JP3027049B2 - 画像記録方法及び装置及び前記装置を有する通信装置 - Google Patents

画像記録方法及び装置及び前記装置を有する通信装置

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JP3027049B2
JP3027049B2 JP6230892A JP6230892A JP3027049B2 JP 3027049 B2 JP3027049 B2 JP 3027049B2 JP 6230892 A JP6230892 A JP 6230892A JP 6230892 A JP6230892 A JP 6230892A JP 3027049 B2 JP3027049 B2 JP 3027049B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置等の通信装置や、出力端末としての画像記録装置及び
その記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にファクシミリ装置では、受信画像
信号を一時的に蓄えるための受信バッファを有してい
る。例えば、ECM受信等において、この受信バッファ
に記憶された受信画像信号のデータ量が予め設定されて
いるデータ量(以下、1ブロック)に達すると、その1
ブロック分の受信画像信号に相当する画像データをまと
めて記録紙に印刷している。このため、1ブロック分の
受信画像を受信する間、印刷処理が停止しているため、
この間に発熱抵抗体(サーマルヘッド)の温度が下がり
過ぎて、ブロックの印刷処理の開始部分で発熱抵抗体の
温度が規定の温度に達しないため記録濃度が低下して、
記録画像に白筋が発生するという問題が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これを改善するため
に、ブロックとブロックとの間の印刷時間間隔におい
て、記録紙が発色するには至らない程度に発熱抵抗体に
微少パルスを与え続けることにより、発熱抵抗体の温度
が低下しすぎるのを防止していた。しかし、上述の方法
によっても、ブロックとブロックとの間での発熱抵抗体
温度の温度低下を完全に防止できないため、印刷された
画像における白筋が完全になくなっていなかった。特
に、中間調画像などでは白筋が非常に目立ってしまい、
印刷された画像における画像品位を低下させる原因とな
っていた。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、1ブロック分の画像データをまとめて記録する際、
記録時間間隔が空いたときにブロックとブロックとの間
に発生する白スジ等の発生を防止して、記録画像の品位
を高めることができる画像記録方法及び装置及び前記装
置を有する通信装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像記録装置は以下のような構成を備える。
即ち、入力した画像データを記憶する記憶手段を有し、
前記記憶手段に1ブロック分の画像データが記憶される
ことにより、記録ヘッドを発熱駆動して1ブロック分の
画像データをまとめて記録媒体上に記録する画像記録装
置であって、記録すべき所定単位量の画像データが準備
されることにより記録開始を指示する指示手段と、前記
指示手段からの前記指示に応じて前記所定単位量の画像
データを記録するための記録ヘッド駆動信号を出力する
駆動信号出力手段と、前記指示手段からの前記指示に応
じて記録媒体を前記所定単位量に応じた距離搬送する搬
送手段と、前記指示手段からの前記指示の時間間隔が所
定時間以上になった時、前記搬送手段の動作開始より所
定時間遅延して前記記録ヘッド駆動信号を出力する様に
前記駆動信号出力手段を制御する制御手段とを有し、前
記制御手段は前記ブロックにおける先頭の前記所定単位
量の画像データを記録する時は、前回の前記指示からの
時間間隔が所定時間以上の場合であっても、前記所定時
間の遅延をさせることなく前記記録ヘッド駆動信号を出
力させることを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するために本発明の画像記
録方法は以下のような構成を備える。即ち、入力した画
像データを記憶手段に記憶し、前記記憶手段に1ブロッ
ク分の画像データが記憶されることにより、記録ヘッド
を発熱駆動して1ブロック分の画像データをまとめて記
録媒体上に記録する画像記録方法であって、記録すべき
