JPH05344281A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05344281A
JPH05344281A JP4153348A JP15334892A JPH05344281A JP H05344281 A JPH05344281 A JP H05344281A JP 4153348 A JP4153348 A JP 4153348A JP 15334892 A JP15334892 A JP 15334892A JP H05344281 A JPH05344281 A JP H05344281A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマル方式の記録ヘッドを有するファクシ
ミリ装置において、記録の時間間隔の変化に対応してマ
ルチスキャンの実行状態を変化させることを可能とし、
発熱体の温度を適切に保ち、記録画質を向上する。 【構成】 画像データが受信される(ステップS1)
と、符号方式を検出して復号方式を決定し、データ伝送
方式の検出、走査線密度の検出、データ伝送速度の検出
を行う(ステップS5,6,9,10)。そして、これ
ら検出結果に基づいて装置各部の設定を行うと共に、検
出結果に基づいてマルチスキャンの回数の最大値の設
定、或いは、マルチスキャンの実行可否を決定し、マル
チスキャンを用いたサーマル方式による画像記録を実行
する(ステップS11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
するものである。更に詳しくは、マルチスキャンを用い
たサーマル方式の記録部を有するファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、サーマル方式の記録手段を備
えるファクシミリ装置においてはその記録画質を向上す
るためにマルチスキャンを可能としたものがある。マル
チスキャンとは、画像データの記録の時間間隔が開いた
ときに、画像記録を目的とした発熱体へのストローブパ
ルスの回数を増やし、発熱体の温度を一定に保とうとす
るものである。これは、ファクシミリ装置などのように
データの伝送速度等が変化し、記録時間の時間間隔が一
定に保たれない場合に有効である。そして、従来のマル
チスキャン方式では、マルチスキャンの回数の最大値は
一定の値に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常ファクシミリ装置
においては、ファクシミリの通信伝送速度により記録の
時間間隔が変化する。即ち、伝送速度が遅い時には記録
の時間間隔が長くなり、速い時には記録の時間間隔が短
くなる。一方、マルチスキャンの回数の最大値が一定で
あるために、伝送速度が遅い時には印字を目的とした発
熱体の温度は下がり気味となる。このため、全体的に印
字濃度が低くなる傾向にあり、字がかすれ気味となり、
画質の劣化を生じる。また、逆に伝送速度が速い時に
は、発熱体の温度は上がり気味となる。このため、全体
的に印字濃度が高くなる傾向にあり、字がつぶれ気味と
なり画質の劣化を生じることになる。
【0004】また、通常のファクシミリ装置は符号復号
器を備えている。そして、伝送路上には符号化された信
号が送出され、受信機側ではこの符号化された信号を受
信する。そして、受信した符号化信号を復号し、復号し
終わった時点で順次データを画像記録部に転送する。フ
ァクシミリ装置の画像記録部ではこの転送されたデータ
を順次記録していく。しかしながら、該データの符号化
方式により符号化のデータ圧縮率が異なるので、復号化
に要する時間が異なる。このため符号化方式によって記
録の時間間隔が異なってしまう。
【0005】更には、G2、G3両方式の伝送可能なフ
ァクシミリにおいては、各方式において記録の時間間隔
が異なったものとなる。
【0006】また、画像メモリを有するファクシミリ装
置においては、画像メモリにデータを蓄積してからデー
タを記録する場合とそうでない場合とでは、記録の時間
間隔が異なるものとなる。
【0007】以上述べたように記録の時間間隔が変化す
る要因は数多くあるが、これに対してマルチスキャンの
回数が一定或いは最大値が一定であるために、発熱体の
温度を一定に保つというマルチスキャンがうまく機能せ
ずに、記録画像の画質の劣化を生じてしまうという問題
