JPH1198314A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH1198314A
JPH1198314A JP9251549A JP25154997A JPH1198314A JP H1198314 A JPH1198314 A JP H1198314A JP 9251549 A JP9251549 A JP 9251549A JP 25154997 A JP25154997 A JP 25154997A JP H1198314 A JPH1198314 A JP H1198314A
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JP9251549A
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Yasushi Hoshino
康 星野
Yoshio Tsunoda
良夫 角田
Toshiki Fujisawa
敏喜 藤沢
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/3872Repositioning or masking
    • H04N1/3873Repositioning or masking defined only by a limited number of coordinate points or parameters, e.g. corners, centre; for trimming
    • H04N1/3875Repositioning or masking defined only by a limited number of coordinate points or parameters, e.g. corners, centre; for trimming combined with enlarging or reducing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は画像読み取り装置に関し、原稿サイ
ズに応じて画像解像度を可変にして常に最大画像解像度
で読み取ることができる画像読み取り装置を提供するこ
とを目的としている。 【解決手段】 原稿の画像情報を光学系を介して光電変
換素子上に結像させ、該光電変換素子により画像情報を
読み取る画像読み取り装置において、読み取る画像サイ
ズを検出し又は設定する画像サイズ検出・設定手段と、
該画像サイズ検出・設定手段の出力に応じて読み取る画
像の最大読み取り画像解像度を可変にする読み取り画像
解像度可変手段とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿の画像情報を光
電変換素子により読み取る画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿の画像情報を読み取る装置として例
えば、現像済みフィルムに記憶されている画像情報を光
学系を介してCCD等の光電変換素子により読み取る画
像読み取り装置が開発されてきている。この種の装置で
は、読み込んだ画像をディジタルデータに変換するの
で、ディジタル的な画像処理が可能となり、今後ますま
す普及していくことが予想される。
【0003】現像済みフィルム等の原稿から画像を読み
込む画像読み取り装置においては、原稿をセットする原
稿セット部と、原稿に記録されている画像情報を光学的
に読み取る結像光学系と、結像光学系からの画像情報を
電気信号に変換する光電変換素子部とから構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の装置では、フ
ォーマットの異なる2種類のフィルム(J135、IX
240)を使用できる画像読み取り装置が知られてい
る。一般的に、これらの画像読み取り装置においては、
フィルムセット位置、レンズの位置、及び光電変換素子
の位置が固定されているために、フィルムフォーマット
サイズ(原稿サイズ)が小さくなるにつれて光電変換素
子上に結像される像の大きさが小さくなり、画像解像度
(dpi)は一定のため、画像情報量が低下する。
【0005】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、原稿サイズに応じて画像解像度を可変に
して常に最大画像解像度で読み取ることができる画像読
み取り装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)前記した課題を解
決する本発明は、原稿の画像情報を光学系を介して光電
変換素子上に結像させ、該光電変換素子により画像情報
を読み取る画像読み取り装置において、読み取る画像サ
イズを検出し又は設定する画像サイズ検出・設定手段
と、該画像サイズ検出・設定手段の出力に応じて読み取
る画像の最大読み取り画像解像度を可変にする読み取り
画像解像度可変手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0007】この発明の構成によれば、画像サイズ検出
・設定手段が原稿セット部に設定された原稿のフォーマ
ットサイズを検出し、或いはオペレータが原稿のフォー
マットサイズを画像サイズ検出・設定手段から指定して
やることにより、原稿のフォーマットサイズが決定さ
れ、決定された原稿のフォーマットサイズに応じて読み
取り画像解像度可変手段が常に最大の解像度で画像情報
を読み取るようにすることができる。
【0008】(2)この場合において、前記読み取り画
像解像度可変手段は変倍用レンズであることを特徴とし
ている。この発明の構成によれば、原稿のフォーマット
サイズに応じて常に変倍用レンズを駆動し、最大解像度
で画像を読み取ることができる。
【0009】(3)また、前記読み取り画像解像度可変
手段は、単焦点レンズと光電変換素子が所定の関係を維
持しながら変倍移動するように構成されるものであるこ
とを特徴としている。
【0010】この発明の構成によれば、単焦点レンズと
光電変換素子が所定の関係を維持しながら変倍移動する
ので、原稿のフォーマットサイズに応じて常に最大解像
度で画像を読み取ることができる。