所定単位量の画像データが準備されることにより記録開
始を指示する指示工程と、前記指示工程による前記指示
に応じて前記所定単位量の画像データを記録するための
記録ヘッド駆動信号を出力する駆動信号出力工程と、前
記指示工程による前記指示に応じて記録媒体を前記所定
単位量に応じた距離搬送する搬送工程と、前記指示工程
による前記指示の時間間隔が所定時間以上になった時、
前記記録媒体の搬送動作の開始より所定時間遅延して前
記記録ヘッド駆動信号を出力する様に制御する制御工程
とを有し、前記制御工程において、前記ブロックにおけ
る先頭の前記所定単位量の画像データを記録する時は、
前回の前記指示からの時間間隔が所定時間以上の場合で
あっても、前記所定時間の遅延をさせることなく前記記
録ヘッド駆動信号を出力させることを特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成において、記録すべき所定単位量の
画像データが準備されることにより記録開始を指示し、
その指示に応じて所定単位量の画像データを記録するた
めの記録ヘッド駆動信号を出力するとともに、その指示
に応じて記録媒体をその所定単位量に応じた距離搬送
し、更に、その記録開始の指示の時間間隔が所定時間以
上になった時、搬送手段の動作開始より所定時間遅延し
て記録ヘッド駆動信号を出力する様に駆動信号出力手段
を制御するとともに、1ブロックにおける先頭の前記所
定単位量の画像データを記録する時は、前回の前記指示
からの時間間隔が所定時間以上の場合であっても、その
所定時間の遅延をさせることなく記録ヘッド駆動信号を
出力させるように動作する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0009】以下、本発明の実施例を説明する前に、本
実施例の概要について簡単に説明する。
【0010】実施例のファクシミリ装置は、受信画像信
号を一時的に蓄えるための受信バッファを備え、ECM
受信等においてこの受信バッファに記憶された受信画像
信号データ量が、予め設定されているデータ量(以下、
1ブロックと呼ぶ)に達した時、その1ブロック分の受
信画像データをまとめて印刷するファクシミリ装置であ
って、1ブロックを印刷する最初の部分では、紙送り用
モータのトリガに対する印刷タイミングを遅らせない様
にしてサーマルヘッドの発熱抵抗体の温度立ち上がり特
性を改善する。これにより、1ブロック最初の部分を印
刷する時、発熱抵抗体の温度が下がり過ぎてしまったこ
とによる記録紙の発色濃度の低下による記録画質の低下
を改善する。
【0011】また、前述のファクシミリ装置において、
印刷タイミングの時間間隔が長くなった時には、通常の
印刷の後に、印刷タイミングの時間間隔内で、サーマル
ヘッドにストローブ信号をある一定期間送出し続ける、
所謂マルチスキャン(以下、あるいはサブスキャン)を
行なうことにより画質の劣化を改善する。
【0012】図1は本実施例のファクシミリ装置の全体
構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、1は送信原稿を読取って、
画像データを出力する原稿読取り部である。2は回線を
通してファクシミリ受信された受信画像、或いは原稿読
取り部1で読み取られた画像データ、更には通信結果の
レポート等を記録する記録部である。これら原稿読取り
部1及び記録部2は図2に示すサブCPU201によっ
て制御されている。。3は網制御装置(NCU)で、電
話回線との間で通信手順を実行してファクシミリ画像の
送信及び受信を行っている。4は通信を行うための変調
復調装置(モデム)、5はモデム4を制御するモデム制
御部である。6は操作パネルで、このファクシミリ装置
の状態をユーザに対して表示するための表示器7やユー
ザにより操作され、本実施例のファクシミリ装置に各種
動作を指示するための操作キー8等を備えている。
【0014】9はセンサで、このファクシミリ装置の各
種状態を検知し、その検知信号を中央制御部20に出力
している。10はメモリで、受信画像データや原稿読取
り画像データなどを記憶するとともに、ECM受信時等
において受信画像データを一次的に記憶するためのバッ
ファとしても機能している画像メモリ11、電池等でバ
ックアップされて各種データを不揮発に記憶しているシ
ステムRAM(またはシステムメモリ)及び中央制御部
20の制御プログラムや後述する記録紙サイズに応じた
マルチスキャン回数等を記憶しているテーブル13a等
