JP4008801B2 - カラー画像読取り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、副走査方向のモアレを低減ないし解消することができる線順次読取り型のカラー画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
等倍イメージセンサを利用したRGB各光源の線順次点灯によるカラー画像読取り装置は、小型されかつ低製造コスト化しており、イメージスキャナ装置やファクシミリ装置に幅広く使用されている。
【0003】
このカラー画像読取り装置は、RGB各光源を順次点灯させることで、1ライン分の原稿領域をRGB各1/3ラインずつ均等に走査して、得られた色成分信号を合成することで、1ラインのカラー画像データを生成することができる。
【0004】
従来のカラー画像読取り装置では、原稿画像にR,G,Bの光を照射し、その反射光を複数の撮像素子を持つ受光面に結像させて画像読取りを行っている。このカラー画像読取り装置では、結像手段(レンズ)と受光面(受光素子)との間に、当該受光素子の並び方向に対して少なくとも2種類のローパス特性を持つ光学手段が設けられている。
【0005】
出力されるカラー画像データの、副走査方向の解像度が異なるときでも、RGB各光源が走査する領域の比率は同じである。たとえば、図10(a)に示すように、副走査方向の解像度が200dpiのカラー画像データを生成する場合、600dpiのカラー画像データを生成する場合の何れにおいても、RGBの比率は1:1:1である。なお、図10(a)では、R,G,Bの順に発光素子を点灯させた場合を示しているが、R,B,Gの順に点灯させたときでも同様である。
【0006】
一方、精緻なカラー印刷を行う場合には、色表現手法として網点処理が行われる。網点処理では、図10(b)に示すように、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の3色のインクを網点状に配置し、各色のドットの有無あるいは径の大小関係で多彩な色を表現する。
【0007】
各色の配列は、通常は、人間の視覚的な特性を利用して定められる。具体的には、色としては視覚感度が低いイエロー(Y)を、角度について視覚感度が高い水平/垂直方向に展開し、その他の色を斜め方向30°の傾きで展開する。
このような配列に従い、各色のドット間隔およびドット径の種類がその印刷物の、“きめ細かさ”を決定する。ドット間隔については、200dpi程度のものが広く普及している。
【0008】
このような印刷物を、線順次方式のカラー画像読取り装置により読み取った場合、解像度によっては、特定の色のみ、モアレが発生してしまうことがある。
たとえば、副走査方向190dpiの間隔でドットが展開するカラー印刷物を、副走査方向200dpi解像度で、原稿画像の上下方向を読取り方向に合わせた読取りを行った場合を考察する。この場合、図11に示すように、いわゆるラスタ走査に対して垂直方向に展開するY(イエロー)のドット間隔を1とすると、他の色は(3/4)1/2または1/2となる。走査解像度における間隔(1/200インチ)に最も近いドット間隔の色はY(イエロー)であり、したがって、Y(イエロー)にモアレが発生し易くなる(図8(a)参照)。
【0009】
この現象はY(イエロー)のドットが連結しない程度の大きさの領域で発生しやすく、たとえば原稿色のグレーを表現するときにこのようなY(イエロー)のモアレが発生する。このような領域の読み取り画像に対して、Y(イエロー)のモアレが発生すると、一見原稿には存在しないY(イエロー)の周期的なベタ領域が目立つようになり、印刷画像の品質が低下する。また原稿画像を斜めに読み取った場合には、Y(イエロー)以外の色について上述したようなモアレが生じることがある。
なお、上記のようなモアレは、RGBによる読取りに限らず、他の三色または三色以上の光源によるカラー原稿画像の読取りにおいても生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来から、モアレに対する対策は種々提案されている。たとえば、特開平05−196894号公報記載のモアレ低減方法では、2種類の光学ローパスフィルタを用いて、モアレを除去する方式が提案されている。しかし、この方式は、専用部品(光学ローパスフィルタ)を用いるうえ、CCDを採用する縮小光学系の読取り部にしか応用できない。
【0011】
本発明の目的は、線順次カラー読み取り方式において、特にカラー網点を用いて作成された印刷物に生ずるY(イエロー)等のモアレの発生を解消ないし抑制することができるカラー画像読取り装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ラインセンサにて、赤色、緑色、青色の各色成分光源を走査ラインに対して順次点灯させて原稿画像の読取りを行うカラー画像読取り装置であって、赤色、緑色、青色のいずれか1つの色成分の光源点灯回数をその他の色成分の光源点灯回数の2倍として原稿を順次点灯照射する光源点灯回路と、前記光源点灯回路により各色成分の光源で順次照射された原稿画像を前記ラインセンサにより読取走査して得られるアナログ画像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換器と、前記A/D変換器から得られる2倍の光源点灯回数で読み取られた色成分の2ライン分のデジタル画像データを1/2に間引く平滑処理回路と、前記A/D変換器からの出力と前記平滑処理回路からの出力とを切換えることにより、各色成分のライン毎のデジタル画像データを順次取り出す切換回路とを備えたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のカラー画像読取り装置の実施形態を示すブロック図である。