JP2737924B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2737924B2
JP2737924B2 JP63129169A JP12916988A JP2737924B2 JP 2737924 B2 JP2737924 B2 JP 2737924B2 JP 63129169 A JP63129169 A JP 63129169A JP 12916988 A JP12916988 A JP 12916988A JP 2737924 B2 JP2737924 B2 JP 2737924B2
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冨士雄 古畑
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラインセンサを用いて、モノクロあるいはカ
ラーの原稿を読み取る装置に関するものである。
〔従来の技術〕
通常、CCD等のラインセンサを用いて、副走査方向に
移動しながら原稿を読み取り装置においては、第5図に
おけるように、1ライン走査期間TiにAD変換後の画像デ
ータをメモリに格納し、同時又はその後のToの期間に必
要な処理、例えば拡大縮小の処理が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この処理に要する時間Toは、対象画素が多い
場合などセンサ蓄積時間Tsを越えてしまうことがあり得
る。この時、センサの蓄積時間Tsが固定の為、 Ts×m=T′o(m:2以上の整数) の時間が費やされる。この時間は電荷の蓄積にとっては
無駄ともいえる時間である。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明は、光源で原稿面を照射して得た光を
複数の光電変換素子からなるラインセンサに導くことで
得られる蓄積電荷を、蓄積時間の設定値に基づいて読み
取り信号としてライン毎に出力する原稿読取装置におい
て、前記読み取り信号となる電荷を前記ラインセンサに
1ライン分蓄積するのに要する蓄積時間の設定値と、前
記ラインセンサからの1ライン分の読み取り信号の読み
出しから所定の処理を施し終わるのに要する信号処理時
間を求め、これらを比較する演算手段を有し、原稿読取
の際は、読み取り開始前に予め前記演算手段を実行し、
前記信号処理時間が前記蓄積時間より長い場合は、前記
蓄積時間の設定値を前記信号処理時間を上回らない範囲
で長くした上で原稿読取を実行するようにしている。
ここで、蓄積時間を信号処理時間を上回らない範囲で
長くするとは、場合によっては蓄積時間を信号処理時間
に略等しくする様長くすることを意味し、また場合によ
っては、蓄積時間をn+1倍した(nは2以上の整数)
値と前記信号処理時間の差を1/n倍した値を前記蓄積時
間に加えて新たな蓄積時間として設定する等、蓄積時間
を多少延ばすことを意味する。
〔作用〕
本発明によれば、本来無駄に費やされるはずの時間を
利用して原稿読取装置の読み取り信号の質、すなわち出
力画像データの質を高めることが可能である。
〔実施例〕
以下、本発明について実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明の主要構成を示すブロック図であ
る。
図において、09の処理時間演算部と、08の蓄積時間が
比較演算部07で比較演算され、最適なランプ点灯時間、
センサ蓄積時間が各々ランプ制御部04、蓄積時間制御部
05に演算結果として設定される。この設定時間に基づき
ランプ01及びセンサ02が駆動される。
第2図は本発明の原稿読取装置のブロック図である。
01はランプであり、04はランプ制御部に設定された時
間で、センサに同期して点灯消灯を繰り返す。02はセン
サで、出力されるアナログ信号が、03のA/D変換器でデ
ジタル化され、その後の処理がされる。05はセンサ制御
部であり、センサを駆動するための各種の信号を発生す
る。この05のセンサ制御部の中に蓄積時間を制御する回
路も含まれている。06は画像処理回路、例えば拡大縮小
などを行う回路であり、05のセンサ制御部から渡された
画像データを順次使用して処理を行い、10のCPUを経
由、または直接、13のRAMに格納される。14は副走査方
向の読み取りを制御する部分で、紙送りローラや読み取
りヘッドキャリッジを制御、駆動する機構を含む。12は
CPUを制御するプログラムが入っているROMであり、11は
外部からコマンドを受け取ったり、外部へ読み取った画
像データを受け渡すインターフェース部分である。
ここでCPU10が比較演算部と処理時間演算部の機能を
受け持つことになる。
以下、CPUの動作を説明する。まず読み取り指令が発
