信号に応じてステッピ
ングモータを基本ステップ及びマイクロステップ(ある
いは複数のマイクロステップ角)のステップ角を切り換
えて駆動する。 【効果】 写真原稿は高解像度で、文字部は解像度を落
として読みとることができる。
テッピングモータの速度制御を、原稿の種類(文字部、
写真部等)に応じて自動的に適切に行うことができるよ
うにすること。 【構成】 この装置は、原稿走査用のステッピングモー
タ16と領域判別回路13とモータコントローラ15と
CPU14等を有する。領域判別回路はCCDイメージ
センサ9を介して得られた原稿の画像信号から文字部、
写真部等の領域を判別、分離する。CPUはその分離結
果に応じて原稿の種類を表すモード信号18を出力す
る。モータコントローラはモード信号に応じてステッピ
ングモータを基本ステップ及びマイクロステップ(ある
いは複数のマイクロステップ角)のステップ角を切り換
えて駆動する。 【効果】 写真原稿は高解像度で、文字部は解像度を落
として読みとることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、ファクシミリ、
コンピュータ入力端末等に利用される画像入力装置に関
し、特に原稿走査用の駆動源としてステッピングモータ
を利用した画像入力装置に関する。
コンピュータ入力端末等に利用される画像入力装置に関
し、特に原稿走査用の駆動源としてステッピングモータ
を利用した画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージスキャナ、リーダ等とも
称されるこの種の画像入力装置では、原稿を走査する為
の駆動手段として、比較的制御が簡単なことからステッ
ピングモータ(ステッパー電動機;ステップサーボモー
タとも称される)が用いられてきた。又、低速駆動時の
振動を低減するためにマイクロステップ制御も用いられ
ていた。そして走査スピードに応じてマイクロステップ
か基本ステップにするかを切り換えていた。すなわち、
低速で走査するときはマイクロステップで1パルス当た
りの移動量を少なくし、高精細にモータを回転させるこ
とで振動を低減させ、高速で走査するときは基本ステッ
プ又はその1/2のステップで1パルス当たりの移動量
を多くし高スピードを得ていた。
称されるこの種の画像入力装置では、原稿を走査する為
の駆動手段として、比較的制御が簡単なことからステッ
ピングモータ(ステッパー電動機;ステップサーボモー
タとも称される)が用いられてきた。又、低速駆動時の
振動を低減するためにマイクロステップ制御も用いられ
ていた。そして走査スピードに応じてマイクロステップ
か基本ステップにするかを切り換えていた。すなわち、
低速で走査するときはマイクロステップで1パルス当た
りの移動量を少なくし、高精細にモータを回転させるこ
とで振動を低減させ、高速で走査するときは基本ステッ
プ又はその1/2のステップで1パルス当たりの移動量
を多くし高スピードを得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来例では、読み取られる原稿の種類、例えば文
字画像か写真原稿かに無関係に走査スピードやステップ
角度を決定していた。従って、高精細で読み取りたい写
真原稿もラフな読み取りでもよい文字部も同じスピード
/解像度で読みとられており、所望の画像を得ることが
できなかった。
ような従来例では、読み取られる原稿の種類、例えば文
字画像か写真原稿かに無関係に走査スピードやステップ
角度を決定していた。従って、高精細で読み取りたい写
真原稿もラフな読み取りでもよい文字部も同じスピード
/解像度で読みとられており、所望の画像を得ることが
できなかった。
【0004】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、原稿の文字
部、写真部等の原稿の種類に応じて適切な速度でのステ
ップ制御を行い、これにより適切な画像を得ることがで
きる画像入力装置を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、原稿の文字
部、写真部等の原稿の種類に応じて適切な速度でのステ
ップ制御を行い、これにより適切な画像を得ることがで
きる画像入力装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、原稿を露光する露光手段と、該露光手段
による原稿の反射光を受光し該原稿上の画像を読み取る
イメージセンサと、該イメージセンサの出力を判別し原
稿画像の種類毎に領域を分離する領域分離手段と、前記
露光手段に前記原稿を駆動走査させるためのステッピン
グモータと、該ステッピングモータを基本ステップ及び
マイクロステップで駆動する駆動制御手段と、前記領域
分離手段で分離された領域の種類に応じて前記ステッピ
ングモータのステップ角を前記駆動制御手段を介して切
り換えさせる制御手段とを具備することを特徴とする。
め、本発明は、原稿を露光する露光手段と、該露光手段
による原稿の反射光を受光し該原稿上の画像を読み取る