がある。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、サーマル方式の記録ヘッドを有するファクシ
ミリ装置において、記録の時間間隔の変化に対応してマ
ルチスキャンの実行状態を変化させることを可能とし、
発熱体の温度を適切に保ち、記録画質を向上するファク
シミリ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明によるファクシミリ装置は以下の構成を備え
る。即ち、画像記録を目的とした発熱体を有するサーマ
ル方式にて画像データの記録を行うファクシミリ装置に
おいて、画像記録の時間間隔が開いたときに、前記発熱
体の温度を一定に保つために前記発熱体へのストローブ
パルスの回数を増やす、いわゆるマルチスキャンを実行
する実行手段と、画像データの伝送速度を検出する検出
手段と、前記検出手段により検出された画像データの伝
送速度を変更条件とし、この変更条件に基づいて前記実
行手段におけるマルチスキャンの実行条件を変更する変
更手段と、を備える。
【0010】
【作用】上記の構成において、検出手段により検出され
たデータ伝送速度等に基づいて、変更手段は、現画像記
録と次の画像記録との間の時間に実行するマルチスキャ
ンの実行条件(例えば、マルチスキャンの回数の最大値
等)を変更する。そして、この実行条件に従ってマルチ
スキャンが実行される。
【0011】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例について説明する。
【0012】<実施例1>図1は本実施例のファクシミ
リ装置の概略構成を表すブロック図である。図1におい
て、1は原稿読取部であり、送信原稿を読み取り画像デ
ータに変換する。2は記録部であり、受信画像、通信結
果レポートなどを記録する。3は網制御装置、即ちNC
Uであり、電話回線をファクシミリに接続するための制
御を行う。4は変復調装置、即ちモデムであり、通信を
行うために信号の変調及び復調を行う。5はモデム制御
部であり、モデム4の制御を行う。6は操作パネルであ
り、ファクシミリ等の状態をユーザに表示する表示器7
や、ユーザがファクシミリに各種動作を指示するための
キー8を備える。9はファクシミリの各種状態を検知す
るためのセンサである。10はメモリであり、受信画像
データなどを記憶する画像メモリ11、停電等商用電源
断時においても電池等でバックアップされデータが破壊
しないシステムRAM(またはシステムメモリ)12、
ファクシミリの仕様を決定するROM13を備えてい
る。また、20は中央制御部であり、上述の1〜13の
各部を制御する。
【0013】図2は、本実施例のファクシミリ装置の記
録系その他を制御するサブCPU周辺の構成を表すブロ
ック図である。11はリードモータであり、原稿読み取
り部1に属し、送信原稿を読み取り位置まで移動させ
る。12は電流ドライバであり、リードモータ11を動
作させるために必要な電流を供給する。21はライトモ
ータであり、記録部2に属し、記録紙を搬送し、画像を
記録する記録紙と発熱体の位置関係を移動させる。電流
ドライバ22は、ライトモータ21を動作させるために
必要な電流を供給する。23はカッターモータであり、
記録紙を画像の長さに応じて切断する。電流ドライバ2
4は、カッターモータ23を動作させるために必要な電
流を供給する。尚、上記のリードモータ11,ライトモ
ータ21,カッターモータ23はステップモータにより
構成されている。
【0014】201はサブCPUであり、記録を目的と
した発熱体(サーマルヘッド)および各種モータ(1
1,21,23)等を制御する。202はサーマルヘッ
ドであり、記録を目的とした発熱体である。203はス
ムージングICであり、記録するラインとラインの間を
補間し、記録画質を向上させる。204は符号複合器で
あり、相手送信機より送られてきた符号化データ等の符
号化されたデータを復号し、画像データとしてスムージ
ングIC203に送出する。205は、メインCPUと
その周辺回路であるアドレスデコーダ、その他を示すも
のである。以上の参照番号201から205の各構成は
図1の中央制御部20に含まれるものである。
【0015】以上の構成による本実施例1のファクシミ
リ装置の動作について図3〜5のフローチャート及び図
6のタイミングチャートを用いて説明する。
【0016】図3は、実施例1のファクシミリ装置の受
