JPH0626835Y2 - 伸び計 - Google Patents

伸び計

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JPH0626835Y2
JPH0626835Y2 JP11787087U JP11787087U JPH0626835Y2 JP H0626835 Y2 JPH0626835 Y2 JP H0626835Y2 JP 11787087 U JP11787087 U JP 11787087U JP 11787087 U JP11787087 U JP 11787087U JP H0626835 Y2 JPH0626835 Y2 JP H0626835Y2
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JP11787087U
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Inventor
守衛 池田
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株式会社東京衡機製造所
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は材料試験に使用される伸び計に関する。
[従来の技術] 一般に材料試験に使用される伸び計は、一対の検出レバ
ーを試験片に装着して、試験片の伸縮に伴う検出レバー
の相対変位をこれらの検出レバーの間に取付けられたト
ランスデューサによって検出するタイプのものが多く使
用されている。
材料の疲労試験では、試験片の伸縮が例えば千万回も繰
返され、これを短時間で行うために試験片の伸縮繰返し
は2000〜3000cpmの周波数で行われる。この
ような高周波数の伸縮を検出するためには、変位計は、
内部摩擦を低減して高周波数の伸縮に良好に追従するこ
とが必要となる。実公昭58−5207号公報には、こ
のような疲労試験に適した変位計が開示されており、こ
れは、第3図に示したように支持部材1に夫々取付けら
れ変位検出レバー2とローラ3とが試験片Aに圧接さ
れ、同様に支持部材4に夫々取付けられた変位検出レバ
ー5とローラ6とが試験片Aに圧接されている。両支持
部材1と4は、案内軸受の代りに図示を省略したガイド
とガイドローラとによって案内されている。
この変位計は、検出レバー2、5に加えてローラ3、6
も試験片Aに当接しているので、変位計の軸方向への首
振り運動がなくなりトランスデューサが常に正常に作動
すると共に、両支持部材1と4がガイドとガイドローラ
とによる線接触であるから摩擦が小さく伸縮周波数が高
くなっても、高周波数の伸縮にも十分に追従することが
できる。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上述の変位計は、第3図に破線で示したよう
に試験片Aが引張りにより細径化すると、ローラ3、6
が試験片Aに非接触となり不安定化しトランスデューサ
の正常な作動が損なわれてしまう。更には、試験片の形
状によってはローラ3、6が使用できないという問題も
あった。
そこで、本考案の目的は試験片の形状にかかわりなく試
験片の伸縮への追従性が良く、トランスデューサが常に
正常に作動する伸び計を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するために、本考案は、試験片を先端部
で挟み弾性力により試験片上に装着される第1検出レバ
ーと;この第1検出レバーから所定の間隔を隔てて配置
され、上記試験片を先端部で挟み弾性力により試験片上
に取付けられる第2検出レバーと;これらの第1及び第
2検出レバー間に取付けられ両者間の相対変位を検出す
るトランスデューサとを具備する伸び計において、基部
が上記第1検出レバー先端部に固定され、自由端が上記
第2検出レバーの方に延在した第1支持体と;基部が上
記第2検出レバーの後端部に固定され、自由端が上記第
1検出レバーの方に延在した第2支持体と;上記第1支
持体の基部と上記第2支持体の自由端との間に取付けら
れ両者を弾性接続する第1板バネ部材と;上記第2支持
体の基礎部と上記第1支持体の自由端との間に取付けら
れ両者を弾性接続する第2板バネ部材と;上記第1及び
第2検出レバーの間に取付けられ両者間の間隔を定める
標点距離ゲージとを具備することを特徴とするものであ
る。
[作用] 第1及び第2検出レバーは、第1及び第2板バネによっ
て、試験片の軸方向即ち検出レバーが互いに接近および
離隔する方向には比較的自由に変位可能であるが、上記
軸方向に垂直な方向への相対変位は実質的に制限される
ように、弾性接続されている。従って、第1及び第2検
出レバーの相対変位時の摩擦は非常に小さくなり、第1
及び第2検出レバーは、試験片が高周波数で伸縮を繰返
えされてもこれに追従して変位することができると共に
試験片に常に圧接され、つづみ形ローラを用いることな
くトランスデューサを常に正常に作動させることができ
る。
[実施例] 以下本考案による伸び計の一実施例を第1図及び第2図
を参照して説明する。
第1及び第2検出レバー10、11は、試験片Aの軸方
向に互いに離間して配置され、夫々先端部にナイフエッ
ジ12、13を有する。両検出レバー10、11の先端
部にはアーム10a,11aが形成され、これらのアー
ム10a,11aの先端には締付ネジ14、15が取付
けられ、これらの締付ネジ14、15は、ナイフエッジ
12、13に対向するナイフエッジ16、17を有し、
これらのナイフエッジ16、17は、図示を省略したバ
ネによって試験片Aの方に付勢されている。
第1検出レバー10の先端部には第1支持棒18がネジ
19によって固着され、この第1支持棒18は両端がレ
バー10から突出するようにレバー10を横切るように
取付けられている。一方、第2検出レバー11の後端部
上面には第2支持棒20がネジ21によって第1支持具
18と全く同様に固着されている。第1支持棒18の両
端には夫々支柱22、22が両検出レバー10と11の
間に位置するようにネジ23、23によって固着されて
いる。同様に第2支持棒20の両端にも夫々支柱24、
24がネジ25、25によって固着されている。これら
の第1支持棒18と第1支柱22、22とは第1支持体
を構成し、第2支持棒20と第2支柱24、24とは第
2支持体を構成する。
第1支持棒18と第1支柱22、22との間には夫々第
1板バネ26、26の一端が固着され、これらの第1板
バネ26、26の他端は第2支柱24、24の自由端に
ネジ27、27によって固着されている。同様に第2支
持棒20と第2支柱24、24との間には夫々第2板バ
ネ28、28の一端が固着され、これらの第2板バネ2
8、28の他端は第1支柱22、22の自由端にネジ2