イメージセンサと、該イメージセンサの出力を判別し原
稿画像の種類毎に領域を分離する領域分離手段と、前記
露光手段に前記原稿を駆動走査させるためのステッピン
グモータと、該ステッピングモータを基本ステップ及び
マイクロステップで駆動する駆動制御手段と、前記領域
分離手段で分離された領域の種類に応じて前記ステッピ
ングモータのステップ角を前記駆動制御手段を介して切
り換えさせる制御手段とを具備することを特徴とする。
【0006】また、本発明は、原稿を露光する露光手段
と、該露光手段による原稿の反射光を受光し該原稿上の
画像を読み取るイメージセンサと、該イメージセンサの
出力を判別し原稿画像の種類毎に領域を分離する領域分
離手段と、前記露光手段に前記原稿を駆動走査させるた
めのステッピングモータと、該ステッピングモータを複
数のマイクロステップ角で駆動する駆動制御手段と、前
記領域分離手段で分離された領域の種類に応じて前記ス
テッピングモータのステップ角を前記駆動制御手段を介
して切り換えさせる制御手段とを具備することを特徴と
する。
と、該露光手段による原稿の反射光を受光し該原稿上の
画像を読み取るイメージセンサと、該イメージセンサの
出力を判別し原稿画像の種類毎に領域を分離する領域分
離手段と、前記露光手段に前記原稿を駆動走査させるた
めのステッピングモータと、該ステッピングモータを複
数のマイクロステップ角で駆動する駆動制御手段と、前
記領域分離手段で分離された領域の種類に応じて前記ス
テッピングモータのステップ角を前記駆動制御手段を介
して切り換えさせる制御手段とを具備することを特徴と
する。
【0007】また、本発明は、好ましくは、前記原稿画
像の種類に応じて分離された前記領域は、文字部、写真
部であることを特徴とすることができる。
像の種類に応じて分離された前記領域は、文字部、写真
部であることを特徴とすることができる。
【0008】また、本発明は、好ましくは、前記マイク
ロステップの分割数は、1/4または1/2であること
を特徴とすることができる。
ロステップの分割数は、1/4または1/2であること
を特徴とすることができる。
【0009】また、本発明は、好ましくは、前記ステッ
ピングモータは、前記イメージセンサを移動走査するこ
とを特徴とすることができる。
ピングモータは、前記イメージセンサを移動走査するこ
とを特徴とすることができる。
【0010】また、本発明は、好ましくは、前記ステッ
ピングモータは、前記原稿を移動走査することを特徴と
することができる。
ピングモータは、前記原稿を移動走査することを特徴と
することができる。
【0011】
【作用】本発明では、ステッピングモータは駆動制御手
段(モータコントローラ)を介して制御手段(CPU)
の制御により基本ステップ及びマイクロステップ(ある
いは複数のマイクロステップ角)で駆動する。イメージ
センサの出力画像は領域分離手段において文字部・写真
部等の領域に分離される。制御手段(CPU)はその領
域の種類(文字部、写真部等)を表すモード信号を駆動
制御手段(モータコントローラ)に送る。駆動制御手段
はモード信号に応じて基本ステップ及びマイクロステッ
プ等のステップ角を領域毎に切り換える。これにより、
本発明によれば、高精細で読み取りたい写真原稿は高解
像度で、ラフな読み取りでもよい文字部は解像度を落と
して読み取ることができ、適切な画像を得ることができ
る。
段(モータコントローラ)を介して制御手段(CPU)
の制御により基本ステップ及びマイクロステップ(ある
いは複数のマイクロステップ角)で駆動する。イメージ
センサの出力画像は領域分離手段において文字部・写真
部等の領域に分離される。制御手段(CPU)はその領
域の種類(文字部、写真部等)を表すモード信号を駆動
制御手段(モータコントローラ)に送る。駆動制御手段
はモード信号に応じて基本ステップ及びマイクロステッ
プ等のステップ角を領域毎に切り換える。これにより、
本発明によれば、高精細で読み取りたい写真原稿は高解
像度で、ラフな読み取りでもよい文字部は解像度を落と
して読み取ることができ、適切な画像を得ることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】(第1の実施例)図2は本発明の一実施例
の画像入力装置の断面構造を示す。ここで、1は原稿給
送装置であって、この原稿給送装置1上に積載された原
稿は1枚ずつ順次原稿台ガラス2上に搬送される。原稿
が搬送されると、スキャナ部分の露光ランプ3が点灯
し、スキャナ4が移動走査して原稿を照射する。スキャ
ナ4は後述のステッピングモータ16により駆動され
る。原稿の反射光はミラー5〜7を介してレンズ8を通
過し、CCDイメージセンサ9に入力される。CCDイ
メージセンサ9の出力は適切な画像処理がなされた後、
後述のメモリに記憶される。
の画像入力装置の断面構造を示す。ここで、1は原稿給
送装置であって、この原稿給送装置1上に積載された原
稿は1枚ずつ順次原稿台ガラス2上に搬送される。原稿
が搬送されると、スキャナ部分の露光ランプ3が点灯