【0011】(4)また、前記読み取り画像解像度可変
手段は、単焦点レンズと原稿セット部が所定の関係を維
持しながら変倍移動するように構成されるものであるこ
とを特徴としている。
【0012】この発明の構成によれば、単焦点レンズと
原稿セット部が所定の関係を維持しながら変倍移動する
ので、原稿のフォーマットサイズに応じて常に最大解像
度で画像を読み取ることができる。
【0013】(5)また、前記読み取り画像解像度可変
手段は、原稿セット部と光電変換素子が所定の関係を維
持しながら変倍移動するように構成されるものであるこ
とを特徴としている。
【0014】この発明の構成によれば、原稿セット部と
光電変換素子が所定の関係を維持しながら変倍移動する
ので、原稿のフォーマットサイズに応じて常に最大解像
度で画像を読み取ることができる。
【0015】(6)また、前記読み取り画像解像度可変
手段は、段階的に選択可能な原稿セット部を具備し、選
択された原稿セット部に応じて単焦点レンズが所定の倍
率になるように変倍移動するように構成されるものであ
ることを特徴としている。
【0016】この発明の構成によれば、選択された原稿
セット部に応じて単焦点レンズが所定の倍率になるよう
に変倍移動するので、原稿のフォーマットサイズに応じ
て常に最大解像度で画像を読み取ることができる。
【0017】(7)また、前記読み取り画像解像度可変
手段は、段階的に選択可能な原稿セット部を具備し、選
択された原稿セット部に応じて光電変換素子が所定の倍
率になるように変倍移動するものであることを特徴とし
ている。
【0018】この発明の構成によれば、選択された原稿
セット部に応じて光電変換素子が所定の倍率になるよう
に変倍移動するので、原稿のフォーマットサイズに応じ
て常に最大解像度で画像を読み取ることができる。
【0019】(8)また、前記画像サイズ検出・設定手
段は、光電変換素子に結像された主走査方向の画像幅を
検出することにより画像サイズを検出することを特徴と
している。
【0020】この発明の構成によれば、原稿サイズに応
じて光電変換素子に結像される画像幅が変わるので、原
稿のフォーマットサイズを検出することができる。
(9)また、前記画像サイズ検出・設定手段は、ディス
プレイ上に表示された画像に対し画面上でトリミング領
域を指示することを特徴としている。
【0021】この発明の構成によれば、ディスプレイ上
に表示された画像の特定領域をトリミング指定すること
ができ、指定されたトリミング領域を最大解像度で読み
取ることができる。
【0022】(10)この場合において、ディスプレイ
上で表示されている全画像の主走査方向の長さの1/2
の長さと、トリミング領域指示された画像の主走査方向
の中心線から遠い辺と、主走査方向中心線までの距離と
の比によりトリミング倍率を算出することを特徴として
いる。
【0023】この発明の構成によれば、主走査方向の1
/2の距離と、主走査方向の中心線から遠い辺から主走
査方向中心線までの距離との比によりトリミング倍率を
算出することで、トリミング領域を最大解像度で読み取
ることができる。
【0024】(11)また、前記画像サイズ検出・設定
手段がディスプレイ上でトリミング領域を指示した時、
トリミング領域に応じて最大画像解像度若しくは画像デ
ータ量をディスプレイ上に表示することを特徴としてい
る。
【0025】この発明の構成によれば、トリミング領域
を指示すると、指示されたトリミング領域の最大画像解
像度を計算してディスプレイ上に表示することができ、
オペレータにとってわかりやすいものとなる。具体的に
は「1200dpi」というように表示される。
【0026】(12)また、ディスプレイ上でトリミン
グ領域が指示された画像のスキャン時に、副走査方向開
始位置と副走査方向終了位置をトリミング領域に応じて
移動させることを特徴としている。
【0027】この発明の構成によれば、トリミング領域
が指示された場合には、1コマ全面にわたり本スキャン
する必要はないので、本スキャン領域を副走査方向開始
位置と副走査方向終了位置までとすることにより、効率
よく本スキャンすることができる。
【0028】(13)また、ディスプレイ上でトリミン
グ領域が指示された画像のスキャン後にディスプレイ上
に再表示する時には、読み込んだスキャン画像のうちト
リミングされた範囲のみを表示することを特徴としてい
る。
【0029】この発明の構成によれば、トリミング領域
のみ最大解像度でディスプレイ上に表示することができ
る。(14)また、前記読み取り画像サイズ検出・設定
手段は、ディスプレイ上で拡大倍率又は原稿サイズを指
示することを特徴としている。
【0030】この発明の構成によれば、オペレータの指
示通りの拡大倍率又は原稿サイズで画像を読み取ること
ができる。(15)更に、前記読み取り画像サイズ検出
・設定手段は、原稿セット部に設けられた原稿サイズ検
出手段により読み取り画像サイズを検出することを特徴
としている。
【0031】この発明の構成によれば、原稿セット部に
原稿サイズを検出する手段を設けることにより、読み取
り画像サイズを検出することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。本実施例では原稿の大き
さに拘らず、最大読み取り画像解像度で原稿を読み取る
ために、光電変換素子(例えばCCD)上に結像される
像の像倍率を変化させている。そこで、先ず、変倍動作
の基本的原理について説明する。図1は像倍率変更の説
明図である。
【0033】ここで、像倍率をm、レンズの焦点距離を
f、原稿1からレンズ30までの距離をa、レンズ30
からCCD11までの距離をbとすると次式が成立す
る。 m=b/a (1) (1/a)+(1/b)=(1/f) (2) 上式より、倍率mはa、b、fの関数であることが分か
る。つまり、レンズ30の焦点距離f、原稿1からレン
ズ30までの距離a、又はレンズ30からCCD11ま
での距離を変えることで像倍率が変化する。クレーム4
中の「所定の関係を維持しながら」とは(1),(2)
式を満足しながらの意味である。
【0034】図2は本発明の一実施の形態例を示す構成
図で、フィルムスキャナの場合を示している。図におい
て、1は原稿、2は該原稿1をセットする原稿キャリ
