JPH05268458A - 画像データ変換方法及び装置 - Google Patents

画像データ変換方法及び装置

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JPH05268458A
JPH05268458A JP4062309A JP6230992A JPH05268458A JP H05268458 A JPH05268458 A JP H05268458A JP 4062309 A JP4062309 A JP 4062309A JP 6230992 A JP6230992 A JP 6230992A JP H05268458 A JPH05268458 A JP H05268458A
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Shigeo Miura
滋夫 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1ライン分の画像データを記憶するメモリを
備え、そのメモリの読出しアドレスを及び書込みアドレ
スを制御することにより、1ライン分の画像データの順
序を逆にして出力できる画像データ変換方法及び装置を
提供することを目的とする。 【構成】 入力した画像データを所定のアドレス順にラ
インメモリ2061に記憶し、そのラインメモリ206
1に所定量の画像データが記憶されると、そのメモリ2
061に書き込んだアドレス順とは逆の順序に、その画
像データを読出す。そして、この読出し動作に同期し
て、ラインメモリ2061の既に読出されたアドレスに
次の画像データを順次書込むように動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置等の通信装置や、出力端末としての画像記録装置及び
その記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にファクシミリ装置では、ステッピ
ングモータ等の紙送り用モータを回転駆動することによ
り記録紙を移動させ、サーマルヘッドの発熱抵抗体との
相対的な位置を変えながら、発熱抵抗体にストローブパ
ルスを送出して記録紙上に画像記録を行っている。この
ようなサーマルヘッドを用いたファクシミリ装置では、
一般的にサーマルヘッドへのデータ転送を、シリアルに
1ビットずつ行なって、1ライン分の画像データがサー
マルヘッドに記憶された後、ラッチ信号をサーマルヘッ
ドに出力して1ライン分のデータをラッチし、ストロー
ブ信号を出力して1ライン分の記録処理を行っていた。
【0003】このような記録時において、一般的には記
録紙の移動方向は、その画像の形成方向、即ち、1ペー
ジ印刷イメージを考えた時、上側から下側に向かう方向
に印刷するように移動されているが、プリンタ全体の機
構部の構成を考えた時、記録紙の搬送方向を逆にして搬
送したほうが良い場合がある。これは、例えばファクシ
ミリ装置のダウンサイジング(小型化)を実現する場合
や、熱転写方式のファクシミリ装置など、サーマルヘッ
ドと記録紙、インクシートの位置関係、サーマルヘッド
に対する記録紙、インクシートの移動状態等が画像品質
に大きく影響を与える場合などである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように記録紙の搬
送方向を通常の場合と逆にして印刷する場合には、当然
のこととして、サーマルヘッドに出力する画像データを
逆にする必要がある。そこで、制御部とサーマルヘッド
との間に、シリアル入力でシリアル出力のラストイン・
ファーストアウト(LIFO)メモリを設け、このLI
FOメモリを介して画像データをサーマルヘッドに転送
している。しかし、従来のサーマルプリンタでは、この
LIFOメモリは2ライン分設けられており、一方のL
IFOメモリに1ライン分の画像データが記憶される
と、他方のメモリに次のラインデータが書き込まれると
共に、既に書込みが終了している一方のメモリから画像
データが読出されてサーマルヘッドに転送されるように
構成されていた。このようなLIFOメモリの容量は、
例えばB4サイズの画像データを印刷するような場合
は、1ライン当り約2048ビットのメモリ容量を要す
るため、このようなラインメモリを2つも備えると回路
規模が大きくなってハードウェアの値段が高くなり、装
置全体のコストアップにつながるという問題があった。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、1ライン分の画像データを記憶するメモリを備え、