し、スキャナ4が移動走査して原稿を照射する。スキャ
ナ4は後述のステッピングモータ16により駆動され
る。原稿の反射光はミラー5〜7を介してレンズ8を通
過し、CCDイメージセンサ9に入力される。CCDイ
メージセンサ9の出力は適切な画像処理がなされた後、
後述のメモリに記憶される。
【0014】図1は本実施例の画像入力装置の制御部の
構成を示す。上述のCCDイメージセンサ9の出力は1
0のA/D(アナログ/ディジタル)変換回路でディジ
タルデータに変換され、シェーディング回路11でラン
プ3の光量ムラやCCD9の感度のばらつきなどが補正
されて、画像データ23となる。この画像データ23は
メモリ12に入力されて記憶されると共に、領域判別回
路13にも入力される。
構成を示す。上述のCCDイメージセンサ9の出力は1
0のA/D(アナログ/ディジタル)変換回路でディジ
タルデータに変換され、シェーディング回路11でラン
プ3の光量ムラやCCD9の感度のばらつきなどが補正
されて、画像データ23となる。この画像データ23は
メモリ12に入力されて記憶されると共に、領域判別回
路13にも入力される。
【0015】領域判別回路13では、例えば、特開昭6
0−136476号公報に記載の手法等によって画像デ
ータ23の変化の仕方を調べて文字部であるか写真部で
あるかの判別信号24をCPU(中央演算処理装置)1
4に出力する。
0−136476号公報に記載の手法等によって画像デ
ータ23の変化の仕方を調べて文字部であるか写真部で
あるかの判別信号24をCPU(中央演算処理装置)1
4に出力する。
【0016】CPU14は画像入力装置全体を制御す
る。CPU14はクロック信号17、及び判別信号24
に応じたモード信号18をモータコントローラ15に出
力する。
る。CPU14はクロック信号17、及び判別信号24
に応じたモード信号18をモータコントローラ15に出
力する。
【0017】16は4相のステッピングモータであり、
各相のA19,A*20,B21,B*22はモータコ
ントローラ15に接続されている。モータコントローラ
15はクロック信号17及びモード信号18に応じてA
19,A*20,B21,B*22の各相の電流を制御
する。
各相のA19,A*20,B21,B*22はモータコ
ントローラ15に接続されている。モータコントローラ
15はクロック信号17及びモード信号18に応じてA
19,A*20,B21,B*22の各相の電流を制御
する。
【0018】次に、モータコントローラ15の動作につ
いて図3および図4のタイミングチャートを参照して説
明する。
いて図3および図4のタイミングチャートを参照して説
明する。
【0019】図3はCPU14からのモード信号18が
“0”の場合のタイミングチャートであり、ここでは2
相励磁方式で行なっている。図3に示すように、クロッ
ク信号17の1クロック毎のA相19からB相へと順次
励磁する相が動いている。クロック信号17の1クロッ
ク毎にステッピングモータ16は基本ステップ角である
1.8度回転する。
“0”の場合のタイミングチャートであり、ここでは2
相励磁方式で行なっている。図3に示すように、クロッ
ク信号17の1クロック毎のA相19からB相へと順次
励磁する相が動いている。クロック信号17の1クロッ
ク毎にステッピングモータ16は基本ステップ角である
1.8度回転する。
【0020】図4はCPU14からのモード信号18が
“1”の場合のタイミングチャートであり、ここでは4
分割のマイクロステップ駆動を行なっている。図4に示
す様に、クロック信号17の1クロック毎にA相19の
電流が増加していき4クロックでピークとなり、その後
の4クロックで電流は0となる。各相は順次図4のよう
に励磁され、クロック信号17の1クロック毎にステッ
ピングモータ16は0.45度回転する。
“1”の場合のタイミングチャートであり、ここでは4
分割のマイクロステップ駆動を行なっている。図4に示
す様に、クロック信号17の1クロック毎にA相19の
電流が増加していき4クロックでピークとなり、その後
の4クロックで電流は0となる。各相は順次図4のよう
に励磁され、クロック信号17の1クロック毎にステッ
ピングモータ16は0.45度回転する。
【0021】従って、クロック信号17が同一の場合、
モード信号18が“1”になると、ステッピングモータ
16の回転スピードは1/4になり、スキャナ4が原稿
を走査するスピードも1/4となる。
モード信号18が“1”になると、ステッピングモータ
16の回転スピードは1/4になり、スキャナ4が原稿
を走査するスピードも1/4となる。
【0022】次に、図5のフローチャートにより上記C
PU14の動作を説明する。
PU14の動作を説明する。
【0023】最初に、ステップ30において、モード信
号18を“0”としたままクロック信号17に所定のレ
ートでクロックを発生させ、原稿を走査する。この時、
領域判別信号24をサンプリングして走査した原稿の文
字部の領域と写真部の領域データをCPU14の内部メ
モリに記憶しておく。