ア、3は該原稿キャリア2をセットする原稿キャリアセ
ット部である。原稿1としては、例えばフィルム原稿が
用いられる。
【0035】4は原稿キャリアセット部3を副走査方向
に移動させる副走査駆動モータ、5は原稿キャリアセッ
ト部3を上下方向に移動させる原稿セット部駆動モータ
である。6は原稿1を照射する光源である。副走査駆動
モータ4には、ピニオンが取り付けられ、このピニオン
が原稿キャリアセット部3に取り付けられたラックに係
合し、原稿キャリアセット部3を副走査方向(図の矢印
方向)に移動させるようになっている。
【0036】7は原稿1を透過した透過光を受ける光路
を曲げるためのミラー、8は該ミラー7を移動させるミ
ラー駆動モータである。9はミラー7の反射光を受ける
ズームレンズ、10は該ズームレンズ9を駆動するズー
ムモータである。11はズームモータ9の透過光を受け
る光電変換素子としてのCCD、12は該CCD11を
矢印方向に移動させるCCD駆動モータである。
【0037】13はCCD11で検出された電気信号か
らコントラストを検出するコントラスト検出回路、14
は該コントラスト検出回路13の出力を受けて前記した
各モータを駆動するモータ駆動回路である。15はCC
D11の出力を受けて倍率を検出する倍率検出回路、1
6は該倍率検出回路15の出力を受けてズームモータ1
0を駆動するズームモータ駆動回路である。CCD11
からは、コントラスト信号と倍率信号が検出されるが、
本スキャン時にはCCD11の出力は画像処理部へ送ら
れることになる。
【0038】17は原稿1のスキャン開始位置を検出す
るスキャン開始位置検出回路、18は該スキャン開始位
置検出回路17の出力を受けて副走査駆動モータ4を駆
動する副走査モータ駆動回路である。19は全体の動作
を制御するパーソナルコンピュータ(以下パソコンと略
す)、20は該パソコン19に付属し、読み取った画像
情報やその他のコマンド等を表示するディスプレイとし
てのCRTである。パソコン19からは、ズームモータ
駆動回路16に指令が与えられるようになっている。な
お、実施の形態例の説明と直接関係ない信号については
破線で示している(以下同じ)。このように構成された
回路の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0039】次に、図2を用いて本発明装置の基本的な
動作について説明する。先ず、スキャンする原稿1を原
稿キャリア2にセットし、それを原稿キャリアセット部
3にセットする。原稿1は、原稿キャリア2上で原稿の
幅方向の中心が主走査方向の幅方向の中心にくるように
セットされる。
【0040】次に、パソコン19は、画像サイズ検出・
設定手段により拡大倍率を検出し、或いはパソコン19
から設定により拡大倍率を設定する。次に、パソコン1
9は検出され、或いは設定された拡大倍率に基づき、読
み取り画像解像度可変手段により拡大倍率を設定する。
次に、パソコン19は画像サイズ検出・設定手段によ
り、得られた画像サイズに基づきプリスキャンを行な
い、その結果をCRT20上に表示する。
【0041】次に、CCD11からのコントラスト信号
をコントラスト検出回路13により検出し、コントラス
ト信号が規格以上にあるかどうか確認する。例えば、空
間周波数30本/mm以上あるかどうか確認する。
【0042】規格以下である場合には、モータ駆動回路
14がCCD駆動モータ12を駆動してCCD11を移
動し、又はモータ駆動回路14がミラー駆動モータ8を
駆動してミラー7を移動し、又はモータ駆動回路14に
より原稿セット部駆動モータ5が原稿キャリアセット部
3を光軸方向に微小量移動させて、再度コントラスト信
号が規格以上にあるかどうか確認する。但し、ミラー7
を移動させた場合にはスキャン開始位置を補正する必要
がある(後述)。
【0043】コントラスト信号が規格内に入るまで、前
記規格以下の場合の動作を繰り返す。パソコン19は、
副走査駆動モータ4を駆動して原稿キャリア2をスキャ
ン開始位置に移動させて、そこから原稿キャリア2を微
小移動させながら1コマの全画像情報を読み取り、CR
T20上に表示する(本スキャン)。
【0044】このように、本発明によれば、画像サイズ
検出・設定手段が原稿セット部に設定された原稿のフォ
ーマットサイズを検出し、或いはオペレータが原稿のフ
ォーマットサイズを画像サイズ検出・設定手段から指定
してやることにより、原稿のフォーマットサイズが決定
され、決定された原稿のフォーマットサイズに応じて読
み取り画像解像度可変手段が常に最大の解像度で画像情
報を読み取るようにすることができる。
【0045】次に、図2に示す画像読み取り装置の具体
的動作について説明する。この実施の形態例では、読み
取り画像解像度可変手段としてズームレンズを用いた場
合を示す。図の9がズームレンズである。10は該ズー
ムレンズを駆動して移動させるズームモータであり、ズ
ームモータ駆動回路16により駆動される。なお、ズー
ムレンズの代わりに、焦点距離を変化させて変倍させる
ものであれば、他の変倍用レンズであってもよい。
【0046】先ず、ズームモータ駆動回路16がズーム
モータ10を駆動してズームレンズ9をワイド側(低倍
率側)にセットする。次に、光源6から光を原稿1に照
射し、その透過光をミラー7で折り曲げて結像光学系の
ズームレンズ9を介してCCD11上に結像させる。次
に、画像サイズ検出・設定手段から得られた拡大倍率の
位置になるように、ズームモータ駆動回路16によりズ
ームモータ10を駆動して、ズームレンズ9を変倍させ
る。
【0047】この実施の形態例によれば、原稿1のフォ
ーマットサイズに応じてズームレンズ9を駆動し、常に
最大解像度で画像を読み取ることができる。図3は本発
明の第2の実施の形態例を示す構成図である。図2と同
一のものは、同一の符号を付して示す。この実施の形態
例では、ズームレンズではなく、単焦点レンズを用い、
該単焦点レンズとCCDとをズームカム板で接続し、ズ
ームモータ10により単焦点レンズとCCDとを一体で
移動させるものである。
【0048】図において、21が単焦点レンズ、22が
該単焦点レンズ21とCCD11とを一体接続するズー
ムカム板である。そして、ズームモータ10は、ズーム