図1において、カラー画像読取り装置11は、CPU111と、光源点灯回路112と、ライン同期クロック供給回路113と、イメージセンサ部114と、アナログ回路115と、ADC(アナログデジタルコンバータ)116と、ローパスフィルタ117と、ラインメモリ118と、ラインメモリ制御部119と、平滑処理回路(間引き処理を行う回路)120と、切換回路(スイッチ)121とを有している。
【0025】
CPU111は、カラー画像読取り装置11の全体を制御し、光源点灯回路112と、ライン同期クロック供給回路113と、ラインメモリ制御部119とが、装置の制御系を構成している。イメージセンサ部114は、R,G,Bの各発光素子、センサ、カラー画像読取り機構(レンズ、ミラー等を含む)等を備えている。
アナログ回路115と、ADC116と、ローパスフィルタ117と、ラインメモリ118と、平滑処理回路120と、スイッチ121とが検出画像処理系を構成している。
【0026】
イメージセンサ部114のイメージセンサ1141からは、ライン同期クロック供給回路113からの同期クロックと、光源点灯回路112からの制御信号によりRGB各色成分のアナログビデオ信号を線順次に出力する。
出力された各色成分のビデオ信号は、ADコンバータにより量子化されデジタル量として扱えるようになる。ローパスフィルタ117では、主走査方向の高周波成分を除去するために、デジタルビデオ信号にデジタルフィルタ処理が施される。この処理では、イメージセンサの解像度や最終的な出力画像の解像度に応じて、ノイズ等の不要な周波数を低減させる。
【0027】
ラインメモリ118は、少なくとも1ライン分の画像データを格納できる。本実施形態では、B(青色)の画像データのみラインメモリ118に格納し、R(赤色)およびG(緑色)の画像データはそのまま切換えスイッチ121に送られる。
ラインメモリ118に格納されたB(青色)の画像データは、次のB(青色)の画像データが入力するタイミングにてラインメモリ118から読み出され、前のB(青色)と次のB(青色)とは、同一主走査位置の画素同士が同時に処理できるようなタイミングで平滑処理部へ送られる。
【0028】
平滑処理回路120で、2ライン分の画像データを平滑処理し、1ラインの画像データを出力する。図2(a),(b)に平滑処理の具体例を示す。図2(a),(b)において、ga(n-2),ga(n-1),ganは、ラインメモリ118から取り出した前回の読取りにおける連続する3つの画素を示し、gb(n-2),gb(n-1),gbnは、ADC116から取り出した今回の連続する3つの画素を示している。
【0029】
図2(a)では、出力画素値Xは、
X=(ga(n-2)+2×ga(n-1)
+gan+gb(n-2)+2×gb (n-1)+gbn)1/8
とすることができ、また図2(b)では、出力画素値Xは、
X=(ga(n-1)+gb (n-1))/2
とすることができる。
【0030】
ADC116によるAD変換後の量子化画像データによる2ライン平均処理を適用することができる。この平均処理は、平滑処理部にて施す処理として、単純な2ライン平均処理を構成することで実現可能である。
平滑処理では、B(青色)のライン数を1/2に間引くために、ラインメモリ118に格納されるラインでは行わずに、平滑処理回路120において行うようにしている。また、本実施形態では、B(青色)の光源点灯ライン数を、多色(R(赤色)やG(緑色))の光源点灯ライン数の2倍としてある。平滑処理回路120においては、各色成分のライン数が均等になるような処理を行う。
【0031】
本実施形態では、平滑処理回路120での動作は、B(青色)ラインを、他色の光源点灯ラインの2倍の密度で読み込む場合を説明しているが、B(青色)ラインを他色の光源点灯ライン数の3倍以上の密度以外で読み込む場合についても上記手法が適用できる。
【0032】
たとえば、B(青色)ラインを、他色の光源ラインの3倍の密度で読み込む場合はラインメモリ118を先行する2ライン分確保し、前記先行する2ラインと、次の1ラインの合計3ラインで平滑処理を実行することにより、平滑処理後の各色のライン数を均等にすることができる。
【0033】
本実施形態では、これらの処理を可能にするイメージセンサ部114への、光源点灯回路112とからの光源点灯信号の供給、ラインメモリ118への、ローパスフィルタ117からの画像データ書き込み・読み出し動作、切り換え121の制御等は、CPU111が行っている。
RGB各色の光源点灯ラインのシーケンスとして、R(赤色)およびG(緑色)の点灯ラインの直後のラインに各々B(青色)の点灯ラインを設定する場合を図3に示す。なお、図3(図4,図5および図7)では、前のライン読み出し周期において、光電変換により蓄積した電荷がアナログ信号として読み出されるため、光源点灯色とアナログ信号の色が1ラインずれている。