号18を“0”としたままクロック信号17に所定のレ
ートでクロックを発生させ、原稿を走査する。この時、
領域判別信号24をサンプリングして走査した原稿の文
字部の領域と写真部の領域データをCPU14の内部メ
モリに記憶しておく。
【0024】次に、ステップ31において、クロック信
号17に所定のレートでクロックを発生させ、再び原稿
を走査する。この時、ステップ30でCPU14の内部
メモリに記憶しておいた文字部及び写真部の領域データ
に従ってモード信号18を“0”又は“1”に適宜切り
換える。
号17に所定のレートでクロックを発生させ、再び原稿
を走査する。この時、ステップ30でCPU14の内部
メモリに記憶しておいた文字部及び写真部の領域データ
に従ってモード信号18を“0”又は“1”に適宜切り
換える。
【0025】図6は原稿に対して画像データがどのよう
にメモリ12に記憶されるかの一例を示す。図6の
(A)は原稿であり、文字部40と写真部41が半分ず
つ占めている。尚原稿の走査方向は矢印Aの方向であ
る。上述の図5のステップ31では44で示す写真部4
1の走査を開始するタイミングでモード信号18を
“1”に切り換える。その結果、写真部41では走査ス
ピードが1/4になり、原稿を読み取る解像度は4倍に
なる。
にメモリ12に記憶されるかの一例を示す。図6の
(A)は原稿であり、文字部40と写真部41が半分ず
つ占めている。尚原稿の走査方向は矢印Aの方向であ
る。上述の図5のステップ31では44で示す写真部4
1の走査を開始するタイミングでモード信号18を
“1”に切り換える。その結果、写真部41では走査ス
ピードが1/4になり、原稿を読み取る解像度は4倍に
なる。
【0026】メモリ12には、図6の(B)のメモリマ
ップに示すように画像が記憶される。すなわち、文字部
40の画像データは42の部分に、又写真部41の画像
データは43の部分に記憶され、写真部43は文字部4
2の4倍のメモリ量になる。
ップに示すように画像が記憶される。すなわち、文字部
40の画像データは42の部分に、又写真部41の画像
データは43の部分に記憶され、写真部43は文字部4
2の4倍のメモリ量になる。
【0027】この後は、記憶された画像データをプリン
トしたり、コンピュータに出力したりすれば良い。
トしたり、コンピュータに出力したりすれば良い。
【0028】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例について説明する。上述した本発明の第1の実施例
では基本ステップ角と1/4のマイクロステップを切り
換えてステッピングモータを駆動したが、以下ではマイ
クロステップの分割数を切り換えて駆動する例を第2の
実施例として説明する。ここでは説明を簡単にするため
に、その分割数は2及び4の2種類とする。
施例について説明する。上述した本発明の第1の実施例
では基本ステップ角と1/4のマイクロステップを切り
換えてステッピングモータを駆動したが、以下ではマイ
クロステップの分割数を切り換えて駆動する例を第2の
実施例として説明する。ここでは説明を簡単にするため
に、その分割数は2及び4の2種類とする。
【0029】画像入力装置の制御部はモータコントロー
ラ15の動作を除き第1の実施例と同じである。
ラ15の動作を除き第1の実施例と同じである。
【0030】図7はモード信号18が“0”の場合のタ
イミングチャートであり、ここでは4分割のマイクロス
テップ駆動を行なっている。図7に示すようにクロック
信号17の1クロックでA相19の電流がピークの半分
になり、次のクロックでピークとなり、その後の2クロ
ックで電流は0となる。他の各相は同様に順次図7に示
すように励磁され、クロック信号17の1クロック毎に
ステッピングモータ16は0.9度回転する。
イミングチャートであり、ここでは4分割のマイクロス
テップ駆動を行なっている。図7に示すようにクロック
信号17の1クロックでA相19の電流がピークの半分
になり、次のクロックでピークとなり、その後の2クロ
ックで電流は0となる。他の各相は同様に順次図7に示
すように励磁され、クロック信号17の1クロック毎に
ステッピングモータ16は0.9度回転する。
【0031】又モード信号18が“1”の場合は前述の
図4と同じであり、ステッピングモータ16は0.45
度回転する。
図4と同じであり、ステッピングモータ16は0.45
度回転する。
【0032】従って、クロック信号17が同一の場合は
モード信号18が“1”になると、“0”の場合と比較
して、ステッピングモータ16の回転スピードは1/2
になり、スキャナ4が原稿を走査するスピードも1/2
となる。又原稿を読み取る解像度は2倍となる。
モード信号18が“1”になると、“0”の場合と比較
して、ステッピングモータ16の回転スピードは1/2
になり、スキャナ4が原稿を走査するスピードも1/2
となる。又原稿を読み取る解像度は2倍となる。
【0033】前述の図5のフローチャートと同様に原稿
を読み取るとその結果のメモリ12のメモリマップは図
8に示すようになる。