信時における動作フローチャートである。まず、ステッ
プS1において受信が開始されると、ステップS2に進
み、記録紙の有無を判定する。記録紙がない場合にはス
テップS3へ進み、受信画像データは、図2の画像メモ
リ11に蓄積される。その後蓄積された画像データは、
ステップS4においてユーザにより記録紙が装置に挿入
された後、ステップS5以降の処理を実行する。
【0017】一方、ステップS2において記録紙が存在
するときにはステップS5へ進む。ステップS5で、本
装置は記録紙受信を行うために、まず相手送信画像デー
タのMR、MH等の符号化方式に応じて符号復号化器2
04の復号方式を決定する。次にステップS6におい
て、相手送信機がG2送信機であるかG3送信機である
かを判定する。ここで、相手送信機がG2であれば、ス
テップS7へ進みG2受信を行うとともに、ステップS
11にて記録処理を行う。
【0018】また、ステップS6において、相手送信機
がG3送信機であるときはステップS8へ進み、G3受
信を開始する。ステップS9にて、走査線密度を検出
し、相手送信機からの画像データ走査線密度に応じて図
2のライトモータ21の制御を変化させることにより、
画像記録密度を変化させる。そして、ステップS10へ
進み伝送速度を検出する。伝送速度は、回線のノイズ状
況、相手送信機の伝送能力等により決定される。そし
て、ステップS11で記録処理を実行する。ステップS
11における記録処理では、上述のステップにて決定さ
れた復号化方式、走査線密度等の情報に基づいてマルチ
スキャンの最大回数や、マルチスキャンを実行するか否
かの決定を行う。そして、符号復号器204にて復号を
行いつつ記録紙への記録を実行する。
【0019】図4は、実施例1のファクシミリ装置の受
信画像記録時におけるサブCPUの動作フローチャート
である。まずステップS20、21において、メインC
PUよりサブスキャンパラメータを決定するための情報
がサブCPU201に対して伝達される。これは上述の
ステップS11の記録処理に先だって実行される。伝達
される情報の内容は、記録すべきデータが、 メモリ受信データであるか? G2受信でたであるかあるいはG3受信データである
か? 走査線密度はどうであるか? 符号化方法は何か(例えばMRかMHか)? 伝送速度は、いくらであるか? というものである。
【0020】次に、ステップS22において、サブCP
UはステップS20で入力された情報に基づいて、サブ
スキャンの回数最大値(あるいは、サブスキャン時間の
最大値)の設定を適合化させる。また、サブスキャンす
る/しない、の設定も変更する。適合化の方法は上記の
情報のからの各項目について、記録時間間隔の平均
を算出し、この記録時間間隔が大きい場合はサブスキャ
ンの回数最大値を大きく設定するようにする。尚、ここ
で、メモリ受信したものの記録を実行する場合には、サ
ブスキャンパラメータの設定の際にメモリ受信したとき
の伝送速度は考慮しない。これは、画像メモリ11から
データ転送されるために、回線の伝送速度は影響しない
からである。
【0021】図5は、実施例1のファクシミリ装置にお
ける記録処理の手順を表すフローチャートである。ま
た、図6は、実施例1のファクシミリ装置の持つ、サブ
スキャン機能を説明するタイミングチャートである。図
中、PRDYは、図1の符号復号器204からサブCP
U201に伝達されるものであり、符号復号器204に
復号化を完了した記録すべきデータがあることを示すも
のである。
【0022】図中XPOEは、PRDYに対する応答信
号であり符号復号器204が記録データをスムージング
IC203に転送することを許可するものである。また
符号復号器204がスムージングIC203に対しする
記録データの転送を終了すると、PRDYは落とされ、
XPOEはこれを確認したことを符号復号器204に伝
達する働きも合わせて持つものである。また、モーター
トリガはサブCPU201から電流ドライバ22に対し
て送出される制御信号に含まれるものであり、本モータ
ートリガによりライトモータ21は励磁状態をかえる。
その結果、モータ22がステッピング動作をする。
【0023】更に、ストローブ信号は、サブCPU20
1からTPH202のサーマルプリントヘッドに対して
送出されるパルス信号である。本ストローブ信号により
TPH202のヘッドは発熱し、これに接触する感熱紙
