JP3077337B2 - 送信原稿の画像読取走査方法 - Google Patents
送信原稿の画像読取走査方法Info
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- JP3077337B2 JP3077337B2 JP03328451A JP32845191A JP3077337B2 JP 3077337 B2 JP3077337 B2 JP 3077337B2 JP 03328451 A JP03328451 A JP 03328451A JP 32845191 A JP32845191 A JP 32845191A JP 3077337 B2 JP3077337 B2 JP 3077337B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信原稿の画像読取走
査方法に係り、更に詳しくは、送信原稿の画像読取時に
おけるステップモータの耳障りな駆動音や共振音をでき
る限り低減させるようにしたことに特徴を有したものに
関する。
査方法に係り、更に詳しくは、送信原稿の画像読取時に
おけるステップモータの耳障りな駆動音や共振音をでき
る限り低減させるようにしたことに特徴を有したものに
関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置では、副走査方向に読
取ラインを移動させながら、CCDなどの撮像素子(不
図示)によって1ライン毎に画像データを読み取って送
信するようにされており、ノーマルモードでは、図5に
示したように、(1/3.85)mm毎に1ラインの画
像データを読み取って受信側に伝送し、受信側では、1
ラインの画像データを2ライン分重複して印字させる一
方、ファインモードでは、図6に示したように、(1/
7.7)mm毎に1ライン分の画像データを読み取って
受信側に伝送し印字させるようになっている。
取ラインを移動させながら、CCDなどの撮像素子(不
図示)によって1ライン毎に画像データを読み取って送
信するようにされており、ノーマルモードでは、図5に
示したように、(1/3.85)mm毎に1ラインの画
像データを読み取って受信側に伝送し、受信側では、1
ラインの画像データを2ライン分重複して印字させる一
方、ファインモードでは、図6に示したように、(1/
7.7)mm毎に1ライン分の画像データを読み取って
受信側に伝送し印字させるようになっている。
【0003】図7の(a),(b)は、このようなノー
マルモードにおける画像データの読取、伝送状態を示し
たもので、送信原稿から1ライン分の画像データが読み
込まれると5ms間隔でステップモータが2回駆動さ
れ、これによって、送信原稿が(1/7.7)mmづつ
2回副走査されて(1/3.85)mmだけ移動する一
方、読み込まれた1ライン分の画像データが時間Tの間
に受信側に伝送されて2ライン分重複印字されるように
なっており、送信原稿が(1/3.85)mmだけ副走
査されると、画像データの送信が終了して次の画像デー
タの読み込みが行なわれるまで、ステップモータの駆動
が停止するようになっている。
マルモードにおける画像データの読取、伝送状態を示し
たもので、送信原稿から1ライン分の画像データが読み
込まれると5ms間隔でステップモータが2回駆動さ
れ、これによって、送信原稿が(1/7.7)mmづつ
2回副走査されて(1/3.85)mmだけ移動する一
方、読み込まれた1ライン分の画像データが時間Tの間
に受信側に伝送されて2ライン分重複印字されるように
なっており、送信原稿が(1/3.85)mmだけ副走
査されると、画像データの送信が終了して次の画像デー
タの読み込みが行なわれるまで、ステップモータの駆動
が停止するようになっている。
【0004】ところで、このような構成のファクシミリ
装置から画像データを送信すると、受信側では、ライン
毎に受信した画像データを順次バッファメモリに格納し
ながら印字出力を行なうようになっているが、印字速度
を越える速度で画像データが次々に伝送されると、バッ
ファメモリが容量不足になって正常な印字ができなくな
るため、予め、受信側の印字能力に応じて1ライン分の
画像データの最小伝送時間Tmが規定されている。この
ため、例えば、送信原稿の全白部分を読み込んで伝送す
るような場合には、画像データをそのまま符号化して伝
送すると、最小伝送時間Tmよりも遙かに速く伝送され
るため、伝送時間が最小伝送時間になるようにフィル信
号を付加して伝送するようにされている。
装置から画像データを送信すると、受信側では、ライン
毎に受信した画像データを順次バッファメモリに格納し
ながら印字出力を行なうようになっているが、印字速度
を越える速度で画像データが次々に伝送されると、バッ
ファメモリが容量不足になって正常な印字ができなくな
るため、予め、受信側の印字能力に応じて1ライン分の
画像データの最小伝送時間Tmが規定されている。この
ため、例えば、送信原稿の全白部分を読み込んで伝送す
