JPH0646161B2 - 板状物品の厚さを測定する装置 - Google Patents

板状物品の厚さを測定する装置

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JPH0646161B2
JPH0646161B2 JP8598288A JP8598288A JPH0646161B2 JP H0646161 B2 JPH0646161 B2 JP H0646161B2 JP 8598288 A JP8598288 A JP 8598288A JP 8598288 A JP8598288 A JP 8598288A JP H0646161 B2 JPH0646161 B2 JP H0646161B2
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JP
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frame
leg
dial gauge
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JP8598288A
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早苗 森
隆好 佐々木
武広 小鹿
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Daido Metal Co Ltd
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Daido Metal Co Ltd
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は機械加工や圧延の作業現場等において平板、複
合帯板等の板状物品をミクロン単位の厚さ精度で加工し
ているときに加工中の板材の厚さを測定する装置に関す
る。
(従来の技術) 上記のような測定を行なう装置は従来種々の形式のもの
が知られている。本出願人も先に実開昭63−3800
3号(実願昭61−131885号)において板材厚さ
測定装置を提案している。この提案では、ほぼU字形の
フレームの開口部において被測定部である平板を三点で
支持し、その間にダイアルゲージで厚さを測定するよう
になつている。この構造では、平板をアンビルに向つて
押圧して固定するのに流体式ピストン・シリンダ機構に
よつて駆動される押え部材を使用している。
(発明が解決しようとする課題) 前記公報に記載の装置において、押え部材はU字形のフ
レームの開口部に配置してあり、ピストン・シリンダ機
構をフレームの側方に配置してあり、この構造で平板を
充分な力で固定するには無理があつた。また、この点を
克服できたとしても、大きな駆動機構によつて被測定板
に大きな力を加えると、フレームそのものに力が加えら
れフレームに歪が生じ、測定値の精度に問題が生じる。
(課題を解決するための手段) 本発明は測定しようとしている板状物品を強固に保持す
ると共に精密な測定を行なえる板材厚さ測定装置を提供
することにある。
この目的を達成すべく、本発明はほぼU字形のコアと、
このコアの一方の脚部の自由端に装着したダイアルゲー
ジであつて測定子がこの脚部を貫いて他方の脚部に向つ
て延びているダイアルゲージと、前記コアの他方の脚部
上の前記ダイアルゲージの測定子に向い合う位置に固定
したアンビルと、前記ダイアルゲージ測定子と前記一方
のコア脚部との間に設置してあつてこのダイアルゲージ
測定子を前記アンビルに向つて弾力的に片寄せているば
ね手段と、前記コアの外側面を囲んで配置したほぼU字
形のフレームと、フレームの前後端の中間位置でフレー
ムに枢着ピンで枢着してあり、前記コアの自由端付近の
第1端部と前記フレームの後端付近の第2端部を有する
レバー手段と、このレバー手段の第1端に固定した第1
クランプ部材であり、前記ダイアルゲージ測定子が貫い
て突出できる開口部を有し、前記ばね手段と係合してそ
れを圧縮できる第1クランプ部材と、この第1クランプ
部材に対向する位置において前記フレームに固定してあ
り、前記アンビルが貫いて突出できる開口を有する第2
クランプ部材と、前記レバー手段の後端に連結してあつ
て、前記レバー手段を回動させて前記第1クランプ部材
を前記第2クランプ部材に向つてあるいはそこから離れ
るように移動させることのできる駆動手段とを含む、前
記コアの前記一方の脚部が前記枢着ピンを介して前記フ
レームに連結してあることを特徴とする板状物品厚さ測
定装置を提供する。
(作用) 上記の構成において、駆動手段が作動させられると、レ
バー手段を介して第1クランプ部材が第2クランプ部材
