JP2000349977A - 画像読取装置、画像読取方法及び画像読取システム並びに記録媒体 - Google Patents

画像読取装置、画像読取方法及び画像読取システム並びに記録媒体

Info

Publication number
JP2000349977A
JP2000349977A JP11158064A JP15806499A JP2000349977A JP 2000349977 A JP2000349977 A JP 2000349977A JP 11158064 A JP11158064 A JP 11158064A JP 15806499 A JP15806499 A JP 15806499A JP 2000349977 A JP2000349977 A JP 2000349977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
image
value
scanning direction
image signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11158064A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kobayashi
宏次 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11158064A priority Critical patent/JP2000349977A/ja
Publication of JP2000349977A publication Critical patent/JP2000349977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿固定タイプの画像読取装置の光学系の傾き
による読取画像の傾きを安価な構成で補正する。 【解決手段】原稿台ガラス2の端部に設けた黒領域3か
ら白領域4に向かってスキャンバー1を移動させ、読取
画像のピーク値が所定の白基準に達した時点から読取画
像の所定画素全てがその白基準に達するまでの間のスキ
ャンバー1の移動距離若しくは移動時間に基づいて光学
系の傾き値を算出する。求めた傾き値を、読取画像を受
け取るホストコンピュータに転送し、ホストコンピュー
タ側で画像の傾きを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、固定した
原稿に対し相対的に光学系を移動させ、その光学系を介
してイメージセンサーで電気的に読み取った画像信号を
A/D変換器でデジタル化して、コンピュータ等の外部
装置に転送することが可能な画像読取装置及び方法並び
に画像読取システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の原稿固定タイプの画像読
取装置における光学系の直角性(読取画像の傾きに対す
るバロメーター)は、直角性を出すための機械部品の追
加や、光学調整時に繰り返し直角性の調整を行うことに
より向上が図られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような手法では、新たな機械部品の追加に伴うコストア
ップや、光学調整を何度も行うことによる生産効率の悪
化を招き、それらが、画像読取装置の価格上昇の一因と
なっていた。
【0004】一方、昨今では、コスト削減のために外部
装置側(一般的には、パーソナルコンピュータ)でほぼ
全ての画像処理を行い、できるだけ画像読取装置側のメ
モリを削減する流れにある。従って、光学系の傾きによ
る読取画像の傾きを補正する処理を外部装置側で提供す
ることも非常に有効な手法である。
【0005】そこで、本発明の目的は、新たな機械部品
を追加すること無く、且つ、光学調整にもそれ程時間の
かからない低価格の画像読取装置及び方法並びに画像読
取システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置
は、主走査方向及び前記主走査方向と直交する副走査方
向に走査することで画像を読み取る画像読取装置であっ
て、前記副走査方向に移動可能な光学系と、前記光学系
を介して前記原稿面から得られた画像を読み取り電気的
な画像信号を出力するイメージセンサーと、前記画像信
号のピーク値を検出するピーク値検出手段と、前記副走
査方向における原稿載置領域の外側位置に設けられた白
基準領域及びその白基準領域に隣接して設けられた黒基
準領域と、前記光学系を前記黒基準領域から前記白基準
領域または前記白基準領域から前記黒基準領域に向かっ
て移動させた場合に、得られる画像信号の少なくとも1
画素のピーク値が所定の基準値に達したことを前記ピー
ク値検出手段が検出した時点から、その画像信号の所定
画素が全て前記基準値に達するまでの前記光学系の移動
距離又は移動時間から前記光学系の傾き値を算出する傾
き値算出手段とを有する。
【0007】本発明の画像読取装置の一態様例において
は、前記傾き値算出手段により算出した傾き値を外部装
置に転送するための転送手段を更に有する。
【0008】本発明の画像読取装置の一態様例において
は、前記光学系を前記黒基準領域から前記白基準領域ま
たは前記白基準領域から前記黒基準領域に向かって移動
させた場合に、得られる画像信号の所定画素が全て前記
基準値に達した時の前記光学系の位置を基準として、そ
の位置から所定距離だけ前記光学系を移動させた位置を
