JP3780134B2 - 画像読取装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読取装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリ装置などの読み取り部(ハンドスキャナユニット)を本体から取り外して本などの原稿を走査して画像を読み取る画像読取装置が知られている。ハンドスキャナユニットは移動検出センサを有し、原稿を走査する場合、検出された移動に応じて画像の取り込みを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ハンドスキャナユニットの移動に応じて画像の読み取り動作を行う際、移動速度が速くて画像の読み取り動作が間に合わない場合、画像の抜けが生じてしまうことになる。
【0004】
このような画像の抜けをなくすために、画像の読み落としが発生した場合、読み取った画像を二値化した後の画像で補間することが検討されるが、写真原稿などの多値レベルの画像を読み取る場合、画像品位が劣化してしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、画像の読み落としの影響を抑えて画像の品位を高めることができる画像読取装置および方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像読取装置は、移動自在な読取ユニットに設けられ、原稿の画像を順次読み取る読取手段と、前記読取ユニットの移動を検出する移動検出手段とを備え、前記読取ユニットを移動しながら前記画像を読み取る画像読取装置において、前記原稿に光を照射する色の光源と、前記色の光源の点灯をライン単位に時分割に切換える光源切換手段と、前記読取手段により前記色の光源の点灯の切換に同期してライン単位に読み取った多値レベルの画像信号を少なくとも2ライン記憶するバッファメモリと、該記憶された多値レベルの画像信号を順次読み出す読出手段とを備え、前記読出手段は、前記ライン単位に時分割で読み取った前記原稿画像上略同位置に対応する色多値レベルの画像信号から、画素順次の色多値レベルの画像信号に順番を換えて前記バッファメモリから読み出し、前記読取ユニットの移動に対して前記画像の読み取り動作が間に合わない場合、前記読出手段は、前記読取動作が間に合わない色と同一の色の前記バッファメモリに記憶された多値レベルの画像信号を複数回読み出して補間を行う補間手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項に記載の画像読取装置は、請求項1に係る画像読取装置において、前記読み取った多値レベルの画像信号に対してシェーディング補正を行うシェーディング補正手段を備え、前記バッファメモリは、前記シェーディング補正後の多値レベルの画像信号を記憶することを特徴とする。
【0009】
請求項に記載の画像読取装置は、請求項1に係る画像読取装置において、前記同期化して前記バッファメモリから読み出した多値レベルの画像信号をカラーマスキング処理する色変換回路を有することを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の画像読取装置では、請求項1に係る画像読取装置において、前記3色の光源は、赤色光源、緑色光源および青色光源であることを特徴とする。
【0011】
請求項に記載の画像読取装置では、請求項または請求項に係る画像読取装置において、前記光源はLED光源であることを特徴とする。
【0012】
請求項に記載の画像読取装置は、請求項1に係る画像読取装置において、前記読取手段によりモノクロ画像を読み取る場合、緑色の単色光源を点灯して原稿に光を照射することを特徴とする。
【0014】
