JP2001086299A - 画像読取装置、画像読取制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置、画像読取制御方法及び記憶媒体

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JP2001086299A
JP2001086299A JP26022999A JP26022999A JP2001086299A JP 2001086299 A JP2001086299 A JP 2001086299A JP 26022999 A JP26022999 A JP 26022999A JP 26022999 A JP26022999 A JP 26022999A JP 2001086299 A JP2001086299 A JP 2001086299A
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JP
Japan
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reading
image reading
image signal
line
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JP26022999A
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English (en)
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Yasuyuki Oiwa
靖之 大岩
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データの線順次読み出し時における画像
読み取りのライン送りにより発生する色ずれを吸収可能
とし、画像データ転送時におけるバッファの画像データ
蓄積量の調整を行うことでスムーズな画像の読み出しを
可能とし、スキャン時間の短縮も図ることを可能とした
画像読取装置、画像読取制御方法及び記憶媒体を提供す
る。 【解決手段】 原稿を画像として読み取り色成分毎の画
像信号を順次同期信号に基づき蓄積を行うCIS201
における各色成分の画像信号蓄積区間に、更に任意の幅
を持つダミー読み取り区間を設けて一つのラインを構成
し、CPU215は、ライン中における色成分の副走査
方向のずれを軽減するようにダミー読み取り区間を調整
する制御、バッファRAM210にデータが効率良く蓄
積されるようにダミー読み取り区間を調整する制御を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置、画
像読取制御方法及び記憶媒体に関し、更に詳しくは、原
稿を電気的な画像信号に変換するイメージセンサにて読
み取り、それをA/D変換器にてデジタル化した画像信
号に変換して外部装置に転送可能とする場合に好適な画
像読取装置、画像読取制御方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より画像読取装置(以下スキャナと
呼ぶ)において、原稿を走査するイメージセンサとして
密着型のイメージセンサ(以下CISと呼ぶ)を使用し
たものがある。このタイプのものは、原稿面に光を照射
するために色成分であるR(赤)、G(緑)、B(青)
のLED(発光ダイオード)を順次切り替えて使用する
ため、画像データは一ライン毎に各色成分の順に読み出
される。いわゆる線順次読み出しとなる。
【0003】例えば、図7に上記CISによる画像読み
取り及びCIS移動用モータの駆動のタイミング図を示
す。Lsyncの“H”から“H”の区間が一ラインの
区間となる。また、一ライン内においてHsyncとし
て表されている3つのLsync分割区間がR、G、B
それぞれの色成分毎の画像データ蓄積期間である。CI
Sによって蓄積される画像データは図7におけるCIS
read、一ラインデータとしてR、G、Bのデータ
が順にR1、G1、B1と蓄積される。蓄積されたデー
タは図7のCIS outに表されるように一区間ずれ
て読み出しが開始される。各色の画像データ蓄積時のL
ED点灯制御は、R、G、BそれぞれLED(R)、L
ED(G)、LED(B)で示されている。それぞれの
“H”の区間が点灯状態を示す。また、画像データの読
み出しを行いながら、副走査方向へCISを移動させる
ためのモータ位相の切り替えパルスの発生をPM ti
mingで示す。図7の矢印↑部分がモータ位相パルス
切り替えタイミングであり、従来例では一ライン当たり
4相のパルス切り替えを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、上述した従来のスキャナにおける線順次読み出し
は、スキャナがCISを移動させながら画像を読み出し
ていくために、読み出しスピードが高速になればなるほ
ど各ライン毎に移動方向(副走査方向)の色ずれが発生
してしまうという欠点があった。
【0005】例えば、上記図7中、A画素位置における
Rの画像データの読み出しは同一ラインのGの画像デー
タであるB画素とモータ駆動パルス発生タイミングより
1/4画素、またBの同一ラインの画像データとは2/
4画素ずれることになる。これは、一ラインの送り量が
多い、即ち送りスピードが速いほど大きくなる傾向にあ
る。そのため、例えば図8に示すような各色においてC
ISの蓄積時間と読み出し期間が保てる範囲内でR及び
Gの読み出し期間を短く、切り替えを早くすれば、3色
の色成分でのずれが軽減できることになる。図8に示さ
れるように1/4程度になる。
【0006】しかしながら、一ライン毎のデータの読み
出しが色成分毎に再スタートする、即ちHsyncが読
み出し開始のタイミングとなっているために、次色の画
像データ読み出し開始までに前色成分の読み出し終了か
ら間があいてしまうことになる。図8においてαの時点
でB1の画像データ蓄積(CIS read)は終了す
るにも関わらず、読み出し開始(CIS out)はβ
の時点より開始することになる。よって、読み出しの空
白期間が図中におけるD期間空白となってしまう。ま
た、画像データ蓄積用のバッファの管理は色毎に行わず
一ライン分のデータ量、即ちR、G、Bの組で行うこと
と、次ラインの画像データを読み取るためにCIS移動
用モータを駆動する必要があるか否かの判断をバッファ
の空き容量から判断する、即ちバッファへ書き込まれる
タイミングがインタフェースからはき出されるタイミン
グと効率良く実行されない場合、実際にバッファへデー
タが書き込まれるまでに空白の期間が多いため、読み出