等の記録紙に画像を記録することが可能になり、また、
サーマルプリントヘッドの温度を一定に保つことも可能
となるのである。本ストローブ信号にはメインスキャン
とサブスキャンと2種類あり、メインスキャンは、TP
H202に送られた画像データを記録するためのストロ
ーブ信号である。また、サブスキャン(あるいは、マル
チスキャンと呼ばれる)はTPH202への画像データ
が連続的に送られていないとき、すなわち画像データ転
送の時間間隔があいてしまったときに、余っている時間
にある一定の時間内(或いは回数)だけ、画像データを
記録するためのストローブ信号を連続して送るものであ
る。こうすることにより画像記録濃度を濃くすることが
可能となる。
【0024】なお、スムージングIC203は、符号復
号器204から送られてくる画像データと画像データの
間の補間データを作成し、それをTPH202に転送
し、TPH202はそれを記録するという補間機能を実
行するものであるが、本タイミングチャートでは説明の
簡略化のため補間機能を行わない形でのタイミングを示
している。
【0025】図5のフローチャートについて説明する。
ステップS31において、1ライン分のデータをセット
し、メインスキャンのストローブ信号を出力することに
より、1ライン分の記録が実行される。次に、ステップ
S32において、次ラインの記録データの有無を判定す
る。これは、符号復号器204からのPRDY信号をチ
ェックすることにより行う。ここで、次ラインの記録デ
ータがあればステップS33へ進み、メインスキャンに
よる次ラインの記録を実行する。
【0026】ステップS32で、次ラインの記録データ
が無いときはステップS34へ進み、サブスキャンを開
始する。このとき、ステップS35で次ラインの記録デ
ータがあるかどうかを監視する。ここで、次ラインの記
録データがあれば(即ち、PRDY信号がONしたら)
ステップS33へ進み、次ラインの記録を実行する。一
方、ステップS35で次ラインの記録データが無い場合
は、ステップS36へ進み、サブスキャンが終了したか
どうかを判定する。これは、サブスキャンの回数が図4
のフローチャートで設定された最大値を越えたかどうか
をチェックするものである。そして、まだサブスキャン
が終了していなければステップS34へ戻り上述の処理
を繰り返す。
【0027】ステップS36でサブスキャンが終了して
いる場合はステップS37へ進み、全画像データの記録
が終了したかどうかを判定する。そして、終了した場合
は本処理を終了する。まだ、全画像データの記録を終了
していない場合は、ステップS38へ進み、次ラインの
記録データが複合されるのを待つ。
【0028】以上説明したように、実施例1のファクシ
ミリ装置は、図5のフローチャート、図6のタイミング
図に示すように、画像データ転送の時間間隔すなわち、
メインスキャンの時間間隔が開いた場合に、サーマルプ
リントヘッドの温度が低下しすぎることを防止するため
に、サブスキャン(あるいはマルチスキャン)を行うも
のである。そして、このサブスキャンの回数の最大値を
記録時間間隔に応じて適切に設定することにより、過度
のスキャンを防止し、記録画質を高品位に保つことが可
能となる。以下に実施例1のファクシミリ装置の有する
効果を記載する。
【0029】1)画像データ記録の時間間隔が開いたと
きに画像記録を目的とした発熱体へのストローブパルス
の回数をふやし、発熱体の温度を一定に保とうとするい
わゆるマルチスキャン(以下あるいはサブスキャン)可
能なファクシミリ装置において、伝送速度にてマルチス
キャンの回数あるいは、マルチスキャン回数の最大値あ
るいはマルチスキャンをするしないの設定変更が可能と
なっている。このため、伝送速度が遅いときには、マル
チスキャン回数の最大値を大きくすることにより、記録
濃度の低下が防止され、画像のかすれ等のない鮮明な受
信画像が得られる。また、伝送速度が速いときには、マ
ルチスキャンの回数あるいはマルチスキャン回数の最大
値を少なくすることにより、記録濃度の上昇を防止し、
画像のつぶれ等のない鮮明な画像が得られる。
【0030】2)伝送される画像データのMH(モディ
ファイドハフマン)、MR(モディファイドリード)等
の符号化方式により、マルチスキャン回数の最大値、あ
るいはマルチスキャンをするしないの設定が変更可能と
なり、1)と同様に記録画像濃度の最適化が達成され
る。
【0031】3)アナログファクシミリ伝送(以下G
