JPH0350405Y2 - - Google Patents

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JPH0350405Y2
JPH0350405Y2 JP578585U JP578585U JPH0350405Y2 JP H0350405 Y2 JPH0350405 Y2 JP H0350405Y2 JP 578585 U JP578585 U JP 578585U JP 578585 U JP578585 U JP 578585U JP H0350405 Y2 JPH0350405 Y2 JP H0350405Y2
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JP578585U
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は例えばハツト形をした絞り加工品の
フランジ面の平面度を検知する平面度検知装置に
関するものである。
〔従来技術〕
従来、この種の平面度の検知は第1図に示す要
領で行つていた。図において、1は被検知品で、
例えばハツト形に絞り加工されたワーク、2はワ
ーク1のフランジ面の平面度の歪よる隙間を検知
測定する隙見ゲージ、3は平面基準定盤である。
従来の検知方法は以上のような構成のものを使
用して検知している。
即ち、基準定盤3の上にワーク1をのせ、その
ワーク1のフランジ面のと基準定盤3の隙間に左
右両側の対向する方向から同一寸法の隙見ゲージ
2を入れこみ、ワーク1を片手で押え、左右の隙
見ゲージ2を出し入れし、その時の隙見ゲージ2
と基準定盤3及びワーク1のクランジ面との当り
具合を指先の感覚で確認しながら隙間を検知する
という方法をとつていた。
すなわち、従来の平面度検知方法は、指先の感
覚にたよるだけでなく、隙間の平均化を計るため
左右両側の対向位置に同一の隙見ゲージを敷くわ
ずらわしさなどがあり、時間を要するだけでなく
測定値も不安定であるなどの欠点があつた。
〔考案の概要〕
この考案は上記のような従来のものゝ欠点を除
去するためになされたもので、ワークのフランジ
面の平均化された平面度を、ダイヤルゲージの目
盛で検知できる装置を提供することを目的として
いる。
〔考案の実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第2図、第3図、第4図において、4は逆椀
状であつて、外周側上面部にガイドリング5が設
けられた基台、6はこの基台4の中心部に圧縮ば
ね7を介して貫挿され上下動自在な接触軸、8は
この接触軸6の上部に形成された溝に挿入され、
ピン9によつて摺動自在に軸支された天秤で、そ
の両端には測定子10が取付けられ、その先端が
上記ガイドリング5の上面より下位に位置してい
る。11は天秤8の測定子10取付近傍を残し
て、天秤8の上面を覆つて配設された蓋、12は
基台4に、その周面から突出して取付けられたダ
イヤルゲージ、13は両端部の一方が接触軸6の
下端部に接し、他方がダイヤルゲージ12の接触
子に接する棒状のボールアタツチメント14を揺
動自在に支持する支持物であつて、基台4の周面
部に配設されている。15はボールアタツチメン
ト14の中央部を揺動支持するピン、16はダイ
ヤルゲージ12を支持物13に固定する押しね
じ、17はダイヤルゲージ12を基台4に固定す
る止ねじ、18はダイヤルゲージ12を目盛合せ
に用いる平面基準モデル、19は半月状の2個の
ブロツクであつて、天秤8が揺動自在な間隔を有
するよう天秤8の両側に相対し、ガイドリング5
の内周に接し、かつ、上面が測定子10の先端よ
り下位に位置して配設されている。
次に動作について説明する。基準モデル18を
ガイドリング5内に入れ、ブロツク19上面に押
しつけることによつて両測定子10を押し下げ、
天秤8、接触軸6、ポールアタツチメント14を
介してダイヤルゲージ12の目盛を作動させる。
その時ダイヤルゲージ12の目盛を0にする。そ
の状態で基準モデル18を回転させてダイヤルゲ
ージ12の目盛が常時0であることを確認し、基
準モデル18を取出す。次に、ハツト形に絞り加
工されたワーク1をフランジ面を下にしてガイド
リンゲ5内に入れ、ブロツク19上面に押しつけ
る。そのときのダイヤルゲージ12の目盛を読み
取り、その状態でダイヤルゲージ12の目盛を目
視しつゝワーク1を回転させ、180度回転した時
の目盛を読みとることによつて左右平均化された
ワーク1のフランジ面の最大歪量、すなわち平面
度が表示されていることが確認できる。
なお、上記実施例ではハツト形ワークのフラン
ジ面の平面度検知について説明したが、その他板
金加工に限らず機械加工品でも、また形状も円形
だけでなく角形でもその変形歪量を平均化して測
定する装置として上記実施例と同様に効果を奏す
ることができる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、従来不安定な
隙見ゲージの出し入れにより指先の感覚で行つて
いた検知を、ダイヤルゲージ目盛で直接、左右平
均化した数値として読み取ることができ熟練を必
要とせず、ワンタツチで、しかも高精度な検知が
できる装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の平面度検知方法を示す斜視図、
第2図、第3図、第4図はこの考案の一実施例に
よる平面度検知装置を示すもので、第2図は平面
基準モデル、第8図は全体斜視図、、第4図は組
立断面図である。 1……ワーク、4……基台、5……ガイドリン
グ、6……接触軸、7……圧縮ばね、8……天
秤、9……ピン、10……測定子、12……ダイ
ヤルゲージ、13……支持物、14……ポールア
タツチメント、15……ピン、18……平面基準
モデル、19……ブロツク。なお、図中、同一符
号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 逆椀状であつて、外周側上面部にガイドリング
    が設けられた基台と、この基台の中心部に圧縮ば
    ねを介して貫挿され、上下動自在な接触軸と、こ
    の接触軸の上部に形成された溝に摺動自在に軸支
    され、両端には測定子が、その先端が上記ガイド
    リングの上面より下位に位置するよう固着された
    天秤と、上記基台に、その周面から突出して取り
    付けられたダイヤルゲージと、上記基台の周面部
    に配設された支持物によつて揺動自在に支持さ
    れ、両端部の一方が上記接触軸の下端部に接し、
    他方が上記ダイヤルゲージの接触子に接する棒状
    のボールアタツチメントと、上記天秤の両側に、
    それぞれ間隔をおいて配置され、上記ガイドリン
    グ内周に接し、かつ、上面が上記測定子の先端よ
    り下位に位置して配設された半月状のブロツクを
    備え、被検知品であるワークを、フランジ面を下
    にして上記基台上のガイドリング内に入れ、上記
    ブロツク上面に対し押圧して回転させ、180度の
    回転差のときの上記ダイヤルゲージの目盛をそれ
    ぞれ読み取ることによつて左右平均化されたワー
    クのフランジ面の平面度を検知できるようにした
    ことを特徴とする平面度検知装置。
JP578585U 1985-01-18 1985-01-18 Expired JPH0350405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP578585U JPH0350405Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JP578585U JPH0350405Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61122506U JPS61122506U (ja) 1986-08-01
JPH0350405Y2 true JPH0350405Y2 (ja) 1991-10-28

Family

ID=30482614

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JP578585U Expired JPH0350405Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JPS61122506U (ja) 1986-08-01

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