JPH0223416Y2 - - Google Patents

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JPH0223416Y2
JPH0223416Y2 JP4153784U JP4153784U JPH0223416Y2 JP H0223416 Y2 JPH0223416 Y2 JP H0223416Y2 JP 4153784 U JP4153784 U JP 4153784U JP 4153784 U JP4153784 U JP 4153784U JP H0223416 Y2 JPH0223416 Y2 JP H0223416Y2
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JP
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marking
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pressing
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JP4153784U
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JPS60154158U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の車台等の打刻面に文字、記
号等の刻印を施す刻印装置に関するものである。
(従来技術) 従来より、この種の刻印装置としては、実開昭
56−163598号に見られるように、刻印チツプを押
圧手段によつて打刻面に押圧するについて、刻印
チツプの文字や記号の種類に応じてその押圧力を
多段階に切換えるようにして、打刻深さが一定と
なるようにした技術がある。
すなわち、打刻面に対し刻印チツプを押圧して
所定の刻印を行うにおいて、各文字、記号等で同
じ打刻深さを得ようとした場合に、刻印チツプの
文字、記号等において、例えばI,1,L,T,
Yの刻印と、W,B,8の刻印とでは同じ押圧力
でも面圧が異なることから打刻深さが異なること
になる。そこで、上記提案技術では、刻印チツプ
の文字や記号の種類に応じてその押圧力を多段階
に切換えて刻印するものであるが、全部の文字、
記号に対応した多段階に押圧力を変更することは
できず、各刻印チツプについて細かい対応は得ら
れず、その打刻深さにはかなりの誤差が生じる恐
れがある。
また、打刻面が板金面の場合には、刻印チツプ
の押圧力によつて板金が変形するので、加圧力が
全て打刻に用いられるものではなく、押圧力を制
御しても実際の刻印チツプの打刻深さは精密には
コントロールできず、打刻深さに誤差が生起する
ものである。また、上記問題点は、刻印チツプの
突出量を所定値に規制して打刻深さを制御するよ
うにした場合においても同様である。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑み、刻印チツプの打刻深
さを簡易な構造によつて直接測定するようにして
刻印チツプの文字や記号の種類に関係なく、打刻
深さを一定にすることができるようにした刻印装
置を提供することを目的とするものである。
(考案の構成) 本考案の刻印装置は、刻印チツプの押圧手段に
取り付けた距離測定センサーが、打刻時に刻印チ
ツプの先端と接近した位置で打刻面との距離を刻
印チツプの刻印移動に対応して測定し、この信号
を受ける制御手段は打刻時における刻印チツプの
突出量に対する距離測定センサーの測定値が設定
値に至るまで押圧手段を作動して刻印を行うよう
にしたことを特徴とするものである。
(考案の効果) 本考案によれば、打刻時に打刻面との距離を測
定する距離測定センサーを押圧手段に設け、刻印
チツプの突出量を距離測定センサーの測定値から
検出し、打刻面からの打刻深さが所定値になつた
時に刻印を終了するようにしたことにより、文
字、記号等の面圧の相違に関係なく、一定深さの
刻印を施すことができる。また、板金等において
打刻面が押圧力によつて変形するような場合で
も、打刻面からの打刻深さを検出することによ
り、一定の深さに刻印が行える。
(実施例) 以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は刻印装置の要部縦断面図で、第2図は要
部底面図である。
刻印装置1は中心軸2を中心として回転する刻
印ドラム3を備え、この刻印ドラム3の外周部に
は所定間隔で放射状に刻印チツプ4が装着されて
いる。
上記刻印チツプ4は先端面に文字、記号等の刻
印形状に対応した突状の刻印部4aを有し、刻印
ドラム3の外周部の案内部材3aに放射方向に摺
動自在に支持され、この刻印チツプ4に固着され
た突片4bが刻印ドラム3の一部に当接してその
後退位置が規制されるとともに、基部が刻印ドラ
ム3に固着された板ばね5の先端が上記突片4b
に係合されて該刻印チツプ4は後退方向に付勢さ
れている。
一方、前記中心軸2の下端部に連接された基部
6に押圧手段7の摺動ロツド8が中心軸と直交す
る方向すなわち打刻面Aに対向して摺動自在に保
持されている。この摺動ロツド8の先端には押圧
部材9がピン10によつて連接され、該押圧部材
9の上部押圧面9aが上記刻印チツプ4の後端面
に所定のクリアランスをもつて対峙し、押圧手段
7の作動時すなわち摺動ロツド8の伸長時に、上
記押圧面9aが刻印チツプ4の後端面に当接して
この刻印チツプ4を外方に打刻面Aに向けて押圧
し、その先端の刻印部4aを打刻面Aに所定の深
さだけ圧入させて打刻を行うものである。
また、上記押圧部材9の先端部には距離測定セ
ンサーとして触覚センサー11の触覚バー12が
刻印チツプ4の移動方向と平行に摺動自在に保持
されている。該触覚バー12は打刻時に先端部1
2aが前記刻印チツプ4の刻印部4aに接近した
位置の打刻面Aに当接するように突設され、打刻
面Aに当接した時に停止し刻印チツプ4の突出量
に対応して相対的に移動するものであり、基部の
フランジ部12bが押圧部材9の一部に当接して
最突出位置が規制され、このフランジ部12bの
背部に縮装されたスプリング13によつて該触覚
バー12は突出方向に付勢されている。さらに、
上記触覚バー12の後端面に所定のクリアランス
をもつて対峙して検出ヘツド14が配設されてい
