JP2563731B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2563731B2
JP2563731B2 JP4257080A JP25708092A JP2563731B2 JP 2563731 B2 JP2563731 B2 JP 2563731B2 JP 4257080 A JP4257080 A JP 4257080A JP 25708092 A JP25708092 A JP 25708092A JP 2563731 B2 JP2563731 B2 JP 2563731B2
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卓志 伊賀
好範 青木
多可広 菊地
俊夫 成島
広明 野内
利明 信濃
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書画情報を1次元また
は2次元符号化圧縮した信号で送受信するファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリの通信規格であるCCiT
TのGIIIタイプのファクシミリ装置では、1次元符号
化または2次元符号化によって書画情報信号を高能率に
圧縮符号化して伝送するようにしている。
【0003】例えば、1ライン分(A判では1728ビ
ット分)の書画情報信号の全てが白情報である場合、こ
のファクシミリ装置は白1728に相当する1次元符号
まはた2次元符号データと、プレメッセージ制御手段で
決められた最小伝送時間を満たすために用いられるフィ
ルビットと、ラインの端部を示すライン同期符号EOL
とを、ライン同期符号EOL、1次元符号または2次元
符号データ、フィルビットの順で送信する。
【0004】また、符号の伝送効率を向上させるために
従来行われている白ラインスキップ方法では、送信側で
白ラインを検知した場合、特別なLS(ラインスキッ
プ)信号を伝送し、受信側で前記LS信号を検出してラ
インスキップするようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のライン
スキップ方法を採用しているファクシミリ装置では、特
別なLS信号によって全白ラインがあることを送信側か
ら受信側に伝送するため、このLS信号の生成および検
出を行なう回路を設ける必要があり、コスト面にて不利
になる。
【0006】この問題は、全白ラインをスキップして伝
送効率を向上させるために起こるものである。そこで、
1ラインに対する最小伝送時間を短かくすることによっ
て伝送効率を向上させる方法も考えられるが、この場合
には、受信側の記録速度を高速にしなければならず、受
信側の復号器および記録部のコストがアップするという
新たな問題が生じてしまう。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解消するもの
で、特別なLS信号を用いることなく、また前期LS信
号の生成および検出を行なう回路を必要とすることな
く、ラインスキップ制御を行なうことができるととも
に、フィルビットの削減によって伝送効率の改善を計る
ことができるファクシミリ装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、書画情報信号を符号化する符号化手段と、こ
の符号化手段で符号化された符号データのデータ量を計
数する第1の計数手段と、前記符号化手段で符号化され
た走査ライン数を計数する第2の計数手段と、前記符号
化手段で符号化された全白走査ライン数を計数する第3
の計数手段と、前記第1の計数手段の計数値が規定ビッ
ト数に達するか、またはこれを越えたとき、前記符号化
データに対して前記第2の計数手段によって計数された
走査ライン数および前記第3の計数手段によって計数さ
れた全白走査ライン数に基づいて算定されたフィルビッ
トを付加して送信を行なう制御手段とを設けたことを特
徴としている。
【0009】
【作用】本発明は上述の構成により、符号データが規定
ビット数に達するか、またはこれを越える度に1ブロッ
クの符号データを生成し、このブロック単位でフィルビ
ット付加して受信側に符号データを送信することができ
る。
【0010】
【実施例】図1は本発明によるファクシミリ装置の一実
施例を示す送信側のブロック図、図2は同実施例におけ
る受信側のブロック図である。図1に示す送信側は、C
CD等のイメージセンサを有する読取り部1と、この読
取り部1によって読み取られた書画情報信号を一時蓄積
するラインメモリ制御部と、このラインメモリ制御部2
の蓄えられている書画情報信号を読み出し、これを1次
元符号化または2次元符号化して符号データを生成する
符号器3と、ファクシミリ全体を制御する制御部4と、
この制御部4が出力するフィルビットおよび前記符号デ
ータをパラレル信号に変換するS/P(シリアル・パラ
レル)変換部5と、このS/P変換部5の出力を一時的
に蓄える符号データバッファメモリ6と、この符号デー
タバッファメモリ6の出力を送信信号に変えて回線へ送
出する変復調部7とを備えたものであり、前記制御部4
内には符号化走査線カウンタ8と、生成符号カウンタ9
と、全白走査線カウンタ10とが設けられている。
【0011】符号化走査線カウンタ8は前記符号器3に
よって符号データが生成される毎にカウントアップする
ものであり、このカウント結果は前記符号器3で生成さ
