JP7397793B2 - 伸び計構造体 - Google Patents

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Description

(背景)
以下の議論は、単に一般的な背景情報のために提供されるに過ぎず、請求される主題の範囲を決定する助力として用いられることが意図されたものではない。
伸び計は一般的に、供試体におけるひずみを測定するために用いられる。数多くの形態の伸び計が、その技術において進歩されてきた。1つのタイプの伸び計は、交差屈曲アセンブリによって共に保持される2つの延在アームを利用する。交差屈曲アセンブリの屈曲部材は、供試体におけるひずみを測定するために、延在アームが相互に対して枢動することを可能にする枢動軸を形成する。この形態の伸び計はかなり良く機能するが、向上がなされ得る。
(概要)
この概要および本明細書における要約は、詳細な説明においてさらに以下で説明される概念の選出を単純化された形式で紹介するために提供される。この概要および要約は、請求される主題の重要な特徴または本質的な特徴を特定することが意図されたものではなく、それらは請求される主題の範囲を決定する助力として用いられることが意図されたものでもない。請求される主題は、背景において留意された任意のまたはすべての欠点を解決する実施へ限定されない。
1つの概略的な側面は、第1の供試体係合部材を支持するように構成される第1の取り付け部を有する第1の延在アームと、第2の供試体係合部材を支持するように構成される第2の取り付け部を有する第2の延在アームと、前記第1および第2の延在アームの間に延在し、かつ、第1および第2の延在アームの各々に各々の対応する取り付け部と延在アームの遠位端との間で枢動的に接続される接続部材と、延在アームの遠位端を共に接続する後方結合アセンブリとを含む、伸び計構造体を含む。
実施は、以下の特徴のうちの1または複数を含み得る。後方結合アセンブリは、少なくとも1つの結合リンクと、第1の延在アームおよび第2の延在アームの遠位端へ直列に接続される枢動アセンブリとを含む、伸び計構造体。少なくとも1つの接続リンクおよび枢動アセンブリは、第1の延在アームの遠位端へ接続される接続リンクと、第2の延在アームの遠位端へ接続される第1の部分、ならびに第1の部分に対して枢動しかつ第1の延在アームへ接続される端部と反対側の端部において接続リンクへ接続される第2の部分を含む枢動アセンブリとを含む、伸び計構造体。接続リンクは屈曲部を含む、伸び計構造体。枢動アセンブリは交差屈曲アセンブリを含む、伸び計構造体。第2の枢動接続部と、交差屈曲部の枢動軸と、第2の延在アームおよび接続部材の間の枢動接続部とが、相互に共通の線上にある、伸び計構造体。第1および第2の枢動接続部の間の間隔が、第1および第2の延在アームを接続部材へ接続する枢動接続部の間隔とほぼ等しい、伸び計構造体。接続リンクは、第1の延在アームへ接続される第1の枢動接続部と、枢動アセンブリの第2の部分へ接続される第2の枢動接続部とを有するリジッドリンクを含む、伸び計構造体。
固定アセンブリは、可動ロッキング部材を有し、可動ロッキング部材は、延在アームの各々と係合し、かつ相互に対して固定された位置にアームを選択的に保持するように構成される、伸び計構造体。固定アセンブリは、接続部材と結合リンクとの間に配置される、伸び計構造体。固定アセンブリは、延在アームのうちの少なくとも1つに対して枢動するかまたは回転するロッキング部材を含む、伸び計構造体。固定アセンブリは、第1の延在アームおよび第2の延在アームを通って延在する回転可能なシャフトを含む、伸び計構造体。固定アセンブリは、シャフトと共に回転するようにシャフトへ固着され、第1の延在アームと選択的に係合可能である第1のカムと、シャフトと共に回転するようにシャフトへ固着され、第2の延在アームと選択的に係合可能である第2のカムとを含む、伸び計構造体。第1の延在アームは第1の開口部を含み、第2の延在アームは第2の開口部を含み、回転可能なシャフトは、第1の開口部および第2の開口部を通って延在し、第1のカムは第1の開口部内に配置され、第2のカムは第2の開口部内に配置される、伸び計構造体。ロッキング部材は、延在アームのうちの少なくとも1つに対して直線的に動く、伸び計構造体。固定アセンブリは、延在アームの各々の部分と解放可能に係合する部分を含むロッキングプレートを含む、伸び計構造体。ロッキングプレートは、延在アームの各々の中に提供される開口部を通って延在する、伸び計構造体。供試体に向かって延在アームを付勢するために、ばね要素を有する伸び計アームへ結合される力生成アセンブリをさらに含む、伸び計構造体。力生成アセンブリは、制御要素を含み、制御要素はばね要素へ接合され、制御要素は静止部材に対して可動である、伸び計構造体。ロッキングプレートは制御要素と共に動く、伸び計構造体。ばね要素は接続部材へ接続される、伸び計構造体。接続部材は、第1の延在アームへ枢動的に接続される上位自由端と、第2の延在アームへ枢動的に接続される下位自由端とを有するh型部材を含み、h型部材は、第1および第2の延在アームの間に配置される中心部分を有する、伸び計構造体。ばね要素は、延在アームの第1の側における第1のばね要素と、延在アームの第2の側における第2のばね要素とを含む、伸び計構造体。力生成アセンブリは、接続部材へ枢動的に接続される可動取り付けブロックをさらに含み、ばね要素の各々は、可動取り付けブロックへ接合される、伸び計構造体。ばね要素の各々は屈曲部を含む、伸び計構造体。ばね要素の各々は対の平行屈曲部を含む、伸び計構造体。ロッキングプレートは制御要素に対して動く、伸び計構造体。
静止部材に対する制御要素の位置を調節するように制御要素へ接続されるユーザ調節可能ドライバをさらに含む、伸び計構造体。ユーザ調節可能ドライバは、静止部材に対して制御要素の位置を調節するように構成される回転可能なねじ切りされた部材を含む、伸び計構造体。ユーザ調節可能ドライバは、制御要素と滑動して係合する可動ブロックを含む、伸び計構造体。可動ブロックは、静止部材内で滑動可能である、伸び計構造体。可動ブロックは、制御要素との滑動係合および静止部材の間の可変幅を有する、伸び計構造体。可動ブロックは、静止部材に対して複数の繰り返し可能な位置のうちのいずれかへ可動である、伸び計構造体。複数の繰り返し可能な位置の各々の位置を示すスケールをさらに含む、伸び計構造体。静止部材へ可動ブロックを選択的に固定するための固定デバイスをさらに含む、伸び計構造体。
別の概略的な側面は、第1の延在アームと、第1の延在アームへ可動的に接続される第2の延在アームとを含む、伸び計構造体を含む。伸び計構造体はまた、第1の延在アームを第2の延在アームへ選択的に固定するように構成される、第1の延在アームおよび第2の延在アームの各々へ結合される固定アセンブリも含む。
実施は、以下の特徴のうちの1または複数を含み得る。固定アセンブリは、第1の延在アームおよび第2の延在アームを通って延在する回転可能なシャフトを含む、伸び計構造体。固定アセンブリは、シャフトと共に回転するようにシャフトへ固着され、第1の延在アームと選択的に係合可能である第1のカムと、シャフトと共に回転するようにシャフトへ固着され、第2の延在アームと選択的に係合可能である第2のカムとを含む、伸び計構造体。第1の延在アームは第1の開口部を含み、第2の延在アームは第2の開口部を含み、回転可能なシャフトは第1の開口部および第2の開口部を通って延在し、第1のカムは第1の開口部内に配置され、第2のカムは第2の開口部内に配置される、伸び計構造体。固定アセンブリは、第1の延在アームと第2の延在アームとの間に配置されたアームを含み、アームは回転可能なシャフトへ回転可能に結合される、伸び計構造体。接続部材、延在アームの各々へ枢動的に接続される、伸び計構造体。接続部材は、第1の延在アームへ枢動的に接続される上位自由端と、第2の延在アームへ枢動的に接続される下位自由端とを有するh型部材を含み、h型部材は、第1および第2の延在アームの間に配置される中心位置を有する、伸び計構造体。取り付け部は、接続部材へ枢動的に接続され、アームは取り付け部へ接続されている、伸び計構造体。固定アセンブリは、延在アームの各々の部分と解放可能に係合する部分を含むロッキングプレートを含む、伸び計構造体。ロッキングプレートは、延在アームの各々の中に提供される開口部を通って延在する、伸び計構造体。供試体に向かって延在アームを付勢するために、ばね要素で伸び計アームへ結合される力生成アセンブリをさらに含む、伸び計構造体。力生成アセンブリは、制御要素を含み、ばね要素が伸び計構造体を制御要素へ接合し、制御要素は静止部材に対して可動である、伸び計構造体。ロッキングプレートは制御要素と共に動く、伸び計構造体。ロッキングプレートは制御要素に対して動く、伸び計構造体。
さらに別の概略的な側面は、第2の取り付けブロックに対して可動である第1の取り付けブロックを有する取り付けアセンブリと、第2の取り付けブロックへ接合され、以下のものを含む伸び計構造体とを含む、伸び計構造体を含む。伸び計構造体はまた、第1の延在アームも含む。伸び計構造体はまた、第1の延在アームへ可動的に接続される第2の延在アームも含む。伸び計構造体はまた、供試体に向かって延在アームを付勢するために、ばね要素で伸び計構造体へ結合される力生成アセンブリも含み得る。