前記光学系の読み取り基準位置として決定する読み取り
基準位置決定手段を更に有する。
【0009】本発明の画像読取方法は、主走査方向及び
前記主走査方向と直交する副走査方向に走査すること
で、その光学系を介して前記原稿面から得られた画像を
イメージセンサーにより読み取り電気的な画像信号とし
て出力する画像読取方法であって、前記副走査方向にお
ける原稿載置領域の外側位置に白基準領域を設け、且
つ、その白基準領域に隣接して黒基準領域を設けて、前
記光学系を前記黒基準領域から前記白基準領域または前
記白基準領域から前記黒基準領域に向かって移動させた
場合に得られる画像信号の少なくとも1画素のピーク値
が所定の基準値に達したことを検出した時点から、その
画像信号の所定画素が全て前記基準値に達するまでの前
記光学系の移動距離又は移動時間から前記光学系の傾き
値を算出する。
【0010】本発明の画像読取方法の一態様例において
は、算出した傾き値を外部装置に転送する。
【0011】本発明の画像読取方法の一態様例において
は、前記光学系を前記黒基準領域から前記白基準領域ま
たは前記白基準領域から前記黒基準領域に向かって移動
させた場合に得られる画像信号の所定画素が全て前記基
準値に達した時の前記光学系の位置を基準として、その
位置から所定距離だけ前記光学系を移動させた位置を前
記光学系の読み取り基準位置として決定する。
【0012】本発明の記録媒体は、上記記載の画像読取
方法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。
【0013】本発明の画像読取システムは、主走査方向
及び前記主走査方向と直交する副走査方向に走査するこ
とで、その光学系を介して前記原稿面から得られた画像
をイメージセンサーにより読み取り電気的な画像信号と
して出力して外部装置に転送する画像読取システムにお
いて、前記副走査方向における原稿載置領域の外側位置
に白基準領域を設け、且つ、その白基準領域に隣接して
黒基準領域を設けて、前記光学系を前記黒基準領域から
前記白基準領域または前記白基準領域から前記黒基準領
域に向かって移動させた場合に得られる画像信号の少な
くとも1画素のピーク値が所定の基準値に達したことを
検出した時点から、その画像信号の所定画素が全て前記
基準値に達するまでの前記光学系の移動距離又は移動時
間から前記光学系の傾き値を算出し、その算出した傾き
値を前記外部装置に転送し、前記外部装置において、転
送されてきた前記傾き値を用いて、転送されてきた画像
データを補正する。
【0014】本発明の画像読取システムは、主走査方向
及び前記主走査方向と直交する副走査方向に走査するこ
とで、その光学系を介して前記原稿面から得られた画像
をイメージセンサーにより読み取り電気的な画像信号と
して出力して外部装置に転送する画像読取システムにお
いて、前記副走査方向における原稿載置領域の外側位置
に白基準領域を設け、且つ、その白基準領域に隣接して
黒基準領域を設けて、前記光学系を前記黒基準領域から
前記白基準領域または前記白基準領域から前記黒基準領
域に向かって移動させた場合に得られる画像信号の少な
くとも1画素のピーク値が所定の基準値に達したことを
検出した時点から、その画像信号の所定画素が全て前記
基準値に達するまでの前記光学系の移動距離又は移動時
間の値を前記外部装置に転送し、前記外部装置におい
て、転送されてきた前記移動距離又は移動時間の値から
前記光学系の傾き値を算出し、その算出した傾き値を用
いて、転送されてきた画像データを補正する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好ましい実施の形
態に従い図面を参照して説明する。
【0016】図1に、本発明の一実施の形態による画像
読取装置の内部構成を概略的に示す。
【0017】その上に原稿が載置される原稿台ガラス2
の直下に、密着型のイメージセンサー(以下、「CI
S」と称する。)からなるスキャンバー1が配されてい
る。このCISスキャンバー1は、フォトダイオード、
セルフォックレンズ、LEDアレイ、コンタクトガラス
(いずれも図示せず)等から構成されており、図外の駆
動モータの駆動によって図示のスキャン方向(副走査方
向)へ移動する。この移動により、原稿の主走査方向
(図と直角の方向)のライン毎の画像の読み取りが行わ
れる。
【0018】CISスキャンバー1が実際に原稿の読み
取りを開始する読み取り開始位置Bよりも副走査方向の
−(マイナス)側に黒領域3及び白領域4が夫々原稿台
ガラス2の原稿面側に設けられている。これらの黒領域
3及び白領域4は、原稿の読み取り開始位置Bの検出に
使用されると共に、キャリブレーション処理を行うため
にも必要なものである。即ち、読み取り開始位置Bの検
出及びキャリブレーション処理は共に、CISスキャン
バー1によるこれらの領域の読み出しにより行われる。
ホームポジションAは、実際に読み取りを開始する前に
CISスキャンバー1が待機する位置である。
【0019】図2に、この画像読取装置の制御回路の構
成を示す。
【0020】図1のCISスキャンバー1には、CIS
201と共に、光源であるLED202も一体化されて
おり、CISスキャンバー1を原稿台ガラス2に沿って
スキャン方向に移動させながら、LED制御(駆動)回
路203にて1ライン毎にLED202を切り替えて点
灯させることにより、RGB線順次でカラー画像が読み
取られる。