モータ駆動回路16から駆動されるようになっている。
このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の
通りである。
【0049】先ず、ズームモータ駆動回路16によりズ
ームモータ10を駆動して、単焦点レンズ21とCCD
11とをワイド側(低倍率側)にセットする。次に、光
源6から光を原稿1に照射し、その透過光をミラー7で
折り曲げて、結像光学系の単焦点レンズ21を介してC
CD11に結像させる。次に、画像サイズ検出・設定手
段から得られた拡大倍率の位置になるように、ズームモ
ータ駆動回路16によりズームモータ10を駆動して、
単焦点レンズ21とCCD11とを移動させる。
【0050】この実施の形態例によれば、単焦点レンズ
21とCCD11とが所定の関係を維持しながら変倍移
動するので、原稿1のフォーマットサイズに応じて常に
最大解像度で画像を読み取ることができる。
【0051】図4は本発明の第3の実施の形態例を示す
構成図である。図2,図3と同一のものは、同一の符合
を付して示す。この実施の形態例では、単焦点レンズ2
1とCCD11とが独立して配置され、それぞれレンズ
モータ23とCCD駆動モータ12から駆動されるよう
になっている。そして、レンズモータ23と原稿セット
部駆動モータ5はズームモータ駆動回路16から共通に
駆動される。このように構成された装置の動作を説明す
れば、以下の通りである。
【0052】先ず、ズームモータ駆動回路16によりレ
ンズモータ23と原稿セット部駆動モータ5を駆動し
て、単焦点レンズ21と原稿キャリアセット部3をワイ
ド側(低倍率側)にセットする。次に、光源6から光を
原稿1に照射し、その透過光をミラー7で折り曲げて結
像光学系の単焦点レンズ21を介してCCD11上に結
像させる。
【0053】次に、画像サイズ検出・設定手段から得ら
れた拡大倍率の位置になるように、ズームモータ駆動回
路16により原稿セット部駆動モータ5を駆動し、同じ
くズームモータ駆動回路16によりレンズモータ23を
駆動して、原稿キャリアセット部3と単焦点レンズ21
を移動させる。
【0054】この実施の形態例によれば、単焦点レンズ
21と原稿キャリアセット部3が所定の関係を維持しな
がら変倍移動するので、原稿1のフォーマットサイズに
応じて常に最大解像度で画像を読み取ることができる。
【0055】図5は本発明の第4の実施の形態例を示す
構成図である。図4と同一のものは、同一の符合を付し
て示す。この実施の形態例では、単焦点レンズ21の位
置は固定されている。そして、原稿キャリアセット部3
とCCD11とが、それぞれモータ駆動回路14及びズ
ームモータ駆動回路16からの駆動信号を受ける原稿セ
ット部駆動モータ5とCCD駆動モータ12により所定
の関係を維持しながら変倍移動するようになっている。
このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の
通りである。
【0056】先ず、原稿キャリアセット部3とCCD1
1とをそれぞれ原稿セット部駆動モータ5とCCD駆動
モータ12により駆動してワイド側(低倍率側)にセッ
トする。次に、光源6から光を原稿1に照射し、その透
過光をミラー7で折り曲げて結像光学系の単焦点レンズ
21を介してCCD11上に結像させる。その後、画像
サイズ検出・設定手段より画像サイズが決定される。例
えば、CCD11の出力を倍率検出回路15で受けて、
画像サイズを決定してもよいし、パソコン19から画像
サイズを設定するようにしてもよい。
【0057】この画像サイズは、ズームモータ駆動回路
16に入り、該ズームモータ駆動回路16は原稿セット
部駆動モータ5とCCD駆動モータ12を駆動して大き
く移動させて変倍させる。次に、必要に応じてCCD1
1の出力を受けるコントラスト検出回路13により前述
したようなピント調整を行なう。
【0058】この実施の形態例によれば、原稿キャリア
セット部3とCCD11が所定の関係を維持しながら変
倍移動するので、原稿1のフォーマットサイズに応じて
最大解像度で画像を読み取ることができる。
【0059】図6は本発明の第5の実施の形態例を示す
構成図である。図4と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図に示す実施の形態例は、段階的に選択可能な
原稿キャリアセット部を具備している。図おいて、25
は第1の原稿キャリアセット部、26は第2の原稿キャ
リアセット部、27は第3の原稿キャリアセット部であ
る。第1の原稿キャリアセット部25には例えばAPS
フィルム(IX−240フィルム)がセットされ、第2
の原稿キャリアセット部26には例えばJ135フィル
ムがセットされ、第3の原稿キャリアセット部27には
例えばブローニフィルムがセットされる。
【0060】SW1はJ135フィルムがセットされた
ことを検出するスイッチ、SW2はAPSフィルムがセ
ットされたことを検出するスイッチ、SW3はブローニ
フィルムがセットされたことを検出するスイッチであ
る。これらスイッチSW1〜SW3としては、例えばマ
イクロスイッチ等が用いられる。
【0061】28は各スイッチSW1〜SW3の検出信
号を受けて、どの原稿キャリアがセットされたかを検出
する原稿キャリアスイッチ検出回路であり、その出力は
パソコン19とズームモータ駆動回路16に与えられて
いる。図に示す実施の形態例では、副走査駆動モータ4
が原稿キャリアセット部を副走査方向に移動させる。ま
た、この実施の形態例では、ミラー7,単焦点レンズ2
1及びCCD11のそれぞれに駆動モータ8,23,1
2が設けられてこれらミラー7,単焦点レンズ21及び
CCD11を矢印方向に移動させることができるように
なっている。このように構成された装置の動作を説明す
れば、以下の通りである。
【0062】先ず原稿1を、原稿サイズに対応した原稿
キャリア2にセットする。例えば、J135フィルム
用、APSフィルム用、ブローニフィルム用とそれぞれ
識別して対応する原稿キャリア2に原稿(フィルム)1
をセットする。
【0063】原稿キャリアスイッチ検出回路28は、ど
のスイッチSW1〜SW3から接点信号が入ってくるか
