JPH05344320A - 複合端末装置 - Google Patents

複合端末装置

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JPH05344320A
JPH05344320A JP4151669A JP15166992A JPH05344320A JP H05344320 A JPH05344320 A JP H05344320A JP 4151669 A JP4151669 A JP 4151669A JP 15166992 A JP15166992 A JP 15166992A JP H05344320 A JPH05344320 A JP H05344320A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、複合端末装置に関し、互いに副走査
解像度が異なるG3ファクシミリ受信データと、ホスト
機(コンピュータ)からの入力データの両方の記録に対
応することが可能で、画像品質の劣化防止、構造の簡素
化、信頼性向上およびコスト低減を図ることができる複
合端末装置を提供することを目的とする。 【構成】G3ファクシミリモードの受信データを記録す
るファクシミリ記録機能と、ホスト機31からの入力デー
タを記録する機能と、を有し、記録位置における記録紙
をステップモータ17により搬送する複合端末装置におい
て、ステップモータ17用の駆動トリガ信号を発生するス
テップパルス発生部12と、G3ファクシミリモードの受
信データを記録する場合と、ホスト機31からの入力デー
タを記録する場合とで、ステップパルス発生部12から発
せられる駆動トリガ信号を、互いの周波数が異なるよう
に、設定するCPU1と、を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合端末装置に関し、
特に、G3ファクシミリ装置としての機能とホスト機
(コンピュータ)の出力プリンタとしての機能を有する
複合端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ端末装置をパソコ
ン、ワードプロセッサ等に接続し、プリンタ機能として
使用するニーズは強く、いくつかの同コンセプトを持っ
た機器が提案されている。一般に、G3ファクシミリモ
ードの走査線密度(解像度)の標準は主走査8本/mm
×副走査7.7本/mm(または3.85本/mmまた
は15.4本/mm)であり、縦横の線密度は1:1で
はない(主走査8本/mm×副走査7.7本/mmの場
合は、80:77)。
【0003】一方、コンピュータからプリンタへ出力さ
れる画像の線密度は機種によって異なるが、縦横の解像
度の比は1:1であることが一般的である。したがっ
て、G3ファクシミリモード用の記録、駆動系でコンピ
ュータのデータを記録すると、縦に約4%長い画像にな
るといった不具合が生じる。これを解消するための手段
として、下記の(1)〜(3)のものが知られている。 (1)副走査のラインを間引いて記録する装置。なお、
間引き補間用のLSIとして、例えば 富士通技報 Fi
nd Vol1.9 No.4 1991.7. に記載された
「レゾリューションコンバータ」が知られている。 (2)機械的駆動系(ギヤ比等)を切り替えて紙送り量
を変更する装置。 (3)電子写真プロセスの記録部を有するとともに、1
ページ分の記録用メモリを有する装置。この装置では、
1ページ分の記録を等速度で行うため、記録搬送系の駆
動速度を通信単位で切り替える(例えば、駆動用のサー
ボモータの制御周波数を切替える等)ことにより、解像
度の相違に対応可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の複合端末装置にあっては、以下のような問題点
があった。すなわち、副走査ラインを間引いて記録する
装置にあっては、間引いたライン近傍の画品質が劣化す
るといった欠点を有する。また、機械的駆動系(ギヤ比
等)を切り替えて紙送り量を変更する装置にあっては、
機構が複雑化、信頼性が低下、コストが増大するといっ
た問題点がある。さらに1ページ以上のビットイメージ
記録用メモリを付加することは、例えばサーマルヘッド
を用いた比較的廉価な熱転写タイプのファクシミリ装置
にとっては、非常に高価なものになるといった問題点が
あった。
【0005】そこで、本発明は、G3ファクシミリモー
ドの受信データを記録する場合と、ホスト機からの入力
データを記録する場合とで、記録紙搬送用のステップモ
ータの駆動トリガ信号を互いの周波数が異なるように、
設定することにより、上記問題点を解消することが可能
な複合端末装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、主走査と副走査とで互いに異
なる解像度を有するG3ファクシミリモードの受信デー
タを記録するファクシミリ記録機能と、ホスト機からの