実施は、以下の特徴のうちの1または複数を含み得る。力生成アセンブリは、制御要素を含み、ばね要素は制御要素へ伸び計構造体を接合し、制御要素は静止部材に対して可動である、伸び計構造体。力生成アセンブリは、延在アームの各々へ枢動的に接続される接続部材を含み、ばね要素は接続部材へ接続される、伸び計構造体。接続部材は、第1の延在アームへ枢動的に接続される上位自由端と第2の延在アームへ枢動的に接続される下位自由端とを有するh型部材を含み、h型部材は第1および第2の延在アームの間に配置される中心部分を有する、伸び計構造体。ばね要素は、延在アームの第1の側における第1のばね要素と、延在アームの第2の側における第2のばね要素とを含む、伸び計構造体。力生成アセンブリは、接続部材へ枢動的に接続される可動取り付けブロックを含み、ばね要素の各々が可動取り付けブロックへ接合される、伸び計構造体。ばね要素の各々は屈曲部を含む、伸び計構造体。ばね要素の各々は、対の平行な屈曲部を含む、伸び計構造体。静止部材に対して制御要素の位置を調節するように制御要素へ接続されるユーザ調節可能ドライバをさらに含む、伸び計構造体。ユーザ調節可能ドライバは、静止部材に対する制御要素の位置を調節するように構成される回転可能なねじ切りされた部材を含む、伸び計構造体。ユーザ調節可能ドライバは、制御要素に滑動的に係合する可動ブロックを含む、伸び計構造体。可動ブロックは、静止部材内で滑動可能である、伸び計構造体。可動ブロックは、制御要素との滑動係合と静止部材との間の可変幅を有する、伸び計構造体。可動ブロックは、複数の繰り返し可能な位置のうちのいずれかへ、静止部材に対して可動である、伸び計構造体。複数の繰り返し可能な位置の各々の位置を示すスケールをさらに含む、伸び計構造体。静止部材へ可動ブロックを選択的に固定するための固定デバイスをさらに含む、伸び計構造体。
別の概略的な側面は、第1の延在アームと、第1の延在アームへ可動的に接続される第2の延在アームとを含む、伸び計構造体を含む。伸び計構造体はまた、第1の試料係合デバイスを保持するように構成される第1の取り付け部を含み、第1の取り付け部は、第1の延在アームに対する第1の取り付け部の動きを可能とする第1の屈曲部で第1の延在アームへ接続される。伸び計構造はまた、第2の試料係合デバイスを保持するように構成される第2の取り付け部を含み、第2の取り付け部は、第2の延在アームへ接続される。
実施は、以下の特徴のうちの1または複数を含み得る。第1の屈曲部は、第1の取り付け部の自由な横方向の動きを可能とするように構成され、横方向の動きは、第1の延在アームの伸長の軸に直交する、伸び計構造体。第2の延在アームへ第2の取り付け部を接合する第2の屈曲部をさらに含み、第2の屈曲部は、第2の取り付け部の自由な横方向の動きを可能とするように構成され、横方向の動きは、第2の延在アームの伸長の軸に直交する、伸び計構造体。第2の延在アームへ第2の取り付け部を接合する第2の屈曲部をさらに含み、第2の屈曲部は、第2の取り付け部の自由な横方向の動きを可能とし、横方向の動きは、第1の延在アームの伸長の第1の軸と、第2の延在アームの伸長の第2の軸とを有する平面に直交する、伸び計構造体。第1の屈曲部は、第1の取り付け部の自由な横方向の動きを可能とするように構成され、横方向の動きは、第1の延在アームの伸長の第1の軸と、第2の延在アームの伸長の第2の軸とを有する平面に直交する、伸び計構造体。第1の屈曲部は、第1の延在アームに対して第1の取り付け部の、選択され固定された位置付けを可能とするように構成される、伸び計構造体。第1の屈曲部は、第1の延在アームへ固定して接合される第1の端部と、第1の取り付け部へ接合される第2の端部とを含み、第2の端部は、第2の端部と第1の延在アームとの間の間隔を調節するための調節可能な部材を含む、伸び計構造体。第1の屈曲部は、第1の延在アームに対して第1の取り付け部の、選択され固定された位置付けを可能とするように構成される、伸び計構造体。第1の屈曲部は、第1の取り付け部と第2の取り付け部との間の間隔を調節するように、第1の延在アームに対して第1の取り付け部の、選択され固定された位置付けを可能とするように構成される、伸び計構造体。
さらに別の概略的な側面は、第1の供試体係合部材を支持するように構成される第1の取り付け部を有する第1の延在アームと、第2の供試体係合部材を支持するように構成される第2の取り付け部を有する第2の延在アームとを含む、伸び計構造体を含む。伸び計構造体はまた、延在アームの各々へ枢動的に接続される接続部材と、接続部材の第1の側において第1の延在アームへ取り付けられる第1のカウンターウェイトであって、第1のカウンターウェイトは、第1のカウンターウェイトと反対側の接続部材の第2の側において第1の延在アーム上に存在する質量の少なくともいくらかを相殺する質量である、第1のカウンターウェイトと、接続部材の第1の側において第2の延在アームへ取り付けられる第2のカウンターウェイトであって、第2のカウンターウェイトは、第2のカウンターウェイトと反対側の接続部材の第2の側において第2の延在アーム上に存在する質量の少なくともいくらかを相殺する質量である、第2のカウンターウェイトとも含む。
実施は、以下の特徴のうちの1または複数を含み得る。アームの各端部へ接続される取り付け部であって、各取り付け部は、共に係合する供試体を保持するように構成される、取り付け部と、各対応する取り付け部へ接合されるカウンターウェイトの各々とをさらに含む、伸び計構造体。各カウンターウェイトは、各関連付けられる取り付け部へ取り付けられる供試体係合部材がそこを通って延在し得る開口部を含む、伸び計構造体。各カウンターウェイトは延在するフランジを含み、延在するフランジは、離間した関係において相互に重複する、伸び計構造体。各カウンターウェイトは、熱エネルギを反射するための反射性外面を含む、伸び計構造体。
別の概略的な側面は、第1の延在アームと、第1の延在アームへ可動的に接続される第2の延在アームとを含む伸び計構造体を含む。伸び計構造体はまた、第1の延在アームの端部へ接続され、かつ、第1の試料係合デバイスを保持するように構成される第1の取り付け部も含む。伸び計構造体はまた、第2の試料係合デバイスを保持するように構成される第2の延在アームの端部への第2の取り付け部も含み、第2の取り付け部は、第2の延在アームへ接続される。伸び計構造体はまた、各取り付け部および各延在アームの関連付けられる端部は、冷却通路も含む。
実施は以下の特徴のうちの1または複数を含み得る。各通路は冷却管を含む、伸び計構造体。複数の冷却ラインは、入口ポートおよび出口ポートへ通路の各々を流動的に接続する、伸び計構造体。通路は相互および入口および出口ポートが直列に接続される、伸び計構造体。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
第1の供試体係合部材を支持するように構成される第1の取り付け部を有する第1の延在アームと、
第2の供試体係合部材を支持するように構成される第2の取り付け部を有する第2の延在アームと、
前記第1および第2の延在アームの間に延在し、かつ、前記第1および第2の延在アームの各々に、各々の対応する取り付け部と前記延在アームの遠位端との間で枢動的に接続される接続部材と、
前記延在アームの遠位端を共に接続する後方結合アセンブリと
を備える、伸び計構造体。
(項目2)
前記後方結合アセンブリは、少なくとも1つの結合リンクと、前記第1の延在アームおよび前記第2の延在アームの前記遠位端へ直列に接続される枢動アセンブリとを備える、項目1に記載の伸び計構造体。
(項目3)
前記少なくとも1つの接続リンクおよび枢動アセンブリは、前記第1の延在アームの前記遠位端へ接続される前記接続リンクと、前記第2の延在アームの前記遠位端へ接続される第1の部分、ならびに前記第1の部分に対して枢動しかつ前記第1の延在アームへ接続される前記端部と反対側の端部において前記接続リンクへ接続される第2の部分を備える前記枢動アセンブリとを備える、項目2に記載の伸び計構造体。
(項目4)
前記接続リンクは屈曲部を備える、項目3に記載の伸び計構造体。
(項目5)
前記接続リンクは、前記第1の延在アームへ接続される第1の枢動接続部と、前記枢動アセンブリの前記第2の部分へ接続される第2の枢動接続部とを有するリジッドリンクを備える、項目3に記載の伸び計構造体。
(項目6)
前記枢動アセンブリは、交差屈曲アセンブリを備える、項目4に記載の伸び計構造体。
(項目7)
前記第2の枢動接続部と、前記交差屈曲部の枢動軸と、前記第2の延在アームおよび前記接続部材の間の枢動接続部とが、相互に共通の線上にある、項目4に記載の伸び計構造体。
(項目8)
前記第1および第2の枢動接続部の間の間隔は、前記第1および第2の延在アームを前記接続部材へ接続する枢動接続部の間隔とほぼ等しい、項目7に記載の伸び計構造体。
(項目9)
固定アセンブリは、可動ロッキング部材を有し、前記可動ロッキング部材は、前記延在アームの各々に係合しかつ相互に対して固定された位置に前記アームを選択的に保持するように構成される、項目2に記載の伸び計構造体。
(項目10)
前記固定アセンブリは、前記接続部材と前記結合リンクとの間に配置される、項目9に記載の伸び計構造体。
(項目11)
前記固定アセンブリは、前記延在アームのうちの少なくとも1つに対して枢動するかまたは回転するロッキング部材を備える、項目10に記載の伸び計構造体。
(項目12)
前記固定アセンブリは、前記第1の延在アームおよび前記第2の延在アームを通って延在する回転可能なシャフトを備える、項目11に記載の伸び計構造体。
(項目13)
前記固定アセンブリは、
前記シャフトへ共に回転するように固着された第1のカムであって、前記第1のカムは、前記第1の延在アームと選択的に係合可能である、第1のカムと、
前記シャフトへ共に回転するように固着された第2のカムであって、前記第2のカムは、前記第2の延在アームと選択的に係合可能である、第2のカムと
を含む、項目12に記載の伸び計構造体。
(項目14)
前記第1の延在アームは第1の開口部を含み、前記第2の延在アームは第2の開口部を含み、前記回転可能なシャフトは、前記第1の開口部および前記第2の開口部を通って延在し、前記第1のカムは前記第1の開口部内に配置され、前記第2のカムは前記第2の開口部内に配置される、項目13に記載の伸び計構造体。
(項目15)
前記ロッキング部材は、前記延在アームのうちの少なくとも1つに対して直線的に動く、項目10に記載の伸び計構造体。