2)とデジタルファクシミリ伝送(以下G3)が可能な
ファクシミリ装置で、両者の違いによりマルチスキャン
回数の最大値、あるいはマルチスキャンをするしないの
設定を変更することが可能となり、G2、G3等伝送モ
ードの違いがあっても、記録画像濃度の最適化を達成す
ることができる。
【0032】4)画像メモリを持ち画像データを画像メ
モリに蓄える、いわゆるメモリ蓄積可能なファクシミリ
装置で、メモリ蓄積された画像データの印字とそうでな
い画像データの印字では上記該マルチスキャン回数の最
大値、あるいはマルチスキャンをするしないの設定を変
えることが可能となり、メモリ蓄積された画像データの
印字の場合においても上記1)〜3)と同様記録画像濃
度の最適化を達成した。
【0033】5)メモリ蓄積された受信画像データの記
録では、伝送速度によるマルチスキャン回数の最大値、
あるいはマルチスキャンをするしないの設定を変えるこ
とを、行わない様にした。それにより、通常伝送速度の
影響を受けず記録速度の一定なメモリ蓄積された画像デ
ータの記録の場合においても上記1)〜4)と同様記録
画像濃度の最適化を達成した。
【0034】6)標準、ファイン等の走査線密度によ
り、マルチスキャン回数の最大値、あるいはマルチスキ
ャンをするしないの設定を変えることが可能となり、上
記1)〜5)と同様記録画像濃度の最適化を達成した。
【0035】尚、実施例1では、ファクシミリ装置を用
いているが、他の同様のデータ通信装置であってもよ
い。
【0036】<実施例2>ファクシミリ装置の記録系
は、画像記録を目的としたサーマルプリントヘッド(T
PH)が用いられている。このTPHへのデータ転送は
一般的に、1ライン分のデータをシリアルに1ビットず
つ行っている。これらのデータが1ライン分転送され、
1ライン分のデータがTPHにたまると該データをラッ
チし、ストローブを引くことにより、該データに基づい
た1ライン分の記録を行う。また、次のラインを記録す
るときには、、TPHに対する記録紙の位置を移動さ
せ、該1ラインの記録を繰り返す。このとき、TPHに
対する記録紙の移動方向は決まっている。
【0037】しかしながら、TPHに対する記録紙の移
動方向は、ファクシミリ装置の機構系を構築する上で、
逆にした方がよい場合が生じている。これは、例えば、
ファクシミリ装置のダウンサイジング(小型化)を実現
する場合や、或いは熱転写方式のファクシミリ装置など
で、TPHと記録紙、インクシートの位置関係、TPH
に対する記録紙、インクシートの移動状態などが画像品
質に大きく影響を与える場合等である。
【0038】これを実現するためには、シリアル入力、
シリアル出力のラストイン−ファーストアウトメモリ
(LIFOメモリ)を設け、1ライン分の記録データの
方向を逆にして、TPHにデータを転送する方式が有効
である。
【0039】また、従来のTPHと別に、このような機
能を持ったTPHを製作するという方法も考えられる
が、この場合は従来のTPHと共通化ができなくなり管
理上の悪影響が生じるうえ、このような特殊なTPHの
開発に要する時間や手間、開発に要する費用等がファク
シミリ装置を開発する上で障害となり、効率的な製品開
発が行えないという問題が生じる。
【0040】従って、ファクシミリ装置においては、シ
リアルイン−シリアルアウトでかつラストイン−ファー
ストアウトのラインメモリを設け、1ライン分の記録デ
ータを方向を逆にしてTPHに転送することが必要であ
る。
【0041】一方、従来よりあるLIFOメモリは、2
ライン分のメモリにより構成され、一方のラインメモリ
にシリアル入力の信号が1ライン分たまると、他方のも
う1つのラインメモリに転送される。このとき、1ライ
ン分の入力信号を格納しているラインメモリからは、最
後にシリアル入力した信号から順に出力するという動作
を行い、このような動作を相互に繰り返す用に構成され
る。
【0042】しかしながら、このラインメモリは、例え
ばB4サイズである場合には、1ライン2048ビット
のメモリを必要とする。これを例えばゲートアレイなど
のカスタムICで組んだ場合、ゲート規模が膨大にな
り、ハードウエア構築にかかる費用が高くなり、それが
製品コストに悪影響を与えて、安価な装置をユーザに提
供しにくくするという問題がある。
【0043】本実施例2のファクシミリ装置では、1つ
のラインメモリによりLIFOメモリを構成し、メモリ
