JPH0539443Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0539443Y2 JPH0539443Y2 JP1352687U JP1352687U JPH0539443Y2 JP H0539443 Y2 JPH0539443 Y2 JP H0539443Y2 JP 1352687 U JP1352687 U JP 1352687U JP 1352687 U JP1352687 U JP 1352687U JP H0539443 Y2 JPH0539443 Y2 JP H0539443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gauge
- signal
- dial gauge
- spindle
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000010730 cutting oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は寸法測定時において、あらかじめ測定
した合否判定寸法と測定寸法とを比較し、その結
果を電気信号として出力するシグナルゲージに関
する。
した合否判定寸法と測定寸法とを比較し、その結
果を電気信号として出力するシグナルゲージに関
する。
（従来の技術）
第１図に示すようにシグナルゲージ１の信号点
を設定するときにダイヤルゲージ２を用いること
がある。
を設定するときにダイヤルゲージ２を用いること
がある。
この信号点設定はワークマスタ３にスピンドル
４を当てツマミ５を回すことによつてタツチセン
サ６を上下させ、ダイヤルゲージ２の読みによつ
て設定される。
４を当てツマミ５を回すことによつてタツチセン
サ６を上下させ、ダイヤルゲージ２の読みによつ
て設定される。
このときダイヤルゲージ先端７はシグナルゲー
ジのスピンドル上端面８に接し測定力がかかつた
状態にある。このようにスピンドル４に測定力が
かかつた状態で信号点は設定され、切削油がかか
るような環境下では使用時にダイヤルゲージをは
ずし止め栓をすることがある。
ジのスピンドル上端面８に接し測定力がかかつた
状態にある。このようにスピンドル４に測定力が
かかつた状態で信号点は設定され、切削油がかか
るような環境下では使用時にダイヤルゲージをは
ずし止め栓をすることがある。
第２図は信号点の設定後にダイヤルゲージを取
りはずして止め栓９を差込んだ状態を示したもの
であるが、このように従来例ではシグナルゲージ
のスピンドル上端面８には測定力がかからない状
態で使用されている。
りはずして止め栓９を差込んだ状態を示したもの
であるが、このように従来例ではシグナルゲージ
のスピンドル上端面８には測定力がかからない状
態で使用されている。
（考案が解決しようとする問題点）
上記のようにシグナルゲージのスピンドルにダ
イヤルゲージの測定力がかかつた状態で信号点が
測定され、使用時にはダイヤルゲージが取りはず
されて測定力がかからない状態でワークが測定さ
れると、ワークにかかる力に差がでて弾性変位な
どにより測定値が変わる問題が生じることがあ
る。
イヤルゲージの測定力がかかつた状態で信号点が
測定され、使用時にはダイヤルゲージが取りはず
されて測定力がかからない状態でワークが測定さ
れると、ワークにかかる力に差がでて弾性変位な
どにより測定値が変わる問題が生じることがあ
る。
（問題点を解決するための手段）
本考案はこのような問題点を解決するために、
測定時にダイヤルゲージを取付けたときと同じ測
定力が得られるように構成した止め栓を用いたこ
とを特徴とするものである。
測定時にダイヤルゲージを取付けたときと同じ測
定力が得られるように構成した止め栓を用いたこ
とを特徴とするものである。
（作用）
この止め栓がシグナルゲージに差込まれると、
スピンドル上端面に止め栓のプラグが当り、内蔵
されたばねの付勢力によつてダイヤルゲージの測
定力と同じ接触力をワークに与える作用をする。
スピンドル上端面に止め栓のプラグが当り、内蔵
されたばねの付勢力によつてダイヤルゲージの測
定力と同じ接触力をワークに与える作用をする。
（実施例）
次に本考案実施例シグナルゲージを図面に基づ
いて説明する。第３図は本考案実施例の構成を示
す断面図である。
いて説明する。第３図は本考案実施例の構成を示
す断面図である。
本考案実施例は中空のプラグケース１１にプラ
グ１２の先端が突出するように挿入し、このプラ
グ１２に付勢力を与えるばね１３を介在させてプ
ラグヘツド１４を設けた止め栓とシグナルゲージ
１によつて構成されている。
グ１２の先端が突出するように挿入し、このプラ
グ１２に付勢力を与えるばね１３を介在させてプ
ラグヘツド１４を設けた止め栓とシグナルゲージ
１によつて構成されている。
第１図に示すようにダイヤルゲージ２を用いて
ツマミ５を回すことによつてタツチセンサ６の位
置を移動させ信号点を設定した後、第３図に示す
ように止め栓を差込むが、このときプラグ１２の
先端がスピンドル上端面８に接触し、プラグケー
ス１１に内設されたばね１３を押あげる。このば
ね１３の付勢力をダイヤルゲージ２の測定力と同