しのタイミング如何によって頻繁にライン送りのモータ
駆動が停止してしまい再スタートに時間がかかるので、
効率が悪くなってしまう。
【0007】特にインタフェースの事情によりデータの
転送レートが低い場合に、画像データ蓄積用のバッファ
からの読み出しが追いつかず、スキャンの中断が頻繁に
発生してしまうという問題点があった。
【0008】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、画像データの線順次読み出し時における画像読
み取りのライン送りにより発生する色ずれを吸収可能と
し、画像データ転送時におけるバッファの画像データ蓄
積量の調整を行うことでスムーズな画像の読み出しを可
能とし、スキャン時間の短縮も図ることを可能とした画
像読取装置、画像読取制御方法及び記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、原稿を画像として読み取り
電気的な画像信号に変換すると共に色成分毎の画像信号
を順次同期信号に基づき蓄積を行う画像読取手段と、前
記画像読取手段で画像をライン毎に読み取るための副走
査方向へ前記画像読取手段を移動させる移動手段とを有
する画像読取装置であって、前記画像読取手段における
各色成分の画像信号蓄積区間に更に任意の幅を持つダミ
ー読み取り区間を設けて一つのラインを構成し、前記ラ
イン中における色成分の副走査方向のずれを軽減するよ
うに前記ダミー読み取り区間を調整する制御を行う制御
手段を有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、請求項2記載
の発明は、原稿を画像として読み取り電気的な画像信号
に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期信号に
基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取手段で
画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前記画像
読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読取装置
であって、前記画像読取手段における各色成分の画像信
号蓄積区間に更に任意の幅を持つダミー読み取り区間を
設けて一つのラインを構成し、前記画像読取手段から出
力された画像信号が効率良く一時蓄積されるように前記
ダミー読み取り区間を調整する制御を行う制御手段を有
することを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために、請求項3記載
の発明は、更に、前記画像読取手段から出力されたアナ
ログの画像信号をデジタルの画像信号に変換する変換手
段と、前記画像読取手段に蓄積され前記変換手段でデジ
タル変換された画像信号を一時蓄積する蓄積手段と、前
記蓄積手段から読み出される前記デジタル変換された画
像信号を外部装置へ転送する転送手段とを有することを
特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために、請求項4記載
の発明は、前記制御手段は、予め選択されている画像転
送の通信速度に応じて前記ダミー読み取り区間の幅を変
更し、前記画像読取手段から出力された画像信号が前記
蓄積手段に効率良く一時蓄積されるように制御を行うこ
とを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項5記載
の発明は、前記制御手段は、予め選択されている画像転
送のデータ転送速度を測定すると共に該測定速度に基づ
き前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、前記画像読取
手段から出力された画像信号を前記蓄積手段に一時蓄積
する際のデータ蓄積率が最適となるように且つデータ転
送が効率良く行われるように制御を行うことを特徴とす
る。
【0014】上記目的を達成するために、請求項6記載
の発明は、前記制御手段は、予め選択されている画質優
先モードもしくは読み取り効率優先モードに応じて前記
ダミー読み取り区間の幅を変更し、該変更に基づき前記
画像読取手段の制御を行うことを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するために、請求項7記載
の発明は、情報処理装置や印刷装置等の外部装置と通信
媒体を介して接続可能であることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために、請求項8記載
の発明は、原稿を画像として読み取り電気的な画像信号
に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期信号に
基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取手段で
画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前記画像
読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読取装置
に適用される画像読取制御方法であって、前記画像読取
手段における各色成分の画像信号蓄積区間に更に任意の
幅を持つダミー読み取り区間を設けて一つのラインを構
成し、前記ライン中における色成分の副走査方向のずれ
を軽減するように前記ダミー読み取り区間を調整する制
御を行う制御ステップを有することを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するために、請求項9記載
の発明は、原稿を画像として読み取り電気的な画像信号
に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期信号に
基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取手段で
画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前記画像
読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読取装置
に適用される画像読取制御方法であって、前記画像読取
手段における各色成分の画像信号蓄積区間に更に任意の
幅を持つダミー読み取り区間を設けて一つのラインを構
成し、前記画像読取手段から出力された画像信号が効率
良く一時蓄積されるように前記ダミー読み取り区間を調
整する制御を行う制御ステップを有することを特徴とす