請求項7に記載の画像読取方法は、移動自在な読取ユニットによりライン単位に原稿の画像を読み取る工程と、前記読取ユニットの移動を検出する工程とを有し、前記読取ユニットを移動しながら前記画像を読み取る画像読取方法において、前記読み取る工程は、色の光源をライン単位に時分割に切換えて前記画像を照明する光源切換工程を有し、前記読み取った多値レベルの画像信号を少なくとも2ラインバッファメモリに記憶する工程と、前記バッファメモリに記憶されたライン単位の色多値レベルの画像信号を読み出して画素順次の色多値レベルの画像信号を得る同期化工程とを有し、前記読取ユニットの移動に対して前記画像の読み取り動作が間に合わない場合、さらに、前記読取動作が間に合わない色と同一の色の前記バッファメモリに記憶された多値レベルの画像信号を複数回読み出して副走査補間を行う工程を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の画像読取装置および方法の実施の形態について説明する。本実施形態の画像読取装置はファクシミリ装置に適用される。図1は画像読取装置の全体構成を示す図である。図において、1は画像形成装置の全体の動作を制御するCPUである。2はデータ、命令などの送受信を行うバスである。3はCPU1によって実行される制御プログラムが格納されたROMである。
【0016】
4は発信元情報、ユーザ登録情報などが記憶されるSRAMである。5は画像信号および音声信号の変復調を行うモデムである。6は電話回線と本装置との接続を制御する網制御ユニット(NCU)である。7は公衆電話回線である。8は有線電話機である。
【0017】
9はコードレス電話機のベースユニットである。10は電話回線7と電話機8あるいはコードレス電話機のベースユニット9との間を選択的に接続するクロスポイントである。11はコードレス子機である。
【0018】
12は主走査方向に8pelの解像度で画像を読み取るラインセンサ(読取センサ)であり、主走査方向1ライン分の画像データを読み取ることができる。13は読取センサ12によって画像を読み取るために原稿に赤色光を照射する赤色LED光源である。14は読取センサ12によって画像を読み取るために原稿に緑色光を照射する緑色LED光源である。15は読取センサ12によって画像を読み取るために原稿に青色光を照射する青色LED光源である。
【0019】
本実施形態では、読取センサ12、赤色LED光源13、緑色LED光源14、青色LED光源15および移動検出センサ31は、装置本体から着脱自在なハンドスキャナユニットに設けられている。また、本実施形態では、光源にLEDを用いているが、これは装置の小型化が容易であり、LED光源は蛍光燈などと比べると光量が安定しており、しかも応答が早いので、光源を高速に切り換えることができるからである。これにより、シートスルータイプの高速な画像形成装置を提供することが可能である。また、LED光源の消費電流は蛍光燈などと比較すると小さいので、消費電力の小さい家庭向けのファクシミリ装置(画像形成装置)にも適する。
【0020】
16はシェーディング補正処理、単色で画像を読み取った場合の2値化処理、カラーで画像を読み取った場合のガンマ変換処理、RGB色をYMCK色に変換する色変換処理、読取センサ12により読み取られた画像データを記録ヘッドにより主走査方向に記録可能な解像度に変換する解像度変換処理、各LED光源の点灯制御などを行う画像処理ゲートアレイ(画像処理部)ある。
【0021】
17は画像を記録するプリントヘッドである。このプリントヘッド17は、カラーで記録可能な記録ヘッド、あるいはモノクロで記録可能な記録ヘッドのいずれかに交換自在である。本実施形態のプリントヘッドは、インクジェットタイプの記録ヘッドであり、そのヘッド記録面は副走査方向に並んだ複数のノズルで形成されている。また、記録動作時、プリントヘッドが装着されたキャリッジを、ノズルの配列方向と直交する主走査方向に往復運動させることで、複数のノズルによる記録幅分の領域に画像が形成される。その後、記録紙を記録幅分だけ副走査方向に搬送し、上記記録動作を繰り返すことにより記録紙上に画像が形成される。尚、本実施形態のインクジェットタイプのプリントヘッド17は、インクを貯蔵するタンクが内蔵されたインクカートリッジ式のもの(プリントカートリッジ)である。プリントヘッドは、インクジェットタイプに限らず、熱転写タイプのものであってもよい。
【0022】
18はプリントヘッド17によって描画される画像データを一時的に蓄えるDRAMである。19はフラッシュメモリ(FLASH)である。20はプリントカートリッジの有無および種類を検出するプリントカートリッジセンサである。21は原稿幅および原稿の有無を検出する原稿検出センサである。22は用紙サイズおよび用紙の有無を検出する用紙検出センサである。23は原稿を搬送する読取モータである。24は読取モータ23を駆動するモータドライバである。