を読み取るとその結果のメモリ12のメモリマップは図
8に示すようになる。
【0034】前述の図6の(A)と同じ原稿に対して画
像データがどのようにメモリ12に記憶されるかを図8
に示している。文字部40の画像データは42′の部分
に、又写真部41の画像データは43′の部分に記憶さ
れ、写真部43′は文字部42′の2倍のメモリ量にな
る。
像データがどのようにメモリ12に記憶されるかを図8
に示している。文字部40の画像データは42′の部分
に、又写真部41の画像データは43′の部分に記憶さ
れ、写真部43′は文字部42′の2倍のメモリ量にな
る。
【0035】(その他の実施例)上述した本発明の第1
および第2実施例ではマイクロステップの分割数は1/
4や1/2であったが、もっと分割数を大きくしても良
い。又4相のステッピングモータを用いて説明したが、
これに限定されるものではなく、5相のモータを使用し
ても良く、同様に本発明を適用することができる。
および第2実施例ではマイクロステップの分割数は1/
4や1/2であったが、もっと分割数を大きくしても良
い。又4相のステッピングモータを用いて説明したが、
これに限定されるものではなく、5相のモータを使用し
ても良く、同様に本発明を適用することができる。
【0036】また、画像入力装置の構造も図2の実施例
に限定されず、例えばイメージセンサをステッピングモ
ータで移動する形態のものにも適用できる。あるいはま
た、固定したイメージセンサに対して原稿をステッピン
グモータで移動する形態のものにも適用できる。
に限定されず、例えばイメージセンサをステッピングモ
ータで移動する形態のものにも適用できる。あるいはま
た、固定したイメージセンサに対して原稿をステッピン
グモータで移動する形態のものにも適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
領域分離手段で分離された領域の原稿画像の種類に応じ
て制御手段によりステッピングモータの基本ステップ及
びマイクロステップのステップ角を選択切り換えている
ので、あるいはまた領域分離手段で分離された領域の原
稿画像の種類に応じて制御手段によりステッピングモー
タの複数のマイクロステップ角の1つを選択切り換えて
いるので、高精細で読み取りたい写真原稿は高解像度
で、ラフな読み取りでもよい文字部は解像度を落として
読み取ることができ、適切な画像を得ることができる。
領域分離手段で分離された領域の原稿画像の種類に応じ
て制御手段によりステッピングモータの基本ステップ及
びマイクロステップのステップ角を選択切り換えている
ので、あるいはまた領域分離手段で分離された領域の原
稿画像の種類に応じて制御手段によりステッピングモー
タの複数のマイクロステップ角の1つを選択切り換えて
いるので、高精細で読み取りたい写真原稿は高解像度
で、ラフな読み取りでもよい文字部は解像度を落として
読み取ることができ、適切な画像を得ることができる。
【0038】更には本発明によれば、画像データを記憶
するメモリを無駄に使用することなくメモリを節約でき
る。
するメモリを無駄に使用することなくメモリを節約でき
る。
【0039】又、本発明によれば解像度の変更はモード
信号を切り換えるのみで行なえ、簡単に制御できる。
信号を切り換えるのみで行なえ、簡単に制御できる。
【図1】本発明の第1の実施例における制御部の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における画像入力装置の
概略内部構造を示す縦断面図である。
概略内部構造を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例における図1のモータコ
ントローラ15のモード信号18が“0”の場合の動作
を説明するタイミングチャートである。
ントローラ15のモード信号18が“0”の場合の動作
を説明するタイミングチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例における図1のモータコ
ントローラ15のモード信号18が“1”の場合の動作
を説明するタイミングチャートである。
ントローラ15のモード信号18が“1”の場合の動作
を説明するタイミングチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例におけるCPU14の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例における原稿とメモリの
関係を示す図である。
関係を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例におけるモータコントロ
ーラ15のモード信号18が“0”の場合の動作を説明
するタイミングチャートである。
ーラ15のモード信号18が“0”の場合の動作を説明
するタイミングチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例における原稿とメモリの