(項目16)
前記固定アセンブリは、前記延在アームの各々の部分に解放可能に係合する部分を含むロッキングプレートを備える、項目10に記載の伸び計構造体。
(項目17)
前記ロッキングプレートは、前記延在アームの各々の中に提供される開口部を通って延在する、項目16に記載の伸び計構造体。
(項目18)
供試体に向かって前記延在アームを付勢するために、ばね要素を有する前記伸び計アームへ結合される力生成アセンブリをさらに備える、項目17に記載の伸び計構造体。
(項目19)
前記力生成アセンブリは制御要素を含み、前記制御要素は前記ばね要素へ接合され、前記制御要素は静止部材に対して可動である、項目18に記載の伸び計構造体。
(項目20)
前記ロッキングプレートは、前記制御要素と共に動く、項目19に記載の伸び計構造体。
(項目21)
前記ロッキングプレートは、前記制御要素に対して動く、項目19に記載の伸び計構造体。
(項目22)
前記静止部材に対して前記制御要素の位置を調節するために、前記制御要素へ接続されるユーザ調節可能ドライバをさらに備える、項目19に記載の伸び計構造体。
(項目23)
前記ユーザ調節可能ドライバは、前記静止部材に対して前記制御要素の前記位置を調節するように構成される回転可能なねじ切りされた部材を備える、項目22に記載の伸び計構造体。
(項目24)
前記ユーザ調節可能ドライバは、前記制御要素に滑動可能に係合する可動ブロックを備える、項目23に記載の伸び計構造体。
(項目25)
前記可動ブロックは、前記静止部材内で滑動可能である、項目24に記載の伸び計構造体。
(項目26)
前記可動ブロックは、前記制御要素との滑動係合部と前記静止部材との間の可変幅を有する、項目25に記載の伸び計構造体。
(項目27)
前記可動ブロックは、複数の繰り返し可能な位置のうちのいずれかへ、前記静止部材に対して可動である、項目25または項目26に記載の伸び計構造体。
(項目28)
前記複数の繰り返し可能な位置の各々の位置を示すスケールをさらに備える、項目27に記載の伸び計構造体。
(項目29)
前記可動ブロックを前記静止部材へ選択的に固定するための固定デバイスをさらに備える、項目25から項目27のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目30)
前記ばね要素は、前記接続部材へ接続される、項目18から項目27のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目31)
前記接続部材は、前記第1の延在アームへ枢動的に接続される上位自由端および前記第2の延在アームへ枢動的に接続される下位自由端を有するH型部材を備え、前記H型部材は、前記第1および第2の延在アームの間に配置される中心部分を有する、項目30に記載の伸び計構造体。
(項目32)
前記ばね要素は、前記延在アームの第1の側における第1のばね要素と、前記延在アームの第2の側における第2のばね要素とを備える、項目31に記載の伸び計構造体。
(項目33)
前記力生成アセンブリは、前記接続部材へ枢動的に接続される可動取り付けブロックをさらに備え、前記ばね要素の各々が前記可動取り付けブロックへ接合される、項目32に記載の伸び計構造体。
(項目34)
前記ばね要素の各々が屈曲部を備える、項目33に記載の伸び計構造体。
(項目35)
前記ばね要素の各々が対の平行屈曲部を備える、項目33に記載の伸び計構造体。
(項目36)
伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
第1の延在アームと、
前記第1の延在アームへ可動的に接続される第2の延在アームと、
前記第2の延在アームへ前記第1の延在アームを選択的に固定するように構成される、前記第1の延在アームおよび前記第2の延在アームの各々へ結合される固定アセンブリと
を備える、伸び計構造体。
(項目37)
前記固定アセンブリは、前記第1の延在アームおよび前記第2の延在アームを通って延在する回転可能なシャフトを備える、項目36に記載の伸び計構造体。
(項目38)
前記固定アセンブリは、
前記シャフトへ共に回転するように固着された第1のカムであって、前記第1のカムは、前記第1の延在アームと選択的に係合可能である、第1のカムと、
前記シャフトへ共に回転するように固着された第2のカムであって、前記第2のカムは、前記第2の延在アームと選択的に係合可能である、第2のカムと
を含む、項目37に記載の伸び計構造体。
(項目39)
前記第1の延在アームは第1の開口部を含み、前記第2の延在アームは第2の開口部を含み、前記回転可能なシャフトは、前記第1の開口部および前記第2の開口部を通って延在し、前記第1のカムは前記第1の開口部内に配置され、前記第2のカムは前記第2の開口部内に配置される、項目38に記載の伸び計構造体。
(項目40)
前記固定アセンブリは、前記第1の延在アームと前記第2の延在アームとの間に配置されたアームを備え、前記アームは、前記回転可能なシャフトへ回転可能に結合される、項目37から項目39のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目41)
前記固定アセンブリは、前記延在アームの各々の部分と解放可能に係合する部分を含むロッキングプレートを備える、項目37から項目39のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目42)
前記ロッキングプレートは、前記延在アームの各々の中に提供される開口部を通って延在する、項目41に記載の伸び計構造体。
(項目43)
供試体に向かって前記延在アームを付勢するために、ばね要素で前記伸び計アームへ結合される力生成アセンブリをさらに備える、項目41に記載の伸び計構造体。
(項目44)
前記力生成アセンブリは、制御要素を含み、前記ばね要素は、前記制御要素へ前記伸び計構造体を接合し、前記制御要素は静止部材に対して可動である、項目43に記載の伸び計構造体。
(項目45)
前記ロッキングプレートは、前記制御要素と共に動く、項目44に記載の伸び計構造体。
(項目46)
前記ロッキングプレートは、前記制御要素に対して動く、項目44に記載の伸び計構造体。
(項目47)
接続部材は、前記延在アームの各々へ枢動的に接続される、項目40に記載の伸び計構造体。
(項目48)
前記接続部材は、前記第1の延在アームへ枢動的に接続される上位自由端および前記第2の延在アームへ枢動的に接続される下位自由端を有するH型部材を備え、前記H型部材は、前記第1および第2の延在アームの間に配置される中心部分を有する、項目47に記載の伸び計構造体。
(項目49)
取り付け部は、前記接続部材へ枢動的に接続され、前記アームは前記取り付け部へ接続される、項目48に記載の伸び計構造体。
(項目50)
伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
第2の取り付けブロックに対して可動である第1の取り付けブロックを有する取り付けアセンブリと、
前記第2の取り付けブロックへ接合される伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
第1の延在アームと、
前記第1の延在アームへ可動的に接続される第2の延在アームと
を含む、伸び計構造体と、
供試体に向かって前記延在アームを付勢するために、ばね要素で前記伸び計構造体へ結合される力生成アセンブリと
を備える、伸び計構造体。
(項目51)
前記力生成アセンブリは制御要素を含み、前記ばね要素は前記伸び計構造体を前記制御要素へ接合し、前記制御要素は静止部材に対して可動である、項目50に記載の伸び計構造体。
(項目52)
前記静止部材に対する前記制御要素の位置を調節するために、前記制御要素へ接続されるユーザ調節可能ドライバをさらに備える、項目50に記載の伸び計構造体。
(項目53)
前記ユーザ調節可能ドライバは、前記静止部材に対する前記制御要素の前記位置を調節するように構成される回転可能なねじ切りされた部材を備える、項目52に記載の伸び計構造体。
(項目54)
前記ユーザ調節可能ドライバは、前記制御要素に滑動可能に係合する可動ブロックを備える、項目53に記載の伸び計構造体。
(項目55)
前記可動ブロックは、前記静止部材内で滑動可能である、項目54に記載の伸び計構造体。
(項目56)
前記可動ブロックは、前記制御要素との滑動係合部と前記静止部材との間の可変幅を有する、項目55に記載の伸び計構造体。
(項目57)
前記可動ブロックは、複数の繰り返し可能な位置のうちのいずれかへ、前記静止部材に対して可動である、項目55または項目56に記載の伸び計構造体。
(項目58)
前記複数の繰り返し可能な位置の各々の位置を示すスケールをさらに備える、項目57に記載の伸び計構造体。
(項目59)
前記可動ブロックを前記静止部材へ選択的に固定するために固定デバイスをさらに備える、項目55から項目57のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目60)
前記力生成アセンブリは、前記延在アームの各々へ枢動的に接続される接続部材を備え、前記ばね要素は前記接続部材へ接続される、項目50から項目57のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目61)
前記接続部材は、前記第1の延在アームへ枢動的に接続される上位自由端および前記第2の延在アームへ枢動的に接続される下位自由端を有するH型部材を備え、前記H型部材は、前記第1および第2の延在アームの間に配置される中心部分を有する、項目60に記載の伸び計構造体。
(項目62)
前記ばね要素は、前記延在アームの第1の側の第1のばね要素と、前記延在アームの第2の側の第2のばね要素とを備える、項目61に記載の伸び計構造体。
(項目63)