【0023】
25はオペレーションパネルであり、キーボードと画像形成装置の状態などを表示するLCDとからなる。また、キーボード上には、後述するように、原稿をカラーで読み取ってカラーの記録を指示するカラーコピーキー、およびモノクロで読み取ってモノクロの記録を指示するモノクロコピーキーが設けられている。
【0024】
26は多機能ゲートアレイであり、多機能ゲートアレイ26には、前述したプリントヘッド17、DRAM18、フラッシュメモリ(FLASH)19、各種センサ20、21、22、読取モータ23のモータドライバ24、オペレーションパネル25などが接続されている。また、多機能ゲートアレイ26は、プリントヘッドのノズルの配列に合わせるために主走査方向に並んだ画像データを副走査方向に並んだ画像データに変換してプリントヘッド17に転送する処理、オペレーションパネル25のキーボードから入力されたキー入力データや各種センサの出力信号をCPU1が判別できるコード信号に変換する処理、読取モータ23のタイミング処理などを行う。
【0025】
27は記録紙を副走査方向に搬送するLFモータである。28はLFモータ27を駆動するモータドライバである。29はプリントヘッド17が装着されたキャリッジを駆動するCRモータである。30はCRモータ29を駆動するモータドライバである。31はハンドスキャナユニットを装置本体から取り外して原稿の画像を読み取る際にその移動を検出して画像処理を開始するためのトリガ信号を生成する移動検出センサである。32は画像形成装置の状態などの情報を音声でユーザに伝えるスピーカである。
【0026】
図2は画像処理ゲートアレイ16の構成を示すブロック図である。図において、201は読取センサ12の出力信号を10ビットのデジタル信号に変換するA/D変換回路である。202はピーク検出回路203の出力に基づいてA/D変換回路201から出力された10ビットの輝度データのうち最適な領域の8ビットの輝度データを選択するAGC回路である。203は白補正データ生成時に入力データのピーク値を検出するピーク検出回路である。204はA/D変換回路201の出力が過剰な光量によってオーバーフローしているか否かを検出する光量オーバーフロー検出回路である。
【0027】
205はシェーディング補正および黒補正を行うシェーディング/黒補正回路である。206はプリスキャンで得られたシェーディング補正および黒補正の補正データを蓄積する補正データRAM(補正データ蓄積部)である。208はエッジ強調処理のためにデータを一旦蓄積するエッジ強調バッファ(RAM)である。207はシェーディング/黒補正回路205の出力とエッジ強調バッファ208のデータを基にエッジ強調処理を行うエッジ強調処理部(EE)である。
【0028】
210はマスキング処理のためにデータを一旦蓄積するマスキング処理バッファ(RAM)である。209はマスキング処理RAM210のデータと制御レジスタ216の指定値に基づいてライン単位に補間の有無を切り替える副走査補間処理部である。211はカラー処理時にシェーディング/黒補正回路205で補正された画像信号をY(イエロ)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)の色信号に変換する処理およびマスキング演算処理を行う一方、モノクロ処理時に領域判定およびγ変換を行うRGB/CMYK変換回路である。
【0029】
212は読取センサ12によって読み取られた主走査方向の解像度8pelの画像をプリンタの解像度360dpiに変換したり、読み取った画像の大きさを縮小したり、不要な画像をマスクする主走査補間部(主走査解像度変換回路)である。
【0030】
213は制御レジスタ216の指定値と読取制御回路214からの動作指示信号にしたがって、光源の点灯時間、電流の制御および点灯LEDを時分割に切り換える光源制御回路である。
【0031】
214は同期信号XSHと読取トリガ信号XLSTあるいはXLST_iによって読み取り動作のステータス制御を行う読取制御回路である。215はハンドスキャナユニットからの移動検知信号MV_SNS信号の入力によって、読取トリガ信号XLST_iを発生する移動検出センサi/f回路である。216は画像処理部(ゲートアレイ)16の動作の指示をCPU1からバス2を介して行う制御レジスタである。217は画像処理部(ゲートアレイ)16の動作状態をCPU1がバス2を介して監視するためのステータスレジスタである。