る。
【0018】上記目的を達成するために、請求項10記
載の発明は、更に、前記画像読取手段から出力されたア
ナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換する変換
ステップと、前記画像読取手段に蓄積され前記変換ステ
ップでデジタル変換された画像信号を一時蓄積する蓄積
ステップと、前記蓄積ステップを介して読み出される前
記デジタル変換された画像信号を外部装置へ転送する転
送ステップとを有することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するために、請求項11記
載の発明は、前記制御ステップでは、予め選択されてい
る画像転送の通信速度に応じて前記ダミー読み取り区間
の幅を変更し、前記画像読取手段から出力された画像信
号が前記蓄積ステップで効率良く一時蓄積されるように
制御を行うことを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するために、請求項12記
載の発明は、前記制御ステップでは、予め選択されてい
る画像転送のデータ転送速度を測定すると共に該測定速
度に基づき前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、前記
画像読取手段から出力された画像信号を前記蓄積ステッ
プで一時蓄積する際のデータ蓄積率が最適となるように
且つデータ転送が効率良く行われるように制御を行うこ
とを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために、請求項13記
載の発明は、前記制御ステップでは、予め選択されてい
る画質優先モードもしくは読み取り効率優先モードに応
じて前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、該変更に基
づき前記画像読取手段の制御を行うことを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するために、請求項14記
載の発明は、情報処理装置や印刷装置等の外部装置と通
信媒体を介して接続可能な画像読取装置に適用可能であ
ることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するために、請求項15記
載の発明は、原稿を画像として読み取り電気的な画像信
号に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期信号
に基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取手段
で画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前記画
像読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読取装
置に適用される画像読取制御方法を実行するプログラム
を記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
であって、前記画像読取制御方法は、前記画像読取手段
における各色成分の画像信号蓄積区間に更に任意の幅を
持つダミー読み取り区間を設けて構成された一つのライ
ン中における色成分の副走査方向のずれを軽減するよう
に、前記ダミー読み取り区間を調整する制御を行う制御
ステップを有することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するために、請求項16記
載の発明は、原稿を画像として読み取り電気的な画像信
号に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期信号
に基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取手段
で画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前記画
像読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読取装
置に適用される画像読取制御方法を実行するプログラム
を記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
であって、前記画像読取制御方法は、前記画像読取手段
から出力された画像信号が効率良く一時蓄積されるよう
に、前記画像読取手段における各色成分の画像信号蓄積
区間に更に任意の幅を持つダミー読み取り区間を設けて
構成された一つのラインにおける前記ダミー読み取り区
間を調整する制御を行う制御ステップを有することを特
徴とする。
【0025】上記目的を達成するために、請求項17記
載の発明は、前記画像読取制御方法は、更に、前記画像
読取手段から出力されたアナログの画像信号をデジタル
の画像信号に変換する変換ステップと、前記画像読取手
段に蓄積され前記変換ステップでデジタル変換された画
像信号を一時蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステッ
プを介して読み出される前記デジタル変換された画像信
号を外部装置へ転送する転送ステップとを有することを
特徴とする。
【0026】上記目的を達成するために、請求項18記
載の発明は、前記制御ステップでは、予め選択されてい
る画像転送の通信速度に応じて前記ダミー読み取り区間
の幅を変更し、前記画像読取手段から出力された画像信
号が前記蓄積ステップで効率良く一時蓄積されるように
制御を行うことを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するために、請求項19記
載の発明は、前記制御ステップでは、予め選択されてい
る画像転送のデータ転送速度を測定すると共に該測定速
度に基づき前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、前記
画像読取手段から出力された画像信号を前記蓄積ステッ
プで一時蓄積する際のデータ蓄積率が最適となるように
且つデータ転送が効率良く行われるように制御を行うこ
とを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するために、請求項20記
載の発明は、前記制御ステップでは、予め選択されてい
る画質優先モードもしくは読み取り効率優先モードに応
じて前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、該変更に基