れた符号データの走査線数(ライン数)Ltを表わして
いる。また、前記生成符号カウンタ9は前記符号器3で
生成された符号データのビット数を計数するものであ
り、この計数結果は前記符号器3で生成された符号デー
タ(ライン同期符号を含む)の全ビット数Bを表わして
いる。また、前記全白走査線カウンタ10は前記符号器
3が全白ラインを示す符号データを生成する毎にカウン
トアップするものであり、このカウント結果は前記符号
器3で生成された全白走査線数(全白ライン数)L
表わしている。
【0012】また図2に示す受信側は、前記送信側から
の送信信号を復調する変復調部17、この変復調部17
の出力を一時的に蓄える符号データバッファメモリ16
と、この符号データバッファメモリ16の出力をシリア
ル信号に変換するP/S(パラレル・シリアル)変換部
15と、このP/S変換部15の出力を復号する復号器
13と、この復号器13が出力する符号データを一時蓄
積するラインメモリ制御部12と、このラインメモリ制
御部12の出力を紙などに記録する記録部11とファク
シミリ全体を制御する制御部14とを備えたものであ
り、この受信側および前記送信側は次に述べるように動
作する。
【0013】まず最初に、送信側における書画情報信号
の大まかな流れを説明する。読取り部1より出力される
書画情報信号はラインメモリ制御部2へ蓄積される。符
号器3は前記書画情報信号をラインメモリ制御部2から
読み出し、これを1次元符号化または2次元符号化して
符号データを生成し、S/P変換部5へ送出する。S/
P変換部5にて、バイト構成となった符号データは、符
号データバッファメモリ6に一時蓄積された後、変復調
部7で変換され、回線へ送出される。
【0014】次に、受信側におけるデータの大まかな流
れを説明する。回線から送られてきた送信信号は変復調
部17にて復調された後、一旦、符号データバッファメ
モリ16に蓄積される。復号器13はこの符号データバ
ッファメモリ16に蓄積された符号でデータをP/S変
換部15でシリアル信号に変換させた後、このシリアル
信号を1ビットづつ読み込み復号する。そして、復号に
よって得られた書画情報信号はラインメモリ制御部12
に一時蓄積され、記録部11で紙などに記録される。
【0015】次に、この発明の要旨の1つである符号デ
ータの生成について詳しく述べる。制御部4が1ライン
の符号化に必要なスタート信号を符号器3に送出するこ
とによって、1ラインの符号化が始まる。これによっ
て、1ラインの符号器3はラインメモリ制御部2から書
画情報信号を読み取り、符号データ(ライン同期符号を
含む)を生成すると同時に、符号データを1ビット生成
する毎に制御部4へ1ケのクロックを送出する。そし
て、1ラインの符号化終了後、符号器3は制御部4に1
ライン符号化終了信号を送出するとともに、符号化した
ラインが全白ラインであった場合には、全白ライン信号
を送出する。ただし、符号器3は生成した符号データが
プレメッセージ手順で決められている1走査線(1ライ
ン)の最小伝送時間を満たさなくとも、フィルを生成付
加しない。
【0016】制御部4は、前記生成符号データが生成に
伴って送出される前記クロックを検出すると、生成符号
カウンタ9をカウントアップし、生成符号データのビッ
ト数を計数するとともに、全白ライン信号を検出する
と、全白走査線カウンタ10をカウントアップし、全白
ライン数を計数する。また、制御部4は前記1ライン符
号化終了信号を検出すると、符号化走査線カウンタ8を
カウントアップし、符号化したライン数を計数するとと
もに、生成符号カウンタ9の計数値Bと、受信側のメモ
リ容量等を考慮した予め規定しているブロック生成符号
データビット数(設定ビット数)Mとを比較し、前記計
数値Bが設定ビット数Mに等しいか、またはこれを越え
たとき、1ブロックのデータ生成を終了し、このブロッ
クに対するフィルを生成するこのブロックフィルのビッ
ト数Fは次式にて与えられる。
【0017】 F=[a・(Lt−Lw)+b・Lw]・A−B ただし、 F:生成付加するフィルのビット数 a:符号化された、黒を含むラインの最小伝送時間 Lt:符号化走査線数(符号化走査線カウンタ8の計数
値) Lw:全白走査線数(全白走査線カウンタ10の計数
値) b:符号化された全白ラインの最小伝送時間 A:変復調部7の伝送スピード B:生成した符号データのビット数(生成符号カウンタ
9の計数値) この式で、フィルのビット数Fが負の場合、このブロッ
クが最小伝送時間を満しているので、制御部4はフィル
ビットの生成付加を行なわず、生成符号カウンタ9、符
号化走査線カウンタ8、全白走査線カウンタ10をリセ
ットし、次のブロックに対して符号生成を行う。
【0018】また、前式で、フィルのビット数Fが正の
場合、このブロックが最小伝送時間を満していないの
で、制御部4は値Fだけフィルビットを生成してS/P
変換部5へ送出し、このフィルビットを前記符号データ
の列に挿入させた後、生成符号カウンタ9、符号化走査
線カウンタ8、全白走査線カウンタ10をリセットす
る。この後、制御部4は次のブロックに対して符号生成
を行う。したがって、変復調部7からは図3に示すフォ
ーマットの信号が出力される。
【0019】次に、この発明の要旨の他の1つである受
信側における全白ラインの検出と、検出後の処理につい
て詳しく述べる。
【0020】まず、復号器13の復号処理で得られた書
画情報信号は、ラインメモリ制御部12に一時蓄えられ