を記憶しているROM13等を備えている。20は中央
制御部でメインCPUを含み、前述した各部を制御して
いる。
【0015】なお、この実施例のファクシミリ装置で
は、ECM受信等において、受信バッファに受信画像デ
ータを一時記憶し、この受信画像データが設定されたデ
ータ量(1ブロック)に達したとき、まとめて印刷する
モードを有しているが、この受信バッファは画像メモリ
11に含まれるものである。
【0016】図2は、本実施例のファクシミリ装置の原
稿読取部1及び記録部2、その他を制御するサブCPU
201周辺の構成を示すブロック図である。
【0017】図2において、11は、原稿読取部1に属
し、送信原稿をCCDによる読取り位置まで移動させる
リードモータである。12は電流ドライバで、リードモ
ータ11を回転駆動させるのに必要な電流を供給してい
る。21は記録紙を搬送するための紙送り用モータで、
記録部2に属して、画像を記録する記録紙とサーマルヘ
ッド202の発熱抵抗体との位置関係を相対的に移動さ
せている。22は、紙送り用モータ21を回転駆動する
のに必要な電流を供給する電流ドライバである。23は
カッタ駆動用モータで、カッタを駆動してロール状の記
録紙を記録された画像の長さに応じて切断している。2
4は、カッタ駆動用モータ23を回転駆動するのに必要
な電流を供給する電流ドライバである。
【0018】201はサブCPUで、ROM210に記
憶された制御プログラムに従って、サーマルヘッド20
2の発熱抵抗体への通電制御及び前述した各種モータを
制御している。又、このROM210は、サーマルヘッ
ド202の温度及び記録紙のサイズに応じてサーマルヘ
ッド202に印加するストローブ信号のパルス幅を記憶
しているテーブル211を記憶している。203はスム
ージングICで、記録する画像データのラインとライン
との間を補間することにより、記録画像の画質を向上さ
せている。204は符号化・復号化器で、相手側ファク
シミリ送信機により送られてきた符号化データ(ファク
シミリ信号)を復号して元の画像データを作成するとと
もに、原稿読取部1で読み取られて出力される画像デー
タを符号化している符号化・復号化器(CODEC)で
ある。205は、前述した中央制御部20のメインCP
Uと、その周辺回路であるアドレスデコーダ、その他の
回路構成を示している。
【0019】図3は、本実施例のファクシミリ装置にお
ける各種信号の出力タイミングを示すタイミング図であ
る。
【0020】PRDY信号は、符号化・復号化器204
からサブCPU201に出力される信号であり、符号化
・復号化器204に印刷すべきデータが準備されている
ことを示している。XPOE信号は、PRDY信号に対
してサブCPU201より出力される応答信号であり、
これにより符号化・復号化器204は、その復号した画
像データをスムージングIC203に転送する。この符
号化・復号化器204がスムージングIC203に対し
て画像データを転送し終ると、PRDY信号はロウレベ
ルになるが、それを確認したことを符号化・復号化器2
04に伝達する働きも合わせて有している。モータトリ
ガ信号は、サブCPU201から電流ドライバ22に対
して送出される制御信号に含まれるものであり、このモ
ータトリガ信号により紙送り用モータ21はその励磁状
態を変更する。その結果、紙送り用モータ21がステッ
ピング動作して、記録紙を所定量搬送する。
【0021】また、A相,B相は、紙送り用モータ21
を1−2相励磁で回転駆動した場合、A相,B相のそれ
ぞれに流れる電流を示している。プレヒートコマンド
は、メインCPU205からサブCPU201に出力さ
れる制御信号に含まれるコマンドであり、メインCPU
205が次に印刷するラインが、ブロックの先頭ライン
であると判断したときにサブCPU201に対して送出
する。これは図3のタイミングT1で示されており、こ
れによりサブCPU201はプリスキャンを開始する。
ストローブ信号はサブCPU201からサーマルプリン
トヘッド(TPH)202に出力されるパルス信号であ
り、このストローブ信号によりサーマルヘッド202が
発熱し、サーマルヘッド202に接触する感熱紙等の記
録紙に画像を印刷することができる。また、このストロ
ーブ信号をサーマルヘッド202与えることにより、サ
ーマルプリントヘッド202の温度を一定に保つことが
できる。間欠フラグは、サブCPU201のRAM21
2に設けられたフラグで、サブCPU201に対する符
号化・復号化器204からの画像データが連続してこな
