JPH0620961Y2 - プラグゲージの測定補助治具 - Google Patents

プラグゲージの測定補助治具

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JPH0620961Y2
JPH0620961Y2 JP9623688U JP9623688U JPH0620961Y2 JP H0620961 Y2 JPH0620961 Y2 JP H0620961Y2 JP 9623688 U JP9623688 U JP 9623688U JP 9623688 U JP9623688 U JP 9623688U JP H0620961 Y2 JPH0620961 Y2 JP H0620961Y2
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JP
Japan
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needle
plug gauge
plate
roller
auxiliary plate
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JP9623688U
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JPH0217601U (ja
Inventor
廉平 加賀谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 テーパネジのプラグゲージに於ける有効径の測定がネジ
溝に針を挿入することで行われるようにしたプラグゲー
ジの測定補助治具に関し、 測定に際して、作業を容易にすることで測定精度の向上
を図ることを目的とし、 L型に形成された板部材の一端に補助板の一端を可撓性
部材を介在させることによって係止することでコの字型
に形成し、ころを該板部材の側壁部と該補助板とによっ
て挟持する保持具と、針のそれぞれの両端を定盤より支
持する支柱を有する支持具とが具備されるように構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案はテーパネジのプラグゲージに於ける有効径の測
定がネジ溝に針を挿入することで行われるようにしたプ
ラグゲージの測定補助治具に関する。
テーパネジが形成されたプラグゲージの有効径を測定す
る場合は、一般的に、日本工業規格JISB0262の6に規定
された「テーパネジプラグゲージの有効径の測定方法」
によって行われる。
しかし、この規定された測定方法では、実際の測定作業
が困難であり、測定値に誤差が生じることになる。
したがって、正確な測定値を得るには測定作業を容易に
することが望まれている。
〔従来の技術〕
従来は第3図の従来の側面図に示すように構成されてい
た。
第3図に示すように、定盤1の上面にテーパネジが形成
されたプラグゲージ2を直立させることで置き、テーパ
ネジのネジ溝3に針4(JISB0271)を挿入し、挿入した針
4の外周に所定の厚みBの補助板5(JISB7506)を当接さ
せ、更に、補助板5の反対側には所定の直径Kのころ6
(JISB1506)を当接させることで全長Moをマイクロメータ
によって測定し、また、定盤1の上面に高さHのブロッ
クゲージ11を置き、ブロックゲージ11の上に同様の針
4,補助板5およびころ6を用いることで定盤1の上面
から高さHだけ離れた個所に於ける全長MHをマイクロメ
ータによって測定し、それぞれの測定値MO,MHを基に、
規定された公式によって有効径(角度θの円錐の直径)
の算出を行う。
したがって、この算出した有効径が規格に合致するかど
うかによってプラグゲージ2に対する有効径の検査が行
われていた。
尚、このような測定方法は前述の日本工業規格JISB0262
の6に規定されたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このようなMO,MHの測定に際しては、針4,補
助板5およびころ6のそれぞれを位置決めさせることが
困難であり、測定中にずれ落ちることがある。
したがって、正確な値を測定するには熟練を要し、ま
た、工数も要する問題を有していた。
そこで、本考案では、測定に際しての作業を容易にする
ことで測定精度の向上を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理説明図である。
第1図に示すように、L型に形成された板部材の一端に
補助板の一端を可撓性部材を介在させることによって係
止することでコの字型に形成し、ころを該板部材の側壁
部と該補助板とによって挟持する保持具と、針のそれぞ
れの両端を定盤より支持する支柱を有する支持具とが具
備されるように構成する。
このように構成することによって前述の課題は解決され
る。
〔作用〕
即ち、L型の板部材に補助板を係止することで形成され
た保持具と、針の両端を支持する支柱を有する支持具と
を設けることで、ころが保持具によって、針が支持具に
よってそれぞれ位置決めされるようにしたものである。
したがって、測定中に針、補助板、および、ころのそれ
ぞれがずり落ちることがなくなり、マイクロメータによ
る測定が容易となり、測定誤差の発生を避けることがで
きる。
〔実施例〕
以下本考案を第2図を参考に詳細に説明する。第2図は
本考案による一実施例の説明図で、(a)は側面図,(b)は
斜視図,(c)は要部斜視図である。全図を通じて、同一
符号は同一対象物を示す。
第2図の(a)に示すように、ネジ溝3に挿入される針4
に当接させる補助板5の一端を可撓性部材8を介在する
ことでL型の板部材7の一端に固着させ、板部材7の側
