JPH0646681A - 野菜移植機のマルチフィルム孔開装置 - Google Patents

野菜移植機のマルチフィルム孔開装置

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JPH0646681A
JPH0646681A JP4201524A JP20152492A JPH0646681A JP H0646681 A JPH0646681 A JP H0646681A JP 4201524 A JP4201524 A JP 4201524A JP 20152492 A JP20152492 A JP 20152492A JP H0646681 A JPH0646681 A JP H0646681A
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JP
Japan
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planting
heating element
film
heater
link
Prior art date
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Pending
Application number
JP4201524A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kondo
忠司 近藤
Shuichi Shimizu
修一 清水
Toshiro Wada
俊郎 和田
Hideo Nakajima
英夫 中島
Masatoshi Hiasa
正俊 日朝
Masahiro Kanezaki
雅弘 兼崎
Yoshiaki Kuraya
芳明 蔵屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0646681A publication Critical patent/JPH0646681A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチフィルムを発熱体により植付孔を開口
して植え付ける野菜移植機において、発熱体を一定間隔
で清掃して、植付孔を確実に開けるようにして、作業効
率の向上を図る。 【構成】 植付部Cの駆動に同期して発熱体2を昇降駆
動し、該昇降駆動に同期して清掃具56を間欠駆動して
発熱体2に当接すべく配置し、発熱体2の上昇時に発熱
体2を清掃するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畝上に敷設されている
マルチフィルムに苗の植付孔を開口して植え付ける野菜
移植機における孔開部の清掃構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圃場に敷設されているマルチフィ
ルムに苗を植え付けるための植付孔を孔開装置にて開口
し、該植付孔に、苗載台の苗トレイから苗取出爪にて取
り出された一株分のポット苗を、開閉可能な爪体を有す
る植付爪にて植え付ける野菜移植機に関する技術は公知
のものであり、該孔開装置は発熱体を円形に構成して、
植え付ける前にマルチフィルムの所定箇所に押圧して、
円形に溶かして植付孔を開口し、該植付孔に苗を植え付
ける構成としていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
において、孔開作業を繰り返して行ううちに、溶けたマ
ルチフィルムが発熱体に付着したままとなって固まった
りし、マルチフィルムに発熱体を押圧した時に熱量が足
らずに溶かすことができない部分が生じて完全に植付孔
を開口できなくなり、頻繁に作業を中止して、未開口の
マルチフィルムを開けて、発熱体に付着したフィルムカ
スを掃除しなければならず、作業効率を著しく低下させ
ていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明は植付部の前位置にマルチフィルム
に植付孔を開口する孔開装置を設けた野菜移植機におい
て、植付部の駆動に同期して発熱体を昇降駆動し、該昇
降駆動に同期して清掃具を間欠駆動して発熱体に当接す
べく配置し、発熱体の上昇時に発熱体を清掃するもので
ある。
【0005】
【作用】次に、作用について説明すると、植付作業時に
植付爪61により苗が植え付けられる前に、カム55が
回動されて回動リンク48が回動し、支持杆45を下降
して発熱体2によりマルチフィルムF上に植付孔を開口
し、更に、カム55が回動されて支持杆45が上昇され
ると、植付駆動軸57に固設した回動アーム50が回動
されて当接体40と当接し、揺動リンク53を介してブ
ラシ支持体54が後方ヘ回動し、該ブラシ支持体54に
付設したブラシ56が発熱体2底部まで移動して、発熱
体2に付着しているフィルムカス等を清掃し、発熱体2
が下降する前にブラシ支持体54は前方へ回動して、発