【0021】AMP204は、CIS201から出力さ
れた信号を増幅する増幅器であり、この増幅出力をA/
D変換器205がA/D変換して、例えば、8ビットの
デジタル信号を得る。
【0022】シェーディングRAM206は、前述した
キャリブレーション処理のための黒領域3及び白領域4
を読み取ったデータを演算処理して得られたシェーディ
ング補正用のデータを記憶しており、そのデータに基づ
いて、シェーディング補正回路207が、読み取った画
像信号のシェーディング補正を行う。
【0023】ピーク検知回路208は、読み取った画像
データにおけるピーク値をライン毎に検知する回路であ
り、読み取り開始位置Bを検知するために使用される。
【0024】ガンマ変換回路209は、外部装置213
である、例えば、ホストコンピュータにより予め設定さ
れたガンマカーブに従って、読み取った画像データのガ
ンマ変換を行う。
【0025】バッファRAM210は、実際の読み取り
動作のタイミングとホストコンピュータとの通信におけ
るタイミングとの間を調整するために画像データを一時
的に記憶させるためのRAMである。
【0026】パッキング/バッファRAM制御回路21
1は、ホストコンピュータにより予め設定された画像出
力モード(2値、4ビット多値、8ビット多値、24ビ
ット多値等)に従ったパッキング処理を行った後に、そ
のデータをバッファRAM210に書き込む処理と、そ
のバッファRAM210から読み出した画像データをイ
ンターフェース回路212に出力する処理を行う。
【0027】インターフェース回路212は、この画像
読取装置のホスト装置となる、例えば、パーソナルコン
ピュータ等の外部装置213との間で、各種コントロー
ル信号の受容や画像信号の送出等の通信を行う。
【0028】例えば、マイクロコンピュータ形態のCP
U215は、処理手順を格納したROM215A及び作
業用のRAM215Bを有し、ROM215Aに格納さ
れた手順(プログラム)に従って以下に説明するような
各部の制御を行う。
【0029】発振器216は、例えば、水晶発振器であ
り、タイミング信号発生回路214は、CPU215の
設定に応じて発振器216の出力を分周し、動作の基準
となる各種タイミング信号を生成する。
【0030】次に、図4〜図6のフローチャートを参照
して、上述した画像読取装置における光学系の傾きによ
る画像の傾きの補正処理を説明する。
【0031】最初に白黒境界検出処理を行うが、この白
黒境界検出処理では、まず、図4に示すステップS1に
おいて、図1に示した黒領域3と白領域4の境界を検知
するためのモード設定を行う。図2に示した制御回路の
CPU215は、CIS201及びピーク検知回路20
8に対し白レベルのピーク検出動作を指示すると共に、
LEDドライブ回路203に対する点灯タイミングの設
定を行う。この時、境界を検出する領域は、主走査方向
の全域を指定する。ここで言う主走査方向の全域とは、
図3に示すスタートポイント(SP)からの全領域から
ダミー画素領域を除いた有効画素領域(図中の0ポイン
トから後の領域)を指す。これが、信号として読み出せ
る有効な領域である。
【0032】ステップS2では、白黒領域境界検知のた
めの閾値を決定する。この処理は、CPU215が行
う。
【0033】次に、ステップS3において、ステップS
1で設定した点灯タイミングに基づくLED202
(G)の点灯を行い、境界検出を開始する。
【0034】ステップS4では、この境界検知のための
副走査方向での最大送り量を設定(例えば、白領域4に
到達すると見込まれる1〜2mmの範囲)し、次のステ
ップS5で、CISスキャンバー1が、黒領域3から白
領域4に向かって移動を開始する。このスタート開始位
置は、イメージセンサの所定画素が全て黒領域3内にあ
る位置である。
【0035】次のステップS6において、ピーク検知回
路208が検出したピーク値が白レベルに達しているか
否かのチェックを行い、まだ白レベルに達していない場
合には、ステップS7に進んで、CISスキャンバー1
の送り量のチェックを行い、その送り量が、ステップS
4で設定した最大送り量を超えていない場合は、ステッ
プS6に戻り、上の動作を繰り返す。
【0036】ステップS7で、CISスキャンバー1の
送り量が、ステップS4で設定した最大送り量を超えて
いる場合には、ステップS8に進み、CISスキャンバ
ー1を停止させると共に、CPU215は、エラーフラ
グを設定し、ホームポジション検出エラーとして、イン
ターフェース回路212を介してホストである外部装置
213に通知する。
【0037】ステップS6において、少なくとも1画素
の画像信号のピーク値が白レベルに達している場合に
は、ステップS9に進み、この時のCISスキャンバー
1の座標位置を、白黒領域境界位置(光学系傾き検出開
始位置Xs)として、データ格納部(例えば、CPU
RAM215B内)に格納する。
【0038】次に、図5のステップS10において、光
学系の傾きを検出するための副走査方向への最大送り量
を新たに設定し、次のステップS11で、1ライン毎の
読み取りを開始する。
【0039】次に、ステップS12において、イメージ
センサーの所定画素が全て白レベルに達しているか否か
のチェックを行う。ここで、白レベルに達していない画
素が在る場合には、ステップS13に進み、ステップS
10で設定した最大送り量を超えたか否かをチェックす
る。そして、最大送り量を超えていない場合には、ステ
ップS11以降の手順を繰り返す。