に相対的に移動し、それらの間で板材を保持したり、解
放したりすることができる。その間、ダイアルゲージの
測定とアンビルはそれぞれのクランプ部材の開口部を通
して協働し、測定にはクランプ部材はなんら干渉しな
い。測定機器を支持しているU字形コアはフレームに対
して枢着してあるので、板材とのなじみも良いし、クラ
ンプ部材の作動時にも過剰な力が加わつて歪を生じるこ
ともない。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を説明す
る。
まず第4図を参照して、本発明による板材厚さ測定装置
はほぼU字形のコア10を含み、このコア2つの脚部1
2,14を有する。図で見て上方の脚部12の自由端に
はそこを貫いてブツシユ16が設けてあり、このブツシ
ユ16は上方脚部12の頂面と係合するフランジ18を
有する。ブツシユ16は止めねじ20によつて上方脚部
12に固定してある。ブツシユ16には普通のダイアル
ゲージ22が固定してあり、このダイアルゲージ22の
スピンドル24がブツシユ16の内径孔を貫いて脚部1
2の反対側に突出し、他方、すなわち、下方の脚部14
に向つて延びている。スピンドル24の下端は丸い先端
を有する測定子26となつており、この測定子にはワツ
シヤ28が固定してあり、このワツシヤ28とブツシユ
16の内端との間にはコイルばね30が設置してあり、
スピンドル24、すなわち、測定子26を下方脚部14
に向つて弾力的に片寄せている。
ダイアルゲージ22の測定子26に対向する位置におい
て下方脚部14にはアンビル32が固定してあり、この
アンビル32はダイアルゲージ測定子26と協働し、そ
れによつて板材の厚さがダイアルゲージ22に表示され
るようになつている(第6図参照)。
第1図から第3図に示すように、コア10は同様にほぼ
U字形のフレーム34内に配置してあり、枢着ピン36
によつて上方脚部12の中間部分にある孔12Aのとこ
ろでフレーム34に枢着してある。この枢着ピン36は
フレーム34の両側部に一対のレバー38も枢着してお
り、レバー38はこの枢着ピン36のまわりに回動し、
フレーム34の開口部付近に位置する前端部を上下動さ
せ得るようになつている。各レバー38の後端部はフレ
ーム34の後端部の空所40内に装着した普通のピスト
ン・シリンダ装置42のピストンロツド44の先端にピ
ン46を介して連結してある。このピン46は図には明
確に示してないがフレーム34の側面に設けたスロツト
を通して外部に突出した両端を有する。この両端にそれ
ぞれのレバー38の後端部が連結してあり、ピストン・
シリンダ装置42のピストンロツド44の移動に応じて
レバー38が枢着ピン36まわりに回動する。なお、図
示実施例では、ピストン・シリンダ装置42を用いてい
るが、レバー38を回動させることができるならば任意
の駆動機構を使用できることは了解されたい。
レバー38の前端部には、第1(図では上方)のクラン
プ部材50がピン52によつて装着してある。この第1
クランプ部材50はコア10からは分離しており、コア
10から独立して動くことができる。第1クランプ部材
50はダイアルゲージ22の測定子26を受け入れるく
ぼみ54(第5図、第6図参照)を有し、このくぼみ5
4の底には開口56が形成してあり、測定子26の先端
がこの開口56を貫いて突出できるようになつている。
第1クランプ部材50のくぼみ54の深さはピストン・
シリンダ装置42の作動によつてレバー38が第1図で
見て時計方向へ回動させられて第1クランプ部材50を
上昇させ、第1クランプ部材50の上面にワツシヤ28
が係合したとき、測定子26の先端が第1クランプ部材
50の開口部56を通して外方へ突出するように選定し
てある(第5図参照)。したがつて、第6図に示すよう
に、測定しようとしている板材Pに第1クランプ部材5
0が係合したとき、測定子26の先端は第1クランプ部
材50の位置とは無関係に板材Pの表面に係合できるよ
うになつている。
第1クランプ部材50に対向する位置においてフレーム
34には第2クランプ部材60が止めねじ62によつて
固定してあり、この第2クランプ部材60はピストン・
シリンダ装置42の作動によつてレバー38が第1図で
見て反時計方向に回動させられ、第1クランプ部材50
が下降させられたときにこの第1クランプ部材50と協
働して間に板材Pをしつかりはさんで保持できる(第6
図参照)。この第2クランプ部材60もコア10に固定
されたアンビル32を緩く受け入れるくぼみ64を備え
ており、このくぼみもアンビル32が貫通できる開口6
5を有し、両クランプ部材50,60で板材Pをはさん
でいるときにアンビル32が板材Pを介してダイアルゲ
ージ測定子26と協働できるようにしてある。