熱体2は孔開作業を行いその直後に植え付け作業が行わ
れ、以上が繰り返されて移植作業が行われるのである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について説明すると、図1は
野菜移植機の全体側面図、図2は孔開部と植付部側面
図、図3は孔開部の発熱体を清掃している状態の側面図
である。
【0007】先ず、図1において、本発明のマルチフィ
ルム孔開装置を備えた野菜移植機の全体の構成について
説明すると、ベースフレーム5前部上にエンジンEが搭
載され、該ベースフレーム5の後部にはミッションケー
スMが配設され、該ミッションケースMの側部にはスイ
ングケース7が上下揺動可能に支持され、該左右のスイ
ングケース7後部には後輪14が支持され、前記ベース
フレーム5の前端にはスイングアーム8が上下揺動可能
に支持され、該スイングアーム8後端には前輪13が支
持されており、ベースフレーム5の下方には、畝U上面
を鎮圧する鎮圧ローラー17が配設されている。
【0008】そして、前記ミッションケースMの後端に
は植付伝動ケース9が軸支されており、該植付伝動ケー
ス9の後端にはマルチフィルム孔開装置の孔開部Bとポ
ット苗の植付部Cが配設され、前記植付伝動ケース9よ
りフレームを介してゲージ輪27が支持されて、畝面の
凹凸に合わせて植付伝動ケース9や孔開部Bや植付部C
が上下揺動可能としている。また、ミッションケースM
の後方には、シャーシフレーム10が配設され、該シャ
ーシフレーム10上に左右往復移動する苗載台18や該
苗載台18上の苗トレイ31から一株分のポット苗を取
り出す苗取出爪19等によりなる苗供給部Dが構成され
ている。
【0009】そして、前記シャーシフレーム10後端に
操向ハンドル11が連設されて、該操向ハンドル11に
は、植付クラッチレバー20や左右サイドクラッチレバ
ー21等が配設され、操向ハンドル11下方に走行変速
レバー22、株間変速レバー23、植付深さ調節レバー
24が配設され、フィルム回収かご4が後方下部に突出
されて、回収パイプ38を介して孔開部Bに連通されて
いる。
【0010】次に、図2において植付部Cの構成を説明
すると、植付部Cは前記植付伝動ケース9に横架した植
付駆動軸57にロータリーケース58が固設され、該ロ
ータリーケース58にクランクアーム59が連結され、
該クランクアーム59に植付アーム60が枢支され、該
植付アーム60に爪支持体62と進退ロッド63を介し
て植付爪61が連結され、一方、植付アーム60上端に
ガイドローラー64を回転自在に枢支して、該ガイドロ
ーラー64を植付伝動ケース9に固設されたガイドレー
ル65に嵌入して、前記植付駆動軸57を駆動すること
によりロータリーケース58、クランクアーム59が回
動して植付アーム60がガイドレール65に案内されて
植付爪61先端が楕円状に回動し、この回転軌跡の上端
で前記苗取出爪19より苗を受継ぎ、回転軌跡の下端で
植付爪61を畝Uに突入して進退ロッド63が伸長して
植付爪61が開き、畝U上に苗を植え付けるのである。
【0011】孔開部Bは図2、図3に示すように、上リ
ンク46が植付伝動ケース9に枢支され、上リンク46
後端に支持杆45上端が枢支され、該支持杆45中途部
に下リンク47の後端が枢結され、該下リンク47の前
端は回動リンク48下端に枢支され、該回動リンク48
中途部は枢支軸49に枢支され、回動リンク48上端は
ローラー48aが回転自在に支承され、該ガイドローラ
ー48aは植付駆動軸57に固設されたカム55に当接
され、該回動リンク48はバネ42にてカム55へ当接
する方向へ付勢されている。よって、植付駆動軸57が
回動されると、カム55が回動されて、該カム55に当
接されている回動リンク48が回動して、支持杆45が
上下動されるのである。
【0012】そして、前記支持杆45下端に円形の発熱
体2が設けられ、該発熱体2の中央には回収パイプ38
が連通され、該回収パイプ38には排気パイプ39が挿
通され、該排気パイプ39の他端はマフラー6に連通さ
れ、排気ガスをフィルム回収かご4へ送ることにより発
熱体2側が負圧となって、発熱体2によって植付孔が開
口された後のマルチフィルムのフィルム片をフィルム回
収かご4へ送るように構成している。
【0013】また、植付伝動ケース9に支持ステー51
を介して揺動リンク52が後側に、その前側に揺動リン
ク53が植付伝動ケース9に突出した前記枢支軸49に
枢支されて略平行に配置し、該揺動リンク53上端には
更に当接体40を固設して、前記植付駆動軸57に固設
した回動アーム50先端に枢支したローラー50aと当
接可能とし、該当接体40にバネ41を係止して後述す
るブラシ支持体54を持ち上げる方向に付勢している。
そして、前記揺動リンク52・53下端にブラシ支持体
54を枢支し、該ブラシ支持体54後端に清掃具である
ブラシ56が設けられているのである。よって、回動ア
ーム50の回動により当接体40が間欠的に回動され
て、ブラシ56が前後に往復動されるのである。