主走査と副走査とで解像度が同一の入力データを記録す
る機能と、を有し、記録位置における記録紙をステップ
モータにより搬送する複合端末装置において、前記ステ
ップモータ用の駆動トリガ信号を発生するトリガ信号発
生手段と、G3ファクシミリモードの受信データを記録
する場合と、ホスト機からの入力データを記録する場合
とで、トリガ信号発生手段から発せられる駆動トリガ信
号を、互いの周波数が異なるように、設定するトリガ信
号設定手段と、を設けたことを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1の構成に加え、前記ステップモータに
よる1ステップの記録紙搬送量が、G3ファクシミリモ
ードの副走査解像度標準としての7.7本/mmの逓数
分の一となるように設定され、前記トリガ信号設定手段
が、G3ファクシミリモード記録時には、受信データ1
ラインの記録に同期した信号を駆動トリガ信号として設
定し、ホスト機からの入力データ記録時には、G3ファ
クシミリモード記録時の駆動トリガ信号の77/80の
周波数となる信号を駆動トリガ信号として設定すること
を特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1の構成に加え、ビットイメージデータ
で少なくとも80ライン分のメモリ領域を有し、前記受
信データおよび入力データを記憶することが可能な記憶
手段と、該記憶手段に記憶されるデータ量および該記憶
手段から出力記録されるデータの出力速度を制御する制
御手段と、を設け、前記ステップモータによる1ステッ
プの記録紙搬送量が、G3ファクシミリモードの副走査
解像度標準としての7.7本/mmの逓数分の一となる
ように設定され、G3ファクシミリモード記録時には、
受信データ1ラインの出力記録と駆動トリガ信号を同期
させるバッファメモリとして記憶手段が機能するよう
に、制御手段がデータの記憶/出力を制御するととも
に、トリガ信号設定手段が、記憶手段から出力記録され
るデータ1ラインの記録速度に同期した駆動トリガ信号
を設定し、ホスト機からの入力データ記録時には、入力
データのうち80ライン分のデータが一時的に順次記憶
手段に蓄積され80ライン分のデータが蓄積される度
に、G3ファクシミリモード記録時の記録速度と同一速
度で記憶手段からデータが出力記録されるように、制御
手段がデータの記憶/出力を制御するとともに、トリガ
信号設定手段が、G3ファクシミリモード記録時の駆動
トリガ信号の77/80となる周波数の信号を駆動トリ
ガ信号として設定することを特徴としている。
【0009】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項3の構成に加え、前記ホスト機からの入
力データ記録時に、駆動トリガ信号によりステップモー
タを駆動したパルス数を計数するパルス数計数手段を設
けたことを特徴としている。請求項5記載の発明は、上
記課題を解決するため、請求項4の構成に加え、前記ホ
スト機からの入力データ記録時に、最終ページの80ラ
イン分以下のデータ全てが記憶手段に蓄積され出力記録
されるように、制御手段がデータの記憶/出力を制御す
るとともに、最終ページのデータ量に対応するステップ
数だけステップモータが駆動されるように、トリガ信号
設定手段が、パルス数計数手段の計数結果に基づいて最
終ページの駆動トリガ信号を設定することを特徴として
いる。
【0010】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1の構成に加え、前記ステップモータ
が、記録紙を記録位置まで搬送し、記録後に排紙させる
ことを特徴としている。請求項7記載の発明は、上記課
題を解決するため、請求項1の構成に加え、前記受信デ
ータおよび入力データを記憶することが可能な記憶手段
と、前記制御手段および記憶手段にバスを介して接続さ
れるとともに回線に接続され、回線に送信されるデータ
を符号化する符号化手段と、を設け、制御手段が、記憶
手段に蓄積されたホスト機からの入力データを出力記録
させること、並びに、符号化手段を通して回線に送信さ
せることの何れかを選択することができることを特徴と
している。
【0011】請求項8記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項7の構成に加え、前記ホスト機からの入
力データの送信が選択された場合、制御手段が、データ
の副走査27ラインに対し1ラインを間引くこと、並び
に、間引かないことの何れかを選択することができ、間
引かないことが選択された場合、制御手段が、受信側に
対して副走査線密度が8本/mmであることを宣言する
コードを送出することを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、G3ファクシミリモ
ードの受信データを記録する場合と、ホスト機からの入