そのメモリの読出しアドレスを及び書込みアドレスを制
御することにより、1ライン分の画像データの順序を逆
にして出力できる画像データ変換方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像データ変換装置は以下の様な構成を備え
る。即ち、画像データの順序を変換するための画像デー
タ変換装置であって、入力した画像データを所定のアド
レス順に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に所定量の
画像データが記憶されると、前記記憶手段に書き込んだ
アドレス順とは逆の順序に、その画像データを読出す読
出し手段と、前記読出し手段による読出し動作に同期し
て前記記憶手段の既に読出されたアドレスに次の画像デ
ータを順次書込む書込み手段とを有する。
【0007】上記目的を達成するために本発明の画像デ
ータ変換方法は以下の様な工程を備える。即ち、画像デ
ータの順序を変換するための画像データ変換方法であっ
て、入力した画像データを所定のアドレス順に記憶する
工程と、所定量の画像データが記憶されると、前記所定
のアドレス順とは逆の順序に、記憶された画像データを
順次読出す工程と、その画像データの読出し動作に同期
して、その読出したアドレスに画像データを書込む工程
と、その書き込んだ画像データをその書き込み順と逆の
順序で読出す工程とを有する。
【0008】
【作用】以上の構成において、入力した画像データを所
定のアドレス順に記憶手段に記憶し、その記憶手段に所
定量の画像データが記憶されると、その記憶手段に書き
込んだアドレス順とは逆の順序に、その画像データを読
出す。そして、この読出し動作に同期して、記憶手段の
既に読出されたアドレスに次の画像データを順次書込む
ように動作する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0010】図1は本実施例のファクシミリ装置の全体
構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、1は送信原稿を読取って、
画像データを出力する原稿読取部である。2は回線を通
してファクシミリ受信された受信画像、或いは原稿読取
部1で読取られた画像データ、更には通信結果のレポー
ト等を記録する記録部である。これら原稿読取部1及び
記録部2は、図2に示すサブCPU201によって制御
されている。。3は網制御装置(NCU)で、電話回線
との間で通信手順を実行してファクシミリ画像の送信及
び受信を行っている。4は通信を行うための変調復調装
置(モデム)、5はモデム4を制御するモデム制御部で
ある。6は操作パネルで、このファクシミリ装置の状態
をユーザに対して表示するための表示器7やユーザによ
り操作され、本実施例のファクシミリ装置に各種動作を
指示するための操作キー8等を備えている。
【0012】9はセンサで、このファクシミリ装置の各
種状態を検知し、その検知信号を中央制御部20に出力
している。10はメモリで、受信画像データや原稿読取
り画像データなどを記憶するとともに、ECM受信時等
において受信画像データを一次的に記憶するためのバッ
ファとしても機能している画像メモリ11、電池等でバ
ックアップされて各種データを不揮発に記憶しているシ
ステムRAM12(またはシステムメモリ)、及び中央
制御部20の制御プログラム等を記憶しているROM1
3等を備えている。20は中央制御部でメインCPUを
含み、前述した各部を制御している。
【0013】なお、この実施例のファクシミリ装置で
は、ECM受信等において、受信バッファに受信画像デ
ータを一時記憶し、この受信画像データが設定されたデ
ータ量(1ブロック)に達したとき、まとめて印刷する
モードを有しているが、この受信バッファは画像メモリ
11に含まれるものである。
【0014】図2は、本実施例のファクシミリ装置の原
稿読取部1及び記録部2、その他を制御するサブCPU
201周辺の構成を示すブロック図である。
【0015】図2において、11は、原稿読取部1に属
し、送信原稿をCCDによる読取り位置まで移動させる
リードモータである。12は電流ドライバで、リードモ
ータ11を回転駆動させるのに必要な電流を供給してい
る。21は記録紙を搬送するための紙送り用モータで、
記録部2に属して、画像を記録する記録紙とサーマルヘ
ッド202の発熱抵抗体との位置関係を相対的に移動さ
せている。22は、紙送り用モータ21を回転駆動する
