JPH0411133Y2 - - Google Patents

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JPH0411133Y2
JPH0411133Y2 JP2361785U JP2361785U JPH0411133Y2 JP H0411133 Y2 JPH0411133 Y2 JP H0411133Y2 JP 2361785 U JP2361785 U JP 2361785U JP 2361785 U JP2361785 U JP 2361785U JP H0411133 Y2 JPH0411133 Y2 JP H0411133Y2
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JP
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scale
needle
measuring
dial
cover
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JP2361785U
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JPS61140916U (ja
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  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は比較測定器における目視測定値の精度
を高めるダイヤルゲージに関するものである。
「従来の技術」 従来、目盛を付した文字板の中心に軸支する測
定用の針を有するダイヤルゲージで、距離を測定
する場合、針先は目盛線の中心に合致するとは限
らず、目盛と目盛の間に位置する場合があり、作
業者はこれを直接目視して値を判読しているが、
目盛の間隔が狭いため、測定値の読み取りに大き
な誤差が生じやすく、目視値の精度が悪い欠点が
あつた。
「考案が解決しようとする問題点」 従来のダイヤルゲージは目盛の間隔が狭まく、
目視距離を判別しにくかつたが、この透明カバー
の部分に拡大部を設けることにより、目盛の間隔
を拡大して針の位置をより正確に読み取り、目視
による測定値の精度を高めることを目的とするも
のである。
「問題点を解決するための手段」 本考案の構成は、表面に同心状に目盛を付した
文字板と、この文字板の中心に回動可能に軸支し
て測定子に連動する針を有した測定器に於いて、
前記目盛に合致する位置に拡大部を有した透明カ
バーを有するカバーリングを、前記測定器の本体
に回動可能に取付けることを特徴とするものであ
る。
「作用」 文字板の上面を覆う透明カバーに拡大部を設
け、且つこの透明カバーはハウジングに回動可能
に取付けてあるので、針の位置に応じてこの透明
カバーを回動させ、拡大部で目盛を目視して目盛
の間隔を拡大して針先の値を読み取ることによ
り、目視による測定値の精度を向上させる。
「実施例」 本考案の実施例を図面により説明すると、2は
ダイヤルゲージ1の本体で、この本体の側面に
は、固定測定子3を固定し、この固定測定子と対
をなす可動測定子4を回動可能に取付けてある。
5は本体2内に装着した文字板で、同心円状に目
盛6を付し、且つこの文字板5の中心に軸支させ
た軸7に針8を軸着してあり、この針8と可動測
定子4とを連動させてある。9はこの可動測定子
4と連動する押ボタンで、この押ボタンを押すこ
とにより、可動測定子4は固定測定子3側、即
ち、第1図反Y矢印に回動し、押ボタン9から手
を離すことにより、可動測定子4は第1図矢印Y
方向に移動して被測定個所に当接するものであ
る。また、10は固定ネジで、この固定ねじ10
を回動させて可動測定子4を当該個所に固定する
ものである。
12はこの本体の前部に回動可能に装着したカ
バーリングで、外周面にはローレツト13を設け
てあり、このカバーリング12の正面内側に透明
なガラス、樹脂等からなる透明カバー15を取付
け、このカバーの周縁部分には凸レンズ状の拡大
部16を形成してある。この拡大部16は、前記
目盛6に合致させて位置している。図中、17は
本体とカバーリング12とを回動可能に係止する
係止ピンである。
次に本実施例の作用について説明すると、穴の
直径や特殊形状の内径を測定する場合、先ず、押
ボタン19を押圧して可動測定子4を第1図反矢
印Y方向に回動させ、この可動測定子4と連動す
る測定針8を「0」目盛に合せる。この場合、可
動測定子4と固定測定子3とは互いに接つしてす
ぼまつている。この状態で被測定個所内に両測定
子を挿入し、押ボタン9から手を離せば、本体2
内に収容された弾発手段(図示せず)により可動
測定子4は矢印Y方向に前進して測定壁面に当接
する。このようにして両測定子3,4が内壁面に
当接すると、この可動測定子4に連動する針8は
当該内径の値に比例して該当する目盛6又は目盛
と目盛の間に位置する。この場合、従来の拡大部
を有しないカバーは目盛部分を単にそのままの大
きさで目視して測定していたため測定誤差が大き
かつたが、本願のカバーの周縁部分には少なくと
も1ヶ所、凸レンズ状の拡大部16を設けてある
ので、カバーリング13を回動させることによ
り、この拡大部16を針8の指し示す位置に合致
させれば、目盛の部分が拡大され、本体2や目盛
の大きさを変えることなく、目盛6と針8の当該
部分を拡大させて目視することにより、目視値の
精度を向上させることが出来る。
尚、本実施例では拡大部16と針8とは関連な
く、それぞれ別個に動くが、針8とこの拡大部を
有するカバーリング13とを連動させ、針8の動
きと共に拡大部16が移動するようにしてもよい
ことはもちろんであり、その場合には、この拡大
部16を手で回す手間が省ける。又、拡大部を有
するカバーは、この種のダイヤルゲージを用いる
測定器全てに使用することができ、その汎用性は
極めて高い。
「考案の効果」 本考案は以上のような構成を有しており、拡大
部を有するカバーを手動で或は自動で回動させる
ことにより、目盛と針先部分を拡大して読み取る
ことにより、作業現場に於ける目視測定値の精度
を一段と向上させることが出来るし、その上、本
装置は全ての目盛板を有する測定器に用いること
が出来るので汎用性を有する利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は全体の正面図、第2図は同平面図、第3図は透
明カバーの正面図、第4図は第3図A−A線断面
図、第5図はカバーリングの断面図である。 6……目盛、8……針、12……カバーリン
グ、15……透明カバー、16……拡大部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に同心円上に目盛を付した文字板と、この
    文字板の中心に回動可能に軸支して測定子に連動
    する針を有した測定器に於いて、前記目盛に合致
    する位置に拡大部を有した透明カバーを有するカ
    バーリングを、前記測定器の本体に回動可能に取
    付けてなるダイヤルゲージ。
JP2361785U 1985-02-22 1985-02-22 Expired JPH0411133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2361785U JPH0411133Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

Applications Claiming Priority (1)

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JP2361785U JPH0411133Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61140916U JPS61140916U (ja) 1986-09-01
JPH0411133Y2 true JPH0411133Y2 (ja) 1992-03-19

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ID=30517012

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JP2361785U Expired JPH0411133Y2 (ja) 1985-02-22 1985-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4568087B2 (ja) * 2004-01-28 2010-10-27 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JP4637546B2 (ja) * 2004-11-02 2011-02-23 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JP4648681B2 (ja) * 2004-11-02 2011-03-09 矢崎総業株式会社 車両用表示装置

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Publication number Publication date
JPS61140916U (ja) 1986-09-01

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