生すると、CPUはセンサの蓄積時間と、指示された画素
数を処理するのに必要な時間を、あらかじめ測定された
データ、又は計算により、比較する。ここで、蓄積時間
の方が処理時間より長い場合は、センサー走査時間中に
1ラインの処理が終了するため、蓄積時間として最少の
値を蓄積時間制御部05に設定し、又その時に必要なラン
プの点灯時間をランプ制御部04に設定した後、読み取り
を開始する。もし処理時間の方が蓄積時間より長い場合
は、その差を蓄積時間及びランプ消灯時間に加え、その
値をもって、新しい蓄積時間、及びランプ点灯、消灯時
間として、センサ制御部05、ランプ制御部04に設定し、
読み取りを開始する。そして、1ラインの処理が終了す
るとすぐに次ラインの取り込み指令をセンサ制御05に出
力する。これを必要な副走査回数繰り返し、1ページ分
の読み取りが終了する。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば各ライン毎の画像
データの読み出し処理の際に費やされる、蓄積時間とし
ては無駄とも言える時間を利用して、光電変換素子に取
り込む電荷の量を増やしているため、より質のよい出力
画像データを得ることが可能となり、原稿読取装置とし
ての性能を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の主要構成ブロック図。 第2図は本発明の実施例である全体ブロック図。 第3図は本発明の実施例であるタイミングチャート。 第4図は本発明の別の実施例におけるタイミングチャー
ト。 第5図は従来の方法におけるタイミングチャート。 01……ランプ、02……ラインセンサ 03……AD変換器、04……ランプ制御回路 05……蓄積時間制御回路(センサ制御) 06……画像処理回路、07……比較演算部 08……蓄積時間データ、09……処理時間演算部 10……CPU、11……外部I/F 12……RAM、13……ROM 14……副走査制御部 i)ランプ制御信号 ii)センサラインスタートパルス iii)センサクロック iv)センサ画像信号 v)センサ画像信号読み取り時間 vi)画像信号処理時間 vii)次ライン読み取り指令パルス

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源で原稿面を照射して得た光を複数の光
    電変換素子からなるラインセンサに導くことで得られる
    蓄積電荷を、蓄積時間の設定値に基づいて読み取り信号
    としてライン毎に出力する原稿読取装置において、 前記読み取り信号となる電荷を前記ラインセンサに1ラ
    イン分蓄積するのに要する蓄積時間の設定値と、前記ラ
    インセンサからの1ライン分の読み取り信号の読み出し
    から所定の処理を施し終わるのに要する信号処理時間を
    求め、これらを比較する演算手段を有し、 原稿読取の際は、読み取り開始前に予め前記演算手段を
    実行し、前記信号処理時間が前記蓄積時間より長い場合
    は、前記蓄積時間の設定値を前記信号処理時間を上回ら
    ない範囲で長くした上で原稿読取を実行することを特徴
    とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】前記信号処理時間が前記蓄積時間の2倍以
    下である場合は、前記蓄積時間を2倍した値と前記信号
    処理時間の差を前記蓄積時間に加えて新たな蓄積時間と
    して設定することで、前記蓄積時間の設定値を前記信号
    処理時間と略等しくすることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の原稿読取装置。
  3. 【請求項3】前記信号処理時間が前記蓄積時間のn倍以
    上、且つn+1倍以下(nは2以上の整数)である場合
    は、前記蓄積時間をn+1倍した値と前記信号処理時間
    の差を1/n倍した値を前記蓄積時間に加えて新たな蓄積
    時間の設定値とすることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の原稿読取装置。
JP63129169A 1988-05-26 1988-05-26 原稿読取装置 Expired - Lifetime JP2737924B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5932265A (ja) * 1982-08-18 1984-02-21 Toshiba Corp イメージセンサの駆動方法

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