前記力生成アセンブリは、前記接続部材へ枢動的に接続される可動取り付けブロックをさらに備え、前記ばね要素の各々が前記可動取り付けブロックへ接合される、項目62に記載の伸び計構造体。
(項目64)
前記ばね要素の各々は屈曲部を備える、項目63に記載の伸び計構造体。
(項目65)
前記ばね要素の各々は対の平行屈曲部を備える、項目63に記載の伸び計構造体。
(項目66)
第1の延在アームと、
前記第1の延在アームへ可動的に接続される第2の延在アームと、
第1の試料係合デバイスを保持するように構成される第1の取り付け部であって、前記第1の取り付け部は、第1の屈曲部で前記第1の延在アームへ接続され、前記第1の延在アームに対する前記第1の取り付け部の動きを可能とする、第1の取り付け部と、
第2の試料係合デバイスを保持するように構成される第2の取り付け部であって、前記第2の取り付け部は、前記第2の延在アームへ接続される、第2の取り付け部と
を備える、伸び計構造体。
(項目67)
前記第1の屈曲部は、前記第1の取り付け部の自由な横方向の動きを可能とするように構成され、前記横方向の動きは、前記第1の延在アームの伸長の軸に直交する、項目66に記載の伸び計構造体。
(項目68)
前記第1の屈曲部は、前記第1の取り付け部の自由な横方向の動きを可能とするように構成され、前記横方向の動きは、前記第1の延在アームの第1の伸長の軸と、前記第2の延在アームの第2の伸長の軸とを有する平面に直交する、項目66に記載の伸び計構造体。
(項目69)
前記第1の屈曲部は、前記第1の延在アームに対する前記第1の取り付け部の、選択され固定された位置付けを可能とするように構成される、項目68に記載の伸び計構造体。
(項目70)
前記第1の屈曲部は、前記第1の延在アームに対する前記第1の取り付け部の、選択され固定された位置付けを可能とするように構成される、項目66に記載の伸び計構造体。
(項目71)
前記第1の屈曲部は、前記第1の取り付け部と前記第2の取り付け部との間の間隔を調節するように、前記第1の延在アームに対する前記第1の取り付け部の、選択され固定された位置付けを可能とするように構成される、項目66に記載の伸び計構造体。
(項目72)
前記第1の屈曲部は、前記第1の延在アームへ固定して固着された第1の端部と、前記第1の取り付け部へ固着された第2の端部とを備え、前記第2の端部は、前記第2の端部と前記第1の延在アームとの間の間隔を調節するために調節可能部材を含む、項目69から項目71のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目73)
前記第2の延在アームへ前記第2の取り付け部を接合する第2の屈曲部をさらに備え、前記第2の屈曲部は、前記第2の取り付け部の自由な横方向の動きを可能とするように構成され、前記横方向の動きは、前記第2の延在アームの伸長の軸に直交する、項目66から項目72のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目74)
前記第2の延在アームへ前記第2の取り付け部を接合する第2の屈曲部をさらに備え、前記第2の屈曲部は、前記第2の取り付け部の自由な横方向の動きを可能とするように構成され、前記横方向の動きは、前記第1の延在アームの第1の伸長の軸と前記第2の延在アームの第2の伸長の軸とを有する平面に直交する、項目66から項目72のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目75)
第1の供試体係合部材を支持するように構成される第1の取り付け部を有する第1の延在アームと、
第2の供試体係合部材を支持するように構成される第2の取り付け部を有する第2の延在アームと、
前記延在アームの各々へ枢動的に接続される接続部材と、
前記接続部材の第1の側において前記第1の延在アームへ取り付けられる第1のカウンターウェイトであって、前記第1のカウンターウェイトは、前記第1のカウンターウェイトと反対側の前記接続部材の第2の側において前記第1の延在アーム上に存在する質量のうちの少なくともいくらかを相殺する質量である、第1のカウンターウェイトと、
前記接続部材の前記第1の側において前記第2の延在アームへ取り付けられる第2のカウンターウェイトであって、前記第2のカウンターウェイトは、前記第2のカウンターウェイトと反対側の前記接続部材の前記第2の側において前記第2の延在アーム上に存在する質量のうちの少なくともいくらかを相殺する質量である、第2のカウンターウェイトと
を備える、伸び計構造体。
(項目76)
アームの各端部へ接続される取り付け部をさらに備え、各取り付け部は、供試体係合部材を保持するように構成され、前記カウンターウェイトの各々は、各対応する取り付け部へ固着される、項目75に記載の伸び計構造体。
(項目77)
各カウンターウェイトは、各関連する取り付け部へ取り付けられる供試体係合部材が通って延在し得る開口部を含む、項目76に記載の伸び計構造体。
(項目78)
各カウンターウェイトは、延在するフランジを含み、前記延在するフランジは、離間された関係で相互に重複する、項目75から項目77のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目79)
各カウンターウェイトは、熱エネルギを反射するための反射性外面を含む、項目75から項目78のうちのいずれか一項に記載の伸び計構造体。
(項目80)
第1の延在アームと、
前記第1の延在アームへ可動的に接続される第2の延在アームと、
前記第1の延在アームの端部へ接続され、かつ、第1の試料係合デバイスを保持するように構成される第1の取り付け部と、
第2の試料係合デバイスを保持するように構成される前記第2の延在アームの端部への第2の取り付け部であって、前記第2の取り付け部は、前記第2の延在アームへ接続される、第2の取り付け部と
を備え、各取り付け部および各延在アームの関連する端部は、冷却通路を含む、伸び計構造体。
(項目81)
各通路は冷却管を備える、項目80に記載の伸び計構造体。
(項目82)
複数の冷却ラインは、入口ポートおよび出口ポートへ前記通路の各々を流体的に接続する、項目80または項目81に記載の伸び計構造体。
(項目83)
前記通路は、相互にかつ前記入口および出口ポートに直列で接続される、項目82に記載の伸び計構造体。
(図面の簡単な説明)
さらなる詳細および利点は、図面を参照した本発明の実施形態の以下の説明から得られる。
図1は、伸び計の斜視図である。
図2は、一部が取り除かれた図1の伸び計の側面図である。
図3は、伸び計の第2の実施形態の概略的な側面図である。
図4は、一部が取り除かれた伸び計の斜視図である。
図5および図6は、一部が取り除かれた図1の伸び計の拡大図である。 図5および図6は、一部が取り除かれた図1の伸び計の拡大図である。
図7-図9は、異なる結合リンクを有する図1の伸び計の拡大図である。 図7-図9は、異なる結合リンクを有する図1の伸び計の拡大図である。 図7-図9は、異なる結合リンクを有する図1の伸び計の拡大図である。
図10は、図1の伸び計の背面図である。
図11は、伸び計の第2の実施形態の斜視図である。
図12および図13は、一部が取り除かれた図11の伸び計の斜視図である。 図12および図13は、一部が取り除かれた図11の伸び計の斜視図である。
図14は、冷却ラインを有する伸び計の斜視図である。
図15は、カウンターウェイト熱シールドを有する伸び計の部分的な斜視図である。
(図示的実施形態の詳細な説明)
本発明の側面を有する伸び計の実施形態が、図1に10で図示される。伸び計10は、取り付けアセンブリ14へ取り付けられる伸び計構造体12を含む。本明細書で用いられる場合、「伸び計構造体」は、相互接続された機械的構成要素の少なくともいくつかを意味し、伸び計構造体の構成要素の動きを測定するためのいずれのセンシングデバイスも含まない。むしろ、種々のタイプのセンシングデバイスが、供試体の伸長等の変位を表示する出力信号を提供する動作可能な伸び計を形成するために、本明細書において開示される伸び計構造体と共に用いられ得る。
取り付けアセンブリ14は、伸び計10が、示されていない適切な静止支持体へ固着されることを可能とする。図示される実施形態では、取り付けアセンブリ14は、静止支持体へ固着される取り付けブロック16を含む。滑動アセンブリ18は、ここではプレートアダプタ26で伸び計構造体12へ取り付けられる滑動プレート22を含む。滑動プレート22は、取り付けブロック16へ固着される滑動プレート24と嵌合し、滑動プレート24に対して滑動する。オーバートラベル停止体は、例えば、滑動プレート22および24のうちの1つへ固着されるブロック28を備え、ここでは、滑動プレート22が、滑動プレート24の重複フランジ28Aとの接触に起因して、取り付けアセンブリ14に対する伸び計構造体12の動きを制限する。
図2へ参照すると、伸び計構造体12は、好ましくは結合リンク38を部分的に含む後方結合アセンブリによって遠位端で共に接続される、第1の延在アーム34および第2の延在アーム36を含む。第1の延在アーム34は、結合リンク38から遠位にある延在アーム34の端部に取り付け部44を含む。同様にして、第2の延在アーム36は、結合リンク38から遠位の端部に取り付け部46を含む。取り付け部44、46は、ここでは細長ロッド58として図示されている試料係合デバイスを保持するように構成されている。しかしこれは、取り付け部44、46が、ナイフの刃または他の形態の試料係合デバイス等であるが、これらに限定されない、他の端部デバイスを保持するように構成され得るという点で限定するものとして考えられるべきではない。