のに必要な電流を供給する電流ドライバである。23は
カッタ駆動用モータで、カッタを駆動してロール状の記
録紙を記録された画像の長さに応じて切断している。2
4は、カッタ駆動用モータ23を回転駆動するのに必要
な電流を供給する電流ドライバである。
【0016】201はサブCPUで、ROM210に記
憶された制御プログラムに従って、サーマルヘッド20
2の発熱抵抗体への通電制御及び前述した各種モータを
制御している。又、このROM210は、サーマルヘッ
ド202の温度及び記録紙のサイズに応じてサーマルヘ
ッド202に印加するストローブ信号のパルス幅を記憶
しているテーブル211を記憶している。203はスム
ージングICで、記録する画像データのラインとライン
との間を補間することにより、記録画像の画質を向上さ
せている。204は符号化・復号化器で、相手側ファク
シミリ送信機により送られてきた符号化データ(ファク
シミリ信号)を復号して元の画像データを作成するとと
もに、原稿読取部1で読み取られて出力される画像デー
タを符号化している符号化・復号化器(CODEC)で
ある。205は、前述した中央制御部20のメインCP
Uと、その周辺回路であるアドレスデコーダ、その他の
回路構成を示している。206はデータ変換部で、スム
ージングIC203よりの画像データを入力し、その画
像データのビット順序を反転させてサーマルヘッド20
2に出力している。
【0017】図中、PRDY信号は、符号化・復号化器
204からサブCPU201に出力されるプリント・レ
ディ信号で、ハイレベルの時に、符号化・復号化器20
4に印刷すべき画像データが存在していることを示す。
XPOE信号は、このPRDY信号に対する応答信号で
あり、符号化・復号化器204がスムージングIC20
3に転送することを許可するものである。また符号化・
復号化器204がスムージングIC203に画像データ
を転送し終るとPRDY信号はロウレベルになるが、サ
ブCPU201がそれを確認したことを符号化・復号化
器204に伝達する働きも合わせて待つものである。ま
た、A相,B相の信号は、リードモータ11、紙送り用
モータ21及びカッタ駆動用モータ23のそれぞれを、
1−2相励磁で回転駆動した時の各A相,B相電流を示
したものである。又、ストローブパルス信号は、サブC
PU201からサーマルヘッド202に送出されるパル
ス信号であり、このストローブ信号によりサーマルヘッ
ド202の発熱抵抗体が画像データに応じて発熱し、こ
のサーマルヘッド202に接触している感熱紙等の記録
紙に画像を印刷することができる。また、このストロー
ブ信号を適当な間隔でサーマルヘッド202に印加する
ことにより、サーマルヘッド202の温度を一定に保つ
ことができる。
【0018】以上の構成において、データ変換部206
は、スムージングIC203からのデータを読出して、
それをシリアル信号に変換してサーマルヘッド202に
出力する。このデータ変換部206では、1ラインの画
像データを、入力した順序とは逆の順序で読出してサー
マルヘッド202に出力している。これにより、記録紙
の搬送方向を逆にして印刷することができるようにな
る。
【0019】図3は、本実施例のファクシミリ装置のデ
ータ変換部206の概略構成を示すブロック図である。
【0020】図中、2061は、1ライン分の画像デー
タを記憶することができるラインメモリで、例えばサー
マルヘッド202がA4サイズの1ライン分の画像デー
タを印刷するサイズを有している時は、4ビット×43
2のメモリ容量を有するRAMで構成されている。20
62はシリアル・パラレル変換器で、シリアルで入力さ
れるデータ(SI)を4ビット毎にまとめてラインメモ
リ2061に転送している。2063はパラレル・シリ
アル変換器で、ラインメモリ2061より出力される4
ビット単位のパラレルデータ(DO)をシリアルデータ
に変換してサーマルヘッド202に出力している。
【0021】2064はアドレスカウンタ部で、シリア
ル・パラレル変換器2062より出力される4ビットの
パラレルデータ(DI)を記憶するラインメモリ206
1のアドレスを出力しており、このアドレスカウンタ部
2064はアップ/ダウンカウンタで構成されている。
2065はライト制御部で、ラインメモリ2061にデ
ータ(DI)を書き込むための書込み制御信号を出力し
ている。2066はリード制御部で、ラインメモリ20
61からデータ(DO)を読出すためのリード制御信号
を出力している。2067は制御信号生成部で、前述し
たパラレル・シリアル変換器2063、アドレスカウン
