JPH10314029A - 保温ポットの転倒時の漏水防止構造 - Google Patents

保温ポットの転倒時の漏水防止構造

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JPH10314029A
JPH10314029A JP5676198A JP5676198A JPH10314029A JP H10314029 A JPH10314029 A JP H10314029A JP 5676198 A JP5676198 A JP 5676198A JP 5676198 A JP5676198 A JP 5676198A JP H10314029 A JPH10314029 A JP H10314029A
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hot water
steam
outlet
pot
heat retaining
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JP5676198A
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Susumu Yokoyama
享 横山
Kazutaka Yoshikawa
和隆 吉川
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GURORIA MAHOBIN SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保温ポットを転倒させたときには、湯室内の湯
が外部へ流出しない漏水防止構造とする。 【解決手段】蒸気逃げ路10への流出口12,26の周
囲に臨んで弁座を形成し、この弁座に蒸気小孔15を設
けた蒸気弁体14を上下動自在に取り付けて前記流出口
12,26を覆蓋する。而して、前記蒸気弁体14は、
保温ポット13,16,22の自立状態では自重又は椀
状に成形することによって降下して蒸気小孔15を蒸気
逃げ路10の流出口12,26と連通させて開弁状態に
し、保温ポットの転倒状態では湯室19内の湯に蒸気弁
体14が押されて蒸気小孔15を閉塞すると共に、流出
口12,26に密着し、これを閉塞するものである。ま
た蒸気逃げ路10は、複数の区画室18a〜18dが形
成され、相隣接する区画室がジグザグ状に連通してなる
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湯を沸かし上げた
後、これを所定温度範囲内で適温に保温する湯沸かし保
温ポットや単なる保温ポットの転倒時の漏水を防止する
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の湯沸かしタイプの保温ポ
ットを示せば、図6の部分縦断面図の通りである。同図
に示す如く、従来の湯沸かし保温ポット1は、外筒2の
内側に湯沸かし筒体3が断熱空間4をもって装着された
二重筒体構造を呈している。湯沸かし筒体3の底部寄り
の側周面には、加熱及び保温用のヒーターと、保温セン
サーと、空炊き防止センサーとが取り付けられている。
保温センサーは、湯の温度を検知してヒーターを断続的
にON,OFF制御し、沸かし上げた後の湯の温度を所
定範囲内に保持するためのものである。また空炊き防止
センサーは、湯沸かし筒体3内に水が入ってない状態
で、ヒーターが加熱を開始したときに、所定温度以上に
なったことを検知してヒーターをOFF動作させ、異常
発熱となるのを防止するためのものである。
【0003】一方、外筒2と湯沸かし筒体3との上部開
口面には、蓋体5が開閉自在に取り付けられている。蓋
体5に装着された操作押しボタン6を操作することによ
り、開閉弁7が昇降する。開閉弁7を下降させた状態
(開弁状態)で、保温ポット1の全体を傾けると、湯沸
かし筒体3内の湯室の湯が、流出通路8から注ぎ口9を
介して流出する。尚、図6において、10は空気の導入
通路である。この空気導入通路10は、把手11側で外