づき前記画像読取手段の制御を行うことを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するために、請求項21記
載の発明は、情報処理装置や印刷装置等の外部装置と通
信媒体を介して接続可能な画像読取装置における画像読
取制御方法に適用可能であることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0031】図1は本発明の実施の形態に係る画像読取
装置の制御系の構成例を示すブロック図である。本発明
の実施の形態に係る画像読取装置の制御系は、CIS2
01、LED202、LEDドライブ回路(LED制御
回路)203、増幅器(AMP)204、A/D変換回
路205、シェーディングRAM206、シェーディン
グ補正回路207、ピーク検知回路208、ガンマ変換
回路209、バッファRAM210、パッキング/バッ
ファRAM制御回路211、インタフェース回路21
2、タイミング信号発生回路214、CPU215、発
振器(OSC)216、モータドライブ回路217、モ
ータ218を備える構成となっている。図中213は画
像読取装置とデータ通信を行う外部装置である。
【0032】上記構成を詳述すると、CIS201は、
原稿ガラス(図示略)上に載置された画像読み取り対象
の原稿をRGB線順次のカラー画像として読み取るもの
であり、スキャン方向へ移動可能に構成されている。L
ED202は、原稿に光を照射するものであり、RGB
各色に対応して設けられている。LEDドライブ回路2
03は、一ライン毎にRGB各色のLED202を切り
替え点灯させる制御を行う。CIS201には、光源で
あるLED202も一体化されており、CIS201を
原稿ガラスに沿ってスキャン方向に移動させながら、L
EDドライブ回路203にて一ライン毎にRGB各色の
LED202を切り替えて点灯させることにより、原稿
ガラス上に載置された原稿をRGB線順次のカラー画像
として読み取ることが可能である。
【0033】増幅器(AMP)204は、CIS201
より出力された信号を増幅させる。A/D変換回路20
5は、増幅器204の出力のA/D変換を行って例えば
8ビットのデジタル出力を得る。シェーディングRAM
206には、後述のキャリブレーション処理のための黒
データ及び白データを読み取りそれらのデータを演算処
理することにより得られたシェーディング補正用のデー
タが記憶されている。シェーディング補正回路207
は、シェーディングRAM206に記憶されているデー
タに基づいて、CIS201で読み取られた画像信号の
シェーディング補正を行う。ピーク検知回路208は、
CIS201で読み取られた画像データにおけるピーク
値をライン毎に検知する回路であり、画像読み取りの
際、CIS201のLED各色の点灯区間を調整し決定
するキャリブレーション処理等に使用される。
【0034】ガンマ変換回路209は、外部装置213
(ホストコンピュータ)より予め設定されたガンマカー
ブに従って、CIS201で読み取られた画像データの
ガンマ変換を行う。バッファRAM210には、画像読
取装置による実際の読み取り動作と、画像読取装置と外
部装置213(ホストコンピュータ)との通信における
タイミングを合わせるために、画像データが一時的に記
憶される。パッキング/バッファRAM制御回路211
は、外部装置213(ホストコンピュータ)より予め設
定された画像出力モード(2値、8ビット多値、24ビ
ット多値等)に従ったパッキング処理を行った後にその
データをバッファRAM210に書き込む処理と、イン
タフェース回路212にバッファRAM210から画像
データを読み込んで出力させる処理を行う。インタフェ
ース回路212は、画像読取装置のホスト装置となるパ
ーソナルコンピュータ等の外部装置213との間でコン
トロール信号の受信や画像信号の出力を行う。
【0035】CPU215は、例えばマイクロコンピュ
ータ形態の中央演算処理装置であり、処理手順を格納し
たROM215A及び作業用のRAM215Bを有し、
ROM215Aに格納された手順に従って画像読取装置
各部の制御を行い、後述の図3のフローチャートに示す
処理を実行する。発振器(OSC)216は、例えば水
晶発振器として構成されている。タイミング信号発生回
路214は、CPU215の設定に応じて発振器216
の出力を分周して動作の基準となる各種タイミング信号
を発生する。モータドライブ回路217は、CPU21
5からのタイミング信号発生回路214への指示を元に
該モータドライブ回路217へ送られるモードパターン
信号をモータドライブ信号として、モータ218を駆動
する。モータ218の駆動により移動機構(図示略)を
介してCIS201が移動されスキャン処理が実行され
る。
【0036】図5は本発明のプログラム及び関連データ
が記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説明図で
ある。本発明のプログラム及び関連データは、フロッピ
ディスクやCD−ROM等の記憶媒体501を装置50
2に装備された記憶媒体ドライブの挿入口503に挿入
することで供給される。その後、本発明のプログラム及
び関連データを記憶媒体501から一旦ハードディスク
にインストールしハードディスクからRAMにロードす
るか、或いはハードディスクにインストールせずに直接
RAMにロードすることで、本発明のプログラム及び関
連データを実行することが可能となる。
【0037】この場合、本発明の実施の形態に係る画像
読取装置において本発明のプログラムを実行する場合
は、例えば上記図5に示したようなコンピュータ等の装
置を介して画像読取装置に本発明のプログラム及び関連
データを供給するか、或いは画像読取装置に予め本発明
のプログラム及び関連データを格納しておくことで、プ
ログラム実行が可能となる。
【0038】図4は本発明のプログラム及び関連データ
を記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図で
ある。本発明の記憶媒体は、例えばボリューム情報40
1、ディレクトリ情報402、プログラム実行ファイル
403、プログラム関連データファイル404等の記憶
内容で構成される。本発明のプログラムは、後述する図
3のフローチャートに基づきプログラムコード化された
ものである。
【0039】尚、本発明の特許請求の範囲における各構
成要件と、本発明の実施の形態に係る画像読取装置の各
部との対応関係は下記の通りである。画像読取手段はC
IS201に対応し、移動手段はモータドライブ回路2
17、モータ218に対応し、制御手段はCPU215
に対応し、変換手段はA/D変換回路205に対応し、