【0032】
218は誤差拡散処理を行う際の誤差データを格納する誤差バッファ(RAM)である。219は誤差拡散処理によって階調数を出力デバイスに合わせたデータに変換する誤差拡散処理部(ED)である。220は出力バッファ221に書き込むデータを誤差拡散処理前のデータあるいは誤差拡散処理後のデータのいずれかに切り替えるセレクタ回路である。221は出力される画像データを一時的に蓄積する出力バッファ(RAM)である。
【0033】
222は読み取り動作を行う際の同期信号XSHであり、光源の点灯を切り換えたり、画像処理との同期を取るために使用される。カラー読み取りの場合、同期信号XSHとして2.5msec毎にクロックが画像処理ゲートアレイ16に入力され、クロックが入力される毎にLED光源は赤色LED光源13、緑色LED光源14、青色LED光源15に切り換わって点灯する。モノクロ読み取りの場合、同期信号XSHとして2.5msec毎にクロックが入力され、緑色LED光源14だけが必要な時間点灯する。
【0034】
223はCPU1から1ライン単位で発行される読取トリガ信号XLSTであり、この読取トリガ信号XLSTの入力によって画像処理ゲートアレイ16が活性化される。224はハンドスキャナユニットからの移動検知信号MV_SNSであり、この信号の入力によってハンドスキャナユニットの移動が検出された場合、移動検出センサi/f回路215は読取トリガ信号XLST_iを発行する。また、移動スピードに応じた副走査補間処理の指定が行われる。225は移動検出センサi/f回路215から出力される読取トリガ信号XLST_iであり、読取トリガ信号XLSTと等価な信号である。
【0035】
図3は画像処理ゲートアレイ16内のRGB/YMCK変換回路211の構成を示す図である。図において、301はR,G,Bの画素順次に入力される輝度データを1画素分記憶するレジスタである。302はレジスタ301からの出力をアドレスとする赤色成分の輝度−濃度変換用ルックアップテーブルRAMである。303はレジスタ301からの出力をアドレスとする緑色成分の輝度−濃度変換用ルックアップテーブルRAMである。304はレジスタ301からの出力をアドレスとする青色成分の輝度−濃度変換用ルックアップテーブルRAMである。
【0036】
305は入力画素色に応じてルックアップテーブルRAM302、303、304の出力を切り換えて出力するセレクタである。306は画像データのバッファ307への書き込みおよび読み出しを制御するバッファ制御回路である。307は画素順次に入力されるR,G,Bデータの同期を取るための遅延バッファである。
【0037】
309はシアン(C)成分画素を一時格納するレジスタである。310はマゼンタ(M)成分画素を一時格納するレジスタである。311はイエロー(Y)成分画素を一時格納するレジスタである。312はブラック(K)成分画素を一時格納するレジスタである。308はバッファ307から読み出したデータを色成分毎に振り分けてレジスタ309、310、311、312に格納するためのセレクタである。
【0038】
313〜328はレジスタ309〜312の出力をアドレスとするマスキング演算用のルックアップテーブルRAM群である。329はテーブル313〜316の出力を加算する加算器である。330はテーブル317〜320の出力を加算する加算器である。331はテーブル321〜324の出力を加算する加算器である。332はテーブル325〜328の出力を加算する加算器である。
【0039】
333は加算器329からの出力をアドレスとするシアン成分の出力γ変換用ルックアップテーブルRAMである。334は加算器330からの出力をアドレスとするマゼンタ成分の出力γ変換用ルックアップテーブルRAMである。335は加算器331からの出力をアドレスとするイエロー成分の出力γ変換用ルックアップテーブルRAMである。336は加算器332からの出力をアドレスとするブラック成分の出力γ変換用ルックアップテーブルRAMである。
【0040】