い場合にオンにセットされる。
【0022】なお、スムージングIC203は、符号化
・復号化器204から送られてくる画像データ間で補間
データを作成してサーマルヘッド202に転送し、サー
マルヘッド202ではそれを印刷する。というような動
作が可能であるが、この説明では説明を簡略化するた
め、このような補間処理を行なわない形でのタイミング
を示している。
【0023】図4は本実施例のファクシミリ装置のサブ
CPU201の処理を示すフローチャートで、この処理
を実行する制御プログラムはROM212に記憶されて
いる。
【0024】この処理はメインCPU205よりの記録
開始指示により開始され、まずステップS1でRAM2
12のプレヒートフラグをクリアし、ステップS2で紙
送り用モータ21にモータトリガ信号を出力して、記録
紙の搬送を開始する。次にステップS3で、RAM21
2の間欠フラグがオンかどうかを調べ、オンであれば
(符号化・復号化器204からの画像データが連続して
こない場合)ステップS4に進み、サーマルヘッド20
2へのサブスキャンを行わずにウエイトする。このスキ
ャンウエイトは、図3の300,301で示すストロー
ブ信号のディレイ部分に相当しており、モータトリガ信
号に対するメインスキャンを開始するまでの遅延処理に
相当している。そして、ステップS5で、この間欠フラ
グをオフにする。
【0025】次にステップS6に進み、スムージングI
C203よりサーマルヘッド202に送られた画像デー
タを印刷するためにストローブ信号を出力するメインス
キャンを行う。こうして1ラインの画像記録を行うとス
テップS7に進み、次ラインの印刷データがあるかどう
かを調べ、印刷データがある時はステップS8に進み、
次ラインの印刷を行う。
【0026】一方、ステップS7で次ラインの印刷デー
タが準備されていない時はステップS9に進み、RAM
212の間欠フラグをオンし、ステップS10でサブス
キャン(あるいはマルチスキャンと呼ばれる)を行う。
これにより、サーマルヘッド202へ画像データが連続
して送られてこないとき、即ち、画像データ転送の時間
間隔が空いてしまったときに、余っている時間である一
定の時間以内だけ、画像データを印刷するためのストロ
ーブ信号を連続してサーマルヘッド202に出力する。
こうすることにより、画像印刷濃度を濃くすることが可
能となる。
【0027】次にステップS11に進み、次ラインの印
刷データがあるかどうかを調べ、即ち、PRDY信号が
入力されたかを調べ、PRDY信号がハイレベル、即ち
印刷データがある時はステップS8に進んで、そのライ
ンの印刷処理に進むが、印刷データがない時はステップ
S12に進み、メインCPU205よりのプレヒートコ
マンドを受信したかをみる。このプレヒートコマンド
は、ECM受信等においてバッファに受信画像データを
一時記憶し、この記憶されたデータが設定されたデータ
量(1ブロック)に達したとき、まとめて印刷するモー
ドにおいて、1ブロックの印刷が終了し、次の符号化さ
れた画像データが、そのバッファに蓄積されている時
に、メインCPU205はプレヒートコマンドをサブC
PU201に送出する。
【0028】サブCPU201では、このプレヒートコ
マンドを受け取るとステップS13に進んで間欠フラグ
をオフにし、ステップS14でプレヒートフラグをオン
にする。こうしてステップS15に進み、サブスキャン
が終了したかどうかを調べ、サブスキャンが終了すると
ステップS16に進み、プレヒートフラグがオンかどう
かをみる。このプレヒートフラグがオンであればステッ
プS16に進み、発熱抵抗体の温度を一定に保つため、
サーマルヘッド202の発熱抵抗体に微小パルスを送出
し続ける動作を開始する(図3のプリスキャン30
2)。このプリスキャンにより発熱抵抗体が保たれる温
度は、実際の印刷時における発熱抵抗体の温度に比べ十
分に低いものである。
【0029】また、本実施例のファクシミリ装置では、
図3に示す間欠フラグにより、300及び301で示す
様に、モータトリガに対するメインスキャンの開始タイ
ミングを遅らせている。即ち、紙送り用モータ21はト
リガ間隔が空いた時には間欠動作となり、このモータト
リガ信号によるモータ励磁信号が変化した時点から、実
際に紙送り用モータ21が回転を開始するまでは、連続
的にモータトリガ信号を受ける場合に比べ時間的に遅れ
る。
【0030】その後、次に符号化・復号化器204から
PRDY信号が送出されて来たときはステップS11か
らステップS8に進む。これにより、紙送り用モータ2