るような場合には、画像データをそのまま符号化して伝
送すると、最小伝送時間Tmよりも遙かに速く伝送され
るため、伝送時間が最小伝送時間になるようにフィル信
号を付加して伝送するようにされている。
【0005】ところが、ノーマルモードにおいて、送信
原稿の全白部分などを読み取って伝送する場合には、図
8の(a),(b)に示したように、1ライン最小伝送
時間Tm(20ms)の間に、ステップモータが5ms
間隔で2回駆動された後に10msだけ停止する動作を
繰り返し行うため、ステップモータの駆動が間欠的にな
り、駆動音が耳障りなものとなっていた。また、このよ
うな間欠駆動による機械的振動がファクシミリ装置本体
に共鳴して大きな共振音を生じることも多く改善が望ま
れていた。
原稿の全白部分などを読み取って伝送する場合には、図
8の(a),(b)に示したように、1ライン最小伝送
時間Tm(20ms)の間に、ステップモータが5ms
間隔で2回駆動された後に10msだけ停止する動作を
繰り返し行うため、ステップモータの駆動が間欠的にな
り、駆動音が耳障りなものとなっていた。また、このよ
うな間欠駆動による機械的振動がファクシミリ装置本体
に共鳴して大きな共振音を生じることも多く改善が望ま
れていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、送信原稿を副走査方向に駆動する
ためのステップモータから出力される耳障りな駆動音や
共振による駆動音の拡大を抑えるようにした送信原稿の
画像読取走査方法を提供することを目的としている。
みてなされたもので、送信原稿を副走査方向に駆動する
ためのステップモータから出力される耳障りな駆動音や
共振による駆動音の拡大を抑えるようにした送信原稿の
画像読取走査方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明方法は、画像データを1ライン読み
取る毎に、ステップモータに応じた単位副走査量の繰り
返し走査によって規定の副走査量だけ送信原稿を送り駆
動するようにした送信原稿の画像読取走査方法であっ
て、1ライン分の画像データの伝送時間が予め規定され
た最小伝送時間になったときには、単位副走査量を変化
させることなく、その最小伝送時間内における上記モー
タの駆動間隔が均等になるように設定されている。
に提案される本発明方法は、画像データを1ライン読み
取る毎に、ステップモータに応じた単位副走査量の繰り
返し走査によって規定の副走査量だけ送信原稿を送り駆
動するようにした送信原稿の画像読取走査方法であっ
て、1ライン分の画像データの伝送時間が予め規定され
た最小伝送時間になったときには、単位副走査量を変化
させることなく、その最小伝送時間内における上記モー
タの駆動間隔が均等になるように設定されている。
【0008】このような本発明方法では、1ライン分の
画像データの伝送時間が、予め規定された最小伝送時間
を越える場合には、ステップモータの駆動間隔が均等で
はなくなるが、ステップモータが最高速で駆動されて最
も駆動音などが大きくなる状態では効果的に騒音を低減
することができる。また、画像データを読み取る毎に、
1ライン分の画像データの伝送時間からステップモータ
が均等駆動される駆動間隔をリアルタイムに算出して駆
動させるような構成として、一層雑音を低減させること
も可能である。
画像データの伝送時間が、予め規定された最小伝送時間
を越える場合には、ステップモータの駆動間隔が均等で
はなくなるが、ステップモータが最高速で駆動されて最
も駆動音などが大きくなる状態では効果的に騒音を低減
することができる。また、画像データを読み取る毎に、
1ライン分の画像データの伝送時間からステップモータ
が均等駆動される駆動間隔をリアルタイムに算出して駆
動させるような構成として、一層雑音を低減させること
も可能である。
【0009】
【作用】本発明では、送信原稿から読み取って符号化さ
れた1ライン分の画像データのデータ長が短く、1ライ
ン分の画像データの伝送時間が予め規定された最小伝送
時間を越えないときには、最小伝送時間内において、ス
テップモータを均等な間隔で駆動するので、ステップモ
ータに応じた単位副走査量の繰り返し走査によって規定
の副走査量だけ送信原稿を送り駆動できる。
れた1ライン分の画像データのデータ長が短く、1ライ
ン分の画像データの伝送時間が予め規定された最小伝送
時間を越えないときには、最小伝送時間内において、ス
テップモータを均等な間隔で駆動するので、ステップモ
ータに応じた単位副走査量の繰り返し走査によって規定
の副走査量だけ送信原稿を送り駆動できる。
【0010】このため、送信原稿の全白部分などを読み
取って画像データを送信する場合などのように、ステッ
プモータの駆動速度が最も速くなる状態では、ステップ
モータの駆動間隔が均等となるので、従来のように間欠
駆動される場合に比べて、耳障りな雑音が低減するとと
もに、共振などによって駆動音が拡大されることが低減
する。