力データを記録する場合とで、記録紙搬送用のステップ
モータの駆動トリガ信号が、互いの周波数が異なるよう
に設定される。請求項2記載の発明では、請求項1の作
用に加え、G3ファクシミリモード記録時には、受信デ
ータ1ラインの記録に同期した信号が駆動トリガ信号と
して設定され、ホスト機からの入力データ記録時には、
G3ファクシミリモード記録時の駆動トリガ信号の77
/80の周波数となる信号が駆動トリガ信号として設定
される。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項1の作用
に加え、G3ファクシミリモード記録時には、受信デー
タ1ラインの出力記録と駆動トリガ信号を同期させるバ
ッファメモリとして記憶手段が機能するとともに、記憶
手段から出力記録されるデータ1ラインの記録速度に同
期した駆動トリガ信号が設定され、ホスト機からの入力
データ記録時には、入力データのうち80ライン分のデ
ータが一時的に順次記憶手段に蓄積され80ライン分の
データが蓄積される度に、G3ファクシミリモード記録
時の記録速度と同一速度で記憶手段からデータが出力記
録されるとともに、G3ファクシミリモード記録時の駆
動トリガ信号の77/80となる周波数の信号が駆動ト
リガ信号として設定される。
【0014】請求項4記載の発明では、請求項3の作用
に加え、ホスト機からの入力データ記録時に、駆動トリ
ガ信号によりステップモータを駆動したパルス数が計数
される。請求項5記載の発明では、請求項4の作用に加
え、ホスト機からの入力データ記録時に、最終ページの
80ライン分以下のデータ全てが記憶手段に蓄積され出
力記録され、駆動トリガ信号により最終ページのデータ
量に対応するステップ数だけステップモータが駆動され
る。
【0015】請求項6記載の発明では、請求項1の作用
に加え、ステップモータが、記録紙を記録位置まで搬送
され、記録後に排紙される。請求項7記載の発明では、
請求項1の作用に加え、記憶手段に蓄積されたホスト機
からの入力データを出力記録させること、並びに、符号
化手段を通して回線に送信させることの何れかが選択可
能になる。
【0016】請求項8記載の発明では、請求項7の作用
に加え、前記ホスト機からの入力データの送信が選択さ
れた場合、データの副走査27ラインに対し1ラインを
間引くこと、並びに、間引かないことの何れかの選択が
可能になり、間引かないことが選択された場合、受信側
に対して副走査線密度が8本/mmであることを宣言す
るコードが送出される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図3は本発明に係る複合端末装置の一実施例を示す
図である。まず、構成を説明する。図1において、1は
マイクロコンピュータ等からなるCPU(Central Proc
essing Unit)、2はROM(Read Only Memory)、3
はRAM(Randam Access Memory)、4は操作部、5は
NCU(回線制御部)、6はモデム、7はデータ圧縮/
伸長部(符号化/復号化部)(DCR)、8は画像処理
部、9はスキャナ、10は記録ヘッドドライバ、11は記録
ヘッド、12はステップパルス発生部、13はモータドライ
バ、14はバッファメモリ、15はプリンタI/F(インタ
ーフェース)、16は読取部用ステップモータ、17は記録
部用ステップモータ、18はバス(BUS)であり、本実
施例の複合端末装置20は以上の構成を含む。また、31は
ホスト機(コンピュータ)、32は交換機である。
【0018】複合端末装置20は、主走査と副走査とで互
いに異なる解像度(本実施例では、主走査解像度8本/
mm、副走査解像度7.7本/mm)を有するG3ファ
クシミリモードの受信データを記録するファクシミリ記
録機能と、ホスト機31からの主走査と副走査とで解像度
が同一(本実施例では、主走査解像度および副走査解像
度が共に8本/mm)の入力データを記録する機能と、
を有し、記録位置における記録紙をステップモータ17に
より搬送する複合端末装置である。
【0019】ここで、ステップパルス発生部12は、トリ
ガ信号発生手段を構成し、ステップモータ17用の駆動ト
リガ信号を発生する。また、CPU1が、トリガ信号設
定手段を構成し、G3ファクシミリモードの受信データ
を記録する場合と、ホスト機31からの入力データを記録
する場合(以下、プリンタモードとも呼ぶ)とで、ステ
ップパルス発生部12から発せられる駆動トリガ信号を、
互いの周波数が異なるように、設定する。
【0020】ステップモータ17による1ステップの記録
紙搬送量は、G3ファクシミリモードの副走査解像度標
準としての7.7本/mmの逓数分の一となるように設
定されている。バッファメモリ14は、記憶手段を構成
し、ビットイメージデータで少なくとも80ライン分の
メモリ領域を有し、受信データおよび入力データを記憶
することができる。CPU1は、また制御手段も兼用し