【0034】
図4および図5では、ラインメモリ118に格納されたB(青色)の画像データは、次ライン期間で読み出され、連続して入力するB(青色)の画像データが平滑処理される。ラインメモリ118に格納されたB(青色)の画像データは、R(赤色)、G(緑色)を挟んだ次のB(青色)の入力ライン期間で読み出され、そのとき入力する画像データと平滑処理される。なお、図4および図5において、B(x+y)はB(x)とB(y)とによる平滑処理により得られたデータである。図4では、隣接して走査されるB(青色)ラインにより、平滑処理を行う場合を例示し、図5では、隣接することなく走査されるB(青色)ラインにより、平滑処理を行う場合を例示している。
以上に説明した、図4〜図6に示した制御は、CPUが司る制御信号のタイミングを変更することによって実現される。
【0035】
さらに、図6に示すようにラインメモリ、平滑処理回路、切換えスイッチを用いないカラー画像読取り装置を使用することもできる。図6において、カラー画像読取り装置21は、CPU211と、光源点灯回路212と、ライン同期クロック供給回路213と、イメージセンサ部214と、アナログ回路215と、ADC(アナログデジタルコンバータ)216と、ローパスフィルタ217とを有しており、図1のカラー画像読取り装置11におけるラインメモリ118、平滑処理回路120および切換えスイッチ121を除去した構成となっている。カラー画像読取り装置21では、光源点灯回路212とライン同期クロック供給回路213との制御により図4および図5に示した処理が行われる。
【0036】
すなわち、光源点灯順序としては、図4および図5に示すような点灯順序とし、連続するB(青色)の光源点灯ラインにおいてイメージセンサ214への同期クロックをソフトウェア的または図示しないハードウェアにより停止し、イメージセンサ214内でビデオ信号を重畳する。
【0037】
このとき、単純に重畳するとB(青色)のアナログ信号が他の色のアナログ信号よりも大きくなってしまうが、ライン期間におけるB(青色)光源の実点灯時間を抑えたり、アナログ信号レベルでB(青色)信号だけアンプゲインを切り換えるなど種々の対応策がある。このとき、B(青色)信号のアンプゲインを、R(赤色)、G(緑色)のときの1/nとすることができる。ここで、nは正の整数であってもよいし、正の任意の数とすることができる。
図7にその動作例を示す。
【0038】
B(青色)の光源点灯ラインを他の色に対して2倍の密度で点灯させる場合において、各色の副走査方向の走査領域を均等に3/4とすることで光源点灯が一巡する期間の走査領域を従来手法と同じにし、副走査解像度を変化させないようにした場合を図8(b),(c)に示す。原稿搬送速度あるいは走査走行体移動速度を3/4にし、イメージセンサの光電変換蓄積時間はそのままとすることで、走査領域を3/4にすることができる。また、イメージセンサの光電変換蓄積時間を3/4にし、原稿搬送速度あるいは走査走行体移動速度はそのままで走査領域を3/4にすることもできる。図8(b)は図3に示した処理に対応し、図8(c)は図4および図5に示した処理に対応する。
図8
【0039】
図1に示したカラー画像読取り装置11の動作を、図9のフローチャートにより説明する。図9では、解像度200dpiでの読み取り時に、図3に示したように光源点灯させ、その他の解像度においては通常どおりの光源点灯シーケンスとすることができる。
【0040】
また、図9の処理は、ファクシミリのような原稿搬送方式の読み取り部をもつ機器を想定しており、原稿搬送速度を切り換えることにより、1ラインあたりの光電変換蓄積時間は変化させないで読み取る方式を採用している。
【0041】
図9では、解像度が200dpiとする場合(S101の「YES」)には、原稿搬送速度を通常の3/4に設定する(S102)。ついで、R光源を点灯させ(S103)、G信号(データ)をアナログ回路115,ADC116,ローパスフィルタ117を介して出力するとともに、B光源を点灯させる(S104)。そして、R光源を点灯させ、B信号(データ)をアナログ回路115,ADC116,ローパスフィルタ117を介してラインメモリ118に格納するとともに、R光源を点灯させる(S105)。この後、R信号(データ)をアナログ回路115,ADC116,ローパスフィルタ117を介して出力するとともに、B光源を点灯させる(S106)。この後、平滑回路120によりB信号について平滑処理を行う(S107)。ステップS108では、読取りが終了したか否かをチェックしており、上記のS104〜S107までの処理は、読取りが終了するまで繰り返される。
【0042】
解像度が200dpiでない場合(S101の「NO」)には、通常の処理が行われる。すなわち、原稿搬送速度を通常の速度に設定し(S109)、R光源を点灯し(S110)させる。ついで、G光源を点灯させ、R信号(データ)をアナログ回路115,ADC116,ローパスフィルタ117を介して出力させるともに、G光源を点灯させる(S111)。以下、順次、G信号(データ)をアナログ回路115,ADC116,ローパスフィルタ117を介して出力させるともに、B光源を点灯させる(S112)、B信号(データ)をアナログ回路115,ADC116,ローパスフィルタ117を介して出力させるともに、R光源を点灯させる(S113)。ステップS114では、読取りが終了したか否かをチェックしており、上記のS111〜S113までの処理は、読取りが終了するまで繰り返される。