部へ連通するようになされており、湯を注いだ時に湯沸
かし筒体3内へ空気を導入し、湯との置換を行うように
なっている。
【0004】而して、この種の湯沸かし保温ポット1で
は、湯沸かし筒体3内の湯を沸かし上げたときに、内部
の蒸気を逃がさなければ、圧力容器となり、危険である
ので、開閉弁7に蒸気流出用の流出口12が形成されて
いる。従って、通常は、この流出口12から湯の流出通
路8及び注ぎ口9を通って蒸気が流出されるようになっ
ている。要するに、前記湯の流出通路8は、蒸気の逃げ
路をも形成するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された従来の湯沸かし保温ポット1では、湯沸かし
筒体3の内部空間である湯室19が、蒸気流出用の流出
口12から湯の流出通路8及び注ぎ口9を介して外部へ
常に連通している。そのため、湯沸かし保温ポット1を
転倒させると、湯室19内の湯が流出口12から流出通
路8へ流れ、更に注ぎ口9から外部へ流出するという欠
点があった。つまり、湯沸かし保温ポット1を転倒させ
ると、湯の漏水事故が発生することがあった。このよう
な問題は、沸かし上げた湯の保温のみを行ういわゆる保
温ポットでも同じであった。なお、保温ポットには、コ
ーヒーや紅茶、その他の飲料水を保温するものが含まれ
る。また保温ポットには、上部に設けた蓋体を開放して
湯等を入れ、下部側に設けたコック等の栓体を開閉する
ことで必要な量の湯等を流出するタイプのものも含まれ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、保温ポット
を転倒させたときには、湯室内の湯が外部へ流出しない
漏水防止構造を提供せんとするものである。
【0007】前記課題を解決するために本発明が採用し
た請求項1の手段は、湯室の上方に、蒸気逃げ路を設け
た保温ポットにおいて、蒸気逃げ路への流出口の周囲に
臨んで弁座を形成し、該弁座に蒸気小孔を設けた蒸気弁
体を上下動自在に取り付けて前記流出口を覆蓋して成
り、前記蒸気弁体は、保温ポットの自立状態では自重に
よって降下して蒸気小孔を蒸気逃げ路の流出口と連通さ
せて開弁状態にし、保温ポットの転倒状態では湯室内の
湯に押されて流出口に密着し、これを閉塞するものであ
ることを特徴とする保温ポットの転倒時の漏水防止構造
である。従って、保温ポットの通常の使用状態では、前
記蒸気弁体は蒸気小孔を開放しているので、湯室内の蒸
気は蒸気小孔から蒸気逃げ路を伝わって外部へ流出する
ことができ、保温ポットが圧力容器となることはない。
一方、保温ポットの転倒時は、蒸気弁体が蒸気小孔を閉
塞するので、この蒸気小孔を通じて湯室内の湯が外部へ
流出するということはない。
【0008】前記課題を解決するために本発明が採用し
た請求項2の手段は、蒸気弁体が可撓性を有するゴム又
は合成樹脂製の板部材で形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載の保温ポットの転倒時の漏水防止構造
である。蒸気弁体をゴム又は合成樹脂製の板部材で形成
することにより、簡単且つ安価に製造でき、取付作業も
容易である。
【0009】前記課題を解決するために本発明が採用し
た手段は、蒸気逃げ路が蓋体を上下に貫通して形成され
ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の保温ポ
ットの転倒時の漏水防止構造である。湯室内の蒸気を直
接に、蓋体の外部へ流出することができ、蓋体内へ蒸気
が篭もる等のことがない。
【0010】また本発明が採用した請求項4の手段は、
湯室の上方に、蒸気逃げ路を設けた保温ポットにおい
て、蒸気逃げ路は、複数の区画室が形成され、相隣接す
る区画室がジグザグ状に連通してなるものであることを
特徴とする保温ポットの転倒時の漏水防止構造である。
保温ポットの転倒時にあって、各区画室へ湯が満たされ
るまでには長い時間がかかり、しかも、複数の区画室の
うちの一部の区画室が湯で満たされると、これらの区画
室を通じて保温ポット内の湯室へ空気が流入しなくな
る。そのため、湯と空気との置換が行われなくなり、蒸