開示される第1の側面は、ユーザが、第1および第2の延在アーム34および36の端部へ取り付けられる供試体係合デバイスによって、供試体に加えられる力の量を調節することを可能とする力生成アセンブリ60であり、供試体係合デバイスは、ここでは細長ロッド58によって例示される。力生成アセンブリ60は、延在アーム34および36の各々を通して実質的に等しい力を適用するように構成されるため、特に有利である。概して、力生成アセンブリ60は、延在アーム34、36を通して適用される力を等しく分けまたは平衡をとるために、延在アーム34、36を結合する結合アセンブリ62を含む。力生成アセンブリ60はまた、屈曲アセンブリ64を含み、屈曲アセンブリ64は、続いて、交互に制御アーム66へ接続される。制御アーム66は、可動的にまたは調節可能に取り付けアセンブリ14へ接続され、制御アーム66が取り付けアセンブリ14に対して伸び計構造体12の部分を動かすことを可能とする。図1へ参照すると、取り付けアセンブリ14は、ここでは反応ブロック68を備える部分を含む。ここでは回転可能なスクリュを備える作動デバイス70は、供試体に向かう伸び計構造体12の動きが所望されるときに、制御アーム66が選択的に反応ブロック68から離れて変位させられることを可能とする。
屈曲アセンブリ64は、制御アーム66を結合アセンブリ62へ結合し、コンプライアントばねとして機能する。結合アセンブリ62は、枢動接続部78で接続部材76と、延在アーム34および36の部分を共に結合し、従って、接続部材76が延在アーム34および36の各々に対して枢動することを可能とする。枢動接続部78は、任意の形態の枢動接続部であり、好ましくは低い枢動抵抗であり得る。1つの有利な実施形態では、枢動接続部は、嵌合部分の間での摩擦を避けるために、非嵌合構成要素を有する。特に有利な実施形態は、直交する交差屈曲部を用いて枢動接続部を形成することである。
屈曲アセンブリ64は、屈曲部取り付けブロック80、および、制御アーム66に対して固定された屈曲部取り付け部82をさらに含み、屈曲部取り付け部82は、制御アーム66へ固着されている。屈曲部取り付けブロック80は、枢動接続部78で接続部材76へも枢動的に接続される。少なくとも1つの屈曲部材88は、固定された屈曲部取り付け部82へ屈曲部取り付けブロック80を接合し、ばね要素として機能する。取り付けアセンブリ14の反応ブロック68に対して制御アーム66を動かすための作動デバイス70の作動は、順に、試料係合デバイスとの接触がなされるまで供試体に向かう延在アーム34および36の動きを引き起こし、試料係合デバイスへ向かって、反応ブロック68に対する制御アーム66のさらなる動きが、屈曲部材88のたわみを引き起こしてそこにばねの力を生成し、そのばねの力は、延在アーム34、36および供試体係合デバイス、ここでは細長ロッド58を通して、示されていない供試体に適用される。そのうえ、接続部材76への屈曲部取り付けブロック80の枢動接続、ならびに、延在アーム34および36の各々への接続部材76の枢動接続に起因して、実質的に等しい力が、延在アーム34、36の各々および供試体係合デバイスを通して提供される。ユーザは、取り付けアセンブリ14の反応ブロック68に対しての制御アーム66の強制変位を通して、適用される力の量を調節し得る。結合アセンブリ62は、延在アーム34、36を通して適用される力が実質的に等しいことを確実にする。
図3の側面図は、結合アセンブリ62と、制御アーム66と、接続部材76と、反応ブロック68と、作動デバイス70と、枢動接続部78と、屈曲部取り付けブロック80と、固定された屈曲部取り付け部82と、ここでは1または複数の屈曲部材88を備える少なくとも1つのばね要素とである力生成アセンブリ60を備える要素を概略的に示す。図3では、力生成アセンブリ60は、屈曲部取り付けブロック80を接続部材76へ接続する枢動接続部78の回転の軸と反対側に提供される2つの屈曲部材88A、88Bを含む。屈曲部材88A、88Bは、例として、取り付けブロック90、および、ねじ切りされたスクリュ92(図2)等の適切な締結具をここでは備える適切な締結デバイスで、屈曲部取り付けブロック80および固定された屈曲部取り付け部82へ固着され得ることに留意すべきである。
図1および図4-図6は、力生成アセンブリ60の好ましい実施形態を図示する。この実施形態では、力生成60アセンブリは、延在アーム34および36の各側に少なくとも1つの屈曲部材88を含む。好ましくは、2つの屈曲部材88は、固定された屈曲部取り付け部82へ屈曲部取り付けブロック80を接続する2つの平行ばね構造体を形成するように、各側に提供される。図4で最も良く図示され得るように、接続部材76は「H」構成を有し、延在する自由アーム部分91は、枢動接続部78で延在アーム34、36の各々へ枢動的に接続される(図4および図5)一方で、中心相互接続部分95は端部91を共に接続する(図6)。ばね要素が延在アーム34、36の各側に提供されるとき、延在アーム36の各側にある屈曲部取り付けブロック80は、少なくとも1つのリンクで共に接続されるが、好ましい実施形態では、接続部材76の各側にリンク100が提供される。好ましくは、屈曲部取り付けブロック80およびリンク(単数または複数)100は、1つの単体のボディから形成されている一体式である。図1で図示された実施形態では、滑動アセンブリ18は、両矢印20で示された方向において屈曲部材88の曲げを制約するために、直線的ガイドとして作用する。
この点においては、所望される場合、水平および鉛直のコンプライアンスおよび/または調節可能性を提供するために、追加の屈曲部材が延在アーム34および36の端部に提供され得ることに留意すべきである。図5へ参照すると、延在アーム34のための取り付け部44は、1つの単体のボディとして取り付け部内に一体的に形成されるか、または別個に取り付け部へ取着されるような屈曲部材120を含む。屈曲部材120は、両矢印122によって示されるような水平のコンプライアンスを可能とする。両矢印122は、延在アーム34の伸長の軸に対する取り付け部44の横方向の動き、好ましくは延在アーム34の伸長の軸および延在アーム36の伸長の軸によって画定される平面での取り付け部44の横方向の動きを備える。
この実施形態では、下方の延在アーム36のための取り付け部46は、延在アーム36の端部へ接続される屈曲部124を含む。屈曲部124は、取り付け部46の一部を形成する別個のブロックであるか、または1つの単体ボディとして取り付け部46と共に一体的に形成され得る。屈曲部124は、延在アーム36へ固定可能に固着される第1の端部124Aを有する一方で、可動端部124Bは、取り付け部44へ接続されるか、または取り付け部44と共に一体的に形成される。従って、屈曲部124は、取り付け部46が両矢印126で示されるように延在アーム36の端部に対して動くことを可能とする。好ましい実施形態では、取り付け部44、46、またはそこへ接続される試料係合デバイスの間のゲージ長さまたは間隔を調節するために端部124Bへ接続される取り付け部46を両矢印126で示される方向において調節するように、端部124Bが、延在アーム36の端部に向かう方へかまたは端部から離れる方へ調節可能である。図4へ参照すると、1または複数の調節可能部材、例えば、スクリュ125が、端部124Bと延在アーム36の端部との間のギャップを調節するために用いられる。
本開示の別の側面は、所望されるときに、延在アーム34および36を共に、選択的に固着するアーム固定アセンブリ140を含む。延在アーム34、36を共に固着することは、操作、出荷等の間に伸び計10を損傷させないために特に有利である。固定アセンブリ140は、ロッキングデバイスとみなされ得る。例えば図2、図7および図8へ参照すると、1つの実施形態では、固定アセンブリ140は、延在アーム34および36の各々の中に提供される整合された開口部を通って延在する細長シャフト142を含む。ここでは各延在アーム34、36のためのロッキングカム144として図示されている可動ロッキング部材は、対応する延在アーム34、36と、選択的に、取り外し可能に係合し、固定された位置でそれらを共に保持する。ロッキングカム144は、ここでは細長シャフト142を備える結合部材を介して共に結合されるため、延在アーム34、36の同時ロッキングが提供される。ロッキングが発生するときに、触覚指示が好ましくは提供される。図示された実施形態では、少なくとも1つのプランジャ150が、固定アセンブリ140のために提供され、好ましくは、各々のロッキングカム144のための少なくとも1つのプランジャを含む。各々のプランジャ150は、各々のカム144の対向する表面に係合する可動ボールまたは突出要素を含む。凹面部分145(図2)は、突出要素(単数または複数)によって係合されるカム144の各々に提供され得、かつ細長シャフト142およびカム144が十分に位置付けられたという触覚指示を提供し得る。特に便利な形態では、ロッキングカム144の各々は、延在アーム34および36の各々の中に形成された開口部144A内に位置する。この構成は、ロッキングカム144の接触面を少なくともいくらかの環境的ダストまたは汚染から保護し、かつ、その突出要素が開口部144A内へ突出するようにプランジャ150を取り付けるための便利な方法を提供する。
固定アセンブリ140は延在アーム34、36の間にあるアーム151をさらに含み得、アーム151は、細長シャフト142へ回転可能に結合された第1の端部と、屈曲部取り付けブロック80、特に図6で図示されているようにそれらの間に接合されたリンク100へ接続され固定された第2の端部とを有する。中心相互接続部分95は、リンク100をアーム151の端部へ接続するために取り付けスクリュ152へのアクセスを可能とするような開口部92Aを含み得る。他のリンク100内の開口部100Aがまた、スクリュ152へのアクセスを可能とするように提供される。図示される実施形態では、固定アセンブリ140の細長シャフト142は、アーム151によって支持され、アーム151は続いて力生成アセンブリ60へ接続される。別の実施形態では、細長シャフト142は、取り付けアセンブリ14上に見出されるような静止要素、例えば反応ブロック68によって支持され得ることに留意すべきである。カム144がプランジャ150に係合するときにアーム34、36が固定されるのに対し、カム144が回転させられてプランジャ150から脱係合するときに、アーム34、36は自由に動く。