【0043】
【発明の効果】
(1)本発明によれば、各色の最終的な解像度は均等に保った上で、カラー網点印刷物の読み取り時に特定色だけ発生する副走査方向モアレを低減ないし解消することができる。
【0044】
(2)本発明のカラー画像読取り装置に、通常のカラー読み取り機能に切り替える機能を持たすことができる。これにより原稿種類や解像度の条件により特定色にモアレが発生する可能性が高い読み取りモードに対してのみ本発明を適用することで特定色のモアレを抑え、それ以外の読み取りモードに対しては、読み取り速度の低下またはS/Nの低下という本発明の副作用を防ぐことができる。また、ユーザの操作によらず、上記の切換えを自動的に行うようにもできる。
【0045】
(3)特に、一般に使用されているRGBの光学読取りにおいては、B(青色)の光源点灯ライン数をR(赤色)やG(緑色)の光源点灯ライン数よりも比率を高くするので、カラー網点印刷物に見られるY(イエロー)ドットの垂直配列に対して比較的低解像度での読み取り時に発生しやすい副走査方向のモアレを低減することができる。
【0046】
(4)RGBの光源点灯ライン数の比率を、1:1:2にした場合には、一般的なカラー網点印刷物に見られるY(イエロー)ドットの垂直配列に対して比較的低解像度での読み取り時に発生しやすい副走査方向のモアレを低減し、かつ読み取り速度の低下またはS/Nの低下といった本発明の副作用を極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像読取り装置の実施形態を示すブロック図である。
【図2】(a),(b)は平滑処理の具体例を示す図である。
【図3】RGB各色の光源点灯ラインのシーケンスとして、R(赤色)およびG(緑色)の点灯ラインの直後のラインに各々B(青色)の点灯ラインを設定する場合の処理を示す図である。
【図4】RGB各色の光源点灯ラインのシーケンスとして、R(赤色)およびG(緑色)の点灯ラインの直後のラインにB(青色)の点灯ラインを連続して2ライン設定する場合の処理を示す図である。
【図5】RGB各色の光源点灯ラインのシーケンスとして、R(赤色)およびG(緑色)の点灯ラインの直後のラインにB(青色)の点灯ラインを連続して2ライン設定する場合の処理を示す図である。
【図6】本発明の他の実施形態にかかる、ラインメモリ、平滑処理回路、切換えスイッチを用いないカラー画像読取り装置を示す図である。
【図7】図6のカラー画像読取り装置の動作を示す図である。
【図8】(a)はY(イエロー)ドットによるモアレの発生を説明するための図、(b),(c)は、本発明によるモアレの抑制の説明図である。
【図9】図1に示したカラー画像読取り装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】(a)に示すように200dpi,600dpiの走査領域を示す図であり、(b)はシアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の3色のインクによる網点処理を示す図である。
【図11】モアレの発生図を説明するための図であり、シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の副走査方向ドット間距離を示す図である。
【符号の説明】
11,21,31 ラー画像読取り装置
111,211,311 CPU
112,212,312 光源点灯回路
113,213,313 ライン同期クロック供給回路
114,214,314 イメージセンサ部
115,215,315 アナログ回路
116,216,316 ADC
117,217,317ローパスフィルタ
118,318 ラインメモリ
119,319 ラインメモリ制御部
120,320 平滑処理回路
121,321 切換えスイッチ
Claims (1)
- ラインセンサにて、赤色、緑色、青色の各色成分光源を走査ラインに対して順次点灯させて原稿画像の読取りを行うカラー画像読取り装置であって、
赤色、緑色、青色のいずれか1つの色成分の光源点灯回数をその他の色成分の光源点灯回数の2倍として原稿を順次点灯照射する光源点灯回路と、
前記光源点灯回路により各色成分の光源で順次照射された原稿画像を前記ラインセンサにより読取走査して得られるアナログ画像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換器と、
前記A/D変換器から得られる2倍の光源点灯回数で読み取られた色成分の2ライン分のデジタル画像データを1/2に間引く平滑処理回路と、
前記A/D変換器からの出力と前記平滑処理回路からの出力とを切換えることにより、各色成分のライン毎のデジタル画像データを順次取り出す切換回路と、を備えたことを特徴とするカラー画像読取り装置。
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