【0014】なお、図4に示すように、下リンク47を
植付伝動ケース9に直接枢支して、植付伝動ケース9に
枢支されている上リンク46にて略平行に上下に回動す
るようにして、前記上リンク46の中央部にガイドロー
ラー46aを回転自在に支承してカム55と当接し、該
カム55を回動することにより、発熱体2を設けた支持
杆45を昇降可能とし、この昇降時に同期して前記同様
にブラシ56を前後に往復動するように構成することも
可能である。
【0015】このような構成において、植付作業時に植
付爪61の回動に同期して植付駆動軸57よりカム55
が回動されて、回動リンク48が回動されて、支持杆4
5を下降してマルチフィルムF上に円形の植付孔を開口
し、開口後のフィルム片は回収パイプ38よりフィルム
回収かご4へ送られる。更に、カム55が回動されて支
持杆45が上昇されると、植付駆動軸57に固設した回
動アーム50が回動されて当接体40と当接して回動
し、揺動リンク53を介してブラシ支持体54を後方ヘ
回動し、該ブラシ支持体54に付設したブラシ56が、
図3に示すように、発熱体2が上昇した時に接当して、
溶かされたフィルムカス等を清掃し、発熱体2が下降す
る前にブラシ支持体54は前方へ回動され、発熱体2は
常にきれいな状態で孔開作業をできるようにしているの
である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下のような効果を奏するのである。即ち、孔開作業時
において、発熱体が上昇する毎に清掃されるので、フィ
ルムカス等が除かれて、熱量が変化せずに確実に孔を開
けることができ、作業途中で作業を中止して発熱体を清
掃したり、完全に開けられなかった孔をあけたりする必
要がなくなり、作業効率を向上することができたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】野菜移植機の全体側面図である。
【図2】孔開部と植付部側面図である。
【図3】孔開部の発熱体を清掃している状態の側面図で
ある。
【図4】同じく他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
B 孔開部 C 植付部 2 発熱体 45 支持杆 55 カム 56 ブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 英夫 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 日朝 正俊 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 兼崎 雅弘 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 蔵屋 芳明 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植付部の前位置にマルチフィルムに植付
    孔を開口する孔開装置を設けた野菜移植機において、植
    付部の駆動に同期して発熱体を昇降駆動し、該昇降駆動
    に同期して清掃具を間欠駆動して発熱体に当接すべく配
    置し、発熱体の上昇時に発熱体を清掃する野菜移植機の
    マルチフィルム孔開装置。
JP4201524A 1992-07-28 1992-07-28 野菜移植機のマルチフィルム孔開装置 Pending JPH0646681A (ja)

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JP4201524A JPH0646681A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 野菜移植機のマルチフィルム孔開装置

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JP4201524A JPH0646681A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 野菜移植機のマルチフィルム孔開装置

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JPH0646681A true JPH0646681A (ja) 1994-02-22

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ID=16442476

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JP4201524A Pending JPH0646681A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 野菜移植機のマルチフィルム孔開装置

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