気逃げ路を通じて保温ポットから湯が漏れ出ることはな
い。
【0011】更に本発明が採用した請求項5の手段は、
区画室の底面が湯室に向かって下り勾配となっているこ
とを特徴とする前記請求項4に記載の保温ポットの転倒
時の漏水防止構造である。転倒時に、区画室へ流れた湯
は保温ポットを自立させると、下り勾配の底面を通じて
湯室へ戻ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図
1は、本発明の第1の実施の形態を示す部分縦断面図で
ある。同図に示す如く、この実施の形態の湯沸かしタイ
プの保温ポット13は、操作押しボタン6の昇降動作に
伴って昇降し、湯室19と湯の流出用通路8との間を開
弁状態にしたり、閉弁状態にする開閉弁7の下面側に、
可撓性を有するゴム板からなるダイヤフラム式の蒸気弁
体14が装着されている。
【0013】この蒸気弁体14は、蒸気が連通する蒸気
小孔15を有し、周縁を開閉弁7のパッキン7aと一体
に成形されている。そのため、蒸気弁体14は、開閉弁
7に設けた蒸気の流出口12を覆蓋するようになってい
る。そして、図1に示す保温ポット13の自立状態で
は、自重又は椀状に成形したことにより中央部分が最も
大きく垂れ下がり、前記流出口12から離れてこれを開
弁状態にしている。従って、この開弁状態では、湯室1
9は、蒸気弁体14の蒸気小孔15を通じて流出口12
へ連通し、更に流出用通路8から注ぎ口9を経て外部へ
連通する。つまり、この保温ポット13が自立している
状態では、湯室19内の蒸気は、自然的に注ぎ口から外
部へ流出することが可能である。
【0014】而して、このような保温ポット13の自立
状態から、何らかの原因で保温ポット13が転倒した場
合は、湯室19内の湯が移動し、蒸気弁体14を図1の
上方へ押圧し、蒸気小孔15を開閉弁軸7aへ密着させ
てこれを閉塞すると共に、蒸気弁体14自体が流出口1
2に密着してこれを閉塞するようになる。つまり、蒸気
小孔15及び流出口12を閉弁状態にする。従って、こ
の湯沸かしタイプの保温ポット13が転倒した場合は、
内部の湯によって蒸気弁体14が移動して蒸気小孔15
及び流出口12を閉塞するようになり、湯室19内の湯
が外部へ漏れ出ることはない。
【0015】図2及び図3は、本発明の第2の実施の形
態に係る湯沸かしタイプの保温ポット16を示すもので
ある。この保温ポット16は、蓋体5の下面側に形成さ
れた空気導入路10の上方に、中央部から外側へ向かっ
て下り勾配の底面17とされ、ジグザグ状の複数の区画
室18a〜18dに区画されている。そして、区画室1
8aには、湯沸かし筒体3の内部空間、すなわち湯室1
9へ連通する通路20が設けられており、また区画室1
8dには流出用通路8へ連通する小孔21が穿設されて
いる。従って、前記底面17は、湯室19へ向けて下り
勾配となっている。
【0016】湯沸かしタイプの保温ポット16が自立し
ている状態では、前述した図1に示す湯沸かしタイプの
保温ポット1の場合と同じように、操作押しボタン6を
操作して開閉弁7を開閉し、湯沸かし筒体3内の湯を注
ぎ口9から流出させることが可能である。また湯沸かし
筒体3内の蒸気は、区画室18aの底面に設けた連通路
20からジグザク状の各区画室18a〜18dを通過
し、区画室18dの底面に設けた小孔21を通り、流出
用通路8及び注ぎ口9を経て外部へ流出する。
【0017】一方、湯沸かしタイプの保温ポット16
が、例えば図2における紙面の上方側へ転倒したと仮定
する。この場合は、湯室19の湯が連通路20から区画
室18aへ僅かずつ流入し、所定時間経過後に当該区画
室18aが満杯状態になる。そして、湯は次の区画室1
8bへ流入を開始する。区画室18bでは、隣位の区画
室18cとの連通口部分が転倒した状態で下方の位置に
あるので、両区画室18bと18cでは同時に湯の水位
が上昇を始める。
【0018】次に、両区画室18bと18cとが所定時
間経過後に満杯状態になると、今度は区画室18dへ流
入を開始する。ところが、このようなジグザグ状の複数
個の各区画室18a〜18dが湯で一杯になり、小孔2