取って画像データを送信する場合などのように、ステッ
プモータの駆動速度が最も速くなる状態では、ステップ
モータの駆動間隔が均等となるので、従来のように間欠
駆動される場合に比べて、耳障りな雑音が低減するとと
もに、共振などによって駆動音が拡大されることが低減
する。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の画像読取走査方法をフローチ
ャートをもって示したもので、ノーマルモードでは1ラ
インの画像データの最小伝送時間(受信側の印字能力に
よって規定される値)が20msおよび10msの場合
に対応し、また、ファインモードでは、1ラインの画像
データの最小伝送時間が10msの場合について対応す
るものとして説明する。 送信原稿をセットした状態で、呼出先の電話番号を入
力して発呼し、被呼側が着信すると、ハンドシェイクに
よってファクシミリ送信に必要なデータの相互伝送を実
行する(図1ステップ100〜103参照)。 自局の送信モードがノーマルモードに設定されておれ
ば、ハンドシェイクによって得られた受信側の最小記録
時間(最小伝送時間と同一値)を参照し、最小記録時間
が20msのときには、ステップモータの駆動周期を2
00PPS(パルス/秒)に切換設定する一方、最小記
録時間が10msのときには、ステップモータの駆動周
期を400PPSに切換設定する(図1ステップ104
〜107参照)。 この後、送信原稿から画像データを1ライン分読み取
り、駆動周期が200PPSに切換設定されているとき
には、ステップモータを5ms毎に(1/15.4)m
mづつ4回駆動して、1ラインの最小伝送時間20ms
の間に送信原稿を(1/3.85)mmだけ副走査させ
る一方、駆動周期が400PPSに切換設定されている
ときには、ステップモータを2.5ms毎に(1/1
5.4)mmづつ4回駆動して、1ラインの最小伝送時
間10msの間に送信原稿を(1/3.85)mmだけ
副走査する動作を、1ページ分の画像データの読取が終
了するまで繰り返し行う。この後、次ページの読み取る
べき送信原稿があるときには、再度、上記のハンドシ
ェイク戻るが、送信原稿が全て読み取られたときには、
待機状態に戻る(図1ステップ108〜111参照)。 一方、自局の送信モードがファインモードに設定され
ておれば、駆動周期を200PPS(パルス/秒)に切
換設定し、この後、送信原稿から画像データを1ライン
分読み取り、ステップモータを5ms毎に(1/15.
4)mmづつ2回駆動して、1ラインの最小伝送時間1
0msの間に送信原稿を(1/7.7)mmだけ副走査
する動作を1ページ分の画像データの読取が終了するま
で繰り返し行う。この後、次ページの読み取るべき送信
原稿があるときには、再度、上記のハンドシェイク戻
るが、送信原稿が全て読み取られたときには、待機状態
に戻る(図1ステップ104,112〜115,111
参照)。
明する。図1は、本発明の画像読取走査方法をフローチ
ャートをもって示したもので、ノーマルモードでは1ラ
インの画像データの最小伝送時間(受信側の印字能力に
よって規定される値)が20msおよび10msの場合
に対応し、また、ファインモードでは、1ラインの画像
データの最小伝送時間が10msの場合について対応す
るものとして説明する。 送信原稿をセットした状態で、呼出先の電話番号を入
力して発呼し、被呼側が着信すると、ハンドシェイクに
よってファクシミリ送信に必要なデータの相互伝送を実
行する(図1ステップ100〜103参照)。 自局の送信モードがノーマルモードに設定されておれ
ば、ハンドシェイクによって得られた受信側の最小記録
時間(最小伝送時間と同一値)を参照し、最小記録時間
が20msのときには、ステップモータの駆動周期を2
00PPS(パルス/秒)に切換設定する一方、最小記
録時間が10msのときには、ステップモータの駆動周
期を400PPSに切換設定する(図1ステップ104
〜107参照)。 この後、送信原稿から画像データを1ライン分読み取
り、駆動周期が200PPSに切換設定されているとき
には、ステップモータを5ms毎に(1/15.4)m
mづつ4回駆動して、1ラインの最小伝送時間20ms
の間に送信原稿を(1/3.85)mmだけ副走査させ
る一方、駆動周期が400PPSに切換設定されている
ときには、ステップモータを2.5ms毎に(1/1
5.4)mmづつ4回駆動して、1ラインの最小伝送時
間10msの間に送信原稿を(1/3.85)mmだけ
副走査する動作を、1ページ分の画像データの読取が終
了するまで繰り返し行う。この後、次ページの読み取る
べき送信原稿があるときには、再度、上記のハンドシ
ェイク戻るが、送信原稿が全て読み取られたときには、
待機状態に戻る(図1ステップ108〜111参照)。 一方、自局の送信モードがファインモードに設定され
ておれば、駆動周期を200PPS(パルス/秒)に切
換設定し、この後、送信原稿から画像データを1ライン
分読み取り、ステップモータを5ms毎に(1/15.