タ部2064、ライト制御部2065及びリード制御部
2066を制御するための各種制御信号を出力してお
り、例えば前述のようにサーマルヘッド202がA4サ
イズに対応している時は、ラインメモリ2061に出力
するアドレス値が“0”から“431”の値となるよう
に、アドレスカウンタ部2064のカウンタをアップ、
またはダウンモードに設定している。
【0022】尚、SIは、スムージングIS203より
のシリアル入力データ、DCKは、シリアル入力データ
SIをデータ変換部2061に書込むための書込みクロ
ック信号、BCKは、データ変換部2061を動作させ
るために必要な基準クロック信号を示している。ここ
で、DCKはBCKを3分周した信号に基づいてスムー
ジングIC203より出力される信号である。SOは、
データ変換部2061より4ビット単位に出力されるパ
ラレルデータをシリアル信号に変換したシリアル出力信
号である。DCOは、SOをサーマルヘッド202に書
込むための書込みクロック信号である。DIは、ライン
メモリ2061への書込みデータであり、シリアル入力
データSIを4ビット毎にまとめてシリアルデータに変
換したデータである。DOは、ラインメモリ2061か
ら読出される4ビットのパラレルデータ、CSはライン
メモリ2061のチップセレクト信号で、このチップセ
レクト信号CSがロウレベルのときに、ラインメモリ2
061へのデータ書込み或いはデータの読出しが可能と
なる。WRは、ラインメモリ2061への書き込み信号
を示し、このWR信号がロウレベルになった時、データ
DIがラインメモリ2061に書込まれる。OEは、ロ
ウレベルの時に4ビットのパラレルデータDOをパラレ
ル・シリアル変換器2063へ出力する出力イネーブル
信号である。
【0023】図4は、本実施例のラインメモリ2061
への書き込み及びラインメモリ2061よりの読出しタ
イミングを示すタイミングチャートで、図4では1ライ
ンの最初の部分の各信号タイミングを示している。図
中、D1は1ラインの1番目の入力画素データを示し、
Dnはn番目のデータを示している。また、DX172
8は、前のラインの1728番目、即ち、前のラインの
一番最後のデータを示し、DXnはn番目のデータを示
している。
【0024】いま、シリアル入力データSI(D1,D
2,D3,…,D8)がDCK信号に同期して入力され
ている。この時、パラレル・シリアル変換器2063よ
り前のラインの記録データ(画像データ)が、そのライ
ンの最後のデータより順次DX1728,DX172
7,DX1726…というように出力されている。アド
レスカウンタ部2064より出力されるラインメモリ2
061のアドレスは、4ビットの画像データが入力され
る毎に更新されている。又、4ビットの書込みデータD
Iは、シリアル・パラレル変換器2062に4ビットデ
ータ(例えばD1〜D4)が入力される毎に出力されて
いる。そして、これら4ビットデータ(D1〜D4)が
タイミングT1でラインメモリ2061に書き込まれて
いる。
【0025】又、タイミングT2で出力イネーブル信号
OEが出力されると、ラインメモリ2061に最後に書
き込まれた4ビットデータDX1728〜DX1725
が読出されてパラレル・シリアル変換器2063に出力
される。これにより、シリアル出力信号SOは、DX1
728,DX1727,DX1726,DX1725の
順にサーマルヘッド202に出力される。又、タイミン
グT3で次のOE信号がラインメモリ2061に出力さ
れると、パラレル・シリアル変換器2063からシリア
ル出力信号SOがDX1724,DX1723,DX1
722,DX1721の順にサーマルヘッド202に出
力される。
【0026】このようにして、シリアルで入力された1
ライン分の画像データが、その順序を逆にしてサーマル
ヘッド202に出力されることになる。
【0027】図5は、上述したラインメモリ2061に
出力されるアドレスデータと、アドレスカウンタ部20
64におけるアドレスのカウントアップ、ダウンの状態
を示した図である。
【0028】この実施例では、1ライン分の画像データ
(4×432ビット)がアドレス“0”からアドレス
“431”まで順次ラインメモリ2061に転送されて
記憶されると、次にはこの最後に入力したデータ(アド
レス431のデータ)から読出されるため、次にライン
メモリ2061に書込むアドレスは“431”とし、以
下順次この書込むアドレスをカウントダウンするように
している。これにより、1つのラインメモリ2061を
用いて、書込みと読出しとを並行して行いながら高速に