1が間欠動作をしている場合でも、上述したモータディ
レイ(スキャンウエイト)動作を行なわず、モータトリ
ガ信号の出力タイミングとほぼ同じタイミングでメイン
スキャンを開始する(図3のタイミングT2)。これに
より、ブロックの先頭ラインにおけるサーマルヘッド2
02の発熱抵抗体の温度低下を防ぎ、記録画質を向上で
きる効果を提供する。
【0031】図5及び図6のそれぞれは、他の実施例の
ファクシミリ装置におけるメインCPUの処理及びサブ
CPU201の処理を示すフローチャートである。
【0032】図5において、ステップS21でメインC
PU205がECM受信と判断したときはステップS2
3に進み、強制的にスキャンウエイトをしない様にする
ためフラグを立てる。そしてステップS24で、このフ
ラグ情報をサブCPU201に伝達する。
【0033】これにより、図6に示すフローチャートで
は、サブCPU201がステップS31でスキャンウエ
イトを行わないフラグ情報を入力するとステップS33
に進み、スキャンウエイトをしないように、そのスキャ
ンウエイトの機能をデイスエネーブルにする。
【0034】このような構成にすると簡単な構成により
前述実施例と同様の効果を得ることができる。
【0035】尚、本実施例では、ECM受信機能を持つ
ファクシミリ装置について説明したが本発明はこれに限
定されるものでなく、画像データを蓄積できるバッファ
を持ち、蓄積された該画像データがまとめて印刷される
画像出力装置であって、画像の印刷をサーマルプリント
ヘッド等の発熱抵抗体を発熱駆動することにより行なわ
れ装置にも適用できる。このような処理を行うことによ
り、特に中間調画像に対して顕著な効果が得られる。
【0036】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0037】以上説明したように本実施例によれば、以
下に示すような効果がある。
【0038】受信画像信号を一時的に蓄えられるバッフ
ァを持ち、このバッファに記憶された受信画像信号デー
タ量が、予め設定されたデータ量(以下、1ブロック)
に達した時、その1ブロックのデータ分の受信画像をま
とめて印刷するファクシミリ装置において、印刷タイミ
ングの時間間隔が空いた時は、紙送り用モータのトリガ
に対する印刷のタイミングを遅らせるとともに、1ブロ
ック印刷の最初の部分では、印刷タイミングを遅らせな
い様にすることにより、記録ヘッドの発熱抵抗体の温度
立ち上がり特性を改善して、1ブロック最初の部分での
印刷における記録紙の発色の濃度低下による画質の低下
を改善した。
【0039】ファクシミリ装置で印刷タイミングの時間
間隔が空いた時には、通常の印刷の後に、記録ヘッドの
温度を一定に保つため、印刷タイミングの時間間隔内で
サーマルヘッドにストローブ信号を、ある一定期間送出
し続けることにより、印刷タイミングを遅らせないこと
による画質の劣化を改善することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
ブロック分の画像データをまとめて記録する際、記録時
間間隔が空いたときにブロックとブロックとの間に発生
する白スジ等の発生を防止して、記録画像の品位を高め
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のファクシミリ装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図2】本実施例のファクシミリ装置のサブCPU及び
その周辺の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施例のファクシミリ装置におけ
る各種信号の出力タイミングを示すタイミング図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例のサブCPUの動作を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例のメインCPUの動作を示
すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例のサブCPUによる動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿読取部 2 記録部 6 操作パネル 11 画像メモリ 13,210 ROM 13a,211 テーブル 20 中央制御部 21 紙送り用モータ 201 サブCPU 202 サーマルヘッド 203 スムージングIC 204 符号化・復号化器 205 メインCPU及びアドレスデコーダ等 210 ROM