延在アーム34、36への枢動接続部78を有する接続部材76は、高い正確性で繰り返し可能であるように伸び計のゲージ長さをセットまたは画定することを助け、必要とされるような間隔で試料係合デバイス58が供試体に係合することを確実とするために、ゲージブロックまたは他の技術を使用する必要性を避ける。加えて、固定アセンブリ140は、試料係合デバイス58が供試体に係合し得るまで、所望される間隔で延在アーム34、36を固く保持する。係合が発生した後、固定アセンブリ140は、アーム34、36を解放するように動作させられ得る。アーム151は、固定アセンブリ140の構成要素を支持することを助け、アーム34、36が接続部材76に対して同一に向けられるような基準デバイスとして機能を果たし、1つの好ましい実施形態においては、アーム34および36は相互に平行である。
結合リンク38は、本開示の別の側面を備える。交差屈曲アセンブリの従来の接続では、交差屈曲アセンブリは、延在アームが相互に対して枢動することを可能とするために、対称的な方法で延在アームの端部へ直接的に接続されるように配置される。しかし、結合リンク38が存在する場合、ここでは従来の設計の交差屈曲アセンブリ160を備えるセンサアセンブリは、延在アーム34、36のうちの1つ、ここでは例として延在アーム36へ接続される。
供試体へ接続される試料係合デバイスの端部が、相互に向かって動くおよび相互から離れて動くときに延在アーム34、36の等しい変位を確実にするために、概して結合リンク38が提供される。図1、図2および図4で図示される実施形態では、結合リンク38は、延在アーム34、36の動きに伴う2つの概して離間された枢動部を有する屈曲部を備える。結合リンク38の屈曲部の長さは、枢動部が、延在アーム、特に供試体と係合する端部の所望される間隔とほぼ等しいように選択される。この構築は、延在アーム34、36が同一の方向に共に動く場合に共通モードエラーを最小化することを助ける。特に有利な実施形態では、接続部材76と延在アーム34、36との間に形成された枢動部78の間の間隔は、供試体に対して伸び計のためのゲージ長さを繰り返し可能にセットする際に役立つ。好ましくは、接続部材76と延在アーム34、36との間に形成された枢動部78の間の間隔は、屈曲部190内に形成された、離間された枢動部とほぼ等しい。
図4などの図で図示されている実施形態では、交差屈曲部160の第1の部分180は、下位の延在アーム36へ接続される一方で、第2の部分182は、184で示される直交方向に向けられた屈曲要素と共に部分180に対して動く。第1の部分180は延在アームのうちの1つへ直接接続されるが、第2の部分182は、もう1つの延在アームへ直接接続されず、むしろ延在アーム34および36の伸長軸に好ましくは直交して延在する結合リンク38を通して接続される。図示される実施形態では、接続部材192を用いて延在アーム34へ接続される屈曲部190を備える結合リンク38は、所望される場合、延在アーム34と共に1つの単体ボディとして一体的に形成され得る。結合リンク38/屈曲部材190のもう一方の端部は、交差屈曲部160の第2の部分182へ固着される。好ましくは、屈曲部材190内に形成された(交差屈曲部160を取着されたアームに最も近い)枢動部のうちの1つは、交差屈曲部160の枢動軸、および延在アーム36が取着される試料係合デバイス58の端部と同一線上にあることに留意すべきである。屈曲部材190は、屈曲部190の端部の各々を部分182および接続部材192へ固着するために、ここでは例として抑制ブロック196およびスクリュ198を用いる任意の適切な方法で取り付けられ得る。
従来的に公知であるように、交差屈曲アセンブリは、非接触方法で相互へ直交して向けられた2つの屈曲要素を用いて第2の部分に対して枢動する第1の部分を含む。いくつかの実施形態では、部分180、182の相互に対する動き、および従って延在アーム34、36の動きを感知するために、示されていないひずみセンサゲージが、交差屈曲アセンブリ160を形成する屈曲部に提供される。他の実施形態では、他の形式のセンサが延在アーム34、36の動きを感知する。例えば、静電容量、インダクタンスまたは抵抗における変化に基づくセンサが用いられ得る。同様にして、光学ベースのセンサが、所望される場合に用いられ得る。そのような感知デバイスは、周知である。ここで開示される側面は、用いられるセンサまたは感知デバイスのタイプに依存せず、そのようなことはさらには議論されない。
図7-図9は、上記で説明された側面の他の実施形態または特徴を図示し、図では同一の参照番号が同一または同様の構成要素のために用いられる。まず、図7-図9に図示されている結合リンク38’は、上記で説明されたような屈曲部190ではなくリジッドリンク200を含む。コンプライアンスを提供するために、リンク200は、好ましくは上記で説明されたような交差屈曲部を備える枢動接続部78等の枢動接続部で接続される。この実施形態では、延在アーム34はリンク200へ直接接続される。しかし、以前の実施形態における接続部材192は、実質的には延在アーム34の一部であり、延在アーム34へ固く接続される。
概して、供試体へ接続される試料係合デバイスの端部が相互に向かって動くおよび相互から離れて動くときの延在アーム34、36の等しい変位を確実にするために、結合リンク38’が提供される。図7および図8に図示される実施形態では、結合リンク38’は、延在アーム34、36の動きに伴う2つの概して離間された枢動部78を有するリジッドリンク200を備え、離間された枢動部78は、延在アーム34、36、特に供試体に係合する端部の所望される間隔とほぼ等しい。この構築は、延在アーム34、36が同一の方向に共に動く共通モードエラーを最小化することを助ける。好ましくは、(取着される交差屈曲部160を有するアームに最も近い)枢動部78のうちの1つは、交差屈曲部160の枢動軸、および延在アーム36が取着された試料係合デバイス58の端部と同一線上にあることに留意すべきである。好ましくは、接続部材76と延在アーム34、36との間に形成された枢動部78の間の間隔は、リンク78内に形成された、離間された枢動部78とほぼ等しい。
図3は、結合リンク38’’のさらに別の実施形態を図示する。この実施形態では、2つの接続リンク201Aおよび201Bは、接続リンク201Aが延在アーム34の端部へ、接続リンク201Bが延在アーム36の端部へ、ここでは枢動部78で枢動的に接続される。交差屈曲アセンブリ160は、延在アーム34、36への接続部から離れた接続リンク201A、201Bの端部へ直列に接続される。枢動部78の間隔は、延在アーム34、36へ取り付けられる試料係合デバイスの間隔とほぼ等しい。
上で説明されたように、作動デバイス70を通して、ユーザは力生成アセンブリ60を通した供試体に対する接触力の量を変更し得る。しかし、ユーザが、例えば別の時間で試験される複数の供試体に対して、同一の力を繰り返し適用することを望む場合、力は合計の回転量に依存するため、それは作動デバイス70の回転を通しては困難であり得る。図7-図10では、力生成アセンブリ60は、繰り返し可能な方法で反応ブロック68に対する制御アーム66の変位を制御するために、ドライバ202を有する作動デバイス70’を含む。概して、ドライバ202は、制御アーム66の端部に接触する可動部材204を含む。1つの実施形態では、可動部材204は、ガイド206で滑動するプレートであり、ここでは反応ブロック68内に形成される。可動部材204は、長さに沿って変動する幅を有し、可動部材204およびガイド206は、制御アーム66の端部と接触する可動部材204の部分の幅の関数として、制御アーム66の端部との可動部材204の接触が制御アーム66を変位させるように構成される。要求されないが、1つの実施形態では、ガイド206は、制御アーム66の変位が、可動部材204と接触する可動部材204の部分の幅にのみ依存するように、制御アーム66の伸長の軸と直交する可動部材204のためのガイド経路を提供するように構成される。
図10へも参照すると、ドライバ202は、つまみ208等のユーザ把持可能部材を含み、つまみ208は、そこへ取着されるインジケータ210を有する。インジケータ210は、可動部材204と共に、反応ブロック68に提供されたスケール212に対して動く。つまみ208を用いて、ユーザは、スケール212における選択された位置へ、可動部材204およびインジケータ210を滑動させ得る。所望される場合、つまみ208は、つまみ208が選択された位置で反応ブロック68に摩擦的に係合しかつそこへ固着されるように回転させられ得る。
この点において、制御アーム66の端部と可動部材204との間の接触部の傾角203(例えば図9参照)は、力生成アセンブリ60によって生成されるために所望される範囲の力を提供するように調節され得ることに留意すべきである。傾角203は、可動部材204のガイドされる動きの経路と平行である基準軸203Aから参照され得る。概して、より大きな傾角203は、生成され得るより大きな範囲の力を提供する。より小さな傾角203は、生成され得るより小さな範囲の力を有し得るが、より高い分解能を有する。傾角203は図示する実施形態において一定であるが、これは、制御アーム66に接触する可動部材204の表面の形状が、示されるように平坦である必要はなく変動もし得、従って、制御アーム66の端部が可動部材204に接触するする場所に依存する変動傾角203を提供するという点で、限定するものとみなされるべきではない。
