JPS6322483Y2 - - Google Patents

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JPS6322483Y2
JPS6322483Y2 JP1982117775U JP11777582U JPS6322483Y2 JP S6322483 Y2 JPS6322483 Y2 JP S6322483Y2 JP 1982117775 U JP1982117775 U JP 1982117775U JP 11777582 U JP11777582 U JP 11777582U JP S6322483 Y2 JPS6322483 Y2 JP S6322483Y2
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JP
Japan
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main body
rivet
measuring
depth
measured
Prior art date
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JP1982117775U
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JPS5923604U (ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被測定物の所定面からその面に設け
た凹部内の被測定部までの深さを測定する装置に
関する。本考案は、例えば、自動車のクラツチデ
イスク取付、固定用のリベツトの深さを測定する
場合に好適に用いることができる。
自動車用のクラツチデイスクは、デイスク周囲
の数個所において、デイスク面(フエーシング
面)に設けられた凹所をもつた孔にリベツトを打
ち込むことにより固定される。クラツチデイスク
のフエーシング面はライニングであり、デイスク
クラツチの繰り返しの使用により摩耗してゆく。
従来より、このクラツチデイスクのフエーシング
面の摩耗量を、フエーシング面からリベツト頭部
までの深さを測定することで求めていた。
従来、クラツチデイスクのリベツト深さを測定
するには、ノギス又はダイヤルゲージを用いてフ
エーシング面からリベツト頭部までの距離(深
さ)を求めていた。第5図はノギスによるリベツ
ト深さの測定を示すもので、第6図はダイヤルゲ
ージによるリベツト深さの測定を示すものであ
る。第5図において、ノギス10の本体下端10
aをクラツチデイスク12のフエーシング面12
aに当て、摺動ゲージの下端10bをリベツト1
3の頭部13aに当ててリベツト深さtを測定す
る。また、第6図では、まずダイヤルゲージ1の
測定子1bをクラツチデイスクのフエーシング面
12aに当て(A)、ゲージの指針を0にセツトした
後、測定子1bをリベツト頭部13aに当ててリ
ベツト深さtをゲージの指針にて測定する(B)。
リベツト深さtは、第7図の断面図で示すよう
に、同じリベツトについても場所により深さが
t1,t2と異なる場合がある。これは、クラツチデ
イスクのフエーシング面12aの偏摩耗等の原因
で生ずるものであるが、従来のノギスやダイヤル
ゲージによる測定では、測定部位を規制、統一化
することが困難で、正確な深さ測定は期待できな
かつた。また、ノギスやダイヤルゲージは測定基
準面であるフエーシング面12aに対し垂直方向
に当てなければ正確な測定は期待できないが、従
来の測定方法では正確に垂直方向に当てることが
難かしく、リベツトの深さ測定に支障をきたすこ
とが多かつた。
本考案はこのような問題を解決するために案出
したもので、被測定物の所定の面から該面の凹部
内の被測定部までの深さ、例えばクラツチデイス
クのフエーシング面から取付用リベツトの頭部ま
での深さを正確にしかも簡単に測定することので
きる装置を提供することを目的とする。
このような目的を実現する本考案の深さ測定装
置は、被測定物の所定の面から該面の凹部内の被
測定部までの深さを測定する装置であつて、測定
器本体と、一端を該測定器本体に固定すると共に
他端面を前記所定面に当接可能な面とした略円筒
本体と、該円筒本体の中空部内に軸方向に摺動可
能に配置されかつ先端が前記凹部内に嵌まり込ん
で被測定部に対して付勢される略円筒ガイドと、
前記測定器本体から前記円筒ガイドの中空部内を
貫通して前記被測定部までのびる測定子とを具備
して成る。
以下、添付図面を参照して本考案を詳細に説明
する。第1図及び第2図において、本考案の寸法
測定装置は、従来用いられていたダイヤルゲージ
1をそのまま利用することができる。測定装置の
本体であるダイヤルゲージ1の本体1aは、指針
およびダイヤル目盛を有し、測定子1bは本体1
aの中心を通る線上にのびていることは従来周知
である。ただし、通常のダイヤルゲージにおいて
は、測定子1bの先端に小さな丸みを帯びたアダ
プタに相当する部材を取り付けて使用するが、本
考案ではこのアダプタに相当する部材を取り外し
ている。これは、測定子1bの先端面を小さな平
面とするためである。
また、本考案では、装置本体1aの測定子1b
のまわりに固着され、この測定子1bとは干渉し
ない取付部2を利用し、この取付部2に固定用ね
じ3にて略円筒状本体4を取り付ける。この略円
筒状本体4はその下端面に、測定子1bののびる
方向と垂直な面でかつ適度の面積をもつた平面4
aが形成されている。また、その外周にはフラン
ジ状のつば4bが設けてある。略円筒状本体4の
中空部内には、この略円筒状本体4とほぼ同心の
略円筒状ガイド5が摺動可能に挿入されている。
この円筒状ガイド5の外周上下に設けたフランジ
部5a,5bと円筒状本体4の中空部内壁に設け
たフランジ部4cとで円筒ガイド5の上下方向の
動きが規制されると共に、円筒ガイド5と取付部
2間に設置したスプリング6により円筒ガイド5
は常時下方に付勢されている。円筒ガイド5の下
部先端(即ち、下フランジ部5b)は、被測定物
に設けられた凹部、実施例の場合クラツチデイス
ク12のリベツト打込用の凹部12b(第4図、
第7図、第8図)に無理なく嵌まる程度の外径を
有する。ダイヤルゲージ1の測定子1bは本体1
aから取付部2の中空部及び円筒ガイド5の中空
部にのびており、取付部2や円筒ガイド5には接
触しない構造となつている。測定子1bの下端測
定部は、リベツト深さを測定する場合、第8図に
示すように、リベツト頭部13aの溝部13bの
幅eより大きくかつ出来る限り小さな径dを有す
る。
非測定状態では、ダイヤルゲージ1の測定子1
bは勿論のこと、円筒ガイド5の下端部も円筒状