ており、バッファメモリ14に記憶されるデータ量および
バッファメモリ14から出力記録されるデータの出力速度
を制御する。
【0021】G3ファクシミリモード記録時、バッファ
メモリ14が受信データ1ラインの出力記録と駆動トリガ
信号を同期させるためのバッファメモリとして機能する
ように、CPU1がデータの記憶/出力を制御する。同
時に、CPU1は、バッファメモリ14から出力記録され
るデータ1ラインの記録速度に同期した駆動トリガ信号
を設定する。
【0022】ホスト機31からの入力データ記録時には、
入力データのうち80ライン分のデータが一時的に順次
バッファメモリ14に蓄積され80ライン分のデータが蓄
積される度に、G3ファクシミリモード記録時の記録速
度と同一速度でバッファメモリ14からデータが出力記録
されるように、CPU1がデータの記憶/出力を制御す
る。同時に、CPU1は、G3ファクシミリモード記録
時の駆動トリガ信号の77/80となる周波数の信号を
駆動トリガ信号として設定する。
【0023】なお、G3ファクシミリモード受信時、受
信データは交換機32からNCU5、モデム6、圧縮・伸
長部(DCR)7、バッファメモリ14を経て、記録ヘッ
ドドライバ10、記録ヘッド11に転送される。同時にヘッ
ドの各ラインの記録速度に同期した駆動トリガ信号(ス
テップパルス)がステップパルス発生部12からモータド
ライバ13に出力され、ステップモータ17が駆動される。
これらの転送、制御はCPU1とROM2、RAM3が
バス、ポートを制御する通常のマイクロコンピュータ制
御に準ずる。
【0024】また、ホスト機31からの入力データの記録
時、ホスト機31からの印字開始命令をプリンタI/F15
が受けBUS18を通してCPU1に知らせる。このホス
ト機31とBUS18との接続は、通常SCSI規格対応の
機能を持つ素子で実現できる。プリンタI/F15はホ
スト機31からの文字コードをビットイメージに展開ある
いは、ビットイメージデータと文字データを複合する機
能を有し、画素密度は、主走査、副走査共に8本/mm
のビットイメージデータを作り出す。
【0025】G3ファクシミリモード記録時における記
録とモータ駆動パルスとの関係、並びに、ホスト機31か
らの入力データ記録時における記録とモータ駆動パルス
の関係は、図2に示される。G3ファクシミリモード記
録時には、記録とモータ駆動パルスは同位相で同期して
おり、ホスト機31からの入力データ記録時には、スター
ト時はG3ファクシミリモード記録と同じであるが、位
相が徐徐にずれてくる。プリンタモードにおいて80ラ
イン記録終了時点で次の80ラインを引続き記録可能の
場合は、記録およびモータ駆動も連続させることができ
る。
【0026】CPU1は、トリガ信号設定手段、制御手
段の他に、パルス計数手段も兼用しており、プリンタモ
ード時に、駆動トリガ信号によりステップモータ17を駆
動したパルス数を計数する。具体的には、CPU1の割
込み信号に駆動トリガ信号を入力してCPU1が計数す
る方法、CPU1が駆動時間を監視、演算を実行する方
法、同信号のカウンタ部をCPU1外部に設け、CPU
1がそのカウンタ値を見る方法がある。そして、プリン
タモード時に、最終ページの80ライン分以下のデータ
全てが記憶手段に蓄積され出力記録されるように、CP
U1がデータの記憶/出力を制御する。同時に、CPU
1は、最終ページのデータ量に対応するステップ数だけ
ステップモータ17が駆動されるように、パルス数計数手
段の計数結果に基づいて最終ページの駆動トリガ信号を
設定する。このとき、出力記録データに相当するパルス
数が整数に対し端数を生じた場合、CPU1は、その端
数を切上げ、または、切り捨てる。ステップモータ17
は、読取り位置における記録紙を搬送するだけでなく、
記録紙を記録位置まで搬送してセットするため、並び
に、記録後に記録紙を装置外に排紙させるためのモータ
でもある。
【0027】次に、図3のフローチャートを参照しつ
つ、作用を説明する。なお、図3中のS1〜S10はフロ
ーチャートの各ステップを示す。S1で、記録動作が開
始されると、S2で、副走査解像度が7.7本/mmか
否かが判別される。副走査解像度7.7本/mmである
場合、G3ファクシミリモードと判別してS3に進み、
7.7本/mmでない場合、プリンタモードと判別し
て、S5に進む。S3では、逐次ラインデータが出力記録
され、同時にデータに同期してステップ駆動パルスが出
力され、最終ページと判断されるまで繰り返される。
【0028】一方、S5では、80ライン分のデータを
バッファメモリ14に蓄積開始し、蓄積されたデータがS
6で最終ページでない場合、S7で、バッファメモリ14が
80ライン分のデータによって一杯になるまで、データ
を蓄積する。S7でバッファメモリが一杯になると、S8
で、バッファメモリ14に蓄積された80ライン分のデー