壁(7A)と補助板5とによってころ6の挟持が行われる保
持具10を形成すると共に、針4を定盤1より支持する支
柱(9A)を有する支持具9を設けるように構成したもので
ある。
また、板部材7の底面には(b)に示すように、貫通穴(7
B)が設けられ、ころ6を矢印F1のように挿入されるよう
に形成され、また、支持具9は台座(9B)に支柱(9A)が所
定方向に回動できるように係止されることで形成され、
支柱(9A)には(c)に示すように先端(9B)より弾性材より
成るリング11と爪12とが挿入され、爪12の先端によって
針4の両端を支持することが行えるように形成されてい
る。
そこで、針4をネジ溝3に挿入する場合は、リングの矢
印F3方向のスライドと、支柱9Aの矢印F2方向の回動によ
って支持位置の調整を行い、次に、ころ6を保持具10に
挿入し、補助板5が針4の外周に当接するまで、押圧す
る。この場合、補助板5は可撓性部材8の伸縮によって
矢印F2方向に回動される。
したがって、針4,補助板5およびころ6はそれぞれが
位置決めされるため、全長MO,MHをマイクロメータによ
って測定する場合ずり落ちることがない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、テーパネジの有
効径を算出するために全長MO,MHの測定に際して用いら
れる針,補助板、および、ころのそれぞれを位置決めさ
せることができる。
したがって、従来のような手によって針,補助板、およ
び、ころのそれぞれを押さえながらマイクロメータによ
って測定するような作業がなくなり、作業の容易化によ
り、誤測定がなくなり、測定精度の向上が図れ、更に、
測定作業の工数の削減が図れ、実用的効果は大である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の原理説明図, 第2図は本考案による一実施例の説明図で、(a)は側面
図,(b)は斜視図,(c)は要部斜視図, 第3図は従来の側面図を示す。 図において、 1は定盤,2はプラグゲージ, 3はネジ溝,4は針, 5は補助板,6はころ, 7は板部材,8は可撓性部材, 9は支持具,10は保持具, (7A)は側壁,(9A)は支柱を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】定盤(1)にテーパネジが形成されたプラグ
    ゲージ(2)を直立させ、所定の規格の針(4)の2本を1組
    にした2組を該プラグゲージ(2)の対向した両外周のそ
    れぞれのネジ溝(3)に挿入し、該ネジ溝(3)に挿入された
    該針(4)のそれぞれの組を所定の規格の補助板(5)と、こ
    ろ(6)とによって挟持することにより、全長(M)を測定
    し、該全長(M)の測定値を基準として該テーパネジ(2)に
    於ける有効径の算出を行うプラグゲージの測定補助治具
    であって、 L型に形成された板部材(7)の一端に前記補助板(5)の一
    端を可撓性部材(8)を介在させることによって係止する
    ことでコの字型に形成し、前記ころ(6)を該板部材(7)の
    側壁部(7A)と該補助板(5)とによって挟持する保持具(1
    0)と、前記針(4)のそれぞれの両端を前記定盤(1)より支
    持する支柱(9A)を有する支持具(9)とが具備されること
    を特徴とするプラグゲージの測定補助治具。
JP9623688U 1988-07-20 1988-07-20 プラグゲージの測定補助治具 Expired - Lifetime JPH0620961Y2 (ja)

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JP9623688U JPH0620961Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20 プラグゲージの測定補助治具

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JP9623688U JPH0620961Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20 プラグゲージの測定補助治具

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Publication Number Publication Date
JPH0217601U JPH0217601U (ja) 1990-02-05
JPH0620961Y2 true JPH0620961Y2 (ja) 1994-06-01

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ID=31321093

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JP9623688U Expired - Lifetime JPH0620961Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20 プラグゲージの測定補助治具

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JP5287139B2 (ja) * 2008-10-22 2013-09-11 トヨタ自動車株式会社 ねじ有効径測定用保持治具

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JPH0217601U (ja) 1990-02-05

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