4)mmづつ2回駆動して、1ラインの最小伝送時間1
0msの間に送信原稿を(1/7.7)mmだけ副走査
する動作を1ページ分の画像データの読取が終了するま
で繰り返し行う。この後、次ページの読み取るべき送信
原稿があるときには、再度、上記のハンドシェイク戻
るが、送信原稿が全て読み取られたときには、待機状態
に戻る(図1ステップ104,112〜115,111
参照)。
【0012】図2の(a),(b)は、上述した本発明
方法において、ノーマルモード時の受信側の最小記録時
間が20msの場合の動作をタイムチャートをもって示
したもので、送信原稿の全白部分などが読み取られて1
ラインの伝送時間が20msに調整された場合には、5
ms毎にステップモータを駆動して(1/15.4)m
mづつ副走査を繰り返して行い、1ラインの最小伝送時
間内に均等に(1/3.85)mmの副走査を行わせる
ので、ステップモータの駆動間隔が一定となって、耳障
りな駆動音や共振音を減少させることができる。尚、1
ラインの画像データの伝送時間が最小伝送時間Tmを越
えた場合には、図2の(a),(b)に示したように、
次の画像読取時までステップモータの停止時間が増大し
て駆動間隔が均等ではなくなるが、従来の駆動構成に比
べて、耳障りな駆動音を効果的に低減させることが可能
である。
方法において、ノーマルモード時の受信側の最小記録時
間が20msの場合の動作をタイムチャートをもって示
したもので、送信原稿の全白部分などが読み取られて1
ラインの伝送時間が20msに調整された場合には、5
ms毎にステップモータを駆動して(1/15.4)m
mづつ副走査を繰り返して行い、1ラインの最小伝送時
間内に均等に(1/3.85)mmの副走査を行わせる
ので、ステップモータの駆動間隔が一定となって、耳障
りな駆動音や共振音を減少させることができる。尚、1
ラインの画像データの伝送時間が最小伝送時間Tmを越
えた場合には、図2の(a),(b)に示したように、
次の画像読取時までステップモータの停止時間が増大し
て駆動間隔が均等ではなくなるが、従来の駆動構成に比
べて、耳障りな駆動音を効果的に低減させることが可能
である。
【0013】図3の(a),(b)は、ノーマルモード
において、受信側の最小記録時間が10msの場合の動
作をタイムチャートをもって示したもので、図2の場合
と同様に、ステップモータの駆動周期が均等化されるこ
とが分かる。
において、受信側の最小記録時間が10msの場合の動
作をタイムチャートをもって示したもので、図2の場合
と同様に、ステップモータの駆動周期が均等化されるこ
とが分かる。
【0014】図4の(a),(b)は、ファインモード
に設定された場合の動作をタイムチャートをもって示し
たもので、1ラインの画像データを読み取ってから次の
画像データを読み取るまでのステップモータの駆動回数
は、ノーマルモードの場合の半分であるが、この場合
も、ステップモータの駆動間隔が均等化されている。
に設定された場合の動作をタイムチャートをもって示し
たもので、1ラインの画像データを読み取ってから次の
画像データを読み取るまでのステップモータの駆動回数
は、ノーマルモードの場合の半分であるが、この場合
も、ステップモータの駆動間隔が均等化されている。
【0015】このように、本発明の画像読取走査方法に
よれば、送信原稿の全白部分などを読み取る場合のよう
に、ステップモータが最高速で駆動される場合に、駆動
間隔を均等にして耳障りな駆動音や共振音の発生を効果
的に低減させることが可能となる。
よれば、送信原稿の全白部分などを読み取る場合のよう
に、ステップモータが最高速で駆動される場合に、駆動
間隔を均等にして耳障りな駆動音や共振音の発生を効果
的に低減させることが可能となる。
【0016】尚、上記実施例では、予め、ステップモー
タの駆動による単位副走査量を、モード設定に拘らず全
て(1/15.4)mmに固定的に設定しているが、単
位副走査量を電気的あるいは機械的に可変設定させるこ
とにより、例えば、ファインモードでは、単位副走査量
(1/30.8)mmで4回副走査を行なわせる一方、
ノーマルモードでは、上記実施例と同一動作を行わせる
と言うように、モードに応じた最適な駆動間隔および単
位副走査量を設定することも可能である。
タの駆動による単位副走査量を、モード設定に拘らず全
て(1/15.4)mmに固定的に設定しているが、単
位副走査量を電気的あるいは機械的に可変設定させるこ
とにより、例えば、ファインモードでは、単位副走査量
(1/30.8)mmで4回副走査を行なわせる一方、
ノーマルモードでは、上記実施例と同一動作を行わせる
と言うように、モードに応じた最適な駆動間隔および単
位副走査量を設定することも可能である。
【0017】また、ステップモータによる単位副走査量
を変化させる方法としては、モード切換に応じて、ステ
ップモータに連結させるギヤ比を変化させるような方法
もあるが、これ以外にも、ステップモータの通常の2相
励磁駆動方式に代えて、励磁パルスのシフトによる回転
角度を2相励磁駆動の半分に低減させることのできる1
−2相励磁駆動方式を採用することによって実現するこ
とも可能である。