た後に、読み出され、記録部11内の全白ライン検出回
路(図示略)を通り、前記記録部11内のラインメモリ
(図示略)へ転送される。この場合、前記全白ライン検
出回路が全白ラインを検出したならば、実際には記録し
なくとも、記録部11は記録紙搬送モータ(図示略)に
入力する駆動信号の周波数を通常のm倍、つまり黒を含
むラインを記録するときに用いられる周波数のm倍に
し、全白ラインをスキップさせる。
【0021】そして、前記全白ラインの最小伝送時間b
と、黒の書画情報信号を含むラインの最小伝送時間a
と、前記値mとは、b=a/mで与えられるから送信側
がブロック単位で送出する符号データが全て全白ライン
を示しているときにはこのブロック中の全ラインが黒を
含むラインのときに要する時間の1/mでこのブロック
を送出することができるとともに、受信側での記録時間
も1/mにすることができる。なおこの場合、黒を含む
ラインは通常の速度で記録されるので、印字不良になっ
たり、高価な復号器が必要になったりすることがない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、符
号化手段で符号化された符号データのデータ量を計数す
る第1の計数手段と、符号化手段で符号化された走査ラ
イン数を計数する第2の計数手段と、第1の計数手段の
計数値が規定ビット数に達するか、またはこれを越えた
とき、符号化データに対して第2の計数手段によって計
数された走査ライン数に基づいて算定されたフィルビッ
トを付加して送信を行なう制御手段とを設けたことによ
り、符号データが規定ビット数に達するか、またはこれ
を越える度に1ブロックの符号データを生成し、このブ
ロック単位でフィルビット付加して受信側に符号データ
を送信することができ、最小伝送時間を満たすのに必要
なフィルビットを効率よく付加することができるので、
伝送効率を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ装置の一実施例を示
す送信側のブロック図
【図2】同実施例における受信側のブロック図
【図3】同実施例の送信側から送出される信号(符号デ
ータ列)のフォーマット例を示す図
【符号の説明】
3 符号器 4 制御部 5 挿入手段(S/P変換部) 8 符号化走査線カウンタ 9 生成符号カウンタ 10 全白走査線カウンタ 11 記録部 13 復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 多可広 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松 下電送株式会社内 (72)発明者 成島 俊夫 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松 下電送株式会社内 (72)発明者 野内 広明 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松 下電送株式会社内 (72)発明者 信濃 利明 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松 下電送株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−112373(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全白ラインの最小伝送時間が黒を含むラ
    インの最小伝送時間より短く設定され、前記全白ライン
    に対する記録が前記黒を含むラインの記録より高速度で
    記録可能な記録手段を備えた受信側へ符号デ−タを送信
    するファクシミリ装置であって、書画情報信号を符号化
    する符号化手段と、この符号化手段で符号化された符号
    デ−タのデ−タ量を計数する第1の計数手段と、前記符
    号化手段で符号化された走査ライン数を計数する第2の
    計数手段と、前記符号化手段で符号化された全白走査ラ
    イン数を計数する第3の計数手段と、前記符号化手段に
    より1走査ラインの符号化が終了する度に前記第1の計
    数手段の計数値と規定ビット数とを比較し、前記第1の
    計数手段の計数値が前記規定ビット数に達するか、また
    はこれを越えたとき、前記符号化デ−タに対して前記第
    2の計数手段によって計数された走査ライン数および前
    記第3の計数手段によって計数された全白走査ライン数
    に基づいて算定されたフィルビットを付加して送信を行
    なう制御手段とを具備するファクシミリ装置。
JP4257080A 1992-09-28 1992-09-28 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2563731B2 (ja)

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JPH05244430A JPH05244430A (ja) 1993-09-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60112373A (ja) * 1983-11-22 1985-06-18 Canon Inc ファクシミリ装置

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