に要するコストを従来の半分にし、安価なファクシミリ
装置をユーザに提供できるようにしたものである。
【0044】実施例2のファクシミリ装置の概略構成は
実施例1の図1と同様であり、ここではその説明は省略
するものとする。また、図7は実施例2のファクシミリ
装置の記録系その他を制御するサブCPU周辺の構成を
表すブロック図である。図7において、実施例1の図2
と同じ機能を有するものは同一の参照番号を付し、ここ
ではその説明を省略する。206はLIFOメモリであ
り、スムージングIC203からの画像データを1ライ
ンずつTPH202へ転送する。以下に、LIFOメモ
リ206について詳細に説明する。
【0045】図8は実施例2のLIFOメモリ206の
構成を表すブロック図である。同図において、81はリ
ード/ライト制御部であり、ラインメモリをリード(読
み出し)或いはライト(書き込み)する信号のタイミン
グを作り出す。82はアップダウンカウンタであり、ラ
インメモリのアクセスアドレスを決定する。83はアド
レス判定/アップダウン切り替え回路であり、アップダ
ウンカウンタ82により決定されるラインメモリのアク
セスアドレスを検知し、該アドレスを例えばA4サイズ
のデータであればアドレスを1728で折り返すよう
に、アップダウンカウンタ82をアップカウンタにする
かダウンカウンタにするかを制御する。84は1ビット
構成のラインメモリであり、例えばA4サイズのデータ
であれば、1728以上のデータを格納することが可能
な構成となっている。
【0046】85は、リード/ライト制御部81を含む
本LIFOを動作させるために必要な基準クロック(B
CKクロック)である。86は、本LIFOにデータを
書き込むための書き込みクロック(DCKクロック)で
ある。87はスムージングIC203からの画像データ
入力(SIデータ)である。88は、TPH202に対
する出力データ(SOデータ)である。また89は、S
Oデータ88をTPH202に対して書き込むタイミン
グをとるための書き込みクロック(DCOクロック)で
ある。
【0047】812はカウンタ用のクロック(AEクロ
ック)であり、リード/ライト制御部81からアップダ
ウンカウンタ82に対して送出される。AEクロック8
12は、アドレス判定/アップダウン切り替え回路83
に対するアップ/ダウン切り替えのトリガ信号としても
使用される。824はアクセスアドレスであり、アップ
ダウンカウンタ82からラインメモリ84に出力され、
ラインメモリ84をアクセスするためのアドレスを決定
する。また、アクセスアドレス824は、アドレス判定
/アップダウン切り替え回路83へも入力される。ま
た、832は、アドレス判定/アップダウン切り替え回
路83からアップダウンカウンタ82へ出力され、アッ
プカウンタとするかダウンカウンタとするかの切り替え
指示信号である。814はラインメモリがデータ書き込
みを行うためのデータライト信号(WEクロック)であ
り、本信号がローレベルからハイレベルに変化するとき
にSIデータ87がラインメモリ84に書き込まれる。
また、本信号がハイレベルのときはラインメモリ84は
リードモード(読み出しモード)となる。841は、ラ
インメモリ4からリード/ライト制御部81に対する出
力データ(DOデータ)である。
【0048】図9はリード/ライト制御部81の回路構
成を表す図である。同図において、91,92はインバ
ータである。92,93はアンドゲートである。95か
ら98はデータラッチ用ICである。本回路の動作は以
下のタイミングチャート(図10)による説明において
明らかになる。
【0049】図10は、本LIFOにおける入出力信号
と内部の主要信号のタイミング例を表すタイミングチャ
ートである。
【0050】図中、D0からD2は、スムージングIC
203からの入力データ(SIデータ87)を表す。A
0からA2はアクセスアドレス824であり、TPH2
02に対して出力するためのデータ(DOデータ84
1)をラインメモリ84から読み出すためのアドレスで
あるとともに、SIデータ87をラインメモリ84に書
き込むためのアドレスである。DX0からDX2はTP
H202に対する出力データ(SOデータ88)であ
る。
【0051】スムージングIC203からのDCKクロ
ック86をトリガとし、SIデータ87をラインメモリ
84に書き込むためのWEクロック814を作り出す。