タを出力記録し、同時に、G3ファクシミリモード記録
時のステップ駆動パルスの77/80の周波数のステッ
プ駆動パルスが出力され、S9で最終ページと判断され
るまで、上述の動作が繰り返される。一方、S6で、最
終ページであると判断された場合、S10で、バッファメ
モリ14に蓄積されたデータ(80ライン分以下のデー
タ)を出力記録し、同時に、G3ファクシミリモード記
録時のステップ駆動パルスの77/80の周波数のステ
ップ駆動パルスが、記録されるデータ分だけ出力され
る。
【0029】なお、G3ファクシミリモードにおいて
は、近時、副走査の解像度が8本/mm(200DP
I)に設定されているものもある。このような解像度の
ファクシミリ受信データには、上記プリンタモードの記
録動作で記録することができる。上述のように本実施例
では、G3ファクシミリモードと、プリンタモードと
で、記録紙搬送用のステップモータ17の駆動トリガ信号
の周波数を変更することができるので、プリンタモード
のデータの主走査と副走査の解像度が1:1であって
も、そのまま、すなわち、正方形の原画をほぼ正方形に
記録することができる。また、副走査ラインを間引いた
り、モータのギヤ比等の機械的要素を変更したり、ある
いは、1ページ分以上の記録容量のあるメモリを設けた
りしていないので、画像品質の劣化防止、装置の簡素
化、信頼性の向上およびコストの低減を図ることができ
る。
【0030】一方、ホスト機31で作成された画情報は、
ホスト機31からのコマンドまたは操作部4からの指令に
より、バッファメモリ14からBUS18を経て、圧縮/伸
長部7、モデム6、NCU5から回線へと、ファクシミ
リデータと同様に送信することができるようになってい
る。すなわち、バッファメモリ14は、逐次またはDMA
(ダイレクト・メモリ・アクセス)方式で、符号化、復
号化ブロックに双方向にデータを転送する構造になって
いる。ホスト機31からの入力データを送信する場合、ホ
スト機31または操作部4の命令でCPU1は送信データ
を27ラインに対し1ライン間引くか、間引かないかい
ずれかの処理を行う。前者は縦横比が原画と等しくなる
ようG3ファクシミリモード用データとしての処理であ
り、後者は縦横比よりも間引きによる部分の画像劣化を
防ぐことを目的とする。
【0031】すなわち、圧縮/伸張部7は、符号化手段
を構成し、CPU1およびバファメモリ14にバス18を介
して接続されるとともに回線に接続され、回線に送信さ
れるデータを符号化するものである。また、CPU1
は、バッファメモリ14に蓄積されたホスト機31からの入
力データを出力記録させること、並びに、圧縮/伸張部
7を通して回線に送信させることの何れかを選択するこ
とができる。さらに、ホスト機31からの入力データの送
信が選択された場合、CPU1は、データの副走査27
ラインに対し1ラインを間引くこと、並びに、間引かな
いことの何れかを選択することができる。間引かないこ
とが選択された場合、CPU1は、受信側に対して副走
査線密度が8本/mmであることを宣言するコードを送
出する。これは、原画に対し画像が約4%伸びることを
受信側に知らせるためのものであり、CCITT勧告の
G3手順のNSF(Non-Standard Facilities)機能を
利用することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、G3ファクシミリモー
ド記録時と、ホスト機からの入力データ記録時とで、記
録紙搬送用のステップモータの駆動トリガ信号の周波数
を変更することができるので、画像品質の劣化防止、装
置の簡素化、信頼性の向上およびコストの低減を図りな
がら、記録用データの解像度の相違に対応をすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合端末装置の一実施例を示すそ
の制御ブロック図。
【図2】図1の装置の作用を説明するための図。
【図3】図1の装置の制御フローを示す図。
【符号の説明】
1 CPU(トリガ信号設定手段、制御手段、パルス計
数手段) 7 データ圧縮/伸長部(符号化手段) 12 ステップパルス発生部(トリガ信号発生手段) 14 バッファメモリ(記憶手段) 17 ステップモータ 31 ホスト機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査と副走査とで互いに異なる解像度を
    有するG3ファクシミリモードの受信データを記録する
    ファクシミリ記録機能と、ホスト機からの主走査と副走
    査とで解像度が同一の入力データを記録する機能と、を
    有し、記録位置における記録紙をステップモータにより
    搬送する複合端末装置において、 前記ステップモータ用の駆動トリガ信号を発生するトリ
    ガ信号発生手段と、 G3ファクシミリモードの受信データを記録する場合
    と、ホスト機からの入力データを記録する場合とで、ト