蓄積手段はバッファRAM210に対応し、転送手段は
インタフェース回路212に対応する。また、外部装置
は外部装置213に対応する。
【0040】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態に係る画像読取装置における読み取りモード設定
について図1、図2並びに図3のフローチャートを参照
しながら詳細に説明する。
【0041】本画像読取装置は、スキャン開始時におい
てその読み取りモードを画質優先とするか読み取り効率
を優先とするか、その予め選択されているモードにより
以下の処理を行う(図3のステップS1)。読み取りモ
ード設定において画質優先が選択された場合は、ステッ
プS4で図2において表されるダミー読み取り区間Dm
axが設定される。各色毎の蓄積時間が4msecであ
れば、4msec×3+Dmaxが一ラインの区間長と
なる。この設定は上記図1における画像読取装置の制御
系の構成ブロック図でCPU215よりタイミング信号
発生回路214への指示を元に読み取り開始前に実行さ
れる。この設定は設定し得るダミー読み取り区間の最大
幅の設定であり(ステップS4)、図2に示される通り
R、G、B各色の蓄積期間が一ラインの期間での副走査
の送り量の1/4以下に抑えられるため、副走査の色ず
れを軽減することができる。
【0042】ダミー読み取り区間の設定が終了すると、
図3のステップS8において決定されたLsync期間
よりCPU215はモータパルスのモータ位相の切り替
えパルスの発生タイミングを演算し、タイミング信号発
生回路214への指示を行う。タイミング信号発生回路
214は、スキャン開始よりこの指示されたタイミング
によりモータ位相切り替えパルスをモータドライブ回路
217へ送る。
【0043】他方、読み取りモード設定において画質優
先が選択されない場合、即ち読み取り効率優先が選択さ
れた場合は、ステップS2で画像データの転送スピード
のチェックを行い、最適な転送が行えるダミー読み取り
区間を設定できるようにする。転送スピードは、外部装
置213とのインタフェースに依存するものであり、実
際データを通してチェックすることが有効である。上記
図1における画像読取装置の制御系の構成ブロック図で
外部装置213は、転送スピードのチェックを行うため
に画像読取装置のCPU215へチェックデータ転送要
求を行い、待機状態とする。CPU215はこれを受け
て、パッキング/バッファRAM制御回路211及びイ
ンタフェース回路212へダミーのデータ転送を実行す
るような指示を行い、外部装置213へこのダミー転送
データを送る。
【0044】そして、CPU215においてその一連の
データの転送スピードを算出する。例えば、一ラインの
画素数が2552ピクセルなら10ビットデータで31
90バイト、RGB三色で9570バイトとなる。この
場合、CPU215で算出された転送レートが800K
B/secであったなら一ラインの転送時間は約12m
secである。
【0045】CPU215は、上記算出されたデータに
基づき低速転送閾値レベルか否かを判断すると共に(ス
テップS3)、上記算出されたデータに基づき高速転送
閾値オーバーか否かを判断し(ステップS5)、ダミー
読み取り区間設定値を決定する。本実施形態で取り上げ
た例における算出データが12msecの場合、各色毎
の蓄積時間が4msecなら4msec×3=12ms
ecであるので、充分一ラインの間で転送が収まること
になり、ダミー読み取り区間の設定を最小値とする(ス
テップS6)。また、CPU215で算出された転送レ
ートが例えば100KB/secだとすれば、96ms
ecの転送時間となる。この場合においては、一ライン
の転送がバッファRAM210をフルにすることなくス
キャンを続けることは困難であるから、結果的画質を重
視したモードであるダミー期間の設定を最大値とする
(ステップS4)。
【0046】以上のダミー期間の設定におけるMAX、
MINの閾値を超えることのないデータ転送時間が得ら
れた場合は、そのダミー読み取り区間を算出することに
なる(ステップS7)。先に述べたように、ステップS
8においてLsync期間よりCPU215はモータパ
ルスのモータ位相の切り替えパルスの発生タイミングを
演算し、タイミング信号発生回路214への指示を行う
ことになるため、ダミー読み取り区間はある範囲毎のテ
ーブルデータからの選択とする。以下、ステップS8へ
移行し同様の処理を行う。
【0047】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る画像読取装置によれば、原稿を画像として読み取
り電気的な画像信号に変換すると共に色成分毎の画像信
号を順次同期信号に基づき蓄積を行うCIS201と、
CIS201で画像をライン毎に読み取るための副走査
方向へCIS201を移動させるモータドライブ回路2
17、モータ218と、CIS201から出力されたア
ナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換するA/
D変換回路205と、CIS201に蓄積されA/D変
換回路205でデジタル変換された画像信号を一時蓄積
するバッファRAM210と、バッファRAM210か
ら読み出される前記デジタル変換された画像信号を外部
装置213へ転送するインタフェース回路212と、各
部を制御するCPU215とを具備し、CIS201に
おける各色成分の画像信号蓄積区間に更に任意の幅を持
つダミー読み取り区間を設けて一つのラインを構成し、
CPU215は、前記ライン中における色成分の副走査
方向のずれを軽減するようにダミー読み取り区間を調整
する制御、バッファRAM210にデータが効率良く蓄
積されるようにダミー読み取り区間を調整する制御を行
うため、下記のような作用及び効果を奏する。
【0048】上記構成において、画像読取装置による線
順次読み出し時における一ラインの読み取りを色成分の
区間分けに対してもうひとつの区間を付加することによ
り、その区間の調整により読み取りのライン送りにより
発生する色ずれを吸収する。また同様に、この付加期間
によってバッファRAM210からのデータ転送時にお
けるバッファRAM210のデータ蓄積量の調整を行う
ようCPU215が制御する。これにより、線順次読み
出し時におけるライン毎の色ずれを減らし、画像の読み
取りでバッファRAM210を効率良く活用してスキャ
ンの中断が起こらないようにすることを任意に決定でき
る。
【0049】即ち、本発明の実施の形態においては、画
像データの線順次読み出し時における画像読み取りのラ
イン送りにより発生する色ずれを吸収することができ、