【0040】ステップS13で、CISスキャンバー1
の送り量が、ステップS10で設定した最大送り量を超
えている場合には、ステップS14に進み、CISスキ
ャンバー1を停止させると共に、CPU215は、エラ
ーフラグを設定し、光学系傾き値検出エラーとして、イ
ンターフェース回路212を介してホストである外部装
置213に通知する。
【0041】ステップS12において、所定の全画素が
白レベルに達している場合には、ステップS15に進
み、この時のCISスキャンバー1の座標位置を、光学
系傾き検出終了位置Xeとして、データ格納部(例え
ば、CPU RAM215B内)に格納する。
【0042】次に、ステップS16において、データ格
納部に格納されている光学系傾き検出開始位置Xsと光
学系傾き検出終了位置Xeを用いて光学系の傾き値Sk
を算出し、次のステップS17で、その傾き値Skを、
ホストである外部装置213に転送する。外部装置21
3は、この転送された傾き値Skを保存する。
【0043】次に、ステップS18において、CISス
キャンバー1を、光学系傾き検出終了位置Xeから所定
距離離れた位置に設定したホームポジションA(図1参
照)に移動させ、同時に、この位置を、読み取り基準位
置として、データ格納部(例えば、CPU RAM21
5B内)に格納する。
【0044】次に、ステップS19で、駆動モータをオ
フし、処理を終了する。この処理終了後は、スキャン待
機状態であるスタンバイ状態となる。
【0045】図6は、その後の原稿読み取り動作のフロ
ーチャートであるが、画像読取装置は、ホスト側からの
指示により原稿スキャンを開始し、読み取った画像デー
タを、ホストである外部装置213に転送する(ステッ
プS20)。ホスト側では、予め保持しておいた光学系
傾き値Skを用いて画像の傾きを補正し(ステップS2
1)、正しい画像を得る。
【0046】以上に説明した光学系の傾き値検出処理
は、画像読み取り時に常に行っても良いが、光学系の直
角性は読み取り毎にあまり変化しないことから、例え
ば、電源投入時やホストコンピュータからの指示が有っ
た時にのみ行うようにしても良い。また、白領域から黒
領域に向かって移動させることで白黒領域境界を検知す
るようにしても良い。
【0047】なお、上述した実施の形態では、画像読取
装置側で光学系の傾き値Skを算出し、それを外部装置
に転送したが、画像読取装置で検出した光学系傾き検出
開始位置Xsと光学系傾き検出終了位置Xeを夫々外部
装置に転送し、外部装置側で傾き値Skを算出するよう
にしても良い。また、傾き値Skの算出は、上述した実
施の形態のような位置情報ではなく、CISスキャンバ
ー1の移動時間の情報に基づいて行っても良い。更に、
上述の実施の形態では、画像読み取り用のイメージセン
サーとして、密着型のコンタクトイメージセンサーを用
いたが、従来広く使用されているCCDイメージセンサ
ーを用いても良い。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、画像読取装置の光学調
整が或る程度粗く行われても、傾きの無い画像を得るこ
とができる。従って、光学調整の工程を簡素化できるの
で、生産効率が向上し、また、画像読取装置側に画像補
正処理用のメモリ等を新たに追加する必要が無いため、
低価格の画像読取装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による画像読取装置の光
学系傾き値検出部の構成を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態による画像読取装置の制
御回路部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態による画像読取装置の主
走査方向の読み出し動作を示す概略図である。
【図4】本発明の一実施の形態による画像読取装置の光
学系傾き値検出処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態による画像読取装置の光
学系傾き値検出処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態による画像の読み取り動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CIS(密着型イメージセンサー)スキャンバー 2 原稿台ガラス 3 黒領域 4 白領域 A ホームポジション B 読み取り開始位置 201 CIS 202 LED 203 LED制御回路 204 AMP 205 A/D変換回路 206 シェーディングRAM 207 シェーディング補正回路 208 ピーク検知回路 209 ガンマ変換回路 210 バッファRAM 211 パッキング/バッファRAM制御回路 212 インターフェース回路 213 外部装置 214 タイミング信号発生回路 215 CPU 215A CPU ROM 215B CPU RAM 216 水晶発振器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向及び前記主走査方向と直交す
    る副走査方向に走査することで画像を読み取る画像読取
    装置であって、 前記副走査方向に移動可能な光学系と、 前記光学系を介して前記原稿面から得られた画像を読み
    取り電気的な画像信号を出力するイメージセンサーと、 前記画像信号のピーク値を検出するピーク値検出手段