なお、取扱いを容易にするために、フレーム34にハン
ドグリツプ66を取り付けるのが好ましい。
(発明の効果) コア10がフレーム34に枢着ピン36で枢着してあ
り、また、第1、第2のクランプ部材50,60のそれ
ぞれのくぼみ54,64が余裕を持つて測定子26、ア
ンビル32を受け入れている事実により、第5図で明確
にわかるように、ピストン・シリンダ装置42が作動し
てレバー38を回動させ、第1クランプ部材50を持ち
上げたときに、第1クランプ部材50はワツシヤ28と
係合し、コイルばね30の力に抗してスピンドル24を
ダイアルゲージ本体部に向つて移動させるが、このと
き、コア10も枢着ピン36のまわりに回動し、アンビ
ル32は第2クランプ部材60の開口65を貫いて上方
に突出する。これからわかるように、コア10は測定し
ようとしている板材に対して姿勢を変えることができ、
被測定物とのなじみが良く、安定した測定を行なうこと
ができる。したがつて、クランプ部材50,60の作動
時にコア10に過剰な反力が加わることはなく、しか
も、ダイアルゲージ22の測定子26、アンビル32は
クランプ部材50,60から独立して作動することがで
きる。さらに、レバー38を用いることにより、クラン
プ部材に加える力を支点、すなわち、枢着ピン36の位
置で変えることができ、また、これは所望のクランプ力
を得るのにより小さい駆動装置を使用できることも意味
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による板材厚さ測定装置の部分断面側面
図、 第2図は第1図の板材厚さ測定装置の一部省略した平面
図、 第3図は第1図、第2図に示した板材厚さ測定装置の部
分破断正面図、 第4図は本発明の板材厚さ測定装置に用いたコアの構造
を示す側面図、 第5図は上下のクランプ部材が分離した状態を示す断面
図および 第6図は第5図の状態と別の状態を示す第5図と同様の
図である。 図面において、10……コア、12,14……脚部、1
6……ブツシユ、22……ダイアルゲージ、24……ス
ピンドル、26……測定子、28……ワツシヤ、30…
…コイルばね、32……アンビル、34……フレーム、
36……枢着ピン、38……レバー、42……ピストン
・シリンダ装置、44……ピストンロツド、50……上
方クランプ部材、54……くぼみ、56……開口、60
……下方クランプ部材、64……くぼみ、65……開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼU字形のコアと、このコアの一方の脚
    部の自由端に装着したダイアルゲージであつて測定子が
    この脚部を貫いて他方の脚部に向つて延びているダイア
    ルゲージと、前記コアの他方の脚部上の前記ダイアルゲ
    ージの測定子に向い合う位置に固定したアンビルと、前
    記ダイアルゲージ測定子と前記一方のコア脚部との間に
    設置してあつてこのダイアルゲージ測定子を前記アンビ
    ルに向つて弾力的に片寄せているばね手段と、前記コア
    の外側面を囲んで配置したほぼU字形のフレームと、こ
    のフレームの前後端の中間位置でフレームに枢着ピンで
    枢着してあり、前記コアの自由端付近の第1端部と前記
    フレームの後端付近の第2端部を有するレバー手段と、
    このレバー手段の第1端に固定した第1クランプ部材で
    あり、前記ダイアルゲージ測定子が貫いて突出できる開
    口部を有し、前記ばね手段と係合してそれを圧縮できる
    第1クランプ部材と、この第1クランプ部材に対向する
    位置において前記フレームに固定してあり、前記アンビ
    ルが貫いて突出できる開口を有する第2クランプ部材
    と、前記レバー手段の後端に連結してあつて、前記レバ
    ー手段を回動させて前記第1クランプ部材を前記第2ク
    ランプ部材に向つてあるいはそこから離れるように移動
    させることのできる駆動手段とを含み、前記コアの前記
    一方の脚部が前記枢着ピンを介して前記フレームに連結
    してあることを特徴とする板状物品厚さ測定装置。
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CN103363865A (zh) * 2013-07-25 2013-10-23 延锋伟世通(北京)汽车饰件系统有限公司 弱化槽残厚测量工作台
CN107504881A (zh) * 2017-09-22 2017-12-22 江门市力泰科技有限公司 一种杠杆式高度检具

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