ラインメモリ84からのDOデータ841は、アクセス
アドレス824によりアクセスされるデータである。こ
のDOデータ841はWEクロック814によりライン
メモリ84に書き込まれる前にデータラッチ98により
ラッチされ、SOデータ88としてTPH202に出力
される。また、SOデータ88をTPH202に書き込
むために、書き込みクロックDCOが生成される。
【0052】アクセスアドレス824はAEクロック8
12のたち下がりエッジにより変化する。また、これら
の内部信号、出力信号のタイミングを作り出すためにス
ムージングIC203からのBCKクロック85を用い
る。尚、DCKクロック86はBCKクロック85を3
分周した信号を元にスムージングIC等で作り出される
ものである。
【0053】図11は、AEクロック812をカウント
することにより得られるアクセスアドレス824の様子
を表すものである。アクセスアドレス824が1ライン
のデータビット長毎に折り返されていく様子が表されて
いる。アクセスアドレス824はアドレス判定/アップ
ダウン切り替え回路83により、例えばデータ長がA4
であるときは1728ビット分のアドレス毎にカウンタ
のアップ・ダウンが切り替えられ、折り返す構造となっ
ている。このアドレス設定により、例えばアップカウン
タでラインメモリ84に書き込まれたデータがダウンカ
ウンタにて読み出されるようになりLIFOとして機能
する。また、データを読み出しを実行しているアドレス
にて書き込みを並行して実行するので、ラインメモリは
1つですむ。
【0054】以上のようなLIFOメモリをファクシミ
リ装置に搭載することにより従来のTPHのままで、そ
の取付方向を逆にすることが可能となり、機構構築の柔
軟性が増す。
【0055】以上説明したように実施例2のファクシミ
リ装置のLIFOメモリによれば、簡単な構成により、
従来2ラインで構成されていたラストイン−ファースト
アウトの回路を、1ライン分のラインメモリにより構成
することが可能となる。このため、本LIFOを搭載し
た電子装置例えばファクシミリ装置のコスト低減を達成
し、安価な装置をユーザに提供することが可能となる。
【0056】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成れる場合にも適用でき
ることはいうまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のファクシミ
リ装置によれば、記録の時間間隔の変化に対応してマル
チスキャンの実行状態を変化させることが可能となり、
発熱体の温度を適切に保つことにより記録画質が向上す
るという効果がある。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のファクシミリ装置の概略構成を表す
ブロック図である。
【図2】実施例1のファクシミリ装置の記録系その他を
制御するサブCPU周辺の構成を表すブロック図であ
る。
【図3】実施例1のファクシミリ装置の受信時における
動作フローチャートである。
【図4】実施例1のファクシミリ装置の受信画像記録時
におけるサブCPUの動作フローチャートである。
【図5】実施例1のファクシミリ装置における記録処理
の手順を表すフローチャートである。
【図6】実施例1のファクシミリ装置の持つ、サブスキ
ャン機能を説明するタイミングチャートである。
【図7】実施例2のファクシミリ装置の記録系その他を
制御するサブCPU周辺の構成を表すブロック図であ
る。
【図8】実施例2のLIFOメモリ206の構成を表す
ブロック図である。
【図9】リード/ライト制御部の回路構成を表す図であ
る。
【図10】LIFOにおける入出力信号と内部の主要信
号のタイミング例を表すタイミングチャートである。
【図11】ラインメモリのアクセスアドレスが1ライン
のデータビット長毎に折り返されていく様子を表す図で
ある。
【符号の説明】
1 原稿読取部 2 記録部 3 NCU 4 モデム 5 モデム制御部 6 操作パネル 10 メモリ 20 中央制御部 201 サブCPU 202 TPH 203 スムージングIC 204 符号復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/23 102 Z 9186−5C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録を目的とした発熱体を有するサ