1から流出通路8及び注ぎ口9を経て外部へ流出しよう
とするためには、かなりの時間が必要である。しかも、
区画室18aから区画室18b及び18cへ湯が流入
し、区画室18bと区画室18cとを連通する通路の部
分が湯で満たされた後は、湯の流出のために必要な空気
の流入が行われなくなり、空気と湯との置換が行われな
いので、湯の流出が停止することになる。すなわち、湯
室19から湯が流出するためには、その流出量に相当す
る分だけの空気が、注ぎ口9から流出用通路8、小孔2
1、各区画室18d〜18a、連通路20を経て湯室1
9へ流入する必要があるが、区画室18cと区画室18
bとの間の連通路の部分が転倒に伴い流出した湯で満た
されると、前記置換用の空気が流入できなくなり、湯の
流出自体が途中で自動的に止まることになる。
【0019】転倒した状態から自立状態へ回復された湯
沸かしタイプの保温ポット16では、ジグザグ状の複数
個の各区画室18a〜18dの全部又は一部に湯が残っ
ている。これらの湯は、自立状態へ回復されたときに、
底面17が連通路20へ向かって下り勾配となっている
ため、当該連通路20から湯室19内へ自然的に流下
し、回収される。従って、転倒した場合であっても、湯
室19内の湯が外部へ漏水することはない。
【0020】図4及び図5は、本発明の第3の実施の形
態に係る保温ポット22を示すものであり、図4はその
蓋体23の部分を示す一部縦断面図、図5は蓋体23の
平面図である。この保温ポット22は、例えば、コーヒ
ー又は紅茶、お茶等を入れておき、これを保温ポット2
2の下部側に設けたコック等の栓体(図示せず)を通じ
て必要な量だけ流出できるようにした保温専用の保温ポ
ットである。同図に示す如く、この実施の形態にあって
は、蓋体23が保温ポット本体24に螺子込んで脱着自
在になされており、また蓋体23がレバー24を操作す
ることによって枢軸ピン25を中心にして上蓋23aが
下蓋23bに対して回動自在になっている。上蓋23a
を開放した状態では、下蓋23b内の流路27を通じて
湯室19内へコーヒー又は紅茶等の対象物を継ぎ足すこ
とが可能である。
【0021】また上蓋23aの下面側には、蒸気の流出
口26が設けられている。この蒸気の流出口26は、上
蓋23aを上下に貫通して設けられた蒸気逃げ路10を
通じて前記上蓋23aの外部へ連通している。更に、上
蓋23aの下面側には、蒸気小孔15を備えた蒸気弁体
14が取り付けられており、自立状態では流出口26よ
りも若干下方へ垂れ下がって流出口26を開放してい
る。従って、湯室19内の蒸気は、蒸気小孔15及び流
出口26、蒸気逃げ路10を通じて蓋体23の外部へ直
接排出されるようになっており、蓋体23内へ蒸気が篭
もることがない。そのため、蓋体23内が蒸気によって
汚れたり、変色したり、錆の原因になったりすることが
ない。
【0022】一方、保温ポット22が転倒したときに
は、湯室19内の湯等が下蓋23b内の流路27を通じ
て蒸気弁体14を押圧付勢し、蒸気小孔15を閉塞する
と共に流出口26を閉塞させる。そのため、蒸気小孔1
5と流出口26との連通が遮断され、湯室19内の湯等
が外部へ漏れ出すということはない。
【0023】ところで、本発明は上述した実施の形態に
限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例
えば、図1及び図4に示す蒸気弁体14は、可撓性を有
するゴム又は合成樹脂製の板部材等からなるダイヤフラ
ム式の場合を説明したが、これに限定する必要はなく、
自立状態で弁軸が流出口12内で昇降できるスライド式
にし、自立状態では自重により流出口12を開状態に
し、転倒したときには湯の水圧によって流出口12を閉
塞するようなものであってもよい。また図2及び図3に
示すジグザグ状の各区画室18a〜18dの数や通路断
面積の大きさ並びに連通路20へ小孔21の開口面積等
は適宜の変更が可能である。更に、蒸気弁体14は、椀
状に成形した形状のもの以外にも、平板状に形成したも
のであってもよいことは当然であり、その形状は任意で