で原稿サイズを認識し、パソコン19及びズームモータ
駆動回路16に通知する。そして、検出結果により、原
稿1と、単焦点レンズ21と、CCD11とが所定の関
係になるようにズームモータ駆動回路16によりレンズ
モータ23を駆動して単焦点レンズ21を移動させる。
この状態で、光源6から光を原稿1に照射し、その透過
光をミラー7で折り曲げて、結像光学系の単焦点レンズ
21を介してCCD11上に結像させる。
【0064】この発明の構成によれば、選択された原稿
キャリアセット部に応じて単焦点レンズ21が所定の倍
率になるように変倍移動するので、原稿のフォーマット
サイズに応じて常に最大解像度で画像を読み取ることが
できる。
【0065】図7は本発明の第6の実施の形態例を示す
構成図である。図6と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。この実施の形態例では、単焦点レンズ21は固
定であり、ミラー7とCCD11をそれぞれに駆動モー
タ8,12が設けられてこれらミラー7とCCD11を
矢印方向に移動させることができるようになっている。
そして、CCD駆動モータ12にはモータ駆動回路14
とズームモータ駆動回路16の出力が入り、CCD駆動
モータ12を駆動するようになっている。その他の構成
は、図6と同じである。このように構成された装置の動
作を説明すれば、以下の通りである。
【0066】先ず原稿1を、原稿サイズに対応した原稿
キャリア2にセットする。例えば、J135フィルム
用、APSフィルム用、ブローニフィルム用とそれぞれ
識別して対応する原稿キャリア2に原稿(フィルム)1
をセットする。
【0067】原稿キャリアスイッチ検出回路28は、ど
のスイッチSW1〜SW3から接点信号が入ってくるか
で原稿サイズを認識し、パソコン19及びズームモータ
駆動回路16に通知する。そして、検出結果により、原
稿1と、単焦点レンズ21と、CCD11とが所定の関
係になるようにズームモータ駆動回路16によりレンズ
モータ23を駆動してCCD11を移動させる。
【0068】この状態で、光源6から光を原稿1に照射
し、その透過光をミラー7で折り曲げて、結像光学系の
単焦点レンズ21を介してCCD11上に結像させる。
次に、必要に応じてCCD11の出力を受けるコントラ
スト検出回路13により、モータ駆動回路14を制御
し、CCD駆動モータを微小量だけ移動させ、前述した
ようなピント調整を行なう。
【0069】この発明の構成によれば、選択された原稿
キャリアセット部に応じてCCD11が所定の倍率にな
るように変倍移動するので、原稿のフォーマットサイズ
に応じて常に最大解像度で画像を読み取ることができ
る。
【0070】図8は本発明の第7の実施の形態例を示す
構成図である。図1,図6と同一のものは、同一符号を
付して示す。この実施の形態例は、図6,図7に示した
ようにマルチフォーマットの原稿キャリアセット部にフ
ィルム原稿をセットするのではなく、1段の原稿キャリ
アセット部3に原稿キャリア2をセットすることによ
り、スイッチ等を用いてその原稿サイズを自動的に認識
するようにしたものである。
【0071】図において、SW1〜SW3がそれぞれの
原稿サイズを検出するスイッチである。これらスイッチ
は、原稿の種類毎に原稿キャリア2の長さ、幅、厚みの
いずれかを検出するようになっている。28はこれらス
イッチSW1〜SW3の出力を受けてどのスイッチが接
点がオンになったかを検出する原稿キャリアスイッチ検
出回路で、その出力はパソコン19とズームモータ駆動
回路16に与えられている。これらスイッチSW1〜S
W3は、原稿の種類毎に原稿キャリア2の長さ、幅、厚
みの何れかを検出するものであればよい。このように構
成された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0072】ある原稿1が原稿キャリア2と共に原稿キ
ャリアセット部3にセットされると、スイッチSW1〜
SW3までの何れかのスイッチの接点がオンになる。こ
れらスイッチSW1〜SW3の何れかの接点信号がパソ
コン19とズームモータ駆動回路16に通知される。こ
れにより、原稿サイズが認識できたことになるので、原
稿サイズに対応した倍率をパソコン19とズームモータ
駆動回路16に与え、ズームモータ駆動回路16はレン
ズモータ23を駆動して単焦点レンズ21を所定の倍率
が得られるように移動させる。
【0073】その後、光源6から光を原稿1に照射し、
その透過光をミラー7で折り曲げて、結像光学系の単焦
点レンズ21を介してCCD11上に結像させる。この
実施の形態例では、原稿サイズを検出する原稿サイズ検
出手段としてスイッチSW1〜SW3を用いた場合を例
にとったが、本発明はこれに限るものではない。例え
ば、原稿キャリア2にそれぞれ異なった数の穴を設けて
おく。例えばAPSフィルムの場合には1個、J135
フィルムの場合には2個、ブローニフィルムの場合には
3個という具合である。そして、この穴の数を検出する
ことにより原稿サイズを検出することもできる。
【0074】この実施の形態例によれば、原稿キャリア
セット部3に原稿サイズを検出する手段を設けることに
より、読み取り画像サイズを自動検出することができ
る。次に、画像サイズ検出・設定手段による画像サイズ
の自動検出と、マニュアル設定動作について説明する。
図9は画像サイズ・設定手段の動作の画像サイズの自動
検出としての一実施の形態例を示す図である。図におい
て、1は原稿(例えばフィルム)、30は該原稿1から
の透過光を受けて集束するレンズ、11はレンズ30に
より画像が結像されるCCDである。レンズ30として
は、前述したズームレンズ9や単焦点レンズ21が用い
られる。
【0075】原稿1の透過光はレンズ30により集束さ
れてCCD11上に結像する。この時の画像の主走査方
向の結像幅Lは原稿の種類に応じて変化する。CCD1
1の出力信号は、Aに示すようなものとなる。ここで、
CCD11の出力信号の幅を測定すれば、原稿1がJ1
35フィルムであるか、APSフィルムであるか、ブロ
ーニフィルムであるかが分かる。
【0076】即ち、APSフィルムの場合がLが一番小
さく、次にJ135フィルムのLがAPSフィルムの場