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した画像データを記憶する記憶手段
    を有し、前記記憶手段に1ブロック分の画像データが記
    憶されることにより、記録ヘッドを発熱駆動して1ブロ
    ック分の画像データをまとめて記録媒体に記録する画
    像記録装置であって、記録すべき所定単位量の画像データが準備されることに
    より記録開始を指示する指示手段と、 前記指示手段からの前記指示に応じて前記所定単位量の
    画像データを記録するための記録ヘッド駆動信号を出力
    する駆動信号出力手段と、 前記指示手段からの前記指示に応じて記録媒体を前記所
    定単位量に応じた距離搬送する搬送手段と、 前記指示手段からの前記指示の時間間隔が所定時間以上
    になった時、前記搬送手段の動作開始より所定時間遅延
    して前記記録ヘッド駆動信号を出力する様に前記駆動信
    号出力手段を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は前記ブロックにおける先頭の前記所定単
    位量の画像データを記録する時は、前回の前記指示から
    の時間間隔が所定時間以上の場合であっても、前記所定
    時間の遅延をさせることなく前記記録ヘッド駆動信号を
    出力させる ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 入力した画像データを記憶手段に記憶
    し、前記記憶手段に1ブロック分の画像データが記憶さ
    れることにより、記録ヘッドを発熱駆動して1ブロック
    分の画像データをまとめて記録媒体上に記録する画像記
    録方法であって、記録すべき所定単位量の画像データが準備されることに
    より記録開始を指示する指示工程と、 前記指示工程による前記指示に応じて前記所定単位量の
    画像データを記録するための記録ヘッド駆動信号を出力
    する駆動信号出力工程と、 前記指示工程による前記指示に応じて記録媒体を前記所
    定単位量に応じた距離搬送する搬送工程と、 前記指示工程による前記指示の時間間隔が所定時間以上
    になった時、前記記録 媒体の搬送動作の開始より所定時
    間遅延して前記記録ヘッド駆動信号を出力する様に制御
    する制御工程とを有し、 前記制御工程において、前記ブロックにおける先頭の前
    記所定単位量の画像データを記録する時は、前回の前記
    指示からの時間間隔が所定時間以上の場合であっても、
    前記所定時間の遅延をさせることなく前記記録ヘッド駆
    動信号を出力させる ことを特徴とする画像記録方法。
  3. 【請求項3】 入力した画像データを記憶する記憶手段
    を有し、前記記憶手段に1ブロック分の画像データが記
    憶されることにより、記録ヘッドを発熱駆動して1ブロ
    ック分の画像データをまとめて記録媒体上に記録する通
    信装置であって、 受信した画像を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記録すべき所定単位量の画像データが記
    憶されることにより記録開始を指示する指示手段と、 前記指示手段からの前記指示に応じて前記所定単位量の
    画像データを記録するための記録ヘッド駆動信号を出力
    する駆動信号出力手段と、 前記指示手段からの前記指示に応じて記録媒体を前記所
    定単位量に応じた距離搬送する搬送手段と、 前記指示手段からの前記指示の時間間隔が所定時間以上
    になった時、前記搬送手段の動作開始より所定時間遅延
    して前記記録ヘッド駆動信号を出力する様に前記駆動信
    号出力手段を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は前記ブロックにおける先頭の前記所定単
    位量の画像データを記録する時は、前回の前記指示から
    の時間間隔が所定時間以上の場合であっても、前記所定
    時間の遅延をさせることなく前記記録ヘッド駆動信号を
    出力させる ことを特徴とする通信装置。
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