本体4の下端面4aから下方に突き出している。
自動車用クラツチデイスク12のリベツト13の
深さを測定する場合、まず、第3図に示すよう
に、基準となる平面、例えば定盤15に円筒状本
体4の下端面4aを密接させる。この場合におい
て、クラツチデイスク12のフエーシング面12
aは摩耗により粗面になつているので、基準とな
る平面として用いるのは好ましくない。第3図の
状態では、測定子1bの下端及び円筒ガイド5の
下端面は、円筒状本体4の下端面4aと同一平面
となり、この位置を規準としてダイヤルゲージ1
の目盛合わせをする。次に、この測定装置をリベ
ツト打込個所に持つて来て、第4図に示すよう
に、円筒ガイド5の下部5bをフエーシング面1
2aに設けられたリベツト打込用の凹部12bに
嵌める。また、同時に、円筒状本体4の下端面4
aをフエーシング面12aに密接させる。この状
態において、ダイヤルゲージ1の位置、即ち測定
子1bの位置が円筒ガイド5により所定位置に位
置決めされる。換言すれば、測定子1bの位置が
リベツト打込用の凹部12bの中心又はリベツト
13の頭部13aの中心に位置決めされる。ま
た、円筒状本体4の下端面4aがフエーシング面
12aに密接することにより、測定子1bはフエ
ーシング面12aに対して垂直となる。測定子1
bはダイヤルゲージ1に内蔵されたスプリング
(図示せず)によりリベツト13の頭部13aに
接触するまで移動し、所定面であるフエーシング
面12aから被測定部であるリベツト頭部13a
までの距離(深さ)がダイヤルゲージ本体1aに
表示される。なお、円筒状本体4の外周のフラン
ジ状つば4bは、その下端面4aをフエーシング
面12aに密接する際にこの円筒状本体4に力を
加えるのに使用する。なお、第4図の状態で、円
筒ガイド5は位置決めに必要なわずかなストロー
クだけ下方に動けば十分である。リベツト打込用
凹部12bが浅い場合は円筒ガイド5の下端もリ
ベツト頭部13aに接触するが、このリベツト1
3によりスプリング6に抗して上方に押されるの
で、リベツト深さの測定には支障はない。
以上説明したように、本考案では、深さ測定装
置(ダイヤルゲージ)がクラツチデイスクのフエ
ーシング面12aに対して正確に垂直に配置され
かつ凹部の所定位置に位置決めがなされるので、
測定子1bによる被測定部位が規制され、正確な
測定が期待できる。これにより、クラツチデイス
クのフエーシング面12aの摩耗量を簡単に求め
ることができる。また、本考案は、従来周知のダ
イヤルゲージをそのまま利用して構成でき、測定
作業もきわめて容易かつ迅速に行なえる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図−線における本考案の寸法
測定装置の縦断面図、第2図はその装置の下方か
らの外観斜視図、第3図は目盛合わせをする状態
の断面図、第4図はリベツト深さを測定する状態
の断面図、第5図は従来のノギスによるリベツト
深さ測定を示す図、第6図は従来のダイヤルゲー
ジによるリベツト深さ測定を示す図、第7図は第
5図の線−におけるリベツト打込用凹部の詳
細な断面図、第8図はダイヤルゲージの測定子と
リベツトとの関係を示す図である。 1……装置本体(ダイヤルゲージ)、1b……
測定子、4……円筒状本体、4a……下端面、5
……円筒ガイド、6……スプリング、12……被
測定物(クラツチデイスク)、12a……所定面
(フエーシング面)、12b……リベツト打込用凹
部、13……リベツト、13a……リベツト頭
部、15……定盤面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定物の所定の面から、該面の凹部内の被測
    定部までの深さを測定する装置であつて、測定器
    本体1と、一端を該測定器本体に固定すると共に
    他端面を前記所定の面に当接可能な面とした略円
    筒本体4と、該円筒本体の中空部内に略同心に配
    置されかつ先端が前記凹部内に嵌まり込んで被測
    定部に対して付勢される略円筒ガイド5と、前記
    測定器本体から前記円筒ガイドの中空部内を貫通
    して前記被測定部まで延びる測定子1bとを具備
    して成る、深さを測定する装置。
JP11777582U 1982-08-04 1982-08-04 深さを測定する装置 Granted JPS5923604U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11777582U JPS5923604U (ja) 1982-08-04 1982-08-04 深さを測定する装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11777582U JPS5923604U (ja) 1982-08-04 1982-08-04 深さを測定する装置

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Publication Number Publication Date
JPS5923604U JPS5923604U (ja) 1984-02-14
JPS6322483Y2 true JPS6322483Y2 (ja) 1988-06-21

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ID=30270978

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JP11777582U Granted JPS5923604U (ja) 1982-08-04 1982-08-04 深さを測定する装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4544916B2 (ja) * 2004-06-03 2010-09-15 日本クラウンコルク株式会社 物品の表面深さ測定装置と測定方法
JP4555628B2 (ja) * 2004-08-12 2010-10-06 日本クラウンコルク株式会社 キャップの絞り深さゲージ及びその測定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4720253U (ja) * 1971-01-25 1972-11-07

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JPS5923604U (ja) 1984-02-14

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