RGB/YMCK変換回路211の動作について示す。カラーコピー動作を開始する際、CPU1から画像処理ゲートアレイ16に対して各種設定を行い、プリスキャン動作を指示する。この後、ROM3に格納された輝度−濃度変換テーブル、出力γテーブル、および指示された色調設定に応じて、基準データに係数をかけることにより生成したマスキング演算用テーブルを画像処理ゲートアレイ16内の各マスキング演算用のルックアップテーブル313〜328に書き込む。
【0041】
マスキング処理では、下記数式1にしたがって演算が行われる。
【0042】
【数1】
Figure 0003780134
【0043】
マスキング演算用のルックアップテーブル(313〜328)群は、基準テーブルを用いた上記演算を行うために16個のテーブルから構成されている。
【0044】
テーブルRAM313には、数値としてA11×C(シアンの成分の値:C=0〜255)の値が格納され、入力されるシアンの成分の値をアドレスとしてA11×Cの演算結果が出力されるように構成されている。以下、同様に、テーブルRAM314ではA12×M、テーブルRAM315ではA13×Y、テーブルRAM316ではA14×K、テーブルRAM317ではA21×C、テーブル318ではA22×M、テーブルRAM319ではA23×Y、テーブルRAM320ではA24×K、テーブルRAM321ではA31×C、テーブルRAM322ではA32×M、テーブルRAM323ではA33×Y、テーブルRAM324ではA34×K、テーブルRAM325ではA41×C、テーブルRAM326ではA42×M、テーブルRAM327ではA43×Y、テーブルRAM328ではA44×Kの演算結果がデータとして出力される。ただし、A11〜A44は定数である。
【0045】
上記テーブルデータの生成は、概念的に述べたものであり、実際には、色調整を行った結果、上記演算式の結果とは異なった値が基準データとしてROM3内に格納されている。
【0046】
マスキング演算用ルックアップテーブルに書き込まれるデータは、上記基準データそのものではなく、色調の調整値によって補正されたものが書き込まれる。また、基準データは、補正演算を行って実際のテーブルを生成するために、実際のテーブルよりも精度良く設定されており、演算結果の誤差を抑えるように構成されている。ビット精度としては、RAMに格納されるデータが符号付き9ビットであるのに対し、基準データは符号付き12ビットに設定されている。
【0047】
つぎに、色調整にしたがってルックアップテーブルに書き込むデータの生成方法について、図1および図3を基に説明する。色調の調整範囲は、オペレータがオペレーションパネル25を通じて設定できるようになっており、調整範囲はC、M、Y、Kの各色について±50%(150%〜50%)の範囲の値が調整値として設定される。
【0048】
例えば、シアン成分の調整値が110%に設定された場合、CPU1はROM3内の基準データとしてC成分データ(係数A11,A21,A31,A41に対応するテーブルデータで各12ビット)を読み出し、このデータに110/100をかけた演算結果を下位ビットの9ビットに丸めてマスキング演算用データを生成し、RAM313、317、321、325に書き込む。
【0049】
何も調整値を指定しなかった色に関しては、CPU1はROM3内のデータを読み出して12ビットのデータを9ビットのデータに丸める処理を行った後、対応するテーブルRAMにデータを書き込む。画像処理ゲートアレイ16は上記設定データに基づいて色変換処理を行う。
【0050】
つぎに、色変換処理について説明する。R,G,Bの画素順次にRGB/CMYK変換回路312に入力されてくるデータは、R,G,Bの成分毎に設けられた輝度−濃度変換テーブルRAM302〜304のアドレスとして入力され、セレクタ305によって選択・出力され、色成分毎に変換が実行されると、濃度信号C,M,Yに変換される。
【0051】
セレクタ305を通過したデータは、マスキング処理を行うために、一旦、バッファ307に蓄積される。バッファ307はC,M成分1ライン分の容量を備えている。バッファ307に蓄積されたデータは、Y成分が入力されるのに同期して、バッファ307から読み出され、UCR回路(図示せず)によってK成分の生成が行われ、CMYK各成分はそれぞれレジスタ309〜312に格納される。ここで、K成分の生成は設定された閾値(UCR T/H)の値と入力C,M,Yの値によって下記条件で生成される。