を変化させる方法としては、モード切換に応じて、ステ
ップモータに連結させるギヤ比を変化させるような方法
もあるが、これ以外にも、ステップモータの通常の2相
励磁駆動方式に代えて、励磁パルスのシフトによる回転
角度を2相励磁駆動の半分に低減させることのできる1
−2相励磁駆動方式を採用することによって実現するこ
とも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の送信原稿の画像読取走査方法によれば、送信原稿の
全白部分などを読み取る場合のように、ステップモータ
が最も高速で駆動される場合における駆動間隔が均等に
なるようにして規定の副走査量を走査するようにしてい
るので、耳障りな駆動音や共振による駆動音の拡大を効
果的に抑えることができる。
明の送信原稿の画像読取走査方法によれば、送信原稿の
全白部分などを読み取る場合のように、ステップモータ
が最も高速で駆動される場合における駆動間隔が均等に
なるようにして規定の副走査量を走査するようにしてい
るので、耳障りな駆動音や共振による駆動音の拡大を効
果的に抑えることができる。
【図1】本発明の送信原稿の画像読取走査方法を説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図2】(a),(b)は、ノーマルモードにおいて、
1ライン最小伝送時間が20msの場合の動作を説明す
るタイムチャートである。
1ライン最小伝送時間が20msの場合の動作を説明す
るタイムチャートである。
【図3】(a),(b)は、ノーマルモードにおいて、
1ライン最小伝送時間が10msの場合の動作を説明す
るタイムチャートである。
1ライン最小伝送時間が10msの場合の動作を説明す
るタイムチャートである。
【図4】(a),(b)は、ファインモードの動作を説
明するタイムチャートである。
明するタイムチャートである。
【図5】ノーマルモードにおける送信原稿の画像読取を
説明する模式図である。
説明する模式図である。
【図6】ファインモードにおける送信原稿の画像読取を
説明する模式図である。
説明する模式図である。
【図7】(a),(b)は、従来のファクシミリ装置の
ノーマルモードにおける画像読取動作を説明するタイム
チャートである。
ノーマルモードにおける画像読取動作を説明するタイム
チャートである。
【図8】(a),(b)は、図7に示したタイムチャー
トにおいて、送信原稿の全白部分の画像読取動作を説明
するタイムチャートである。
トにおいて、送信原稿の全白部分の画像読取動作を説明
するタイムチャートである。
Tm・・・最小伝送時間
Claims (1)
- 【請求項1】画像データを1ライン読み取る毎に、ステ
ップモータに応じた単位副走査量の繰り返し走査によっ
て規定の副走査量だけ送信原稿を送り駆動するようにし
た送信原稿の画像読取走査方法であって、1ライン分の
画像データの伝送時間が予め規定された最小伝送時間に
なったときには、単位副走査量を変化させることなく、
その最小伝送時間内における上記モータの駆動間隔が均
等になるように設定した送信原稿の画像読取走査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03328451A JP3077337B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 送信原稿の画像読取走査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03328451A JP3077337B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 送信原稿の画像読取走査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05176136A JPH05176136A (ja) | 1993-07-13 |
JP3077337B2 true JP3077337B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=18210422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03328451A Expired - Lifetime JP3077337B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 送信原稿の画像読取走査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077337B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP03328451A patent/JP3077337B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05176136A (ja) | 1993-07-13 |
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