JPH037762Y2 - - Google Patents

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JPH037762Y2
JPH037762Y2 JP6506184U JP6506184U JPH037762Y2 JP H037762 Y2 JPH037762 Y2 JP H037762Y2 JP 6506184 U JP6506184 U JP 6506184U JP 6506184 U JP6506184 U JP 6506184U JP H037762 Y2 JPH037762 Y2 JP H037762Y2
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JP
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spindle
measured
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anvil
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JP6506184U
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JPS60176104U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、例えば旋盤に取付られたままの丸軸
材の外径等を加工中でも同時に測定することので
きる把持型外径測定機に関する。
[背景技術] 旋盤等に加工可能な姿勢に取付られている被測
定物を旋盤等から取外すことなくその外径を容易
に測定することのできる把持型外径測定機が知ら
れている。第2図には従来の把持型外径測定機の
一例が示されている。図中、本体フレーム1に設
けられた把手2を把持して作業者が本体フレーム
1を支えたとき、スピンドル3およびアンビル4
は鉛直方向に向けられた同一軸線上に互いに向い
合つて配置され、スピンドル3は下方向きに常時
付勢され、また、アンビル4の上方側への突出量
は調整可能とされ、スピンドル3およびアンビル
4の先端部には夫々チツプ3A,4Aが取付けら
れている。旋盤等に取付けられたままの丸軸材等
の被測定物5の外径を測定するときには、把手2
を把持して本体フレーム1を支えながら、被測定
物5の側面にストツパ6が当接して押し込み不能
となるまで、両チツプ3A,4A間に被測定物5
が挟まれるよう被測定物5側に押し込み、このと
きのスピンドル3の軸方向の移動量をスピンドル
3の上部側に連結された測定部としてのダイヤル
ゲージ7により読取るというものであつた。
しかしながら、このような従来構造にあつて
は、本体フレーム1(すなわち測定機全体)の荷
重、更には作業者の腕の重みまでがスピンドル3
に加わるためダイヤルゲージ7における表示値が
安定しないという欠点を有していた。また、この
ようなスピンドル3への大きな荷重を避けようと
するには作業者が測定機全体を片手で水平に保持
させながら上方向に持上げるよう把手2を把持し
なければならず、極めて取扱性の悪いものであつ
た。ところで、作業者の操作中の姿勢からダイヤ
ルゲージ7を本体フレーム1の下方側に配置させ
ることは困難であるため、ダイヤルゲージ7は本
体フレーム1の上部側に配置させたままとしてお
き、但し、スピンドル3を被測定物5の下方側に
配置させるとともにアンビル4を上側に配置させ
ることも考えられるが、これでは、スピンドル3
とダイヤルゲージ7との連結構造が複雑且つ大型
となり取扱性がかえつて劣ることとなり、また、
精度的にも経済的にも不利益なものとなる。
[考案の目的] 本考案の目的は、測定精度に優れ、また、取扱
性にも優れた把持型外径測定機を提供することに
ある。
[考案の構成] そのため、本考案は、本体フレームに設けられ
た把手を把持して本体フレームを支えながら互い
に同一軸線上に配置されたアンビルおよびスピン
ドル間に被測定物を挟持させ、この際のスピンド
ルの軸方向移動量が表示部にて表示される把持型
外径測定機において、前記本体フレームに被測定
物に上方側から当接して本体フレーム(すなわち
測定機全体)の荷重を支えさせる支持部を被測定
物側に向つて突出量調整可能に設け、別言すれば
被測定物の大きさが変つても常に被測定物に当接
可能に設け、また、前記スピンドルの被測定物へ
の当接位置が前記支持部の被測定物への当接位置
と重なることのないようにこれを避けた位置とす
るとともにスピンドルおよびアンビルの軸線方向
を傾斜させることにより前記目的を達成しようと
するものである。
[実施例の説明] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図には本考案に係る把持型外径測定機の一
実施例が示され、図中、本体フレーム11にはス
ピンドル取付部12およびアンビル取付部13が