所望される場合、触覚指示は、スケール212によって示される位置のうちの少なくともいくつかに対応する、予め選択された位置にある可動部材204の関数として、ユーザへ提供され得る。図8および図9へ参照すると、戻り止め機構は、触覚指示を提供するための区域と選択的に係合する。図示される実施形態では、戻り止め機構は、開口部または凹部224と選択的に係合するプランジャ220を備える。例示的な実施形態では、プランジャ220は、固定された位置で反応ブロック68へ固着されており、可動部材204は開口部または凹部224を含む。しかし、別の実施形態では、プランジャ220は、可動部材204と共に動き、開口部または凹部は、反応ブロック68内に提供され得る。
図11-図13は、説明された側面の特徴のいくつかの変更点を有する伸び計の別の実施形態を図示しており、同一の参照番号は、同一または同様の構成要素のために用いられている。特に、図11-図13は、所望されるときに、延在アーム34および36を共に選択的に固着するアーム固定アセンブリ140’を図示する。上記で示されたように、延在アーム34、36を共に固着することは、操作、出荷等の間に伸び計を損傷させないために特に有利である。固定アセンブリ140と同様に、固定アセンブリ140’は、可動ロッキング部材を有するロッキングデバイスとみなされ得、固定アセンブリ140’は、この実施形態では、延在アーム34および36の各々の部分に選択的に解放可能に係合するロッキングプレート144’である。図示されるように、ロッキングプレート144’は、ここでは、ピン149Aを備えるアーム34の部分を受容するノッチまたは凹部147Aと、149Bを備えるアーム36の部分を受け取るノッチまたは凹部147Bを含む。この実施形態では、アーム34は開口部153Aを含み、その中にピン149Aが配置され、アーム36は開口部153Bを含み、その中にピン149Bが配置されている。開口部153Aおよび153Bはまた、ロッキングプレート144’を受容し、かつその中での相対的な動きを可能とするようなサイズである。ロッキングプレート144’は、制御アーム66’によって支持される。上記で説明された制御アーム66と同様に、制御アーム66’は、力生成アセンブリ60へ結合され、図11に両矢印159として表されるように、作動デバイスを通して可動であるが、この作動デバイスは、作動デバイス70、70’と同様かまたは機能的に等しい要素を備え得る。制御アーム66と同様に、制御アーム66’は、供試体(示されていない)に向かって変位しているときに、供試体に接触するように試料係合デバイス58を動かす。試料係合デバイス58の供試体との接触の後、制御アーム66’の継続した変位は、それから、力生成アセンブリ60内にばねのエネルギを蓄える。しかし、この実施形態では、ロッキングプレート144’は制御アーム66’へ結合されるため、制御アーム66’の動きはまた、延在アーム34、36、および、特にピン149A、149Bに対してロッキングプレート144’を動かし、それによってピン149A、149Bが、ノッチ147A、147Bを出て、ロッキングプレート144’からアーム34、36を解放し、アーム34、36が自由に動くことを可能とする。よって、この実施形態では、固定アセンブリ140’は、固定アセンブリ140で遂行されるような固定アセンブリをアンロックまたはロックする別個のステップを要求することなく、制御アーム66’の動きでアーム34、36を自動で解放しまたは保持する。所望される場合、ロッキングプレート144’は、開口部153A、153B内ではなく、延在アーム34および36の外面と並んで延在するように構成され得ることに留意すべきである。所望される場合、ロッキングプレート144’は、制御アーム66’に対して選択的に可動であるように、例えば、延在アーム34、36でロッキングプレート144’をアンロックしまたはロックするために、制御アーム66’を動かすことに加えてまたは代替して別個の動作またはステップを有することが望まれる場合、制御アーム66’上で直線的に滑動可能であり、かつ/または、制御アーム66’へ枢動的に接続されるように、制御アーム66’へ接合され得ることにも留意すべきである。
図11-図13の実施形態はまた、接続部材76’の別形を有する結合アセンブリ62’が、屈曲部材88を延在アーム34および36へ結合することを示す。この実施形態では、接続部材76’は、H型ではなく、むしろ、開口部76A’を有する長方形であり、開口部76A’を通って延在アーム34および36の両方が延在する。枢動接続部78は、接続部材76’をアーム34および36の各々へ枢動的に接続し、接続部材76’を屈曲部取り付けブロック80において力生成アセンブリ60へ接続する。しかし、この実施形態では、単一のリンク100’が、力生成アセンブリ60の各側の屈曲部取り付けブロック80を共に接合する。
固定アセンブリ140と同様に、固定アセンブリ140’は、試料係合デバイス58が供試体に係合し得るまで、所望される間隔で延在アーム34、36を固く保持する。係合が発生した後、固定アセンブリ140’は、アーム34、36を解放するように効果的に動作させられる。ノッチ147A、147Bを有するロッキングプレート144’は、アーム34、36が接続部材76’に対して同一に向けられるように、基準デバイスとしての役割を支持することを助け、1つの好ましい実施形態では、アーム34および36は相互に平行である。
供試体が環境チャンバ内にあるとき、供試体の測定を行うために伸び計を用いることがしばしば所望される。図14および図15は、伸び計が環境試験チャンバで有利に用いられることを可能とする(上記で説明されかつ例として再び図14および図15において図示された伸び計10等の)伸び計についての他の側面を図示する。冷却アセンブリまたはシステム240は、取り付け部44、46、および取り付け部44、46に最も近い延在アーム34および36の端部を冷却するために提供される。図示されるように、取り付け部44、46および延在アーム34、36の端部の各々は、冷却管244、245、246および247としてここに具体化された冷却通路を設けられている。1つの実施形態では、冷却通路または冷却管244-247は長大なアーム34、36の伸長の軸に対して、取り付け部44、46および端部および延在アーム34、36を通って横方向に延在するように構成される。概して250で示される流体冷却ラインは、入口ポート252および出口ポート254を冷却管244-247へ流体的に結合する。図示される実施形態では、第1の冷却ライン256Aは、入口ポート252を冷却管244へ接続する。第2の冷却ライン256Bは、冷却管244を冷却管245へ流体的に結合する。第3の冷却ライン256Cは、冷却管245を冷却管246へ流体的に接続する。第4の冷却256Dラインは、冷却管246Dを冷却管247へ流体的に接続する。第5の冷却ライン256Eは、冷却管247を出口ポート254へ接続する。図示される実施形態では、取り付け部44、46が環境チャンバの熱に最も近いため、最も冷たい冷却流体は、取り付け部44、46内の冷却管244および245へまず提供される。しかし、図15で図示される構成は、冷却管は任意の便利な方法で冷却流体を受容し得るという点で、限定するものとみなされるべきではない。図示される実施形態では、冷却管244-247は直列で接続される。しかし所望される場合、冷却管244-247は、同時に冷却管244-247の各々へ冷却流体を効果的に提供する冷却ライン、すなわち冷却管244-247が並列で流体的に接続されて構成され得る。
図15へ参照すると、放熱シールド264は取り付け部44へ接合され、放熱シールド266は取り付け部46へ接合される。シールド264、266は、環境チャンバの放熱から取り付け部44、46および伸び計10の他の構成要素を保護する。しかし、この実施形態では、シールド264、266はまた、アーム34、36が枢動的に接続された接続部材76のもう一方の側面の各アーム34、36に存在する質量のうちの少なくともいくらかを相殺するための、延在アーム34、36の各々におけるカウンターウェイトとしても機能する。好ましい実施形態では、カウンターウェイト264、266の各々の質量は、各々のカウンターウェイトが取着される各アーム34、36に存在する全ての質量ではないにしても、ほとんどの質量を実質的に近似するように選択される。この方法では、カウンターウェイト264、266は、アーム34、36を枢動的にニュートラルにし、伸び計をより敏感にし得る。交差屈曲アセンブリ等であるが限定されない屈曲アセンブリが、カウンターウェイト264、266の反対側の接続部材76の側面上のアーム34、36へ接続される場合、カウンターウェイト264、266が存在しかつ接続部材76のもう一方の側面上の各アーム34、36の質量を近似する場合には、屈曲アセンブリにおける屈曲量は最小化される。同様にして、静電容量または光学センサ等の非接触センシングデバイスが接続部材76のもう一方の側面上のアーム34、36において用いられる場合、カウンターウェイト264、266は、これらの構成要素の質量を相殺するように構成され得る。カウンターウェイト264、266は、示されていないねじ切りされたスクリュ等の適切な締結具で、対応する取り付け部44、46へ固着され得る。
図示された実施形態では、試料係合デバイス58は、カウンターウェイト264、266の各々の中に提供された関連する開口部272を通って延在する。試料係合デバイスが開口部272を通って延在するそのような構成は、カウンターウェイト264、266が熱シールドとしても機能するときに特に便利である。しかし、そのような機能が必要でない場合、カウンターウェイト264、266は任意の他の便利な形状であり得る。カウンターウェイト264、266が熱シールドとして機能する場合、カウンターウェイト264、266の各々は、好ましくは延在するフランジ264A、266Aを含み、フランジ264A、266Aは、カウンターウェイト264、266が、取り付け部44、46へ取り付けられるときに、離間された関係で相互に重複する。この方法では、環境チャンバからの放熱は、重複するフランジ264A、266Aによってブロックされる。1つの実施形態では、表面264B、266Bのような、放熱エネルギへ向く表面かまたは別様に放熱エネルギへ曝露される表面は、カウンターウェイト264、266から放熱エネルギを反射するように磨かれるかまたは別様に反射性である。