サーマルヘッド202に画像データを転送できるように
している。
【0029】図6は本実施例のデータ変換回路206の
制御信号生成部2067におけるラインメモリ2061
へのデータの書込み及び読出しの制御を示すフローチャ
ートである。
【0030】まずステップS1でアドレスカウンタ部2
064を初期化してその出力アドレス値を“0”にする
と共に、アドレスカウンタ部2064のモードをインク
リメントモードに設定する。次にステップS2で、シリ
アル・パラレル変換器2062よりのシリアルデータを
読み込み、ステップS3で4ビットのデータが揃うとス
テップS4に進み、ライト制御部2065を制御して、
CS信号、WR信号を出力してラインメモリ2061に
4ビットのパラレルデータを書込む。そして、アドレス
カウンタ部2064の出力アドレス値を+1する。以
下、ステップS4で1ライン分の画像データがラインメ
モリ2061に記憶されるまで、前述の処理を繰返し実
行する。こうして1ライン分の画像データ(記録デー
タ)がラインメモリ2061に記憶されるとステップS
6に進む。
【0031】ステップS6では、アドレスカウンタ部2
064のアドレス出力をデクリメントモードに設定し、
リード制御部2066を制御してラインメモリ2061
より4ビットのパラレルデータを読出す。このパラレル
データはパラレル・シリアル変換器2063によってシ
リアル信号に変換されてSO信号として出力される。次
にステップS7に進み、シリアル・パラレル変換器20
62より次の1ラインデータが入力されるかを調べ、前
述のステップS2とステップS3と同様にして4ビット
データが入力されたかをみる。4ビットデータが入力さ
れるとステップS9に進み、そのデータをラインメモリ
2061のアドレスカウンタ部2064が出力している
アドレスに書込む。この処理を、ステップS10で1ラ
インの記録データの読み出しが終了するまで繰返すと、
ステップS1〜S5で記憶された1ライン分の記録デー
タがパラレル・シリアル変換器2063に出力され、次
の1ラインデータがラインメモリ2061に記憶された
ことになる。
【0032】この時のアドレスカウンタ部2064の出
力アドレス値は“0”となっているため、ステップS1
2でアドレスカウンタ部2064をインクリメントモー
ドに設定し、ステップS12〜S15で、アドレスカウ
ンタ部2064の出力アドレス値をインクリメントしな
がらラインメモリ2061よりのデータの読出し、及び
ラインメモリ2061へのデータの書込みを行う。尚、
このフローチャートでは、ラインメモリ2061よりの
4ビットデータを読出すと、次にそのアドレスに4ビッ
トデータを書き込むようにしているが、例えばラインメ
モリ2061の書き込みアドレスを発生するアドレスカ
ウンタと、読出しアドレスを発生するアドレスカウンタ
を独立して設け、ラインメモリ2061よりのデータの
読み出しを優先しながら、ラインメモリ2061の既に
データが読出されたアドレスにデータを書き込んでいく
ようにしても良い。こうすることにより、次のラインの
記録データの生成が遅れた場合や、最終ラインの場合の
ように次のラインデータが入力されない場合でも、ライ
ンメモリ2061に記憶されているデータの読み出しが
遅滞なく行える。
【0033】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0034】又、この実施例では、ファクシミリ装置の
場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものでな
く、例えばレーザビームプリンタや熱転写プリンタ等の
プリンタ装置の画像データ変換回路、或いは通信装置等
における画像データ変換回路にも適用可能である。
【0035】以上説明したように本実施例によれば、記
録紙を逆方向に搬送して記録するプリンタにおいて、画
像データの順序を変換するために1ライン分のメモリを
用いることにより、従来2ライン分のLIFOメモリで
構成されていた回路構成を、1ライン分(A4サイズの
とき、例えば1728ビット)のラインメモリにより構
成することを可能にした。
【0036】これにより、このLIFOメモリを搭載し
た電子装置、例えばファクシミリ装置のコスト低減を達
成し、安価な画像記録装置をユーザに提供することを可
能にした。
【0037】また、ラインメモリを多ビットのメモリと
したことにより、回路の高速化、ラインメモリをカスタ
ムIC等で実現する場合の小型化を達成した。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