    リガ信号発生手段から発せられる駆動トリガ信号を、互
    いの周波数が異なるように、設定するトリガ信号設定手
    段と、を設けたことを特徴とする複合端末装置。
  2. 【請求項2】前記ステップモータによる1ステップの記
    録紙搬送量が、G3ファクシミリモードの副走査解像度
    標準としての7.7本/mmの逓数分の一となるように
    設定され、 前記トリガ信号設定手段が、G3ファクシミリモード記
    録時には、受信データ1ラインの記録に同期した信号を
    駆動トリガ信号として設定し、ホスト機からの入力デー
    タ記録時には、G3ファクシミリモード記録時の駆動ト
    リガ信号の77/80の周波数となる信号を駆動トリガ
    信号として設定することを特徴とする請求項1記載の複
    合端末装置。
  3. 【請求項3】ビットイメージデータで少なくとも80ラ
    イン分のメモリ領域を有し、前記受信データおよび入力
    データを記憶することが可能な記憶手段と、 該記憶手段に記憶されるデータ量および該記憶手段から
    出力記録されるデータの出力速度を制御する制御手段
    と、を設け、 前記ステップモータによる1ステップの記録紙搬送量
    が、G3ファクシミリモードの副走査解像度標準として
    の7.7本/mmの逓数分の一となるように設定され、 G3ファクシミリモード記録時には、受信データ1ライ
    ンの出力記録と駆動トリガ信号を同期させるバッファメ
    モリとして記憶手段が機能するように、制御手段がデー
    タの記憶/出力を制御するとともに、トリガ信号設定手
    段が、記憶手段から出力記録されるデータ1ラインの記
    録速度に同期した駆動トリガ信号を設定し、 ホスト機からの入力データ記録時には、入力データのう
    ち80ライン分のデータが一時的に順次記憶手段に蓄積
    され80ライン分のデータが蓄積される度に、G3ファ
    クシミリモード記録時の記録速度と同一速度で記憶手段
    からデータが出力記録されるように、制御手段がデータ
    の記憶/出力を制御するとともに、トリガ信号設定手段
    が、G3ファクシミリモード記録時の駆動トリガ信号の
    77/80となる周波数の信号を駆動トリガ信号として
    設定することを特徴とする請求項1記載の複合端末装
    置。
  4. 【請求項4】前記ホスト機からの入力データ記録時に、
    駆動トリガ信号によりステップモータを駆動したパルス
    数を計数するパルス数計数手段を設けたことを特徴とす
    る請求項3記載の複合端末装置。
  5. 【請求項5】前記ホスト機からの入力データ記録時に、
    最終ページの80ライン分以下のデータ全てが記憶手段
    に蓄積され出力記録されるように、制御手段がデータの
    記憶/出力を制御するとともに、最終ページのデータ量
    に対応するステップ数だけステップモータが駆動される
    ように、トリガ信号設定手段が、パルス数計数手段の計
    数結果に基づいて最終ページの駆動トリガ信号を設定す
    ることを特徴とする請求項4記載の複合端末装置。
  6. 【請求項6】前記ステップモータが、記録紙を記録位置
    まで搬送し、記録後に排紙させることを特徴とする請求
    項1記載の複合端末装置。
  7. 【請求項7】前記受信データおよび入力データを記憶す
    ることが可能な記憶手段と、 前記制御手段および記憶手段にバスを介して接続される
    とともに回線に接続され、回線に送信されるデータを符
    号化する符号化手段と、を設け、 制御手段が、記憶手段に蓄積されたホスト機からの入力
    データを出力記録させること、並びに、符号化手段を通
    して回線に送信させることの何れかを選択することがで
    きることを特徴とする請求項1記載の複合端末装置。
  8. 【請求項8】前記ホスト機からの入力データの送信が選
    択された場合、制御手段が、データの副走査27ライン
    に対し1ラインを間引くこと、並びに、間引かないこと
    の何れかを選択することができ、 間引かないことが選択された場合、制御手段が、受信側
    に対して副走査線密度が8本/mmであることを宣言す
    るコードを送出することを特徴とする請求項7記載の複
    合端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009213077A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理方法
JP2015074141A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理プログラム

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