じ値になるように設定しておくことによつて信号
点設定時にダイヤルゲージ２がワークマスタ３を
押していたときと同じ条件で測定することができ
る。
ツマミ５を回すことによつてタツチセンサ６の位
置を移動させ信号点を設定した後、第３図に示す
ように止め栓を差込むが、このときプラグ１２の
先端がスピンドル上端面８に接触し、プラグケー
ス１１に内設されたばね１３を押あげる。このば
ね１３の付勢力をダイヤルゲージ２の測定力と同
じ値になるように設定しておくことによつて信号
点設定時にダイヤルゲージ２がワークマスタ３を
押していたときと同じ条件で測定することができ
る。
本実施例ではスピンドル４が上方から下方に押
し下げられるシグナルゲージによつて説明した
が、本出願人が特願昭61−273632により出願した
下方から上方に付勢力を受ける方式のシグナルゲ
ージにも用いることができ、何んら制限されるも
のではない。プラグ１２の突出部はツマミ５の外
周に設けられた小穴に差込みツマミ５の微調用と
して使用することも可能で、従来例の止め栓と同
様の機能を有している。
し下げられるシグナルゲージによつて説明した
が、本出願人が特願昭61−273632により出願した
下方から上方に付勢力を受ける方式のシグナルゲ
ージにも用いることができ、何んら制限されるも
のではない。プラグ１２の突出部はツマミ５の外
周に設けられた小穴に差込みツマミ５の微調用と
して使用することも可能で、従来例の止め栓と同
様の機能を有している。
（考案の効果）
以上述べたように本考案によれば、ダイヤルゲ
ージを取付けたときと止め栓をつけたときのワー
クにかかる測定力が等しくなるために、信号点設
定時と測定時の条件が同じになり、ワーク弾性変
位などによる測定値の変化を防ぐことができ、精
度の高い測定値を得ることができる優れた効果が
ある。
ージを取付けたときと止め栓をつけたときのワー
クにかかる測定力が等しくなるために、信号点設
定時と測定時の条件が同じになり、ワーク弾性変
位などによる測定値の変化を防ぐことができ、精
度の高い測定値を得ることができる優れた効果が
ある。
第１図は信号点設定時の状態を示す断面図。第
２図は従来例止め栓を用いたときの構成を示す断
面図。第３図は本考案実施例止め栓を用いたとき
の構成を示す断面図。 １……シグナルゲージ、２……ダイヤルゲー
ジ、３……ワークマスタ、４……スピンドル、５
……ツマミ、６……タツチセンサ、７……ダイヤ
ルゲージ先端、８……スピンドル上端面、９……
止め栓、１０，１３……ばね、１１……フラグケ
ース、１２……フラグ、１４……フラグヘツド。
２図は従来例止め栓を用いたときの構成を示す断
面図。第３図は本考案実施例止め栓を用いたとき
の構成を示す断面図。 １……シグナルゲージ、２……ダイヤルゲー
ジ、３……ワークマスタ、４……スピンドル、５
……ツマミ、６……タツチセンサ、７……ダイヤ
ルゲージ先端、８……スピンドル上端面、９……
止め栓、１０，１３……ばね、１１……フラグケ
ース、１２……フラグ、１４……フラグヘツド。
Claims (1)
- 測定中の寸法変化を検出してスイツチを開閉す
るシグナルゲージにおいて、ダイヤルゲージの取
付け手段に取り付けたダイヤルゲージの読みによ
つて信号点の設定を行なつたあとで上記ダイヤル
ゲージを取り外した場合、上記取付け手段に、上
記ダイヤルゲージの測定力と同じ接触力になるよ
うな止め栓を設けたことを特徴とするシグナルゲ
ージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1352687U JPH0539443Y2 (ja) | 1987-01-31 | 1987-01-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1352687U JPH0539443Y2 (ja) | 1987-01-31 | 1987-01-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63122203U JPS63122203U (ja) | 1988-08-09 |
| JPH0539443Y2 true JPH0539443Y2 (ja) | 1993-10-06 |
Family
ID=30802667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1352687U Expired - Lifetime JPH0539443Y2 (ja) | 1987-01-31 | 1987-01-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539443Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-31 JP JP1352687U patent/JPH0539443Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63122203U (ja) | 1988-08-09 |
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