【0052】
min(C,M,Y)>UCR T/Hの場合:K=min(C,M,Y)−UCR T/H
min(C,M,Y)<UCR T/Hの場合:K=0,C’=C−K,M’=M−K,Y’=Y−K
ここで、CMY各成分からK成分を減算処理しているが、実際には、マスキング演算テーブルに減算分は加味されている。数式1のマスキング演算に当てはめると、A*4(*はワイルドカード)の係数が次式のように変更されている。
【0053】
A14’=A14−A11−A12−A13
A24’=A24−A21−A22−A23
A34’=A34−A31−A32−A33
A44’=A44−A41−A42−A43
レジスタ309〜312の出力は、ルックアップテーブルRAM313〜328のアドレスとして入力され、加算器329はテーブルRAM313〜316の出力を加算し、演算結果がマイナスである場合、値0に、演算結果が値255以上である場合、値255にクランプして、C成分のマスキング演算結果として出力する。
【0054】
以下、同様にM成分の加算器330はテーブルRAM317〜320の出力を加算し、Y成分の加算器331はテーブルRAM321〜324の出力を加算し、K成分の加算器332はテーブルRAM325〜328の出力を加算してK成分のマスキング演算結果を出力する。加算器329〜332の出力は、それぞれ出力γ変換RAM333〜336のアドレスとして入力され、変換結果が出力される。以上がRGB/CMYK変換回路211の処理である。
【0055】
つぎに、図2を基に読み取り動作を示す。読み取り動作の指示がオペレータからあると、前述したように、CPU1はROM3に格納されたテーブルデータの中から指定されたモードおよび濃度設定に応じたテーブルを基に、演算したデータを各種ルックアップテーブルRAMに書き込む。ここで、モノクロモードでの読み取り動作は、2.5msec間隔の同期信号XSH(222)に同期して行われる。
【0056】
まず、実際の読み取り開始前に白基準データおよび暗出力データを取得し、補正データ蓄積部206に格納する。この際、読取トリガ信号XLST(223)がCPU1から画像処理ゲートアレイ16に入力されると、1ラインの読み取り動作が開始する。読取センサ12から入力されたアナログ信号は、A/D変換部201で10ビットのデジタル信号に量子化され、AGC回路202で8ビットのデータに丸められ、シェーディング・ダーク補正、エッジ強調処理、副走査補間処理が行われた後、RGB/CMYK変換回路211に入力される。マスキング処理バッファ210はモノクロモードで副走査補間データを蓄積するバッファとして使用される。
【0057】
RGB/CMYK変換回路211では、入力画像データを入力アドレスとするルックアップテーブルRAMを用いたテーブル変換により、輝度−濃度変換および解像度変換が行われた後、2値化されたデータはDRAM18に格納される。
【0058】
カラーモードでの読み取り動作は2.5msec間隔の同期信号XSH(222)に同期して行われる。まず、実際の読み取りの前にRGB各色毎の白基準、共通の暗出力データを取得し、補正データ蓄積部206に格納する。
【0059】
この読み取り動作では、読取トリガ信号XLST(223)がCPU1から画像処理ゲートアレイ16に入力されると、RGB各色1ラインの読み取り動作が開始し、読取センサ12から入力されたアナログ信号はA/D変換部201で10ビットのデジタル信号に量子化され、AGC202で8ビットのデータに丸められ、シェーディング・ダーク補正、エッジ強調処理が行われた後、RGB/CMYK変換回路211に入力される。
【0060】
画像データはR,G,B成分毎にライン順次に画像処理ゲートアレイ16に入力される。同一位置での各成分の画素が揃わないと、マスキング処理を行うことができないので、マスキング処理バッファ210はライン遅延用のバッファも兼ねている。
【0061】
RGB/CMYK変換回路211では、前述したように、入力画像データを入力アドレスとするルックアップテーブルRAMを用いたテーブル変換により、輝度−濃度変換、マスキング演算、出力γ変換が行われた後、変換されたデータは出力される。