また画像データ転送時におけるバッファRAM210の
画像データ蓄積量の調整を行うことでスムーズな画像の
読み出しができ、スキャン時間の短縮も図ることができ
るようになるという優れた効果を奏する。
【0050】[他の実施の形態]上述した本発明の実施
の形態においては、画像読み取りデータの転送レートを
算出することによりその一ラインの読み取り周期を決定
したが、例えばパラレルインタフェースを使用した場合
において、そのパラレルの通信モードにより決定するこ
とも有効な手段であると言える。具体的には、ニブルモ
ード(低速通信)ならばダミー読み取り区間をMAX設
定とし、また、ECP(Extended Capabilities Port)
もしくはEPP(Enhanced Parallel Prot)の高速転送
可能ならばMIN設定と通信モードのスピードにより切
替えを行うことである。
【0051】また、上述した本発明の実施の形態におい
ては、画像読取装置単体について説明したが、本発明の
適用は画像読取装置単体に限定されるものではなく、例
えば図6に示す如く、画像読取装置・印刷装置(プリン
タ)・情報処理装置等をLAN等のネットワークを介し
て接続したシステムにおいて、画像読取装置による線順
次読み出し時における色ずれ吸収、スムーズな画像読み
出し、スキャン時間の短縮を実現する場合にも適用可能
である。
【0052】また、上述した本発明の実施の形態におい
ては、画像読取装置の原稿照明用光源としてLEDを用
いた場合を例に上げたが、本発明の適用はLEDに限定
されるものではなく、LEDと同等の機能を有する他の
光源を用いることも可能である。
【0053】また、上述した本発明の実施の形態におい
ては、画像読取装置のCIS201の駆動手段としてパ
ルスモータ(ステッピングモータ)を用いた場合を例に
上げたが、本発明の適用はパルスモータに限定されるも
のではなく、パルスモータと同等の機能を有する他の駆
動手段を用いることも可能である。
【0054】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0055】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0056】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0057】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって上述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7記載
の画像読取装置によれば、画像読取手段における各色成
分の画像信号蓄積区間に更に任意の幅を持つダミー読み
取り区間を設けて一つのラインを構成し、前記ライン中
における色成分の副走査方向のずれを軽減するように前
記ダミー読み取り区間を調整する制御、画像読取手段か
ら出力された画像信号が効率良く一時蓄積されるように
前記ダミー読み取り区間を調整する制御を行うため、画
像データの線順次読み出し時における画像読み取りのラ
イン送りにより発生する色ずれを吸収することができ、
また画像データ転送時における蓄積手段の画像データ蓄
積量の調整を行うことでスムーズな画像の読み出しがで
き、スキャン時間の短縮も図ることができるようになる
という優れた効果を奏する。
【0059】また、請求項8〜14記載の画像読取制御
方法によれば、画像読取制御方法を画像読取装置で実行
することで、上記と同様に、画像読取装置による線順次
読み出し時における色ずれ吸収、スムーズな画像読み出
し、スキャン時間の短縮を図ることができるようになる
という優れた効果を奏する。
【0060】また、請求項15〜21記載の記憶媒体に
よれば、記憶媒体から画像読取制御方法を読み出して画
像読取装置で実行することで、上記と同様に、画像読取
装置による線順次読み出し時における色ずれ吸収、スム
ーズな画像読み出し、スキャン時間の短縮を図ることが
できるようになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の制御
系の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の画像
読み取りのタイミングを説明するためのタイムチャート
である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読取装置におけ
る画像読み取り処理動作の具体例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】本発明のプログラム及び関連データを記憶した
記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。
【図5】本発明のプログラム及び関連データが記憶媒体
から装置に供給される概念例を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る画像読取装置・
印刷装置・情報処理装置を有するシステムの構成例を示
す概念図である。
【図7】従来例に係る画像読み取り処理動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図8】従来例に係る画像読み取り処理動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【符号の説明】
201 CIS 205 A/D変換回路 210 バッファRAM 212 インタフェース回路 213 外部装置 215 CPU 217 モータドライブ回路 218 モータ
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 BB02 BC21 CA06 CA07 CB04 CB17 DA04 DB01 5C072 AA01 BA05 BA15 BA19 CA05 EA07 FB19 QA17 UA06 UA09 UA12 UA18 5C079 HB01 JA22 LA12 LA19 LA24 MA03 NA02 NA11 NA13

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を画像として読み取り電気的な画像
    信号に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期信
    号に基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取手
    段で画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前記