る。この検出ヘツド14から導出されたリード線
14aは制御手段(図示せず)に接続されてい
る。
なお、上記触覚センサー11の検出ヘツド14
はその頭部と触覚バー12の後端面との間の距離
を非接触で高精度(検出精度0.04mm程度)に検出
するものであつて、両者の距離が予め設定された
距離になつた時に検出信号を出力するように構成
されている。また、この検出ヘツド14は背部に
縮装されたスプリング15によつて定位置に付勢
され、触覚バー12の移動量が多くなつて検出ヘ
ツド14に接触した時には、該検出ヘツド14は
後退移動して破損を阻止するように構成されてい
る。
また、前記押圧手段7の作動を制御する制御手
段は、打刻を行うについて摺動ロツド8を伸長作
動させている状態において、刻印チツプ4の突出
量に対する触覚センサー11の触覚バー12の相
対的な移動量が予め設定された設定値に至るま
で、押圧手段7を作動して刻印を行い、上記触覚
センサー11の検出ヘツド14からの検出信号が
入力された時に、摺動ロツド8の作動を切換えて
後退させるように摺動ロツド8の駆動源(油圧回
路)を制御するものである。
次に、上記刻印装置1による刻印動作を説明す
れば、まず回転ドラム3を回転作動して打刻すべ
き文字、記号に対応する刻印チツプ4を押圧手段
7に対向する刻印位置に移動させる。しかる後、
押圧手段7の摺動ロツド8を駆動して押圧部材9
を前進移動させる。この押圧部材9の移動に伴
い、押圧面9aが刻印チツプ4の後端面に当接す
るまで、触覚バー12が刻印チツプ4より前方に
移動し、押圧面9aが刻印チツプ4の後端面に当
接すると刻印チツプ4と触覚バー12は押圧部材
9と共に一体に移動し、触覚バー12の先端部1
2aがまず打刻面Aに接触して停止し、続いて、
刻印チツプ4の先端刻印部4aが打刻面Aに押圧
されて刻印を開始すると、停止している触覚バー
12は刻印チツプ4に対して相対的に後退してそ
の後端面と検出ヘツド14との距離が短縮する。
そして、触覚バー12と検出ヘツド14との距離
が、当初の間隔に対し、刻印チツプ4後端面と押
圧面9aとの間のクリアランスおよび打刻深さ
(0.5〜0.7mm)に相当する距離だけ減少した設定
値となつた時に、検出ヘツド14が検出信号を出
力し、これに応じて制御手段は押圧手段7の摺動
ロツド8の押圧作動を停止し、この摺動ロツド8
を後退作動して打刻を終了し、次の刻印に対応す
る刻印チツプ4を回動して上記と同様の動作を繰
り返して打刻面Aの所定位置に打刻を行うもので
ある。
その際、摺動ロツド8の押圧力は刻印チツプ4
の文字、記号に関係なく、大きな値に一定として
よいものである。また、打刻深さを変更する場合
には、検出ヘツド14による検出距離を増減して
変更することにより実施できる。
さらに、上記実施例では第1図に示すような基
準位置において、刻印チツプ4の先端位置と触覚
バー12の先端位置とが一致するように設定して
いることから、検出ヘツド14による検出距離を
刻印チツプ4後端と押圧面4aとのクリアランス
と打刻深さのみに対応して設定するようにしてい
るが、両者の先端位置は必ずしも一致している必
要はなく、その差に対応して検出ヘツド14によ
る検出距離を設定すればよいものである。
なお、上記距離測定センサーとしての触覚セン
サー11は上記のような検出ヘツド14を使用し
たもののほか、打刻面Aに接触移動する触覚バー
12の移動量をできれば非接触状態で検出測定で
きるものなどが適宜採用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における刻印装置の
要部縦断面図、第2図は要部底面図である。 1……刻印装置、3……刻印ドラム、4……刻
印チツプ、7……押圧手段、8……摺動ロツド、
9……押圧部材、11……触覚センサー(距離測
定センサー)、12……触覚バー、14……検出
ヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 打刻すべき面に対して刻印チツプを押圧手段に
    より押圧せしめて所定の刻印を行う刻印装置にお
    いて、打刻時に刻印チツプの先端と接近した位置
    で打刻面との距離を刻印チツプの刻印移動に対応
    して測定する距離測定センサーが前記刻印チツプ
    の押圧手段に取り付けられ、打刻時における刻印
    チツプの突出量に対する距離測定センサーの測定
    値が設定値に至るまで押圧手段を作動する制御手
    段が設けられたことを特徴とする刻印装置。
JP4153784U 1984-03-23 1984-03-23 刻印装置 Granted JPS60154158U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4153784U JPS60154158U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 刻印装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4153784U JPS60154158U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 刻印装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60154158U JPS60154158U (ja) 1985-10-14
JPH0223416Y2 true JPH0223416Y2 (ja) 1990-06-26

Family

ID=30551456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4153784U Granted JPS60154158U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 刻印装置

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JP (1) JPS60154158U (ja)

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JPS60154158U (ja) 1985-10-14

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