形成され、これら両取付部12および13間に被
測定物14が挿入され得るようになつている。本
体フレーム11の両取付部12および13とは反
対側には把手15が設けられ、測定の際に前記両
取付部12および13間に被測定物14を挿入す
るよう把手15を把持したときに把手15は鉛直
方向に向けられる角度に本体フレーム11に設け
られている。
両取付部12および13間に挿入された被測定
物14の上方側には軸材状等の支持部16が被測
定物14の略真上側或いは真上近傍等の少なくと
も被測定物14から容易に滑り落ない位置から当
接可能に配置されている。この支持部16はねじ
管17を介して本体フレーム11に螺合貫通保持
されており、支持部16の上端部の摘み18を回
転操作させることによりその先端部の被測定物1
4側への突出量が調整可能とされ、その突出量は
微調整ナツト19により微調整できるようになつ
ている。
前記スピンドル取付部12およびアンビル取付部
13には夫々案内筒21および22を介してスピ
ンドル23およびアンビル24が摺動自在に保持
され、これらスピンドル23およびアンビル24
は互いに同一軸線上に向い合つて配置され、スピ
ンドル23およびアンビル24間に前記被測定物
14が挟持され得るようになつている。この際、
アンビル24は被測定物14の下方側から当接
し、スピンドル23は被測定物14の上方側から
当接し、且つ、スピンドル23の当接位置は前記
支持部16の当接位置を避けた位置となつてい
る。また、これに判つてスピンドル23およびア
ンビル24の軸線が被測定物14の中心位置と重
なるよう或いは近傍位置となるようにするため前
記軸線は鉛直方向(即ち支持部材16の軸方向)
に対して傾斜されている。
案内筒21の基端側には取付筒25が取付ら
れ、この取付筒25には表示装置としてのダイヤ
ルゲージ26のステム27が挿入され、且つ締め
リング28により取付筒25に固定されている。
ステム27からはダイヤルゲージスピンドル29
が突出し、このダイヤルゲージスピンドル29は
ダイヤルゲージ26内の図示しないばね手段によ
り突出方向に常時付勢され、ダイヤルゲージスピ
ンドル29の先端は前記スピンドル23の基端に
常時当接され、また、ダイヤルゲージスピンドル
29の進退量は前記ダイヤルゲージ26の表示部
としてのダイヤル30により表示され、更に必要
によりこのダイヤル30は保護カバー31により
保護されている。
前記スピンドル23の基端部には付勢手段とし
ての圧縮コイルばね33が配置され、この圧縮コ
イルばね33によりスピンドル23は被測定物1
4側に向つて常時付勢されている。また、スピン
ドル23の側面にはピン34が突設され、このピ
ン34は前記スピンドル取付部12、案内筒2
1、および取付筒25の側面に穿設された窓部3
5から外側へと所定長だけ突出され、この際、窓
部35はスピンドル23の移動方向に沿つて長尺
とされており、ピン34はスピンドル23の移動
に伴ない前記窓部35内を移動するようになつて
いる。
このピン34の下側面にはスピンドル解放レバ
ー38の一端側が当接され、このレバー38はそ
の中間部において本体フレーム11に取付軸37
を介して所定の範囲内で揺動自在に取付られ、ス
ピンドル解放レバー38の他端側と本体フレーム
11との間には板ばね39が介装され、この板ば
ね39によりスピンドル解放レバー38はピン3
4に押下げられる方向に付勢され、また、前記他
端側を板ばね39に抗して回動させるとピン34
が圧縮コイルばね33に抗してスピンドル23を
被測定物14から離隔する方向に向つて押上げる
ようになつている。
前記アンビル24の基端側にはねじ部41がア
ンビル24と同軸上に形成され、このねじ部41
の中間部および下端部には夫々微調整ナツト42
およびロツクナツト43が螺合され、これら両ナ
ツト42,43によりアンビル24の突出量が調
整できるようになつている。
なお、前記スピンドル取付部12には二股状の
46が取付ねじ46Aを介して、また、アンビル
取付部13にはこのアンビル取付部13と一体化
される等した脚部47が設けられており、これら
両脚部46,47によりスピンドル23およびア
ンビル24を寝かせた状態で作業テーブル等の上
に載置することができるようになつている。
このような本実施例によれば、スピンドル23
およびアンビル24間に被測定物14を挟持させ
て測定を行なおうとするとき、支持部16に本体
フレーム11(すなわち本測定機全体)の荷重が
加わり、スピンドル23には大きな荷重が加わる
ことがないため、測定値が安定化し、高精度な測
定結果を得ることができる。しかも、作業者にと
つては支持部16を被測定物14に押当てるよう
に操作することができ、本体フレーム11を特に
持上げるよう苦労しなくてもよい。そのため、取
扱性にも優れ、また、この点からも高精度な測定
を行なうことができる。
また、測定中における作業者の姿勢を考える
と、被測定物14が作業者の目の高さより低い位