    画像読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読取
    装置であって、 前記画像読取手段における各色成分の画像信号蓄積区間
    に更に任意の幅を持つダミー読み取り区間を設けて一つ
    のラインを構成し、 前記ライン中における色成分の副走査方向のずれを軽減
    するように前記ダミー読み取り区間を調整する制御を行
    う制御手段を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿を画像として読み取り電気的な画像
    信号に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期信
    号に基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取手
    段で画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前記
    画像読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読取
    装置であって、 前記画像読取手段における各色成分の画像信号蓄積区間
    に更に任意の幅を持つダミー読み取り区間を設けて一つ
    のラインを構成し、 前記画像読取手段から出力された画像信号が効率良く一
    時蓄積されるように前記ダミー読み取り区間を調整する
    制御を行う制御手段を有することを特徴とする画像読取
    装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記画像読取手段から出力された
    アナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換する変
    換手段と、前記画像読取手段に蓄積され前記変換手段で
    デジタル変換された画像信号を一時蓄積する蓄積手段
    と、前記蓄積手段から読み出される前記デジタル変換さ
    れた画像信号を外部装置へ転送する転送手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、予め選択されている画
    像転送の通信速度に応じて前記ダミー読み取り区間の幅
    を変更し、前記画像読取手段から出力された画像信号が
    前記蓄積手段に効率良く一時蓄積されるように制御を行
    うことを特徴とする請求項2又は3記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、予め選択されている画
    像転送のデータ転送速度を測定すると共に該測定速度に
    基づき前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、前記画像
    読取手段から出力された画像信号を前記蓄積手段に一時
    蓄積する際のデータ蓄積率が最適となるように且つデー
    タ転送が効率良く行われるように制御を行うことを特徴
    とする請求項2又は3記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、予め選択されている画
    質優先モードもしくは読み取り効率優先モードに応じて
    前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、該変更に基づき
    前記画像読取手段の制御を行うことを特徴とする請求項
    1又は2記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 情報処理装置や印刷装置等の外部装置と
    通信媒体を介して接続可能であることを特徴とする請求
    項1乃至6の何れかに記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 原稿を画像として読み取り電気的な画像
    信号に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期信
    号に基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取手
    段で画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前記
    画像読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読取
    装置に適用される画像読取制御方法であって、 前記画像読取手段における各色成分の画像信号蓄積区間
    に更に任意の幅を持つダミー読み取り区間を設けて一つ
    のラインを構成し、 前記ライン中における色成分の副走査方向のずれを軽減
    するように前記ダミー読み取り区間を調整する制御を行
    う制御ステップを有することを特徴とする画像読取制御
    方法。
  9. 【請求項9】 原稿を画像として読み取り電気的な画像
    信号に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期信
    号に基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取手
    段で画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前記
    画像読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読取
    装置に適用される画像読取制御方法であって、 前記画像読取手段における各色成分の画像信号蓄積区間
    に更に任意の幅を持つダミー読み取り区間を設けて一つ
    のラインを構成し、 前記画像読取手段から出力された画像信号が効率良く一
    時蓄積されるように前記ダミー読み取り区間を調整する
    制御を行う制御ステップを有することを特徴とする画像
    読取制御方法。
  10. 【請求項10】 更に、前記画像読取手段から出力され
    たアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換する
    変換ステップと、前記画像読取手段に蓄積され前記変換
    ステップでデジタル変換された画像信号を一時蓄積する
    蓄積ステップと、前記蓄積ステップを介して読み出され
    る前記デジタル変換された画像信号を外部装置へ転送す