主題が構造的特徴および/または方法論的作用に関して言葉で説明されたが、付随の請求項において定義される主題は、裁判所によって保持されてきたように、上記で説明された具体的な特徴または作用へ限定される必要はないことが理解されるはずである。むしろ、上記で説明された具体的な特徴および作用は、請求項を実施する例示的形態として開示される。

Claims (14)

  1. 伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
    第1の供試体係合部材を支持するように構成される第1の取り付け部を有する第1の延在アームと、
    第2の供試体係合部材を支持するように構成される第2の取り付け部を有する第2の延在アームと、
    前記第1および第2の延在アームの間に延在し、かつ、第1の枢動接続部で前記第1の延在アームに枢動的に接続され、かつ、第2の枢動接続部で前記第2の延在アームに枢動的に接続される接続部材であって、前記第1および第2の枢動接続部は、各それぞれの延在アーム上の各々の対応する取り付け部と各それぞれの延在アームの遠位端との間で各それぞれの延在アーム上に配置される、接続部材と、
    前記延在アームの遠位端を共に接続する後方結合アセンブリと
    を備える、伸び計構造体。
  2. 伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
    第1の供試体係合部材を支持するように構成される第1の取り付け部を有する第1の延在アームと、
    第2の供試体係合部材を支持するように構成される第2の取り付け部を有する第2の延在アームと、
    前記第1および第2の延在アームの間に延在し、かつ、前記第1および第2の延在アームの各々に、各々の対応する取り付け部と前記延在アームの遠位端との間で枢動的に接続される接続部材と、
    前記延在アームの遠位端を共に接続する後方結合アセンブリと
    を備え、
    前記後方結合アセンブリは、少なくとも1つの結合リンクと、前記第1の延在アームおよび前記第2の延在アームの前記遠位端へ直列に接続される枢動アセンブリとを備える、伸び計構造体。
  3. 前記少なくとも1つの結合リンクおよび枢動アセンブリは、前記第1の延在アームの前記遠位端へ接続される前記少なくとも1つの結合リンクと、前記第2の延在アームの前記遠位端へ接続される第1の部分、ならびに前記第1の部分に対して枢動しかつ前記第1の延在アームへ接続される端部と反対側の端部において前記少なくとも1つの結合リンクへ接続される第2の部分を備える前記枢動アセンブリとを備える、請求項2に記載の伸び計構造体。
  4. 前記少なくとも1つの結合リンクは、前記第1の延在アームへ接続される第1の枢動接続部と、前記枢動アセンブリの前記第2の部分へ接続される第2の枢動接続部とを有するリジッドリンクを備える、請求項3に記載の伸び計構造体。
  5. 固定アセンブリは、可動ロッキング部材を有し、前記可動ロッキング部材は、前記延在アームの各々に係合しかつ相互に対して固定された位置に前記延在アームを選択的に保持するように構成される、請求項2に記載の伸び計構造体。
  6. 前記固定アセンブリは、前記延在アームの各々の部分に解放可能に係合する部分を含むロッキングプレートを備える、請求項5に記載の伸び計構造体。
  7. 伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
    第1の供試体係合部材を支持するように構成される第1の取り付け部を有する第1の延在アームと、
    第2の供試体係合部材を支持するように構成される第2の取り付け部を有する第2の延在アームと、
    前記第2の延在アームへ前記第1の延在アームを選択的に固定するように構成される、前記第1の延在アームおよび前記第2の延在アームの各々へ結合される固定アセンブリと、
    前記第1および第2の延在アームの間に延在し、かつ、第1の枢動接続部で前記第1の延在アームに枢動的に接続され、かつ、第2の枢動接続部で前記第2の延在アームに枢動的に接続される接続部材であって、前記第1および第2の枢動接続部は、各それぞれの延在アーム上の各々の対応する取り付け部と各それぞれの延在アームの遠位端との間で各それぞれの延在アーム上に配置される、接続部材と
    を備える、伸び計構造体。
  8. 伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
    第1の延在アームと、
    前記第1の延在アームへ可動的に接続される第2の延在アームと、
    前記第2の延在アームへ前記第1の延在アームを選択的に固定するように構成される、前記第1の延在アームおよび前記第2の延在アームの各々へ結合される固定アセンブリと
    を備え、
    前記固定アセンブリは、前記第1の延在アームおよび前記第2の延在アームを通って延在する回転可能なシャフトを備える、伸び計構造体。
  9. 前記固定アセンブリは、前記延在アームの各々の部分と解放可能に係合する部分を含むロッキングプレートを備える、請求項8に記載の伸び計構造体。
  10. 伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
    第2の取り付けブロックに対して可動である第1の取り付けブロックを有する取り付けアセンブリと、
    前記第2の取り付けブロックへ接合される伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
    第1の供試体係合部材を支持するように構成される第1の取り付け部を有する第1の延在アームと、
    第2の供試体係合部材を支持するように構成される第2の取り付け部を有する第2の延在アームと
    を含む、伸び計構造体と、
    供試体に向かって前記延在アームを付勢するために、ばね要素で前記伸び計構造体へ結合される力生成アセンブリと、
    前記第1および第2の延在アームの間に延在し、かつ、第1の枢動接続部で前記第1の延在アームに枢動的に接続され、かつ、第2の枢動接続部で前記第2の延在アームに枢動的に接続される接続部材であって、前記第1および第2の枢動接続部は、各それぞれの延在アーム上の各々の対応する取り付け部と各それぞれの延在アームの遠位端との間で各それぞれの延在アーム上に配置される、接続部材と
    を備える、伸び計構造体。
  11. 前記力生成アセンブリは制御要素を含み、前記ばね要素は前記伸び計構造体を前記制御要素へ接合し、前記制御要素は静止部材に対して可動である、請求項10に記載の伸び計構造体。
  12. 前記静止部材に対する前記制御要素の位置を調節するために、前記制御要素へ接続されるユーザ調節可能ドライバをさらに備える、請求項11に記載の伸び計構造体。
  13. 伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
    第1の供試体係合部材を支持するように構成される第1の取り付け部を有する第1の延在アームと、
    第2の供試体係合部材を支持するように構成される第2の取り付け部を有する第2の延在アームと、
    前記第1および第2の延在アームの間に延在し、かつ、第1の枢動接続部で前記第1の延在アームに枢動的に接続され、かつ、第2の枢動接続部で前記第2の延在アームに枢動的に接続される接続部材であって、前記第1および第2の枢動接続部は、各それぞれの延在アーム上の各々の対応する取り付け部と各それぞれの延在アームの遠位端との間で各それぞれの延在アーム上に配置される、接続部材と、
    前記接続部材の第1の側において前記第1の延在アームへ取り付けられる第1のカウンターウェイトであって、前記第1のカウンターウェイトは、前記第1のカウンターウェイトと反対側の前記接続部材の第2の側において前記第1の延在アーム上に存在する質量のうちの少なくともいくらかを相殺する質量である、第1のカウンターウェイトと、
    前記接続部材の前記第1の側において前記第2の延在アームへ取り付けられる第2のカウンターウェイトであって、前記第2のカウンターウェイトは、前記第2のカウンターウェイトと反対側の前記接続部材の前記第2の側において前記第2の延在アーム上に存在する質量のうちの少なくともいくらかを相殺する質量である、第2のカウンターウェイトと
    を備える、伸び計構造体。
  14. 伸び計構造体であって、前記伸び計構造体は、
    第1の延在アームと、
    第2の延在アームと、
    前記第1の延在アームの端部へ接続され、かつ、第1の試料係合デバイスを保持するように構成される第1の取り付け部と、
    前記第2の延在アームの端部へ接続され、かつ、第2の試料係合デバイスを保持するように構成される第2の取り付け部と、
    前記第1および第2の延在アームの間に延在し、かつ、第1の枢動接続部で前記第1の延在アームに枢動的に接続され、かつ、第2の枢動接続部で前記第2の延在アームに枢動的に接続される接続部材であって、前記第1および第2の枢動接続部は、各それぞれの延在アーム上の各々の対応する取り付け部と各それぞれの延在アームの遠位端との間で各それぞれの延在アーム上に配置される、接続部材と
    を備え、各取り付け部および各延在アームの関連する端部は、冷却通路を含む、伸び計構造体。
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