置にあることが一般的であり、従つてスピンドル
23が作業者から離隔する方向に傾斜され、その
結果ダイヤル30が水平方向よりやや上方側に向
けられることとなり、ダイヤル30が作業者にと
り一層読取り易いという効果がある。
また、前出の第2図に示される従来構造におい
ては、スピンドル3およびアンビル4間に被測定
物5が介装されるよう本体フレーム1を被測定物
5に向つて押込んでいたため、スピンドル3やア
ンビル4無理な力を加えさせ且つそれらの先端
(チツプ3A,4A)に摩耗を生じさせていたが、
本実施例では、スピンドル解放レバー38を操作
してスピンドル23を押上げた状態にてスピンド
ル23およびアンビル24間に被測定物14を挟
持させるものであるため、スピンドル23やアン
ビル24に無理な力が加わらず、また、摩耗も生
じないという効果がある。
なお、実施にあたり、表示装置は前記ダイヤル
ゲージ26に限らず、例えば測定値がデジタル表
示されるデジタル測長機であつてもよい。また、
表示部は必ずしも本体フレーム11に取付けられ
ている場合に限らず、本体フレーム11にコード
接続される外部装置等であつてもよい。
[考案の効果] 本考案によれば、測定精度に優れ、また、取扱
性にも優れた把持型外径測定機を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る把持型外径測定機の一実
施例を示す一部を切欠いた正面図、第2図は従来
の把持型外径測定機を示す正面図である。 11……本体フレーム、14……被測定物、1
5……把手、23……スピンドル、24……アン
ビル、26……表示装置としてのダイヤルゲー
ジ、30……表示部としてのダイヤル、33……
付勢手段としての圧縮コイルばね、38……スピ
ンドル解放レバー、39……板ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体フレームに設けられた把手を把持して本
    体フレームを支えながら互いに同一軸線上に向
    い合つて配置されたアンビルおよびスピンドル
    間に被測定物を挟持させ、この際のスピンドル
    の軸方向移動量が表示部にて表示される把持型
    外径測定機において、前記本体フレームには被
    測定物に上方側から当接して本体フレームの荷
    重を支える支持部が被測定物側に向つて突出量
    調整可能に設けられ、かつ、前記スピンドルお
    よびアンビルの軸線方向が鉛直方向に対して傾
    斜されているとともにスピンドルの被測定物へ
    の当接位置が前記支持部材の当接位置を避けた
    位置とされていることを特徴とする把持型外径
    測定機。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記把手は測定の際に鉛直方向に向けられる角度
    に前記本体フレームに設けられていることを特
    徴とする把持型外径測定機。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    において、前記スピンドルは付勢手段により被
    測定物側に常時付勢されているとともに前記本
    体フレームには前記付勢手段に抗してスピンド
    ルを被測定物から離隔する方向に強制移動させ
    るスピンドル解放レバーが設けられていること
    を特徴とする把持型外径測定機。
JP6506184U 1984-05-02 1984-05-02 把持型外径測定機 Granted JPS60176104U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6506184U JPS60176104U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 把持型外径測定機

Applications Claiming Priority (1)

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JP6506184U JPS60176104U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 把持型外径測定機

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Publication Number Publication Date
JPS60176104U JPS60176104U (ja) 1985-11-21
JPH037762Y2 true JPH037762Y2 (ja) 1991-02-26

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ID=30596709

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