9、29によって固着されている。これらの第1及び第
2支持棒18と20は互いに同一形状であり、同様に第
1及び第2支柱22、24、板バネ26、28も夫々互
いに同一形状である。従って、第1及び第2板バネ2
6、28は互いに平行である。
第1検出レバー10には標点距離ゲージ30が止めねじ
31によって固着され、この標点距離ゲージ30の他端
はその開放孔32において止めネジ33によって第2検
出レバー11に固定されている。また誘導型トランスデ
ューサはコイル部34と鉄芯部35とから構成され、こ
のコイル部34は第1検出レバー10に取付けられ、鉄
芯部35は第2検出レバー11に取付けられている。
次にこの実施例の作用を説明する。
図示のように、両検出レバー10と11との間隔を標点
距離ゲージ30によって所定の値に定めた状態で、ナイ
フエッジ12、13と締付ネジ14、15とによって検
出レバー10、11を試験片Aに取付ける。この後、止
めネジ33を緩めて検出レバー10、11を相対変位可
能な状態にして、試験片Aに荷重を加え試験を開始す
る。
検出レバー10と11は、第1及び第2板バネ26、2
8によって弾性接続されているが、試験片Aの軸方向即
ち検出レバーが互いに接近および離隔する方向には自由
に変位可能であるので、試験片Aの伸縮に応じて上記軸
方向に相対変位し、トランスデューサ34、35はこの
相対変位を検出し電気信号に変換する。このように、検
出レバー10と11は、案内軸受によってではなく板バ
ネ26、28によって連結されているため、第1及び第
2検出レバーの相対変位時の摩擦は非常に小さくなり、
第1及び第2検出レバー10、11は、試験片が高周波
数で伸縮を繰返えされてもこれに追従して変位すること
ができる。
また、検出レバー10と11は、第1及び第2板バネ2
6、28によって上記軸方向に垂直な方向への相対変位
は実質的に制限されるように弾性接続されているので、
試験片に常に圧接され、つづみ形ローラを用いることな
くトランスデューサを正常に作動させることができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれば第1及
び第2検出レバーは、第1及び第2板バネによって、試
験片の軸方向には比較的自由に変位可能であるが上記軸
方向には垂直な方向への相対変位は実質的に制限される
ように、弾性接続されているため、第1及び第2検出レ
バーの相対変位時の摩擦は非常に小さくなり、第1及び
第2検出レバーは、試験片が高周波数で伸縮を繰返えさ
れてもこれに追従して変位することができると共に、試
験片に常に圧接され、つづみ形ローラを用いることなく
トランスデューサを正常に作動させることができる。ま
た、つづみ形ローラが不要であるので、異形棒鋼などい
かなる形状の試験片に対しても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による伸び計の一実施例を示した正面
図、第2図は上記実施例を一部破断して示した平面図、
第3図は従来の伸び計を示した概略図である。 10……第1検出レバー、11……第2検出レバー、1
8……第1支持棒、20……第2支持棒、22……第1
支柱、24……第2支柱、18、22……第1支持体、
20、24……第2支持体、26……第1板バネ、28
……第2板バネ、30……標点距離ゲージ、34、35
……トランスデューサ、A……試験片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験片を先端部で挟み弾性力により試験片
    上に装着される第1検出レバーと;この第1検出レバー
    から所定の間隔を隔てて配置され、上記試験片を先端部
    で挟み弾性力により試験片上に取付けられる第2検出レ
    バーと;これらの第1及び第2検出レバー間に取付けら
    れ両者間の相対変位を検出するトランスデューサとを具
    備する伸び計において、基部が上記第1検出レバー先端
    部に固定され、自由端が上記第2検出レバーの方に延在
    した第1支持体と;基部が上記第2検出レバーの後端部
    に固定され、自由端が上記第1検出レバーの方に延在し
    た第2支持体と;上記第1支持体の基部と上記第2支持
    体の自由端との間に取付けられ両者を弾性接続する第1
    板バネ部材と;上記第2支持体の基礎部と上記第1支持
    体の自由端との間に取付けられ両者を弾性接続する第2
    板バネ部材と;上記第1及び第2検出レバーの間に取付
    けられ両者間の間隔を定める標点距離ゲージとを具備す
    ることを特徴とする伸び計。
  2. 【請求項2】上記第1支持体は、上記第1検出レバー先
    端部にこれを横切るように固定された第1支持棒と,こ
    の第1支持棒の両端から上記第2検出レバーの方に夫々
    突設された一対の第1支柱とから構成され;上記第2支
    持体は、上記第2検出レバー後端部にこれを横切るよう
    に固定された第2支持棒と,この第2支持棒の両端から
    上記第1検出レバーの方に夫々突設された一対の第2支
    柱とから構成され;上記第1板バネ部材は、上記一対の
    第1支柱の下端と上記一対の第2支柱の自由端との間に
    互いに平行となるように夫々取付けられた一対の板バネ
    から構成され、上記第2板バネ部材は、上記一対の第2
    支柱の下端と上記一対の第1支柱の自由端との間に互い
    に平行となるように夫々取付けられた一対の板バネから
    構成されていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の伸び計。
JP11787087U 1987-07-31 1987-07-31 伸び計 Expired - Lifetime JPH0626835Y2 (ja)

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JP11787087U JPH0626835Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 伸び計

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JP11787087U JPH0626835Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 伸び計

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JPS6423651U JPS6423651U (ja) 1989-02-08
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