ライン分の画像データを記憶するメモリを備え、そのメ
モリの読出しアドレスを及び書込みアドレスを制御する
ことにより、1ライン分の画像データの順序を逆にして
出力できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のファクシミリ装置の全体概略構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施例のファクシミリ装置のサブCPUの周
辺回路と各部との接続を示すブロック図である。
【図3】本実施例のデータ変換回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本実施例のデータ変換回路の動作を示すタイミ
ング図である。
【図5】本実施例のデータ変換回路におけるアドレスデ
ータの変化を説明するためのタイミング図である。
【図6】本実施例のデータ変換回路の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 原稿読取部 2 記録部 6 操作パネル 11 画像メモリ 13,210 ROM 20 中央制御部 21 紙送り用モータ 201 サブCPU 202 サーマルヘッド 203 スムージングIC 204 符号化・復号化器 205 メインCPU及びアドレスデコーダ等 206 データ変換回路 210 ROM 2061 ラインメモリ 2062 シリアル・パラレル変換回路 2063 パラレル・シリアル変換回路 2064 アドレスカウンタ部 2065 ライト制御部 2066 リード制御部 2067 制御信号生成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの順序を変換するための画像
    データ変換装置であって、 入力した画像データを所定のアドレス順に記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段に所定量の画像データが記憶されると、前
    記記憶手段に書き込んだアドレス順とは逆の順序に、そ
    の画像データを読出す読出し手段と、 前記読出し手段による読出し動作に同期して前記記憶手
    段の既に読出されたアドレスに次の画像データを順次書
    込む書込み手段と、 を有することを特徴とする画像データ変換装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は所定数のビットで構成さ
    れた画像データ単位に前記画像データを記憶する記憶手
    段であって、前記記憶手段より出力される前記所定数の
    ビット単位にシリアル信号に変換する変換手段を更に有
    することを特徴とする請求項1に記載の画像データ変換
    装置。
  3. 【請求項3】 画像データの順序を変換するための画像
    データ変換方法であって、 入力した画像データを所定のアドレス順に記憶する工程
    と、 所定量の画像データが記憶されると、前記所定のアドレ
    ス順とは逆の順序に、記憶された画像データを順次読出
    す工程と、 その画像データの読出し動作に同期して、その読出した
    アドレスに画像データを書込む工程と、 その書き込んだ画像データをその書き込み順と逆の順序
    で読出す工程と、 を有することを特徴とする画像データ変換方法。
JP4062309A 1992-03-18 1992-03-18 画像データ変換方法及び装置 Withdrawn JPH05268458A (ja)

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JP (1) JPH05268458A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5715070A (en) * 1994-04-28 1998-02-03 Ricoh Company, Ltd. Freely configurable image processing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5715070A (en) * 1994-04-28 1998-02-03 Ricoh Company, Ltd. Freely configurable image processing apparatus

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