合よりも大きく、ブローニフィルムのLが一番大きい。
CCD11の出力は、画像処理部(図示せず)を介して
パソコン19に送られるので、パソコン19は原稿のサ
イズを認識することができる。原稿サイズが分かれば、
パソコン19は、検出された原稿画像の主走査方向の幅
がCCD11の幅一杯になるような倍率を計算してフル
スケールで画像情報を読み取ることができる。
【0077】以上説明したように、この実施の形態例に
よれば、原稿サイズに応じてCCD11に結像される画
像幅が変わるので、原稿の画像サイズを自動的に検出す
ることができる。
【0078】次に、画像サイズのマニュアル設定として
の一実施の形態例として、原稿画像のトリミング領域指
定について説明する。図10はトリミング領域の指定動
作の説明図である。
【0079】先ず、ワイド側(低倍率側)に光学系をセ
ットし、プリスキャンをしてCRT上に画像を表示す
る。図10の(a)がプリスキャンにより表示された画
像である。この全画像の解像度は、CRT20に表示さ
れているように1200dpiとする。オペレータは、
例えばマウスカーソルで図10の(a)に示すようにト
リミング領域を指定する。(a)の破線で示す領域31
がトリミングされた領域である。
【0080】この実施の形態例によれば、CRT上に表
示された画像の特定領域をトリミング指定することがで
き、指定されたトリミング領域を最大解像度で読み取る
ことができる。
【0081】トリミング領域の指定には、画面のセンタ
から上下に同一の長さにトリミングするセンタトリミン
グと、画像の偏った領域を指定するトリミングとがあ
る。前者の場合、本スキャンによりCRT上に画面セン
タから上下にバランスのとれた画像を表示することがで
きる。
【0082】(a)に示すように偏ったトリミングの場
合には、以下のようにして本スキャンの幅を決める。即
ち、トリミング指示された全画像の主走査方向の長さの
1/2の長さと、トリミング範囲の主走査方向中心線か
ら遠い辺と主走査方向中心線までの距離との比により画
像解像度を計算し、その画像解像度の値をCRT上に表
示する。図(a)の1500dpiがこの時の解像度で
ある。
【0083】図11は画像解像度計算の説明図である。
トリミング領域が図に示すように決定されたものとす
る。この時、CRT画面のセンタ(中心線)を32と
し、主走査方向の長さの1/2をL2とする。偏ったト
リミング領域31において、画面のセンタ32から遠い
辺33までの距離をL3とし、比率L2/L3を求め
る。パソコン19は、この比によりCRT画面に表示で
きる最大解像度を計算し、例えば図10の(a)に示す
ように1500dpiと表示する。
【0084】この実施の形態例によれば、主走査方向の
1/2の距離L2と、主走査方向の中心線32から遠い
辺33から主走査方向中心線32までの距離L3との比
によりトリミング倍率を算出することで、トリミング領
域を最大解像度で読み取ることができる。
【0085】また、この時、トリミング領域を指定する
と、パソコン19は、指示されたトリミング領域の最大
画像解像度若しくは画像データ量を計算してCRT20
上に表示することができ、オペレータにとって分かりや
すいものとなる。
【0086】次に、パソコン19は、算出された画像解
像度に基づき、読み取り解像度可変手段により光学系を
変倍させる。パソコン19はスキャン開始位置検出回路
17に指示し、CRT20上で指定されたトリミング範
囲から副走査方向の開始位置を求め、副走査駆動モータ
4を副走査モータ駆動回路18により駆動して、原稿1
をスキャン開始位置にセットする。図11のK1が副走
査方向開始位置、K2が副走査方向終了位置である。
【0087】本スキャン時の主走査方向の読み取り幅
は、CRT20上でトリミング指示された主走査方向幅
の範囲とし、副走査方向にK1〜K2まで副走査するこ
とにより、トリミング領域の全画像情報を読み取り、C
RT上に表示する。図10の(b)は、本スキャンして
CRT20上に最大解像度で表示された画像を示してい
る。解像度は、1500dpiと表示されている。ここ
で、最大解像度の表示の代わりに画像データ量を表示し
てもよいし、これらを併記してもよい。
【0088】この実施の形態例によれば、トリミング領
域が指示された場合には、1コマ全面にわたり本スキャ
ンする必要はないので、本スキャン領域を副走査方向開
始位置から副走査方向終了位置までとすることにより、
効率よく本スキャンすることができる。
【0089】また、この実施の形態例によれば、トリミ
ング領域の最大解像度で本スキャンするので、トリミン
グ領域のみ最大解像度でCRT上に表示することができ
る。本発明によれば、光学系をワイド側(低倍率率側)
にセットし、プリスキャンし、オペレータはCRT20
に表示された画像を見ながら、拡大倍率又は原稿サイズ
を指示することもできる。オペレータにより、拡大倍率
又は原稿サイズが指示されたら、読み取り画像解像度可
変手段が指示された解像度となるように原稿上をスキャ
ンし、最大倍率の読み取り画像をCRT20に表示させ
ることもできる。この実施の形態例は、原稿反射型のフ
ラットベット型の画像読み取り装置に用いて好適であ
る。
【0090】この実施の形態例によれば、オペレータの
指示通りの拡大倍率又は原稿サイズで画像を読み取るこ
とができる。上述の実施の形態例では、透過型の画像読
み取り装置を用いた場合を例にとったが、本発明はこれ
に限るものではなく、原稿反射型の画像読み取り装置に
ついても全く同様に適用することができる。
【0091】また、上述の実施の形態例では、原稿とし
て現像済みフィルムを用いた場合を例にとったが、本発
明はこれに限るものではなく、その他の原稿にも同様に
適用することができる。特に、フラットベット型の画像
読み取り装置の場合には、通常紙に印刷又は手書きされ
た画像情報を読み取ることができる。
【0092】また、光電変換素子も実施の形態例で用い
たCCDに限るものではなく、その他の種類の光電変換
素子を用いることができる。ディスプレイもCRTに限
るものではのなく、その他の例えばプラズマディスプレ
イ、液晶ディスプレイ等を用いることができる。
【0093】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、 (1)原稿の画像情報を光学系を介して光電変換素子上