【0062】
副走査補間用のバッファとして、マスキング処理バッファ210は、モノクロモードでは最低1ライン分の容量があればよいか、カラーモードではR,G,Bの順序でライン順次に入力されるデータのマスキング処理を行うために、一旦データを格納するので、副走査補間用のバッファと共用で少なくとも2ライン分の容量を有する必要がある。RGB/CMYK変換以降の処理は、R,G入力期間中停止し、B入力期間に実行される。また、このバッファの容量を大きく設定することにより、画像読み取りの速度むら(速度変動)を吸収することがカラー読み取りでも可能である。
【0063】
つぎに、モノクロモードでのハンドスキャン時の読取トリガ信号XLST_iの発行と副走査補間処理について示す。図4および図5はモノクロモードにおけるハンドスキャナユニットの移動量と読取トリガ信号XLST_iおよび副走査補間出力のタイミングを示す図である。本実施形態では、ハンドスキャナユニットからの移動検知信号MV_SNSの変化点2回に対して読み取りを一度行う設定を示す。図4はハンドスキャナユニットの移動が緩やかである場合を示し、図5はハンドスキャナユニットの移動が速い場合を示す。
【0064】
カウンタ値は移動検知信号MV_SNSの変化点を計測した値であり、CPU1から参照および設定が可能である。蓄積時間は読取センサ12が露光をしている期間であり、各XSH期間で蓄積動作は行われているが、図には有効なデータ以外は示されていない。アナログ信号入力期間は、読取センサ12からの読み取りデータが画像処理ゲートアレイ16に出力されるタイミングを示している。副走査補間出力は、RGB/CMYK変換回路211へのデータの出力を示している。図中、各データに付与されている数字はそれぞれのデータに対応している。
【0065】
移動検出センサ31から出力される移動検知信号MV_SNSの変化点のカウント値と1ライン移動量△とを比較し、カウント値が1ライン移動量△(本実施形態では値2)以上である場合、読取トリガ信号XLST_iはアクティブになり、読取制御回路214は同期信号XSHに同期してこの読取トリガ信号XLST_iを取り込む。
【0066】
ハンドスキャナユニットの移動が比較的緩やかである場合(図4参照)、入力データと副走査補間出力データは1対1に対応している。移動量は移動検知信号MV_SNSの変化点のカウント値によって求められ、積算されたカウント値は読取トリガ信号XLST_iの発行によって値2減算される。
【0067】
一方、ハンドスキャナユニットの移動が速い場合(図5参照)、読み取り動作が間に合わず、カウンタの積算値が所定移動量(本実施形態では値2)の2倍以上になった場合、入力データを複数回読み出して副走査補間を行い(図中、副走査補間出力4)、カウンタ値を所定移動量の倍数×2だけ減算する。
【0068】
上記カウンタ値の制御と副走査補間の動作指定は、CPU1によって実行されるソフトウェアによって処理される。このように、補間処理を行っても読み落とすデータは出てしまうが、多値レベルのデータを補間するので、2値化後のデータを補間する従来と比べて画像の荒れの発生は抑制される。特に、2値レベルのデータ補間で荒れの目立つハーフトーン画像ではその効果が大きい。
【0069】
また、カラーの場合、RGB各色毎に上記補間処理を行うだけで、モノクロ読み取り時と同様に処理することができる。
【0070】
尚、上記実施形態では、RGBからなる複数色の光源を用いて画像読み取りを行う場合を示したが、白色光源を用い、これにより照射された原稿からの反射光をカラーフィルタで色分解して各色の画像を読み取るようにしてもよく、本発明は同様に適用可能である。
【0071】
また、マスキング処理バッファ210からの画像の読み出しは、1ライン毎に限らず、所定ライン数毎に、あるいは所定画素数毎に読み出す場合であっても、本発明は同様に適用可能である。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、画像の読み落としを抑えて画像の品位を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置の全体構成を示す図である。
【図2】画像処理ゲートアレイ16の構成を示すブロック図である。