ある。更にまた、本発明が対象とする保温ポットは、湯
を沸かし上げたあと、これを保温する湯沸かしタイプの
保温ポットであってもよく、保温のみを専用として行う
タイプの保温ポットであってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
保温ポットの自立状態では蒸気の逃げ路を外部と連通さ
せ、湯室の蒸気を流出用通路及び注ぎ口を経て外部へ流
出させることができるので、湯沸かし筒体が圧力容器と
なることがない。また保温ポットの自立状態において、
内部の流体を外部へ注ぎ出した場合、注ぎ出した量に応
じた空気を吸入する必要があるが、蒸気の流出用通路が
空気の流入用通路を兼用する。これに対して、保温ポッ
トが転倒した状態では、前記蒸気の逃げ路が閉塞される
か若しくはジグザグ状の区画室に相当の時間をかけて僅
かずつ増量して順次貯溜され、その貯溜の途中において
置換用の空気の流入が阻止されるため、湯の流出が自動
的に停止する。そのため、湯室の湯が外部へ漏水するよ
うなことはない。つまり、転倒時の安全性を確立するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る湯沸かし保温
ポットの部分縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る湯沸かし保温
ポットの蓋体の部分横断平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る保温ポットの
部分縦断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る保温ポットの
一部拡大縦断面図である。
【図6】従来の湯沸かし保温ポットの部分縦断面図であ
る。
【符号の説明】
2…外筒 3…湯沸かし筒体 4…断熱空間 5…蓋体 6…操作押しボタン 7…開閉弁 8…流出用通路 9…注ぎ口 12…蒸気の流出口 13…湯沸かし保
温ポット 14…蒸気弁体 15…蒸気小孔 16…湯沸かし保温ポット 17…区画室底面 18a〜18d…区画室 19…湯沸かし室 20…連通路 21…小孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯室の上方に、蒸気逃げ路を設けた保温ポ
    ットにおいて、蒸気逃げ路への流出口の周囲に臨んで弁
    座を形成し、該弁座に蒸気小孔を設けた蒸気弁体を上下
    動自在に取り付けて前記流出口を覆蓋して成り、前記蒸
    気弁体は、保温ポットの自立状態では自重によって降下
    して蒸気小孔を蒸気逃げ路の流出口と連通させて開弁状
    態にし、保温ポットの転倒状態では湯室内の湯に押され
    て流出口に密着し、これを閉塞するものであることを特
    徴とする保温ポットの転倒時の漏水防止構造。
  2. 【請求項2】蒸気弁体が可撓性を有するゴム又は合成樹
    脂製の板部材で形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の保温ポットの転倒時の漏水防止構造。
  3. 【請求項3】蒸気逃げ路が蓋体を上下に貫通して形成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の保温
    ポットの転倒時の漏水防止構造。
  4. 【請求項4】湯室の上方に、蒸気逃げ路を設けた保温ポ
    ットにおいて、蒸気逃げ路は、複数の区画室が形成さ
    れ、相隣接する区画室がジグザグ状に連通してなるもの
    であることを特徴とする保温ポットの転倒時の漏水防止
    構造。
  5. 【請求項5】区画室の底面が湯沸かし室に向かって下り
    勾配となっていることを特徴とする前記請求項4に記載
    の保温ポットの転倒時の漏水防止構造。
JP5676198A 1997-03-18 1998-03-09 保温ポットの転倒時の漏水防止構造 Pending JPH10314029A (ja)

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