    ーマル方式にて画像データの記録を行うファクシミリ装
    置において、 画像記録の時間間隔が開いたときに、前記発熱体の温度
    を一定に保つために前記発熱体へのストローブパルスの
    回数を増やす、いわゆるマルチスキャンを実行する実行
    手段と、 画像データの伝送速度を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された画像データの伝送速度を
    変更条件とし、この変更条件に基づいて前記実行手段に
    おけるマルチスキャンの実行条件を変更する変更手段
    と、 を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 伝送された符号化データの符号化方式を
    検出し、この符号化方式に応じて複合を実行する復号化
    手段を更に備え、 前記変更手段は、検出された符号化方式を前記変更条件
    に加え、この変更条件に基づいて前記実行手段における
    マルチスキャンの実行条件を変更する、 ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 アナログファクシミリ伝送方式及びデジ
    タルファクシミリ伝送方式にて画像データを受信可能な
    受信手段と、 受信された前記画像データがアナログファクシミリ伝送
    方式かデジタルファクシミリ伝送方式かを検出する伝送
    方式検出手段と、 を更に備え、 前記変更手段は、前記伝送方式検出手段により検出され
    た伝送方式を前記変更条件に加え、この変更条件に基づ
    いて前記実行手段におけるマルチスキャンの実行条件を
    変更する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載のファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】 伝送された画像データを蓄積する蓄積手
    段を更に備え、 前記変更手段は、前記蓄積手段により蓄積された画像デ
    ータを記録する場合であるか否かを前記変更条件に加
    え、この変更条件に基づいて前記実行手段におけるマル
    チスキャンの実行条件を変更する、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のフ
    ァクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記変更手段は、前記検出手段により検
    出される伝送速度を除外した前記変更条件に基づいて前
    記実行手段におけるマルチスキャンの実行条件を変更す
    ることを特徴とする請求項4に記載のファクシミリ装
    置。
  6. 【請求項6】 伝送された画像データの走査線密度を検
    出する走査線密度検出手段を更に備え、 前記走査線密度検出手段により検出された走査線密度を
    前記変更条件に加え、この変更条件に基づいて前記実行
    手段におけるマルチスキャンの実行条件を変更する、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のフ
    ァクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 ライン単位でデータを記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段にアクセスするためのアドレス値を所定の
    規則で順次生成し、1ライン分のアドレス値の生成を終
    了すると前ラインとは逆の順序でアドレス値を生成する
    アドレス生成手段と、 前記アドレス生成手段により生成されたアドレス値にお
    いて前記記憶手段よりデータの読み出しを行う読み出し
    手段と、 前記読出手段によるデータの読み出し後に、前記アドレ
    スに新たなデータを書き込む書込手段と、 を備えるラストイン−ファーストアウトメモリを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至6に記載のファクシミリ
    装置。
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