に結像させ、該光電変換素子により画像情報を読み取る
画像読み取り装置において、読み取る画像サイズを検出
し又は設定する画像サイズ検出・設定手段と、該画像サ
イズ検出・設定手段の出力に応じて読み取る画像の最大
読み取り画像解像度を可変にする読み取り画像解像度可
変手段とを具備することにより、画像サイズ検出・設定
手段が原稿セット部に設定された原稿のフォーマットサ
イズを検出し、或いはオペレータが原稿のフォーマット
サイズを画像サイズ検出・設定手段から指定してやり、
原稿のフォーマットサイズが決定され、決定された原稿
のフォーマットサイズに応じて読み取り画像解像度可変
手段が常に最大の解像度で画像情報を読み取るようにす
ることができる。
【0094】(2)この場合において、前記読み取り画
像解像度可変手段は変倍用レンズであることにより、原
稿のフォーマットサイズに応じて常に変倍用レンズを駆
動し、最大解像度で画像を読み取ることができる。
【0095】(3)また、前記読み取り画像解像度可変
手段は、単焦点レンズと光電変換素子が所定の関係を維
持しながら変倍移動するように構成されるものであるこ
とにより、単焦点レンズと光電変換素子が所定の関係を
維持しながら変倍移動するので、原稿のフォーマットサ
イズに応じて常に最大解像度で画像を読み取ることがで
きる。
【0096】(4)また、前記読み取り画像解像度可変
手段は、単焦点レンズと原稿セット部が所定の関係を維
持しながら変倍移動するように構成されるものであるこ
とにより、単焦点レンズと原稿セット部が所定の関係を
維持しながら変倍移動するので、原稿のフォーマットサ
イズに応じて常に最大解像度で画像を読み取ることがで
きる。
【0097】(5)また、前記読み取り画像解像度可変
手段は、原稿セット部と光電変換素子が所定の関係を維
持しながら変倍移動するように構成されるものであるこ
とにより、原稿セット部と光電変換素子が所定の関係を
維持しながら変倍移動するので、原稿のフォーマットサ
イズに応じて常に最大解像度で画像を読み取ることがで
きる。
【0098】(6)また、前記読み取り画像解像度可変
手段は、段階的に選択可能な原稿セット部を具備し、選
択された原稿セット部に応じて単焦点レンズが所定の倍
率になるように変倍移動するように構成されるものであ
ることにより、選択された原稿セット部に応じて単焦点
レンズが所定の倍率になるように変倍移動するので、原
稿のフォーマットサイズに応じて常に最大分解能で画像
を読み取ることができる。
【0099】(7)また、前記読み取り画像解像度可変
手段は、段階的に選択可能な原稿セット部を具備し、選
択された原稿セット部に応じて光電変換素子が所定の倍
率になるように変倍移動するものであることにより、選
択された原稿セット部に応じて光電変換素子が所定の倍
率になるように変倍移動するので、原稿のフォーマット
サイズに応じて常に最大解像度で画像を読み取ることが
できる。
【0100】(8)また、前記画像サイズ検出・設定手
段は、光電変換素子に結像された主走査方向の画像幅を
検出することにより画像サイズを検出することにより、
原稿サイズに応じて光電変換素子に結像される画像幅が
変わるので、原稿のフォーマットサイズを検出すること
ができる。
【0101】(9)また、前記画像サイズ検出・設定手
段は、ディスプレイ上に表示された画像に対し画面上で
トリミング領域を指示することにより、ディスプレイ上
に表示された画像の特定領域をトリミング指定すること
ができ、指定されたトリミング領域を最大解像度で読み
取ることができる。
【0102】(10)この場合において、ディスプレイ
上で表示されている全画像の主走査方向の長さの1/2
の長さと、トリミング領域指示された画像の主走査方向
の中心線から遠い辺と、主走査方向中心線までの距離と
の比によりトリミング倍率を算出することにより、主走
査方向の1/2の距離と、主走査方向の中心線から遠い
辺から主走査方向中心線までの距離との比によりトリミ
ング倍率を算出することで、トリミング領域を最大解像
度で読み取ることができる。
【0103】(11)また、前記画像サイズ検出・設定
手段がディスプレイ上でトリミング領域を指示した時、
トリミング領域に応じて最大画像解像度若しくは画像デ
ータ量をディスプレイ上に表示することにより、トリミ
ング領域を指示すると、指示されたトリミング領域の最
大画像解像度を計算してディスプレイ上に表示すること
ができ、オペレータにとってわかりやすいものとなる。
【0104】(12)また、ディスプレイ上でトリミン
グ領域が指示された画像のスキャン時に、副走査方向開
始位置と副走査方向終了位置をトリミング領域に応じて
移動させることにより、トリミング領域が指示された場
合には、1コマ全面にわたり本スキャンする必要はない
ので、本スキャン領域を副走査方向開始位置と副走査方
向終了位置までとし、効率よく本スキャンすることがで
きる。
【0105】(13)また、ディスプレイ上でトリミン
グ領域が指示された画像のスキャン後にディスプレイ上
に再表示する時には、読み込んだスキャン画像のうちト
リミングされた範囲のみを表示することにより、トリミ
ング領域のみ最大解像度でディスプレイ上に表示するこ
とができる。
【0106】(14)また、前記読み取り画像サイズ検
出・設定手段は、ディスプレイ上で拡大倍率又は原稿サ
イズを指示することにより、オペレータの指示通りの拡
大倍率又は原稿サイズで画像を読み取ることができる。
【0107】(15)更に、前記読み取り画像サイズ検
出・設定手段は、原稿セット部に設けられた原稿サイズ
検出手段により読み取り画像サイズを検出することによ
り、原稿セット部に原稿サイズを検出する手段を設け、
読み取り画像サイズを検出することができる。
【0108】以上、説明したように、本発明によれば、
原稿サイズに応じて画像解像度を可変にして常に最大画