関係を示すメモリマップ図である。
関係を示すメモリマップ図である。
3 露光ランプ 4 スキャナ 9 CCDイメージセンサ 10 A/D変換回路 11 シェーディング回路 12 メモリ 13 領域判別回路 14 CPU 15 モータコントローラ 16 ステッピングモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 101 1/40 // H02P 8/22 (72)発明者 木村 浩之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松井 規明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 原稿を露光する露光手段と、 該露光手段による原稿の反射光を受光し該原稿上の画像
を読み取るイメージセンサと、 該イメージセンサの出力を判別し原稿画像の種類毎に領
域を分離する領域分離手段と、 前記露光手段に前記原稿を駆動走査させるためのステッ
ピングモータと、 該ステッピングモータを基本ステップ及びマイクロステ
ップで駆動する駆動制御手段と、 前記領域分離手段で分離された領域の種類に応じて前記
ステッピングモータのステップ角を前記駆動制御手段を
介して切り換えさせる制御手段とを具備することを特徴
とする画像入力装置。 - 【請求項2】 原稿を露光する露光手段と、 該露光手段による原稿の反射光を受光し該原稿上の画像
を読み取るイメージセンサと、 該イメージセンサの出力を判別し原稿画像の種類毎に領
域を分離する領域分離手段と、 前記露光手段に前記原稿を駆動走査させるためのステッ
ピングモータと、 該ステッピングモータを複数のマイクロステップ角で駆
動する駆動制御手段と、 前記領域分離手段で分離された領域の種類に応じて前記
ステッピングモータのステップ角を前記駆動制御手段を
介して切り換えさせる制御手段とを具備することを特徴
とする画像入力装置。 - 【請求項3】 前記原稿画像の種類に応じて分離された
前記領域は、文字部、写真部であることを特徴とする請
求項1または2に記載の画像入力装置。 - 【請求項4】 前記マイクロステップの分割数は、1/
4または1/2であることを特徴とする請求項1ないし
3のいずれかに記載の画像入力装置。 - 【請求項5】 前記ステッピングモータは、前記イメー
ジセンサを移動走査することを特徴とする請求項1ない
し4のいずれかに記載の画像入力装置。 - 【請求項6】 前記ステッピングモータは、前記原稿を
移動走査することを特徴とする請求項1ないし4のいず
れかに記載の画像入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6237629A JPH08102829A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 画像入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6237629A JPH08102829A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 画像入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08102829A true JPH08102829A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17018163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6237629A Pending JPH08102829A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 画像入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08102829A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19754488A1 (de) * | 1997-12-09 | 1999-06-10 | Thomas Dr Wagner | Vorrichtung und Verfahren zum inhaltsabhängigen Scannen |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6237629A patent/JPH08102829A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19754488A1 (de) * | 1997-12-09 | 1999-06-10 | Thomas Dr Wagner | Vorrichtung und Verfahren zum inhaltsabhängigen Scannen |
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