    と、 前記副走査方向における原稿載置領域の外側位置に設け
    られた白基準領域及びその白基準領域に隣接して設けら
    れた黒基準領域と、 前記光学系を前記黒基準領域から前記白基準領域または
    前記白基準領域から前記黒基準領域に向かって移動させ
    た場合に、得られる画像信号の少なくとも1画素のピー
    ク値が所定の基準値に達したことを前記ピーク値検出手
    段が検出した時点から、その画像信号の所定画素が全て
    前記基準値に達するまでの前記光学系の移動距離又は移
    動時間から前記光学系の傾き値を算出する傾き値算出手
    段と、を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記傾き値算出手段により算出した傾き
    値を外部装置に転送するための転送手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記光学系を前記黒基準領域から前記白
    基準領域または前記白基準領域から前記黒基準領域に向
    かって移動させた場合に、得られる画像信号の所定画素
    が全て前記基準値に達した時の前記光学系の位置を基準
    として、その位置から所定距離だけ前記光学系を移動さ
    せた位置を前記光学系の読み取り基準位置として決定す
    る読み取り基準位置決定手段を更に有することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 主走査方向及び前記主走査方向と直交す
    る副走査方向に走査することで、その光学系を介して前
    記原稿面から得られた画像をイメージセンサーにより読
    み取り電気的な画像信号として出力する画像読取方法で
    あって、 前記副走査方向における原稿載置領域の外側位置に白基
    準領域を設け、且つ、その白基準領域に隣接して黒基準
    領域を設けて、 前記光学系を前記黒基準領域から前記白基準領域または
    前記白基準領域から前記黒基準領域に向かって移動させ
    た場合に得られる画像信号の少なくとも1画素のピーク
    値が所定の基準値に達したことを検出した時点から、そ
    の画像信号の所定画素が全て前記基準値に達するまでの
    前記光学系の移動距離又は移動時間から前記光学系の傾
    き値を算出することを特徴とする画像読取方法。
  5. 【請求項5】 算出した傾き値を外部装置に転送するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の画像読取方法。
  6. 【請求項6】 前記光学系を前記黒基準領域から前記白
    基準領域または前記白基準領域から前記黒基準領域に向
    かって移動させた場合に得られる画像信号の所定画素が
    全て前記基準値に達した時の前記光学系の位置を基準と
    して、その位置から所定距離だけ前記光学系を移動させ
    た位置を前記光学系の読み取り基準位置として決定する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像読取方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか1項に記載の画
    像読取方法の手順をコンピュータに実行させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 主走査方向及び前記主走査方向と直交す
    る副走査方向に走査することで、その光学系を介して前
    記原稿面から得られた画像をイメージセンサーにより読
    み取り電気的な画像信号として出力して外部装置に転送
    する画像読取システムにおいて、 前記副走査方向における原稿載置領域の外側位置に白基
    準領域を設け、且つ、その白基準領域に隣接して黒基準
    領域を設けて、 前記光学系を前記黒基準領域から前記白基準領域または
    前記白基準領域から前記黒基準領域に向かって移動させ
    た場合に得られる画像信号の少なくとも1画素のピーク
    値が所定の基準値に達したことを検出した時点から、そ
    の画像信号の所定画素が全て前記基準値に達するまでの
    前記光学系の移動距離又は移動時間から前記光学系の傾
    き値を算出し、 その算出した傾き値を前記外部装置に転送し、 前記外部装置において、転送されてきた前記傾き値を用
    いて、転送されてきた画像データを補正することを特徴
    とする画像読取システム。
  9. 【請求項9】 主走査方向及び前記主走査方向と直交す
    る副走査方向に走査することで、その光学系を介して前
    記原稿面から得られた画像をイメージセンサーにより読
    み取り電気的な画像信号として出力して外部装置に転送
    する画像読取システムにおいて、 前記副走査方向における原稿載置領域の外側位置に白基
    準領域を設け、且つ、その白基準領域に隣接して黒基準
    領域を設けて、 前記光学系を前記黒基準領域から前記白基準領域または
    前記白基準領域から前記黒基準領域に向かって移動させ
    た場合に得られる画像信号の少なくとも1画素のピーク
    値が所定の基準値に達したことを検出した時点から、そ
    の画像信号の所定画素が全て前記基準値に達するまでの
    前記光学系の移動距離又は移動時間の値を前記外部装置