【図3】画像処理ゲートアレイ16内のRGB/YMCK変換回路211の構成を示す図である。
【図4】ハンドスキャナユニットの移動が緩やかである場合におけるモノクロモードにおけるハンドスキャナユニットの移動量と読み取りトリガ信号XSLT_iおよび副走査補間出力のタイミングを示す図である。
【図5】ハンドスキャナユニットの移動が速い場合におけるモノクロモードにおけるハンドスキャナユニットの移動量と読み取りトリガ信号XSLT_iおよび副走査補間出力のタイミングを示す図である。
【符号の説明】
12 読取センサ
13 赤色LED光源
14 緑色LED光源
15 青色LED光源
16 画像処理ゲートアレイ
31 移動検知センサ
209 副走査補間部
210 マスキング処理バッファ
211 RGB/CMYK変換回路
213 光源制御回路
214 読取制御回路
215 移動検出センサi/f回路

Claims (7)

  1. 移動自在な読取ユニットに設けられ、原稿の画像を順次読み取る読取手段と、前記読取ユニットの移動を検出する移動検出手段とを備え、前記読取ユニットを移動しながら前記画像を読み取る画像読取装置において、
    前記原稿に光を照射する色の光源と、
    前記色の光源の点灯をライン単位に時分割に切換える光源切換手段と、
    前記読取手段により前記色の光源の点灯の切換に同期してライン単位に読み取った多値レベルの画像信号を少なくとも2ライン記憶するバッファメモリと、
    該記憶された多値レベルの画像信号を順次読み出す読出手段とを備え、
    前記読出手段は、前記ライン単位に時分割で読み取った前記原稿画像上略同位置に対応する色多値レベルの画像信号から、画素順次の色多値レベルの画像信号に順番を換えて前記バッファメモリから読み出し、
    前記読取ユニットの移動に対して前記画像の読み取り動作が間に合わない場合、前記読出手段は、前記読取動作が間に合わない色と同一の色の前記バッファメモリに記憶された多値レベルの画像信号を複数回読み出して補間を行う補間手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記読み取った多値レベルの画像信号に対してシェーディング補正を行うシェーディング補正手段を備え、
    前記バッファメモリは、前記シェーディング補正後の多値レベルの画像信号を記憶することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記同期化して前記バッファメモリから読み出した多値レベルの画像信号をカラーマスキング処理する色変換回路を有することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 前記3色の光源は、赤色光源、緑色光源および青色光源であることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  5. 前記光源はLED光源であることを特徴とする請求項1または請求項4記載の画像読取装置。
  6. 前記読取手段によりモノクロ画像を読み取る場合、緑色の単色光源を点灯して原稿に光を照射することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  7. 移動自在な読取ユニットによりライン単位に原稿の画像を読み取る工程と、前記読取ユニットの移動を検出する工程とを有し、前記読取ユニットを移動しながら前記画像を読み取る画像読取方法において、
    前記読み取る工程は、色の光源をライン単位に時分割に切換えて前記画像を照明する光源切換工程を有し、
    前記読み取った多値レベルの画像信号を少なくとも2ラインバッファメモリに記憶する工程と、
    前記バッファメモリに記憶されたライン単位の色多値レベルの画像信号を読み出して画素順次の色多値レベルの画像信号を得る同期化工程とを有し、
    前記読取ユニットの移動に対して前記画像の読み取り動作が間に合わない場合、さらに、前記読取動作が間に合わない色と同一の色の前記バッファメモリに記憶された多値レベルの画像信号を複数回読み出して副走査補間を行う工程を有することを特徴とする画像読取方法。
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