像解像度で読み取ることができる画像読み取り装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】像倍率変更の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例を示す構成図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態例を示す構成図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態例を示す構成図であ
る。
【図5】本発明の第4の実施の形態例を示す構成図であ
る。
【図6】本発明の第5の実施の形態例を示す構成図であ
る。
【図7】本発明の第6の実施の形態例を示す構成図であ
る。
【図8】本発明の第7の実施の形態例を示す構成図であ
る。
【図9】画像サイズ検出・設定手段の動作の一実施の形
態例を示す図である。
【図10】トリミング領域の指定動作の説明図である。
【図11】画像解像度計算の説明図である。
【符号の説明】
1 原稿 2 原稿キャリア 3 原稿キャリアセット部 4 副走査駆動モータ 5 原稿セット部駆動モータ 6 光源 7 ミラー 8 ミラー駆動モータ 9 ズームレンズ 10 ズームモータ 11 CCD 12 CCD駆動モータ 13 コントラスト検出回路 14 モータ駆動回路 15 倍率検出回路 16 ズームモータ駆動回路 17 スキャン開始位置検出回路 18 副走査モータ駆動回路 19 パソコン 20 CRT

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を光学系を介して光電変
    換素子上に結像させ、該光電変換素子により画像情報を
    読み取る画像読み取り装置において、 読み取る画像サイズを検出し又は設定する画像サイズ検
    出・設定手段と、 該画像サイズ検出・設定手段の出力に応じて読み取る画
    像の最大読み取り画像解像度を可変にする読み取り画像
    解像度可変手段とを具備することを特徴とする画像読み
    取り装置。
  2. 【請求項2】 前記読み取り画像解像度可変手段は変倍
    用レンズであることを特徴とする請求項1記載の画像読
    み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記読み取り画像解像度可変手段は、単
    焦点レンズと光電変換素子が所定の関係を維持しながら
    変倍移動するように構成されるものであることを特徴と
    する請求項1記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記読み取り画像解像度可変手段は、単
    焦点レンズと原稿セット部が所定の関係を維持しながら
    変倍移動するように構成されるものであることを特徴と
    する請求項1記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記読み取り画像解像度可変手段は、原
    稿セット部と光電変換素子が所定の関係を維持しながら
    変倍移動するように構成されるものであることを特徴と
    する請求項1記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記読み取り画像解像度可変手段は、段
    階的に選択可能な原稿セット部を具備し、選択された原
    稿セット部に応じて単焦点レンズが所定の倍率になるよ
    うに変倍移動するように構成されるものであることを特
    徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記読み取り画像解像度可変手段は、段
    階的に選択可能な原稿セット部を具備し、選択された原
    稿セット部に応じて光電変換素子が所定の倍率になるよ
    うに変倍移動するように構成されるものであることを特
    徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  8. 【請求項8】 前記画像サイズ検出・設定手段は、CC
    Dに結像された主走査方向の画像幅を検出することによ
    り画像サイズを検出することを特徴とする請求項1記載
    の画像読み取り装置。
  9. 【請求項9】 前記画像サイズ検出・設定手段は、ディ
    スプレイ上に表示された画像に対し、画面上でトリミン
    グ領域を指示することを特徴とする請求項1記載の画像
    読み取り装置。
  10. 【請求項10】 ディスプレイ上で表示されている全画
    像の主走査方向の長さの1/2の長さと、トリミング領
    域指示された画像の主走査方向の中心線から遠い辺と、
    主走査方向中心線までの距離との比によりトリミング倍
    率を算出することを特徴とする請求項9記載の画像読み
    取り装置。
  11. 【請求項11】 前記画像サイズ検出・設定手段がディ
    スプレイ上でトリミング領域を指示した時、トリミング
    領域に応じて最大画像解像度若しくは画像データ量をデ
    ィスプレイ上に表示することを特徴とする請求項9記載
    の画像読み取り装置。
  12. 【請求項12】 ディスプレイ上でトリミング領域が指
    示された画像のスキャン時に、副走査方向開始位置と副
    走査方向終了位置をトリミング領域に応じて移動させる
    ことを特徴とする請求項9記載の画像読み取り装置。
  13. 【請求項13】 ディスプレイ上でトリミング領域が指
    示された画像のスキャン後にディスプレイ上に再表示す
    る時には、読み込んだスキャン画像のうちトリミングさ
    れた範囲のみを表示することを特徴とする請求項9記載
    の画像読み取り装置。
  14. 【請求項14】 前記読み取り画像サイズ検出・設定手
    段は、ディスプレイ上で拡大倍率又は原稿サイズを指示
    することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装
    置。
  15. 【請求項15】 前記読み取り画像サイズ検出・設定手
    段は、原稿セット部に設けられた原稿サイズ検出手段に
    より読み取り画像サイズを検出することを特徴とする請
    求項1記載の画像読み取り装置。
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