    に転送し、 前記外部装置において、転送されてきた前記移動距離又
    は移動時間の値から前記光学系の傾き値を算出し、その
    算出した傾き値を用いて、転送されてきた画像データを
    補正することを特徴とする画像読取システム。
JP11158064A 1999-06-04 1999-06-04 画像読取装置、画像読取方法及び画像読取システム並びに記録媒体 Pending JP2000349977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11158064A JP2000349977A (ja) 1999-06-04 1999-06-04 画像読取装置、画像読取方法及び画像読取システム並びに記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11158064A JP2000349977A (ja) 1999-06-04 1999-06-04 画像読取装置、画像読取方法及び画像読取システム並びに記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000349977A true JP2000349977A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15663521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11158064A Pending JP2000349977A (ja) 1999-06-04 1999-06-04 画像読取装置、画像読取方法及び画像読取システム並びに記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000349977A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7352496B2 (en) 2003-04-15 2008-04-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Image scanning device and shading compensation method thereof
JP2015070400A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7352496B2 (en) 2003-04-15 2008-04-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Image scanning device and shading compensation method thereof
JP2015070400A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8259370B2 (en) Image reading device having line sensor performing pre-scan based on condition set for main-scan
US8107132B2 (en) Image forming apparatus and control method thereof
JP3720755B2 (ja) 画像読み取り装置、画像読み取りシステム、画像読み取り方法、及びそのプログラム
US6525764B2 (en) Image read method for performing image signal processes complying with the color of a reference portion of a recording medium, and image read apparatus adopting the method
JP2000113162A (ja) 画像読取装置、画像読取方法及び記憶媒体
JP2000349977A (ja) 画像読取装置、画像読取方法及び画像読取システム並びに記録媒体
JP2000113163A (ja) 画像読取装置、画像読取方法及び記憶媒体
US4951158A (en) Image scanner apparatus with scanning magnification correcting function
JP3262609B2 (ja) 画像読取装置
JP3048613B2 (ja) 画像読取装置
JPH04199970A (ja) 画像読取装置
JPH06205194A (ja) 原稿読み取り装置
JPH09298633A (ja) 画像読み取り装置
JP2009089173A (ja) 画像処理装置
JP5025380B2 (ja) 画像読取装置およびプログラム
JP2005311946A (ja) 画像読取装置
JPH10215381A (ja) 画像読み取り装置
JP2000115479A (ja) 画像読取装置及びその制御方法並びに記憶媒体
JP2005130206A (ja) 画像処理装置
JPH10336470A (ja) 画像読み取り装置
JPH11341236A (ja) 画像読取装置、画像読取方法及び記憶媒体
JP2000354166A (ja) 画像読み取り装置
JP2567851B2 (ja) 画像読取装置
JPH04196669A (ja) 画像読取装置
JPH11215375A (ja) 画像読み取り装置