    る転送ステップとを有することを特徴とする請求項8又
    は9記載の画像読取制御方法。
  11. 【請求項11】 前記制御ステップでは、予め選択され
    ている画像転送の通信速度に応じて前記ダミー読み取り
    区間の幅を変更し、前記画像読取手段から出力された画
    像信号が前記蓄積ステップで効率良く一時蓄積されるよ
    うに制御を行うことを特徴とする請求項9又は10記載
    の画像読取制御方法。
  12. 【請求項12】 前記制御ステップでは、予め選択され
    ている画像転送のデータ転送速度を測定すると共に該測
    定速度に基づき前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、
    前記画像読取手段から出力された画像信号を前記蓄積ス
    テップで一時蓄積する際のデータ蓄積率が最適となるよ
    うに且つデータ転送が効率良く行われるように制御を行
    うことを特徴とする請求項9又は10記載の画像読取制
    御方法。
  13. 【請求項13】 前記制御ステップでは、予め選択され
    ている画質優先モードもしくは読み取り効率優先モード
    に応じて前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、該変更
    に基づき前記画像読取手段の制御を行うことを特徴とす
    る請求項8又は9記載の画像読取制御方法。
  14. 【請求項14】 情報処理装置や印刷装置等の外部装置
    と通信媒体を介して接続可能な画像読取装置に適用可能
    であることを特徴とする請求項8乃至13の何れかに記
    載の画像読取制御方法。
  15. 【請求項15】 原稿を画像として読み取り電気的な画
    像信号に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期
    信号に基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取
    手段で画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前
    記画像読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読
    取装置に適用される画像読取制御方法を実行するプログ
    ラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶
    媒体であって、 前記画像読取制御方法は、前記画像読取手段における各
    色成分の画像信号蓄積区間に更に任意の幅を持つダミー
    読み取り区間を設けて構成された一つのライン中におけ
    る色成分の副走査方向のずれを軽減するように、前記ダ
    ミー読み取り区間を調整する制御を行う制御ステップを
    有することを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 原稿を画像として読み取り電気的な画
    像信号に変換すると共に色成分毎の画像信号を順次同期
    信号に基づき蓄積を行う画像読取手段と、前記画像読取
    手段で画像をライン毎に読み取るための副走査方向へ前
    記画像読取手段を移動させる移動手段とを有する画像読
    取装置に適用される画像読取制御方法を実行するプログ
    ラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶
    媒体であって、 前記画像読取制御方法は、前記画像読取手段から出力さ
    れた画像信号が効率良く一時蓄積されるように、前記画
    像読取手段における各色成分の画像信号蓄積区間に更に
    任意の幅を持つダミー読み取り区間を設けて構成された
    一つのラインにおける前記ダミー読み取り区間を調整す
    る制御を行う制御ステップを有することを特徴とする記
    憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記画像読取制御方法は、更に、前記
    画像読取手段から出力されたアナログの画像信号をデジ
    タルの画像信号に変換する変換ステップと、前記画像読
    取手段に蓄積され前記変換ステップでデジタル変換され
    た画像信号を一時蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ス
    テップを介して読み出される前記デジタル変換された画
    像信号を外部装置へ転送する転送ステップとを有するこ
    とを特徴とする請求項15又は16記載の記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記制御ステップでは、予め選択され
    ている画像転送の通信速度に応じて前記ダミー読み取り
    区間の幅を変更し、前記画像読取手段から出力された画
    像信号が前記蓄積ステップで効率良く一時蓄積されるよ
    うに制御を行うことを特徴とする請求項16又は17記
    載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記制御ステップでは、予め選択され
    ている画像転送のデータ転送速度を測定すると共に該測
    定速度に基づき前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、
    前記画像読取手段から出力された画像信号を前記蓄積ス
    テップで一時蓄積する際のデータ蓄積率が最適となるよ
    うに且つデータ転送が効率良く行われるように制御を行
    うことを特徴とする請求項16又は17記載の記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】 前記制御ステップでは、予め選択され
    ている画質優先モードもしくは読み取り効率優先モード
    に応じて前記ダミー読み取り区間の幅を変更し、該変更
    に基づき前記画像読取手段の制御を行うことを特徴とす
    る請求項15又は16記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 情報処理装置や印刷装置等の外部装置
    と通信媒体を介して接続可能な画像読取装置における画
    像読取制御方法に適用可能であることを特徴とする請求
    項15乃至20の何れかに記載の記憶媒体。
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